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JP4286020B2 - 連続式吸引式空気輸送方法および装置 - Google Patents

連続式吸引式空気輸送方法および装置 Download PDF

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JP4286020B2
JP4286020B2 JP2003029060A JP2003029060A JP4286020B2 JP 4286020 B2 JP4286020 B2 JP 4286020B2 JP 2003029060 A JP2003029060 A JP 2003029060A JP 2003029060 A JP2003029060 A JP 2003029060A JP 4286020 B2 JP4286020 B2 JP 4286020B2
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竹志 荒井
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、導管を用いて粉粒体(以下、単に粉体と言う)を空気輸送する方法および装置に係り、より詳しくは、吸引式の空気輸送方法および装置に関する。本発明は、特に、単一の吸引式空気輸送装置を用いて粉体を途切れなく連続的に高能率で輸送することの可能な連続式の吸引式空気輸送方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
導管を用いた粉体の空気輸送は、粉体を圧力空気流で背後から圧送する圧送式と、真空を利用して前方から粉体を吸引する吸引式とに大別することができる。
後者の吸引式空気輸送には輸送導管系に亀裂などの損傷が生じても粉塵が漏洩しないという利点がある。
本発明は、第1に、後者の吸引式空気輸送技術に関する。
【0003】
吸引式空気輸送は、吸引式空気輸送機(バキュームコンベヤ)を用いて行われる。
吸引式空気輸送は、粉体を途切れなく連続的に輸送できる連続式空気輸送方式と、粉体の輸送と排出を1バッチ毎に交互に行わなければならないバッチ式空気輸送方式とに分けることができる。一般に、使用される吸引式空気輸送機も、輸送モードがバッチ式であるか連続式であるかに応じて若干構成が異なる。
【0004】
一般的には、連続式の吸引式空気輸送は、本体の下部を開閉する排出弁(ダンパー)機構を備えていない形式の吸引式空気輸送機を用いて行われる。この形式の空気輸送機は密閉された輸送先容器の上に直かに設置されるもので、粉体の吸引輸送を途切れなく連続的に行うことができるという利点がある。
しかし、粉体輸送先容器を密閉し負圧下に維持しなければならないので、輸送先容器から粉体を定量供給するための切り出し装置としては、ロータリバルブのような、輸送先容器の真空を保持することの可能な密閉型の切り出し装置を使用しなければならないという難点がある。
【0005】
これに対して、バッチ式の吸引式空気輸送は、吸引・分離室を画成する分離器の下部にフラップ型排出弁(ダンパー)機構を備えた形式の吸引式空気輸送機を用いて行われる。排出弁機構を備えたこの形式の空気輸送機は、吸引輸送時には輸送機本体の下部を排出弁で密閉することにより吸引・分離室を真空に保持することができるので、輸送先容器を大気圧下に置くことができ、従って、ロータリバルブのような密閉型の切り出し装置を必要としないという利点がある。
本発明は、第2に、この排出弁機構を備えた吸引式空気輸送機を用いた空気輸送に関する。
【0006】
典型的には、バッチ式の吸引式空気輸送においては、排出弁を閉じて吸引・分離室を密閉した上で粉体を吸引・分離室に吸引する。固気分離された粉体が吸引・分離室内に溜まると吸引を停止し、排出弁を開けて粉体を輸送先容器に排出させる。これら一連の操作がバッチ毎に繰り返される。
従って、バッチ式の吸引式空気輸送の短所は、吸引輸送がバッチ毎に断続的にしか行われないので、連続式に比較して輸送効率が半減するということである。このため、バッチ式の場合には、連続式空気輸送と同等の輸送効率を確保するためには、2台以上の空気輸送機が必要となる。
【0007】
そこで、従来技術においては、分離器の下段に第1の排出弁装置を接続すると共に、この第1排出弁装置の更に下段に第2の排出弁装置を接続して、これら2段の排出弁装置を輸送先容器に搭載し、これら2つの排出弁装置を互いにオーバーラップしないタイミングで交互に開放することにより、粉体の連続的な吸引輸送を可能にしながらも、分離器から輸送先容器へと粉体をバッチ式に排出することが行われている。このような構成は二重排出弁(ダブルダンパー)構造と呼ばれている。
この二重排出弁構造では、第1排出弁装置に粉体が溜まると先ず第1排出弁を開けて粉体を第2排出弁装置に落下させ、次に第1排出弁を閉じて吸引・分離室内の真空が第2排出弁装置の方に漏れないようにした状態で第2排出弁を開けて第2排出弁装置内の粉体を輸送先容器に落下させる。
この二重排出弁構造によれば、1台の空気輸送機を用いながらも連続的に吸引輸送を行うことができるので、高い真空度で高能率の空気輸送を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、二重排出弁構造の吸引式空気輸送機の問題点は、粉体の噛み込みにより上段の第1排出弁の閉め切り不良が起こりやすいということである。これは、二重排出弁構造の吸引式空気輸送機においては、第1排出弁が閉じる最中にも粉体は止まることなく第1排出弁に向かって降り注ぎ続けていることに起因している。
より詳しくは、連続運転される二重排出弁構造の吸引式空気輸送機においては、吸引・分離室への空気・粉体混合物の吸引は連続的に行われているので、第1排出弁が正に閉じようとする瞬間にも、固気分離された粉体は吸引・分離室から第1排出弁装置へとパラパラと落下し続けている。このため、第1排出弁が閉じたときに第1排出弁とその相手側部材(例えば、シールリング)との間に粉体が噛み込まれ或いは挟まれる。この傾向は、輸送すべき粉体がペレットである場合のように、粉体の粒径が大きくなればなるほど顕著となる。粉体の噛み込みは、第1排出弁の密閉性を損なうので、第1排出弁装置の下流の大気圧下の空気が吸引・分離室内に流入し、吸引・分離室内の真空を破壊し或いは低下させる。
【0009】
第1排出弁のこのような閉め切り不良の帰結は、吸引・分離室内の真空が低下し或いは破壊されるので、粉体輸送が中断したり、粉体輸送能力が低下するということである。
また、第1排出弁の閉め切り不良に因り、第1排出弁装置の下流側の空気が吸引・分離室内へと吸引され、これに伴い大気圧下の輸送先容器から吸引・分離室へと向かう上昇気流が生じるので、この上昇気流が第2排出弁から粉体が落下排出するのを妨害し或いは遅延させる。その結果、第2排出弁の開弁時間ひいては輸送装置の周期をより長く設定することが必要となり、これがまた装置全体の輸送能力を低下させるという不具合を招く。
【0010】
そこで、本発明の目的は、排出弁を備えた連続式の吸引式空気輸送装置および空気輸送方法において、粉体の噛み込みによる排出弁の閉め切り不良を防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
概略的には、本発明の空気輸送装置は、分離器に縦に接続された三段の排出弁装置を備えていることを特徴としている。
より詳しくは、本発明の連続式吸引式空気輸送装置は:
粉体源に接続可能な空気入口と負圧源に接続可能な空気出口と粉体を排出するための下部粉体排出口とを備え、空気入口から吸引された空気と粉体との混合物を固気分離する分離器と、
前記分離器の下段に接続され、空気と粉体との混合物が分離器に連続的に吸引されている最中に周期的に開閉して分離器からの粉体をバッチ式に下方に排出する第1の排出弁装置と、
前記第1排出弁装置の下段に接続され、前記第1排出弁装置の開放時期とは実質的にオーバーラップしない交互的タイミングで周期的に開閉して第1排出弁装置からの粉体をバッチ式に下方に排出する第2の排出弁装置と、
前記第2排出弁装置の下段に接続され、前記第2排出弁装置の開放時期とは実質的にオーバーラップしない交互的タイミングで周期的に開閉して第2排出弁装置からの粉体をバッチ式に輸送先容器に排出する第3の排出弁装置、
とを備えている。
【0012】
本発明の空気輸送装置においては、上下三段の排出弁装置のうち、最上段の第1排出弁装置は、専ら、中段の第2排出弁装置が粉体を噛み込むのを防止する役割を果たす。このため、第1および第2排出弁装置の開閉タイミングは、第2排出弁が閉め切る瞬間には第1排出弁装置が閉じているように設定される。
こうして、中段の第2排出弁装置が閉め切る瞬間には上段の第1排出弁装置は閉じており、上段の第1排出弁装置は分離器内で固気分離された粉体が中段の第2排出弁装置の方へ落下するのを機械的・物理的に阻止する役割を果たすので、空気輸送装置の連続運転により粉体が連続的に分離器へ吸引されていても、第2排出弁が最終的に閉め切られた時にそこに粉体が噛み込まれることがない。
【0013】
本発明の空気輸送装置においては、輸送先容器に粉体を排出するべく最終段の第3排出弁装置が開いた時に分離器の吸引・分離室内に負圧を流体的に封止する役割は第2排出弁装置が果たすのであって、第1排出弁装置には第3排出弁装置の開放時に分離器の吸引・分離室内に負圧を封止するための密閉性は要求されない。従って、最上段の第1排出弁装置それ自身が粉体を噛み込むことがあっても問題ない。
【0014】
好ましい実施態様においては、第1、第2、および/又は第3排出弁装置の開放直前に当該排出弁装置の前後の差圧を消失させる手段を更に設ける。
このようにすれば、小型のアクチュエータをもって各排出弁を素早く開放させることができ、高流量の粉体輸送を保証することができる。
【0015】
他の観点においては、本発明は、空気入口と空気出口と下部粉体排出口とを備えた分離器と、前記分離器の下段に接続された第1の排出弁装置と、前記第1排出弁装置の下段に接続された第2の排出弁装置と、前記第2排出弁装置の下段に接続された第3の排出弁装置、とを備えた単一の吸引式空気輸送装置を用いて粉体源から輸送先容器へと粉体を連続的に空気輸送する方法を提供するもので、この方法は、
1)空気輸送装置を輸送先容器に設置して、分離器の空気入口を粉体源に接続すると共に空気出口を負圧源に接続して、空気と粉体との混合物を分離器の空気入口から連続的に吸引させながら、固気分離された粉体を閉じた状態の第1排出弁装置へ落下させ、
2)第2排出弁装置を閉じた状態で第1排出弁装置を開放することにより第1排出弁装置内の粉体を第2排出弁装置に排出させた後、第1排出弁装置を閉じ、
3)次いで第1および第3排出弁装置を閉じた状態で第2排出弁装置を開放することにより第2排出弁装置内の粉体を第3排出弁装置に排出させた後、第2排出弁装置を閉じ、
4)次いで第2排出弁装置を閉じた状態で第3排出弁装置を開放することにより第3排出弁装置内の粉体を輸送先容器に排出させた後、第3排出弁装置を閉じ、
5)上記2)から4)の工程を反復することを特徴としている。
【0016】
この方法によれば、中段の第2排出弁装置が閉め切る瞬間には上段の第1排出弁装置は閉じており、上段の第1排出弁装置は分離器内で固気分離された粉体が中段の第2排出弁装置の方へ落下するのを機械的に阻止するので、中段の第2排出弁装置が粉体を噛み込むのが防止される。
【0017】
好ましい実施態様においては、本発明の方法は、
1)分離器の空気入口を粉体源に接続すると共に空気出口を負圧源に接続して、空気と粉体との混合物を分離器の空気入口から連続的に吸引させながら、固気分離された粉体を閉じた状態の第1排出弁装置へ落下させ、
2)第2排出弁装置を閉じた状態で第1および第3排出弁装置を開放することにより第1排出弁装置内の粉体を第2排出弁装置に排出させると共に第3排出弁装置内の粉体を輸送先容器に排出させた後、第1および第3排出弁装置を閉じ、
3)次いで第1および第3排出弁装置を閉じた状態で第2排出弁装置を開放することにより第2排出弁装置内の粉体を第3排出弁装置に排出させた後、第2排出弁装置を閉じ、
4)上記2)および3)の工程を反復することを特徴としている。
【0018】
このように、第1排出弁装置と第3排出弁装置とを同時に開放し、第1排出弁装置内の粉体の排出と同時に第3排出弁装置内の粉体の排出を行うことにより、空気輸送装置の1サイクルに要する時間を短縮し、粉体輸送効率を向上させることができる。
この実施例でも、上段の第1排出弁装置は中段の第2排出弁装置が粉体を噛み込むのを機械的に防止する役割を果たす。
本発明の上記特徴や効果並びに他の特徴や効果は以下の実施例の記載につれて更に明らかにする。
【0019】
【発明の実施の形態】
非限定的な実施例を示す添付図面を参照しながら、本発明の空気輸送方法および装置の実施例を説明する。
図1を参照するに、この空気輸送装置10は、粉体源としての容器12に収容された粉体を他の容器(輸送先容器)14に空気輸送するために使用することができる。容器12および14はホッパーその他任意の形状・種類の容器であり得る。
【0020】
図示した実施例では、装置の製造・組立を容易にしかつ清掃・洗浄などのために構成部品を容易に分解できるようにするため、空気輸送装置10は、固気分離用サイクロン分離器としての分離モジュール16と、この分離モジュール16の下に接続された第1段目の排出弁モジュール18と、この第1排出弁モジュール18の下に接続された第2段目の排出弁モジュール20と、この第2排出弁モジュール20の下に接続された第3段目の排出弁モジュール22とで構成してあり、これらのモジュールは複数のバックル装置23その他の連結手段によって分離自在に連結してある。
【0021】
図2から良く分かるように、分離モジュール16は、ステンレス等で形成された円筒形の本体24と、ステンレス等で形成されたトップカバー26と、一若しくは複数のフィルタエレメント28が取付けられたフィルタ支持板30とを備えている。フィルタ支持板30は本体24とトップカバー26との間に挟持されており、本体24とトップカバー26とは複数のバックル装置32によって分離可能に連結してある。
【0022】
図1および図2から分かるように、フィルタエレメント28は、例えば、フィルタ支持板30の円形開口に上から差し込んでその上部フランジをフィルタ支持板30に支持させることによりフィルタ支持板30から懸垂してある。フィルタエレメント28の数は適宜増減し得るし、フィルタエレメント28に代えてバッグフィルタその他の形式のフィルタを使用してもよい。
【0023】
円筒形本体24の内側には空気と粉体との混合物を吸引し固気分離するための吸引・分離室34が画成されており、この吸引・分離室34には本体24に溶接等により取付けた空気入口管36が接線方向に開口している。
本体24の円形の下部開口38は吸引・分離室34内で固気分離された粉体を排出するための粉体排出口として作用する。
【0024】
図1を参照するに、図示した非限定的な実施例では、分離モジュール16のトップカバー26の内側には逆洗弁40が配置された逆洗弁室42が画成してあり、周期的にフィルタエレメント28を逆洗するようになっている。
逆洗弁40としては従来型の急速排気弁を使用することができ、夫々の逆洗弁40はフィルタエレメント28の上部開口と相対峙させてある。
図示したように、夫々の逆洗弁40は、一方において、エアコンプレッサ44に接続されたアキュムレータ46に継手45および配管を介して接続されると共に、他方において、管路継手47およびエア信号管48を介して制御装置50に接続される。
エア信号管48から急速排気弁40に印加される信号圧力が高い間はエアコンプレッサ44からの圧縮空気はアキュムレータ46に蓄積される。制御装置50が信号圧力を低下させると急速排気弁40はアキュムレータ46を開放して圧縮空気をフィルタエレメント28の入口開口に向かって噴射させ、フィルタエレメント28の逆洗を行う。制御装置50はフィルタエレメント28の逆洗を交互かつ周期的に行うように構成することができる。
【0025】
トップカバー26には空気出口管52が設けてあり、この空気出口管52の出口は負圧源54に接続される。負圧源54としては、ターボブロワー、ルーツブロワー、多段リングブロワーのようなブロワー、エジェクター型真空ポンプ、その他任意の形式の真空ポンプを使用することができる。負圧源からの負圧は制御装置50によって制御される遮断弁56によって制御することができる。
ブロワー54を作動させた状態で遮断弁56を開けると、空気と粉体との混合物は空気入口管36から吸引・分離室34へと吸引され、含塵空気はフィルタエレメント28によって濾過され、吸引・分離室34内で空気から分離された粉体は第1排出弁モジュール18に向かって落下する。
【0026】
図3を参照するに、第1排出弁モジュール18は、ステンレス等で形成され下部フランジを備えた円筒形の本体58と、ステンレス等で形成された排出コーン又はホッパー60と、排出コーン60の下部出口開口を開閉する排出弁装置62とを備え、排出弁装置62の下方において本体58の内側には下室64が画成されている。
【0027】
図示した非限定的実施例では、排出弁装置62は、排出コーン60の下部出口開口を密閉可能なフラップ弁型の円形の排出弁体66と、この排出弁体66を上方に揺動させるためのローラー68付き揺動アーム70と、この揺動アーム70を揺動させるための例えば90度揺動ベーン型の空気力式アクチュエータ72を有する。
排出弁体66は、例えば、左右一対の揺動アーム74に取付けてあり、これらの揺動アーム74の端部は溶接などにより排出コーン60に固定した取付ブラケット76に枢軸78を介して枢着することができる。
排出コーン60の下縁にはエラストマー製のリップ型シールリング80が装着してあり、排出コーン60の下縁と排出弁体66との間をシールするようになっている。シールリング80のリップにヘタリや摩耗が生じてもシールが確実に行われるようにするため、揺動アーム74の枢軸78は上下方向に多少の空動きが出来るように取付ブラケット76の長穴(図示せず)に装着されている。
【0028】
ローラー68付き揺動アーム70はアクチュエータ72の出力軸82を介して取付ブラケット76に枢着してある。空気力式アクチュエータ72はエア信号ライン84を介して制御装置50により制御することができる。
【0029】
図1に示したように、第1排出弁モジュール18の本体58には下室64に連通する圧力出入管86が設けてあり、この圧力出入管86は分離モジュール16の本体24に設けた負圧取出管88に第1バイパス導管90によって接続されている。
第1バイパス導管90には制御装置50により制御される遮断弁(第1バイパス弁)92が設けてあり、第1バイパス弁92を開けることにより分離モジュール16の吸引・分離室34内の負圧を第1排出弁モジュール18の下室64に導入し、もって、第1排出弁モジュール18の排出弁体66の前後の圧力を同圧にするようになっている。
【0030】
第2排出弁モジュール20および第3排出弁モジュール22も第1排出弁モジュール18と同様に構成されており、詳細な説明は省略する。構成要素の共通化により製造コストを低減すると共に保守を容易にするため、これらの排出弁モジュール18、20、22には共通化された同種のモジュールを使用することができる。
【0031】
第2排出弁モジュール20もその排出コーンの下部出口開口を開閉する第2の排出弁装置94を備えており、この第2排出弁装置94の空気力式アクチュエータはエア信号ライン96を介して制御装置50により制御される。
第2排出弁モジュール20の本体に設けた圧力出入管98は第2バイパス導管100によって第1排出弁モジュール18の圧力出入管86に接続されている。
第2バイパス導管100には制御装置50により制御される遮断弁(第2バイパス弁)102が設けてあり、第2バイパス弁102を開けることにより第1排出弁モジュール18の下室64と第2排出弁モジュール20の下室とを連通させ、もって、第2排出弁モジュール20の排出弁体の前後の圧力を同圧にするようになっている。
【0032】
同様に、第3排出弁モジュール22も第3の排出弁装置104を備えており、この第3排出弁装置104の空気力式アクチュエータはエア信号ライン106を介して制御装置50により制御される。
また、第3排出弁モジュール22の圧力出入管108は第3バイパス弁110を備えた第3バイパス導管112によって第2排出弁モジュール22の圧力出入管98に接続されており、第3バイパス弁110を開けることにより第2排出弁モジュール20の下室と輸送先容器14とを連通させ、もって、第3排出弁モジュール22の排出弁体の前後の圧力を同圧にするようになっている。
【0033】
次に、図4および図5の模式図を併せて参照しながら、この空気輸送装置10の使用および作動の態様並びに本発明の空気輸送方法の実施例を説明する。
図1に示したように、空気輸送装置10を輸送先容器14上に設置し、分離モジュール16の空気入口管36は、空気輸送管114を介して、空気輸送すべき粉体を収容したホッパー12の下部出口116に差し込んだ吸引ノズル118に接続することができる。
【0034】
ブロワー54とエアコンプレッサ44を作動させ、第1排出弁装置62、第2排出弁装置94および第3排出弁装置104を閉じた状態で遮断弁56を開けて吸引・分離室34をブロワー54によって吸引すると、ホッパー12内の粉体は空気と共に吸引ノズル118、空気輸送管114、空気入口管36を介して吸引・分離室34内に吸引され、吸引・分離室34内でサイクロンの原理によって空気から分離された粉体は第1排出弁モジュール18に向かって落下し、その排出コーン60に溜まる(図4(1))。吸引・分離室34からブロワー54に吸引される含塵空気はフィルタエレメント28によって濾過される。フィルタエレメント28は周期的に逆洗される。
【0035】
ホッパー12から吸引・分離室34への粉体の吸引および空気輸送は必要に応じ途切れなく連続的に行うことができる。高能率の空気輸送を実現するためには粉体の吸引は高真空下で行うのが好ましい。
吸引中は、分離モジュール16の吸引・分離室34は高真空下にあり、他方、輸送先容器14および第3排出弁モジュール22の下室は大気圧下にある。
第1排出弁モジュール18の下室64と第2排出弁モジュール20の下室は高真空と大気圧との間の中間圧力にある。
【0036】
第1排出弁モジュール18の排出弁体66とシールリング80との間に粉体の噛み込みがない場合には、第1排出弁モジュール18の排出弁体66の上流側に作用する真空と下流側に作用する中間圧力との差圧によって排出弁体66は排出コーン60のシールリング80に圧接され、排出コーン60と排出弁体66との間は空気が漏れないようにピッタリとシールされるので、分離モジュール16の吸引・分離室34は高真空下に維持されるであろう。
【0037】
これに対して、第1排出弁モジュール18の排出弁体66とシールリング80との間に粉体が噛み込まれている場合には、第1排出弁モジュール18の排出弁体66はピッタリと閉め切ることができない。その結果、排出弁体66とシールリング80との間の隙間を介して吸引・分離室34内の真空が第1排出弁モジュール18の下室64の方へ漏れるであろう。
しかし、段落「0043」で後述するように、第2排出弁モジュール20の排出弁装置94の排出弁体とそのシールリングとの間に粉体の噛み込みが生じることはないので、第2排出弁モジュール20の排出弁体はその上流側に作用する負圧と下流側に作用する大気圧との差圧によってピッタリと閉め切ることができる。
【0038】
こうして、万一、第1排出弁モジュール18の排出弁体66とシールリング80との間に粉体の噛み込みが生じたとしても、第2排出弁モジュール20の排出弁装置94がピッタリと閉め切ることによって分離モジュール16の吸引・分離室34は高真空下に維持されるであろう。
このように、第1排出弁モジュール18の粉体噛み込みが生じているか否かを問わず、吸引・分離室34は高真空下に維持されるので、高真空による高効率の空気輸送を行うことができる。
【0039】
連続吸引開始後所定のタイミング(例えば、2〜5秒後)でバイパス導管90の第1バイパス弁92を開けることにより、分離モジュール16の吸引・分離室34と第1排出弁モジュール18の下室64とを連通させると、吸引・分離室34内の負圧が第1排出弁モジュール18の下室64に導入される(図4(2))。
その結果、第1排出弁モジュール18の排出弁体66の前後の差圧は消失し、排出弁体66をシールリング80に圧接していた押圧力が解除される。
【0040】
第1バイパス弁92の開弁とほぼ同時に、又は排出弁体66の前後が同圧となったタイミングで、第1排出弁装置62のアクチュエータ72を作動させ、図3に鎖線で示したようにローラー68付き揺動アーム70を下方に揺動させることにより、排出弁体66を釈放する。そうすると、排出弁体66は、図3に鎖線で示したように、その自重とその上に堆積した粉体の重量の作用により下方に揺動し、開弁する。
前述したように、この時点では第1排出弁モジュール18の排出弁体66の前後の差圧は消失しているので、揺動アーム70を下方に揺動させて排出弁体66を釈放した時には、排出弁体66はその自重と粉体重量により迅速かつ円滑に開弁する。
排出弁体66の開放に伴い、第1排出弁モジュール18の排出コーン60に堆積していた粉体は下室64に落下せられ、下段の第2排出弁モジュール20の排出コーンに溜まる(図4(2))。
【0041】
第1排出弁装置62の開弁後、排出コーン60からの粉体の排出を許容するに必要な時間経過後、アクチュエータ72を閉弁方向に揺動させることにより、第1排出弁装置62を閉じる(図4(3))。
吸引・分離室34への粉体の吸引は連続的に行われており、固気分離された粉体は第1排出弁装置62を閉じる最中においても吸引・分離室からパラパラと落下し続けるので、ペレットの場合のようにエラストマー製シールリング80の弾性変形能力に比して粉体の粒径が大きい場合には、粉体の噛み込みにより第1排出弁装置62の排出弁体66が閉め切り不良を起こすことがあろう。
しかし、段落「0012」および「0013」で述べたように、第1排出弁装置62の役割は、分離器の吸引・分離室内に負圧を流体的に封止することにあるではなく、吸引・分離室34からの粉体が中段の第2排出弁装置94の方へ落下するのを機械的・物理的に阻止することにあるので、第1排出弁装置62に噛み込みが生じても問題ない。
【0042】
次に、第2バイパス弁102を開らいて、第1排出弁モジュール18の下室64と第2排出弁モジュール20の下室とを連通させることにより、第2排出弁装置94の排出弁体の前後を同圧にした後、第2排出弁装置94を開らく(図5(4))。これにより、第2排出弁モジュール20の排出コーンに堆積していた粉体が落下するのが許容せられ、最下段の第3排出弁モジュール22の排出コーンに溜まる。
【0043】
第2排出弁装置94の開弁後、粉体の排出を許容するに必要な時間経過後、第2排出弁装置94を閉じる(図5(5))。
第2排出弁装置94が閉め切る瞬間には、第1排出弁モジュール18の排出弁装置62は閉まっているので、第1排出弁装置62の排出弁体66とシールリング80との間の粉体噛み込みにより真空が漏れることがあったとしても、第1排出弁装置62は中段の第2排出弁装置94の方へ粉体が落下するのを機械的に阻止するであろう。従って、空気輸送装置の連続運転により固気分離された粉体が途切れなく第1排出弁モジュール18の上に降り注いでいるにも拘わらず、第2排出弁装置94が最終的に閉め切られた時にそこに粉体が噛み込まれることがない。
【0044】
次に、第3バイパス弁110を開らいて、第2排出弁モジュール20の下室と輸送先容器とを連通させることにより、第3排出弁装置104の排出弁体の前後を同圧にした後、第3排出弁装置104を開らく(図5(6))。これにより、第3排出弁モジュール22の排出コーンに堆積していた粉体が輸送先容器12に排出されるのが許容せられる。第3排出弁モジュール22が空になると、第3排出弁装置104を閉じる。
以上の工程を反復することにより、粉体はホッパー12から輸送先容器14へと連続的に空気輸送される。
【0045】
次に、図6および図7の模式図を参照しながら、本発明の空気輸送方法の第2の実施例を説明する。分離モジュール16の動作は図4を参照しながら前述したところと同様であり、重複説明は省略する。
連続吸引を開始すると、吸引・分離室34内に吸引され固気分離された粉体は第1排出弁モジュール18に溜まる(図6(1))。なお、第3排出弁モジュール22には前回のサイクルで第2排出弁モジュール20から受け取った粉体が溜まっている。
【0046】
所定のタイミングで、第1バイパス弁92および第3バイパス弁110を開らいて、第1排出弁装置62および第3排出弁装置104の排出弁体の前後を夫々同圧にした後、第1排出弁装置62および第3排出弁装置104を同時に開らく(図6(2))。
これにより、第1排出弁モジュール18の排出コーンに堆積していた粉体が落下して中段の第2排出弁モジュール20の排出コーンに溜まると共に、第3排出弁モジュール22の排出コーンに堆積していた粉体が輸送先容器12に排出される。
【0047】
第1排出弁モジュール18および第3排出弁モジュール22からの粉体の排出を許容するに必要な時間経過後、第1排出弁装置62および第3排出弁装置104を閉じる(図6(3))。
【0048】
次に、第2バイパス弁102を開らいて、第2排出弁装置94の排出弁体の前後を同圧にした後、第2排出弁装置94を開らく(図7(4))。これにより、第2排出弁モジュール20の排出コーンに堆積していた粉体が落下して最下段の第3排出弁モジュール22の排出コーンに溜まる。
【0049】
第2排出弁モジュール20からの粉体の排出が終わると第2排出弁装置94を閉じる(図7(5))。
前述した実施例と同様に、第2排出弁モジュール20の第2排出弁装置94が閉め切る瞬間には、第1排出弁モジュール18の排出弁装置62は閉まっているので、第2排出弁装置94は粉体の噛み込みを生じることなく閉め切られる。(2)から(5)の工程を反復することにより粉体の連続輸送が行われる。
【0050】
この第2実施例では、第1排出弁モジュール18からの粉体の排出と第3排出弁モジュール22からの粉体の排出とを同時に行うので、空気輸送装置の1サイクルの周期を短縮することができ、粉体輸送流量が増大する。
【0051】
以上には本発明の特定の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更や修正を施すことができる。例えば、排出弁機構としては、排出弁体がアクチュエータの揺動軸に直接に装着され、アクチュエータによって排出弁体を直接に開閉する形式のものを使用することができる。また、排出コーンの内側に流動化用隔膜を設けることにより、排出コーンに堆積した粉体の排出を容易にすることができる。更に、吸引用の真空源は分離モジュールに搭載することができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、空気輸送装置を途切れなく連続運転しても、第2排出弁が閉め切り時に粉体を噛み込むことがないので、高真空で高能率の空気輸送を行うことができる。
また、排出弁の閉め切り不良に因り輸送先容器から吸引・分離室へと向かう上昇気流が生じることがないので、装置の作動周期を短く設定することが可能となり、装置の輸送能力が向上する。
【0053】
排出弁モジュール18、20、22には共通化された同種のモジュールを使用することができるので、製造コストを抑制すると共に保守を容易にすることができる。
好ましい実施態様に従い、夫々の排出弁装置の開放直前に前後の差圧を消失させるようにした場合には、開放動作を迅速にすると共に、アクチュエータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気輸送装置の一部切欠き側面図である。
【図2】図1に示した空気輸送装置の分離モジュールの分解斜視図である。
【図3】図1に示した空気輸送装置の排出弁モジュールに一部を示すもので、(A)は斜め下からの斜視図、(B)は一部切欠き側面図である。
【図4】図1に示した空気輸送装置を用いた輸送方法の工程を示す模式図である。
【図5】図4に示した工程の続きを示す模式図である。
【図6】輸送方法の他の実施例の工程を示す模式図である。
【図7】図6に示した工程の続きを示す模式図である。
【符号の説明】
10: 空気輸送装置
12: ホッパー
14: 輸送先容器
16: サイクロン分離器
18: 第1排出弁モジュール
20: 第2排出弁モジュール
22: 第3排出弁モジュール
34: 吸引・分離室
36: 空気入口
38: 粉体排出口
52: 空気出口
62: 第1排出弁装置
64: 下室
90: 第1バイパス通路
92: 第1バイパス制御弁
94: 第2排出弁装置
100: 第2バイパス通路
102: 第2バイパス制御弁
104: 第3排出弁装置
110: 第3バイパス制御弁
112: 第3バイパス通路
90/92、100/102、110/112: 差圧消失手段

Claims (7)

  1. 粉体源に接続可能な空気入口と負圧源に接続可能な空気出口と粉体を排出するための下部粉体排出口とを備え、空気入口から吸引された空気と粉体との混合物を固気分離する分離器と、
    前記分離器の下段に接続され、空気と粉体との混合物が分離器に連続的に吸引されている最中に周期的に開閉して分離器からの粉体をバッチ式に下方に排出する第1のフラップ型排出弁装置と、
    前記第1排出弁装置の下段に接続され、前記第1排出弁装置の開放時期とは実質的にオーバーラップしない交互的タイミングで周期的に開閉して第1排出弁装置からの粉体をバッチ式に下方に排出する第2のフラップ型排出弁装置と、
    前記第2排出弁装置の下段に接続され、前記第2排出弁装置の開放時期とは実質的にオーバーラップしない交互的タイミングで周期的に開閉して第2排出弁装置からの粉体をバッチ式に輸送先容器に排出する第3のフラップ型排出弁装置、
    とを備えていることを特徴とする連続式吸引式空気輸送装置。
  2. 前記第1排出弁装置の開放直前に当該第1排出弁装置の前後の差圧を消失させる手段を更に備えていることを特徴とする請求項1に基づく空気輸送装置。
  3. 前記第2排出弁装置の開放直前に当該第2排出弁装置の前後の差圧を消失させる手段を更に備えていることを特徴とする請求項1又は2に基づく空気輸送装置。
  4. 前記第3排出弁装置の開放直前に当該第3排出弁装置の前後の差圧を消失させる手段を更に備えていることを特徴とする請求項1から3のいづれかに基づく空気輸送装置。
  5. 空気入口と空気出口と下部粉体排出口とを備えた分離器と、前記分離器の下段に接続された第1のフラップ型排出弁装置と、前記第1排出弁装置の下段に接続された第2のフラップ型排出弁装置と、前記第2排出弁装置の下段に接続された第3のフラップ型排出弁装置、とを備えた単一の吸引式空気輸送装置を用いて粉体源から輸送先容器へと粉体を連続的に空気輸送するにあたり:
    1)空気輸送装置を輸送先容器に設置して、分離器の空気入口を粉体源に接続すると共に空気出口を負圧源に接続して、空気と粉体との混合物を分離器の空気入口から連続的に吸引させながら、固気分離された粉体を閉じた状態の第1排出弁装置へ落下させ、
    2)第2排出弁装置を閉じた状態で第1排出弁装置を開放することにより第1排出弁装置内の粉体を第2排出弁装置に排出させた後、第1排出弁装置を閉じ、
    3)次いで第1および第3排出弁装置を閉じた状態で第2排出弁装置を開放することにより第2排出弁装置内の粉体を第3排出弁装置に排出させた後、第2排出弁装置を閉じ、
    4)次いで第2排出弁装置を閉じた状態で第3排出弁装置を開放することにより第3排出弁装置内の粉体を輸送先容器に排出させた後、第3排出弁装置を閉じ、
    5)上記2)から4)の工程を反復すること、
    からなる粉体の連続式吸引式空気輸送方法。
  6. 空気入口と空気出口と下部粉体排出口とを備えた分離器と、前記分離器の下段に接続された第1のフラップ型排出弁装置と、前記第1排出弁装置の下段に接続された第2のフラップ型排出弁装置と、前記第2排出弁装置の下段に接続された第3のフラップ型排出弁装置、とを備えた単一の吸引式空気輸送装置を用いて粉体源から輸送先容器へと粉体を連続的に空気輸送するにあたり:
    1)空気輸送装置を輸送先容器に設置して、分離器の空気入口を粉体源に接続すると共に空気出口を負圧源に接続して、空気と粉体との混合物を分離器の空気入口から連続的に吸引させながら、固気分離された粉体を閉じた状態の第1排出弁装置へ落下させ、
    2)第2排出弁装置を閉じた状態で第1および第3排出弁装置を開放することにより第1排出弁装置内の粉体を第2排出弁装置に排出させると共に第3排出弁装置内の粉体を輸送先容器に排出させた後、第1および第3排出弁装置を閉じ、
    3)次いで第1および第3排出弁装置を閉じた状態で第2排出弁装置を開放することにより第2排出弁装置内の粉体を第3排出弁装置に排出させた後、第2排出弁装置を閉じ、
    4)上記2)および3)の工程を反復すること、
    からなる粉体の連続式吸引式空気輸送方法。
  7. 前記各排出弁装置の開放直前に当該排出弁装置の前後の差圧を消失させることを特徴とする請求項5又は6に基づく空気輸送方法。
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