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JP4285176B2 - サスペンションクロスメンバへの発泡材充填用治具および発泡材充填方法 - Google Patents

サスペンションクロスメンバへの発泡材充填用治具および発泡材充填方法 Download PDF

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JP4285176B2 JP2003339109A JP2003339109A JP4285176B2 JP 4285176 B2 JP4285176 B2 JP 4285176B2 JP 2003339109 A JP2003339109 A JP 2003339109A JP 2003339109 A JP2003339109 A JP 2003339109A JP 4285176 B2 JP4285176 B2 JP 4285176B2
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Description

本発明は、自動車において、ホイールから車幅方向に入力される荷重に対するサスペンションクロスメンバの剛性を高めて操舵応答性を向上すること、または走行時に、ロードノイズに対するサスペンションクロスメンバの共振による騒音の発生や、車体への騒音の伝達を抑制し、静粛性を高めることを目的として、中空部を有するサスペンションクロスメンバへ、発泡材を充填する為の、発泡材充填用治具および発泡材充填方法に関するものである。
サスペンションクロスメンバには、サスペンション等の他の部材を取付けたり、サスペンションクロスメンバを車体側に取付けたりする為にボルトなどを通す取付穴や、サスペンションユニットの予組立工程または車体への取付け工程において、サスペンションクロスメンバ固定用治具又は車体に対する位置決め用の基準穴が設けられている。
これらの基準穴は、サスペンションクロスメンバの予組立時には、サスペンションアームやホイール等を固定用治具の位置決め部に対して所定の位置関係に調整するだけで、その後の車体取付時における適切な位置決めを完了でき、
サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際は、このサスペンションクロスメンバを固定する固定用治具や、車体に設けられた基準となる位置決め部に係合させることで、サスペンションクロスメンバの取付穴を車体側の取付部に容易に位置決めする為のものであり、生産性を高めることができるものである。
サスペンションクロスメンバへの発泡材充填時には、これらに設けられた取付穴から発泡材が漏れないようにする必要があり、このような取付穴を有する自動車のサスペンションクロスメンバへの発泡材充填方法としては、下記特許文献1が知られている。
同文献1に記載の自動車のサスペンションクロスメンバへの発泡材充填方法は、サブフレームに設けられている連通開口を、少量の発泡材からなる栓部材を発泡室側に充填することで、発泡室側から塞いだ後、注入口から発泡材を注入するものであり、連通開口をガムテープなどの栓部材で外側から塞ぐ方法に比して、発泡材の発泡圧により栓部材がサブフレームから離れ、発泡材が連通開口から漏れるということを防止できるようになっている。
しかしながら、このような方法では、2つの連通開口を通り中空部を貫通するボルト穴のボルトを通すスペースや、基準穴として用いる取付穴の位置決め部と係合するスペースが発泡材により塞がれるので、発泡材充填後に発泡材を取付穴から除去するか、あるいはこれらの取付穴の必要なスペースを発泡材の充填から除外して保護する為に、別途ボルトや位置決め部に対応した形状の保護部材を着脱する工程が必要であった。
特開平4−90974号公報
以上から本発明は、自動車のサスペンションクロスメンバに発泡材を充填するにあたり、部品点数の低減や生産性の向上ができる自動車のサスペンションクロスメンバへの発泡材充填用治具、および発泡材充填方法を提供することを課題とする。
上記の課題を達成する為に、本発明の請求項1記載の発明においては、ホイール及びサスペンションアームを支持すると共に車体に連結され、かつ中空部を有するサスペンションクロスメンバへ発泡材を充填する際に、該サスペンションクロスメンバを固定する治具であって、該治具は、サスペンションクロスメンバ固定時において、サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴を、発泡材の充填から除外して保護する保護部が設けられていることを特徴としている。
このような構成によれば、サスペンションクロスメンバを固定する治具に、取付穴を発泡材の充填から除外して保護する保護部を設けた為、発泡材充填後に発泡材を除去する工程も、別途保護部材を用意し、該保護部材をサスペンションクロスメンバに着脱する工程も必要なく、部品点数の増加を抑えることと、生産性を向上することを両立することができる。
本発明の請求項2記載の発明においては、上記取付穴は、上記サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際に、車体との位置決めの基準とされる基準穴であり、上記保護部は、上記サスペンションクロスメンバの車体への取付け時に上記基準穴に係合するよう上記車体に設けられた位置決め部が、係合可能なスペースを保護する形状であることを特徴とするものである。
このような構成によれば、発泡材充填時に、基準穴に位置決め部と係合可能な形状のスペースが保護される為、その後の製造工程において、すぐに基準穴を利用して車体との位置決めを行うことができる為、生産性を向上することができる。
本発明の請求項3記載の発明においては、上記取付穴は、上記サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際に、上記サスペンションクロスメンバを固定する固定用治具との位置決めの基準とされる基準穴であり、上記保護部は、上記サスペンションクロスメンバの車体への取付け時に上記基準穴に係合するよう上記固定用治具に設けられた位置決め部が、係合可能なスペースを保護する形状であることを特徴とするものである。
このような構成によれば、発泡材充填時に、基準穴に位置決め部と係合可能な形状のスペースが保護される為、その後の製造工程において、すぐに基準穴を利用して固定用治具との位置決めを行うことができる為、生産性を向上することができる。
本発明の請求項4記載の発明においては、取付穴は、サスペンションクロスメンバと他の部材とを締結するボルト穴であり、保護部は、ボルト穴に対応するボルトが挿通可能なスペースを保護する形状であることを特徴とするものである。
このような構成によれば、発泡材充填時にボルトが挿通可能な形状のスペースが保護される為、その後の製造工程において、すぐに他の部材を締結できる為、製造工程を短縮して生産性を向上することができる。
本発明の請求項5記載の発明においては、治具は、サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴と係合して、サスペンションクロスメンバを固定する固定部を備え、固定部が保護部を兼ねることを特徴とするものである。
このような構成によれば、サスペンションクロスメンバを治具に固定する固定部が保護部を兼ねる為、治具の構造が単純になると共に、サスペンションクロスメンバと治具との位置決めを固定部のみを対象として行えばよく、サスペンションクロスメンバを治具へ固定する工程が単純化されて生産性を向上できる。
本発明の請求項6記載の発明においては、ホイール及びサスペンションアームを支持すると共に車体に連結され、かつ中空部を有するサスペンションクロスメンバに発泡材を充填する方法であって、上記サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴に、上記治具に設けられた保護部が係合し、発泡材の充填から除外して保護するよう、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップ、上記中空部に発泡材を充填するステップ、を備えることを特徴とするものである。
このような方法によれば、発泡材充填時にサスペンションクロスメンバを治具に固定することで、同時に保護部によって取付穴が発泡材の充填から除外されて保護される為、発泡材充填後に発泡材を除去する方法や、別途保護部材をサスペンションクロスメンバに着脱する方法に比して、工程を削減でき生産性を向上させることができる。
本発明の請求項7記載の発明においては、ホイール及びサスペンションアームを支持すると共に車体に連結され、かつ中空部を有するサスペンションクロスメンバに発泡材を充填する方法であって、上記サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴に、該取付穴を発泡材の充填から除外して保護すると共に、上記サスペンションクロスメンバを固定するよう治具に設けられた固定部を係合することで、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップ、上記中空部に発泡材を充填するステップ、を備えることを特徴とする。
このような方法によれば、発泡材充填時にサスペンションクロスメンバの取付穴を治具の固定部に固定するだけで、サスペンションクロスメンバの固定と取付穴の保護を両立することができ、製造工程を単純化して生産性を向上することができる。
本発明の請求項8記載の発明においては、サスペンションクロスメンバには取付穴が複数設けられており、サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップは、取付穴のうち、サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際に位置決めの基準となる基準穴である取付穴に、固定部を係合させるものであり、中空部に発泡材を充填するステップは、基準穴ではない取付穴から、流動性を有する未発泡の発泡材を注入することを特徴とする。
このような方法によれば、サスペンションクロスメンバに別途発泡材注入用の開口を設ける必要がなく、また位置決め部と係合する基準穴に固定部を係合させるので、サスペンションクロスメンバと治具の位置関係を別途位置決め手段を設けずとも調整でき、生産性を向上することができる。
本発明の請求項9記載の発明においては、中空部は、車両前後方向に延び、車両前後方向の一方側端部に発泡材を充填されるものであり、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップは、上記サスペンションクロスメンバの発泡材充填側端部を下にして治具に固定するものであり、上記発泡材を注入するステップは、上記サスペンションクロスメンバの発泡材充填部分より車両前後方向反対側に位置する取付穴より発泡材を注入するものであることを特徴とする。
このような方法によれば、サスペンションクロスメンバの一部にのみ発泡材を充填するにあたり、中空部に別途仕切りを設けなくともよく、生産性を向上することができる。
以上のように、本発明によれば、サスペンションクロスメンバに発泡材を充填する際に、サスペンションクロスメンバを固定する治具によって取付穴を保護することから、安価に生産性を向上することができる
(第1の実施形態)
以下、本発明を実施するための第1の実施形態を、図1から図5に基づいて説明する。
本実施形態は、ダブルウィッシュボーンタイプのフロントサスペンションへの発泡材充填に本発明を適用したものであり、図1は、図面左下が車両前方を示し、本実施形態に係るフロントサスペンションクロスメンバを斜め前方から見た斜視図、図2(A)はフロントサスペンションクロスメンバをフロントフレームに取付けた状態の側面図、(B)はさらにサスペンションアームおよびホイールを取付けた状態の正面図、図3は上面図、図4は、図3のA−A断面において、フロントサスペンションクロスメンバを治具へ固定し、発泡材を充填する状態を示す説明図、図5は、図3のB−B断面図である。
図1、および図2(A)、(B)に示すように、フロントサスペンションクロスメンバ1は、車両後方へ向かって開口したコ字状の本体部2と、該本体部2の前部両側から上方に延びる一対の角部3とを備え、該角部3の上方には、フロントフレーム4に取付けられる前側取付部5と、アッパーアーム6を枢支するアッパーアーム支持部7とが設けられている。
また、角部3の下方には、ロアアーム8前端を支持するロアアーム前側支持部9aが設けられていると共に、本体部2の後部には、ロアアーム後側支持部9bと、フロントフレーム4のキックアップ部4aの下部に取付けられる後側取付部10とが設けられている。
フロントサスペンションクロスメンバ1は、車両前部に設けられたフロントフレーム4の下側に、前側取付部5がボルト11によって取付けられ、フロントフレーム4のキックアップ部4aの下部に、後側取付部10がボルト11にて取付けられており、ホイール12をアッパーアーム6およびロアアーム8を介して支持している。図2(A)、(B)において、50はエンジンマウントブラケットであり、51はエンジンである。なお、サスペンションの機構は周知の構造で良く、詳細な説明は省略する。
走行時においては、カーブを曲る時などに、ホイール12からサスペンションのアッパーアーム6およびロアアーム8を介してフロントサスペンションクロスメンバ1のアッパーアーム支持部7や、ロアアーム前側支持部9aおよびロアアーム後側支持部9bから、車幅方向に荷重が伝達される。この際、ロアアーム前側支持部9aから入力される荷重は、荷重の入力方向に対して屈曲した角部3を介してフロントフレーム4へ伝達され、かつ他のアーム支持部7、9bに比して、フロントフレーム4までの伝達経路が長いので剛性が弱く、また共振等による騒音が発生しやすいものとなっている。
そこで、図3から図5に示すように、角部3周辺に発泡材13aを充填して補強することで、発泡材の量を抑えて安価に剛性を高めると共に、静粛性を向上することができる。
以下、図3から図5に基づいて、フロントサスペンションクロスメンバ1の詳細構造を説明する。
フロントサスペンションクロスメンバ1の本体部2は、アッパーパネル2aとロアパネル2bの縁を互いに接合した閉断面からなる中空部14を有し、この中空部14は、発泡材充填部分14aとそれ以外の部分14bとが、節部材15によって仕切られている。
一方角部3は、外側に開口したコ字状のインナパネル3aとアウタパネル3b、およびアッパーアーム支持部7とを互いに接合した、上下方向および、上部において前後方向に延びる閉断面からなる中空部16を有している。
取付部5は、ボルト11を挿通する為のボルト穴である取付穴5aを有し、この取付穴5aは、サスペンションクロスメンバ1を車体へ取付ける際、車体との位置決めの基準としての基準穴を兼ねており、フロントフレーム4に取付穴5aと対向して設けられた車体側の位置決め部を兼ねる取付部4bと、ボルト11を介して係合される。
アッパーパネル2aの基準穴17と対面する位置には、取付穴20が設けられている。また、ロアパネル2bには、基準穴17の周囲に複数の取付穴21が設けられると共に、さらに角部3よりも後方の、アッパーパネル2aおよびロアパネル2bとに、それぞれエンジンマウントブラケット50用のボルト穴である取付穴22aおよび22bが、上下方向に対面して設けられている。
一方、角部3には、インナパネル3aとアウタパネル3bとに、それぞれ取付穴23aおよび23bが略車幅方向に対面して設けられている。
次に、本実施形態における治具を、図3から図5に基づいて説明する。
図4に示すように、発泡材充填時にフロントサスペンションクロスメンバ1を固定する治具30は、フロントサスペンションクロスメンバ1の本体部2の下方に沿って設けられた底部31と、角部3の幅方向外側に沿って設けられた側壁部32と、この側壁部に軸部41を介して枢支されるアーム部42とから構成されている。
底部31は、基準穴17に係合するよう上方に向けてピン33を突設しており、このピン33は、フロントサスペンションクロスメンバ1を車体に取付ける際に、基準穴17に係合する図示しない位置決め部の係合可能なスペースを含有する形状となっており、位置決め部の係合可能なスペースを発泡材13aの充填より除外して保護することができる。
一方、側壁部は、角部3のアウタパネル3bに設けられた取付穴23bと係合するピン34を、幅方向中央側に向けて突設している。
アーム部42は、前側取付部5に設けられた取付穴5aと係合するピン43を備え、治具30にフロントサスペンションクロスメンバ1が固定された後、アーム部42が図5において内側に回動することで、取付穴5aと係合し、前側取付部5の下端まで貫通する形状となっており、ボルト11が挿通可能なスペースを発泡材13aの充填より保護することができる。
このように、本実施形態における治具30では、発泡材充填後においても、基準穴17に位置決め部と係合可能なスペースが保護される為、その後の生産工程において発泡材を除去する工程が必要がなく、また別途保護部材を用意して着脱する工程も必要無いので、生産性を向上できると共に、保護部材の紛失を防止できる。
また、基準穴が発泡材から保護されるので、その後の工程においてすぐに基準穴を利用して位置決めを行うことができる為、生産性をを向上できる。
図5に示すように、底部31は、エンジンマウントブラケット50を取付けるボルトを挿通する為のボルト穴である取付穴22bに係合するピン35を、上方に向かって突設しており、このピン35は、取付穴22a、22b間を補強するパイプ52と本体部2のロアパネル2bとの間隙を塞ぎ、ボルト挿通スペースを発泡材13aの充填から除外して保護することができる。
もし補強用のパイプが無い場合は、ピン35を取付穴22a、22bを貫通する形状とすることで、ボルト挿通スペースを発泡材13aの充填から除外して保護することができる。
このように、本実施形態における治具30では、発泡材充填後においても、ピン35が保護部となることによってボルト穴である取付穴22aと22bの間にボルトを挿通可能なスペースが保護される為、その後の製造工程において、すぐに基準穴を利用して位置決めを行うことができる為、生産性を向上することができる。
また、底部31に設けられたピン33は、フロントサスペンションクロスメンバ1を治具30に対して水平方向へ移動しないよう固定する固定部として機能し、側壁部32に設けられたピン34は、フロントサスペンションクロスメンバ1を上下方向へ移動しないよう固定する固定部として機能する。
このように、本実施形態における治具30では、ピン33、34、43が発泡材充填時に基準穴17および取付穴22a、5を発泡材13aの充填から除外して保護すると共に、ピン33,34が保護部と、サスペンションクロスメンバ1を治具30へ固定する固定部の機能を兼ねるので、別途固定部を設けたり、保護部材を用意する必要がなく、治具の構造が単純になると共に、サスペンションクロスメンバ1と治具との位置決めを、固定部であるピン33、34のみを対象として行えばよく、サスペンションクロスメンバを治具へ固定する工程が単純化されて生産性を向上することができる。
次に、本実施形態における発泡材充填方法を、図4に基づいて順を追って説明する。
初めに、発泡材13aから保護する必要のない取付穴21、22a、23aに、それぞれテープ36を貼り付けて塞ぎ、また、角部3下部のインナパネル3aとアウタパネル3bとの間に形成された下部開口37に、シート状のシール部材38を貼り付けて塞ぐステップを実行し、発泡材充填時に発泡材13aが漏れるのを防ぐ。
その後、フロントサスペンションクロスメンバ1を、クレーン等の一般的な搬送手段により、治具30に対して上方から、基準穴17とピン33の位置を合わせながら下降させ、基準穴17とピン33とを係合させるステップを実行する。この際、基準穴17とピン33との位置が調整されることにより、取付穴22bとピン35との位置も調整され、フロントサスペンションクロスメンバ1の下降により、取付穴22bへピン35が係合する。
その後、治具30の側壁部に設けられたピン34を幅方向中央側へ突出させ、角部3のアウタパネル3bに設けられた取付穴22bに係合させると共に、アーム部42を回動させて、取付穴5aにピン43を係合させるステップを実行する。これにより、サスペンションクロスメンバが、ピン33により水平方向に対して固定されると共に、ピン34により上下方向に対して固定される。
なお、ピン34を突出させずに、側壁部32を底部31に対してスライド、または回動可能とし、取付穴22bに対してピン34を係脱させるようにしても良い。
その後、本体部2のアッパーパネル2aに設けられた取付部20、および角部3の上部に設けられた上部開口39にノズル40を差込み、未発泡状態で液状の発泡材13bを注入するステップを実行する。この際、基準穴17は、位置決め部材との係合が可能なスペースが、ピン33により発泡材13aの充填から除外され保護される。
本実施形態においては、発泡材として2液を混合して常温で発泡を開始するウレタン系を用い、発泡率は3倍程度に設定している。常温で発泡を開始する為、フロントサスペンションクロスメンバ1の電着塗装後に発泡材13aを充填でき、発泡材充填部分の防錆対策を容易にすることができる。
なお、発泡材としてはウレタン系に替えてエポキシ系や発泡金属としてもよく、発泡率は、要求される特性に応じて適宜設定されるものである。
このように、本実施形態においては、サスペンションクロスメンバ1を治具30へ固定する際に、基準穴17とピン33との位置決めを行うだけで、基準穴17および取付穴22bを発泡材13aの充填から保護でき、また別途発泡材注入用の開口を設ける必要がないので、発泡材充填後に発泡材を除去する方法や、別途保護部材をサスペンションクロスメンバに着脱する方法に比して、工程を削減でき生産性を向上することができる。
その後、発泡材13aの充填が完了した後、ピン34を取付穴22bから離脱させると共に、アーム部42を外側へ回動させ、上下方向の固定が解除されたフロントサスペンションクロスメンバ1を、既存の搬送手段によって治具30から取り外すステップを実行することで、発泡材充填の作業を完了する。
以上のように、本実施形態においては、基準穴や取付穴を、治具に設けたピンにより発泡材の充填から除外して保護することから、別途保護部材を用意して着脱する工程が必要がなく、さらに、固定部であるピンが、基準穴を発泡材の充填から保護する保護部として機能する為、治具およびフロントサスペンションクロスメンバに固定部や保護部を別途設ける必要が無く、部品点数の増加を抑えながら、安価に生産性を向上することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明を実施するための第2の実施形態を、図6から図9に基づいて説明する。
本実施形態は、マルチリンクタイプのリヤサスペンションに本発明を適用したものであり、図6は、図面下が車両前方を示し、本実施形態に係るリヤサスペンションクロスメンバの上面図、図7はリヤサスペンションクロスメンバを治具へ固定し、発泡材を注入する状態を示す説明図、図8はリヤサスペンションクロスメンバのサイドメンバへ発泡材を充填する状態を示す説明図、図9は、リヤサスペンションクロスメンバを治具へ固定するストッパの説明図である。
図6から図7に示すように、リヤサスペンションクロスメンバ101は、車幅方向両側に、車両前後方向へ延設された一対のサイドメンバ102と、これらサイドメンバ102の前部と後部に、車幅方向に架け渡されたフロントクロスメンバ103とリヤクロスメンバ104とを備えて構成されている。
サイドメンバ102は、その前後端および中間部にそれぞれ車体側へ締結されるブッシュ105を備えると共に、図示しないサスペンションアームを枢支する支持部106を備えている。
なお、サスペンションアームやホイール等マルチリンクタイプのサスペンションの機構は周知のものでよく、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、リヤサスペンションクロスメンバ101は、フロントクロスメンバ103が、上方に湾曲しており、ホイールから車幅方向に入力される荷重に対して、剛性において不利な形状となっているので、剛性が弱く、また共振等による騒音が発生しやすいものとなっている。
そこで、サイドメンバ102の車両前後方向前側端部と、フロントクロスメンバ103の中空部に発泡材を充填して補強することで、発泡材の量を抑えて安価に剛性を高めると共に、静粛性を向上することができる。
以下、図6から図9に基づいて、リヤサスペンションクロスメンバ101の詳細構造を説明する。
サイドメンバ102は、車両前後方向に延びる中空部107を形成するパイプから成り、その車両前後方向前側端部には、上下に貫通する基準穴108を備え、後側端部には取付穴109を、中間部には、取付穴110を備えている。
一方、フロントクロスメンバ103は、両側のサイドメンバ102の間に架け渡されるアッパーパネル103aと、その車幅方向両側下方に設けられたロアサイドパネル103bと、アッパーパネル103aの下方でロアサイドパネル103bの間に位置するロアセンタパネル103cとから構成されている。
フロントクロスメンバ103は、アッパーパネル103aとロアサイドパネル103bの縁部、およびサイドメンバ102の側壁とが互いに溶接されることで中空部111を形成し、アッパーパネル103aと、ロアサイドパネル103bと、ロアセンタパネル103cとが互いに溶接されることで、両側の中空部111の間に架け渡される中空部112を形成しており、さらに、アッパーパネル103aとロアセンタパネル103cとの間には、車幅方向に延びる隔壁113を備え、中空部112を車両前側の前側中空部112aと、車両後側の後側中空部112bとに仕切っている。
アッパーパネル103aは、後側中空部112bに対応する部分に、取付穴114を複数備えていると共に、両側の中空部111に対応する部分に、それぞれ取付穴115を備えている。
一方、ロアセンタパネル103cは、後側中空部112bに対応する部分に、取付穴116を複数備えている
そして、サイドメンバ102の中空部107の車両前後方向前側端部と、フロントクロスメンバ103の両側の中空部111と、中央の後側中空部112bとにそれぞれ発泡材13aを充填して補強している。
次に、本実施形態における治具を、図7から図9に基づいて説明する。
図7に示すように、発泡材充填時にリヤサスペンションクロスメンバ101を固定する治具130は、リヤサスペンションクロスメンバ101の下方に沿って車幅方向に設けられた底部131と、この底部131の幅方向外側に立設された側壁部132と、これら底部131と側壁部132とを、側壁部132に設けられた軸部133を介して回動可能に軸支する基部134とから構成されている。
底部131は、取付穴116に係合する支柱135と、基準穴108を貫通する支柱136と、サイドメンバ102の車両前後方向後側端部に設けられた取付穴109を貫通する支柱137とを備えている。
図9に示すように、基準穴に対応する支柱136と、サイドメンバ102の後側端部に設けられた取付穴109に対応する支柱137の先端にリヤサスペンションクロスメンバ101を固定するストッパ138を備え、治具130にリヤサスペンションクロスメンバ101を固定している。
このストッパ138の詳細な構造を、支柱136において説明する。
ストッパ138は、支柱136の先端に対して軸方向にスライド可能な筒状のストッパケース139に、ボルト140を挿通可能に支持させ、リヤサスペンションクロスメンバ101にストッパケース139を当接させた状態で、支柱136の先端に設けられた溝136aに、ボルト140を係合させることで、支柱136にリヤサスペンションクロスメンバ101を確実に固定している。
また図7によれば、リヤサスペンションクロスメンバ101を治具130に固定するのみで、支柱135がロアセンタメンバ103cに設けられた取付穴116を塞ぐ為、取付穴116にテープを張る必要が無く、生産性が向上する。
図8によれば、リヤサスペンションクロスメンバ101を治具130に固定するのみで、支柱106により基準穴に位置決め部材が係合可能なスペースを発泡材13aの充填から保護できる為、第1の実施形態同様に、別途保護部材を用意して着脱する必要がなく、その後の生産工程において発泡材を取り除くなどの工程も必要無いので、生産性が向上すると共に、保護部材を紛失する恐れが無い。
次に、本実施形態における発泡材充填方法を、図7から図8に基づいて順を追って説明する。
初めに、リヤサスペンションクロスメンバ101を、クレーン等の一般的な搬送手段により、治具130に対して上方から、基準穴108と支柱136の位置を合わせながら下降させ、基準穴108と支柱136とを係合するステップを実行する。この際、基準穴108と支柱136との位置が調整されることにより、ロアセンタパネル103cに設けられた取付穴116と支柱135との位置、およびサイドメンバの後側端部に設けられた取付穴109と支柱137との位置も調整され、フリヤサスペンションクロスメンバ101の下降により、これらが係合する。
その後、フロントクロスメンバ103のアッパーパネル103a両側に設けられた取付穴115より、ノズル40によって、未発泡状態で液状のウレタン系発泡材13bを注入するステップを実行する。この未発泡状態の発泡材13bは、上記第1の実施形態において説明したものと同様のものであり、詳細な説明は省略する。
その後、フロントクロスメンバ103への発泡材13aの充填が完了するまで待機した後、治具130の底部101および側壁部132を軸部133を軸として、前方へ略90度回動させ、サイドメンバ中間部に設けられた取付穴110から、未発泡状態で液状のウレタン系発泡材13bを注入するステップを実行する。
これにより、サスペンションクロスメンバ101に別途発泡材注入用の開口を設ける必要がなく、また位置決め部と係合する基準穴108に固定部である支軸136を係合させるので、サスペンションクロスメンバ101と治具130の位置関係が、別途位置決め手段を設けずとも調整でき、生産性を向上することができる。
また、注入された未発泡状態の発泡材13bは、サイドメンバ102の前側端部に溜まり、体積が3倍になるまで発泡して発泡材13aとなるので、注入する未発泡状態の発泡材13bの量を調整することで、別途仕切りを設けなくとも、サイドメンバ102の前側端部のみに発泡材13aを充填することができるので、さらに生産性が向上する。
その後、発泡材13aの充填が完了した後、底部131および壁部132を元の位置まで回動させ、リヤサスペンションクロスメンバ101を、既存の搬送手段によって治具130から取り外すステップを実行することで、発泡材充填の作業を完了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明したが、実施の形態は、これらに限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態係るフロントサスクロスメンバの斜視図 本発明の第1の実施形態係るフロントサスクロスメンバの側面図 本発明の第1の実施形態係るフロントサスクロスメンバの正面図 本発明の第1の実施形態係るフロントサスクロスメンバの上面図 図3の線A−A断面において、発泡材を充填する状態を示す説明図 図3の線B−B断面図 本発明の第2の実施形態係るフロントサスクロスメンバの上面図 本発明の第2の実施形態係る、フロントメンバに発泡材を充填する状態を示す説明図 本発明の第2の実施形態係る、サイドメンバに発泡材を充填する状態を示す説明図 本発明の第2の実施形態係るストッパの拡大説明図
符号の説明
1・・・フロントサスクロスメンバ
5・・・前側取付部
5a・・・取付穴(基準穴)
6・・・アッパーアーム(サスペンションアーム)
7・・・アッパーアーム支持部
8・・・ロアアーム(サスペンションアーム)
9a・・・ロアアーム前側支持部
9b・・・ロアアーム後側支持部
10・・・後側取付部
11・・・ボルト
12・・・ホイール
13a・・・発泡材
13b・・・未発泡状態の発泡材
14a、14b、16、107、111、112、112a、112b・・・中空部
17、108・・・基準穴
20、21、23a、23b、109、110、114、115、116・・・取付穴
22a、22b・・・取付穴(ボルト穴)
30、130・・・治具
33、34、35、43・・・ピン(保護部・固定部)
101・・・リヤサスペンションクロスメンバ
102・・・サイドメンバ
105・・・ブッシュ
106・・・支持部
107・・・中空部(車両前後方向に延びる中空部)
135、136、137・・・支柱(保護部・固定部)

Claims (9)

  1. ホイール及びサスペンションアームを支持すると共に車体に連結され、かつ中空部を有するサスペンションクロスメンバへ発泡材を充填する際に、該サスペンションクロスメンバを固定する治具であって、該治具は、サスペンションクロスメンバ固定時において、サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴を、発泡材の充填から除外して保護する保護部が設けられていることを特徴とするサスペンションクロスメンバの発泡材充填用治具。
  2. 上記取付穴は、上記サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際に、車体との位置決めの基準とされる基準穴であり、上記保護部は、上記サスペンションクロスメンバの車体への取付け時に上記基準穴に係合するよう上記車体に設けられた位置決め部が、係合可能なスペースを保護する形状であることを特徴とする請求項1記載のサスペンションクロスメンバの発泡材充填用治具。
  3. 上記取付穴は、上記サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際に、上記サスペンションクロスメンバを固定する固定用治具との位置決めの基準とされる基準穴であり、上記保護部は、上記サスペンションクロスメンバの車体への取付け時に上記基準穴に係合するよう上記固定用治具に設けられた位置決め部が、係合可能なスペースを保護する形状であることを特徴とする請求項1記載のサスペンションクロスメンバの発泡材充填用治具。
  4. 上記取付穴は、上記サスペンションクロスメンバと他の部材とを締結するボルト穴であり、上記保護部は、上記ボルト穴に対応するボルトが挿通可能なスペースを保護する形状であることを特徴とする請求項1記載のサスペンションクロスメンバの発泡材充填用治具。
  5. 上記治具は、上記サスペンションクロスメンバに設けられた上記取付穴と係合して、サスペンションクロスメンバを固定する固定部を備え、上記固定部が上記保護部を兼ねることを特徴とする請求項1記載のサスペンションクロスメンバの発泡材充填治具。
  6. ホイール及びサスペンションアームを支持すると共に車体に連結され、かつ中空部を有するサスペンションクロスメンバに発泡材を充填する方法であって、上記サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴に、上記治具に設けられた保護部が係合し、発泡材の充填から除外して保護するよう、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップ、上記中空部に発泡材を充填するステップ、を備えることを特徴とするサスペンションクロスメンバの発泡材充填方法。
  7. ホイール及びサスペンションアームを支持すると共に車体に連結され、かつ中空部を有するサスペンションクロスメンバに発泡材を充填する方法であって、上記サスペンションクロスメンバに設けられた取付穴に、該取付穴を発泡材の充填から除外して保護すると共に、上記サスペンションクロスメンバを固定するよう治具に設けられた固定部を係合することで、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップ、上記中空部に発泡材を充填するステップ、を備えることを特徴とするサスペンションクロスメンバの発泡材充填方法。
  8. 上記サスペンションクロスメンバには上記取付穴が複数設けられており、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップは、上記取付穴のうち、上記サスペンションクロスメンバを車体に取付ける際に位置決めの基準となる基準穴である取付穴に、上記固定部を係合させるものであり、上記中空部に発泡材を充填するステップは、上記基準穴ではない取付穴から、流動性を有する未発泡の発泡材を注入するものであることを特徴とする請求項7記載のサスペンションクロスメンバの発泡材充填方法。
  9. 上記中空部は、車両前後方向に延び、車両前後方向の一方側端部に発泡材を充填されるものであり、上記サスペンションクロスメンバを治具に固定するステップは、上記サスペンションクロスメンバの発泡材充填側端部を下にして治具に固定するものであり、上記発泡材を注入するステップは、上記サスペンションクロスメンバの発泡材充填部分より車両前後方向反対側に位置する取付穴より発泡材を注入するものであることを特徴とする請求項8記載のサスペンションクロスメンバの発泡材充填構造。
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