JP4284804B2 - 車両用シール部品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドアに装着する車両用シール部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両ドアのウインドウガラスの周縁部には、そのガラスの昇降移動を案内するとともに、車室外から車室内への水、ほこり、騒音等の侵入を防止するために、車両用シール部品が装着されている。このような車両用シール部品として、図6に示すものが知られている。この車両用シール部品は、ドアのウインドウガラスの周縁部に設けられるとともに、ドアのウインドウフレームに装着されるガラスラン部101と、インナウェザストリップ102とを備えている。このインナウェザストリップ102は、ドアのベルトライン部に沿って配置される。インナウェザストリップ102の前後端は、前後にあるガラスラン部101に型成形部103によりそれぞれ接続されて一体化されている。また、ガラスラン部101はウインドウガラス104の両側面に摺接する一対のシールリップ105,106を有している。一方、インナウェザストリップ102は、ドアのベルトライン部、つまりウインドウフレームの下縁側の横枠部をなすドアパネルのフランジ部に沿って配設される。このインナウェザストリップ102は、前記フランジ部に固定されるトリム部107と、該トリム部と一体でウインドウガラス104の一側面にそれぞれ摺接するシールリップ108,108を有している(特開平8−25976号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の従来技術では、型成形部103は、ガラスラン部101の縦方向に延びるシールリップ105に連続するリップ部103aと、インナウェザストリップ102の横方向に延びるシールリップ108,108に連続するリップ部103b,103bとを有する。すなわち、 各リップ部103bの端部がリップ部103aに突き当たるように、ガラスラン部101とインナウェザストリップ102とが型成形部103により一体化されている。そのため、型成形部103において、シールリップ105がウインドウガラス104の一側面に摺接するシール線109と、シールリップ108が前記一側面に摺接するシール線110とが連続しないシール線の切れた部分、すなわち図7に示す隙間111(シール線の切れた部分)ができてしまう。この隙間111から、車両走行中に車室外の騒音,例えば風切音やタイヤノイズが車室内に侵入してしまうという問題があった。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、ウインドウガラスに対するシール性を高めて走行中における車室内の静粛性を向上させた車両用シール部品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ドアのウインドウガラスの周縁部に設けられるとともにドアのウインドウフレームに装着されるガラスラン部と、ベルトライン部に沿って配設されるシール部材の前後端とが型成形部により一体化された車両用シール部品において、前記型成形部に、前記ウインドウガラスの一側面に摺接するとともに、前記ガラスラン部のシールリップと前記シール部材のシールリップとを連続的に接続するシールリップ部が設けられ、前記ガラスラン部のシールリップは、接続される前記型成形部のシールリップ部の下方に空間が残るように切欠き部が形成され、前記シール部材のシールリップは、前記ウインドウガラスの一側面に対して下向きに延びて下端部側で前記一側面と摺接するとともに、前記シール部材のシールリップの下端部は、前記ウインドウガラスの一側面と当接する部位より、前記一側面から離れる方向へさらに延びる延長部を有し、前記型成形部のシールリップ部の一端は前記ガラスラン部のシールリップの切欠き部の上端に、他端は前記シール部材のシールリップの一側端にそれぞれ連続する肉厚で接続されているものである。
【0006】
この請求項1に記載の発明では、ガラスラン部及びシール部材の両シールリップが、該両シールリップと共に連続的にウインドウガラスの一側面に摺接する型成形部のシールリップ部を介して接続される。このため、前記両シールリップの前記一側面に摺接する各シール線が、型成形部に設けたシールリップ部の前記一側面に摺接するシール線を介して連続する。これによって、前記両シールリップ及びシールリップ部と、ウインドウガラスの一側面との間には、シール線の切れる部分、すなわち隙間ができず、ウインドガラスに対するシール性が向上する。なお、ガラスラン部の切欠き部の空間は、上記のシール線の片側にしか存在せず、シール線が切れることはない。
【0008】
また、この請求項1に記載の発明では、下向きにしたシール部材のシールリップの変形方向がガラスラン部のシールリップと同方向になり、しかも、それぞれ連続する肉厚で接続されている。このため、型成形部によるガラスラン部及びシール部材の両シールリップの一体化が容易になるとともに、両シールリップが変形した時にでもシワ等が発生しない。
【0010】
さらに、この請求項1に記載の発明では、ウインドウガラスが下降位置から上昇する際に、ウインドウガラスの上縁が、シール部材のシールリップの下端部より延びた延長部でそのシールリップの内側に入り込むのが阻止される。
【0013】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ガラスラン部には、該ガラスラン部のシールリップよりも前記ウインドウガラスの端部側に寄った位置で、前記ガラスラン部のシールリップの長手方向と平行な方向に延びかつ前記ウインドウガラスの一側面に摺接する補助シールリップを備えるものである。
【0014】
この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明の作用に加えて、型成形の容易化のために、ガラスラン部のシールリップに、前記シールリップ部の下方に切欠き部の空間がある場合に、その個所でウインドウガラスに摺接しない部分ができるが、この部分でのシール性の低下はガラスラン部の補助シールリップで補われる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用シール部品をドアのウインドウガラスの周縁部に設けられるウェザストリップに具体化した一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0016】
図2に示すように、車両のドア11には、ウインドウガラス12の外周形状に対応したドアのウインドウフレーム13が形成されている。このウインドウフレーム13の内周側には、車両用シール部品としてのウェザストリップ14が設けられている。このウェザストリップ14は、例えばエチレン−プロピレン−ジエン三元重合体(EPDM)等のゴム、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等の熱可塑性エラストマー、軟質ポリ塩化ビニル等の軟質合成樹脂、あるいは、これらのポリマーブレンド物からなっている。また、ウェザストリップ14は、ガラスラン部15と、ドアのベルトライン部のシール部材としてのインナウェザストリップ16とを備えている。
【0017】
ガラスラン部15は、ウインドウガラス12の周縁部に設けられるとともにウインドウフレーム13に装着される。このガラスラン部15は、複数のガラスラン17〜19と、コーナー成形部20とからなっている。各ガラスラン17〜19は、ウインドウフレーム13の下縁部を除く各枠部の形状に対応するように、公知の押出成形法により成形され所定の長さに裁断されている。コーナー成形部20は、ウインドウフレーム13のコーナー部の形状に対応させて、公知の射出成形法などによって形成されている。コーナー成形部20により、上縁側のガラスラン17と後縁側のガラスラン19とが連結されている。また、ガラスラン17と前縁側のガラスラン18とが、前側の型成形部21により連結されている。
【0018】
図1に示すように、ガラスラン19には、中央に断面略コの字状の本体部22が形成されている。この本体部22は、底壁部23と、その両端から縦方向に延びる車内側側壁部24及び車外側側壁部25とからなる。車内側側壁部24の先端からは、車内側シールリップ26が底壁部23に向けて突出形成されている。また、車外側側壁部25の先端からは、車内側シールリップ26に対応して車外側シールリップ27が延長形成されている。シールリップ26,27は、ウインドウガラス12の内外両面に弾性的に摺接するようになっている。また、シールリップ26,27は、ガラスラン19内におけるウインドウガラス12の昇降を案内するとともに、ウインドウガラス12が閉じた状態で車内外をシールする役割を担っている。そして、ガラスラン19の本体部22が、ウインドウフレーム13の後側の枠部内に保持されるようになっている。なお、ガラスラン17,18も、ガラスラン19と同様の構造を有している。
【0019】
図1〜図3に示すように、インナウェザストリップ16は、ドア11のベルトライン部、つまりウインドウフレーム13の下縁側の横枠部をなすドアインナパネル28のフランジ部(図示略)に沿って配設される。このインナウェザストリップ16は、横方向に延びるトリム部29と、該トリム部の長手方向に沿って延びる2つのシールリップ30,31とからなる。
【0020】
トリム部29は、断面略U字状に形成され、その内側に突設された不図示のフランジ保持リップ等でドアインナパネル28の前記フランジ部を挟持して、ドア11のベルトライン部上に保持されるようになっている。また、トリム部29の内部には、一枚の金属板32がインサートされている。
【0021】
シールリップ30,31は、トリム部29の車外側側壁33からそれぞれ延びているとともに、車外側に向かって突出形成されている。一方のシールリップ30は、ウインドウガラス12の内側面(一側面)に対して下向きに延びてその下端部側で前記内側面に弾性的に摺接するようになっている。他方のシールリップ31は、ウインドウガラス12の内側面に対して上向きに延びてその上端部側で前記内側面に弾性的に摺接するようになっている。
【0022】
また、図1及び図2に示すように、前記ガラスラン部15とインナウェザストリップ16の前後端とが型成形部21,34によりそれぞれ一体化されている。後側の型成形部34は、ガラスラン19とインナウェザストリップ16の後端(一側端)とを肉厚を同じくして一体化して接続している。この型成形部34には、ウインドウガラス12の内側面に摺接するとともに、ガラスラン19の車内側シールリップ26とシールリップ30とを連続的に接続するシールリップ部35が設けられている。このシールリップ部35は、縦方向に延びる車内側シールリップ26の切欠き部39の上端と、横方向に延びるシールリップ30の後端とを接続するように円弧状に形成されている。
【0023】
また、シールリップ部35は、シールリップ26,30と共にウインドウガラス12の内側面に弾性的に摺接するとともに、シールリップ26,30と連続する肉厚に形成されている。すなわち、シールリップ部35は、シールリップ26,30と一体になって弾性変形する1つのシールリップを形成している。これによって、シールリップ26,30がウインドウガラス12の内側面に摺接する各シール線26a,30aが、型成形部34に設けたシールリップ部35が前記一側面に摺接するシール線35aを介して連続する。なお、図1において、前記各シール線26a,30a,35aは、便宜上不連続な小さな丸で示してあるが、各シール線は連続する1つの線になっている。
【0024】
また、インナウェザストリップ16の前端とガラスラン17,18とを一体化する前側の型成形部21にも、後側の型成形部34と同様のシールリップ部が形成されている。このシールリップ部を介してガラスラン17のシールリップとインナウェザストリップ16のシールリップ30とが接続されている。
【0025】
また、図1及び図3に示すように、インナウェザストリップ16のシールリップ30の下端部は、ウインドウガラス12の内側面と当接する部位より、その内側面から離れる方向へさらに延びた延長部36が形成されている。この延長部36により、ウインドウガラス12の上縁がシールリップ30の内側に入り込むのを阻止するようになっている。
【0026】
そして、インナウェザストリップ16の前記シールリップ31の後端は、ガラスラン19の車内側シールリップ26の外面に、シールリップ31の前端は前側のガラスラン17,18のシールリップ(図示略)の外面にそれぞれ突き当ててあるだけである。すなわち、シールリップ31の前後端を、ガラスラン部15に一体化しない方が好ましい。シールリップ31に作用する力がガラスラン部15のシールリップ部35に作用させないためである。
【0027】
上記のように構成された本実施形態によれば、以下のような作用及び効果を得ることができる。
(イ)ガラスラン19及びインナウェザストリップ16のシールリップ26,30が、型成形部34のシールリップ部35を介して連続的に接続される。このため、シールリップ26,30の各シール線26a,30aが、シールリップ部35のシール線35aを介して連続する。これによって、前記両シールリップ26,30及びシールリップ部35と、ウインドウガラス12の内側面との間には、シール線の切れる部分、すなわち隙間ができず、ウインドガラス12に対するシール性が向上する。したがって、ウインドウガラス12に対する良好なシール性が得られ、走行中における車室内の静粛性を向上させることができる。
【0028】
(ロ)インナウェザストリップ16のシールリップ30は、ウインドウガラス12の内側面に対して下向きに延びてその下端部側でその内側面に弾性的に摺接する。このため、下向きにしたシールリップ30の変形方向がガラスラン19のシールリップと同方向になる。これによって、型成形部34のシールリップ部35によるシールリップ26,30の一体化が容易になる。
【0029】
(ハ)インナウェザストリップ16のシールリップ30の下端部には、ウインドウガラス12の内側面に当接する部位より、前記内側面から離れる方向へさらに折れ曲がって延びた延長部36が形成されている。この延長部36により、ウインドウガラス12の上縁がシールリップ30の内側に入り込むのが阻止される。これによって、ウインドウガラス12を円滑に昇降させることができる。
【0030】
(ニ)インナウェザストリップ16には、上向きのシールリップ31と下向きのシールリップ30の2つが設けられており、該両シールリップ30,31がウインドウガラス12の内側面に弾性的に摺接している。このため、ウインドウガラス12に対する良好なシール性が得られる。
【0031】
なお、本発明の前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、ウインドウガラス12の上縁がシールリップ30の内側に入り込むのを阻止するために、該シールリップ30に延長部36を形成してある。この延長部36を設けたまま、型成形部34,21に設ける前記シールリップ部35,37の、前記シールリップ30と接続される部位を、図4に示すように、ウインドウガラス12の内側面と摺接する中空の密閉形状に形成したものでもよい(ただし参考例)。
【0032】
このようにした場合、ウインドウガラスは、その上縁がシールリップ30の下端から外れた下降位置から上昇する際に、その上縁の位置が密閉形状のシールリップ部37の外面で規制される。このため、ウインドウガラス12の上縁がインナウェザストリップ16のシールリップ30の下端からその内部に入り込むのが阻止され、ウインドウガラスを円滑に昇降させることができる。
【0033】
・前記実施形態において、後側のガラスラン19には、車内側シールリップ26よりウインドウガラス12の端部側に寄った位置で、車内側シールリップ26の長手方向と平行な方向に延びかつウインドウガラス12の内側面に摺接する補助シールリップ38を設けてもよい。
【0034】
このようにした場合、型成形の容易化のために、ガラスラン19の車内側シールリップ26に、シールリップ部35の下方に切欠き部39を設けた場合に、切欠き部39の個所でウインドウガラス12の内側面に摺接しない部分ができるが、この部分でのシール性の低下を補助シールリップ38で補うことができる。
【0035】
・前記実施形態では、インナウェザストリップ16には、2つのシールリップ30,31を設けているが、上側のシールリップ31を省略してもよい。
・前記実施形態では、トリム部29の内部に一枚の金属板32をインサートしてあるが、該金属板32に代えて、複数の分割片からなる分割インサート部材を用いてもよい。
【0036】
次に、前記実施形態及びその変更例から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
(1)ドアのウインドウガラス(12)の周縁部に設けられるとともにドアのウインドウフレーム(13)の上縁,前縁及び後縁にそれぞれに装着されるガラスラン部(15)と、ドアのベルトライン部に沿って配設されるシール部材(インナウェザストリップ16)と、該シール部材の前後端と前記ガラスラン部のうちの前後のガラスラン(18,19)とをそれぞれ接続一体化する前側及び後側の型成形部(21,34)とを備え、前記前後のガラスラン及び前記シール部材は、前記ウインドウガラスの周縁部でその一側面に摺接するシールリップ(26,30)をそれぞれ有する車両用シール部品において、前記前後のガラスランの各シールリップ(26)と前記シール部材のシールリップ(30)とを、該両シールリップ(26,30)の変形方向が一致するように前記前後の型成形部により一体化した車両用シール部品。このような構成にすれば、シールリップ(26,30)の各シール線(26a,30a)が型成形部(21,34)を介して連続し、型成形部におけるシール線の切れる部分がなくなる。これによって、走行中における車室内の静粛性が向上する。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、ウインドウガラスに対する良好なシール性が得られ、走行中における車室内の静粛性を向上することができる。
【0038】
加えて、型成形部によるガラスラン部及びシール部材の両シールリップを容易に一体化することができる。
【0039】
また、請求項1に記載の発明によれば、ウインドウガラスを円滑に昇降させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明において、型成形の容易化のために、ガラスラン部のシールリップのうち、前記シールリップ部の下方に空間が残るように切欠き部を設けた場合でも、該切欠き部の個所でのシール性の低下をガラスラン部の補助シールリップで補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る車両用シール部品の主要部を示す斜視図。
【図2】車両用シール部品とドアを示す分解斜視図。
【図3】図1に示すインナウェザストリップの縦断面図。
【図4】参考例を示す図で、図2の4−4線断面図。
【図5】実施形態の変更例を示す図1と同様の斜視図。
【図6】従来の車両用シール部品の主要部を示す斜視図。
【図7】図6の7−7線断面図。
【符号の説明】
11…ドア、12…ウインドウガラス、13…ウインドウフレーム、15…ガラスラン部、21,34…型成形部、26,27,30,31…シールリップ、35,37…シールリップ部、38…補助シールリップ。
Claims (2)
- ドアのウインドウガラスの周縁部に設けられるとともにドアのウインドウフレームに装着されるガラスラン部と、ベルトライン部に沿って配設されるシール部材の前後端とが型成形部により一体化された車両用シール部品において、
前記型成形部に、前記ウインドウガラスの一側面に摺接するとともに、前記ガラスラン部のシールリップと前記シール部材のシールリップとを連続的に接続するシールリップ部が設けられ、
前記ガラスラン部のシールリップは、接続される前記型成形部のシールリップ部の下方に空間が残るように切欠き部が形成され、
前記シール部材のシールリップは、前記ウインドウガラスの一側面に対して下向きに延びて下端部側で前記一側面と摺接するとともに、前記シール部材のシールリップの下端部は、前記ウインドウガラスの一側面と当接する部位より、前記一側面から離れる方向へさらに延びる延長部を有し、
前記型成形部のシールリップ部の一端は前記ガラスラン部のシールリップの切欠き部の上端に、他端は前記シール部材のシールリップの一側端にそれぞれ連続する肉厚で接続されている車両用シール部品。 - 前記ガラスラン部には、該ガラスラン部のシールリップよりも前記ウインドウガラスの端部側に寄った位置で、前記ガラスラン部のシールリップの長手方向と平行な方向に延びかつ前記ウインドウガラスの一側面に摺接する補助シールリップを備える請求項1に記載の車両用シール部品。
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