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JP4282759B1 - Av機器接続用マグネシウムシールドケーブル - Google Patents

Av機器接続用マグネシウムシールドケーブル Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ケーブルを介して侵入する外部ノイズの影響を限界まで排除することによって、原音を忠実に再現すること可能にする、AV機器接続用シールドケーブルを提供することを目的とする。
【解決手段】高い電磁波遮断性、振動吸収性、熱発散性等を備えるマグネシウムを主成分とする金属箔テープを、ケーブルのIN側からOUT側に向って、反時計回り(左回り)の螺旋を描くように巻き付けてシールド層を形成する。さらに、IN側は、金属箔テープとショートさせないようにし、OUT側は、金属箔テープと電気的に接続することによって、ノイズをOUT側のグランド(アース)に落とす。
【選択図】図1

Description

本発明は、AV機器接続用シールドケーブルに関し、より詳細には、マグネシウムを主成分とするシールド材を含むAV機器接続用シールドケーブル関する。
一般に、音響装置の接続に用いられるオーディオケーブルは、電磁波や振動など、常に外部からのノイズに晒された状態で使用されており、ケーブル内の信号線が外部ノイズを拾ってしまうと、その影響が出力音の音色に如実に表れてしまうという問題があった。そこで、オーディオケーブルにおいて、このような外部ノイズの干渉を低減すべく、そのシールド構造について種々検討がなされていた。特に、原音の再現性を高度に要求されるプロ仕様のオーディオケーブルについては、外部ノイズの影響を限界まで排除することが求められていた。
この点につき、特開2004−63418号公報(特許文献1)には、Al−PETテープや銅蒸着PETテープなどの金属箔テープを螺旋状に巻き付けてシールド層を形成した2芯平行シールドケーブルを開示されており、現在、特許文献1に示されたのと同様の金属箔テープからなるシールド層を備えるシールドケーブルが、AV機器接続用として既に販売されている。しかし、これら既存のシールドケーブルは、電磁波の遮断については、ある程度の効果は奏するものの、振動吸収については十分な効果を奏するものとは言えなかった。さらに、これらのシールドケーブルにおいては、シールド層を構成する銅やアルミなどの金属材料に由来する共振成分が音信号に入り込んでしまうため、出力音に違和感が生じてしまう(いわゆる、金属音がのってしまう)という問題があった。
特開2004−63418号公報
本発明は、上記従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、本発明は、ケーブルを介して侵入する外部ノイズの影響を限界まで排除することによって、原音を忠実に再現すること可能にする、AV機器接続用シールドケーブルを提供することを目的とする。
本発明者らは、AV機器接続用シールドケーブルにおいて、ケーブルを介して侵入する外部ノイズの影響を限界まで排除し、原音を忠実に再現することを企図して、そのシールド構造につき鋭意検討する中で、実用金属であるマグネシウムが備える高い電磁波遮断性、振動吸収性、熱発散性等の物性に着目し、マグネシウムをシールド層材料として採用することに想到した。さらに、本発明者らは、試行錯誤の結果、マグネシウムを主成分とするテープ状の金属箔を、ケーブルのIN側からOUT側に向って、反時計回り(左回り)の螺旋を描くように巻き付けてシールド層を形成することによって、非常に高い再現性をもって原音が再現される現象を見出し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、マグネシウムを主成分とするテープ状の金属箔を、ケーブルのIN側からOUT側に向って螺旋状に巻き付けて形成されたシールド層を備える、AV機器接続用シールドケーブルが提供される。本発明においては、前記金属箔をマグネシウム含有率が95%以上のマグネシウム金属箔とすることが好ましく、純マグネシウム箔とすることが最も好ましい。また、本発明においては、前記金属箔を、ケーブルのIN側からOUT側に向って反時計回りの螺旋を描くように巻き付けてシールド層を形成することが好ましく、前記シールド層は、一本の連続したテープ状の金属箔によって形成することが好ましい。さらに、本発明においては、前記金属箔をIN側の端子と電気的に断絶させ、かつ、OUT側のコールド端子と電気的に接続することが好ましい。
さらに、本発明によれば、既存のRCAケーブルを利用することができ、既存のRCAケーブルのシースに対して、マグネシウム含有率が95%以上の一本の連続したテープ状のマグネシウム金属箔をケーブルのIN側からOUT側に向って反時計回りの螺旋を描くように巻き付けてシールド層を形成し、前記マグネシウム金属箔を、IN側のピンプラグと電気的に断絶させ、かつ、OUT側のピンプラグのボディを貫通して螺合された金属ねじを介してOUT側のコールド端子と電気的に接続し、さらに、前記シールド層の外周を熱収縮性チューブによって被覆することによって、本発明のAV機器接続用シールドケーブルを製造することができる。
上述したように、本発明によれば、ケーブルを介して侵入する外部ノイズの影響を限界まで排除することができ、原音を忠実に再現することのできるAV機器接続用シールドケーブルが提供される。
本実施形態のマグネシウムシールドケーブルを示す図。 本実施形態のマグネシウムシールドケーブルのIN側近傍を拡大して示す図。 本実施形態のマグネシウムシールドケーブルのピンプラグの内部断面を示す図。 本実施形態のマグネシウムシールドケーブルの奏する作用効果を説明するための概念図。 本実施例のマグネシウムシールドケーブルの作製手順を時系列的に示す図。 本実施例のマグネシウムシールドケーブルのピンプラグのコールド端子とマグネシウム合金箔テープの電気的接続方法を示す図。
以下、本発明を図面に示した実施の形態をもって説明するが、本発明は、図面に示した実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態であるAV機器接続用マグネシウムシールドケーブル10(以下、シールドケーブル10として参照する)を示す図である。図1に示すシールドケーブル10は、その両端に、それぞれ、ピンプラグ12(OUT側)およびピンプラグ13(IN側)を備えるRCAケーブルとして例示されている。図1(a)は、シールドケーブル10の側面図を示し、図1(b)は、図1(a)に示すシールドケーブル10のA−A線における断面図を示す。
図1(b)に示されるように、シールドケーブル10は、被覆された2本の信号線を備える2芯ケーブルとして構成されており、ホット側(+)に接続される信号線14と、コールド側(−)に接続される信号線16を備え、信号線14および信号線16は、既知のシールド構造である銅線ブレード18によって被覆されている。
さらに、本実施形態のシールドケーブル10においては、銅線ブレード18の外周がマグネシウム・シールド層20によって被覆されており、最外周が合成樹脂からなるシース22によって被覆されて構成されている。
図1(a)においては、シールドケーブル10について、説明の便宜のため、シース22の一部を取り去り、内側のマグネシウム・シールド層20を表出させて示している。図1(a)に示されるように、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20は、テープ状の金属箔をシールドケーブル10の長手方向に螺旋状に巻き付けることによって形成されている。本実施形態におけるテープ状の金属箔は、マグネシウムを主成分とする金属箔によって構成されている。実用金属であるマグネシウムは、従来のシールド層の材料として採用されてきた、銅(Cu)やアルミ(Al)などに比べて、その密度が小さいため、製品の軽量化に資する他、シールド特性が格段に高く、さらに加えて、AV機器接続の用途において好適な特性を有する。なお、この点については、後に詳説する。
本実施形態においては、テープ状の金属箔として、マグネシウム合金箔を用いることができ、純マグネシウム箔を用いることが最も望ましい。マグネシウム合金箔を用いる場合は、マグネシウムの純度が高いほどよく、マグネシウムの含有率が95%以上であることが好ましく、96%以上であることがより好ましく、97%以上であることがさらに好ましい。本発明者らは、マグネシウムの含有率が97%以上の場合に、特に聴感が向上することを発見した。
次に、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20の形成方法について図2を参照して説明する。図2は、本実施形態のシールドケーブル10のIN側近傍を拡大して示す図である。なお、図2においては、説明の便宜のため、シース22を取り去った状態のシールドケーブル10を示している。図2に示されるように、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20は、銅線ブレード18の外周(すなわち、信号線14および16の外周)に対し、テープ状の金属箔テープ20aを螺旋状に巻き付けることによって形成されている。なお、本実施形態においては、IN側の始端からOUT側の終端に至るまでを、一本の連続した金属箔テープ20aを用いて巻き付けることが好ましい。
また、金属箔テープ20aの巻き付けに際しては、図2に示すように、金属箔テープ20aのテープ幅のおおよそ半分程度を重ねるようにして、テープ間に隙間を生じさせないように、均等に巻いていくことが好ましい。このような形で金属箔テープ20aを螺旋状に巻いていくことによって、使用の際にシールドケーブル10が曲げられた場合であっても、マグネシウム・シールド層20に隙間が生じたり、金属箔テープ20aが応力によって破断したりすることが防止される。
さらに、金属箔テープ20aの巻き方向については、図2に示すように、金属箔テープ20aを、IN側からOUT側に向って、反時計回り(左回り)の螺旋を描くように巻き付けることが好ましい。この理由については、明らかでないが、IN側からOUT側に向って、時計回り(右回り)の螺旋を描くように巻き付けた場合と比較して、反時計回り(左回り)の螺旋を描くように巻き付けた場合の方がより音の輪郭がはっきりするという現象を本発明者らは発見した。以上、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20の形成方法について説明したが、次に、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20の電気的な接続条件について、図3を参照して以下説明する。
図3は、本実施形態のシールドケーブル10のピンプラグの内部断面を示す図であり、図3(a)は、IN側のピンプラグ13の内部断面を示し、図3(b)は、OUT側のピンプラグ12の内部断面を示す。図3(a)に示されるように、IN側のピンプラグ13においては、信号線16は、ピン13aにはんだ付けなどによって電気的に接続され、信号線14は、ボディ13bに同じくはんだ付けなどによって電気的に接続されている。一方、マグネシウム・シールド層20とボディ13bとの間にはシース22が介在しており、マグネシウム・シールド層20とボディ13bとが電気的に断絶するように構成されている。
一方、図3(b)に示されるように、OUT側のピンプラグ12においては、信号線16および信号線14が、それぞれ、ピン12aおよびボディ12bにはんだ付けなどによって電気的に接続されている点についてはIN側と同様であるが、OUT側のピンプラグ12においては、IN側と異なり、図中の矢印が示すように、マグネシウム・シールド層20とボディ12bとが、はんだ付け、圧着、圧接、その他の適切な方法によって電気的に接続するように構成されている。以上、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20の電気的な接続条件について説明したが、次に、本実施形態のシールドケーブル10の奏する作用効果について、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態のシールドケーブル10の奏する作用効果を説明するための概念図である。ここでは、仮に、シールドケーブル10のピンプラグ13が図示しないCD再生装置Xに接続され、ピンプラグ12が図示しないアンプYに接続されているものとして説明する。CD再生装置Xにおいて所定の音源CDを再生した場合、CD再生装置Xから出力された音声信号は、シールドケーブル10内の信号線を通り、矢印の方向(紙面の右から左)に伝送される。
一方で、音声信号が伝送される間、シールドケーブル10は、外部ノイズ、すなわち、外部からの電磁波や振動などに晒される。外部ノイズ(N)は、シールドケーブル10のシース22を透過してマグネシウム・シールド層20に到達する。ここで、本実施形態におけるマグネシウム・シールド層20は、マグネシウムを主成分とする金属箔によって構成されており、マグネシウムは、電磁波遮断性が非常に高く、また、その振動吸収率は、実用金属中最も高いため、外部からシールドケーブル10内に侵入した電磁波がマグネシウム・シールド層20によって好適に遮断されるとともに、外部から伝播した振動がマグネシウム・シールド層20に好適に吸収される。
さらに本実施形態におけるシールドケーブル10においては、上述したように、マグネシウム・シールド層20が一本の連続した金属箔テープ20aによって形成されており、かつ、そのIN側端部がピンプラグ13と電気的に断絶し、OUT側端部がピンプラグ12のボディ12b(すなわち、コールド端子(−))と電気的に接続するように構成されているため、ノイズが伝播する方向がIN側からOUT側へと整えられ、マグネシウム・シールド層20が外部から拾ったノイズをIN側のCD再生装置Xにフィードバックさせることなく、ピンプラグ12のボディ12b(すなわち、コールド端子(−))を経て、OUT側のアンプYのグランド(アース)に落とすことができる。以上、説明したように、本実施形態のシールドケーブル10は、そのマグネシウム・シールド層20の材料として、電磁波遮断性、振動吸収率に共に優れたマグネシウムを採用することによって、音声信号に対する外部ノイズの干渉を最大限に低減することができる。
一方、本実施形態のシールドケーブル10が、そのシールド層の材料としてマグネシウムを採用することは、特に、AV機器接続の用途においては、以下に示す利点がある。
これまでのように、シールドケーブルにおけるシールド層の材料として、銅(Cu)やアルミ(Al)等の他の金属を使用した場合、これらの金属の物性によって外部ノイズをキャンセルできたとしても、これらの金属自体は、信号線を伝播する音声信号に対して完全に中立ではなく、これらの金属に固有の振動が音声信号に干渉することは避けられない。このようなシールド層の材料金属による干渉が複合共振となって音声信号に入り込む結果、CDに録音されていないノイズがアンプYに伝わってしまい、最終的な出力(音色)に聴感上の違和感が生じてしまう。
この点につき、本実施形態のシールドケーブル10は、そのシールド層の材料としてマグネシウムを採用するので、同様に、マグネシウムに固有の振動が音声信号に干渉することになるが、マグネシウムが音声信号に与える複合共振の影響は、木材が音声信号に与える複合共振の影響に非常に近いため、最終的な出力(音色)に聴感上の違和感をほとんど生じさせない。すなわち、音楽CDなどに録音された原音の成分には、一般に、木材由来の複合共振が予め織り込まれているため、木材に近い音色を持つマグネシウムは、これらの音声信号と相性がよく、マグネシウムを主成分とするマグネシウム・シールド層20は、原音のもつ質感をほとんど変化させないという特徴を有する。
以上、本発明を図1〜図4に示す実施形態をもって説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明のAV機器接続用マグネシウムシールドケーブルは、要するに、信号線の外周が、マグネシウムを主成分とする金属箔テープが螺旋状に巻かれてなるシールド層によって被覆される構成を備えるものであればよく、その金属箔テープは、信号線の被膜の上から直接巻かれていてもよく、また、既存のケーブルのシースの上から巻かれていてもよい。
また、上述した実施形態においては、RCAケーブルを例示して説明してきたが、本発明のAV機器接続用マグネシウムシールドケーブルは、これに限定されるものでなく、AV機器に接続されるあらゆるケーブル(スピーカケーブル、電源ケーブル、D端子、HDMIケーブル等の映像ケーブル、電気楽器の接続ケーブルなど)に適用することができる。その他、当業者が想到することができる範囲内の設計変更であって、本発明の作用・効果を奏する構成は、本発明の範囲に含まれるものである。
以下、本発明のAV機器接続用マグネシウムシールドケーブルについて、実施例を用いてより具体的に説明を行なうが、本発明は、後述する実施例に限定されるものではない。
(マグネシウムシールドケーブルの作製)
既存のシールドケーブルを使用して、本実施例のマグネシウムシールドケーブルを作製した。図5(a)〜(c)は、マグネシウムシールドケーブルの作製手順を時系列的に示す図であり、各図においては、各過程におけるケーブルの側面図と断面図(A−A線)を併せて示す。以下、図5を参照して、本実施例のマグネシウムシールドケーブルの作製方法について説明する。
図5(a)に示すように、既存のシールドケーブル30を用意した。シールドケーブル30は、2芯信号線が銅線ブレード18およびシース22によって被覆されてなる一般的なRCAケーブル(品番K-1、KRYNA社製、全長1000mm)を使用した。まず、シールドケーブル30のシース22の上に、IN側を始端とし、OUT側に向って、マグネシウム合金箔テープ32(幅20mm、厚さ55μm、マグネシウム含有率95〜96%、アルミ3%、亜鉛1%、品番AZ31B、日本金属製)を、隙間ができないように、テープ幅を半分程度均等に重ねながら、IN側から見て反時計回りの螺旋状に巻いていった。なお、上述したのと同様の手順で、マグネシウム合金箔テープ32を、IN側から見て時計回りに巻いたものも併せて作製した。
図5(b)は、マグネシウム合金箔テープ32を巻き終わった状態を示す。図5(b)に示されるように、マグネシウム合金箔テープ32の始端は、IN側のピンプラグ13とショートしないようにし、マグネシウム合金箔テープ32の終端は、OUT側のピンプラグ12のコールド端子(−)に電気的に接続した。なお、本実施例においては、図6に示すように、ピンプラグ12(OUT側)のボディ12bに設けたネジ穴に、導電性の金属ネジ34を螺合することによって、ボディ12bを貫通した金属ネジ34を介してマグネシウム合金箔テープ32とコールド端子(−)とを電気的に接続した。マグネシウムは、融点が高く、また、温度を高くすると発火の虞があるため、はんだ付けを用いないことが好ましく、図6に示すような方法の他、圧着または圧接によって電気的に接続することが好ましい。
最後に、図5(c)に示すように、マグネシウム合金箔テープ32を保護するため、熱収縮チューブ36(品番9.5-12mm、住友電工社製、全長1000mm)を使用して、最外周を被覆し、最終サンプルとした。なお、マグネシウム合金箔テープ32を、IN側から見て時計回りに巻いたものをサンプル1とし、反時計回りに巻いたものをサンプル2とした。
(聴感試験)
上述した手順で作製したサンプル1およびサンプル2、ならびに、比較例としての既存のシールドケーブル30を用いて聴感試験を行なった。具体的には、上記各ケーブルを用いてCD再生装置とアンプとを接続したステレオ装置で、共通のCD音源を再生し、その音色を、音響機器開発のエンジニアに試聴してもらった。
その結果、サンプル1(時計回り)は、比較例に比べて、音の解像度、S/N比、定位感、および位相感のいずれもが向上し、また、音質が軽くなったという評価を得た。サンプル2(反時計回り)については、サンプル1(時計回り)について上述したのと同様の評価の他、サンプル1(時計回り)に比較して、音像の高さや奥行き感がより忠実に表現され、ステージが見えやすくなったという非常に高い評価を得た。
以上の試験結果により、本発明のAV機器接続用マグネシウムシールドケーブルによれば、ケーブルを介して侵入する外部ノイズの影響が限界まで排除され、原音を忠実に再現することが可能になることが示された。
10…マグネシウムシールドケーブル、12…ピンプラグ、13…ピンプラグ、14…信号線、16…信号線、18…銅線ブレード、20…マグネシウム・シールド層、22…シース、30…既存のシールドケーブル、32…マグネシウム合金箔テープ、34…金属ネジ、36…熱収縮チューブ

Claims (9)

  1. マグネシウムを主成分とするテープ状の金属箔を、ケーブルのIN側からOUT側に向って螺旋状に巻き付けて形成されたシールド層を備える、AV機器接続用シールドケーブル。
  2. 前記金属箔は、マグネシウム含有率が95%以上のマグネシウム金属箔である、請求項1に記載のAV機器接続用シールドケーブル。
  3. 前記マグネシウム金属箔は、純マグネシウム箔である、請求項2に記載のAV機器接続用シールドケーブル。
  4. 前記シールド層は、前記金属箔をケーブルのIN側からOUT側に向って反時計回りの螺旋を描くように巻き付けて形成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のAV機器接続用シールドケーブル。
  5. 前記金属箔は、IN側の端子と電気的に断絶し、かつ、OUT側のコールド端子と電気的に接続される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のAV機器接続用シールドケーブル。
  6. 前記シールド層は、一本の連続したテープ状の金属箔によって形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のAV機器接続用シールドケーブル。
  7. マグネシウム含有率が95%以上の一本の連続したテープ状のマグネシウム金属箔を、ケーブルのIN側からOUT側に向って反時計回りの螺旋を描くように巻き付けて形成されたシールド層を備え、前記マグネシウム金属箔は、IN側の端子と電気的に断絶し、かつ、OUT側のコールド端子と電気的に接続される、AV機器接続用シールドケーブル。
  8. RCAケーブルのシースに対して、マグネシウム含有率が95%以上の一本の連続したテープ状のマグネシウム金属箔を、ケーブルのIN側からOUT側に向って反時計回りの螺旋を描くように巻き付けてシールド層を形成したAV機器接続用シールドケーブルであって、前記マグネシウム金属箔は、IN側のピンプラグと電気的に断絶し、かつ、OUT側のピンプラグのボディを貫通して螺合された金属ねじを介してOUT側のコールド端子と電気的に接続される、AV機器接続用シールドケーブル。
  9. 前記シールド層の外周が熱収縮性チューブによって被覆された、請求項8に記載のAV機器接続用シールドケーブル。
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