JP4281037B2 - 内燃機関用点火装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関用点火装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジンという)の点火動作等を制御する点火装置として、カム軸に取り付けられカム軸の1回転(エンジンの2回転)に1回パルス信号(カム軸信号)を出力するカム軸センサと、クランク軸に取り付けられエンジンの所定角(例えば360°CA(クランク角))毎にパルス信号(クランク角信号)を出力するクランク角センサとを備えたエンジン用点火装置が知られている。
【0003】
このような従来技術によるエンジン用点火装置では、例えば図7の(b)に示すように、カム軸センサから出力されるカム軸信号と、例えば図7の(d)に示すように、クランク角センサから出力されるクランク角信号とを制御回路のマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)に取り入れてエンジンの行程の特定等を行っている。すなわち、カム軸センサから出力されるカム軸信号を検出することにより、圧縮行程と排気行程とを判別し、排気行程終端におけるいわゆる捨て火の発生をなくすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のようにカム軸センサを備えてカム軸信号によりエンジンの基準位置を検出するようにした場合、カム軸およびその周辺に各種部品を配設する必要があり、カム軸の取り付け場所に制約を受けるため、エンジンの設計に支障をきたす恐れがある。また、カム軸およびその周辺の加工等に工数がかかり、装置が複雑になって製造コストが上昇するという問題があった。
【0005】
そこで、▲1▼例えば図7の(c)に示すように、エンジンの吸気管に吸気圧センサを取り付け、この吸気圧センサによりエンジンの吸気圧信号を出力して吸気負圧部を検出し、吸気圧信号の位置からエンジンの基準位置を決定して圧縮行程を特定することが考えられる。
また、▲2▼例えば図7の(d)に示すように、クランク角センサから出力されるクランク角信号のパルス幅が特に圧縮行程と排気行程とで異なることを利用し、両者の角度時間を比較して圧縮行程を特定することが考えられる。
【0006】
しかしながら、▲1▼エンジンの吸気管に吸気圧センサを取り付ける場合、吸気管およびその周辺の加工等に工数がかかり、部品点数が増大して製造コストが上昇するという問題がある。また、▲2▼クランク角信号のパルス幅を基に圧縮行程を特定する場合、サンプリング部分の平均回転速度における角度時間を比較することとなり、検出精度がよくないという問題がある。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するためなされたものであり、簡単な構成でエンジンの圧縮行程を特定し、捨て火の発生を防止するエンジン用点火装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、例えば燃焼行程以降での波高値を比較してエンジンの失火検出を容易にするエンジン用点火装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、同一行程毎の波高値を比較してエンジンの加減速を判定し、点火時期制御を良好にするエンジン用点火装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のエンジン用点火装置によると、クランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を入力し、連続する2回転の各クランク角信号の波高値を比較して相対的に大きい波高値の回転を排気行程として特定し、小さい波高値の回転を圧縮行程として特定するので、エンジンの1燃焼サイクルにおける瞬時の回転速度に変動があること、ならびにエンジンの回転速度に応じてクランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値が変化することを利用して簡便にエンジンの圧縮行程を特定することが可能となる。これにより、カム軸センサや吸気圧センサを取り付けることなく、簡単な構成で捨て火の発生を防止することができる。また、クランク角信号のパルス幅を基に圧縮行程を特定する場合に比べて、瞬時の回転速度の変動を反映しているため、検出精度を向上することができる。
【0009】
さらに、エンジンのクランキング始動時に圧縮行程を特定するのみならず、クランキング始動後の正規点火後において、クランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を比較することにより、波高値が異常に低下した場合にそれを特定することで失火検出を容易に行うことができる。
【0010】
さらにまた、同一行程毎にクランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を比較することにより、エンジンの加減速を判定し、点火時期制御を良好にするとともに、燃料噴射信号に利用することで最適な噴射位置で最適な燃料量を燃料噴射弁から噴射することができる。
【0011】
本発明の請求項2記載のエンジン用点火装置によると、ホールド手段により、クランク角センサから入力されるクランク角信号の波高値のピークおよびボトムの一方または両方をホールドし、リセット手段により、上記のホールド手段から入力される波高値のピークおよびボトムの一方または両方を取り込み後にホールド手段をリセットするので、エンジンの圧縮行程を確実にかつ精度よく特定することができる。
【0012】
本発明の請求項3記載のエンジン用点火装置によると、クランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を入力し、この波高値を所定の判定値と比較して入力した波高値が上記の所定の判定値よりも大きい場合に排気行程として特定し、小さい場合に圧縮行程として特定するので、エンジンの1燃焼サイクルにおける瞬時の回転速度に変動があること、ならびにエンジンの回転速度に応じてクランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値が変化することを利用して簡便にエンジンの圧縮行程を特定することが可能となる。これにより、カム軸センサや吸気圧センサを取り付けることなく、簡単な構成で捨て火の発生を防止することができる。また、クランク角信号のパルス幅を基に圧縮行程を特定する場合に比べて、瞬時の回転速度の変動を考慮しているため、検出精度を向上することができる。
【0013】
さらに、エンジンのクランキング始動時に圧縮行程を特定するのみならず、クランキング始動後の正規点火後において、クランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を比較することにより、波高値が異常に低下した場合にそれを特定することで失火検出を容易に行うことができる。
【0014】
さらにまた、同一行程毎にクランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を比較することにより、エンジンの加減速を判定し、点火時期制御を良好にするとともに、燃料噴射信号に利用することで最適な噴射位置で最適な燃料量を燃料噴射弁から噴射することができる。
【0015】
本発明の請求項4記載のエンジン用点火装置によると、サンプリング手段により、クランク角センサから入力されるクランク角信号の波高値のピークおよびボトムの一方または両方を繰り返しサンプリングするので、ホールド回路を用いなくてもエンジンの圧縮行程を確実にかつ精度よく特定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例によるエンジン用点火装置の概略構成を図1に示す。第1実施例の点火装置は車両に搭載されるものであって、単気筒4ストロークエンジンの点火装置に本発明を適用した例である。
【0017】
図1に示すように、第1実施例の点火装置は、図示しないエンジンに設けられクランク角を検出するクランク角センサ20と、このクランク角センサ20からの信号を入力して点火制御等を行う制御回路10と、この制御回路10から出力される制御信号により制御される点火コイル40とから構成されている。
【0018】
クランク角センサ20は、シグナルロータ21の回転を介してエンジンの図示しないクランク軸の回転を検出するセンサであり、点火時期等の情報を得るため、回転角を示すクランク角360°CA毎にクランク角信号としてのパルス信号を出力する。シグナルロータ21には、その外周に一体的に取り付けられるようにして突起21aが設けられ、この突起21a通過位置に近接してピックアップセンサ22が固定的に設置される。このピックアップセンサ22からは、シグナルロータ21の回転に伴って突起21aが通過したときに、突起21aの先端に対応して負のパルス信号が発生され、また突起21aの後端に対応して正のパルス信号が発生される。これらのパルス信号は、制御回路10の後述する波形整形回路11に入力される。
【0019】
制御手段としての制御回路10は、クランク角センサ20から入力されるパルス信号を波形整形する波形整形回路11と、この波形整形回路11により波形整形された信号情報より点火コイル40を最適値に動作させるための演算および駆動信号を出力するマイコン13と、マイコン13から入力される駆動信号に基づいて点火コイル40に制御信号を出力する点火回路14と、クランク角センサ20から入力される正および負のパルス信号の電圧を正および負の波高値電圧に変換する電圧変換回路15および17と、電圧変換回路15および17から入力される正および負の波高値電圧のピークおよびボトムをホールドするホールド回路16および18とを備えている。
【0020】
マイコン13には、波形整形回路11により波形整形された波形整形信号と同期してホールド回路16および18から入力される正および負の波高値電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器130が設けられている。また、リセット手段としてのA/D変換器130は、ホールド手段としてのホールド回路16および18からA/D変換器130に波高値電圧のピークおよびボトムを取り込み後、次回ホールドに備えてホールド回路16および18をリセットするリセット信号が送出可能な構成となっている。
【0021】
ここで、図3に示すように、ホールド回路16および18に入力される波高値電圧はエンジンの回転速度に応じて変化し、例えば1ボルトから80ボルト程度まで変化する。したがって、上記波高値電圧をマイコン13に入力可能な最大5ボルトに変換するため、電圧変換回路15および17を備えている。また、電圧変換回路15,17内に、全回転域での変換精度を高めるため、電圧変換のゲインをエンジンの回転速度で切り換る回路を備えることもできる。
また点火コイル40は、点火回路14から入力される点火信号により、最適な点火時期で高電圧を点火プラグ41に供給し、図示しないエンジンの燃焼室内の混合気を点火させるものである。
【0022】
次に、上記構成をもつ第1実施例のエンジン用点火装置の作動について、図2を用いて説明する。ここで、図2に示す特性図は、1燃焼サイクルにおけるエンジン回転速度と、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号と、このクランク角信号を波形整形回路11により波形整形した波形整形信号とを示している。
【0023】
図2に示すように、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号には、クランク軸が2回転するエンジンの1燃焼サイクル720°CA毎に負および正の1対の信号からなるパルス信号が2対出力される。ここで、図2に示す排気行程に出力される負および正の1対のパルス信号をそれぞれP1およびP2とし、図2に示す圧縮行程に出力される負および正の1対のパルス信号をそれぞれP3およびP4とする。そして、パルス信号P1およびP2のボトムおよびピークの波高値電圧の絶対値をh1およびh2とし、パルス信号P3およびP4のボトムおよびピークの波高値電圧の絶対値をh3およびh4とすると、エンジン回転速度に応じてクランク角センサ20から出力されるクランク角信号の波高値は変化するので、
【0024】
h1>h3
かつ、
h2>h4
となる。したがって、パルス信号P1とパルス信号P3、およびパルス信号P2とパルス信号P4の一方または両方について、ホールド回路16および18に入力され、A/D変換器130によりA/D変換された波高値電圧をマイコン13により比較することにより、相対的に大きい波高値であるパルス信号P1およびP2の一方または両方の回転を排気行程として特定し、小さい波高値であるパルス信号P3およびP4の一方または両方の回転を吸気行程として特定することができる。
【0025】
すなわち、マイコン13により、連続する2回転のクランク角センサ20から出力されるパルス信号P1およびP2の一方または両方と、パルス信号P3およびP4の一方または両方との波高値を比較してエンジンの圧縮行程を特定することができる。そして、圧縮行程を特定した後、マイコン13によりタイマを設定し、点火回路14から点火コイル40に点火信号を出力する。
【0026】
以上説明した本発明の第1実施例においては、連続する2回転のクランク角センサ20から出力される各パルス信号の波高値を比較して相対的に大きい波高値の回転を排気行程として特定し、小さい波高値の回転を吸気行程として特定することで、エンジンの1燃焼サイクル720°CAにおける瞬時の回転速度に変動があること、ならびにエンジンの回転速度に応じてクランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値が変化することを利用して簡便にエンジンの圧縮行程を特定することが可能となる。これにより、カム軸センサや吸気圧センサを取り付けることなく、簡単な構成で捨て火の発生を防止することができる。また、クランク角信号のパルス幅を基に圧縮行程を特定する場合に比べて、瞬時の回転速度の変動を反映しているため、検出精度を向上することができる。
【0027】
さらに、エンジンのクランキング始動時に圧縮行程を特定するのみならず、クランキング始動後の正規点火後において、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号の波高値を比較することにより、波高値が異常に低下した場合にそれを特定することで失火検出を容易に行うことができる。
【0028】
さらにまた、同一行程毎にクランク角センサ20から出力されるクランク角信号の波高値を比較することにより、エンジンの加減速を判定し、点火時期制御を良好にするとともに、燃料噴射信号に利用することで最適な噴射位置で最適な燃料量を燃料噴射弁から噴射することができる。
【0029】
さらにまた、ホールド回路16および18により、クランク角センサ20から入力されるクランク角信号の波高値のピークおよびボトムの一方または両方をホールドし、A/D変換器130により、波高値のピークおよびボトムの一方または両方を取り込み後にホールド回路16および18をリセットするので、エンジンの圧縮行程を確実にかつ精度よく特定することができる。
【0030】
(第2実施例)
第2実施例を図4、図5および図6に示す。図1に示す第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。
第2実施例においては、図5に示すように、図1に示す第1実施例のホールド回路16および18を廃止し、電圧変換回路15および17から入力される正および負の波高値電圧をサンプリング手段としてのA/D変換器130により繰り返しサンプリングするようにしたものである。マイコン13は、図6に示すように、波形整形回路11から入力される波形整形信号を割り込んでA/D変換を繰り返し行い、パルス信号のピークおよびボトムの一方または両方がA/D変換値の最大値よりも所定の設定値低下したところでA/D変換を停止する。そして、ピークおよびボトムの一方または両方の波高値電圧をマイコン13により図4に示す所定の判定値と比較して入力した波高値が上記の判定値よりも大きい場合に排気行程として特定し、小さい場合に圧縮行程として特定する。上記の方法により圧縮行程を特定した後、マイコン13によりタイマを設定し、点火回路14から点火コイル40に点火信号を出力する。
【0031】
以上説明した本発明の第2実施例においては、クランク角センサ20から出力されるクランク信号の波高値を入力してA/D変換を繰り返し行い、ピークおよびボトムの一方または両方の値を探り出してピーク(ボトム)値として所定の判定値と比較し、入力した波高値が上記判定値よりも大きい場合に排気行程として特定し、小さい場合に吸気行程として特定することで、第1実施例と同様に簡便にエンジンの圧縮行程を特定することが可能となる。これにより、第1実施例と同様の効果を得ることができる。
【0032】
さらに、A/D変換器130により、クランク角センサ20から入力されるクランク角信号の波高値のピークおよびボトムの一方または両方を繰り返しサンプリングするので、エンジンの圧縮行程を確実にかつ精度よく特定することができるとともに、図1に示す第1実施例のホールド回路16および18を廃止することで、部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
【0033】
以上説明した本発明の上記複数の実施例では、単気筒4ストロークエンジンの点火装置に本発明を適用したが、本発明では、エンジンの気筒数に限定されることはない。また、クランク角信号数は、公知の多パルスロータを使用してエンジン行程毎の波高値を取り込んでもよく、さらには多パルスとカム信号とを組み合わせたシステムで波高値検出を組み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるエンジン用制御装置を示す模式的構成図である。
【図2】本発明の第1実施例によるエンジン用制御装置の作動を説明するためのエンジン回転速度、波形整形信号およびクランク角信号を示す特性図である。
【図3】本発明の第1実施例によるエンジン用制御装置のエンジン回転速度と波高値電圧との関係を示す特性図である。
【図4】本発明の第2実施例によるエンジン用制御装置の排気行程、圧縮行程および判定値のエンジン回転速度と波高値電圧との関係を示す特性図である。
【図5】本発明の第2実施例によるエンジン用制御装置を示す模式的構成図である。
【図6】本発明の第2実施例によるエンジン用制御装置の作動を説明するためのクランク角信号、波形整形信号および繰り返しA/Dサンプリングを示す特性図である。
【図7】従来技術によるエンジン用制御装置の作動を説明するためのエンジン回転速度、カム軸信号、吸気圧信号およびクランク角信号を示す特性図である。
【符号の説明】
10 制御回路(制御手段)
11 波形整形回路
13 マイコン
14 点火回路
15、17 電圧変換回路
16、18 ホールド回路(ホールド手段)
20 クランク角センサ
21 シグナルロータ
22 ピックアップセンサ
40 点火コイル
130 A/D変換器(リセット手段、サンプリング手段)
Claims (4)
- 内燃機関のクランク軸の回転に同期して所定のクランク角でクランク角信号を出力するクランク角センサと、
前記クランク角センサから出力されるクランク角信号に基づいて点火コイルを制御する制御手段とを備えた内燃機関用点火装置であって、
前記クランク角センサから出力されるクランク角信号の2つ以上の波高値を入力し、連続する2回転の各クランク角信号の波高値を比較して相対的に大きい波高値の回転を排気行程として特定し、小さい波高値の回転を圧縮行程として特定することを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 前記クランク角センサから入力されるクランク角信号の波高値のピークおよびボトムの一方または両方をホールドするホールド手段と、前記ホールド手段から入力される波高値のピークおよびボトムの一方または両方を取り込み後に前記ホールド手段をリセットするリセット手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の内燃機関用点火装置。
- 内燃機関のクランク軸の回転に同期して所定のクランク角でクランク角信号を出力するクランク角センサと、
前記クランク角センサから出力されるクランク角信号に基づいて点火コイルを制御する制御手段とを備えた内燃機関用点火装置であって、
前記クランク角センサから出力されるクランク角信号の波高値を入力し、この波高値を所定の判定値と比較して入力した波高値が前記所定の判定値よりも大きい場合に排気行程として特定し、小さい場合に圧縮行程として特定することを特徴とする内燃機関用点火装置。 - 前記クランク角センサから入力されるクランク角信号の波高値のピークおよびボトムの一方または両方を繰り返しサンプリングするサンプリング手段を備えることを特徴とする請求項3記載の内燃機関用点火装置。
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