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JP4279658B2 - ロッカスイッチの誤操作防止具 - Google Patents

ロッカスイッチの誤操作防止具 Download PDF

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JP4279658B2
JP4279658B2 JP2003416358A JP2003416358A JP4279658B2 JP 4279658 B2 JP4279658 B2 JP 4279658B2 JP 2003416358 A JP2003416358 A JP 2003416358A JP 2003416358 A JP2003416358 A JP 2003416358A JP 4279658 B2 JP4279658 B2 JP 4279658B2
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Description

本発明は、電子機器の筐体等の壁部に取り付けられるロッカスイッチの誤操作を防止するための誤操作防止具に関する。
電子機器を開発するメーカでは、電子機器の電源スイッチの誤操作による事故を防止するために、様々な対策を講じている。例えば、ロッカスイッチの操作部を、スライド可能なカバー部材で覆うことで、スイッチが誤ってオンまたはオフすることを防止している(例えば、特許文献1)。また、操作部をロッカスイッチの前面に対して凹ました構造が提案されている。あるいは、ロッカスイッチ自体にロック機能を内蔵することが提案されている。
特開2001−84858号公報
しかしながら、従来の対策では、ロッカスイッチが取り付けられる筐体等の壁部およびロッカスイッチの少なくもいずれかの構造を変更する必要がある。このため、既存の電子機器には適用できないという問題があった。既存の電子機器に適用する場合、ロッカスイッチおよび筐体を設計し直す必要があり、電子機器のコストが増加するという問題があった。
さらに、ロッカスイッチの操作部をスライド可能なカバー部材で覆う場合、操作部の誤操作は防止できるが、操作部に接触できなくなる。このため、緊急時等にスイッチをオンまたはオフすべきときに、迅速な操作ができず、安全性で問題があった。また、操作部を凹ますだけでは、例えば、鋭利なものが操作部に衝突した場合、スイッチのオン・オフが切り替わってしまうおそれがある。
本発明の目的は、ロッカスイッチの誤操作を確実に防止することにある。
本発明の別の目的は、低いコストでロッカスイッチの誤操作を防止することにある。
本発明の別の目的は、ロッカスイッチおよびロッカスイッチが取り付けられる壁部を改造することなく、ロッカスイッチの誤操作を防止することにある。
本発明の別の目的は、緊急時の操作を考慮して、ロッカスイッチの操作部を完全に覆うことなくロッカスイッチの誤操作を防止することにある。
請求項1のロッカスイッチの誤操作防止具は、オン側端およびオフ側端を有するシーソー型の操作部と、前記操作部の周囲に形成されるフランジと、前記フランジにおける前記操作部と反対側に突出して形成され壁部の取付穴に挿入される埋め込み部とを有するロッカスイッチの誤操作防止具であって、前記埋め込み部の横断面形状より大きく、前記フランジの外形形状より小さい開口部を有し、前記埋め込み部の先端から挿入され、前記フランジの前記埋め込み部側に当接される枠状のカバー部と、前記カバー部が前記フランジに当接した状態で、前記カバー部における前記オン側端または前記オフ側端の一方に対応する位置に形成され、前記フランジの外縁を超えて前記埋め込み部と反対側に突出する立ち上げ部と、前記立ち上げ部を前記カバー部に接続する弾性を有する連結部と、前記立ち上げ部の先端に前記オン側端または前記オフ側端の前記一方を覆う形状に形成され、前記一方を押し込み状態に保持する押さえ部とを備えていることを特徴とする。
請求項2のロッカスイッチの誤操作防止具は、オン側端およびオフ側端を有するシーソー型の操作部と、前記操作部の周囲に形成されるフランジと、前記フランジにおける前記操作部と反対側に突出して形成され壁部の取付穴に挿入される埋め込み部とを有するロッカスイッチの誤操作防止具であって、前記埋め込み部の横断面形状より大きく、前記フランジの外形形状より小さい開口部を有し、前記埋め込み部の先端から挿入され、前記フランジの前記埋め込み部側に当接される枠状のカバー部と、前記カバー部が前記フランジに当接した状態で、前記カバー部における前記オン側端および前記オフ側端に対応する位置にそれぞれ形成され、前記フランジの外縁を超えて前記埋め込み部と反対側に突出する立ち上げ部と、前記各立ち上げ部を前記カバー部にそれぞれ接続する弾性を有する連結部と、前記各立ち上げ部の先端に前記オン側端および前記オフ側端をそれぞれ覆う形状に形成される押さえ部とを備えていることを特徴とする。
請求項3のロッカスイッチの誤操作防止具は、請求項1または請求項2記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、前記押さえ部における前記操作部が接触する端部は、面取りされていることを特徴とする。
請求項4のロッカスイッチの誤操作防止具は、請求項1または請求項2記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、前記押さえ部における前記立ち上げ部と反対側に突出する突出部を備えていることを特徴とする。
請求項5のロッカスイッチの誤操作防止具は、請求項4記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、前記突出部の端部は、面取りされていることを特徴とする。
請求項6のロッカスイッチの誤操作防止具は、請求項1または請求項2記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、前記カバー部は、前記開口部から外縁に延在し、枠形状の一部を切断するスリットを備えていることを特徴とする。
請求項7のロッカスイッチの誤操作防止具は、請求項1ないし請求項6のいずれか1記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、誤操作防止具は、板金を折曲加工することで一体形成されていることを特徴とする。
請求項8のロッカスイッチの誤操作防止具は、請求項1ないし請求項6のいずれか1記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、誤操作防止具は、樹脂をモールド成形することにより一体形成されていることを特徴とする。
請求項1のロッカスイッチの誤操作防止具では、まず、押さえ部を外側に傾けながら、枠状のカバー部が埋め込み部の先端から挿入され、フランジの埋め込み部側に当接される。次に、押さえ部の外側への付勢力を解除することで、押さえ部は、弾性変形の復元力により、ロッカスイッチの操作部のオフ側端(またはオン側端)を覆う位置に配置される。このとき、ロッカスイッチは、オフ側端(またはオン側端)の突出が押さえ部によって規制されるため、オフ状態(またはオフ状態)に固定される。操作部のオン側端(またはオフ側端)の押し込みはできなくなる。したがって、ロッカスイッチがオン状態(またはオフ状態)になることを防止できる。この結果、簡易な誤操作防止具により、ロッカスイッチの誤操作を確実に防止できる。
さらに、緊急時には、押さえ部を外側に傾けるだけでロッカスイッチの操作部を自在に操作できるため、ロッカスイッチのオフ状態・オン状態を容易に切り替えることができる。誤操作防止具は、ロッカスイッチに取り付けるだけで使用できるため、ロッカスイッチおよびロッカスイッチが取り付けられる壁部を改造することなく、ロッカスイッチの誤操作を防止できる。換言すれば、既に壁部に取り付けられ使用されているロッカスイッチに本発明の誤操作防止具を容易に取り付けできる。
請求項2のロッカスイッチの誤操作防止具では、まず、一対の押さえ部をそれぞれ外側に傾けながら、枠状のカバー部が埋め込み部の先端から挿入され、フランジの埋め込み部側に当接される。次に、押さえ部の一方(例えば、オフ側端に対応する押さえ部)の外側への付勢力を解除することで、押さえ部の一方は、弾性変形の復元力により、ロッカスイッチの操作部のオフ側端を覆う位置に配置される。このとき、オフ側端は、押し込まれた状態に保持され、オン側端は、埋め込み部の反対側に突出した状態で保持される(すなわち、オフ状態)。この状態で、押さえ部の他方(例えば、オン側端に対応する押さえ部)の外側への付勢力を解除することで、押さえ部の他方は、弾性変形の復元力により、埋め込み部の反対側に突出されているオン側端の脇に当接する。そして、ロッカスイッチは、オフ側端の突出が押さえ部によって規制され、オフ状態に固定される。操作部のオン側端の押し込みはできなくなる。このため、ロッカスイッチがオフ状態からオン状態になることを防止できる。同様に、オン側端に対応する押さえ部の外側への付勢力を先に解除することで、オン側端の突出が押さえ部によって規制され、ロッカスイッチがオン状態からオフ状態になることを防止できる。この結果、簡易な誤操作防止具により、ロッカスイッチの誤操作を確実に防止できる。さらに、一対の押さえ部を形成したため、オン状態の固定・オフ状態の固定を、誤操作防止具をロッカスイッチから取り外すことなく切り替えることができる。
また、緊急時には、押さえ部のいずれか一方を外側に傾けるだけでロッカスイッチが自在に操作できるため、ロッカスイッチのオフ状態・オン状態を容易に切り替えることができる。誤操作防止具は、ロッカスイッチに取り付けるだけで使用できるため、ロッカスイッチおよびロッカスイッチが取り付けられる壁部を改造することなく、ロッカスイッチの誤操作を防止できる。換言すれば、既に壁部に取り付けられ使用されているロッカスイッチに本発明の誤操作防止具を容易に取り付けできる。
請求項3のロッカスイッチの誤操作防止具では、押さえ部における操作部が接触する端部が面取りされているため、操作部のオン側端またはオフ側端が、押さえ部の衝突により傷付くことを防止できる。また、押さえ部を傾けるときなどに、押さえ部とオン側端(またはオフ側端)との間に指が挟み込まれた場合に、怪我をすることを防止できる。
請求項4のロッカスイッチの誤操作防止具では、押さえ部における立ち上げ部と反対側に突出する突出部を指等で付勢するだけで、押さえ部を容易に外側に傾けることができる。
請求項5のロッカスイッチの誤操作防止具では、突出部の端部が面取りされているため、突出部を指等で付勢するときに怪我をすることを防止できる。また、誤操作防止具がロッカスイッチとともに装置に設置されている状態で、作業者等が誤って突出部にぶつかった場合にも、作業者が怪我をすることを防止できる。
請求項6のロッカスイッチの誤操作防止具では、ロッカスイッチに電線が接続されている場合に、電線をスリットを通して開口部内に位置させることができる。この結果、ロッカスイッチが既に装置に取り付けられている場合にも、電線をロッカスイッチから取り外
すことなく誤操作防止具をロッカスイッチに容易に取り付けることができる。すなわち、誤操作防止具のロッカスイッチへの後付けを容易にできる。また、ロッカスイッチの保守等の際に、電線をロッカスイッチから取り外すことなく、誤操作防止具をロッカスイッチから容易に取り外すことができる。
請求項7のロッカスイッチの誤操作防止具では、板金を折曲加工することにより、誤操作防止具を簡易に製造できる。すなわち、誤操作防止具の製造コストを削減できる。
請求項8のロッカスイッチの誤操作防止具では、樹脂をモールド成形することにより、誤操作防止具を簡易に製造できる。すなわち、誤操作防止具の製造コストを削減できる。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明のロッカスイッチの誤操作防止具の第1の実施形態を示している。誤操作防止具10は、ロッカスイッチ20に取り付けられ、ロッカスイッチ20とともに電子機器22の筐体24の壁部24aに形成された矩形状の取付穴24bに取り付けられる。
ロッカスイッチ20は、操作部20aと、操作部20aの周囲に形成されたフランジ20bと、フランジ20bにおける操作部20aと反対側に突出し、取付穴24bに挿入される横断面矩形状の埋め込み部20cとを有している。操作部20aは、オン側端20dおよびオフ側端20eを有するシーソー形状を有しており、オン側端20dまたはオフ側端20eのいずれか一方が突出している。埋め込み部20cにおけるオン側端20dおよびオフ側端20eに対応する外面には、埋め込み部20cを取付穴24bの内面に押圧状態で保持するために板状のストッパー20fがそれぞれ固定されている。各ストッパー20fは、埋め込み部20cの外側に向けて突出するく字状に形成されており、ストッパー20fの対向方向に弾性を有している。
誤操作防止具10は、例えば、りん青銅等からなるばね性を有する板材をプレス等で所定の形状にカットした後、折曲加工することで一体形成されている。誤操作防止具10は、カバー部12、立ち上げ部14、押さえ部16および突出部18を有している。
カバー部12は、フランジ20bとほぼ同じ肉厚を有しており、埋め込み部20cの横断面形状(フランジ20bと平行な断面の形状)より大きく、フランジ20bの外形形状より小さい開口部12aを有する枠形状に形成されている。開口部12aの長さ(立ち上げ部14からスリット12bに向かう方向の長さ)は、ロッカスイッチ20の一対のストッパー20fの頂部の間隔より小さくされている。カバー部12の外形形状は、フランジ20bの外形形状とほぼ同じである。
カバー部12は、開口部12aからカバー部12の外縁に延在し、枠形状の一部を切断するスリット12bを有している。スリット12bを形成することにより、スリット12bを挟んで対向するカバー部12の両端部は、開口部12aの軸長方向に移動可能になる。そして、この移動により、スリット12bは、ロッカスイッチ20に接続された電線26を開口部12aに入れ出し可能な幅になる。カバー部12は、埋め込み部20cの先端から挿入された後、フランジ20bの埋め込み部20c側に当接される。
立ち上げ部14は、カバー部12におけるオフ側端20e(またはオン側端20d)に対応する位置に形成され、後述する図2に示すように、カバー部12がフランジ20bに当接した状態で、フランジ20bの外縁を超えて埋め込み部20cの反対側に突出する。立ち上げ部14とカバー部12との連結部14aは、所定の曲率で折曲されている。湾曲
する連結部14aは、可撓性を有しており、この連結部14aにより、立ち上げ部14および押さえ部16は、開口部12aの中心方向およびその反対方向に傾くことができる。
押さえ部16は、立ち上げ部14の先端に連結されている。押さえ部16は、後述する図2に示すように、カバー部12がフランジ20bに当接した状態で、開口部12aの中心に向けて突出するU形状をしている。そして、U形状の先端部分は、オフ側端20e(またはオン側端20d)を覆う位置に配置されている。このように、押さえ部16における操作部20aのオフ側端20eが接触する端部(U形状の先端部分)は、面取りされた形状を有している。このため、オフ側端20e(またはオン側端20d)が、押さえ部16の衝突により傷付くことが防止される。また、押さえ部16とオフ側端20e(またはオン側端20d)に指が挟み込まれた場合にも、怪我をすることが防止される。
押さえ部16は、立ち上げ部14に対してほぼ直角に折曲されている。このため、押さえ部16と立ち上げ部14との連結部16aは、立ち上げ部14とカバー部12との連結部14aより撓み難い。したがって、押さえ部16がオフ側端20eを覆った状態(オフ側端20eの押し込み状態)で、オン側端20dを押し込もうとしても、押さえ部16によりオフ側端20eの突出が規制されるため、ロッカスイッチ20をオフ状態からオン状態にすることはできない。
突出部18は、押さえ部16における立ち上げ部14と反対側に突出して形成されている。このため、突出部18を外側に付勢することで、押さえ部16を容易に外側に傾けることができる。また、突出部18の先端は、面取りされているため、突出部18を指等で付勢するときに怪我をすることが防止される。さらに、ロッカスイッチ20とともに電子機器22に取り付けられた誤操作防止具10に作業者が誤ってぶつかった場合にも、突出部18により怪我をすることが防止される。
図2は、誤操作防止具10をロッカスイッチ20に取り付けた状態を示している。誤操作防止具10をロッカスイッチ20に取り付ける際は、まず、突出部18を外側(開口部12aの中心と反対側)に付勢し、押さえ部16を連結部14aを軸として外側に回動させる。この状態を保持しながら、カバー部12の開口部12aがロッカスイッチ20の埋め込み部20cの先端から挿入される。この際、ストッパー20fの頂部付近は、開口部12aの内面に押圧され一時的に平坦形状に弾性変形する。そして、カバー部12は、フランジ20bの埋め込み部20c側に当接する状態で、フランジ20bとストッパー20fとの間に配置される。
次に、突出部18の外側への付勢力を解除することで、押さえ部16は、弾性変形した連結部14aの復元力により、ロッカスイッチ20のオフ側端20e上に配置され、図2に示した状態になる。このとき、押さえ部16は、オフ側端20eに接触してもよく、オフ側端20eから僅かに離れていてもよい。この状態で、ロッカスイッチ20は、オン側端20dの突出が押さえ部16によって規制され、オフ状態に固定される。
なお、図1および図2に示したように、ロッカスイッチ20と電子機器22との間に、既に電線26が配線されている場合、図1に示したカバー部12のスリット12bの両側部を互いに逆方向に移動させ、幅が広くなったスリット12bを通して電線26を開口部12a内に位置させることができる。
図3は、誤操作防止具10をロッカスイッチ20とともに壁部24aに取り付けた状態を示している。ストッパー20fは、ロッカスイッチ20の埋め込み部20cを取付穴24bに挿入したときに、壁部24aの取付穴24bの内面側から埋め込み部20cに向けて押圧され平坦形状に弾性変形する。そして、ロッカスイッチ20は、後述する図4に示
すように、ストッパー20fと取付穴24bの内面との摩擦力により、取付穴24bに固定される。誤操作防止具10は、カバー部12がロッカスイッチ20のフランジ20bと壁部24aとの間に挟持される状態で、ロッカスイッチ20とともに壁部24aに取り付けられる。
図3に示した状態では、ロッカスイッチ20のオン側端20dが、誤って押し込まれても、オフ側端20eの突出が押さえ部16によって規制される。このため、ロッカスイッチ20がオフ状態からオン状態に変わることはない。すなわち、ロッカスイッチ20の誤操作を防止できる。なお、誤操作防止具10を壁部24aに取り付ける際に、ロッカスイッチ20および筐体24の壁部24a、取付穴24bを改造する必要がないため、ロッカスイッチ20が既に装置に取り付けられているときにも、誤操作防止具10をロッカスイッチ20に容易に取り付けることができる。この際、スリット12bが形成されているため、上述したように、ロッカスイッチ20に配線されている電線26を取り外す必要はない。
図4〜図6は、誤操作防止具10とともに壁部24aに取り付けられたロッカスイッチ20をオフ状態からオン状態にする手順を示している。図4は、上述した図3と同じ状態を示しており、ロッカスイッチ20は、ストッパー20fと取付穴24bの内面との摩擦力により、取付穴24bに固定されている。誤操作防止具10のカバー部12は、ロッカスイッチ20のフランジ20bと壁部24aとの間に挟持されている。押さえ部16は、操作部20aのオフ側端20eを覆って配置されている。
ロッカスイッチ20をオン状態からオフ状態にする場合には、まず、図5に示すように、突出部18が外側に付勢され、押さえ部16を連結部14aを軸として外側に傾かせる。次に、オン側端20dを壁部24a側に押し込んで、ロッカスイッチ20をオン状態にさせる。
この後、突出部18の外側への付勢力を解除することで、押さえ部16は、図6に示すように、弾性変形の復元力により、埋め込み部20cの反対側に突出しているオフ側端20eの脇に当接する。この状態で、押さえ部16は、オフ側端20eの脇を操作部20aの中心に向けて押圧するため、ロッカスイッチ20がオフ状態に切り替わることはない。
ロッカスイッチ20を再びオフ状態にする場合、オフ側端20eを指などにより押し込むだけで、容易に図4に示した状態にすることができる。なお、上述した図1〜図6において、押さえ部16を、オフ側端20eでなくオン側端20d側に配置してもよく、この場合には、ロッカスイッチ20が誤操作によりオン状態からオフ状態に切り替わることを防止できる。
以上、本実施形態では、オフ側端20e(またはオン側端20d)が突出することを押さえ部16により規制できるため、操作部20aのオン側端20d(またはオフ側端20e)の押し込みはできなくなる。この結果、ロッカスイッチ20の状態が切り替わることを防止できる。すなわち、誤操作を確実に防止できる。
緊急時には、突出部18を外側に傾けるだけで操作部20aを自在に操作できるため、ロッカスイッチ20のオフ状態・オン状態を容易に切り替えることができる。
誤操作防止具10は、ロッカスイッチ20に取り付けるだけで使用できるため、ロッカスイッチ20およびロッカスイッチ20が取り付けられる壁部24aを改造することなく、ロッカスイッチ20の誤操作を防止できる。また、板金を折曲加工することにより、誤操作防止具10を簡易に製造できるため、誤操作防止具10の製造コストを削減できる。
この結果、低いコストで、ロッカスイッチ20の誤操作を防止できる。
電線26をスリット12bを通して開口部12a内に位置させることができるため、ロッカスイッチ20が既に電子機器22に取り付けられている場合にも、電線26をロッカスイッチ20から取り外すことなく、誤操作防止具10をロッカスイッチ20に容易に取り付けることができる。すなわち、誤操作防止具10のロッカスイッチ20への後付けを容易にできる。また、ロッカスイッチ20の保守等の際に、電線26をロッカスイッチ20から取り外すことなく、誤操作防止具10をロッカスイッチ20から容易に取り外すことができる。
押さえ部16の端部および突出部18の端部が面取りされているため、押さえ部16および突出部18に触れたときに怪我を防止できる。また、オン側端20dまたはオフ側端20eが、押さえ部16の衝突により傷付くことを防止できる。突出部18を形成することで、押さえ部16を容易に外側に傾けることができる。
図7は、本発明のロッカスイッチの誤操作防止具の第2の実施形態を示している。第1の実施形態で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
この実施形態の誤操作防止具30では、りん青銅等からなるばね性を有する板材を用いて、立ち上げ部14、押さえ部16および突出部18が、カバー部32における互いに対向する両側に一体形成されている。カバー部32および開口部32aの大きさは、第1の実施形態と同じである。スリット32bは、カバー部32における2つの立ち上げ部14の間に形成されている。誤操作防止具30のその他の構成は、第1の実施形態の誤操作防止具10と同じである。ロッカスイッチ20および電子機器22は、第1の実施形態と同じものが用いられる。
図8は、誤操作防止具30をロッカスイッチ20とともに壁部24aに取り付けた状態を示している。ロッカスイッチ20を壁部24aに取り付ける前に、誤操作防止具30がロッカスイッチ20に取り付けられる。
まず、突出部18を外側にそれぞれ付勢することで、押さえ部16を連結部14aを軸としてそれぞれ外側に回動させる。この状態を保持しながら、第1の実施形態と同様に、カバー部32の開口部32aがロッカスイッチ20の埋め込み部20cの先端から挿入される。カバー部32は、フランジ20bに当接する状態で、フランジ20bとストッパー20fとの間に配置される。
次に、オン側端20dおよびオフ側端20eのうち押し込みを維持する側に対応する突出部18(この例では、オフ側端20e)の外側への付勢力を解除することで、オフ側端20eに対応する押さえ部16は、弾性変形した連結部14aの復元力により、ロッカスイッチ20のオフ側端20e上に配置される。この後、オン側端20dに対応する突出部18の外側への付勢力を解除することで、オン側端20dに対応する押さえ部16は、弾性変形の復元力により、図8に示したように、埋め込み部20cの反対側に突出しているオン側端20dの脇に当接する。この状態で、オン側端20dに対応する押さえ部16は、オン側端20dの脇を操作部20aの中心に向けて押圧するため、ロッカスイッチ20は、オフ状態に固定され、オン状態に切り替わることはない。
そして、誤操作防止具30が取り付けられたロッカスイッチ20は、第1の実施形態と同様に、埋め込み部20cを壁部24aの取付穴24bに挿入することで、取付穴24bに固定される。なお、ロッカスイッチ20と電子機器22との間に、既に電線26が配線
されている場合、図7に示したカバー部32のスリット32bの両側部を互いに逆方向に移動させ、スリット32bの幅を広げることで、このスリット32bを通して電線26を開口部32a内に容易に位置させることができる。したがって、既に電子機器22に取り付けられているロッカスイッチ20に、誤操作防止具30を後付けできる。
図9は、ロッカスイッチ20をオフ状態からオン状態にする手順を示している。まず、オフ側端20eに対応する突出部18が外側に付勢され、オフ側端20eに対応する押さえ部16を外側に傾かせる。次に、オン側端20dを壁部24a側に押し込んで、ロッカスイッチ20をオン状態にさせる。この後、オフ側端20eに対応する突出部18の外側への付勢力を解除することで、第1の実施形態(図6)と同様に、この押さえ部16は、弾性変形の復元力により、埋め込み部20cの反対側に突出しているオフ側端20eの脇に当接する。そして、ロッカスイッチ20がオフ状態からオン状態に切り替えられる。
ロッカスイッチ20を再びオフ状態にする場合、オン側端20dに対応する突出部18を外側に付勢し、オン側端20dに対応する押さえ部16を外側に傾かせた状態で、オフ側端20eを壁部24a側に押し込めばよい。
この実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、オン側端20dおよびオフ側端20eに対応する位置にそれぞれ押さえ部16を形成したため、オン状態の固定・オフ状態の固定を、誤操作防止具30をロッカスイッチ20から取り外すことなく切り替えることができる。
なお、上述した実施形態では、押さえ部16を、板材をU形状に湾曲することで一体形成した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、図10に示すように、誤操作防止具を樹脂等を用いてモールド成形し、押さえ部を先端が湾曲する肉厚の板形状に形成してもよい。
上述した実施形態では、突出部18を、U形状に湾曲する押さえ部16の先端に形成した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、図11に示すように、立ち上げ部をほぼ直角に折曲することで押さえ部を形成し、押さえ部をほぼ直角に折曲することで突出部を形成してもよい。すなわち、立ち上げ部、押さえ部および突出部を、板材を交互に逆方向に折曲することで一体形成してもよい。この際、立ち上げ部と押さえ部との連結部分を、カバー部と立ち上げ部との連結部分より撓み難くするため、立ち上げ部と押さえ部との連結部分を鋭角に折曲し、カバー部と立ち上げ部との連結部分を湾曲形状に折曲するとよい。
上述した実施形態では、誤操作防止具をりん青銅の板材により一体形成した例について述べた。本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ばね用ステンレスの板材により一体形成してもよい。あるいは、ポリアセタールまたはナイロン樹脂等を用いてモールド成形することで一体形成してもよい。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明のロッカスイッチの誤操作防止具の第1の実施形態を示す斜視図である。 図1の誤操作防止具をロッカスイッチに取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の誤操作防止具をロッカスイッチとともに筐体の壁部に取り付けた状態を示す斜視図である。 図1の誤操作防止具をロッカスイッチとともに筐体の壁部に取り付けた状態を示す断面図である。 第1の実施形態において、壁部に取り付けられたロッカスイッチをオフ状態からオン状態にするために、誤操作防止具の押さえ部を外側に傾けた状態を示す断面図である。 第1の実施形態において、壁部に取り付けられたロッカスイッチをオフ状態からオン状態にした状態を示す断面図である。 本発明のロッカスイッチの誤操作防止具の第2の実施形態を示す斜視図である。 図7の誤操作防止具をロッカスイッチとともに筐体の壁部に取り付けた状態を示す断面図である。 第2の実施形態において、壁部に取り付けられたロッカスイッチをオフ状態からオン状態にするために、誤操作防止具の押さえ部を外側に傾けた状態を示す断面図である。 誤操作防止具の別の例を示す断面図である。 誤操作防止具の別の例を示す断面図である。
符号の説明
10 誤操作防止具
12 カバー部
12a 開口部
12b スリット
14 立ち上げ部
14a 連結部
16 押さえ部
16a 連結部
18 突出部
20 ロッカスイッチ
20a 操作部
22b フランジ
20c 埋め込み部
20d オン側端
20e オフ側端
20f ストッパー
22 電子機器
24 筐体
24a 壁部
24b 取付穴
30 誤操作防止具
32 カバー部
32a 開口部
32b スリット

Claims (8)

  1. オン側端およびオフ側端を有するシーソー型の操作部と、前記操作部の周囲に形成されるフランジと、前記フランジにおける前記操作部と反対側に突出して形成され壁部の取付穴に挿入される埋め込み部とを有するロッカスイッチの誤操作防止具であって、
    前記埋め込み部の横断面形状より大きく、前記フランジの外形形状より小さい開口部を有し、前記埋め込み部の先端から挿入され、前記フランジの前記埋め込み部側に当接される枠状のカバー部と、
    前記カバー部が前記フランジに当接した状態で、前記カバー部における前記オン側端または前記オフ側端の一方に対応する位置に形成され、前記フランジの外縁を超えて前記埋め込み部と反対側に突出する立ち上げ部と、
    前記立ち上げ部を前記カバー部に接続する弾性を有する連結部と、
    前記立ち上げ部の先端に前記オン側端または前記オフ側端の前記一方を覆う形状に形成され、前記一方を押し込み状態に保持する押さえ部とを備えていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。
  2. オン側端およびオフ側端を有するシーソー型の操作部と、前記操作部の周囲に形成されるフランジと、前記フランジにおける前記操作部と反対側に突出して形成され壁部の取付穴に挿入される埋め込み部とを有するロッカスイッチの誤操作防止具であって、
    前記埋め込み部の横断面形状より大きく、前記フランジの外形形状より小さい開口部を有し、前記埋め込み部の先端から挿入され、前記フランジの前記埋め込み部側に当接される枠状のカバー部と、
    前記カバー部が前記フランジに当接した状態で、前記カバー部における前記オン側端および前記オフ側端に対応する位置にそれぞれ形成され、前記フランジの外縁を超えて前記埋め込み部と反対側に突出する立ち上げ部と、
    前記各立ち上げ部を前記カバー部にそれぞれ接続する弾性を有する連結部と、
    前記各立ち上げ部の先端に前記オン側端および前記オフ側端をそれぞれ覆う形状に形成される押さえ部とを備えていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。
  3. 請求項1または請求項2記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、
    前記押さえ部における前記操作部が接触する端部は、面取りされていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。
  4. 請求項1または請求項2記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、
    前記押さえ部における前記立ち上げ部と反対側に突出する突出部を備えていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。
  5. 請求項4記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、
    前記突出部の端部は、面取りされていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。
  6. 請求項1または請求項2記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、
    前記カバー部は、前記開口部から外縁に延在し、枠形状の一部を切断するスリットを備えていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、
    誤操作防止具は、板金を折曲加工することで一体形成されていることを特徴とするロッ
    カスイッチの誤操作防止具。
  8. 請求項1ないし請求項6のいずれか1記載のロッカスイッチの誤操作防止具において、
    誤操作防止具は、樹脂をモールド成形することにより一体形成されていることを特徴とするロッカスイッチの誤操作防止具。

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