JP4274859B2 - 培養装置および自動培養装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、培養装置および自動培養装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の培養装置としては、複数の培養容器を収納可能な固定式の収納棚と、水平・昇降・回転移動可能な搬送手段とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この自動培養装置は、培養室内に配置された収納棚に、鉛直方向に並ぶ複数の小部屋を備え、各小部屋の中に培養容器を1つずつ収容して培養を行い、培養途中あるいは培養終了時に搬送手段を作動させて、小部屋から1つずつ培養容器を取り出し、あるいは、小部屋へ培養容器を収容するよう構成されている。
この自動培養装置においては、各小部屋は密封されることなく培養室内に開放されており、培養室内は、一定の培養条件に維持されるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−262856号公報(図1等)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動培養装置においては、培養容器を収容する各小部屋が培養室内に開放されていて、相互に連通しているので、検体相互間の取り違えを防止しなければならないアプリケーションにおいては、全ての培養容器内に収容する検体を1種類に限らなければならないという不都合がある。
【0005】
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、複数種の検体を相互に取り違えることなく同時に培養することが可能な培養装置および自動培養装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
請求項1に係る発明は、培養容器を収容する相互に密封状態に区画された複数の培養室を備え、各培養室に、該培養室を開閉する扉が設けられ、各扉に、該扉を閉鎖状態に保持するロック機構が設けられるとともに、一の扉が開放されているときに、他の扉のロック機構を作動させるロック機構制御装置を備える培養装置を提供する。
【0007】
本発明に係る培養装置によれば、培養室が相互に密封状態に区画されているので、扉を閉じた状態では、異なる培養室内に収容された検体どうしの間において相互に取り違えることがなく、複数種類の検体を同時に培養することが可能となる。そして、一の扉を開放した状態においては、ロック機構制御装置が作動することにより、他の扉のロック機構が作動させられるので、同時に2つの扉が開放されることがなく、検体間の相互の混入の可能性をさらに低減することが可能となる。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の培養装置において、全ての培養室内を均一な温度に加温する共通の加温装置を備える培養装置を提供する。
この発明によれば、加温装置を作動させることにより、全ての培養室内の温度を均一に加温するので、複数種の検体を同時に同等の培養温度条件下に配することが可能となる。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の培養装置において、全ての培養室内を均一なCO2濃度に保持する共通のCO2供給装置を備える培養装置を提供する。
この発明によれば、CO2供給装置を作動させることにより、全ての培養室内のCO2濃度を均一に保持するので、複数種の検体を同時に同等のCO2濃度条件下に配することが可能となる。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の培養装置において、全ての培養室内を均一な湿度に加湿する共通の加湿装置を備える培養装置を提供する。
この発明によれば、加湿装置を作動させることにより、全ての培養室内の湿度を均一に加湿するので、複数種の検体を同時に同等の培養湿度条件下に配することが可能となる。
【0011】
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の培養装置において、培養室内に培養容器が収納されているか否かを表示する表示手段を備える培養装置を提供する。
この発明によれば、表示手段の作動により、扉を開けることなく、培養室内に培養容器が収納されているか否かを外部から判断することが可能となる。
【0012】
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の培養装置と、培養容器内の検体に対して所定の処理を行う処理装置とを備える自動培養装置を提供する。
この発明によれば、処理装置において培養液の交換等の所定の処理を培養容器内の検体に対して施しながら、培養装置内において培養を行うことが可能となり、複数種の検体を同時に自動的に培養することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態に係る培養装置について、図1および図2を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る培養装置1は、図1および図2に示されるように、単一の筐体2に複数の培養室3が区画壁4により相互に区画されて設けられている。各培養室4は、同一面側に開口し、各培養室4の開口部には、該開口部を開閉可能な扉5がそれぞれ設けられている。扉5は、閉じられたときに開口部を密封状態に閉鎖するように構成されている。
【0014】
前記扉5には、取っ手6が設けられており、該取っ手6を操作することにより外部から開閉することができるようになっている。取っ手6には該扉5を開く操作が行われたことを検出する開操作検出センサ7が設けられている。また、各扉5には、図2に示されるように、該扉5の開閉状態を検出する開閉センサ8と、扉5を閉状態に維持するロック機構9とが設けられている。
【0015】
各ロック機構9のロック状態およびロック解除状態は、ロック機構制御装置10によって制御されている。ロック機構制御装置10は、全ての扉5が閉じられた状態において、ロック機構9をロック状態に保持するようになっている。また、ロック機構制御装置10は、開操作検出センサ7からの出力信号に応じて、ロック機構9のロック状態を解除するようになっている。
【0016】
さらに、ロック機構制御装置10は、1つの扉5のみをロック解除状態にするようにプログラムされている。すなわち、ロック機構制御装置10には前記開閉センサ8が接続されており、いずれかの扉5の開閉センサ8により、1つの扉5が開状態であることが検出されている場合には、他の扉5のロック機構9によるロック状態が維持されるようになっている。仮に、2つ以上の扉5の取っ手6に対して同時に開操作が行われた場合であっても、それらの扉5の内のいずれか一方のみをロック解除状態とするようになっている。
【0017】
前記筐体2には、図2に示されるように、電気ヒータ11(加温装置)が内蔵されている。電気ヒータ11は、全ての培養室3を加温するように筐体2の壁面全域にわたって埋め込まれており、全ての培養室3内の温度を均一な温度、例えば、37℃±0.5℃に加温するようになっている。
また、筐体2には、図3に示されるように、加湿装置12およびCO2供給装置13が設けられている。加湿装置12は、圧力調整された湿度100%の空気を発生するようになっている。CO2供給装置13は、圧力調整されたCO2を発生するようになっており、加湿装置12から送られてきた加湿された空気と合流部14において合流させられることにより、CO2濃度5%の空気を生成するようになっている。
【0018】
これら加湿装置12およびCO2供給装置13から延びる配管15は合流された後に再度分岐させられて、培養装置1の各培養室3内に、CO2濃度5%、湿度100%の空気を供給するように構成されている。
また、各培養室3の壁面には、通気口16が設けられ、該通気口16には、空気の通過のみを許容し、内部の検体の飛沫や塵埃の通過を禁止するHEPAフィルタのようなフィルタ17が設けられている。図中、符号18は培養容器である。なお、各培養室3の壁面は完全に密封されていてもよい。
【0019】
このように構成された本実施形態に係る培養装置1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る培養装置1を用いて検体、例えば、細胞を培養するには、細胞を収容した培養容器18を各培養室3内に収納して全ての扉5を閉じ、電気ヒータ11、加湿装置12およびCO2供給装置13を作動させる。これにより、全ての培養室3が他の培養室3に対して密封された状態とされる。そして、加湿装置1およびCO2供給装置13により供給されたCO2濃度5%、湿度100%の空気は、培養室3内の湿度およびCO2濃度を所定の培養条件に維持した後、フィルタ17を介して通気口16から培養室3外に放出される。フィルタ17は空気の通過のみを許容し、培養室3内に浮遊する粒子の通過を禁止するので、温度、温度、湿度およびCO2濃度において、全ての培養室3内が均一な培養条件に維持されながら、密封状態が維持されることになる。
【0020】
このように設定された培養条件下において、所定時間にわたり培養が行われる。そして、培養過程において、培地の交換や、成長因子の注入等の所定の処理を行う必要があり、培養容器18が培養室3から取り出される。
この場合において、本実施形態に係る培養装置1によれば、細胞の培養中は、ロック機構制御装置10の作動により、全ての培養室3の扉5のロック機構9がロック状態に設定されている。そして、作業者あるいは取り出しロボットが、扉5を開くために取っ手6を操作したことを開操作検出センサ7によって検出された場合に、他の全ての扉5の開閉センサ8によって、当該他の全ての扉5が閉状態であることが検出されたことを条件として、その開操作された扉5のロック機構9のロック状態が解除される。
【0021】
これにより、作業者等はロック機構9のロック状態が解除された扉5を開くことが可能となり、扉5の開かれた培養室3内から培養容器18を取り出して、培地交換等の所定の処理を行うことができる。そして、所定の処理を終えた培養容器18が再度培養室3内に戻され、扉5が閉じられることにより、ロック機構制御装置10が当該扉5のロック機構9をロック状態に切り換える。これにより、各培養容器18は他の培養容器18に対して隔離された状態に維持される。
【0022】
一方、一の扉5が開かれている状態において、作業者が他の扉5を開く操作をした場合には、ロック機構制御装置10は、開操作検出センサ7によって開操作を検出した場合においても、当該一の扉5の開閉センサ8により扉5が開かれていることが検出されているために、当該他の扉5のロック機構9をロック状態に維持することになる。
その結果、同時に2つ以上の培養室3の扉5が開かれることが防止され、それらの培養室3内に収容されている検体を取り違えることが防止されることになる。
【0023】
なお、上記培養装置1において、一の扉5が開かれて内部の培養容器18が取り出された状態で、その扉5が閉じられてしまった場合に、他の扉5を開くことが可能となることを防止するために、各培養室3内に、培養容器18が収容されていることを検出するセンサを配置することにしてもよい。このようにすることで、一の培養容器18が培養室3の外部に取り出されている状態で、他の培養室3の扉5を開くことが防止されるので、このような場合においても、検体間の混入を防止することが可能となる。
なお、培養室が空であることを表示する表示装置(表示手段)を培養室の各扉に設けてもよい。また、反対に培養室内に培養容器が収納されている場合に表示するようにしてもよい。
【0024】
また、ロック機構制御装置10が、各培養室3内に収容されている検体の種類を記憶していて、検体の種類が同一である場合には、2以上の扉5のロック機構9のロック状態を解除可能とするようにしてもよい。このようにすることで、同一種類の検体を収容した複数の培養容器18に対して同時に所定の処理を施すことができる。同一種類の検体であれば、混入を防止する必要がなく、複数の培養容器18を取り扱うことで作業効率を向上することができる。
【0025】
また、培養室3内を均一な温度に加温する加温手段として電気ヒータ11を用いて説明したが、これに限定されるものではない。また、培養装置1内に設けられる培養室の数、配列等に制限はない。
【0026】
次に、この発明の一実施形態に係る自動培養装置20について、図3および図4を参照して以下に説明する。
本実施形態に係る自動培養装置20は、図3に示されるように、外部から観察可能な透明な壁材により密閉され、シャッタ21を介して相互に連絡する第1空間S1と第2空間S2とを備えている。
【0027】
第1空間S1の両側空間S11,S13には、培養容器18を収容する上述した培養装置1が2個ずつ計4個配置され、中央空間S12には、培養容器18を移動するための搬送ロボット(搬送機構)22が備えられている。中央空間S12の上部には、中央空間S12内の空気を浄化するために清浄な下降空気流を送る空気清浄機23が設けられている。
4個の培養装置1は、それぞれ中央空間S12に向けて扉5を配置することにより、横に並んだ2個ずつが相互に扉5を対向させて、間隔をあけて配置されている。また、各培養装置1には、上述した電気ヒータ11、加湿装置12およびCO2供給装置13(図2参照)が備えられており、内部を所定の培養条件、例えば、温度37±0.5℃、湿度100%およびCO2濃度5%等に維持されている。
【0028】
各培養容器18は、図4に示されるように、容器本体18aと、該容器本体18aの上面に設けられた蓋体18bとからなり、容器本体18aの左右の側面には、後述する第2空間S2内のハンドにより引っかけられる突起18cが設けられている。
【0029】
前記搬送ロボット22は、4個の培養装置1の間隔位置のほぼ中央に配置されている。該搬送ロボット22は、水平回転可能な第1アーム22aと、該第1アーム22aの先端に鉛直軸回りに回転可能に連結された第2アーム22bと、該第2アーム22bの先端に鉛直軸回りに回転可能に取り付けられ、それ自身は駆動部、伝導機構などの培養室内の環境を劣化させる機構を持たないハンド22cと、これら第1アーム22a、第2アーム22bおよびハンド22cを昇降可能な昇降機構22dとを備えている。これにより、搬送ロボット22は、4個の培養装置1内の全ての培養容器18にアクセスするとともに、前記シャッタ21を跨いで第1空間S1と第2空間S2との間に配置されたコンベア24上に培養容器18を引き渡すことができる水平方向の動作範囲を有している。
前記コンベア24は、無端ベルトにより構成されているが、これに限定されるものではない。
【0030】
前記ハンド22cは、培養容器18を載置可能に水平方向に伸びる平坦な形状に形成されており、培養容器18の下方に挿入可能な厚さ寸法を有している。そして、ハンド22cは、培養容器18の下方に挿入された状態から上昇させられることにより、培養容器18を下方から押し上げて培養室3内から取り上げ、安定して保持できるようになっている。
【0031】
前記第2空間S2には、シャッタ21が開かれた状態で第1空間S1からコンベア24によって搬送されてきた培養容器18を取り扱うハンドリングロボット25と、培養容器18内の培地から細胞を分離する遠心分離機26と、血清や試薬等の種々の液体を分注するための電動ピペット27を備えた水平回転および昇降移動可能な2台の分注ロボット28と、これら分注ロボット28の電動ピペット27先端に取り付ける使い捨て可能なチップ29を複数収容していて分注ロボット28の動作範囲内に提供可能な3台のチップ供給装置30と、血清や試薬等の種々の液体を複数の容器に貯留する試薬等供給装置31と、培養容器18内における細胞の様子を観察可能な顕微鏡32と、各試薬および培地交換等により廃棄される廃液をそれぞれ貯留する複数の貯留タンク33と、前記コンベア24と各ロボット25,28との間で培養容器18を受け渡し可能とするように培養容器18を移動させる水平移動機構34と、該水平移動機構34のスライダ35に取り付けられ、受け取った培養容器18を載置して振動を加えるシェーカ36とが備えられている。
なお、第2空間S2にも、該第2空間S2内の空気を浄化するために清浄な下降気流を送る空気清浄部(図示略)が設けられている。
【0032】
前記ハンドリングロボット25は、培養容器18を取り扱う把持ハンド25aを水平移動および昇降移動させる水平多関節型ロボットである。例えば、図1に示す例では、相互に連結された3つの水平アーム25b,25c,25dと、これら水平アーム25b〜25dを昇降させる昇降機構25eとを備えている。また、水平アーム25b〜25dの先端には、培養容器18を把持する把持ハンド25aの他に、培養容器18内から細胞や培地を出し入れするチップ29を着脱可能な電動ピペット(図示略)と、培養容器18の蓋体18bを引っかけて開閉する蓋体開閉ハンド(図示略)とが備えられている。
【0033】
ハンドリングロボット25は、コンベア24で搬送されてきた培養容器18の蓋体18bを開閉し、培養容器18を把持して搬送することによりシェーカ36および顕微鏡32に供給し、電動ピペット先端のチップ29を交換し、培養容器18内から取り出した細胞入り培地を遠心分離機26に投入するようになっている。したがって、ハンドリングロボット25は、コンベア24、シェーカ36、顕微鏡32、チップ供給装置30、チップ回収装置(図示略)および遠心分離機26等の種々の装置をその動作範囲内に配置している。
【0034】
前記遠心分離機26は、ハンドリングロボット25から供給された細胞入り培地を低速回転させることにより培地内に浮遊していた比重の重い細胞を培地から分離して沈下させるようになっている。
【0035】
前記分注ロボット28は、先端にチップ29を着脱可能に取り付ける電動ピペット28を備えた水平回転可能なアーム28aと、該アーム28aを昇降させる昇降機構28bとを備えている。分注ロボット28は、水平移動機構34によって搬送されて来た培養容器18内へ、培地や種々の試薬を供給するようになっている。したがって、分注ロボット28は、水平移動機構34上のシェーカ36、チップ供給装置30、チップ回収装置および試薬等供給装置31等の種々の装置をその動作範囲内に配置している。
【0036】
前記チップ供給装置30は、上方に開口した容器30a内に、電動ピペット27への取付口を上向きにして複数のチップ29を配列状態に収容しており、ハンドリングロボット25や分注ロボット28が、新たなチップ29を必要とするときに、電動ピペット27を上方から挿入するだけで、電動ピペット27の先端にチップ29を取り付けるように構成されている。容器30aは、ハンドリングロボット25や分注ロボット28の動作範囲と、蓋体30bとの間で往復移動させられるように移動機構30cに取り付けられており、チップ29の交換が不要なときには、チップ29への塵埃等の付着を防止するために、移動機構30cを作動させて蓋体30bの下方に配置されるようになっている。
【0037】
前記チップ回収装置は、回収容器の入口に、チップ29を把持する把持装置を備えていて、ハンドリングロボット25や分注ロボット28において使用されたチップ29が把持装置に挿入されると、これを把持するようになっている。そして、この状態でハンドリングロボット25や分注ロボット28が電動ピペット27を移動させることにより、電動ピペット27先端から使用済みチップ29を取り外し、回収容器内に回収するようになっている。
【0038】
前記試薬等供給装置31は、例えば、図3に示されるように、円筒状のケーシング内部に、水平回転可能なテーブル31aを収容し、該テーブル31a上に、扇型の底面形状を有する筒状の試薬等容器31bを周方向に複数配列して搭載している。各試薬等容器31bには、種々の試薬等が貯留されている。例えば、細胞を培養するために必要な培地を構成するMEM(Minimal Essential Medium:最小必須培地)、DMEM(Dulbecco's Modified Eagle Medium)、FBS(Fetal Bovine Serum:ウシ胎児血清)やヒト血清のような血清、培養容器18内の細胞を剥離させるトリプシンのような蛋白質分解酵素や、培養に際して細胞を成長させるサイトカインのような成長因子、細胞を分化させるデキサメタゾンのような分化誘導因子、ペニシリン系抗生物質のような抗生剤、エストロゲン等のホルモン剤や、ビタミン等の栄養剤が貯留されている。
【0039】
試薬等供給装置31のケーシングの上面には、分注ロボット28が電動ピペット27先端のチップ29を挿入する挿入口31cが設けられている。この挿入口31cは、前記分注ロボット28の動作範囲内に配置されている。また、各試薬等容器31bは、その上面に、前記挿入口31cに一致する位置に配置される開口部(図示略)を備えている。これにより、テーブル31aを回転させて試薬等容器31bの開口部をケーシングの挿入口31cの鉛直下方に配置することで、分注ロボット28が、電動ピペット27先端のチップ29を上方から試薬等容器31b内へ挿入して、内部に貯留されている試薬等を吸引することができるようになっている。試薬等供給装置31と、分注ロボット28とを2台ずつ設けているのは、検体に共通のトリプシンのような薬液と、検体に固有の血清のような液体とを分離して取り扱うようにしているためである。
【0040】
前記顕微鏡32は、培養工程の途中、あるいは、培地交換の際に、培養容器18内の細胞数を計数する場合などに使用されるようになっている。顕微鏡32のXYステージや作動距離調整、倍率の変更等は全て遠隔操作により行うことができるように構成されている。第2空間S2の外方に向けて接眼レンズを配置しておくことにより、自動培養装置1の外部から培養容器18内の細胞の状態を目視できるようにしてもよい。
【0041】
前記貯留タンク33は、例えば、全ての検体に共通して使用できるDMEMやPBS(リン酸緩衝液)等を貯留しておき、必要に応じて試薬等供給装置31内の試薬等容器31a内に供給するようになっている。また、貯留タンク33には、廃液タンクとして、培地交換の際に排出される廃培地等を貯留するものもある。
【0042】
前記水平移動機構34は、直線移動機構により水平方向に移動可能なスライダ35を備えている。スライダ35上には前記シェーカ36が搭載されており、シェーカ36に搭載された培養容器18を、コンベア24から分注ロボット28の動作範囲まで移動させることができるようになっている。
【0043】
前記シェーカ36は、コンベア24上から移載された培養容器18を搭載して保持する保持機構(図示略)を備えるとともに、該培養容器18に振動を付与する加振装置(図示略)を備えている。加振装置は、例えば、培養容器18を所定の角度範囲で往復揺動させる装置である。なお、加振装置として、超音波振動を加える装置や、水平方向の振動を加える装置を採用してもよい。
本実施形態に係る自動培養装置1の各種装置には、図示しない制御装置が接続されている。制御装置は、各工程の順序や動作タイミング等を制御するとともに、動作履歴等を記録保存するようになっている。
【0044】
このように構成された本実施形態に係る自動培養装置20の作用について、以下に説明する。
本実施形態に係る自動培養装置20を用いて、細胞を培養するには、まず、患者から採取された骨髄液を遠心分離容器(図示略)に入れた状態で遠心分離機26に投入する。この工程は、作業者が行ってもよく、また、ハンドリングロボット25に行わせてもよい。これにより、遠心分離機26の作動により、骨髄液中から比重の重い骨髄細胞が抽出される。
【0045】
抽出された骨髄細胞は、ハンドリングロボット25により、培養容器18に投入される。このとき、コンベア24の作動により、空の培養容器18が、第1空間S1から第2空間S2に差し出されている。ハンドリングロボット25は、差し出された培養容器18の内の2個の蓋体18bを開けた後に、把持ハンド25aを作動させてこれを把持することにより、シェーカ36上に移載する。なお、蓋体18bを開けるロボットを別途設けてもよい。これにより、処理直前に蓋体18bを開けることができ、容器本体18a内に異物が入る確率を低減することができる。
【0046】
チップ供給装置30が移動機構30cを作動させることにより、未使用のチップ29をハンドリングロボット25の動作範囲内に配すると、ハンドリングロボット25は、チップ供給装置31から未使用のチップ29を受け取って電動ピペット27の先端に取り付ける。
この状態で、ハンドリングロボット25を作動させて、電動ピペット27先端のチップ29を遠心分離機26内に抽出された骨髄細胞に接触させる。そして、電動ピペットを作動させることにより、チップ29内に骨髄細胞を吸引する。吸引された骨髄細胞はハンドリングロボット25を作動させることにより、シェーカ36上に蓋体18bを開けて移載されている培養容器18内に投入される。
【0047】
骨髄細胞を培養容器18内に投入し終わると、ハンドリングロボット25は、チップ回収装置までチップ29を搬送して使用済みのチップ29を取り外す。また、チップ供給装置30は、移動機構30cの作動により容器30aを蓋体30bの下方に配置する。
【0048】
次に、骨髄細胞が投入された培養容器18は、水平移動機構34を作動させることにより、シェーカ36ごと水平移動させられ、各分注ロボット28の動作範囲内に配置される。分注ロボット28は、チップ供給装置30から受け取った未使用のチップ29を先端に取り付けた電動ピペット27を作動させることにより、試薬等供給装置31の試薬等容器31b内からDMEMや血清、あるいは各種試薬を適量吸引した後に、培養容器18の上方まで搬送して培養容器18内に注入する。血清や各試薬の吸引は、各試薬等の吸引毎にチップ供給装置30から未使用のチップ29に交換して行われる。これにより、培養容器18内においては、適正な培地内に骨髄細胞が混合された状態で存在することになる。なお、培地内において骨髄細胞を均一に分布させるために、シェーカ36を作動させて、培養容器18ごと加振することにしてもよい。そして、全ての処理を終えた培養容器18は水平移動機構34の作動により、ハンドリングロボット25の動作範囲に戻される。ハンドリングロボット25は、培養容器本体18aに蓋体18bを被せる。
【0049】
培養容器18に対して所定の処理が行われた後に、コンベア24を作動させることにより、培養容器18が第2空間S2から第1空間S1の中央空間S12内に挿入される。この状態で、搬送ロボット22を作動させることにより、ハンド22cによって培養容器18を持ち上げる。そして、培養容器18を収容すべき培養装置1の前まで搬送したところで、当該培養装置1の扉5を開き、搬送ロボット22によって、培養室3内へ培養容器18を挿入し、再度、扉5を閉じることにより、培養容器18が培養室3内に密封状態に収納される。同様にして、各培養室3に対してそれぞれ培養容器18を収納し扉5を閉じることにより、各培養容器18が相互に隔絶された状態に保持されることになる。
【0050】
この場合において、本実施形態の自動培養装置20によれば、培養装置1のロック機構制御装置10が作動させられることにより、培養室3の扉5は同時に2つ以上開かないように構成されているので、異なる培養室3内に収容された異なる培養容器18が取り違えれられることがない。
そして、電気ヒータ11、加湿装置12およびCO2供給装置13が作動させられることにより、培養装置1の全ての培養室3内の培養条件が一定に保持されて細胞の培養が行われることになる。
なお、骨髄細胞投入や、MEM、血清、各種試薬の投入や吸引の順序は適宜変更してもよいのは言うまでもない。
【0051】
また、培地交換や容器交換の際にも、上記と同様にして、培養装置1外に配置されている搬送ロボット22の作動により、培養装置1内の培養容器18が取り出され、第1空間S1から第2空間S2へ受け渡される。この際においても、培養室3の扉5は他の扉5が閉じていることを条件として開かれるので、培養容器18相互間の取り違えが防止されることになる。
【0052】
第2空間S2では、培養容器18内にトリプシンが注入されて、培養容器18内の細胞が剥離させられた状態で、ハンドリングロボット25の作動によって遠心分離機26内に投入され、間葉系幹細胞等の必要なもののみが抽出される。その他の処理工程は上記と同様である。
【0053】
そして、複数回の培地交換や容器交換を介した所定期間にわたる培養工程を行うことにより、間葉系幹細胞が十分な細胞数まで増殖させられることになる。十分な細胞数に達したか否かは、ハンドリングロボット25の作動により、間葉系幹細胞が底面に付着した培養容器18を顕微鏡32まで搬送することにより、測定され、判断される。なお、同一種類の細胞であれば、培養室3外に同時に取り出されても構わない。この場合、各培養室3に収容されている培養容器18内の細胞が、同一種類の細胞なのか否かについての情報が、ロック機構制御装置10に引き渡され、ロック状態の管理に使用されることにすればよい。
【0054】
このようにして、本実施形態に係る自動培養装置20により、患者から採取した骨髄液から十分な細胞数の間葉系幹細胞を自動的に培養することが可能となる。なお、十分な間葉系幹細胞が得られた後には、培養容器18内にリン酸カルシウムのような生体組織補填材およびデキサメタゾンのような分化誘導因子を投入して、再度培養工程を継続することにより、生体の欠損部に補填可能な、生体組織補填体を製造することにしてもよい。
【0055】
この場合において、本実施形態に係る自動培養装置20によれば、培養装置1内に、培養容器18を取り出すための機構部が存在しない。すなわち、培養容器18を取り出すための機構部は全て培養装置1外に配置された搬送ロボット22に集約されている。そして、搬送ロボット22は、培養容器18の出し入れ作業が行われた後には、培養装置1の扉5の外側に完全に退避することができるようになっている。
【0056】
したがって、扉5が閉じられた状態では、培養室3内に機構部が存在せず、機構部の作動によって発生するような塵埃の発生は全く存在しない。また、培養室3内は、温度37±0.5℃、湿度100%およびCO2濃度5%等に維持されるが、機構部が存在しないために、このような環境下においても、腐食等の問題が生ずることがない。また、扉5が開かれた状態においても、培養装置1内に挿入されるのは搬送ロボット22のハンド22c先端のみであり、実質的に回転機構や摺動機構が培養室3内に入ることはない。したがって、培養室3内への塵埃の侵入が抑制され、培養室3内部の清浄度を高めることができる。
なお、培養装置1はCO2インキュベータ、マルチガスインキュベータ、インキュベータ、保冷庫等のように、培養に利用されるものあるいはその組合せで構成されていてもよい。
【0057】
さらに、本実施形態に係る自動培養装置20は、搬送ロボット22の設置されている中央空間S12の上部に、空気清浄部23を備えているので、搬送ロボット22の存在する中央空間S12内も常に清浄度が維持されている。したがって、培養装置1の扉5が開かれときにも、培養装置1内に塵埃が流入することを最小限に抑えることが可能となる。
したがって、本実施形態に係る自動培養装置20によれば、培養中の細胞が塵埃等によって汚染される可能性を低減し、健全な細胞を培養することができるという効果がある。
【0058】
なお、この発明は、上記実施形態に示した構成に限定されるものではない。すなわち、培養装置1の形状や数、搬送ロボット5、ハンドリングロボット10および分注ロボット28の形態や数、各種装置の形態や数等は、何ら限定されることなく、適用条件に合わせて任意に設定することができる。
【0059】
また、成長因子としては、サイトカインの他に、例えば、濃縮血小板、BMP、FGF、TGF−β、IGF、PDGF、VEGF、HGFやこれらを複合させたもの等の成長に寄与する物質を採用することにしてもよい。また、抗生剤としては、ペニシリン系抗生物質の他、セフェム系、マクロライド系、テトラサイクリン系、ホスホマイシン系、アミノグリコシド系、ニューキノロン系等任意の抗生物質を採用することができる。
【0060】
また、細胞を生体組織補填材に付着させて培養してもよい。生体組織補填材としては、リン酸カルシウムに代えて、生体組織に親和性のある材料であれば任意のものでよく、生体吸収性の材料であればさらに好ましい。特に、生体適合性を有する多孔性のセラミックスや、コラーゲン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ヒアルロン酸、またはこれらの組合せを用いてもよい。また、チタンの様な金属であってもよい。また、生体組織補填材は、顆粒状でもブロック状でもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係る培養装置および自動培養装置によれば、同時に培養される多数の検体の培養容器をそれぞれ収容した培養室が2つ同時に開かれることが防止されるので、培養容器間における取り違えの発生をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る培養装置を示す斜視図である。
【図2】 図1の培養装置を示す横断面図である。
【図3】 この発明の一実施形態に係る自動培養装置を示す斜視図である。
【図4】 図1の培養装置において用いられる培養容器の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 培養装置
3 培養室
5 扉
9 ロック機構
10 ロック機構制御装置
11 電気ヒータ(加温装置)
12 加湿装置
13 CO2供給装置
18 培養容器
20 自動培養装置
S2 第2空間(処理装置)
Claims (6)
- 培養容器を収容する相互に密封状態に区画された複数の培養室を備え、
各培養室に、該培養室を開閉する扉が設けられ、
各扉に、該扉を閉鎖状態に保持するロック機構が設けられるとともに、
一の扉が開放されているときに、他の扉のロック機構を作動させるロック機構制御装置を備える培養装置。 - 全ての培養室内を均一な温度に加温する共通の加温装置を備える請求項1に記載の培養装置。
- 全ての培養室内を均一なCO2濃度に保持する共通のCO2供給装置を備える請求項1または請求項2に記載の培養装置。
- 全ての培養室内を均一な湿度に加湿する共通の加湿装置を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の培養装置。
- 培養室内に培養容器が収納されているか否かを表示する表示手段を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の培養装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の培養装置と、培養容器内の検体に対して所定の処理を行う処理装置とを備える自動培養装置。
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