JP4273764B2 - 空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、外気を室内に取り入れると共に室内の空気を建物の外部に排出する機能を有する空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、建物の外部の空気(外気)を室内に取り入れると共に室内の空気を建物の外部に排出する機能を有する空調装置としては、全熱交換型換気装置(例えば特許文献1参照)が知られている。
【0003】
この換気装置は、室内の空気を装置本体内部に取り入れた後、建物の外部に排出する換気風路と、建物の外部の空気を装置本体内部に取り入れた後、室内に配風する外気取り入れ用の導入風路とを備えており、この導入風路と前記換気風路とが交差して熱交換を行うようになっている。
【0004】
この熱交換を行う熱交換エレメントは、一方向に延びる細長い通路を多数並列して板状に構成したシートを多数積層したものである。換気風路の一部を構成するシートの通路は、換気風路に沿って通路が向けられ、導入風路の一部を構成するシートの通路は、導入風路に沿って通路が向けられる。換気風路の一部を構成するシートと、導入風路の一部を構成するシートは互いに隣り合うように接合されて多数積層される。このような熱交換エレメントの構成により、室内から建物の外部に排出される排出空気と、建物の外部から室内に導入される導入空気との間において熱交換がなされるようになっている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−281523号公報(0015段落、図1、図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような換気装置では、排出風路から排気される空気の圧力より、建物の外部から室内に入り込む風の圧力が強いと、排出風路から建物内部に風が入り込む現象が生じる。特に、マンション等においてビル風が生じると、風圧の強いビル風のために排出風路から室内に外気が侵入しやすい。また、建物の外部の空気を室内に導入する導入風路内に昆虫や木の葉等が入り込むこともある。
【0007】
そこで、換気装置の排出風路の開口部や外気導入風路の開口部に設置されるダクトジョイントに逆流防止シャッターや防虫ネットを設けると、シャッターや防虫ネットの掃除のときには、換気装置本体を一旦取り外さなければならないため、多大な手間と時間を要するという問題があった。
【0008】
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、逆流防止シャッターの修理や防虫ネット等の防虫部材の清掃等のメンテナンス作業を容易に行うことが可能な空調装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項1の空調装置は、室内の空気を建物の外部に排出するための換気風路と、建物外部の空気を室内に取り入れるための外気導入風路と、前記換気風路の排気用開口部から室内空気を吸気して建物外部に排気する第1ファンと、前記外気導入風路の外気導入用開口部から外気を導入して室内に給気する第2ファンとを備える本体ケース内に、
前記外気導入風路と前記換気風路とが交差して、導入する空気と換気する空気とで熱交換する熱交換ユニットを着脱可能に設け、
前記熱交換ユニットに塵埃が入り込むのを防止するためのフィルターを設け、
前記本体ケースの下部に前記熱交換ユニットを挿入または取り出すための開口部を形成した空調装置において、
前記熱交換ユニットは、
前記排気開口部と第1ファンを介して連通した第1開口部と、前記外気導入用開口部と第2ファンを介して連通した第2開口部と、室内に給気するための第3開口部と、室内から吸気するための第4開口部を有する発泡樹脂材料で形成された保持部材と、
第1開口部と第4開口部を連通し、第2開口部と第3開口部を連通するとともに前記保持部材に着脱可能に保持される熱交換エレメントとを備え、
前記熱交換エレメントは少なくとも第2開口部側に、空調装置下面の挿入開口部から挿入される前記フィルターの取付枠を着脱自在に備え、
第2開口部に、建物外部から前記外気導入風路を経由して室内に虫が入り込むことを防止する防虫ネット部材を着脱可能に設けたことを特徴とする。
【0010】
本願請求項2の空調装置は、前記保持部材は、第1開口部および第2開口部を有する第1保持部材と、第3開口部および第4開口部を有する第2保持部材からなり、前記熱交換エレメントが第1保持部材および第2保持部材により挟持されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる空調装置としての換気装置を図面を用いて説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態にかかる換気装置1の概略構成を示したものである。換気装置1の本体ケース2は、室内の天井板3の上部空間に支持部材(図示せず)によって取り付けられるものであり、天井板3に換気用の開口部4が形成されている。本体ケース2はこの開口部4から本体ケース2のほぼ半分だけが開口部4から臨むことが可能とされている。
【0017】
本体ケース2は直方体形状の箱形金属ケースからなる。本体ケース2の長手方向の一方の側壁部5には、室内の空気を建物外に排気する出口側の開口部6と、建物外部の空気を室内に導入するための入り口側の開口部7とが形成されている。
【0018】
本体ケース2の長手方向の他方の側壁部8には、本体ケース2の内部に導入した空気を室内に送風する出口側の開口部9が形成されている。また、本体ケース2の天井板3に接する底板部10側には、熱交換エレメント11の保持部材12、13を脱着するための開口部14が形成されており、この開口部14を閉鎖する蓋板15に、室内の空気を建物の外部に排出するための入り口側の開口部16が形成されている。この開口部16は、保持部材12,13を開口部4より脱着するために、開口部4より小さく形成されている。蓋板15は開口部16の縁部に図示しないヒンジにより取り付けられ、開閉可能とされている。熱交換ユニット33は、支持部材12,13と熱交換エレメント11とによって構成され、支持部材12,13と熱交換エレメント11の組立体からなる熱交換ユニット33は、開口部14から本体ケース2内に挿入可能とされ、熱交換エレメント11は支持部材12,13の間に保持される。
【0019】
本体ケース2の保持部材12,13から離間した部位には、ファンケース17、18を格納する固定枠19が取り付けられており、固定枠19の高さ方向の中央部には、風路を仕切る仕切板20が取り付けられている。
【0020】
仕切板20の上部に配設されるファンケース17の排気口部は、固定枠19の縦壁部19Aに固定されており、縦壁部19Aに排気開口部21が開口されている。仕切板20の下部に配設されるファンケース18の排気口部は、固定枠19の縦壁部19Bに固定されており、縦壁部19Bに排気開口部22が開口されている。
【0021】
また、固定枠19の縦壁部19Aには、外気を導入する導入開口部23が形成され、固定枠19の縦壁部19Bには、室内空気を建物外部に排気する開口部24が形成されている。
【0022】
ファンケース17の内部には遠心ファン25が配設され、ファンケース18の内部には遠心ファン26が配設されている。遠心ファン25,26は仕切板20に取り付けられたモーター27の回転軸27Aに回り止めされて固定されている。モーター27は図示しない制御基板に接続され、制御基板からの電力制御により回転する。ファンケース17,18はそれぞれ空気取り入れのための開口部となるベルマウス17A、18Aを備えている。
【0023】
固定枠19と本体ケース2の側壁部5との間には、弾性のある発泡樹脂(例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ塩化ビニル等)からなる樹脂板28が設けられている。樹脂板28には、開口部6,7とそれぞれ通じる開口部29,30が形成されており、開口部29,30の縁部に筒状のダクトジョイント31,32が接触している。
【0024】
本体ケース2の側壁部8側には、本体ケース2内部に取り入れた建物の外部の空気を室内に供給するための開口部33と、他の室内の空気を建物外部に排出するための開口部34とが形成されている。開口部33の縁部には筒状のダクトジョイント35が接触しており、開口部34の縁部にはダクトジョイント36が接触している。ダクトジョイント36は蓋37が装着されており、この実施の形態では閉鎖されている。ダクトジョイント31、32には建物外部と通じる図示しないダクトが接続される。ダクトジョイント35には本体ケース2に取り入れた新しい空気を供給するための室内天井に延びる図示しないダクトが接続される。尚、ダクトジョイント36には、換気を希望する室内の天井や壁面等に設けた吸気グリル等に接続されるダクトが装着可能となっている。
【0025】
熱交換エレメント11は、図2に示すように、段ボール紙の断面形状に似た断面構成を有するプラスチック製のシート40、41を多数積層したものであり、個々のシート40,41は室内の空気を通す細長い通路Pが多数平行に配列されている。換気風路AR2の一部を構成するシート40は、換気風路AR2に沿って通路Pが向けられ、外気導入風路AR1の一部を構成するシート41は、外気導入風路AR1に沿って通路Pが向けられる。換気風路AR2の一部を構成するシート40と、外気導入風路AR1の一部を構成するシート41は一組とされており、互いに隣り合うように接合され、複数のシート40,41の組が多数積層されて熱交換エレメント11が構成されている。熱交換エレメント11の構成により、室内から建物の外部に排出される空気と、建物の外部から室内に導入される空気との間において熱交換がなされるようになっている。
【0026】
熱交換エレメント11は保持部材12、13の間に挟まれて保持される。保持部材12、13は弾性のある発泡樹脂(例えば、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリ塩化ビニル等)からなるものであり、圧縮したときに短時間で原型復帰する弾性を有する。保持部材12,13は熱交換エレメント11を保持した状態で、側壁部8と固定枠19の縦壁部19Bとの間に圧入されるものであり、保持部材12,13間に熱交換エレメント11を挟着した組立体は、側壁部8と固定枠19の縦壁部19Bとの距離より圧入可能な程度に大きめに形成され、側壁部8と固定枠19の縦壁部19Bからの反力により、熱交換エレメント11及び保持部材12,13が逆さまに装着されても落下しないようになっている。
【0027】
保持部材12は、側壁部8と同形同大形状の縦壁部49と、縦壁部49の両側から本体ケース2の中央部側に突出する縦壁部50と、本体ケース2の天井板部2Aに面接触する天井板部51と、熱交換エレメント11への空気の風路を仕切る仕切板部52とを有する。仕切板部52の縁部52Aは熱交換エレメント11の角部の面取り部43を保持する。
【0028】
縦壁部50は、熱交換エレメント11を挿入するための垂直な縁部50Aと、熱交換エレメント11の左右端部を保持するために傾斜した縁部50Bとを備えており、この縁部50Bと仕切板部52の縁部52Aによって熱交換エレメント11の一部を支える。
【0029】
縦壁部49の内側であって蓋板15側の部分には、蓋板15に形成された箱体形状の空気案内部53を収納する凸状の枠部54が形成されている。更に、縦壁部50の仕切板部52の上部には開口部33及びダクトジョイント35に通じる開口部55が形成され、縦壁部50の仕切板部52の下部には開口部34及びダクトジョイント36に通じることが可能な開口部56が形成されている。
【0030】
保持部材13は、本体ケース2の縦断面形状とほぼ同形同大形状の縦壁部60と、縦壁部60の両側から保持部材12側に突出する縦壁部61と、本体ケース2の天井板部2Aに面接触する天井板部62と、熱交換エレメント11への空気の風路を仕切る仕切板部63とを有する。仕切板部63の縁部63Aは熱交換エレメント11の角部の面取り部43を保持する。
【0031】
縦壁部61は、熱交換エレメント11を挿入するための垂直な縁部61Aと、熱交換エレメント11の左右端部を保持するために傾斜した縁部61Bとを備えており、この縁部61Bと仕切板部63の縁部63Aによって熱交換エレメント11の一部を支える。更に、天井板部62の縁部62Aは保持部材12の天井板部51の縁部51Aと共同して熱交換エレメント11の上部の面取り部43を保持する。尚、熱交換エレメント11の4つの角部は面取りされて更にシール部材48が貼られていることことにより、交差する通路P同士の空気が混入しないようになっている。
【0032】
保持部材13の縦壁部60の仕切板部63の上部には、ファンケース17に空気を通すための開口部64が開口されている。この開口部64の縁部には逆流防止部材としての逆流防止シャッター65(図3,図4参照)が脱着可能に配設される。また、保持部材13の縦壁部60の仕切板部63の下部には、ファンケース18に空気を通すための開口部66が開口されている。この開口部66の縁部には防虫部材としての防虫ネット部材67(図3,図5参照)が脱着可能に配設される。
【0033】
逆流防止シャッター65は、開口部64に圧入される矩形状の保持枠68の左右側壁部に回転軸69を取り付け、回転軸69にシャッター70を回転可能に設けたものであり、シャッター70の上部に回転軸を設け、上部のシャッター70の下端部を下部のシャッター70の回転軸69より下側であってファンケース17側に位置するように設けることによって、通常時は重力により下向きとされる。室内の空気が建物の外部に排出される場合には、シャッター70は遠心ファン25の吸引力により、開いて熱交換エレメント11を通ってきた空気を遠心ファン25側に導く。他方、ビル風や強風等によりファンケース17内に逆流して空気が、熱交換エレメント11側に入り込もうとすると、シャッター70がその逆流する空気を遮断する。
【0034】
防虫ネット部材67は、図5に示すように、開口部66に圧入して保持される保持枠71に網目の細かな袋状ネット72が取り付けられたものであり、ファンケース18から熱交換エレメント11側に吸い込まれる建物外部の空気を透過し、塵芥や昆虫等を捕獲して、侵入を防止する。開口部66のファンケース18側の縁部には、取付用の溝部73が形成されており、溝部73に防虫ネット部材67が着脱可能に嵌め込まれている。
【0035】
これらの逆流防止シャッター65及び防虫ネット部材67は開口部64,66から取り外すことが可能なように圧入により保持されている。
【0036】
蓋板15の上面部には、熱交換エレメント11の通路Pに細かな塵埃が入り込むことを防止するためのフィルター80、81の取付枠82,83が着脱可能に支持されている。図6に示すように、蓋板15の中央部は熱交換エレメント11の下部にある面取り部43を面接触により支持する凸状部84が帯状に形成されている。凸状部84の斜面部には取付枠部82,83の挿入開口部85,86が形成されており、取付枠部82,83の鍔部87が挿入開口部85,86の隙間をシールしている。取付枠部82,83の鍔部87は、凸状部84の台形断面形状と相似形の断面形状と凸状部84を塞ぐ大きさを有する取付金具(図示省略)により固定される。この取付金具は凸状部84の室内側の壁面にボルトを複数本取付け、取付金具にボルトを通す穴を形成し、前記ボルトを取付金具の穴に挿入し、ナットで止める。
【0037】
蓋板15の下方には、室内の空気を蓋板15の開口部16に導入するためのフロントパネル88が着脱可能に取り付けられる。フロントパネル88には空気を取り入れるための開口部89を有しており、フロントパネル88と蓋板15の間には空気を通す通路90が形成されるようになっている。
【0038】
この実施の形態にかかる換気装置1においては、外気を室内に取り入れる外気導入風路AR1は、ダクトジョイント32と、縦壁部5の開口部7と、樹脂板28の開口部30と、開口部23と、仕切板20で仕切られたファンケース18の配設空間SP1と、ファンケース18と、開口部22と、防虫ネット部材67と、開口部66と、仕切板部63で仕切られた保持部材13の下部の空間SP2と、フィルター80と、熱交換エレメント11と、熱交換エレメント11と保持部材12の仕切板部52上部の空間SP3と、開口部33と、ダクトジョイント35とにより構成される。
【0039】
また、室内の空気を建物の外部に排出する換気風路AR2は、フロントパネル88の開口部89と、フロントパネル88と蓋板15の間の通路90と、開口部16と、熱交換エレメント11と保持部材12の仕切板部52下部の空間SP4と、熱交換エレメント11と保持部材13の仕切板部63上部の空間SP5と、開口部64と、逆流防止シャッター65と、開口部24と、仕切板20上部の空間SP6と、ファンケース17と、開口部21,29,6とダクトジョイント31とで構成される。
【0040】
そして、外気導入風路AR1を構成する保持部材13の空間SP2であって、熱交換エレメント11の空気取り入れ口に防虫ネット部材67を脱着可能に設けているので、清掃・交換のメンテナンスが容易である。
【0041】
また、換気風路AR2を構成する保持部材13の空間SP5であって、熱交換エレメント11の空気排気口に逆流防止シャッター65を脱着可能に設けているので、清掃・交換のメンテナンスが容易である。
【0042】
しかも、本体ケース2の開口部14から熱交換エレメント11と保持部材12,13を挿入・取り外し可能であると共に、保持部材12,13と熱交換エレメント11との組立体を分解可能であるので、熱交換エレメント11や逆流防止シャッター65或いは防虫ネット部材67の取付や清掃・交換等のメンテナンスを行う場合に、極めて便利である。
【0043】
【発明の効果】
本願の第1の空調装置によれば、換気装置の本体ケース内部に、建物外部から取り入れる空気以外のものの侵入を阻止する侵入防止手段を設けるため、侵入防止手段の交換・清掃等のメンテナンスの際に、本体ケースから侵入防止手段を取り外せば良く、メンテナンスが容易になる。
【0044】
本願の第2の空調装置によれば、本体ケースからの着脱が可能であるので、メンテナンスが更に容易になる。
【0045】
本願の第3の空調装置によれば、換気風路に逆流防止部材を設けることにより、建物外部の空気が建物内部に入り込んで、換気効率が低下することを防止でき、逆流防止部材のメンテナンスも容易である。
【0046】
本願の第4の空調装置によれば、逆流防止部材が熱交換ユニットから着脱可能であるので、メンテナンス作業が更に容易になる。
【0047】
本願の第5の空調装置によれば、外気導入風路に防虫部材を設けることにより、昆虫や塵芥が室内に入り込むことを防止できるのみならず、防虫部材を着脱することにより防虫部材の清掃・交換等のメンテナンスが容易である。
【0048】
本願の第6の空調装置によれば、防虫部材が熱交換ユニットから着脱可能であるので、メンテナンス作業が更に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる換気装置の構成を示す断面図。
【図2】図1の保持部材及び熱交換エレメントの組立状態を示す分解斜視図。
【図3】図1に示す保持部材13の側面図。
【図4】図3に示す逆流防止シャッターの平面図。
【図5】図3に示す防虫ネット部材の平面図。
【図6】図1に示すケース本体の下部の蓋板側の構成を示す図。
【符号の説明】
1 換気装置
2 本体ケース
3 天井部
11 熱交換エレメント (熱交換ユニットの一部)
12,13 保持部材 (熱交換ユニットの一部)
17,18 ファンケース(熱交換ユニットの一部)
27 ファンモーター
25,26 遠心ファン
33 熱交換ユニット
AR1 外気導入風路
AR2 換気風路
65 逆流防止シャッター(侵入防止手段;逆流防止部材)
67 防虫ネット部材(侵入防止手段;防虫部材)
Claims (2)
- 室内の空気を建物の外部に排出するための換気風路と、建物外部の空気を室内に取り入れるための外気導入風路と、前記換気風路の排気用開口部から室内空気を吸気して建物外部に排気する第1ファンと、前記外気導入風路の外気導入用開口部から外気を導入して室内に給気する第2ファンとを備える本体ケース内に、
前記外気導入風路と前記換気風路とが交差して、導入する空気と換気する空気とで熱交換する熱交換ユニットを着脱可能に設け、
前記熱交換ユニットに塵埃が入り込むのを防止するためのフィルターを設け、
前記本体ケースの下部に前記熱交換ユニットを挿入または取り出すための開口部を形成した空調装置において、
前記熱交換ユニットは、
前記排気開口部と第1ファンを介して連通した第1開口部と、前記外気導入用開口部と第2ファンを介して連通した第2開口部と、室内に給気するための第3開口部と、室内から吸気するための第4開口部を有する発泡樹脂材料で形成された保持部材と、
第1開口部と第4開口部を連通し、第2開口部と第3開口部を連通するとともに前記保持部材に着脱可能に保持される熱交換エレメントとを備え、
前記熱交換エレメントは少なくとも第2開口部側に、空調装置下面の挿入開口部から挿入される前記フィルターの取付枠を着脱自在に備え、
第2開口部に、建物外部から前記外気導入風路を経由して室内に虫が入り込むことを防止する防虫ネット部材を着脱可能に設けたことを特徴とする空調装置。 - 前記保持部材は、第1開口部および第2開口部を有する第1保持部材と、第3開口部および第4開口部を有する第2保持部材からなり、前記熱交換エレメントが第1保持部材および第2保持部材により挟持されていることを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
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