JP4267524B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用シートにおいて、前記シートクッションが前方にスライド移動されたときに、前記収納部の底部を上下方向に移動させるリフト機構が設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記シートクッションの前端とフロントパネルとの間の被支持部材の挟み込みを検出する第2の挟み込み検出センサを備え、前記制御部は、前記駆動モータを制御して、前記第2の挟み込み検出センサにより挟み込みが検出されるまで前記シートクッションを前方にスライド移動させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、前記シートクッションの前端部には緩衝材が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両用シートに備えられた制御部は、シートクッションの前端又は後端と、該前端又は後端が当接する支持部材との間に被支持部材を保持するようシートクッションの位置を制御する。このため、シートクッションをスライド移動させて、シートクッションの前側又は後側で被支持部材を保持させることができる。また、被支持部材は、クッション性を有するシートクッションにより保持されるため、隙間なく良好な状態で確実に保持され、被支持部材が倒れたりずれたりしない。
図1(a),(b)に示すように、車両用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、シートクッション2をシートバック3に対して前後方向にスライド移動可能に支持するスライド機構4とを備えている。
スライド機構4は、図4に示すように、上記駆動モータ5により駆動される駆動機構20と、支持機構21とを備えて構成されている。この駆動機構20及び支持機構21は、駆動モータ5に駆動されてシートクッション2を前後方向にスライド移動させる。
左右の支持プレート32,33は、それぞれ左右方向に延びるロッド34により連結されている。両支持プレート32は、それぞれ上部を内側に向けて略直角に屈曲形成された支持部32aを有しており、支持部32aは枠体26が後方にスライド移動されたときに、上述した支持部30の上面に略当接するように配置される。
が溶接等により固定されている。このクッションプレート35には、図5(b)に示すクッション36が、クッションプレート35を被覆するように取着されている。この構成により、スライド機構4により枠体26、クッションプレート35及びクッション36は一体的に前後方向にスライド移動可能とされる。尚、上述した荷重センサ10は、クッションプレート35の上面(シートクッション2の下部)に設けられている。尚、クッションプレート35とクッション36とは、シートクッション2を構成する。
図8に示すように、スライド機構4を駆動する駆動モータ5及びリフト機構12を駆動する駆動モータ42は、ECU6に電気的に接続されている。また、ECU6には、上述した接触センサ8,9、荷重センサ10及び挟み込み検出センサ44が接続されており、各センサからの検出信号が入力される。
この場合、図1(a),(b)に示すようにシートクッション2が着座位置にあるときに、図9に示すようにシートクッション2とフロントパネル(支持部材)Fとの間に荷物(被支持部材)Tが載置される。そして、起動スイッチ7のオン操作に基づいて、ECU6は、駆動モータ5を制御して、接触センサ9によりシートクッション2の前端部が荷物Tに接触したことが検出されるまで、シートクッション2を前方にスライド移動させる。
この場合、図10(a)に示すように、シートクッション2が前方にスライド移動されることで開口された収納部11の底部に荷物Cが載置される。そして、起動スイッチ7がオン操作されると、図10(b)に示すように、駆動モータ42が回転駆動されリフト機構12により支持板11aが上昇される。すると、収納部11の底部が上昇されて、荷物Cが上昇する。その後、ECU6は、駆動モータ5を制御して、図10(c)に示すように、接触センサ8によりシートクッション2の後端部が荷物Cに接触したことが検出されるまで、シートクッション2を後方にスライド移動させる。このように、収納部11の底部を上昇させることで、比較的高さの低い荷物Cであっても、シートクッション2により確実に保持させることが可能となる。
(1)ECU6は、シートクッション2の前端又は後端と、該前端又は後端が当接するシートバック3又はフロントパネルFとの間に荷物B,Tを保持するようにシートクッション2の位置を制御する。このため、シートクッション2をスライド移動させて、シートクッション2の前側又は後側で荷物B,Tを保持させることができる。また、荷物B,Tは、クッション性を有するシートクッション2により保持されるため、隙間なく良好な状態で確実に保持され、荷物B,Tが倒れたりずれたりしない。
○シートクッション2の後端部の形状を、シートクッション2とシートバック3により保持する荷物に対応した形状としてもよい。例えば、図11に示すように、シートクッション2の後端部51の形状を、両端が後方に突出する湾曲形状としてもよい。この構成によれば、後端部51の湾曲形状により、後端部51とシートバック3との間の隙間が軽減された状態で保持されて、荷物Bはより安定した状態で保持される。
○リフト機構12は必ずしも設けなくてもよい。
○上記実施形態では、車両用シート1を自動車の助手席に適用する場合について説明したが、本発明にかかる車両用シートを、後部座席等他の座席に適用してもよい。
○滑り止め部材37,38、及び緩衝材39,40を必ずしも設けなくてもよい。
次に、上記実施形態及び各変形例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
Claims (11)
- シートクッションと、シートバックと、前記シートクッションを前記シートバックに対して前後方向にスライド移動可能に支持するスライド機構と、を備えた車両用シートにおいて、
前記シートクッションを前後方向にスライド移動させるための駆動モータと、
前記シートクッションの後端と前記シートバックとの間の被支持部材の挟み込みを検出する第1の挟み込み検出センサと、
前記シートクッションの前端又は後端と、該前端又は後端が当接する支持部材との間に被支持部材を保持するよう該シートクッションの位置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記駆動モータを制御して、前記シートクッションを前方にスライド移動させた後、前記第1の挟み込み検出センサにより挟み込みが検出されるまで同シートクッションを後方にスライド移動させることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1に記載の車両用シートにおいて、
前記制御部は、前記第1の挟み込み検出センサにより挟み込みが検出された後、前記シートクッションを所定量だけ後方にスライド移動させるように前記駆動モータを制御することを特徴とする車両用シート。 - 請求項1又は2に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの下部に、収納部が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項3に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションが前方にスライド移動されたときに、前記収納部の底部を上下方向に移動させるリフト機構が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1〜4のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの後端部の形状は、両端が後方に突出する湾曲形状、又は、両端部が後方に突出する略コの字形状、又は、連続する凹凸の波形形状とされていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1〜5のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの後端部には滑り止め部材が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1〜6のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの後端部には緩衝材が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1〜7のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの前端とフロントパネルとの間の被支持部材の挟み込みを検出する第2の挟み込み検出センサを備え、
前記制御部は、前記駆動モータを制御して、前記第2の挟み込み検出センサにより挟み込みが検出されるまで前記シートクッションを前方にスライド移動させることを特徴とする車両用シート。 - 請求項8に記載の車両用シートにおいて、
前記制御部は、前記第2の挟み込み検出センサにより挟み込みが検出された後、前記シートクッションを所定量だけ前方にスライド移動させるように前記駆動モータを駆動することを特徴とする車両用シート。 - 請求項8又は9に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの前端部には滑り止め部材が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項8〜10のうち何れか1項に記載の車両用シートにおいて、
前記シートクッションの前端部には緩衝材が設けられていることを特徴とする車両用シート。
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