JP4262285B2 - 形状測定装置,形状測定方法 - Google Patents
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Description
エッジプロファイルの測定方法の代表例は,半導体製造装置/材料に関する業界団体(Semiconductor Equipment and Materials International:以下,SEMI)が定める標準規格であるSemi Standardにおいて規定された非破壊検査法(SEMI-MF-928-0305規格 Method B)である。この非破壊検査法は,円盤状のウェーハの面取り加工された端部に対し,そのウェーハの表裏各面にほぼ平行な方向(第1の方向)から光を投光するとともに,その投光方向に対向する方向からカメラによってウェーハの端面の投影像を撮像し,その投影像に基づいてウェーハの端面の形状を測定する方法(以下,光投影測定法と称する)である。この光投影測定法により得られる投影像の輪郭は,ウェーハの端面の断面形状(厚み方向に切断した断面の形状)を表す。
前記光投影測定法は,例えば,特許文献1においてウェーハの断面形状を検出する形状検出器による形状検出法として示されている。また,特許文献2には,前記光投影測定法において,投影像における輪郭のボケや回析縞の発生を防止するための光学系が提案されている。
図3(a)は,前記光投影測定法によりウェーハ1の端面を撮像して得られる投影像(黒い影の部分)の一例を表す図である。
図4は,ウェーハのエッジプロファイルの指標値の一例を説明するための図である。図4に示すように,前記面取り幅kは,投影像における,ウェーハの表裏の面(相互にほぼ平行な面)と端部の面取り部E(端面)との境界位置Q1(又はQ2)から,面取り部分(端面)の頂点までの幅(表裏の面に平行な方向(ウェーハ1の半径方向)の長さ)である。また,前記面取り角度θは,投影像における,ウェーハ1の表裏の面の延長線と,前記境界位置Q1(又はQ2)付近の面取り部E(端面)の表面に対する接線とがなす角度である。また,前記面取り半径rmは,面取り部E(端面)を円弧で近似したときのその円弧の半径である。
図3(b)に示すように,前記光投影測定法により得られた投影像に埃等の付着物の像が映っていると,測定対象物の端面形状(その指標値)が正確に測定されず,本来は適合品であると判別されるべきウェーハが不適合品であると誤判別されるという問題点があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,半導体ウェーハなどの円盤状の測定対象物の端面の形状をその投影像に基づいて測定する場合に,その端面に存在する付着物の影響を受けずに正しい形状測定を行うことができる形状測定装置及び形状測定方法を提供することにある。
(1−1)前記測定対象物をその周方向に回転可能に支持する回転支持機構。
(1−2)前記回転支持機構により,前記測定対象物を所定の基準支持位置に対し所定の第1の設定角度だけ回転させた第1の支持位置から前記第1の設定角度に対して正負が反対の所定の第2の設定角度だけ回転させた第2の支持位置までの範囲における前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置で支持させる回転制御手段。
(1−3)前記回転制御手段により前記2つ以上の支持位置それぞれで支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像させる撮像制御手段。
(1−4)前記撮像制御手段の処理により得られた複数の投影像それぞれについて,予め定められた画像処理を実行することによって端面形状の指標値を算出する指標値算出手段。
(1−5)予め定められた規則に従って,前記指標値算出手段により算出された複数の前記指標値に基づく1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行うことにより,前記基準支持位置に対応する前記測定対象物の端面の形状の測定値を導出する測定値導出手段。
また,前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合に,δ1及びδ2が次の(a1)式を満たすことを特徴としている。
後述するように,万一,測定対象物の端部の1箇所に付着物が存在する場合でも,δ1及びδ2が(a1)式を満たせば,後述するように,前記撮像制御手段により得られた複数の投影像のうちの少なくとも1つは,確実に付着物の投影像が映っていない(輪郭の突出部として形成されない)ものとなる。
例えば,ウェーハ(円盤状)においては,その結晶方位に起因して不適な(規格外の)端面形状が生じ得るが,その端面(周面)における中心角が45度ずつずれた8箇所の位置のうちノッチ(窪みが形成された部分)やOriented Flat部(平坦に加工された部分)以外の7箇所の位置の端面形状と,その7箇所それぞれの近傍範囲(中心角で±22.5度の範囲)における端面形状とが同形状とみなせる程度の面取り加工の精度が確保されることが多い。そして,半導体ウェーハ,ハードディスク用のアルミサブトレート,ガラスサブストレート等の測定対象物において,その半径r(例えば,設計上の半径)に対する面取り幅k(例えば,設計上の面取り幅)の比(k/r)は小さく,δ1,δ2を比較的小さな値とすることができ,測定対象物の支持角度の差がそのような比較的小さな角度(中心角度)の範囲であれば,測定対象物の端面形状は同じ形状とみなせる。
従って,δ1及びδ2が(a1)式を満たす条件下での撮像画像について前記指標値算出手段により得られた複数の前記指標値に基づいて,1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行えば,その代表値又は集約値は,付着物の影響のない,或いは付着物の影響の非常に小さい測定値(端面形状の評価値)を得ることができる。
また,前記基準支持位置で支持された測定対象物の測定部位(端面)の表面形状とその近傍部の表面形状との差異が測定誤差となることを回避するためには,δ1,δ2が(a1)式を満たす範囲でより小さいことが望ましい。
そこで,本発明は,半導体ウェーハ等の円盤状の測定対象物円盤状の測定対象物の面取り加工された端部に対し,その測定対象物の表裏各面にほぼ平行な方向から投光手段によって光を投光するとともに,その投光方向に対向する方向から撮像手段によって前記測定対象物の端面の投影像を撮像し,その投影像に基づいて前記測定対象物の端面の形状を測定する装置であり,上記の(1−1)〜(1−5)に示す各構成要素を備えるものであって,円盤状の測定対象物がウェーハであり,前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合のδ1及びδ2が次の(a2)式を満たすことを特徴とする形状測定装置として捉えてもよい。
ウェーハ(半導体ウェーハ)等の精密部品である測定対象物の測定現場は,通常,クリーンな環境が維持されるため,その測定対象物における比較的狭い領域に複数の付着物が同時に付着した状態はほとんど生じない。そして,万一,測定対象物の端部の1箇所に付着物が存在する場合でも,前記撮像制御手段により得られた複数の投影像のうちの少なくとも1つは,付着物の投影像が映っていない(輪郭の突出部として形成されない)ものとなる可能性が非常に高い。
一方,ウェーハ等の測定対象物における端面形状は,通常,比較的狭い領域においては同じ形状とみなせる。
従って,前記指標値算出手段により得られた複数の前記指標値に基づいて,1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行えば,その代表値又は集約値は,付着物の影響のない,或いは付着物の影響の非常に小さい測定値(端面形状の評価値)を得ることができる。
前記1つの代表値の選択の規則は,例えば,複数の前記指標値の中から中央値,最小値若しくは最大値を選択する規則等である。また,前記1つの集約値を算出する規則は,例えば,複数の前記指標値のうち小さいもの若しくは大きいものから順に予め定められた個数分(全数を含む)の平均値を算出するという規則等である。
また,前記指標値としては,前記測定対象物の端面の面取り幅又は面取り半径のいずれかが考えられる。これら各指標値の内容は,図4に基づいて既に説明した通りである。
即ち,本発明に係る形状測定方法は,円盤状の測定対象物の面取り加工された端部に対しその測定対象物の表裏各面に略平行な方向から投光手段によって光を投光するとともに,その投光方向に対向する方向から撮像手段によって前記測定対象物の端面の投影像を撮像し,該投影像に基づいて前記測定対象物の端面の形状を測定する形状測定方法であり,次の(2−1)〜(2−3)に示す各工程を実行する測定方法である。
(2−1)前記測定対象物をその周方向に回転可能に支持する回転支持機構により,前記測定対象物を所定の基準支持位置に対し所定の第1の設定角度だけ回転させた第1の支持位置から前記第1の設定角度に対して正負が反対の所定の第2の設定角度だけ回転させた第2の支持位置までの範囲における前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置で支持し,それら各支持位置で支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像し,撮像データを所定の記憶手段に記録する回転・撮像工程。
(2−2)前記回転・撮像工程により得られた複数の投影像それぞれについて,所定の演算手段により予め定められた画像処理を実行することによって端面形状の指標値を算出する指標値算出工程。
(2−3)予め定められた規則に従って,前記指標値算出工程により算出された複数の前記指標値に基づく1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行うことにより,前記基準支持位置に対応する前記測定対象物の端面の形状の測定値を導出する処理を所定の演算手段により実行する測定値導出工程。
そして,本発明に係る形状測定方法は,前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合に,δ1及びδ2が前記(a1)式を満たすことを特徴としている。
また,前記回転・撮像工程において,前記回転支持機構により前記測定対象物を前記基準支持位置と前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置とを含む3つ以上の支持位置で支持し,それら3つ以上の支持位置それぞれで支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像することが考えられる。
また,本発明に係る形状測定方法において,前記指標値が,前記測定対象物の端面の面取り幅,面取り角度及び面取り半径のうちのいずれかであることが考えられる。
以上に示した本発明に係る形状測定方法も,前述した本発明に係る形状測定装置と同様の作用効果を奏する。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る形状測定装置Xの概略平面図,図2は形状測定装置Xの概略側面図,図3は半導体ウェーハの端面の投影像の一例を表す図,図4は半導体ウェーハのエッジプロファイル(端面形状)の指標値の一例を説明するための図,図5は半導体ウェーハにおける支持角度と端部の位置のとの関係を表す図,図6は形状測定装置Xによる形状測定処理の手順を表すフローチャートである。
ウェーハ1は,例えば,半径150[mm]程度,厚み0.8[mm]程度の半導体からなり,その外周端(周面)部分が面取り加工されている。
以下,図1に示す平面図及び図2に示す側面図を参照しつつ,形状測定装置Xの構成について説明する。なお,図2において,図1に示す構成要素のうちの一部が省略されている。
図1及び図2に示すように,形状測定装置Xは,投光用の光学系(投光手段の一例)である投光部として点光源2と,その点光源2の光を平行光とするコリメータレンズ3とを備えている。その平行光は,ウェーハ1の表裏各面に平行な方向R1からウェーハ1の端部を含む縁部に対して投光される。点光源2は,例えば白色LEDの光を100μm〜200μmの直径のピンホールを通じて出射する光源等である。この点光源2の光の出射部(ピンホール)は,コリメータレンズ3の焦点位置に配置されている。
さらに,形状測定装置Xは,ウェーハ1に対する投光方向R1に対向する方向R2からウェーハ1の端部を含む縁部の投影像を撮像するカメラ(撮像手段に相当)として,第1のレンズ4と,アパーチャ5と,第2のレンズ6と,イメージセンサ7(CCD等)とを備えている。
第1のレンズ4,アパーチャ5及び第2のレンズ6は,テレセントリックレンズを構成し,それを通過した光がイメージセンサ7に入力されることにより,イメージセンサ7によってウェーハ1の縁部の投影像が撮像される。
このように,形状測定装置Xは,平行光をウェーハ1に投光することにより,ウェーハ1が,その平行光の光軸方向(投光方向R1)の奥行き長さが長いものであっても,イメージセンサ7において,輪郭のボケの程度が小さい良好な投影像を得ることができる。また,干渉性の強い単波長光ではなく,多波長成分を有する白色LEDを用いた点光源2を採用することにより,ウェーハ1が,投光方向R1の奥行き長さが長いものであっても,イメージセンサ7において投影像の輪郭の近傍に発生する回折縞が少ない良好な撮像画像を得ることができる。
画像処理装置8は,イメージセンサ7による撮像画像(ウェーハ1の投影像を含む画像)に基づく画像処理を実行する演算装置であり,例えば,予めその記憶部に記憶された所定のプログラムを実行するDSP(Digital Signal Processor)やパーソナルコンピュータ等である。後述するように,画像処理装置8は,イメージセンサ7による撮像画像(投影像)について予め定められた画像処理を実行することにより,ウェーハ1の端面形状の指標値を算出する。なお,画像処理装置8は,制御装置10からの制御指令に従って,イメージセンサ7による撮像画像(画像データ)の入力,及びその撮像画像に基づく画像処理を実行する。
また,回転支持機構9は,円盤状のウェーハ1を支持するとともに,ウェーハ1をその中心点Owを回転軸としてその周方向に回転駆動及び停止させることにより,ウェーハ1の支持角度を調節する装置である。回転支持機構9は,ウェーハ1の支持角度(回転角度)を検出する角度検出センサとして不図示の回転エンコーダを備え,その検出角度に基づいてウェーハ1の支持位置(支持角度)の位置決めを行う。なお,回転支持機構9は,制御装置10からの制御指令に従って,ウェーハ1の支持位置の位置決めを行う。
制御装置10は,CPU及びその周辺装置を備えた計算機であり,そのCPUが,予めその記憶部に記憶された制御プログラムを実行することにより,画像処理装置8及び回転支持機構9を制御する(制御指令を出力する)装置である。
図5において,P0で示す部分(位置)は,その位置に位置するウェーハ1の面取り部の輪郭が,形状測定装置Xにより得られる投影像となる位置である。ここで,ウェーハ1のエッジプロファイル測定の対象となる部位(面取り部)が,位置P0に位置するときのウェーハ1の支持位置を基準支持位置と称する。
いま,ウェーハ1が,この基準支持位置で支持された状態から所定の角度±δだけ回転された場合を考える。図5に示すように,ウェーハ1を基準支持位置から±δ[度]回転させた場合に,位置P0にあった測定対象部位(面取り部)が,投影像において面取り部(エッジプロファイル部)として映る領域Eから完全に外れる位置P1,P2まで移動するための条件は,角度δが次の(b1)式(前述した(a1)式に相当)を満たすことである。
また,基準支持位置と,その基準支持位置から±δ[度]回転させた各支持位置(第1の支持位置及び第2の支持位置)との3つの支持位置それぞれで支持されたウェーハ1について投影像を得れば,得られた3つの投影像のうちの少なくとも2つ以上は,付着物の影響がないものとなる。
従って,形状測定装置Xを用いたウェーハ1の測定では,前記第1の支持位置から前記第2の支持位置までの範囲において,その第1の支持位置及び第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置でウェーハ1が支持された各状態で投影像を撮像し,得られた複数の投影像それぞれに基づいて端面形状の指標値を算出し,算出した複数の指標値に基づいて,1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行う。このようにして得られる代表値又は集約値は,ウェーハ1が基準支持位置で支持されたときに位置P0に位置する端面(面取り部)の形状又はそれと同形状とみなせる形状の測定値(端面形状の評価値)であり,かつ,付着物の影響のない,或いは付着物の影響の非常に小さい測定値となる。
また,1つの代表値の選択方法としては,例えば,複数の前記指標値の中から中央値,最小値若しくは最大値を選択することが考えられる。付着物は,投影像に対して輪郭を本来の端面形状よりも突出させる方向に影響する。そして,ウェーハ1の端面の先端付近に付着物が存在する場合,一般に,面取り幅kは本来(付着物が存在しない場合)よりも大きく,面取り半径rmは本来よりも小さく算出される傾向がある。一方,ウェーハ1の端面と表裏各面との境界位置付近に付着物が存在する場合,面取り幅kは本来よりも小さく,面取り半径rmは本来よりも大きく算出される傾向がある。このため,付着物が付着し得る位置をある程度特定できるような状況下においては,指標値の種類(面取り幅k,面取り半径rm等)に応じて,代表値を最小値としたり,代表値を最大値とすることが考えられる。また,3つ以上の指標値を算出する場合は,指標値の種類によらず代表値を中央値とすることが考えられる。
例えば,3つの指標値を算出し,その指標値が面取り幅kである場合,3つの指標値のうちの小さいものから順に2個分の平均値を測定値とすることが考えられる。同様に,3つの指標値を算出し,その指標値が面取り半径rmである場合,3つの指標値のうちの大きいものから順に2個分の平均値を測定値とすることが考えられる。なお,算出した複数の指標値全ての平均値を測定値として算出することも考えられる。
まず,制御装置10が,所定のカウンタ変数iの初期化(i=1)等の初期設定処理を実行する(S1)。このとき,点光源2が点灯され,ウェーハ1に対する投光が開始される。
次に,制御装置10が,回転支持機構9を制御することにより,ウェーハ1が,その支持角度(回転支持機構9の回転角)が予め定められたi番目の基準支持角度ψ(i)となる支持位置(i番目の基準支持位置)に対して−δ[度]だけ回転した位置で支持されるようにウェーハ1の支持位置(回転角度)を設定する(S2)。
ここで,基準支持位置は,回転支持機構9によるウェーハ1の支持角度(回転角度)が45度ずつずれた8つの位置のうちのノッチ等が測定位置となる場合を除く7つの位置(1番目〜7番目の基準支持位置)である。
また,δは,角度を表す設定値(予め定められた設定値)であり,次の(b2)式(前記(a2)式に相当)を満たす設定値である。
また,ウェーハ1の半径r(例えば,設計上の半径)が150[mm],ウェーハ1の面取り幅k(例えば,設計上の面取り幅)が0.35[mm]である場合,δは3.9以上に予め設定されている。
なお,基準支持位置で支持されたウェーハ1の測定部位(端面)の表面形状とその近傍部の表面形状との差異が測定誤差となることを回避するためには,角度を表す設定値δがより小さいことが望ましい。
そこで,前記設定値δが次の(b3)式(前記(a3)式に相当)を満たすことが考えられる。
また,前述したように,半径rが150[mm]程度,面取り幅kが0.10[mm]程度以上であるというウェーハ1の実情を(b2)式に適用すると,ウェーハ1については,δ1及びδ2が,それぞれ2°以上22.5°以下の範囲であることが実用的である。
さらに,制御装置10の制御指令に従って,画像処理装置8(前記所定の演算手段の一例)が,ステップS3で取り込んだ撮像画像(ウェーハ1端部の投影像の画像)に基づいて予め定められた画像処理を実行することにより,ウェーハ1の端面形状の指標値を算出し,その算出値を所定の記憶部(制御装置10が備えるメモリ等)に記憶させる(S4)。
例えば,画像処理装置8は,このステップS4において,ウェーハ1の端面(面取り部)の面取り幅kを指標値として算出する。
なお,ウェーハ1の投影像に基づいて面取り幅kを算出する方法は,ウェーハ1の形状測定の技術分野において周知であるので,ここでは説明を省略する。
続けて,ウェーハ1がi番目の基準支持角度ψ(i)で支持された状態において,制御装置10及び画像処理装置8が,前述したステップS3及びS4と同じ処理を実行する(S6,S7)。
これにより,ウェーハ1がi番目の基準支持角度ψ(i)で支持された状態で得られた投影像に基づく前記指標値(ここでは,ウェーハ1の端面(面取り部)の面取り幅k)が算出及び記憶される。
さらに,制御装置10が,回転支持機構9を制御することにより,ウェーハ1が,その支持角度(回転支持機構9の回転角)が予め定められたi番目の基準支持角度ψ(i)+δ[度]となる支持位置で支持されるようにウェーハ1の支持位置(回転角度)を設定する(S8)。即ち,ステップS6,S7の状態から+δ[度]だけウェーハ1を回転させる。
続けて,ウェーハ1がi番目の基準支持角度ψ(i)+δ[度]の角度で支持された状態において,制御装置10及び画像処理装置8が,前述したステップS3及びS4と同じ処理を実行する(S9,S10)。
これにより,ウェーハ1がi番目の基準支持角度ψ(i)+δ[度]の角度で支持された状態で得られた投影像に基づく前記指標値(ここでは,ウェーハ1の端面(面取り部)の面取り幅k)が算出及び記憶される。
また,前述したステップS4,S7及びS10の工程は,前記回転・撮像工程により得られた複数の投影像それぞれについて,画像処理装置8が備えるプロセッサ(演算手段)により,予め定められた画像処理を実行することによってウェーハ1の端面形状の指標値を算出する工程であり,前記指標値算出工程の一例である。
例えば,制御装置10は,前述したように,3つの面取り幅k(指標値)の中から最小値又は中央値を選択し,それを測定値として出力する処理や,3つの面取り幅k(指標値)のうちの小さいものから順に2個分の平均値(集約値の一例)を算出し,それを測定値として出力する処理を実行する。なお,測定値の出力は,表示装置への測定値の表示や,通信手段を通じた他装置への測定値の送信,記憶手段への測定値の書き込み等各種考えられる。
例えば,ウェーハ1の測定においては,Mは7であり,1番目〜7番目の基準支持角度ψ(1)〜ψ(7)は,45度ずつずれて設定された角度(例えば,0度,45度,90度,135度,・・・,270度,315度)である。
これにより,形状測定装置Xを用いたウェーハ1の形状測定においては,角度を表す設定値δ(δ1及びδ2に相当)が前記(b2)式を満たし(即ち,(b1)式も満たしている),回転支持機構9によるウェーハ1の支持角度が45度ずつずれた8つの支持位置のうちの7つの基準支持位置(i=1〜7)それぞれについて,ステップS2〜SS11の各工程(前記回転・撮像工程と前記指標値算出工程と前記測定値導出工程とに相当)が実行される。なお,測定要件によっては,ウェーハ1の支持角度が45度ずつずれた8つの支持位置のうちの6つ或いは5つの基準支持位置(7パターン以外の複数パターンの支持位置)についてのみステップS2〜SS11の各工程が実行される場合もある。また,ウェーハ1の支持角度が45度以外の角度(例えば15度)ずつずれた複数の支持位置を前記基準支持位置としてステップS2〜SS11の各工程が実行される場合もある。
また,以上に示した作用効果は,ウェーハ1以外の他の円盤状の測定対象物(ハードディスク用のアルミサブトレート,ガラスサブストレートなど)の面取り加工された端部の面(端面)の形状をその投影像に基づいて測定する場合でも同様に得られる。
また,前述した実施形態における基準支持位置に対する回転角度である+δ及び−δそれぞれの絶対値(δ)は,必ずしも同じ値であることを要さず,+δ及び−δを+δ1及び−δ2と置き換え,そのδ1及びδ2それぞれが,(b1)式〜(b3)式のいずれかを満たすことも考えられる。なお,角度を表す設定値δ1及びδ2は,δ1=δ2であってもδ1≠δ2であってもよい。
また,前述した実施形態では,ウェーハ1を,前記基準支持位置とその位置に対し+δ度及び−δ度回転させた各支持位置との3つの支持位置それぞれについて,ウェーハ1の端部の投影像の撮像と前記指標値の計算とを行う例を示したが,前記基準支持位置に対し+δ度及び−δ度回転させた2つの支持位置について,或いはその2つの支持位置を含む4つ以上の支持位置について,ウェーハ1の端部の投影像の撮像と前記指標値の計算とを行うことも考えられる。
例えば,ウェーハ1を前記基準支持位置に対し+δ度回転させた支持位置から−δ度回転させた支持位置までの範囲において,±δ度それぞれの支持位置と,その角度範囲を等角度で複数に区分した各角度での支持位置とのそれぞれについて,ウェーハ1の端部の投影像の撮像と前記指標値の計算とを行うことが考えられる。
例えば,制御装置10が,ウェーハ1の端面における形状測定の対象とする範囲がウェーハ1の半径方向において占める幅(以下,測定対象幅という)及びウェーハ1の半径rの情報を入力するキーボード等の操作入力部や外部装置との通信部(前記測定対象幅情報入力手段の一例)を備え,さらに,制御装置10が備えるプロセッサが,入力された前記測定対象幅及び半径の情報に基づいてδを算出し,算出したδをその記憶部に記憶させる(設定する)処理を実行することが考えられる(前記設定角度算出手段の一例)。
ここで,前記測定対象幅は,通常は面取り幅kであり,その場合,制御装置10は,入力された面取り幅k及び半径rを,例えばδ=cos-1((r−k)/r)という式(前記(b3)式に相当)に適用することによってδを算出する。
これにより,測定対象となるウェーハ1の形状に適したδを簡易に設定することができる。
1 :ウェーハ
2 :点光源
3 :コリメータレンズ
4 :第1のレンズ
5 :アパーチャ
6 :第2のレンズ
7 :イメージセンサ
8 :画像処理装置
9 :回転支持機構
10:制御装置
Claims (12)
- 円盤状の測定対象物の面取り加工された端部に対し該測定対象物の表裏各面に略平行な方向から光を投光する投光手段と,その投光方向に対向する方向から前記測定対象物の端面の投影像を撮像する撮像手段と,を具備し,前記投影像に基づいて前記測定対象物の端面の形状を測定する形状測定装置であって,
前記測定対象物をその周方向に回転可能に支持する回転支持機構と,
前記回転支持機構により,前記測定対象物を所定の基準支持位置に対し所定の第1の設定角度だけ回転させた第1の支持位置から前記第1の設定角度に対して正負が反対の所定の第2の設定角度だけ回転させた第2の支持位置までの範囲における前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置で支持させる回転制御手段と,
前記回転制御手段により前記2つ以上の支持位置それぞれで支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像させる撮像制御手段と,
前記撮像制御手段の処理により得られた複数の投影像それぞれについて,予め定められた画像処理を実行することによって端面形状の指標値を算出する指標値算出手段と,
予め定められた規則に従って,前記指標値算出手段により算出された複数の前記指標値に基づく1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行うことにより,前記基準支持位置に対応する前記測定対象物の端面の形状の測定値を導出する測定値導出手段と,を具備してなり,
前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合に,δ1及びδ2が次の(a1)式を満たしてなることを特徴とする形状測定装置。
- 前記測定対象物が半導体ウェーハである請求項1に記載の形状測定装置。
- 円盤状の測定対象物の面取り加工された端部に対し該測定対象物の表裏各面に略平行な方向から光を投光する投光手段と,その投光方向に対向する方向から前記測定対象物の端面の投影像を撮像する撮像手段と,を具備し,前記投影像に基づいて前記測定対象物の端面の形状を測定する形状測定装置であって,
前記測定対象物をその周方向に回転可能に支持する回転支持機構と,
前記回転支持機構により,前記測定対象物を所定の基準支持位置に対し所定の第1の設定角度だけ回転させた第1の支持位置から前記第1の設定角度に対して正負が反対の所定の第2の設定角度だけ回転させた第2の支持位置までの範囲における前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置で支持させる回転制御手段と,
前記回転制御手段により前記2つ以上の支持位置それぞれで支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像させる撮像制御手段と,
前記撮像制御手段の処理により得られた複数の投影像それぞれについて,予め定められた画像処理を実行することによって端面形状の指標値を算出する指標値算出手段と,
予め定められた規則に従って,前記指標値算出手段により算出された複数の前記指標値に基づく1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行うことにより,前記基準支持位置に対応する前記測定対象物の端面の形状の測定値を導出する測定値導出手段と,を具備してなり,
前記測定対象物が半導体ウェーハであって,
前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合に,δ1及びδ2が次の(a2)式を満たしてなることを特徴とする形状測定装置。
- 前記回転制御手段が,前記回転支持機構により前記測定対象物を前記基準支持位置と前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置とを含む3つ以上の支持位置で支持させ,
前記撮像制御手段が,前記回転制御手段により前記3つ以上の支持位置それぞれで支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像させてなる請求項1〜3のいずれかに記載の形状測定装置。 - 前記予め定められた規則が,複数の前記指標値の中から中央値,最小値若しくは最大値を選択する規則,又は複数の前記指標値のうち小さいもの若しくは大きいものから順に予め定められた個数分の平均値を算出する規則のいずれかである請求項1〜4のいずれかに記載の形状測定装置。
- 前記指標値が,前記測定対象物の端面の面取り幅,面取り角度及び面取り半径のうちのいずれかである請求項1〜5のいずれかに記載の形状測定装置。
- 円盤状の測定対象物の面取り加工された端部に対し該測定対象物の表裏各面に略平行な方向から投光手段によって光を投光するとともに,その投光方向に対向する方向から撮像手段によって前記測定対象物の端面の投影像を撮像し,該投影像に基づいて前記測定対象物の端面の形状を測定する形状測定方法であって,
前記測定対象物をその周方向に回転可能に支持する回転支持機構により,前記測定対象物を所定の基準支持位置に対し所定の第1の設定角度だけ回転させた第1の支持位置から前記第1の設定角度に対して正負が反対の所定の第2の設定角度だけ回転させた第2の支持位置までの範囲における前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置で支持し,それら各支持位置で支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像し,撮像データを所定の記憶手段に記録する回転・撮像工程と,
前記回転・撮像工程により得られた複数の投影像それぞれについて,所定の演算手段により予め定められた画像処理を実行することによって端面形状の指標値を算出する指標値算出工程と,
予め定められた規則に従って,前記指標値算出工程により算出された複数の前記指標値に基づく1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行うことにより,前記基準支持位置に対応する前記測定対象物の端面の形状の測定値を導出する処理を所定の演算手段により実行する測定値導出工程と,を実行してなり,
前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合に,δ1及びδ2が次の(a1)式を満たしてなることを特徴とする形状測定方法。
- 前記測定対象物が半導体ウェーハである請求項7に記載の形状測定方法。
- 円盤状の測定対象物の面取り加工された端部に対し該測定対象物の表裏各面に略平行な方向から投光手段によって光を投光するとともに,その投光方向に対向する方向から撮像手段によって前記測定対象物の端面の投影像を撮像し,該投影像に基づいて前記測定対象物の端面の形状を測定する形状測定方法であって,
前記測定対象物をその周方向に回転可能に支持する回転支持機構により,前記測定対象物を所定の基準支持位置に対し所定の第1の設定角度だけ回転させた第1の支持位置から前記第1の設定角度に対して正負が反対の所定の第2の設定角度だけ回転させた第2の支持位置までの範囲における前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置を含む2つ以上の支持位置で支持し,それら各支持位置で支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像し,撮像データを所定の記憶手段に記録する回転・撮像工程と,
前記回転・撮像工程により得られた複数の投影像それぞれについて,所定の演算手段により予め定められた画像処理を実行することによって端面形状の指標値を算出する指標値算出工程と,
予め定められた規則に従って,前記指標値算出工程により算出された複数の前記指標値に基づく1つの代表値の選択又は1つの集約値の算出を行うことにより,前記基準支持位置に対応する前記測定対象物の端面の形状の測定値を導出する処理を所定の演算手段により実行する測定値導出工程と,を実行してなり,
前記測定対象物が半導体ウェーハであって,
前記第1の設定角度を+δ1,前記第2の設定角度を−δ2とした場合に,δ1及びδ2が次の(a2)式を満たしてなることを特徴とする形状測定方法。
- 前記予め定められた規則が,複数の前記指標値の中から中央値,最小値若しくは最大値を選択する規則,又は複数の前記指標値のうち小さいもの若しくは大きいものから順に予め定められた個数分の平均値を算出する規則のいずれかである請求項7〜9のいずれかに記載の形状測定方法。
- 前記回転・撮像工程において,前記回転支持機構により前記測定対象物を前記基準支持位置と前記第1の支持位置及び前記第2の支持位置とを含む3つ以上の支持位置で支持し,それら3つ以上の支持位置それぞれで支持された前記測定対象物の端面の投影像を前記撮像手段により撮像してなる請求項7〜10のいずれかに記載の形状測定方法。
- 前記指標値が,前記測定対象物の端面の面取り幅,面取り角度及び面取り半径のうちのいずれかである請求項7〜11のいずれかに記載の形状測定方法。
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