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JP4257715B2 - シャーリングマシン - Google Patents

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JP4257715B2
JP4257715B2 JP31610199A JP31610199A JP4257715B2 JP 4257715 B2 JP4257715 B2 JP 4257715B2 JP 31610199 A JP31610199 A JP 31610199A JP 31610199 A JP31610199 A JP 31610199A JP 4257715 B2 JP4257715 B2 JP 4257715B2
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abutment
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泰司 山谷
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Amada Co Ltd
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシャーリングマシン、特にワークが位置決め時に垂れ下がることなく正確に位置決めを行い、また残ったワークを取り除くことなく剪断加工されたワークを前方に搬出できるようにしたシャーリングマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
(1)第1従来技術について(図9)。
従来のシャーリングマシンは、例えば図9に示す構成を有している。
【0004】
即ち、図9において、シャーリングマシンは、テーブル60の後部に取り付けられた下刃62と、その直上方のワーク板押さえ61と、上下動するラム64に取り付けられた上刃63と、ワークWを位置決めするバックゲージ70を有する。
【0005】
上記バックゲージ70は、突当67を有し、該突当67はナット66を介してボールねじ68に螺合し、該ボールねじ68は、モータ69に結合され、該モータ69は、上記ラム64に一体的に取り付けられたラムフレーム65に固定されている。
【0006】
この構成により、先ず、モータ69を作動してボールねじ68を回転することにより、突当67をY軸方向に移動して位置を調整しておく。
【0007】
この状態で、テーブル60を介して搬入したワークWを上記バックゲージ70の突当67に突き当てて位置決めした後、ラム64を介して上刃63を下降し、下刃32と協働してワークWに剪断加工を施す。
【0008】
(2)第2従来技術について(図10)。
【0009】
他の従来のシャーリングマシンは、例えば図10に示す構成を有している。
【0010】
即ち、図10において、シャーリングマシンは、バックゲージ70の下方にコンベアベルト71を有している
【0011】
この構成により、前記と(図9)同様にテーブル60を介して搬入したワークWを上記バックゲージ70の突当67に突き当てて位置決めした後、コンベアベルト71を下方に傾斜させると共に、ラム64を介して上刃63を下降し、下刃32と協働してワークWに剪断加工を施す。
【0012】
剪断加工後は、コンベアベルト71を水平にしてそれを逆転させることにより、その上の剪断加工されたワークW1をテーブル60を介して前方に搬出する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
(1)第1従来技術の(図9)課題。
【0015】
しかし、上記図9に示す従来のシャーリングマシンにおいては、バックゲージ70の下方にワークWを支持する手段が設けられていない。
【0016】
このため、テーブル60を介して搬入されたワークWを、突当67に突き当てて位置決めしようとする場合に、該ワークWが垂れ下がってしまい、正確な位置決めができないことがある。
【0017】
(2)第2従来技術の(図10)課題。
【0018】
また、図10に示す従来のシャーリングマシンにおいては、テーブル60上に残っている元のワークWが大きいと、コンベアベルト71が空回りしてしまって、この残ったワークWに遮られて剪断加工されたワークW1が前進できない。
【0019】
従って、残ったワークWを予め取り除いておかなければ、剪断加工されたワークW1をテーブル60を介して前方に搬出することができず、搬出効率が低下する。
【0020】
本発明の目的は、ワークが位置決め時に垂れ下がることなく正確に位置決めを行い、また残ったワークを取り除くことなく剪断加工されたワークを前方に搬出するようにして搬出効率を向上させたシャーリングマシンを提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】
【0022】
上記課題を解決するため、本発明は、図1に示すように、
テーブル2の後方に上刃6及び下刃3とバックゲージ7とコンベア装置12をそれぞれ設置し、上記コンベア装置12が中央とその両側に配置された逆転・正転可能な無端コンベアベルト16 a 16 b、16 c を有し、バックゲージ7が中央の無端コンベアベルト16 a と両側の無端コンベアベルト 16 b、16 c の間に配置され、コンベア装置12とバックゲージ7が上下動自在に設けられ、該バックゲージ7の突当10を、コンベア装置12に対して前後方向、上下方向に移動自在に設けたことを特徴とするシャーリングマシンという手段を講じている。
【0023】
従って、本発明の構成によれば、バックゲージ7をコンベア装置12に組み込んだことにより、ワークWをコンベア装置12で支持しながらバックゲージ7に突き当てて位置決めすることができるので(図6(A))、該ワークWが垂れ下がることなく正確に位置決めが行われる。
【0024】
また、剪断加工されたワークW1をバックゲージ7でクランプした状態でコンベア装置12上を前進させ残ったワークWを押し出しながらテーブル2を介して搬出するので(図6(D))、残ったワークWを取り除くことなく剪断加工されたワークW1を前方に搬出可能となり、そのため作業者の手を煩わすことなく搬出効率が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は、本発明の実施の形態を示す全体図である。
【0026】
シャーリングマシンは、サイドフレーム4を有し、該サイドフレーム4の前側の下方には、下部フレーム1が設けられている。
【0027】
そして、下部フレーム1の上部には、テーブル2が取り付けられ、該テーブル2の後方肩部には下刃3が設けられている。
【0028】
また、サイドフレーム4には、上下動可能なラム5が取り付けられ、該ラム5の下部には、上刃6が取り付けられ、該上刃6と前記下刃3の協働によりワークWに介して剪断加工が行われるようになっている。
【0029】
更に、サイドフレーム4の前側上部には、上部フレーム32が設けられ、該上部フレーム32の下部には、上下動可能なワーク板押さえ33が取り付けられている。
【0030】
上記サイドフレーム4の下方には、バックゲージ7が設置され、該バックゲージ7はコンベア装置12に組み込まれている(図2、図3)。
【0031】
即ち、コンベア装置12は(図2)、X軸方向に並列に配置された無端コンベアベルト16a、16b、16cにより構成され、中央の無端コンベアベルト16aは幅が広く形成され(図3)、その両側の無端コンベアベルト16b、16cは幅が狭く形成されている。
【0032】
そして、上記バックゲージ7は、中央の無端コンベアベルト16aと両側の無端コンベアベルト16b、16cの間に配置されている。
【0033】
また、コンベア装置12は支持フレーム13a、13b、13cを、バックゲージ7は筐体フレーム37をそれぞれ有する。
【0034】
そして、支持フレーム13a、13b、13cの前部と筐体フレーム37の前部には(図1、図2)、それぞれシリンダ21と22が結合されている。
【0035】
即ち、床27上のベースフレーム29上(図1)には、上記支持フレーム13a、13b、13cの前部と筐体フレーム37の前部に対応する部分に、シリンダ21と22が設置されている。
【0036】
そして、シリンダ21、22のピストンロッド23、25は、ヒンジピン24、26を介して上記支持フレーム13a、13b、13c、筐体フレーム37の前部にそれぞれ結合されている。
【0037】
また、支持フレーム13a、13b、13cの後部と筐体フレーム37の後部は、テーブル2と同じ高さにおいて、後述する駆動軸17を介してベースフレーム29に旋回自在に取り付けられている。
【0038】
この構成により、シリンダ21、22を作動しバックゲージ7とコンベア装置12を駆動軸17を支点として上下方向に旋回させることにより、例えばテーブル2と同じ高さに水平にし(例えば図6(A))又はテーブル2より低く傾斜させることができる(例えば図6(C))。
【0039】
また、コンベア装置12のシリンダ21と、バックゲージ7のシリンダ22は、同時に作動する場合もあり(例えば図7(B))、別々に作動する場合もある(例えば図7(C))。
【0040】
上記支持フレーム13a、13b、13cには、無端コンベアベルト16a、16b、16cが回転可能に取り付けられている。
【0041】
即ち、上記各支持フレーム13a、13b、13cの前端には、共通の従動軸20を介して従動プーリ14a、14b、14cが、後端には、共通の駆動軸17を介して駆動プーリ15a、15b、15cがそれぞれ回転可能に取り付けられ、共通の駆動軸17はタイミングベルト40を介してベースフレーム29上のモータMの回転軸41に結合されている。
【0042】
上記従動プーリ14a、14b、14cと駆動プーリ15a、15b、15cには、無端コンベアベルト16a、16b、16cが巻回されている。
【0043】
そして、各無端コンベアベルト16a、16b、16cは、駆動プーリ15a、15b、15cと従動プーリ14a、14b、14cの内側に取り付けられた補助プーリ18aと19a、18bと19b、18cと19cに案内されている。
【0044】
また、上記共通の従動軸20は(図2)、バックゲージ7の筐体フレーム37に(図4)形成された上下方向に長い開口部37Bを貫通してX軸方向に延びており、該開口部37B内を上下動可能となっている。
【0045】
更に、上記共通の駆動軸17は、該筐体フレーム37に形成された円形の開口部37Cを貫通してX軸方向に延びている。
【0046】
この構成により、無端コンベアベルト16a、16b、16cは、シリンダ21を作動することにより、バックゲージ7とは独立してそれと干渉しないで例えば図7(C)に示すように駆動軸17を支点として従動軸20側が上昇して傾斜可能である。
【0047】
また、無端コンベアベルト16a、16b、16cは、モータMを(図1、図2)駆動することにより、逆転・正転ができるようになっている。
【0048】
例えば、サポートモードの離反工程時において(図7(C))、前記したように従動軸20側を上昇させてコンベア装置12全体をバックゲージ7に対して傾斜させた後、その無端コンベアベルト16a、16b、16cを逆転させて剪断加工されたワークW1を前方に移動させることにより、開放された突当10から一旦離す。
【0049】
また、例えば、上記サポートモードの搬出工程時において(図7(D))、バックゲージ7の突当10を没入させた後、無端コンベアベルト16a、16b、16cを正転させることにより剪断加工されたワークW1を没入した突当10の上方を通過させ、後述する整列プレート30を介してワーク収納装置28に収納する。
【0050】
一方、バックゲージ7の筐体フレーム37内には、Y軸モータMyで回転駆動するボールねじ8が収納され、該ボールねじ8に螺合するナット9には、取付部材11を介して突当10が取り付けられ、該突当10は、その前部に切欠部10Aを有している。
【0051】
また、上記ボールねじ8の直上方には、Y軸方向に延びる長溝37Aが(図4)形成され、該長溝37Aの幅は、上記突当10の幅よりも若干大きく形成されている。
【0052】
この構成により、Y軸モータMyを作動すれば(図5(A))、突当10は長溝37Aに沿ってY軸方向に移動する。
【0053】
それにより、例えばワークW位置決め時に(例えば図6(A))おける突当10の位置が調整され、調整後の突当10の切欠部10AにワークWを突き当てることにより位置決めを行うことができる。
【0054】
そして、この場合には、ワークWは(例えば図6(A))前記コンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cに支持されながら突当10に突き当てて位置決めすることができる。
【0055】
従って、本発明によれば、ワークWは、位置決め時に垂れ下がることなく、正確に位置決めが行われるようになる。
【0056】
上記突当10は、回転軸38を介して取付部材11に開閉自在に取り付けられ、該取付部材11の後面には、シリンダ42が固定され、該シリンダ42は突当10の後部底面に結合されている。
【0057】
この構成により、突当10は、シリンダ42を作動して(図5(B))回転軸38の回りで回転して閉じることにより、例えば剪断加工されたワークW1をクランプする。
【0058】
従って、この状態で上記Y軸モータMyを作動することにより、剪断加工されたワークW1を、突当10にクランプされたままコンベア装置12上を前進させ残ったワークWを押し出しながら前方のテーブル2を介して搬出することができる(図6(D))。
【0059】
従って、本発明によれば、テーブル2上に残ったワークWを取り除くことなく剪断加工されたワークW1を前方に搬出できるので、搬出効率が向上する。
【0060】
また、上記突当10が取り付けられている取付部材11はシリンダ35とガイド39・支持棒36を介してナット9に結合している。
【0061】
この構成により、シリンダ35を作動すれば、突当10が上下動することにより、該突当10はそれより幅が大きい前記長溝37Aに対して出没可能である(図5(C))。
【0062】
例えば、テーブル2を介して搬入されたワークWを位置決めする場合には(例えば図6(A))、シリンダ35を作動して突当10を長溝37Aから突出させておく(図5(A))。
【0063】
また、例えば、前記リターンモードにおける搬出工程時には(図6(D))、シリンダ35を作動して突当10を長溝37Aから突出させた状態で剪断加工されたワークW1をクランプして前方から搬出する(図5(B))。
【0064】
しかし、サポートモードにおける搬出工程時には(図7(D))、シリンダ35を作動して突当10を長溝37A(図5(C))より没入させておき、その上の無端コンベアベルト16a、16b、16c上を剪断加工されたワークW1が後方に搬送されるようにする。
【0065】
更に、上記コンベア装置12を構成する無端コンベアベルト16a、16b、16cの前端には、ワークシュータ34が、後端には、前記整列プレート30がそれぞれ設けられている。
【0066】
この構成により、残材Waが形成された場合には(図8(B))、前記ワークシュータ34を開くことにより、該残材Waを床27上(図1)のスクラップボックス31に落下させる。
【0067】
また、例えば、アンダーモードにおいて(図8(A))、剪断加工されたワークW1が、没入した突当10の上方であって、傾斜したコンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16c上を搬送されて上記整列プレート30を介してワーク収納装置28に収納される。
【0068】
以下、上記構成を有する本発明の動作を説明する。
【0069】
(1)リターンモードによる動作(図6)。
【0070】
▲1▼位置決め工程時の動作(図6(A) )。
【0071】
位置決め工程時には(図6(A))、シリンダ21、22を作動しコンベア装置12とバックゲージ7をテーブル2と同じ高さ位置まで上昇させて水平にすると共に、長溝37Aから(図4、図5(A))突出した突当10を前後方向に移動させることにより、ワークW位置決め時の位置を調整する。
【0072】
この状態で、テーブル2を介して搬入したワークWを、上記コンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cで支持しながら突当10に突き当てて位置決めする。
【0073】
▲2▼クランプ工程時の動作(図6(B))。
【0074】
次に、シリンダ35を(図4、図5(B))作動して突当10を閉じることにより(図6(B))、上記位置決めされたワークWをクランプする。
【0075】
この場合、ワークWを支持しているコンベア装置12と、該ワークWをクランプしているバックゲージ7は、水平のままである。
【0076】
▲3▼剪断工程時の動作(図6(C))。
【0077】
剪断工程時には(図6(C))、その直前に予めシリンダ21、22を作動して、コンベア装置12とバックゲージ7をテーブル2に対して下方に傾斜しておく。
【0078】
この状態で、上刃6を下降し、下刃3と協働してワークWを剪断加工し、その剪断加工されたワークW1は、前記閉じた突当10でクランプされた状態で傾斜したコンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cで受ける。
【0079】
▲4▼搬出工程時の動作(図6(D))。
【0080】
搬出工程時には(図6(C))、シリンダ21、22を作動してコンベア装置12とバックゲージ7をテーブル2と同じ高さまで上昇させて水平にする。
【0081】
この状態で突当10を前進させれば、剪断加工されたワークW1は、該突当10でクランプされた状態で無端コンベアベルト16a、16b、16c上を前進する。
【0082】
従って、剪断加工されたワークW1は、その前端でテーブル2上の残ったワークWを押し出しながら該テーブル2を介して搬出される。
【0083】
(2)サポートモードによる動作(図7)。
【0084】
▲1▼位置決め工程時の動作(図7(A) )。
【0085】
位置決め工程時には(図7(A))、(1)のリターンモードにおける位置決め工程と同様に、シリンダ21、22を作動しコンベア装置12とバックゲージ7をテーブル2と同じ高さ位置まで上昇させて水平にすると共に、長溝37Aから(図4、図5(A))突出した突当10を前後方向に移動させることにより、ワークW位置決め時の位置を調整する。
【0086】
この状態で、テーブル2を介して搬入したワークWを、上記コンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cで支持しながら突当10に突き当てて位置決めする。
【0087】
▲2▼剪断工程時の動作(図7(B))。
【0088】
剪断工程時には(図7(B))、その直前に予めシリンダ21、22を作動して、コンベア装置12とバックゲージ7をテーブル2に対して下方に傾斜しておく。
【0089】
この状態で、上刃6を下降し、下刃3と協働してワークWを剪断加工し、その剪断加工されたワークW1は、前記突出した突当10に突き当てた状態で傾斜したコンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cで受ける。
【0090】
▲3▼離反工程時の動作(図7(C))。
【0091】
次に、シリンダ21、22を作動してコンベア装置12とバックゲージ7を水平に戻し、その後シリンダ21のみを作動してコンベア装置12をバックゲージ7より若干上方に傾斜させ(図7(C))、更にシリンダ42を(図4)作動して突当10を開放しておく。
【0092】
この状態でコンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cを逆転させれば(図7(C))、その上の剪断加工されたワークW1は前進して上記開放した突当10から離れる。
【0093】
▲4▼搬出工程時の動作(図7(D))。
【0094】
搬出工程時時には(図7(D))、コンベア装置12とバックゲージ7との位置関係はそのままにしてシリンダ35を(図4、図5(C))作動して突当10を没入させる。
【0095】
この状態でコンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cを正転させれば(図7(D))、その上の剪断加工されたワークW1は、没入した突当10の上方を通過して後方へ搬送され、整列プレート30を介してワーク収納装置28に収納される。
【0096】
その後、コンベア装置12をバックゲージ7と同様に水平にしておく。
【0097】
(3)アンダーモードによる動作(図8)。
【0098】
アンダーモードによる動作を行う場合には(図8)、予めコンベア装置12とバックゲージ7を後部が上になるように傾斜させておく。
【0099】
この状態で、剪断工程時には(図8(A))、上刃6と下刃3との協働によりワークWを剪断加工し、その剪断加工されたワークW1を上記傾斜したコンベア装置12の無端コンベアベルト16a、16b、16cで受ける。
【0100】
そして、シリンダ35を(図4、図5(C))作動して突当10を没入させた後、無端コンベアベルト16a、16b、16cを正転させれば(図8(A))、剪断加工されたワークW1は、没入した突当10の上方を通過して後方へ搬送され、整列プレート30を介してワーク収納装置28に収納される。
【0101】
また、残材処理工程時には(図8(B))、ワークシュータ34を開き、その直下のスクラップボックス31へ残材Waを落下させる。
【0102】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、バックゲージをコンベア装置に組み込んだことにより、ワークをコンベア装置で支持しながらバックゲージに突き当てて位置決めすることができるので、該ワークが垂れ下がることなく正確に位置決めが行われ、また剪断加工されたワークをバックゲージでクランプした状態でコンベア装置上を前進させ残ったワークを押し出しながらテーブルを介して搬出するので、残ったワークWを取り除くことなく剪断加工されたワークを前方に搬出可能となり、そのため作業者の手を煩わすことなく搬出効率が向上するシャーリングマシンを提供するという効果を奏することとなった。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体図である。
【図2】本発明によるバックゲージ7とコンベア装置12の関係を示す図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】本発明によるバックゲージ7の詳細を示す図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】本発明のリターンモードによる動作を説明する図である。
【図7】本発明のサポートモードによる動作を説明する図である。
【図8】本発明のアンダーモードによる動作を説明する図である。
【図9】第1従来技術の説明図である。
【図10】第2従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 下部フレーム
2 テーブル
3 下刃
4 サイドフレーム
5 ラム
6 上刃
7 バックゲージ
8 ボールねじ
9 ナット
10 突当
11 取付部材
12 コンベア装置
13 コンベアフレーム
14 従動プーリ
15 駆動プーリ
16 コンベアベルト
17 駆動軸
18、19 補助プーリ
20 従動軸
21、22、35、42 シリンダ
23、25 ピストンロッド
24、26 ヒンジピン
27 床
28 ワーク収納装置
29 ベースフレーム
30 整列プレート
31 スクラップボックス
32 上部フレーム
33 ワーク板押さえ
34 ワークシュータ
36 支持棒
37 フレーム支持体
38 突当10の回転軸
39 ガイド
40 タイミングベルト
41 モータMの回転軸
W ワーク
W1 剪断加工されたワーク
Wa 残材

Claims (1)

  1. テーブルの後方に上刃及び下刃とバックゲージとコンベア装置をそれぞれ設置し、上記コンベア装置が中央とその両側に配置された逆転・正転可能な無端コンベアベルトを有し、バックゲージが中央の無端コンベアベルトと両側の無端コンベアベルトの間に配置され、コンベア装置とバックゲージが上下動自在に設けられ、該バックゲージの突当を、コンベア装置に対して前後方向、上下方向に移動自在に設けたことを特徴とするシャーリングマシン。
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