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JP4245193B2 - ハイパワー超音波原動機 - Google Patents

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JP4245193B2
JP4245193B2 JP54953898A JP54953898A JP4245193B2 JP 4245193 B2 JP4245193 B2 JP 4245193B2 JP 54953898 A JP54953898 A JP 54953898A JP 54953898 A JP54953898 A JP 54953898A JP 4245193 B2 JP4245193 B2 JP 4245193B2
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N35/00Magnetostrictive devices

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

本発明は、広くアクチュエータに関し、より詳しくは超音波アクチュエータに関する。
図1は、本発明の超音波アクチュエータの等角図である。
図2は、図1の超音波モータの平面図である。
図3は、図2のライン3−3に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図4は、図1の超音波モータの分解組立図である。
図5は、図4のライン5−5に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図6は、図5のライン6−6に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図7は、図4のライン7−7に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図8は、図7のライン8−8に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図9は、図4のライン9−9に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図10は、図9のライン10−10に沿った図1の超音波モータの断面図である。
図11は、図1の超音波モータの部分の側面図である。
本発明の、ハイパワー超音波アクチュエータすなわちモータ21は、形態が円筒形であり、また中心縦軸22に関して同心に配置されている。装置すなわちモータ21は、比較的大きさが小さく、また約3インチ(7.62cm)の直径と約4インチ(10.16cm)の長さを有する。あらかじめ決められた幾何学的配置のハウジング部材すなわちモータハウジング23がモータ21内に含まれる。図1〜4及び分離して図5及び6に示されたモータハウジング23は、断面が円形であり、円筒形の壁26の一端を横切って広がる、大部分が平面な端の壁27を有する外側の円筒形の壁26を有する。円筒形の壁26の他の一端は、モータハウジング23の内部チャンバ28にアクセスするために開いている。内部チャンバは、壁26及び27により形成される。円筒形の壁26の開放端には、縦軸22と直角に広がる環状平坦面31が備えられている。中央の円上の開口部32が、端の壁27を通して内部チャンバ28中に広がる。モータハウジング23は、6−2−4−2チタンのような任意の適切な材料から作られる。円筒形の壁26は、約2.85インチ(7.239cm)の外側の直径及び約2.3インチ(5.842cm)の内側の直径、及び約1.45インチ(3.683cm)の端から端への長さを有する。端の壁27は、約0.25インチ(0.635cm)の厚さ及び約1.5インチ(3.81cm)の直径を有する。モータハウジング23には、電流がモータハウジングの回りで円周方向に流れることを防ぐため、ハウジング23を通して縦方向に延びる、放射状に広がるスリット33が備えられている。モータハウジング中のそのようないかなる電流も、超音波モータ21の効率を低下させる不要な電磁界及び熱を発生させる。スリット33は、約0.04インチ(0.1016cm)の厚さを有し、約0.60インチ(1.524cm)の距離、モータハウジング23の外側から内側に放射状に広がる。
トランスデューサアセンブリすなわちトランスデューサ41が、モータハウジング23に収容され、より詳しくは内部チャンバ28内に配置される。図3及び4に示すように、トランスデューサ41は、電磁界に置かれることにより付勢されたときに形状が変化する、任意の能動的又はスマートな材料から作られた円筒形すなわちロッド状の部材を、駆動ロッド42の形状の中に含む。そのような能動的材料は、かけられた磁界に応答して形状を変化させる磁気ひずみ材料(magnetostrictive material)を含む。磁気ひずみ材料は、比較的高いエネルギー密度を持つように高い機械的ストレスに耐えることができるような材料であるため、好適である。高いエネルギー密度は、与えられた電力入力及びスマートな材料の体積からのより大きい機械的パワー出力を可能にし、このようにして超音波モータ21の大きさ及び重量を減少させる。好適な磁気ひずみ材料は、希土類材料及び希土類−遷移金属材料(rare earth-transition metal material)である。好適な希土類−遷移金属材料は、米国特許第4,308,474号、4,609,402号、4,770,704号、4,849,034号又は4,818,304号に開示された、普通TERFENOL-Dと言われる希土類−鉄材料である。TERFENOL-Dは、テルビウム、ジスプロシウム及び鉄の元素から形成された合金であり、TbxDy1-xFe1.92の式を有する。駆動ロッド42のTERFENOL-D材料のための好適な式は、Tb.3Dy.7Fe1.90-1.95である。TERFENOL-Dのような磁気ひずみ材料は、望ましくは、約−100から+380℃の範囲の広い動作温度環境を有する。TERFENOL-Dはまた、10.5から10.8W/m−Kの範囲の比較的高い熱伝導度を有する点でも有利である。
駆動ロッド42は、外側の円筒形の表面43、及び縦軸22に垂直に広がりかつお互いに平行な第1及び第2の平面端表面44及び46で形成される。駆動ロッド42は、約1.25インチ(3.175cm)の直径、及び約0.7インチ(1.778cm)の端の表面44及び46の間の長さを有する。穴47が、端の表面44及び46の間の中央の縦軸22に沿って広がり、約0.25インチ(0.635cm)の直径を有する内側の円筒形の表面48から形成される。駆動ロッド42は、その中の渦電流を抑制するために、薄層でできている。
トランスデューサ41は、能動的駆動ロッド42の少なくとも一部を通して広がる電磁界を発生するための手段として働く駆動コイル51を含む(図3及び4を参照)。コイル51は、内部チャンバ28内に駆動ロッド42に関して同心に配置され、及び全体の駆動ロッド42を通して広がる電磁界を生成する。コイル51は、ニューヨーク州のCotronics of Brooklynにより作られたDuralco128エポキシを使用して適所に巻かれた18番のアメリカ線番号(AWGS)の正方形構造の銅線(build square copper wire)52から作られる。電気的伝導性のある電線52は、22℃で約0.09オームの直接電流抵抗を有する。コイル51は、2層の電線52により巻かれ、及び1層あたり17ターンを有する。電線を巻いたコイル51は、約0.74インチ(1.88cm)の長さ、約1.7インチ(4.318cm)の外側直径及び約1.5インチ(3.81cm)の内側直径を有する。
ハイパワーソース56が、電気信号をトランスデューサ41に提供するために、超音波モータ21の手段の内部に含まれる(図1参照)。電気ソース56は、10ワットから50キロワットの、好適には3キロワットを超える範囲の電力をトランスデューサに提供する。パワーソース56は、最も好適には、トランスデューサ41に約6キロワットの電力を、約150ボルト及び40アンペアの超音波三相正弦波信号の形態で提供する。簡単のため図1にのみ示す電線57は、パワーソース56をコイル電線52の自由端に結合する。モータハウジング23の端の壁27には、内部チャンバ28と連絡するために、角を成すように離して配置された第1、第2、及び第3の穴61、62及び63が備えられる(図5を参照)。第1及び第2の穴61と62との間の、及び第2及び第3の穴62と63との間の間隔を空けた角度は、それぞれ約90°である。チューブ状ストレインリリーフ(strain relief)66が、第1の穴61の一端に配置される。電線57が、パワーソース56からストレインリリーフ66及び第1の穴61を通して延びており、及び電線52に電気的に接続されている。
磁石手段又はチューブ状磁石手段71が、駆動ロッド42に連続的にバイアスをかけるために、超音波モータ21内に提供される(図3及び4を参照)。チューブ状磁石手段71は、第1及び第2の環状のバイアス磁石72及び73から構成される第1及び第2の対向する端部分、及び第3の又は中央の環状のバイアス磁石74から構成される中央部分を有する。中央のバイアス磁石74は、第1及び第2のバイアス磁石72及び73の間に配置される。バイアス磁石72〜74は、硬磁性材料から作られており、多くの異なるグレードのネオジム鉄ホウ素磁石のような任意の適切なタイプのものでよい。他には、バイアス磁石72〜74は、サマリウムコバルトのような材料から作ることもできる。
チューブ状磁石手段71は、駆動ロッド42を通して均一な直流磁界を生成するように大きさが決められかつ形成される。中央のバイアス磁石74の放射方向の厚さより大きい放射方向の厚さの第1及び第2のバイアス磁石72及び73は、そのような均一な直流磁界バイアスを提供する。第1及び第2のバイアス磁石72及び73は、それぞれ約0.2インチ(0.508cm)の縦の寸法すなわち長さ、及びそれぞれ約2.1インチ(5.334cm)及び1.72インチ(4.369cm)の外側及び内側の直径を有する。中央のバイアス磁石74は、約0.35インチ(0.889cm)の長さ、及びそれぞれ約2.1インチ(5.334cm)及び1.79インチ(4.547cm)の外側及び内側の直径を有する。見られるように、中央のバイアス磁石74は、磁石72及び73の内側の直径より大きい内側の直径に起因する、第1及び第2のバイアス磁石72及び73の放射方向の厚さより小さい放射方向の厚さを有する。
図3に示すように、チューブ状磁石手段71は、コイル51に関して同心に配置される。バイアス磁石72〜74は、コイル51の長さに近く接近している総計の長さを有する。第1のバイアス磁石72は、コイル51の一端の表面と縦に揃っている、外側の、平面の端の表面76を有する。第2のバイアス磁石73は、コイル51の他の一端の表面と縦に揃っている、外側の、平面の端の表面77を有する。第1及び第2のバイアス磁石72及び73は、それぞれ、放射方向に通して延びる約0.04インチ(0.102cm)の厚さのスリット81を有する。中央のバイアス磁石74は、放射方向に通して延びる約0.04インチ(0.102cm)の厚さのスリット82を有する。スリット81及び82は、縦に揃っており、電流がバイアス磁石の回りで円周方向に流れることを防ぐために、縦軸22に平行な方向に延びている。上述のように、そのような電流は、トランスデューサ41の望ましい性能を低下させる不要な磁界及び熱を発生し得る。
第1及び第2の磁束帰還手段(flux return means)が、バイアス磁石72〜73により生成された直流磁界を捕えるため及びこの直流磁界を駆動ロッド42を通して導くため、モータハウジング23により、内部チャンバ28内に収容される(図3及び4を参照)。第1及び第2の磁束帰還手段は、コイル51により生成された交流磁界も捕え、この交流磁界を駆動ロッド42中に伝える。第1及び第2の磁束帰還手段は、第1及び第2の内側の環状ディスクのような部材すなわち磁性を有するディスク86及び87、及び第1及び第2の環状リング部材すなわち磁性を有するリング88及び89を含む。
ディスク86及び87及びリング88及び89は、それぞれ比較的低い電気伝導度及び比較的高い電気抵抗率を有する、任意の適切な強磁性体又は軟磁性体から作られる。磁束帰還素子86〜89は、比較的高い磁気飽和磁束密度(magnetic saturation flux density)も有する。より現実的な電気抵抗率の範囲は0.01から1000Ω−cmの範囲であるが、素子86〜89の材料は、1000Ω−cmより大きい電気抵抗率を有することが好適である。磁気飽和磁束密度は、8,000ガウスより大きいこと、より好ましくは12,000ガウスより大きいこと、最も好ましくは20,000ガウスより大きいことが好適である。
素子86〜89のための適切な材料は、ペンシルバニア洲の、Arnold Engineering of Marengo, Illinois and Magnetics of Butlerにより、High Fluxという商標名で売られている材料である。High Fluxは、0.5のニッケルと残りの鉄との組成を有するニッケル及び鉄の合金である。High Flux材料のニッケル及び鉄の成分は、ミクロン及びサブミクロンの粒子の大きさに粉砕される。誘電体が、電気的に絶縁するために粒子の上に噴霧され、粉末の混合物は、砂岩の構造の同等物である固体成分を作るために平方インチあたりおよそ200トンで圧縮される。他の適切な材料は、ニュージャージー州の、MMG North America of Patersonにより売られている鉄の粉末である。鉄の粉末は、95%より大きい鉄の組成を有する。鉄の粉末は、上述のHigh Fluxを製造するための方法と同様の方法で製造される。簡潔に言えば、鉄の素子は、ミクロン及びサブミクロンの粒子の大きさに粉砕される。誘電体が、電気的に絶縁するために粒子の上に噴霧され、粉末の混合物は、砂岩の構造の同等物である固体成分を作るために圧縮される。これらの材料のそれぞれは、0.01から50Ω−cmの範囲の電気的抵抗率及び12,000から15,000ガウスの範囲の磁気飽和磁束密度を有する。High Fluxは、より良い磁束伝導体となる、高い比透磁率を有する。
第1の磁性を有するディスク86は、約0.1インチ(0.254cm)の縦の寸法すなわち厚さ、及びそれぞれ約1.255インチ(3.188cm)及び0.25インチ(0.635cm)の外側及び内側の直径を有する。第2の磁性を有するディスク87は、約0.07インチ(0.1778cm)の縦の寸法すなわち厚さ、及びそれぞれ約1.255インチ(3.188cm)及び0.25インチ(0.635cm)の外側及び内側の直径を有する。ディスク86及び87は、第1の磁性を有するディスク86が駆動ロッド42の第1の端の表面44に接し、第2の磁性を有するディスク87が駆動ロッド42の第2の端の表面46に接するように、それぞれ縦軸22上の中心に配置される。
第1及び第2の磁性を有するリング88及び89は、それぞれ約0.08インチ(0.2032cm)の縦の寸法すなわち厚さ、及びそれぞれ約2.095インチ(5.3213cm)及び1.31インチ(3.3274cm)の外側及び内側の直径を有する。リング88及び89のそれぞれには、それの内側に半月形状のカットアウト91、及びそれを通って延び、約0.12インチ(0.3048cm)の厚さを有する放射方向に延びるスリット92が与えられている。第1のリング88中のカットアウト91は、電線57及びこれによりパワーソース56に電気的に結合するため、コイルの電線52がリング88を通過して内部チャンバ28から出ることができるようにする。スリット92は、スリット33、81及び82に関して上述した理由のため、電流がリング88及び89の回りで円周方向に流れることを防ぐ。第1の磁性を有するリング88は、第1のバイアス磁石72の端の表面76及びコイル51の対応する端に接し、第2の磁性を有するリング89は、第2のバイアス磁石73の端の表面77及びコイル51の対応する端に接する。
音響素子すなわち延長部(extension)96が、超音波モータ21内に含まれ、及びとりわけモータハウジング23の開放端を閉じるために働く。図3及び4に最も明確に示されるように、音響延長部96は、それぞれが縦軸22上の中心に配置されるフランジ部分97及び円筒形部分98を含む。ディスクのようなフランジ部分97は、約0.225インチ(0.5715cm)の縦の寸法すなわち厚さ、及び約2.9インチ(7.366cm)の外側直径を有する。フランジ部分97は、モータハウジング23の環状平坦面31と接しかつ噛み合う、大部分が平坦な表面すなわち面101を有する。中央の平坦面102が面101の中央に備えられる。中央の面102は、約1.255インチ(3.1877cm)の外側の直径を有し、また面101に平行である。中央の表面102は、約0.035インチ(0.0889cm)、面101から外側に間隔を空けて配置される。12の複数の円周上に間隔を空けて配置された穴103が、フランジ部分97を通して縦に延び、及びモータハウジング23の平坦面31中に縦に延びるネジ山が切られた、同じ数の複数の穴104と縦に揃う。キャップネジ106がフランジの穴103のそれぞれを通して延び、音響延長部96をモータハウジング23に固定するため、モータハウジング中の穴104とネジで嵌合する。
円筒形部分98は、フランジ部分97と統一体を構成し、またフランジ部分97から面101から離れる方向に延びる。面101と平行に延びる環状の平坦面107は、音響延長部96の他の端を形成する。2つの対向して揃えられたカットアウトすなわち平面が、レンチで超音波モータ21を把持及び回転することを容易にするため、端面107近傍の円筒形部分98中に形成される。ネジ山が切られた突出部112が、約0.7インチ(1.778cm)の距離、端面107から垂直に突出する。
音響延長部96は、音響金属(acoustic metal)のような任意の適切な材料から作られる。適切な音響金属はアルミニウム合金、マグネシウム合金及びチタン合金である。マグネシウム合金は、音響延長部96の材料として好適である。音響延長部96を形成するために好適なマグネシウム合金は、高Q/低減衰の材料であり、以下のAmerican Society for Testing and Materials(ASTM)のタイプの材料を含む:それぞれが、2.5から3.5、0.7から1.3及び少なくとも0.20の範囲のそれぞれアルミニウム、亜鉛及びマグネシウムのパーセント組成を有するAZ31B-Fc及びAZ31B-H24;5.8から7.2、0.4から1.5及び少なくとも0.15の範囲のそれぞれアルミニウム、亜鉛及びマグネシウムのパーセント組成を有するAZ61A-F;7.8から9.2、0.2から0.8及び少なくとも0.15の範囲のそれぞれアルミニウム、亜鉛及びマグネシウムのパーセント組成を有するAZ80A−T5;4.8から6.2及び少なくとも0.45の範囲のそれぞれ亜鉛及びジルコニウムのパーセント組成を有するZK60A-T5;2.5から4.0及び0.45から1.0の範囲のそれぞれトリウム及びジルコニウムのパーセント組成を有するHK31A-H24。これらの材料は、それぞれ100より大きいQ(quality factor)を有し、また18,000から30,000psi(1265.55から2109.24kg/cm)の高い疲れ強度を有する。AZ80A-T5、ZK60A-T5、AZ31B及びAZ61A-Fは、音響延長部96のより好適な材料であり、AZ80A-T5は、約12.2μΩ−cmの比較的高い電気抵抗率を持つため最も好適である。
音響延長部は、音響延長部の材料の4分の1共振波長と等しい、約2.5インチ(6.35cm)の、中央の面102から端面107へ測定した縦の寸法すなわち長さを有する。従って、音響延長部は、それの共振周波数でトランスデューサ41から振動するように大きさが作られている。
第2の磁性を有するディスク87、駆動ロッド42及び第1の磁性を有するディスク86の積み重ねが内部チャンバ28内に配置される(図3を参照)。第2の磁性を有するディスク87は、中央の表面102に接する。コイル51は、駆動ロッド42の回りに延び、また第1及び第2の磁性を有するリング88及び89の間に積み重ねられる。第2の磁性を有するリング89は、フランジ部分97の面101に接する。第1のバイアス磁石72、中央のバイアス磁石74及び第2のバイアス磁石73が、コイル51の外側で、第1及び第2の磁性を有するリング88及び89の間に積み重ねられる。縦軸22に沿って中心に配置されたディスクのような反作用質量(reaction mass)121が、第1の磁性を有するディスク86に接する。反作用質量121は、17−4PHステンレススチールのような任意の適切な材料から作られ、約0.1インチ(0.254cm)の縦の寸法すなわち厚さ、及びそれぞれ約1.255インチ(3.188cm)及び0.245インチ(0.6223cm)の外側及び内側の直径を有する。反作用質量121は、約0.45インチ(1.143cm)の直径を持つ隆起した中央の部分121aを有する。中央部分121aは、約0.04インチ(0.1016cm)の縦の寸法すなわち厚さを有する。反作用質量121は、反作用質量121と第1の磁性を有するディスク86の合成質量が駆動ロッド42をそれの共振周波数で動作させるような特定の質量を有するような大きさで作られる。
駆動ロッド42にプリロードを与えるための手段が、超音波モータ21内に含まれ、またそれは、皿バネ126、プリロードディスク127及びプリロードプレート128を含む。皿バネ126は、ニュージャージー州の、HK Metalcraft of Lodiにより作られた部品番号BEL-2401-2410のような任意の適切なタイプでよい。皿バネ126がプリロードプレート128内に埋め込まれることを防ぐプリロードディスク127は、1.95青色硬化バネ鋼(blue hardened spring steal)のような任意の適切な材料からつくることができる。ディスク127は、約0.03インチ(0.0762cm)の縦の寸法すなわち厚さ、及びそれぞれ約1.4インチ(3.556cm)及び1.0インチ(2.54cm)の外側及び内側の直径を有する。プリロードプレート128は、形状がディスク状であり、6−2−4−2チタンのような任意の適切な材料から作られる。プリロードプレート128は、ネジ山が切られ、モータハウジング23の中央の開口部32にネジで嵌合するような直径の大きさで作られた、外側の円筒形の表面を有する。ネジ山が切られた穴131が、プリロードプレート128の中心と通して延びる。プリロードプレート128は、1500から2800ポンド(680.4から1270.08kg)の範囲、好適には約2300ポンド(1043.28kg)で駆動ロッド42にプリロードを与えるために中央の開口部32内で回転させて締められる。
能動的冷却手段が、モータ21のデューティサイクルを延長し、それの性能を高めるために、超音波モータ21内に備えられる。能動的冷却手段は、駆動ロッド42、コイル51及びチューブ状の磁性を有する手段71の周囲に延びる部分を有する液体通路141を含む。液体通路141は、任意の適切な誘電体冷却液がトランスデューサ41及び他のモータ構成部分を冷却するため超音波モータ21を通して流れることができるように構成される。ペンシルバニア州の、Multitherm Corporation of Colwynにより作られる商標名Multitherm503を有する液のような、任意の合成の熱移動液が、超音波モータ21のための適切な冷却液である。
液体通路141は、第1のすなわち外側の螺旋部分141a、第2のすなわち中間の螺旋部分141b及び第3のすなわち中央の螺旋部分141cからなる、3つの螺旋部分を有する。外側の螺旋部分141aは、図3に示すように、チューブ状の磁性を有する手段71の外側の周囲に円周に広がり、円筒形の壁26の内側の表面により一部が形成される。外側の螺旋部分141aは、分離して図7及び8に示すように、チューブ状の磁性を有する手段71の周囲に広がる、外側の冷却部(cooling fixture)142からなるチューブ状部材により更に形成される。冷却部142は、約0.99インチ(2.5146cm)の縦の寸法すなわち長さ、及びそれぞれ約2.298インチ(5.837cm)及び2.1インチ(5.334cm)の外側及び内側の直径を有する。ディスクのようなリング143は、冷却部142の一端に形成される。リング143には、約1.75インチ(4.445cm)の内側の直径を有する中央の開口部146が備えられる。冷却部142の外側の円筒形の表面は、少なくとも6ターンを備える螺旋チャネル147で形成される(図4及び8を参照)。チャネル147は、約0.06インチ(0.1524cm)の半径を有する。2つの正反対に対向するカットアウト148が、螺旋チャネル147と通じるために、リング143中に備えられる。外側の冷却部142が、リング143がモータハウジング23の端の壁27の近くに位置するように、内部チャンバ28内に配置される。
超音波モータ21は、液体通路141の中間の螺旋部分141bを形成するために、第2のチューブ状部材すなわち冷却部156を含む手段を有する。冷却部すなわち内側の冷却部156は、分離して図9及び10に示すように、約0.74インチ(1.8796cm)の縦の寸法すなわち長さ、及びそれぞれ約1.5インチ(3.81cm)及び1.26インチ(3.2004cm)の外側及び内側の直径を有する。冷却部156の内側の円筒形の表面は、少なくとも5ターンを有する螺旋チャネル157で形成される。チャネル157は、約0.06インチ(0.1524cm)の半径を有する。図3に示すように、内側の冷却部156が、駆動コイル51と駆動ロッド42との間に配置される。駆動ロッド42の外側の円筒形の表面43は、液体通路141の中間の螺旋部分141bの内側の表面を形成する。
外側及び内側の冷却部142及び156は、それぞれ電気的絶縁性のすなわち非伝導性材料から作られる。適切な材料は、窒化ホウ素、アルミナ、炭化シリコン、炭化ホウ素、二ホウ化チタン、炭化タングステン、窒化シリコン、尖晶石、熱分解黒鉛、熱分解窒化ホウ素、酸化ベリリウム、黒鉛及びシリコン、及び前述事項の全ての混合物、変化及びグレードを含むようなセラミックである。他の適切な材料は、窒化アルミニウムである。冷却部142及び156の好適な材料は、高温圧縮された窒化ホウ素である。前述の材料は良い熱伝導体であり、このためモータハウジング23及びそれの中の構成部品からの熱の除去を高める。特に、その材料は、1W/m−Kより大きい、好適には30W/m−Kより大きい、比較的高い熱伝導性を有する。
中央の螺旋部分141cは、駆動ロッド42の中央の穴47を通して広がっている。中央の螺旋部分141cを形成するための手段は、冷却チューブ161の形状の中に細長い部材を含む。駆動ロッドの内側の円筒形の表面48は、液体通路141の中央の螺旋部分141cを形成するためにも役に立つ。冷却チューブ161は、ポリアミド/イミド、例えばTorlonのような、任意の適切な非電気的伝導性材料から作られ、また第1の端部分すなわち螺旋部分161a及び、フィッティング161bの形状の反対側の第2の端部分を有する(図11を参照)。中央のすなわちネジ山を切られた部分161cは、螺旋部分161aとフィッティング161bとの間に配置される。螺旋部分161aは、図3に示すように、駆動ロッドの穴47内部の配置のために、大きさ及び形状が作られ、また約0.75インチ(1.905cm)の縦の寸法すなわち長さ、及び0.21インチ(0.5334cm)の外側の直径を有する。少なくとも4ターンを有する螺旋チャネル162が、螺旋部分161aの回りで円周に広がっている。螺旋チャネル162は、約0.06インチ(0.1524cm)の半径を有する。冷却チューブ161の円筒形の中央の部分161cは、駆動ロッド42内部の螺旋部分161aを固定するため、プリロードプレート128のネジ山が切られた穴131にネジで嵌合するように、外部の大きさ及び形状が作られる。中央の穴163は、フィッティング161b及び中央の部分161cを通して、螺旋チャネル162中の開口部164に縦に延びている(図11を参照)。穴163は、フィッティング161bの開口した端を通して延びている。
冷却液が、入口フィッティング171を通して延びる穴172を有するチューブ状入口フィッティング171により、超音波モータ21中に導かれる。入口ライン(図示せず)は、これに関して、フィッティング171に接続される。入口フィッティング171は、モータハウジング23の円筒形の壁26を通して縦に延びる入口の穴173に、ネジで固定される(図3及び5を参照)。縦の入口の穴173は、音響延長部96のフランジ部分97の側面に入る放射方向に延びる穴177と、フランジ面101中の開口部176により、通じている。放射方向の穴177は、フランジ部分97のおよそ中心の方に延びている。プラグ178が、フランジ部分97の外側の円筒形の表面中の放射方向の穴177の開口部を閉じるように働く。第1、第2及び第3の開口部181、182及び183は、横断する穴177と通じるために、フランジ面101を通して更に延びる(図3及び4を参照)。第1の開口部181は、放射状の穴177内部の液体が液体通路141の外側螺旋部分141aと通じることができるようにするため、フランジ面101上に放射状に位置させられる。第2及び第3の開口部182及び183は、冷却液が液体通路の中間及び中央の螺旋部分141b及び141cにアクセスすることができるようにするため、同様に位置させられる。カットアウト91は、第1及び第2の磁性を有するリング88及び89を過ぎる冷却液の流れを容易にする。
液体通路141の外側及び中間の螺旋部分141a及び141bを通して流れる冷却液は、内部チャンバ28中の、外側及び内側の冷却部142及び156の縦方向の他の端で再び結合する。外側の冷却部142内の液体は、この事についてはカットアウト148によって外側の螺旋部分141aを出る。通路部分141a及び141bからの冷却液は、端の壁27中の第3の穴68を通してモータハウジング23を出る。出口フィッティング186の形状中のチューブ状部材は、モータハウジング23から縦に延びており、穴63と通じる穴187を備えている。液体通路141の中央螺旋部分141cを通して移動する冷却液は、冷却チューブによって超音波モータ21を出るために、開口部164を通して冷却チューブ161中の中央の穴163に入る。出口ライン(図示せず)は、冷却液を超音波モータ21から排出するために、出口フィッティング196及び冷却チューブ161のフィッティング161bに固定される。内部チャンバ28内の温度は、駆動コイル51の頂上の第1の磁性を有するリング88中のスリット92中に配置されたサーミスタ又は熱電対のような任意の適切な温度センサ(図示せず)によって、モニタすることができる。チューブ状ストレインリリーフ191がモータハウジング23に固定されており、電線192が温度センサと接続するためにモータハウジングに入ることを可能にするため、第2の穴62に通じている。
操作及び使用では、モータ21は、音響延長部96のネジ山を切られた突出部112で振動運動を発生するためのTERFENOL-Dのような磁気ひずみ材料から作られた駆動ロッドを使用する。この振動運動は、超音波周波数範囲、すなわち17キロヘルツより高い範囲である。一般に、駆動ロッド42は、磁界が存在しないときの第1の形状と、磁界が存在するときの第2の形状との間で変化できる。より詳しくは、駆動ロッド42の巨大な磁気ひずみ材料中の磁性を有する領域(magnetic domain)は、軸22に平行な磁界が駆動ロッドにかけられたときに、縦軸22と一列に並ぶ。磁性を有する領域がこのように並ぶことにより、駆動ロッド42は伸びる。正弦波入力信号が、入力信号と同じ周波数を有し、駆動ロッド42を通して広がる変化する電磁界を発生するため、コイル51に与えられる。
皿バネ126は、駆動ロッド42の作動及び不作動の間中約2300ボンド(1043.28kg)で一定のままである縦方向のプリロードを駆動ロッド42上に作るために働く。プリロードにより、磁性を有する領域は、外部から、駆動ロッド42の縦軸22により完全に直角に向けられる。駆動ロッドのための変形対磁界強度(strain versus magnetic field strength)の曲線上の、非常により長い線形動作領域がこのようにして提供され、プリストレスをその上に持たない駆動ロッドと比較して、与えられた強度の磁界に対して、非常により高い変形(strain)が得られる。
チューブ状の磁性を有する手段71は、駆動ロッド内の磁性を有する領域が、それらの最大の可能な値のおよそ2分の1の変形を起こさせる直流磁界バイアスを駆動ロッド42に提供する。ここで駆動ロッド42の材料がそれの総計の変形の2分の1の状態であり、磁気ひずみを通じて駆動ロッド42をそれの磁気的にバイアスされた変形から伸びたり縮んだりさせる、コイル51からの交流磁界が、直流バイアス磁界に加わり、及びそれを減じる。駆動ロッド42を磁気的にバイアスすることは、駆動ロッドの磁気ひずみ材料の全般の効率を増大させ、また駆動コイル51への入力信号の要求される強度、及びその結果、駆動コイルにより生成される熱を2の係数で減少させる。
チューブ状の磁性を有する手段71の大きさ及び形状は、十分に均一な駆動ロッド42中の直流磁界バイアスを提供する。上述のように、中央のバイアス磁石74の放射方向の厚さは、中央のバイアス磁石のどちらかの側に配置された第1及び第2のバイアス磁石72及び73の放射方向の厚さより小さい。この厚さの減少は、中央バイアス磁石74の比較的より大きい内側の直径により起こされる。比較的より薄い中央のバイアス磁石74は、駆動ロッド42の縦方向の中心の直流バイアス磁界の強度を減少させる。チューブ状の磁性を有する手段71からの均一な直流バイアスは、駆動ロッド42の性能及び駆動コイル51への駆動ロッドの磁気結合を高める。
駆動ロッド42を通じた十分に均一な磁気的バイアスは、磁束帰還素子86〜89の使用により更に促進される。上述のように、第1及び第2の磁性を有するディスク86及び87は、駆動ロッド42の各自の端の表面44及び46上に配置される。第1及び第2の磁性を有するリング88及び89は、チューブ状の磁性を有する手段71の各自の端の表面76及び77上に配置される。これらの磁束帰還素子は、バイアス磁石72〜74により生成された直流磁界を捕え、駆動ロッド42を通して磁界を導くように働いており、それにより駆動ロッド42中の磁界の漏れを減少させ、またこのようにして駆動ロッドの直流バイアスを高める。
パワーソース56により超音波モータ21に与えられた正弦波入力信号は、約6キロワットのパワー及び約20キロヘルツの周波数を有する。入力信号は、駆動コイル51の螺旋状に巻かれた電線52を通過し、交流電磁界が駆動ロッド42を通じてコイルにより生成される。この電磁界は、−600から+600エルステッドの範囲の、好適には約500エルステッドの最大の磁界の強度を有する。駆動ロッド42の磁気ひずみ材料中の磁性を有する領域は、変形することにより誘導された磁界に応答し、駆動コイル51により生成された誘導された磁界の周波数に同期して、駆動ロッドの長さを伸ばしたり縮めたりする。
超音波モータ21は、運動量保存の法則で動作する。モータハウジング23及びトランスデューサ41及びその中の他の構成部品は、装置21のモータ部分を構成する。音響延長部96は、装置21の運動量反作用部分(momentum reactionary section)として働く。駆動ロッド42の振動性の運動のため、対応する振動性の力が、駆動ロッド42により反作用質量121に対して及ぼされる。反作用質量が皿バネ126に対してある方向に駆動されるとき、音響延長部96は、運動量を保存するため、反対の方向に反応しなくてはならない。フランジ面101での超音波モータ21の縦方向の速度は、約ゼロである。モータ21の最大の縦方向の速度は、端面107においてである。音響延長部96は、駆動ロッド42の直接の負荷のパス中にあり、上述のように、それの共振周波数で動作するように縦方向の大きさが作られている。従って、共振2分の1波長の定在波が確立され、ネジ山を切られた突出部112をトランスデューサ41に応答して超音波の周波数で振動させる。確立された定在波は、振動している駆動ロッド42と位相が180°異なる。突出部112は、使用できる仕事を生み出すため、他のシステムに取り付けることができる。
上記に示した種々のマグネシウム合金から音響延長部96を形成することは、音響延長部96により発生させられた超音波振動運動を強める。一般に、これらのマグネシウム合金は、比較的低い密度を有し、及びこのため運動量保存の法則に従って、チタン合金のような他の音響金属と比較してネジを切られた突出部112での振動振幅出力の速度を増加させる。延長部96のマグネシウム合金材料は、モータ21の寿命に貢献する比較的高い強度も有する。
磁束帰還素子86〜89は、駆動ロッド中の交流磁界の強度を増加させ、またこのようにしてトランスデューサ41の性能を高めるために、駆動コイル51により作られた交流磁界を捕え、及びその磁界を駆動ロッド42を通して伝える働きもする。この目的のため、磁性を有するリング88及び89は、駆動コイル51の縦方向の端に位置させられ、及び磁性を有するディスク86及び87は、駆動ロッド42の縦方向の端に位置させられる。上述のように、ディスク86及び87及びリング88及び89は、それぞれ低い電気伝導率を有する軟磁性を有する材料から作られる。これらの素子は、超音波周波数で強磁性であり、非常に低いエネルギー損失を有する。これらの素子の比較的高い電気抵抗率は、磁束を伝え、及び導く磁束帰還素子の性能を減じるかなりの程度の渦電流が、その中に発生することを防止する。そのような渦電流は、駆動ロッド42を通した交流磁界の強度を低下させ、及びこのようにしてトランスデューサ41の効率に悪影響を与える。磁束帰還素子86〜89によって交流磁界を捕えること及び方向を変えることは、超音波モータ21の効率を、2から5倍の係数で増加させる働きをする。
液体通路141による、超音波モータ21内のトランスデューサ41及びチューブ状の磁性を有する手段71の能動的冷却は、モータの性能を更に高める。能動的冷却は、フルパワーでの超音波モータ21の連続作動も可能にする。駆動ロッド42、駆動コイル51及びバイアス磁石72〜74の中及び回りに螺旋通路部分を組込むことは、モータから熱を取り去る冷却液の性能を増加させる。この点で、螺旋チャネル147、157及び162の使用は、冷却液に接触される熱移動面積を増加させる。螺旋部分141a〜cは、トランスデューサ41の中及び回りの液体の流速を増加させ、そのため無秩序な流れのパターン及び乱流を強め、またこのようにして冷却液の対流の程度を増加させる。具体的に、螺旋部分141a〜cを通る冷却液の速度及び対流の程度は、それぞれ約10倍から45倍に増加させられる。
電気絶縁性のすなわち誘電体の材料から外側及び内側の冷却部142及び156を構成することは、トランスデューサ41の動作効率を高めるように働く。駆動コイル51により発生させられる高い周波数の磁界からの有害な渦電流は、冷却部142及び156中に発生しない。渦電流は、駆動ロッド42を通して広がる交流磁界の強度を低下させ得る。そのような望ましくない渦電流は、超音波モータ21の非伝導性の冷却液中にも発生しない。更に、冷却部142及び156は、良好な熱の伝導体であり、及びこのため超音波モータ21のモータ部分内の種々の構成部品から冷却液への熱の移動を高める。冷却部142及び156の誘電体材料は、モータ21内の電気的ショートに対して更に保護する。
モータ21により生成された超音波エネルギーは、多くの用途で使用できる仕事を生み出す。例えば、超音波モータ21は、固体、液体及び気体の励振のために使用することができる。化学的混合物の励振では、モータ21は、混合物中に、物理的、構造的及び化学的変化を引き起こすことができる。例として、モータ21は、工業用エポキシのようなポリマーの硬化のため又はゴムの脱硫のために使用することができる。モータ21は、他の用途での使用のため、簡単により大きい又は小さい大きさにできる。例えば、より小さいモータは、種々の外科用又は他の医療用の道具として使用することができよう。例は、歯科のクリーニング、人工骨(bone prosthesis)の挿入及び除去、音響イメージング及び手術法を含む。他の用途は、モータ21を生物の細胞を分離するために使用することを含む。モータ21は、ソーダ水、ビール又はワインのガスを抜くため、超音波を使用して材料を加工又は部品を溶接で結合するため、及び種を超音波処理するために更に使用することができる。
本発明のハイパワー超音波モータの他の構造では、トランスデューサは、モータ部分の一端が固定され、モータ部分の他の一端が自由に動くことを特徴とする4分の1波長モードで動作させることができる。この構造では、音響延長部は必要ない。他の実施形態では、フェライト又はモリブデンパーマロイ粉末のような、磁束を集中させることがより効率的でない軟磁性材料を、上述の高効率の磁束帰還素子の材料の代わりに使用し、また本発明の範囲内にすることができる。ここに示した超音波モータの、他の実施形態は、上述のすべてより少ない構成部品を含むことができ、また本発明の範囲内にすることができることも理解されるべきである。更に、上述の特徴のいくつか又はすべてを利用するトランスデューサを、他の超音波の用途での使用のために提供することができ、また本発明の範囲内とすることができる。
前述の事項から、新しくかつ改良された超音波モータが提供されたことがわかる。超音波モータは、TERFENOL-Dのような磁気ひずみ材料から作られたスマートな材料の作動素子(smart material actuation element)を利用し、比較的低い密度の材料から作られた運動量反作用部(momentum reaction section)を有する。3キロワットを超える信頼性のある連続的なハイパワーをモータにより発生させることができる。モータは比較的大きさが小型であり、簡単に大きさを変えられる。誘電体液による能動的冷却を備えさせることができる。作動素子は、十分に均一な直流磁界により磁性的なバイアスをかけることができ、また低い電気伝導性を有する材料から作られた磁束帰還素子を使用することができる。ウェーブガイド(wave guide)の先端でのピークピーク間で約20μmの変位を発生させることができる。モータは約2500psi(175.77kg/cm2)の圧力をウェーブガイドの表面に提供することができる。

Claims (20)

  1. あらかじめ決められた幾何学的配置を有するハウジング(23)と、
    巨大磁気ひずみ材料からつくられた能動素子(42)、前記能動素子を冷却する、前記能動素子(42)に沿って延びる部分を有する通路(141)を含む能動的冷却手段(141)、及び前記能動素子(42)の少なくとも一部を通して広がる電磁界の発生手段(51)を有するトランスデューサ(41)と、
    前記能動素子(42)をバイアスするための磁気バイアス手段と、
    前記電磁界の発生手段(51)により発生させられた磁束を捕え、及び前記能動素子(42)を通して前記磁束を導くための、少なくとも0.01Ω−cmの電気抵抗率を有する材料から作られた磁束帰還手段(86,87,88,89)と、
    前記電磁界の発生手段(51)への電気信号の提供手段(56)と、
    仕事を行うための超音波エネルギーを提供するために前記トランスデューサに機械的に接続された音響素子と、を有し、3キロワットを超えるパワーを提供することができることを特徴とするハイパワー超音波原動機(21)。
  2. 前記能動素子は円筒形の素子(42)であり、前記電磁界の発生手段は前記円筒形の素子(42)に関して同心に配置された導電性を有する材料から作られたコイルである請求項1に記載の超音波原動機(21)。
  3. 前記バイアス手段(71)は、バイアス磁石(72,73,74)である請求項2に記載の超音波原動機(21)。
  4. 前記バイアス磁石は、前記円筒形の素子(42)に関して同心に配置されたチューブ状のバイアス磁石(72,73,74)を含むことを特徴とする請求項3に記載の超音波原動機(21)。
  5. 前記円筒形の素子(42)は、第1及び第2の対向する端(44)、(46)を有し、
    前記磁束帰還手段は、前記円筒形の素子(42)の前記第1及び第2の端(44)、(46)の近傍にある、前記ハウジング(23)により収容された第1及び第2の磁束帰還素子(86,87)を有することをさらに特徴とする請求項2に記載の超音波原動機(21)。
  6. 前記第1及び第2の磁束帰還素子(86,87)は、1及び第2のディスク状素子ある請求項5に記載の超音波原動機(21)。
  7. 前記音響素子(42)は、前記トランスデューサ(41)上に設置され、及び4分の1共振波長を有する材料から作られ、前記音響素子(96)は、前記材料の前記4分の1共振波長と等しい長さを有することを特徴とする請求項1に記載の超音波原動機(21)。
  8. 前記音響素子(96)が音響金属から作られることを特徴とする請求項1に記載の超音波原動機(21)。
  9. 前記音響金属はマグネシウム合金である請求項8に記載の超音波原動機(21)。
  10. 前記通路(141)は、前記トランスデューサ(41)内で又は前記トランスデューサ(41)に沿って延び、冷却液を受けるように構成されており、電気絶縁体である材料から形成されている請求項1に記載の超音波原動機(21)。
  11. 前記材料は、約1W/m−Kより大きい熱伝導性を有することを特徴とする請求項10に記載の超音波原動機(21)。
  12. 前記通路(141)は、高温圧縮された窒化ホウ素から形成されることを特徴とする請求項10に記載の超音波原動機(21)。
  13. 前記通路(141)は、セラミック材料から形成されることを特徴とする請求項10に記載の超音波原動機(21)。
  14. 前記通路(141)は、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、アルミナ、炭化シリコン、炭化ホウ素、二ホウ化チタン、炭化タングステン、窒化シリコン、尖晶石、熱分解黒鉛、熱分解窒化ホウ素、酸化ベリリウム、黒鉛、及びシリコンからなるグループから選択された材料から作られた、液体を運ぶ螺旋の通路(141a,b,c)であることを特徴とする請求項10に記載の超音波原動機(21)。
  15. 前記液体を運ぶ螺旋の通路(141a,b,c)は、前記トランスデューサに関して延びていることを特徴とする請求項14に記載の超音波原動機(21)。
  16. 前記液体を運ぶ螺旋の通路(141a,b,c)は、前記円筒形の素子(42)と前記コイル(51)の間に延びていることを特徴とする請求項15に記載の超音波原動機(21)。
  17. 前記液体を運ぶ螺旋の通路(141a,b,c)は、前記円筒形の素子(42)を通して延びていることを特徴とする請求項15に記載の超音波原動機(21)。
  18. 前記巨大磁気ひずみ材料は、TERFENOL−Dであることを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載の超音波原動機(21)。
  19. 前記超音波トランスデューサ(41)は、フルパワーで連続作動をすることができることを特徴とする請求項1から18のいずれか1項に記載の超音波原動機(21)。
  20. 前記磁束帰還手段の材料は、8テスラ(8000ガウス)より大きい磁気飽和磁束密度を有することを特徴とする請求項1に記載の超音波原動機(21)。
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