JP4244361B1 - 映像補正装置、映像補正方法、及び映像補正プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本装置10は、撮影装置30の位置情報と撮影方位情報と時刻情報を測位装置31より取得し、位置情報及び時刻情報に基づき、太陽の方位情報を特定すると共に、撮影方位情報と太陽の方位情報とに基づき、映像情報の明るさの度合いを制御する程度を示す制御度を特定する。また、本装置は、撮影装置より映像情報を受信し、特定した制御度に基づき、受信した映像情報の明るさの度合いを制御する。そして、本装置は、明るさの度合いを制御した映像情報を、表示装置32へ出力する。
【選択図】図1
Description
また、撮像素子の全体又は一部に到達する光量を段階的に異ならせるグラデーション生成手段を備えることで、逆光状態の影響を受けることのないようにした手段も提案されている(特許文献2を参照)。
さらに、撮影した画像内から所定値以上の輝度を有する特定光源の像を検出し、この特定光源の像を除外した画像に対して最適な露光時間を用いることで、高精度に画像認識できるようにした手段も提案されている(特許文献3を参照)。
したがって、映像が逆光状態であるか否かを確認することなく、複雑な機構を必要としないで、映像の白飛びを補正して視認性を改善することが可能な映像補正手段は、現在のところ提案されていない。
前記映像補正装置において、前記ステップγ1で前記映像情報の明るさの度合いを制御することがない場合、前記照明装置に対して発光を指示する発光指示情報を送信するステップγ2と、をさらに含むものとしても良い。
したがって、映像が逆光状態であるか否かを確認することなく、複雑な機構を必要としないで、映像の白飛びを補正して視認性を改善することが可能な仕組みを提供することができる。
本発明に係る映像補正装置(以下、「本装置」という)10は、撮影装置30から送信される映像情報の明るさの度合いを制御する装置であって、図1に示すように、測位装置31より送信される位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報からなる撮影地点情報を取得する。また、本装置10は、この撮影地点情報に基づいて撮影装置30より送信される映像情報が逆光状態となるかどうかを前記映像情報の受信前に予測し、逆光状態になる映像情報の出力前に映像情報の明るさの度合いを制御する補正を行うことで、映像情報を視認性良く表示装置32に対して出力する。
さらに、本装置10は、照明装置50とさらに接続される装置であり、映像情報の明るさの度合いを制御することができない場合、照明装置50に対して発光を指示することで、映像情報を視認性良く表示装置32に対して出力するものでもある。
図2は、本装置10の一例を示すブロック構成図である。
本装置10は、図2に示すように、太陽方位情報テーブル(TB)と、制御度情報テーブル(TB)と、撮影地点情報取得部11と、太陽方位特定部12と、制御度特定部13と、映像情報受信部14と、映像明るさ補正部15と、出力部16と、を基本的に備えている。また、本装置10は、地図情報データベース(DB)と、周囲環境特定部17と、影領域算出部18と、撮影位置環境判定部19と、をさらに備えたものとしても良い。また、本装置10は、天気情報テーブル(TB)と、天気情報取得部20と、制御適応度特定部21と、をさらに備えたものとしても良い。また、本装置10は、発光指示情報送信部22をさらに備えたものとしても良い。さらに、本装置10は、学習情報データベース(DB)と、制御適否応答取得部23と、制御度履歴学習部24と、制御度補正部25と、をさらに備えたものとしても良い。なお、図中の符号26は、本装置10において制御信号、データ等を伝送するバスである。
CPUは、プログラム記憶部に記憶されたコンピュータプログラムに従い、本装置10の各構成要素を統制制御し、プログラム処理を実行する手段である。プログラム記憶部は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成され、本装置10が使用する各種コンピュータプログラムを記憶している手段である。
図3は、太陽方位情報TBに記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図3に示す太陽方位情報テーブルでは、位置情報と、時刻情報と、太陽の方位情報と、を関連付けて構成することを示している。
図4は、制御度情報TBに記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図4に示す制御度情報テーブルでは、撮影方位情報と、太陽の方位情報と、制御度と、を関連付けて構成することを示している。
図5は、地図情報DBに記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図5に示す地図情報データベースでは、位置情報(緯度、経度)をインデックスとして、道路地図情報を1レコードとしてデータベースを構成することを示している。
図6は、天気情報TBに記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図6に示す天気情報テーブルでは、天気情報と、制御適応度と、を関連付けて構成することを示している。
図7は、学習情報DBに記憶されている情報の例を示す図である。
たとえば、図7に示す学習情報データベースでは、位置情報をインデックスとして、撮影方位情報と、時刻情報と、太陽の方位情報と、制御度と、を1レコードとしてデータベースを構成することを示している。
次に、上述した映像補正方法を実施する本装置10の基本的な動作の一例を、図8を参照しながら説明する。図8は、本装置10での映像補正処理の一例を示すフローチャートである。本実施の形態では、車両に搭載された車載カメラを撮影装置30として、この車載カメラ30により進行方向の車外情景を撮影する。そして、本装置10においてこの撮影映像が逆光状態となると予測された場合に、撮影映像の明るさの度合いを制御する処理を行った後、ビューナビ装置が備える表示装置32であるディスプレイに出力・表示する場合を例に説明する。したがって、本装置10は、撮影装置30と共に車両に搭載されている。
その結果、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得した場合(Y)、引き続き、太陽方位特定部12が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報及び時刻情報に基づき、太陽方位情報TBを参照して太陽の方位情報を特定する(S12)。
一方、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得していない場合(N)、撮影地点情報取得部11は、撮影地点情報を取得したか否か判断を繰り返す(S11)。
その結果、映像情報受信部14が、映像情報を受信した場合(Y)、さらに、映像明るさ補正部15が、制御度特定部13で特定した制御度に基づき、映像情報受信部14で受信した映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行う(S15)。
一方、映像情報受信部14が、映像情報を受信していない場合(N)、映像情報受信部14は、映像情報を受信したか否か判断を繰り返す(S14)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部での統制制御により実行される。
したがって、撮影装置にて撮影された映像が逆光状態であるか否かを確認することなく、複雑な機構を必要としないで、映像の白飛びを補正して視認性を改善することが可能となる。しかも、複雑な機構を必要とすることなく、安価に装置の開発・提供ができる。
また、本発明では、太陽の方位情報に基づく位置だけでなく、車両が走行する周囲の環境を加味して、映像情報の明るさの度合いを精度良く制御することもできる。すなわち、本実施の形態は、上述した第1の実施の形態とは、周囲環境を特定し、この周囲環境に基づいて映像情報の明るさの度合いを制御する手段を備える点が異なる。
以下、第2の実施の形態における映像補正方法を実施する本装置10の動作の一例を、図9を参照しながら説明する。図9は、本装置10での映像補正処理の他の一例を示すフローチャートである。なお、以下に述べる他の実施の形態では、上述した第1の実施の形態と異なる部分を中心に説明する。したがって、第1の実施の形態と同様の構成部分は同じ符号を付してその説明は省略し、特に説明しない限り同じであるものとする。
その結果、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得した場合(Y)、引き続き、太陽方位特定部12が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報及び時刻情報に基づき、太陽方位情報TBを参照して太陽の方位情報を特定する(S22)。
一方、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得していない場合(N)、撮影地点情報取得部11は、撮影地点情報を取得したか否か判断を繰り返す(S21)。
ここまでの処理は、上述した第1の実施の形態と同様である。
引き続き、影領域算出部18が、周囲環境特定部17で特定した建物情報と、太陽方位特定部12で特定した太陽の方位情報とに基づき、建物の影が生じる領域(以下、「影領域」という。)を算出する(S24)。
さらに、撮影位置環境判定部19が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報及び撮影方位情報と、影領域算出部18で算出した影領域とに基づき、撮影装置30の撮影地点が影領域に入るか否か撮影位置環境を判断する(S25)。
一方、撮影位置環境判定部19が、撮影装置30の撮影地点が影領域に入ると判断した場合(N)、映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行わずに、本装置10での一連の動作はそのまま終了(エンド)する。
その結果、映像情報受信部14が、映像情報を受信した場合(Y)、さらに、映像明るさ補正部15が、制御度特定部13で特定した制御度に基づき、映像情報受信部14で受信した映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行う(S28)。
一方、映像情報受信部14が、映像情報を受信していない場合(N)、映像情報受信部14は、映像情報を受信したか否か判断を繰り返す(S27)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部での統制制御により実行される。
したがって、逆光状態の予測だけに基づく制御度による映像情報の明るさの度合いの制御の精度を向上させ、映像情報の明るさの度合いの制御を、車両が走行する周囲の環境を加味して適切に行うことが可能となる。
また、本発明では、太陽の方位情報に基づく位置や、車両が走行する周囲の環境だけでなく、車両が走行する地域の天気情報を加味して、映像情報の明るさの度合いを精度良く制御することもできる。すなわち、本実施の形態は、上述した各実施の形態とは、天気情報を取得し、この天気情報に基づいて映像情報の明るさの度合いの制御を行う手段を備える点が異なる。
以下、第3の実施の形態における映像補正方法を実施する本装置10の動作の一例を、図10を参照しながら説明する。図10は、本装置10での映像補正処理の他の一例を示すフローチャートである。
その結果、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得した場合(Y)、引き続き、太陽方位特定部12が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報及び時刻情報に基づき、太陽方位情報TBを参照して太陽の方位情報を特定する(S32)。
一方、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得していない場合(N)、撮影地点情報取得部11は、撮影地点情報を取得したか否か判断を繰り返す(S31)。
引き続き、影領域算出部18が、周囲環境特定部17で特定した建物情報と、太陽方位特定部12で特定した太陽の方位情報とに基づき、建物の影が生じる領域(以下、「影領域」という。)を算出する(S34)。
さらに、撮影位置環境判定部19が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報及び撮影方位情報と、影領域算出部18で算出した影領域とに基づき、撮影装置30の撮影地点が影領域に入るか否か撮影位置環境を判断する(S35)。
ここまでの処理は、上述した第2の実施の形態と同様である。
一方、撮影位置環境判定部19が、撮影装置30の撮影地点が影領域に入ると判断した場合(N)、映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行わずに、本装置10での一連の動作はそのまま終了(エンド)する。
さらに、制御度特定部13が、撮影地点情報取得部11で取得した撮影方位情報と、太陽方位特定部12で特定した太陽の方位情報とに基づき、制御度情報TBを参照して制御度を特定する(S38)。
その結果、映像情報受信部14が、映像情報を受信した場合(Y)、さらに、映像明るさ補正部15が、制御度特定部13で特定した制御度と、制御適応度特定部21で特定した制御適応度に基づき、映像情報受信部14で受信した映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行う(S40)。
一方、映像情報受信部14が、映像情報を受信していない場合(N)、映像情報受信部14は、映像情報を受信したか否か判断を繰り返す(S39)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部での統制制御により実行される。
したがって、逆光状態の予測だけに基づく制御度や、周囲環境を加味した制御度による映像情報の明るさの度合いの制御の精度を一層向上させ、映像情報の明るさの度合いの制御を、車両が走行する地域(撮影地点)の天気情報を加味して適切に行うことが可能となる。
また、本発明では、映像情報の明るさの度合いの制御を適切に行うことができない場合を考慮して対処することもできる。すなわち、本実施の形態は、上述した各実施の形態とは、撮影方向に向かって発光する照明装置50であるヘッドライトに対して、発光を指示する手段を備える点が異なる。
以下、第4の実施の形態における映像補正方法を実施する本装置10の動作の一例を、図11を参照しながら説明する。図11は、本装置10での映像補正処理の他の一例を示すフローチャートである。
その結果、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得した場合(Y)、引き続き、太陽方位特定部12が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報及び時刻情報に基づき、太陽方位情報TBを参照して太陽の方位情報を特定する(S52)。
一方、撮影地点情報取得部11が、撮影地点情報を取得していない場合(N)、撮影地点情報取得部11は、撮影地点情報を取得したか否か判断を繰り返す(S51)。
ここまでの処理は、上述した第1の実施の形態と同様である。
その結果、発光指示情報送信部22が、明るさの制御は不可能と判断した場合(Y)、さらに、発光指示情報送信部22は、車両のヘッドライト50に対して発光を指示する発光指示情報を送信する(S55)。これにより、ヘッドライト50が発光して露出を調整し、映像明るさ補正部15において映像情報の明るさの度合いの制御を行うことができようになる。
その結果、映像情報受信部14が、映像情報を受信した場合(Y)、さらに、映像明るさ補正部15が、制御度特定部13で特定した制御度に基づき、映像情報受信部14で受信した映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行う(S57)。
一方、映像情報受信部14が、映像情報を受信していない場合(N)、映像情報受信部14は、映像情報を受信したか否か判断を繰り返す(S56)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部での統制制御により実行される。
したがって、逆光状態の予測に基づく制御度による映像情報の明るさの度合いの制御を、幅広く確実に行うことが可能となる。
さらに、本発明では、過去に実施した映像情報の明るさの度合いの制御の学習履歴を取得し、この学習履歴に基づいて、効率良く、かつ、最適に映像情報の明るさの度合いの制御を行うようにするもできる。すなわち、本実施の形態は、上述した各実施の形態とは、過去に実施した映像情報の明るさの度合いの制御情報を取得・記憶し、この制御情報に基づいて映像情報の明るさの度合いの制御を行う手段を備える点が異なる。
以下、第5の実施の形態における映像補正方法を実施する本装置10の動作の一例を、図12を参照しながら説明する。図12は、本装置10での映像補正処理の他の一例を示すフローチャートである。
次いで、制御適否応答取得部23が、映像明るさ補正部15で制御した映像情報の光量に対する適否の応答の入力を受け付け、受け付けた応答が映像情報の明るさの度合いが適しているか否か判断をする(S62)。
その結果、制御適否応答取得部23が、映像情報の明るさの度合いが適している応答を受け付けた場合(N)、引き続き、制御度履歴学習部24が、撮影地点情報取得部11で取得した位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、太陽方位特定部12で特定した太陽の方位情報とに基づき、制御度特定部13で特定した制御度を互いに関連付けて学習情報DBに記憶する(S65)。
これにより、本装置10での一連の動作が終了する。
なお、これら一連の処理は、制御部での統制制御により実行される。
そして、映像明るさ補正部15は、した制御度に基づき、映像情報受信部14で受信した映像情報の明るさの度合いを制御(補正)する処理を行う(S64)。
したがって、逆光状態の予測に基づく制御度による映像情報の明るさの度合いの制御を、効率良く、かつ、最適に行うことが可能となる。
Claims (12)
- 撮影装置から送信される映像情報の明るさの度合いを制御する映像補正装置であって、
位置情報と、時刻情報と、太陽の方位情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段と、
撮影方位情報と、太陽の方位情報と、映像情報の明るさの度合いを制御する程度を示す制御度と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段と、
前記撮影装置の位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報を取得する撮影地点情報取得手段と、
前記撮影地点情報取得手段で取得した前記位置情報及び前記時刻情報に基づき、前記第1記憶手段を参照して太陽の方位情報を特定する太陽方位特定手段と、
前記撮影地点情報取得手段で取得した前記撮影方位情報と、前記太陽方位特定手段で特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第2記憶手段を参照して制御度を特定する制御度特定手段と、
前記撮影装置より映像情報を受信する映像情報受信手段と、
前記制御度特定手段で特定した前記制御度に基づき、前記映像情報受信手段で受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する映像明るさ補正手段と、
前記映像明るさ補正手段で明るさの度合いを制御した前記映像情報を出力する出力手段と、
前記撮影地点情報取得手段で取得した位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、前記太陽方位特定手段が前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報と、前記制御度特定手段が前記第2記憶手段を参照して特定した制御度と、を互いに関連付けて記憶する第5記憶手段と、
前記映像明るさ補正手段で制御した前記映像情報の明るさの度合いに対する適否の応答の入力を受け付ける制御適否応答取得手段と、
前記制御適否応答取得手段で受け付けた応答が適している場合、前記撮影地点情報取得手段で取得した前記位置情報、前記撮影方位情報、及び前記時刻情報と、前記太陽方位特定手段が前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報とに基づき、前記制御度特定手段が前記第2記憶手段を参照して特定した前記制御度を互いに関連付けて前記第5記憶手段に記憶する制御度履歴学習手段と、
前記制御適否応答取得手段で受け付けた応答が適していない場合、前記撮影地点情報取得手段で取得した前記位置情報、前記撮影方位情報、及び前記時刻情報と、前記太陽方位特定手段が前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第5記憶手段を参照して制御度を特定し、特定した前記制御度を前記映像明るさ補正手段に対して送信する制御度補正手段と、
を備えたことを特徴とする映像補正装置。 - 位置情報と、建物情報が含まれた道路地図情報と、を互いに関連付けて記憶する第3記憶手段と、
前記撮影地点情報取得手段で取得した前記位置情報に基づき、前記第3記憶手段を参照して周囲に存在する建物情報を特定する周囲環境特定手段と、
前記周囲環境特定手段で特定した建物情報と、前記太陽方位特定手段で特定した太陽の方位情報とに基づき、前記建物の影が生じる領域(以下、「影領域」という。)を算出する影領域算出手段と、
前記撮影地点情報取得手段で取得した前記位置情報と、前記影領域算出手段で算出した前記影領域とに基づき、前記位置情報が前記影領域に入るか否か撮影位置環境を判定する撮影位置環境判定手段と、
をさらに備え、
前記映像明るさ補正手段は、前記制御度特定手段で特定した前記制御度と、前記撮影位置環境判定手段で判定した前記撮影位置環境とに基づき、前記映像情報受信手段で受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の映像補正装置。 - 天気情報を提供する天気情報提供装置と通信ネットワークを介して接続され、
天気情報と、前記制御度を適応する程度を示す制御適応度と、を互いに関連付けて記憶する第4記憶手段と、
前記撮影地点情報取得手段で取得した前記位置情報に基づき、前記天気情報提供装置より天気情報を取得する天気情報取得手段と、
前記天気情報取得手段で取得した天気情報に基づき、前記第4記憶手段を参照して制御適応度を特定する制御適応度特定手段と、
をさらに備え、
前記映像明るさ補正手段は、前記制御度特定手段で特定した前記制御度と、前記制御適応度特定手段で特定した前記制御適応度に基づき、前記映像情報受信手段で受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の映像補正装置。 - 撮影方向に向かって発光する照明装置とさらに接続され、
前記映像明るさ補正手段が、前記制御度特定手段で特定した前記制御度に基づき、前記映像情報受信手段で受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御することができるか否か判断し、前記映像情報の明るさの度合いを制御することができない場合、前記照明装置に対して発光を指示する発光指示情報を送信する発光指示情報送信手段、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の映像補正装置。 - 位置情報と、時刻情報と、太陽の方位情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段と、撮影方位情報と、太陽の方位情報と、映像情報の明るさの度合いを制御する程度を示す制御度と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段と、を備え、映像補正装置により撮影装置から送信される映像情報の明るさの度合いを制御する映像補正方法であって、
撮影装置から前記映像補正装置に前記撮影装置の位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報を取得する第1ステップと、
前記映像補正装置において、前記第1ステップで取得した前記位置情報及び前記時刻情報に基づき、前記第1記憶手段を参照して太陽の方位情報を特定する第2ステップと、
前記映像補正装置において、前記第1ステップで取得した前記撮影方位情報と、前記第2ステップで特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第2記憶手段を参照して制御度を特定する第3ステップと、
前記映像補正装置において、前記撮影装置より映像情報を受信する第4ステップと、
前記映像補正装置において、前記第3ステップで特定した前記制御度に基づき、前記第4ステップで受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する第5ステップと、
前記第5ステップで明るさの度合いを制御した前記映像情報を出力する第6ステップと、を含み、
前記映像補正装置は、前記第1ステップで取得した位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、前記第2ステップで前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報と、前記第3ステップで前記第2記憶手段を参照して特定した制御度と、を互いに関連付けて記憶する第5記憶手段をさらに備え、
前記第5ステップで制御した前記映像情報の明るさの度合いに対する適否の応答の入力を受け付けるステップδ1と、
前記映像補正装置において、前記ステップδ1で受け付けた応答が適している場合、前記第1ステップで取得した位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、前記第2ステップで前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第3ステップで前記第2記憶手段を参照して特定した制御度を互いに関連付けて前記第5記憶手段に記憶するステップδ2と、
前記映像補正装置において、前記ステップδ1で受け付けた応答が適していない場合、前記第1ステップで取得した前記位置情報、前記撮影方位情報、及び前記時刻情報と、前記第2ステップで前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第5記憶手段を参照して制御度を特定し、特定した前記制御度に基づき、前記第4ステップで受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御するステップδ3と、をさらに含む
ことを特徴とする映像補正方法。 - 前記映像補正装置は、位置情報と、建物情報が含まれた道路地図情報と、を互いに関連付けて記憶する第3記憶手段をさらに備え、
前記第1ステップで取得した前記位置情報に基づき、前記第3記憶手段を参照して周囲に存在する建物情報を特定するステップα1と、
前記映像補正装置において、前記ステップα1で特定した建物情報と、前記第2ステップで特定した太陽の方位情報とに基づき、前記建物の影が生じる領域(以下、「影領域」という。)を算出するステップα2と、
前記映像補正装置において、前記第1ステップで取得した前記位置情報と、前記ステップα2で算出した前記影領域とに基づき、前記位置情報が前記影領域に入るか否か撮影位置環境を判定するステップα3と、
をさらに含み、
前記第5ステップは、前記第3ステップで特定した前記制御度と、前記ステップα3で判定した前記撮影位置環境とに基づき、前記第4ステップで受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する、
ことを特徴とする請求項5に記載の映像補正方法。 - 前記映像補正装置は、天気情報を提供する天気情報提供装置と通信ネットワークを介して接続され、天気情報と、前記制御度を適応する程度を示す制御適応度と、を互いに関連付けて記憶する第4記憶手段をさらに備え、
前記第1ステップで取得した前記位置情報に基づき、前記天気情報提供装置より天気情報を取得するステップβ1と、
前記映像補正装置において、前記ステップβ1で取得した天気情報に基づき、前記第4記憶手段を参照して制御適応度を特定するステップβ2と、
をさらに含み、
前記第5ステップは、前記第3ステップで特定した前記制御度と、前記ステップβ2で特定した前記制御適応度に基づき、前記第4ステップで受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の映像補正方法。 - 前記映像補正装置は、撮影方向に向かって発光する照明装置とさらに接続され、
前記第5ステップは、前記第3ステップで特定した前記制御度に基づき、前記第4ステップで受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御することができるか否か判定するステップγ1と、
前記映像補正装置において、前記ステップγ1で前記映像情報の明るさの度合いを制御することがない場合、前記照明装置に対して発光を指示する発光指示情報を送信するステップγ2と、
をさらに含んだことを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載の映像補正方法。 - 位置情報と、時刻情報と、太陽の方位情報と、を互いに関連付けて記憶する第1記憶手段と、撮影方位情報と、太陽の方位情報と、映像情報の明るさの度合いを制御する程度を示す制御度と、を互いに関連付けて記憶する第2記憶手段と、撮影装置の位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、前記第1記憶手段を参照して特定された太陽の方位情報と、前記第2記憶手段を参照して特定された制御度と、を互いに関連付けて記憶する第5記憶手段と、を備え、撮影装置から送信される映像情報の明るさの度合いを制御することを実行させるためにコンピュータを、
前記撮影装置の位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報を取得する手段、
取得した前記位置情報及び前記時刻情報に基づき、前記第1記憶手段を参照して太陽の方位情報を特定する手段、
取得した前記撮影方位情報と、特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第2記憶手段を参照して制御度を特定する手段、
前記撮影装置より映像情報を受信する手段、
特定した前記制御度に基づき、受信した前記映像情報の明るさの度合いを制御する手段、
明るさの度合いを制御した前記映像情報を出力する手段、
制御した前記映像情報の明るさの度合いに対する適否の応答の入力を受け付ける手段、
受け付けた前記応答が適している場合、前記撮影装置の位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第2記憶手段を参照して特定した制御度を互いに関連付けて前記第5記憶手段に記憶する手段、
受け付けた前記応答が適していない場合、前記撮影装置の位置情報、撮影方位情報、及び時刻情報と、前記第1記憶手段を参照して特定した太陽の方位情報とに基づき、前記第5記憶手段を参照して制御度を特定し、特定した前記制御度に基づき、前記映像情報の明るさの度合いを制御する手段、
として機能させることを特徴とする映像補正プログラム。 - 位置情報と、建物情報が含まれた道路地図情報と、を互いに関連付けて記憶する第3記憶手段、をさらに備え、
前記コンピュータを、
前記位置情報に基づき、前記第3記憶手段を参照して周囲に存在する建物情報を特定する手段、
特定した前記建物情報と、前記太陽の方位情報とに基づき、前記建物の影が生じる領域(以下、「影領域」という。)を算出する手段、
前記位置情報と、算出した前記影領域とに基づき、前記位置情報が前記影領域に入るか否か撮影位置環境を判定する手段、
前記制御度と、判定した前記撮影位置環境に基づき、前記映像情報の明るさの度合いを制御する手段、
としてさらに機能させることを特徴とする請求項9に記載の映像補正プログラム。 - 天気情報を提供する天気情報提供装置と通信ネットワークを介して接続され、天気情報と、前記制御度を適応する程度を示す制御適応度と、を互いに関連付けて記憶する第4記憶手段、をさらに備え、
前記コンピュータを、
前記位置情報に基づき、前記天気情報提供装置より天気情報を取得する手段、
取得した天気情報に基づき、前記第4記憶手段を参照して制御適応度を特定する手段、
前記制御度と、特定した前記制御適応度に基づき、前記映像情報の明るさの度合いを制御する手段、
としてさらに機能させることを特徴とする請求項9又は10に記載の映像補正プログラム。 - 撮影方向に向かって発光する照明装置とさらに接続され、
前記コンピュータを、
前記制御度に基づき、前記映像情報の明るさの度合いを制御することができるか否か判断し、前記映像情報の明るさの度合いを制御することができない場合、前記照明装置に対して発光を指示する発光指示情報を送信する手段、
としてさらに機能させることを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載の映像補正プログラム。
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