JP4243232B2 - 辷り出し窓及び該窓用網戸装置 - Google Patents
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Description
また、網戸を常時嵌め殺し状態で固定していない辷り出し窓として、特許文献1に示されているものでは、窓戸と網戸が共に外開きが可能なように回転心を同一にした共通の蝶番で止められているが、窓戸のみを開いた状態にするには、窓戸と網戸を一旦共に開いた状態にしてから網戸だけを戻す必要があり、また、窓戸を閉じるには網戸を一度外方に開いてから窓戸と網戸を共に戻す必要があり、そのため、窓戸のみを独立に開閉操作することができず、窓戸を開閉する際には、一旦網戸も開閉しなければならないという煩わしさがある。
本発明の他の技術的課題は、従来の操作ハンドル駆動の辷り出し窓における窓枠にも容易に装着できるようにした辷り出し窓用の網戸装置を提供することにある。
また、本発明の他の好ましい実施形態においては、上記ラッチ機構が、網戸の枠部材に設けたラッチ摘みと、該ラッチ摘みにより駆動され上記係合溝に係脱するラッチ部材により形成される。
上記本発明の辷り出し窓は、上記窓枠が水平な横窓枠と鉛直な縦窓枠とを有し、上記窓戸が該横窓枠あるいは縦窓枠に平行な回動軸の周りに開閉自在なものとして構成することができる。
上記辷り出し窓用網戸装置においては、網戸における窓戸の非辷り出し端側に回転可能に取り付けられる係合部材と、窓枠に取り付けられ、該係合部材をスライド可能に嵌合する支持レールとを備え、上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ支持レールに沿って移動可能にすることができる。
なお、図4〜図7では上方の窓戸枠3aを示していないので、その窓戸枠3aに取付けられた上方の溝金具11は図示されていない。また、図8〜図12では溝金具11が取付けられる窓戸枠3a,3bが省略されている。
上記支持レール16は、図8〜図12に示すように、網戸4の上記一方の縦枠部材4c側の上端部及び下端部付近に位置するように、上記横窓枠2a,2bに沿って取付けられているものである。なお、図8〜図12では支持レール16が取付けられる横窓枠2a,2bが省略されている。
更に詳述すると、図13(a)及び図13(b)に例示するラッチ機構21は、上記一対の棒状のラッチ部材23の一端側に、上記ラッチ摘み22と一体的に連結したピニオン24に噛み合うラック部23aを有し、他端側に上記縦枠部材4dの上端及び下端から出没して上記係合溝12と係脱するラッチ部23bを有するものとして構成され、上記ラッチ摘み22の回動により、図13(a)に示すラッチ部23bの係合溝12への係合状態と、図13(b)に示すように、ラッチ部23bの係合溝12への非係合状態とに切り換えできるようにしている。
図3及び図4は、窓戸3及び網戸4が閉じた状態を示すもので、窓戸3及び網戸4は窓枠2内に閉じた状態で収容されている。この状態で上記ラッチ摘み22を操作してラッチ部材23と窓戸3に固定した溝金具11の係合溝12との係合を解除してから上記操作ハンドル5を回すと、窓戸3だけが回転レバー6,7によって姿勢を拘束された状態で、縦窓枠2c,2dに対し平行な回動軸の周りを辷り出し状態で回動し、最終的には、図2及び図5に示すように、窓戸3を窓枠2に対してほぼ直交する姿勢をとる位置まで回動させることができる。
即ち、この辷り出し窓では、操作ハンドル5によって図示しないウォームを介して回転駆動されるウォームホイール27の凸部27aに駆動レバー8を連結軸8aで回転自在に連結し、該駆動レバー8の他端を窓戸3の一部に連結軸8bで回転自在に連結している。その他の構成及び作用は前記実施例と実質的に変わるところがないので、同一または相当部分に同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
また、前記図1〜図3の実施例を含めて、操作ハンドル5により窓戸3を開閉する機構は極めて一般的に知られているものであるから、それらの機構を適宜採用することができる。
この実施例の該辷り出し窓1Aは、水平な一対の横窓枠2a,2bと鉛直な一対の縦窓枠2c,2dとを有する窓枠2に対し、窓戸3が回転レバー6,7によって支持され、上記横窓枠2a,2bに対し平行な水平回動軸(この水平回動軸は一定位置にあるものではない。)の周りに開閉自在に構成され、該窓戸3が操作ハンドル5の回転駆動により、外側に辷り出し状態で開閉するようにしている。駆動レバーを別設できるのは、図15〜図17を参照して先に説明した通りである。
なお、これらの点を除けば、この実施例は、図1〜図3に示す実施形態の辷り出し窓1と窓戸3の開閉方向が異なるのみで、基本的に同様の構成をしているから、図の主要な部分に同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
この場合、上記網戸装置は、窓戸3の非辷り出し端側が少なくとも上記窓枠2に回転可能に連結される網戸4と、上記窓戸3の回動軸と直交する窓戸枠に沿って該窓戸の室内側に取り付けられ、該窓戸枠に沿って延びる係合溝12を有する溝金具11と、上記網戸4における窓戸の辷り出し端側に設けられ、上記係合溝12にスライド可能に係脱させるラッチ機構21とを備えたものとして構成され、必要に応じて、更に、上記網戸4における窓戸3の非辷り出し端側(網戸4における窓戸3の係合部材15が取り付けられる端側)に回転可能に取り付けられる係合部材15と、窓枠2に取り付けられ、該係合部材15をスライド可能に嵌合する支持レール16とを備え、上記網戸4の一端を上記窓枠2に回転可能かつ支持レール16に沿って移動可能にしたものとして構成される。
また、上述したように網戸4を後付けで取付可能にした場合には、当然に網戸4を窓枠2から取外し可能であるため、ネット張り替えなどのメンテナンスも従来品と同様に手軽に行うことができる。
例えば、上記各実施例では、窓戸3及び網戸4が窓枠2に対して直交する位置まで回動できるようにしているが、窓戸3及び網戸4が窓枠2に対して直角以下の適宜角度範囲まで回動できるようにすることもでき、また、上記各実施例では、窓戸3及び網戸4の非辷り出し側が窓枠2の中央近くまで移動し、必要に応じて窓戸3の外面を払拭できるようにしているが、窓戸3及び網戸4の一端側が常に窓枠2の近傍に位置するようにして窓戸3及び網戸4を開閉可能にすることもでき、その場合、網戸4の一端側は窓枠2に対し回転するだけでスライドしない構成にしてもよい。
2 窓枠
2a,2b 横窓枠
2c,2d 縦窓枠
3 窓戸
3a〜3d 窓戸枠
4 網戸
4a,4b 横枠部材
4c,4d 縦枠部材
5 操作ハンドル
6,7 回転レバー
8 駆動レバー
11 溝金具
12 係合溝
15 係合部材
16 支持レール
18 ネジ
21 ラッチ機構
22 ラッチ摘み
23 ラッチ部材
Claims (6)
- 窓枠に必要数の回転レバーを介して連結され、操作ハンドルの回動操作で駆動される駆動レバーにより該窓枠に対し外側に直交する姿勢をとる位置まで開く窓戸と、該窓戸の室内側に配置された網戸とを有する辷り出し窓において、
上記窓戸が、その室内側に該窓戸の回転軸と直交する窓戸枠に沿って延びる係合溝を有し、
上記網戸が、窓戸の非辷り出し端側において、上記窓枠に回転可能に連結され、該網戸における窓戸の辷り出し端側に、室内側からの操作で上記窓戸の係合溝に係脱可能なラッチ機構を有し、
該ラッチ機構を上記係合溝にスライド可能に係合させることにより、上記窓戸と連動して網戸を窓枠に対して直交する姿勢をとる位置まで開放可能とし、該ラッチ機構の非係合により網戸を窓枠側に残したまま窓戸を開放可能にした、
ことを特徴とする辷り出し窓。 - 上記網戸が、窓戸の非辷り出し端側に回転可能に連結された係合部材を有し、該係合部材を窓枠に設けた支持レールにスライド可能に嵌合することにより、上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ移動可能に連結した、
ことを特徴とする請求項1に記載の辷り出し窓。 - 上記ラッチ機構が、網戸の枠部材に設けたラッチ摘みと、該ラッチ摘みにより駆動され上記係合溝に係脱するラッチ部材とから成る、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の辷り出し窓。 - 上記窓枠が水平な横窓枠と鉛直な縦窓枠とを有し、上記窓戸が該横窓枠あるいは縦窓枠に平行な回動軸の周りに開閉自在である、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の辷り出し窓。 - 窓枠に必要数の回転レバーを介して連結され、操作ハンドルの回動操作で駆動される駆動レバーにより該窓枠に対し外側に直交する姿勢をとる位置まで開く窓戸に対し、その室内側に装着するための辷り出し窓用網戸装置であって、
窓戸の非辷り出し端側において、上記窓枠に回転可能に連結される上記網戸と、
上記窓戸の回転軸と直交する窓戸枠に沿って該窓戸の室内側に取り付けられ、該窓戸枠に沿って延びる係合溝を有する溝金具と、
上記網戸における窓戸の辷り出し端側に、室内側から操作可能に設けられ、上記係合溝にスライド可能に係脱させるラッチ機構と、
を備え、
該ラッチ機構を上記係合溝にスライド可能に係合させることにより、上記窓戸と連動して網戸を窓枠に対して直交する姿勢をとる位置まで開放可能とし、該ラッチ機構の非係合により網戸を窓枠側に残したまま窓戸を開放可能にした、
ことを特徴とする辷り出し窓用網戸装置。 - 上記網戸における窓戸の非辷り出し端側に回転可能に取り付けられる係合部材と、窓枠に取り付けられ、該係合部材をスライド可能に嵌合する支持レールとを備え、
上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ支持レールに沿って移動可能にした、
ことを特徴とする請求項5に記載の辷り出し窓用網戸装置。
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