JP4239921B2 - V型エンジン及びその可変動弁機構 - Google Patents
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Description
この可変動弁機構は、軸方向へ移動可能なコントロールシャフトと、コントロールシャフトを駆動するアクチュエータとを備えて構成されている。
図25に示すように、第1バンク251の可変動弁機構252と第2バンク253の可変動弁機構254とにおいて、ヘリカルスプライン255,256の歯すじを互いに反対方向に傾斜させてスライダギア257,258を形成することでV型エンジンへの適合を実現することも考えられるが、この場合は次のようなことが問題となる。
<請求項1>
請求項1に記載の発明は、エンジンバルブと前記エンジンバルブを開閉するカムシャフトとを備えたV型エンジンに適用されて、第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とを備え、前記第1可変動弁機構及び前記第2可変動弁機構は、軸方向へ移動可能なコントロールシャフトと、前記エンジンバルブをリフトさせるバルブリフト機構と、前記コントロールシャフトを軸方向へ変位させるアクチュエータとを備えて構成されるものであり、前記バルブリフト機構は、前記コントロールシャフト上に設けられて前記コントロールシャフトと連動して軸方向へ移動可能なスライダギアと、前記スライダギア上に設けられて前記カムシャフトにより駆動される入力アームと、前記スライダギア上に設けられて前記エンジンバルブをリフトさせる出力アームとを備えて構成されるものであり、前記コントロールシャフトの移動を通じて前記入力アームと前記出力アームとを相対回転させることで前記エンジンバルブの最大バルブリフト量を変更するV型エンジンの可変動弁機構であって、前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、前記コントロールシャフトに対する前記アクチュエータの取り付け位置を前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて反対側に設定し、前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えたことを要旨としている。
請求項2に記載の発明は、第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とを含めて構成されたV型エンジンの可変動弁機構を備え、前記第1可変動弁機構及び前記第2可変動弁機構は、軸方向へ移動可能なコントロールシャフトと、前記エンジンバルブをリフトさせるバルブリフト機構と、前記コントロールシャフトを軸方向へ変位させるアクチュエータとを備えて構成されるものであり、前記バルブリフト機構は、前記コントロールシャフト上に設けられて前記コントロールシャフトと連動して軸方向へ移動可能なスライダギアと、前記スライダギア上に設けられて前記エンジンバルブのカムシャフトにより駆動される入力アームと、前記スライダギア上に設けられて前記エンジンバルブをリフトさせる出力アームとを備えて構成されるものであり、前記コントロールシャフトの移動を通じて前記入力アームと前記出力アームとを相対回転させることで前記エンジンバルブの最大バルブリフト量を変更するV型エンジンであって、前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、前記第1可変動弁機構のアクチュエータと前記第2可変動弁機構のアクチュエータとについて、これらアクチュエータを前記V型エンジンの同じ側面に配置し、前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えたことを要旨としている。
請求項3に記載の発明は、アクチュエータを通じてコントロールシャフトとともにバルブリフト機構のスライダギアを変位させることでエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更するV型エンジンの可変動弁機構であって、第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、前記コントロールシャフトに対する前記アクチュエータの取り付け位置を前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて反対側に設定し、前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えたことを要旨としている。
請求項4に記載の発明は、第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とを含めて構成されたV型エンジンの可変動弁機構を備え、これら各可変動弁機構がアクチュエータを通じてコントロールシャフトとともにバルブリフト機構のスライダギアを変位させることで最大バルブリフト量を変更するものであるV型エンジンにおいて、前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、前記第1可変動弁機構のアクチュエータと前記第2可変動弁機構のアクチュエータとについて、これらアクチュエータを前記V型エンジンの同じ側面に配置し、前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えたことを要旨としている。
本発明の第1実施形態について、図1〜図19を参照して説明する。
本実施形態では、本発明にかかる可変動弁機構をV型8気筒エンジンの可変動弁機構として具体化した場合を想定している。
図1に、V型エンジンの平面構造を示す。
V型エンジン(エンジン1)は、シリンダブロック11を備えて構成されている。
エンジン1において、第1バンク12Aと第2バンク12Bとは、クランクシャフト15を中心として略対称に構成されている。また、これにともなって第1可変動弁機構3Aと第2可変動弁機構3Bとは、クランクシャフト15を中心として対称となるように各バンク12A,12Bに配置されている。
図2に、第1バンク12Aの平面構造を示す。
図3に、第2バンク12Bの平面構造を示す。
排気カムシャフト24は、複数の排気側隔壁28を通じて回転可能に支持されている。
吸気カムシャフト23及び排気カムシャフト24は、タイミングチェーン29を介してクランクシャフト15に駆動連結されている。なお、以降では、エンジン1の側面のうち、タイミングチェーン29が設けられている側面を第1側面S1とする。また、エンジン1を介して第1側面S1と対向する側面を第2側面S2とする。なお、第1側面S1及び第2側面S2は、エンジン1を介して対向する一対の側面に相当する。
図4に、第1可変動弁機構3Aの斜視構造を示す。
図5に、第2可変動弁機構3Bの斜視構造を示す。
ロッカシャフト33上には、各シリンダ13と対応する位置にバルブリフト機構4が設けられている。即ち、全てのバルブリフト機構4は、共通する1本のロッカシャフト33により支持されている。
第1可変動弁機構3Aのコントロールシャフト34に対するアクチュエータ32の取り付け位置と、第2可変動弁機構3Bのコントロールシャフト34に対するアクチュエータ32の取り付け位置とは反対側に設定されている。即ち、第1可変動弁機構3Aと第2可変動弁機構3Bとを図中のW1方向からみたときに、第1可変動弁機構3Aにおいてはコントロールシャフト34の右側端部にアクチュエータ32が取り付けられているのに対し、第2可変動弁機構3Bにおいてはコントロールシャフト34の左側端部にアクチュエータ32が取り付けられている。このように、第1可変動弁機構3Aと第2可変動弁機構3Bとは、コントロールシャフト34に対するアクチュエータ32の取り付け位置のみが異なっている。
電子制御装置9は、エンジン1の制御にかかる各種処理を実行するCPU、制御用のプログラムやその制御に必要な情報を記憶するメモリ、外部との信号の入出力を司る入力ポート及び出力ポートを備えて構成されている。なお、本実施形態においては、電子制御装置9を含めて制御手段が構成されている。
図6に、動弁機構本体31の分解斜視構造を示す。
図7に、正面側(図4及び図5の矢印W1方向)から見た入力アーム及び出力アームの部分破断斜視構造を示す。
バルブリフト機構4は、スライダギア41、入力アーム42及び出力アーム43を備えて構成されている。
スライダギア41において、軸方向中央には、入力アーム42のヘリカルスプライン42Bと噛み合うヘリカルスプライン(入力側ヘリカルスプライン41A)が形成されている。また、軸方向両端部には、出力アーム43のヘリカルスプライン43Bと噛み合うヘリカルスプライン(出力側ヘリカルスプライン41B)が形成されている。なお、入力側ヘリカルスプライン41Aと出力側ヘリカルスプライン41Bとは、歯すじの傾斜方向が反対となるように形成されている。
入力アーム42本体(ハウジング42A)の内部には、ロッカシャフト33の軸方向へ延びた空間が形成されている。
ハウジング42Aの外周側には、径方向外方へ突出した一対のアーム42CL,42CRが形成されている。アーム42CLとアーム42CRとは互いに平行となるように形成されている。
出力アーム43本体(ハウジング43A)の内部には、ロッカシャフト33の軸方向に延びた空間が形成されている。
図9に、スライダギア41、ロッカシャフト33及びコントロールシャフト34の斜視構造を示す。
コントロールシャフト34において、ロッカシャフト33の長孔33Hと対応する箇所には、挿通孔34Hが形成されている。
(a)係止ピン44がロッカシャフト33の長孔33Hに沿って移動することのできる状態にあるため、コントロールシャフト34を軸方向へ移動させた際、スライダギア41がコントロールシャフト34と連動して軸方向へ移動するようになる。
(b)係止ピン44がスライダギア41の長孔41Dへ挿入されているため、吸気カムシャフト23のトルクが入力アーム42へ伝達された際、スライダギア41がロッカシャフト33周りを揺動するようになる。
図10に、バルブリフト機構4について、入力アーム42及び出力アーム43の上部半分を取り除いた状態の斜視構造を示す。
(a)相対位相差が最も小さいとき、即ちバルブリフト機構4の周方向においてローラ42Eとノーズ43Cとが最も接近した状態にあるとき、吸気バルブ21の最大バルブリフト量は最も小さくなる。なお、以降では、このときの最大バルブリフト量を最小リフト量LMINとする。
(b)相対位相が最も大きいとき、即ちバルブリフト機構4の周方向においてローラ42Eとノーズ43Cとが最も離れた状態にあるとき、吸気バルブ21の最大バルブリフト量は最も大きくなる。なお、以降では、このときの最大バルブリフト量を最大リフト量LMAXとする。
図11に、図1のD1−D1線に沿ったエンジン1の断面構造を示す。
第1可変動弁機構3A及び第2可変動弁機構3Bは、各シリンダヘッド14A,14Bにおいて、吸気カムシャフト23の吸気カム25とローラロッカーアーム71との間に設けられている。
出力アーム43は、ハウジング43Aのベース円部分及びノーズ43Cのカム面43Dのいずれかが常にローラロッカーアーム71のローラ71Rと当接した状態にある。
図12に、コントロールシャフト34の移動方向と最大バルブリフト量の変化方向との関係を示す。
図13及び図14を参照して、各バンク12A,12Bの吸気バルブ21の最大バルブリフト量を最大リフト量LMAXに設定したときの各可変動弁機構3A,3Bの動作状態について説明する。
本実施形態においては、電子制御装置9による「最大バルブリフト量変更処理」を通じて吸気バルブ21の最大バルブリフト量の変更が行われる。
・「リフト量変更開始判定処理」(図17)。
・「第1可変動弁機構駆動処理」(図18)。
・「第2可変動弁機構駆動処理」(図19)。
本処理は、エンジン1の運転中、電子制御装置9を通じて所定の周期毎に実行される。
[ステップS200]「第1可変動弁機構駆動処理」を開始する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも大きいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも大きくする必要があるとき)、ステップS220の処理へ移行する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも小さいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも小さくする必要があるとき)、ステップS230の処理へ移行する。
[ステップS300]「第2可変動弁機構駆動処理」を開始する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも大きいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも大きくする必要があるとき)、ステップS320の処理へ移行する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも小さいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも小さくする必要があるとき)、ステップS330の処理へ移行する。
<実施形態の効果>
以上詳述したように、この第1実施形態にかかるV型エンジンの可変動弁機構によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
なお、上記第1実施形態は、これを適宜変更した、例えば次のような形態として実施することもできる。
本発明の第2実施形態について、図20〜図24を参照して説明する。
本実施形態の可変動弁機構は、前記第1実施形態の可変動弁機構に対して次のような変更を加えた構成となっている。即ち、第2可変動弁機構3Bにおいて、コントロールシャフト34に対するアクチュエータ32の取り付け位置を第1可変動弁機構3Aと同じ位置に設定した構成となっている(図20参照)。
図21に、コントロールシャフト34の移動方向と最大バルブリフト量の変化方向との関係を示す。
本実施形態においては、電子制御装置9による「最大バルブリフト量変更処理[2]」を通じて吸気バルブ21の最大バルブリフト量の変更が行われる。
・「リフト量変更開始判定処理[2]」(図22)。
・「第1可変動弁機構駆動処理[2]」(図23)。
・「第2可変動弁機構駆動処理[2]」(図24)。
本処理は、エンジン1の運転中、電子制御装置9を通じて所定の周期毎に実行される。
[ステップT200]「第1可変動弁機構駆動処理[2]」を開始する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも大きいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも大きくする必要があるとき)、ステップT220の処理へ移行する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも小さいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも小さくする必要があるとき)、ステップT230の処理へ移行する。
[ステップT310]最大バルブリフト量の目標値(目標リフト量LTRG)が現在の最大バルブリフト量(現在リフト量LNOW)よりも大きいか否かを判定する。なお、目標リフト量LTRG及び現在リフト量LNOWは、別途の処理を通じて算出される。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも大きいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも大きくする必要があるとき)、ステップT320の処理へ移行する。
・目標リフト量LTRGが現在リフト量LNOWよりも小さいとき(最大バルブリフト量を現在リフト量LNOWよりも小さくする必要があるとき)、ステップT330の処理へ移行する。
<実施形態の効果>
以上詳述したように、この第2実施形態にかかるV型エンジンの可変動弁機構によれば、先の第1実施形態による前記(1)及び(2)の効果に加えて以下に示すような効果が得られるようになる。
なお、上記第2実施形態は、これを適宜変更した、例えば次のような形態として実施することもできる。
その他、上記各実施形態に共通して変更することができる要素を以下に列挙する。
・上記各実施形態において、各可変動弁機構3A,3Bの構成は例示した構成に限られるものではない。要するに、コントロールシャフト34とともにスライダギア41を軸方向へ移動させることで、入力アーム42と出力アーム43とを相対回転させ、この相対回転を通じて吸気バルブ21の最大バルブリフト量を変更する構成であれば、可変動弁機構の構成は適宜変更可能である。
9…電子制御装置。
Claims (4)
- エンジンバルブと前記エンジンバルブを開閉するカムシャフトとを備えたV型エンジンに適用されて、第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とを備え、
前記第1可変動弁機構及び前記第2可変動弁機構は、軸方向へ移動可能なコントロールシャフトと、前記エンジンバルブをリフトさせるバルブリフト機構と、前記コントロールシャフトを軸方向へ変位させるアクチュエータとを備えて構成されるものであり、
前記バルブリフト機構は、前記コントロールシャフト上に設けられて前記コントロールシャフトと連動して軸方向へ移動可能なスライダギアと、前記スライダギア上に設けられて前記カムシャフトにより駆動される入力アームと、前記スライダギア上に設けられて前記エンジンバルブをリフトさせる出力アームとを備えて構成されるものであり、
前記コントロールシャフトの移動を通じて前記入力アームと前記出力アームとを相対回転させることで前記エンジンバルブの最大バルブリフト量を変更するV型エンジンの可変動弁機構であって、
前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、
前記コントロールシャフトに対する前記アクチュエータの取り付け位置を前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて反対側に設定し、
前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えた
ことを特徴とするV型エンジンの可変動弁機構。 - 第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とを含めて構成されたV型エンジンの可変動弁機構を備え、
前記第1可変動弁機構及び前記第2可変動弁機構は、軸方向へ移動可能なコントロールシャフトと、前記エンジンバルブをリフトさせるバルブリフト機構と、前記コントロールシャフトを軸方向へ変位させるアクチュエータとを備えて構成されるものであり、
前記バルブリフト機構は、前記コントロールシャフト上に設けられて前記コントロールシャフトと連動して軸方向へ移動可能なスライダギアと、前記スライダギア上に設けられて前記エンジンバルブのカムシャフトにより駆動される入力アームと、前記スライダギア上に設けられて前記エンジンバルブをリフトさせる出力アームとを備えて構成されるものであり、
前記コントロールシャフトの移動を通じて前記入力アームと前記出力アームとを相対回転させることで前記エンジンバルブの最大バルブリフト量を変更するV型エンジンであって、
前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、
前記第1可変動弁機構のアクチュエータと前記第2可変動弁機構のアクチュエータとについて、これらアクチュエータを前記V型エンジンの同じ側面に配置し、
前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えた
ことを特徴とするV型エンジン。 - アクチュエータを通じてコントロールシャフトとともにバルブリフト機構のスライダギアを変位させることでエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更するV型エンジンの可変動弁機構であって、
第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、
前記コントロールシャフトに対する前記アクチュエータの取り付け位置を前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて反対側に設定し、
前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えた
ことを特徴とするV型エンジンの可変動弁機構。 - 第1バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第1可変動弁機構と第2バンクのエンジンバルブの最大バルブリフト量を変更する第2可変動弁機構とを含めて構成されたV型エンジンの可変動弁機構を備え、これら各可変動弁機構がアクチュエータを通じてコントロールシャフトとともにバルブリフト機構のスライダギアを変位させることで最大バルブリフト量を変更するものであるV型エンジンにおいて、
前記第1可変動弁機構と前記第2可変動弁機構とにおいて同じ構造のコントロールシャフト及びバルブリフト機構を採用し、
前記第1可変動弁機構のアクチュエータと前記第2可変動弁機構のアクチュエータとについて、これらアクチュエータを前記V型エンジンの同じ側面に配置し、
前記V型エンジンの最大バルブリフト量の変更に際して、前記第1可変動弁機構のコントロールシャフトと前記第2可変動弁機構のコントロールシャフトとをそれぞれの可変動弁機構のアクチュエータを基準として反対方向へ変位させる制御手段を備えた
ことを特徴とするV型エンジン。
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