JP4236466B2 - 車輪速度の監視方法及び装置 - Google Patents
車輪速度の監視方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4236466B2 JP4236466B2 JP2002553130A JP2002553130A JP4236466B2 JP 4236466 B2 JP4236466 B2 JP 4236466B2 JP 2002553130 A JP2002553130 A JP 2002553130A JP 2002553130 A JP2002553130 A JP 2002553130A JP 4236466 B2 JP4236466 B2 JP 4236466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- speed
- slowest
- wheel speed
- registered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 4
- 241000510097 Megalonaias nervosa Species 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000013475 authorization Methods 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/88—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means
- B60T8/885—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration with failure responsive means, i.e. means for detecting and indicating faulty operation of the speed responsive control means using electrical circuitry
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P21/00—Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups
- G01P21/02—Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups of speedometers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T2270/00—Further aspects of brake control systems not otherwise provided for
- B60T2270/40—Failsafe aspects of brake control systems
- B60T2270/416—Wheel speed sensor failure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Description
発明の属する技術分野
本発明は、車輪速度を確定するステップと、最も早い車輪速度の車輪を確定するステップと、最も遅い車輪速度の車輪を確定するステップと、前記最も早い車輪速と前記最も遅い車輪速度との間の速度差を確定するステップと、前記速度差と閾値とを比較するステップとを含む車輪速度の監視方法に関する。本発明は更に、車輪速度の確定のための手段と、最も早い車輪速度の車輪の確定のための手段と、最も遅い車輪速度の車輪の確定のための手段と、前記最も早い車輪速と前記最も遅い車輪速度との間の速度差の確定のための手段と、前記速度差と閾値との比較のための手段とを備えた車輪速度の監視装置に関する。
【0002】
従来の技術
車両安全システム、例えば電子安定プログラム(ESP)では、回転数センサ信号は基本的な入力値である。回転数センサ信号から、追加センサ信号の助けを得て車輪速度が算出される。追加センサ信号によって、車輪速度を車両重心或いはリヤアクスル(後車軸)の中心と関係付けることが出来る。車両重心或いはリヤアクスルの中心と関係付けられた車輪速度は、例えばABS機能(アンチロック・システム)或いはASR機能(トラクション・コントロール=駆動スリップコントロール)等、数多くの機能のために正確に監視されるべきである。特に、ESPのASR部分のためには、車輪速度は極めて正確に監視されることが必要である。何故ならこれ等の機能のためには狭い制御開始閾値が用いられるからである。
【0003】
いずれの場合にも、例えば不適切な或いは欠陥のある歯車によって、或いは回転数センサの脱落又は大き過ぎる間隙によって発生することのあり得る、誤った信号を検知することが有利である。
【0004】
従来の技術によれば、車輪スリップの監視は、基準車両速度18〔km/h〕の上方で働く論理(ロジック)に基づいて行われる。20〔km/h〕の時には最も遅い車輪速度と最も早い車輪速度との間の速度差は、2〔km/h〕より大きくてはならない。この値は10%に相当する。100〔km/h〕の時には上記の速度差は、5〔km/h〕より大きくてはならない。この値は5%に相当する。18〔km/h〕から100〔km/h〕までの間で許される上記の速度差は、上記のパーセンテージに基づいて直線的に外挿或いは内挿される。100〔km/h〕の上方では、一つの車輪と他の3つの車輪との間のスリップ差は、それぞれ5%よりも大きくてはならない。
【0005】
速度差が上の限界値によって示された値よりも大きい場合には、エラーカウンタが増分される。定められた時間長さの後、例えば20秒後にエラーが検知される。
【0006】
既存の論理(ロジック)では、監視が最も遅い車輪速度と最も早い車輪速度だけに基づいて行われるということが問題である。従って、特に100〔km/h〕より下方の走行速度の場合、非平坦路面の上、或いは例えば深い雪の中では、エラー耐性(robustness)の問題が起こり得る。
【0007】
発明の利点
本発明は、上記の速度差が閾値よりも大きい時には、最も早い車輪速度の車輪が最も速い車輪として登録され且つ最も遅い車輪速度の車輪が最も遅い車輪として登録され、車輪速度が変化して、別の車輪が最も早い車輪となりおよび/または別の車輪が最も遅い車輪となった場合には、当該の最も早い車輪が登録され且つ最も遅い車輪が登録され、登録された値と実際の値から論理的状態が求められることによって、上記の類概念による方法に基づいている。この論理は、監視のエラー耐性を向上させる。何故なら、監視は単に最も遅い車輪速度と最も早い車輪速度だけに基づいて行われるのではないからである。それに加えて、最も遅い車輪或いは最も早い車輪の交代が行われたか否かということが登録される。起こり得る異なるケースに基づいて、起こり得る論理的組み合わせのために対応する状態を求めることが出来る。次いでその様な状態に基づいて、エラーを起している車輪の数を推定することが出来る。更に、エラーがあるかどうか、又どの様なエラーがあるかに応じて、エラーカウンタを増分或いは減分させることが出来る。
【0008】
最も遅い車輪および/または最も早い車輪が2回以上交代した時には、状態0であると認定されるのが好ましい。監視の際に最も遅い車輪および/または最も早い車輪が2回以上交代した場合には、非平坦路面を持つ特殊な走行区間(“洗濯板状路面”)で起こる様な、めったに有りそうにも無い状況が起こっている。状態0に相当する様な状況の際には、常に、実際にエラーが発生しているのではないと推論されることが起こり得る。
【0009】
最も遅い車輪だけが交代しなかったか或いは最も早い車輪だけが交代しなかった時には、状態1であると認定されるのが好ましい。従って、最も遅い車輪或いは最も早い車輪がそれまで常に同じ車輪であったという場合には、このことはそれぞれ個々の車輪が故障を起しているということを示唆している。
【0010】
最も遅い車輪が一回だけ交代し且つ最も早い車輪が一回だけ交代した場合には、状態2であると認定されることが好ましい。従って、状態2の場合には恐らく二つの車輪に故障が生じている。
【0011】
更に、最も遅い車輪が交代しなかった時且つ最も早い車輪が交代しなかった時には、状態3であると認定されるのが好ましい。この様な状態の場合には、一つ又は二つの車輪に故障が生じていると推論される。
【0012】
状態0の際には、エラーカウンタが減分されることが有利である。何故なら、状態0の際にはエラーであると推論されない(偶然に、状態0の認定の際に同時にエラーが発生しているということは有り得るとしても)ので、エラーカウンタが減分されるからである。エラーカウンタのこの減分に基づいてエラーカウンタが再び0にセットされると、登録された車輪は消去される。従って、車輪の論理が改めて初期化される。
【0013】
状態1及び状態3の時には、エラーカウンタは、2だけ増分されるのが好ましい。これによって、定められた時間間隔の後に、例えば20秒後に、エラーが認定される様にすることが出来る。
【0014】
状態2の場合には、エラーカウンタが1だけ増分されることが好ましい。これによって、状態2の場合には、例えば40秒後にエラーが認定される様にすることが出来る。
【0015】
車輪速度は回転数センサ信号と追加センサ信号から確定されるということが有用である。これ等の信号の組み合わせによって、監視のために特に適している、車両重心或いはリヤアクスル(後車軸)の中心と関係付けられた車輪速度を確定することが可能となる。
【0016】
本発明に基づく方法は、特に、速度差と相対閾値との比較が行われるという点で有利である。例えば、相対閾値は、20〔km/h〕から100〔km/h〕までの速度領域全体にわたって、5%とすることが出来る。
【0017】
しかしながら、或る速度閾値の下側では、速度差を絶対閾値と比較することも可能である。その下側では、一定の値を用いて処理が行われるというこの速度閾値は、例えば40〔km/h〕とすることが出来、その際には、最も遅い車輪と最も早い車輪との間の、例えば2〔km/h〕という速度差閾値が、本発明に基づく車輪論理を用いた監視が導入される基準となる。
【0018】
本発明は、上記の速度差が閾値よりも大きい時には、最も早い車輪速度の車輪が最も速い車輪として登録され且つ最も遅い車輪速度の車輪が最も遅い車輪として登録され、車輪速度が変化して、別の車輪が最も早い車輪となりおよび/または別の車輪が最も遅い車輪となった場合には、当該の最も早い車輪が登録されおよび/または最も遅い車輪が登録され、登録された値と実際の値から論理的状態が求められるということによって、上記の類概念による装置に基づいている。この装置によって、本発明に基づく方法の利点が具体化される。
【0019】
本発明は、車輪論理の導入によって改良された耐性を持つ監視を行うことが出来るという知見をその基礎としている。このことは、特に、特殊区間(“洗濯板状路面”)の、或いは、例えば深い雪の中等の、その他の特別な路面条件の場合におけるスリップコントロールの監視に対して当てはまる。
【0020】
本発明が、好ましい実施例に関する添付の図面に基づいて例示として説明される。
実施例の説明
図1は、本発明の説明のための流れ図である。処理ステップの表示のための記号の意味は、それぞれ次の通りである。
【0021】
S01:車輪速度の確定。
S02:最も早い車輪速度を持つ車輪の確定。
S03:最も遅い車輪速度を持つ車輪の確定。
【0022】
S04:最も早い車輪速度と最も遅い車輪速度との間の速度差の確定。
S05:速度差が閾値よりも大きいか?
S06:車輪論理起動せず。
【0023】
S07:最も早い車輪速度を持つ車輪の登録。
S08:最も遅い車輪速度を持つ車輪の登録。
S09:最も早い車輪速度を持つ車輪が交代する場合:最も早い車輪速度を持
つ車輪の登録。
【0024】
S10:最も遅い車輪速度を持つ車輪が交代する場合:最も遅い車輪速度を持
つ車輪の登録。
S11:最も早い車輪速度を持つ車輪及び(AND)最も遅い車輪速度を持つ
車輪がそれまで常に同じであるか?
S12:状態3の認定。
【0025】
S13:エラーカウンタを2だけ増分する。
S14:最も早い車輪速度を持つ車輪或いは(OR)最も遅い車輪速度を持つ
車輪がそれまで常に同じであるか?
S15:状態1の認定。
【0026】
S16:エラーカウンタが2だけ増分される。
S17:最も遅い車輪速度を持つ車輪が1回交代し且つ(AND)最も早い車
輪速度を持つ車輪が1回交代したか?
S18:状態2の認定。
【0027】
S19:エラーカウンタが1だけ増分される。
S20:状態0の認定。
S21:エラーカウンタが減分される。
ステップS01では、車両の車輪の車輪速度が確定される。車輪速度は、回転数センサ信号から追加センサ信号を考慮して求めることが出来るので、最終的に、車両重心或いはリヤアクスルの中心と関係付けられた車輪速度が確定される。
【0028】
ステップS02では、最も早い車輪速度を持つ車輪が確定される。ステップS03では、最も遅い車輪速度を持つ車輪が確定される。ステップS02とステップS03との順序は任意である。
【0029】
次いで、ステップS04では、最も早い車輪速度と最も遅い車輪速度との間の速度差が確定される。
ステップS05では、ステップS04で確定された速度差が前もって定められている閾値よりも大きいか否かが調べられる。例えば、20〔km/h〕から100〔km/h〕までの間の速度領域内では、相対速度差がオーバーされていないかどうか、例えば、最も早い車輪速度を持つ車輪の速度と最も遅い車輪速度を持つ車輪の速度が最大車輪速度に対して互いに5%以上ずれていないかどうか、を監視することが出来る。調節可能な速度閾値の下側、例えば40〔km/h〕以下では、最も速い車輪と最も遅い車輪との間の絶対速度差を、例えば2〔km/h〕の閾値を用いて監視することが出来る。
【0030】
閾値をオーバーしていない場合には、車輪論理の起動は行われない(ステップS06)。
これに対して、速度差が閾値よりも大きい場合に、ステップS07で、最も早い車輪速度を持つ車輪が登録される。ステップS08では、最も遅い車輪速度を持つ車輪が登録される。ここでも、ステップS07とステップS08との順序は任意である。
【0031】
最も早い車輪速度を持つ車輪が交代すると、即ち別の車輪が最も早い車輪速度を持つ様になった場合に、この車輪がステップS09で登録される。同様に最も遅い車輪速度を持つ車輪が交代すると、即ち別の車輪が最も遅い車輪速度を持つ様になった場合に、この車輪がステップS10で登録される。ステップS09とステップS10との順序は任意である。
【0032】
ステップS11では、本発明に基づく車輪論理の枠組みの中で、最も早い車輪速度を持つ車輪と最も遅い車輪速度を持つ車輪がそれまで常に同じであったか否かがチェックされる。この質問に対する答えが“肯定(Y)”であった場合に、即ち最も遅い車輪速度を持つ車輪の交代も最も早い車輪速度を持つ車輪の交代も行われなかったという場合に、ステップS12で、論理状態3であることが認定される。ステップS13では、エラーカウンタが2だけ増分される。
【0033】
ステップS11の質問に対する答えが“否定(N)”であった場合に、ステップS14で、最も早い車輪速度を持つ車輪或いは最も遅い車輪速度を持つ車輪がそれまで常に同じであったか否かがチェックされる。この質問に対する答えが“肯定(Y)”であった場合に、即ち最も早い車輪速度を持つ車輪或いは最も遅い車輪速度を持つ車輪の中の正に一つだけが交代しなかったという場合に、ステップS15で、論理状態1であることが認定される。ステップS16でも、エラーカウンタが2だけ増分される。
【0034】
ステップS14の質問に対する答えが“否定(N)”であった場合に、ステップS17で、最も遅い車輪速度を持つ車輪の一回の交代が行われたかどうか且つ最も早い車輪速度を持つ車輪の一回の交代が行われたか否かがチェックされる。この質問に対する答えが“肯定(Y)”であった場合に、ステップS18で、論理状態2であることが認定され、ステップS19で、エラーカウンタが1だけ増分される。
【0035】
ステップS17の質問に対する答えが“否定(N)”であった場合に、ステップS20で、状態0が認定される。この状態0は、特殊な走行区間(“洗濯板状路面”)で起こる様な、めったに有りそうにも無い状況を意味している。状態0の場合には、エラーであるとは推定されない。ステップS21で、エラーカウンタが減分される。
【0036】
状態1であることが認定された場合には、一つの車輪にエラーが生じていると思われる。状態2の場合には、二つの車輪にエラーが生じていると思われ、状態3の場合には一つ或いは二つの車輪にエラーが生じていると推定することが出来る。一定の時間長さ、例えば状態1の場合には20秒後、状態2の場合には30或いは40秒後に、エラーが認定される。これに対して、状態0が認定され且つこれによってエラーカウンタが減分された場合に、エラーカウンタが再びゼロとなった時に、記憶されていた車輪指標が消去される。車輪論理は改めて初期化される。
【0037】
本発明に基づく実施例についての以上の説明は、専ら説明の目的にのみ用いられており、本発明の限定を目的としているものではない。本発明の枠組みの中で、本発明並びにその等価物の範囲を外れること無しに、様々な変更及び修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための流れ図である。
Claims (7)
- 車輪速度を確定するステップ(S01)、
最も早い車輪速度の車輪を確定するステップ(S02)、
最も遅い車輪速度の車輪を確定するステップ(S03)、
前記最も早い車輪速と前記最も遅い車輪速度との間の速度差を確定するステップ(S04)、及び
前記速度差と閾値とを比較するステップ(S05)、
を含む車輪速度の監視方法において、
前記速度差が前記閾値よりも大きい時には、
最も早い車輪速度の車輪が最も速い車輪として登録され(S07)、且つ最も遅い車輪速度の車輪が最も遅い車輪として登録され(S08)、
車輪速度が変化して、別の車輪が最も早い車輪となり、および/または別の車輪が最も遅い車輪となった場合に、当該の最も早い車輪が登録され(S09)且つ最も遅い車輪が登録され(S10)、及び、
登録された値と前記車輪速度を確定するステップで確定した車輪速度とから故障の状態を求められ(S11−S21)、この際、最も遅い車輪および/または最も早い車輪が二度以上交代した場合に、故障が生じていないと推論される状態である状態0と認定される(S20)
ことを特徴とする車輪速度の監視方法。 - 車輪速度を確定するステップ(S01)、
最も早い車輪速度の車輪を確定するステップ(S02)、
最も遅い車輪速度の車輪を確定するステップ(S03)、
前記最も早い車輪速と前記最も遅い車輪速度との間の速度差を確定するステップ(S04)、及び
前記速度差と閾値とを比較するステップ(S05)、
を含む車輪速度の監視方法において、
前記速度差が前記閾値よりも大きい時には、
最も早い車輪速度の車輪が最も速い車輪として登録され(S07)、且つ最も遅い車輪速度の車輪が最も遅い車輪として登録され(S08)、
車輪速度が変化して、別の車輪が最も早い車輪となり、および/または別の車輪が最も遅い車輪となった場合に、当該の最も早い車輪が登録され(S09)且つ最も遅い車輪が登録され(S10)、及び、
登録された値と前記車輪速度を確定するステップで確定した車輪速度とから故障の状態が求められ(S11−S21)、この際、最も遅い車輪だけが交代しなかった場合、或いは最も早い車輪だけが交代しなかった場合に、一つの車輪が故障していると推論される状態である状態1と認定される(S15)
ことを特徴とする車輪速度の監視方法。 - 前記車輪速度が、回転数センサ信号と追加センサ信号から確定される(S01)ことを特徴とする請求項1または2に記載の車輪速度の監視方法。
- 前記速度差の比較が相対閾値を用いて行われる(S05)ことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車輪速度の監視方法。
- 速度閾値の下側では、前記速度差の比較が絶対閾値を用いて行われる(S05)ことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の車輪速度の監視方法。
- 車輪速度の確定のための手段、
最も早い車輪速度の車輪の確定のための手段、
最も遅い車輪速度の車輪の確定のための手段、
前記最も早い車輪速と前記最も遅い車輪速度との間の速度差の確定のための手段、及び
前記速度差と閾値との比較のための手段、
を備えた車輪速度の監視装置において、
前記速度差が前記閾値よりも大きい時には、
最も早い車輪速度の車輪が最も速い車輪として登録され、且つ最も遅い車輪速度の車輪が最も遅い車輪として登録され、
車輪速度が変化して、別の車輪が最も早い車輪となり、および/または別の車輪が最も遅い車輪となった場合に、当該の最も早い車輪が登録され且つ最も遅い車輪が登録され、及び、
登録された値と前記車輪速度の確定のための手段で確定した車輪速度とから故障の状態が求められ、この際、最も遅い車輪および/または最も早い車輪が二度以上交代した場合に、故障が生じていないと推論される状態である状態0と認定される(S20)
ことを特徴とする車輪速度の監視装置。 - 車輪速度の確定のための手段、
最も早い車輪速度の車輪の確定のための手段、
最も遅い車輪速度の車輪の確定のための手段、
前記最も早い車輪速と前記最も遅い車輪速度との間の速度差の確定のための手段、及び
前記速度差と閾値との比較のための手段、
を備えた車輪速度の監視装置において、
前記速度差が前記閾値よりも大きい時には、
最も早い車輪速度の車輪が最も速い車輪として登録され、且つ最も遅い車輪速度の車輪が最も遅い車輪として登録され、
車輪速度が変化して、別の車輪が最も早い車輪となり、および/または別の車輪が最も遅い車輪となった場合に、当該の最も早い車輪が登録され且つ最も遅い車輪が登録され、及び、
登録された値と前記車輪速度の確定のための手段で確定した車輪速度とから故障の状態が求められ、この際、最も遅い車輪だけが交代しなかった場合、或いは最も早い車輪だけが交代しなかった場合に、一つの車輪が故障していると推論される状態である状態1と認定される(S15)
ことを特徴とする車輪速度の監視装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10064503A DE10064503B4 (de) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | Verfahren und Vorrichtung zum Überwachen von Radgeschwindigkeiten |
PCT/DE2001/004698 WO2002052282A1 (de) | 2000-12-22 | 2001-12-13 | Verfahren und vorrichtung zum überwachen von radgeschwindigkeiten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004516190A JP2004516190A (ja) | 2004-06-03 |
JP4236466B2 true JP4236466B2 (ja) | 2009-03-11 |
Family
ID=7668614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002553130A Expired - Lifetime JP4236466B2 (ja) | 2000-12-22 | 2001-12-13 | 車輪速度の監視方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6691060B2 (ja) |
EP (1) | EP1348131A1 (ja) |
JP (1) | JP4236466B2 (ja) |
DE (1) | DE10064503B4 (ja) |
WO (1) | WO2002052282A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10155228A1 (de) * | 2001-11-09 | 2003-05-22 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von Fehlerverdacht |
WO2005119210A1 (ja) * | 2004-06-04 | 2005-12-15 | Kyushu University, National University Corporation | 光増幅素子を搭載した検査チップ |
US8401730B2 (en) * | 2009-08-24 | 2013-03-19 | Robert Bosch Llc | Good checking for vehicle lateral acceleration sensor |
US8935037B2 (en) * | 2009-08-24 | 2015-01-13 | Robert Bosch Gmbh | Good checking for vehicle steering angle sensor |
US8494708B2 (en) * | 2009-08-24 | 2013-07-23 | Robert Bosch Gmbh | Good checking for vehicle yaw rate sensor |
US8754764B2 (en) * | 2009-08-24 | 2014-06-17 | Robert Bosch Gmbh | Good checking for vehicle pressure sensor |
US8738219B2 (en) * | 2009-08-24 | 2014-05-27 | Robert Bosch Gmbh | Good checking for vehicle longitudinal acceleration sensor |
US8467929B2 (en) * | 2009-08-24 | 2013-06-18 | Robert Bosch Gmbh | Good checking for vehicle wheel speed sensors |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2205432B1 (ja) | 1972-11-03 | 1975-11-07 | Dba | |
JP2649712B2 (ja) * | 1988-10-22 | 1997-09-03 | 住友電気工業株式会社 | アンチロック制御装置 |
DE4122484A1 (de) | 1991-07-06 | 1993-01-07 | Teves Gmbh Alfred | Schaltungsanordnung zur erkennung von radsensordefekten |
DE19521411C2 (de) * | 1995-06-14 | 1997-12-11 | Mannesmann Vdo Ag | Verfahren und Anordnung zur Bestimmung der Geschwindigkeit eines Fahrzeuges |
DE19536058A1 (de) * | 1995-09-28 | 1997-04-03 | Teves Gmbh Alfred | Verbesserung des Regelverhaltens einer blockiergeschützten Bremsanlage |
DE19628973A1 (de) * | 1996-07-18 | 1998-01-22 | Teves Gmbh Alfred | Verfahren zur Verbesserung des Regelverhaltens eines Antiblockiersystems |
DE19713253A1 (de) * | 1997-03-29 | 1998-10-01 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung einer die Fahrzeuggeschwindigkeit beschreibenden Größe |
DE19853380B4 (de) * | 1998-07-09 | 2010-08-05 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Verfahren und Vorrichtung zum Erkennen und Korrigieren einer zu ungenauen Fahrzeugreferenzgeschwindigkeit |
-
2000
- 2000-12-22 DE DE10064503A patent/DE10064503B4/de not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-12-13 JP JP2002553130A patent/JP4236466B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-13 EP EP01990301A patent/EP1348131A1/de not_active Withdrawn
- 2001-12-13 US US10/204,832 patent/US6691060B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-12-13 WO PCT/DE2001/004698 patent/WO2002052282A1/de not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10064503A1 (de) | 2002-07-04 |
EP1348131A1 (de) | 2003-10-01 |
US6691060B2 (en) | 2004-02-10 |
US20030149540A1 (en) | 2003-08-07 |
WO2002052282A1 (de) | 2002-07-04 |
DE10064503B4 (de) | 2009-09-17 |
JP2004516190A (ja) | 2004-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6356188B1 (en) | Wheel lift identification for an automotive vehicle | |
JPS6299251A (ja) | 車両用駆動スリップ制御方法 | |
US5797109A (en) | Method for determining the gradient of a roadway | |
EP0724974B1 (en) | Tire pressure drop alarm device | |
JP3409389B2 (ja) | 路面摩擦係数推定装置 | |
JP3662118B2 (ja) | 車輌の加減速度演算方法 | |
JPH08258684A (ja) | 自動車用abs制御装置およびまたはasc制御装置 | |
JP4236466B2 (ja) | 車輪速度の監視方法及び装置 | |
JP3515040B2 (ja) | 路面摩擦係数判定方法 | |
JP2003063375A (ja) | 車体加速度センサの出力固着故障検出方法、及び車体加速度センサの出力固着故障検出装置 | |
JPH1073609A (ja) | 回転速度センサのエラーの検出方法および装置 | |
JP3535076B2 (ja) | 路面摩擦係数判定装置および方法 | |
US20020108797A1 (en) | Method and apparatus for monitoring wheel speeds | |
JP2002079928A (ja) | レーン・チェンジを検出する方法及び装置 | |
JP4304079B2 (ja) | 全輪駆動装置を備えた車両の山道走行を決定する方法 | |
JP4660042B2 (ja) | 補正値テーブル作成、検査変数決定および車輪タイヤ圧力低下識別のための方法 | |
JP3822660B2 (ja) | 回転数センサの監視方法および装置 | |
JP2003519587A (ja) | 妥当性検査を行う、自動車のタイヤの圧力低下の検出方法と装置 | |
JP4755716B2 (ja) | 車両長手方向の瞬時速度を求めるための方法と装置 | |
JP6182399B2 (ja) | 車両用ブレーキ液圧制御装置 | |
JP2005522368A5 (ja) | ||
JPH1120428A (ja) | 車輌のタイヤ空気圧推定装置 | |
KR100639896B1 (ko) | 자동차의 휠 속도에 대한 기준 변수를 결정하기 위한 방법 및 장치 | |
JPH03500635A (ja) | 回転速度センサの機能性を監視する方法 | |
JP3428620B2 (ja) | 路面摩擦係数判定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4236466 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |