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JP4227362B2 - 基板搬送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置に使用されるガラス基板を、基板搬送方向に所定間隔で多数配置された搬送ローラと、搬送ローラに押さえローラが組み合わされ基板の搬送方向全長(以下、単に全長という)より短い間隔で配置されたダブルローラとを用いた基板搬送ラインにより搬送する基板搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置に使用されるガラス基板は、素材であるガラス基板の表面に成膜した材料のエッチングやエッチングの際に使用されるマスキング材の剥離といった各種の化学的処理を繰り返し施すことにより製造される。その処理設備はドライ式とウェット式に大別され、ウェット式はバッチ式と枚葉式に分けられる。そして、枚葉式の基板処理設備は更に回転式と搬送式とに細分される。
【0003】
これらの基板処理設備のうち、搬送式のものは、搬送ラインに沿って多数配設された搬送ローラにより基板を水平方向へ搬送しながら、その基板の表面に処理液を供給する基本構成になっており、高効率なことから以前よりエッチング処理や剥離処理に使用されている。
【0004】
エッチング処理に使用される搬送式基板設備では、通常、所定間隔で配設された多数個の搬送ローラによりI型、L型、U型等の基板搬送ラインが構成される。また、その基板搬送ラインに沿って受け入れ部、液よけ部、エッチング部、水洗部、乾燥部及び取り出し部が順番に配置される。搬送ローラによる基板搬送では、基板にスリップが生じるおそれがあるため、所定数に1個の割合で搬送ローラに押さえローラが組み合わされ、ダブルローラ(ピンチローラ)が構成される。このダブルローラを基板の全長より小さいピッチで配置することにより、基板は常に1以上のダブルローラに挟まれ、搬送されることにより、そのスリップが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
搬送式基板処理設備では、ダブルローラを基板の全長より小さいピッチで配置することにより、基板のスリップが防止されることは上述した。しかしながら、その設備の入口及び出口に設けられる基板受け入れ部及び基板取り出し部では、基板の全長より小さいピッチでダブルローラを配置することができない。
【0006】
なぜなら、基板受け入れ部では、基板をロボットハンドで搬送ラインに載せる関係から、基板の全長より小さい領域にダブルローラを設けることができないからである。基板の全長より小さい領域にダブルローラを設けると、上ローラである押さえローラが、基板を搬送ラインに載せる操作の障害になるのである。同様に、基板取り出し部では、基板をロボットハンドで搬送ラインから持ち上げる必要性のため、基板の全長より小さい領域にダブルローラを設けることができない。
【0007】
このような設備上の制約のため、特に基板受け入れ部で基板のスリップが発生しやすい。なぜなら、搬送ラインに載置された基板は、搬送ローラにより速度0から所定速度へ一気に加速されるため、最初のダブルローラまでの間に基板がスリップを始めるのである。基板が一旦スリップを始めると搬送開始が遅れ、後続の基板と干渉するため、ライン停止を余儀なくされる。このスリップを防止するために、基板受け入れ部で基板の加速度が小さくなるように搬送ローラを速度制御することは有効である。しかし、加速度の低下は、基板の処理サイクル(タクト時間)を長くし、能率低下を招く結果になる。
【0008】
また、同様の理由により、基板取り出し部でも基板のスリップが発生するおそれがある。
【0009】
本発明の目的は、スリップが生じやすい基板受け入れ部において、基板の処理サイクルを長くすることなく、そのスリップを確実に防止でき、これにより基板の安定搬送を可能にする基板送り機構、及びこの基板送り機構を備えた基板の安定搬送が可能な基板搬送方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の基板搬送方法は、液晶表示装置に使用されるガラス基板を、基板搬送方向に所定間隔で多数配置された搬送ローラと、搬送ローラに押さえローラが組み合わされ基板の全長より短い間隔で配置されたダブルローラとを用いた基板搬送ラインにより搬送する基板搬送方法において、前記基板搬送ラインの基板受け入れ部に、搬送ローラに代えて、基板を搬送方向へ移動自在に支持する複数のフリーローラを配置すると共に、前記フリーローラによって支持された基板を搬送方向へ直進駆動するべく基板を押圧する基板プッシャーを基板搬送ラインの下方に配置し、前記基板受け入れ部に搬入された基板を、その先端部が前記基板搬送ラインの最上流部に配置されたダブルローラに噛み込まれるまで前記基板プッシャーにより前進させるものである
【0011】
(削除)
【0012】
前記基板プッシャーの駆動源としては、装置構造を簡略化する点から、シリンダー又はボールねじが好ましく、シリンダーが特に好ましい。
【0013】
前記基板プッシャーは、駆動源により基板搬送ラインの下方を当該ラインに沿って直進駆動されるヘッダーと、該ヘッダーに装備され、基板の搬送方向後端を搬送方向に押圧するべく当該後端に係合すると共に、前記ヘッダーの上方を基板が通過し得るように基板搬送ラインの下方に退避する進退式の基板係合部とを有する構成が好ましい。基板係合部の進退により、駆動源を含めたプッシャー全体を昇降させずとも、プッシャー上の基板通過が可能になり、装置構成が簡略化される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態を説明するための搬送式基板処理設備の平面図、図2は同搬送式基板処理設備における基板受け入れ部の平面図、図3は同基板受け入れ部の側面図、図4は図2中のA−A線矢示図である。
【0015】
本実施形態の基板搬送方法に使用される搬送式基板処理設備は、液晶表示装置用ガラス基板にエッチング処理を行う設備である。この基板処理設備は、図1に示すように、直線状の第1ラインAと、第1ラインAに直角に接続された第2ラインBと、第2ラインBに直角に接続されて第1ラインAに並列する第3ラインCとを組み合わせたUターン形式のレイアウトを採用している。
【0016】
第1ラインAは、基板受け入れ部10、液避け部20及びエッチング部30を直線状に連結して構成されている。エッチング部30は、入口部にエッチング液を膜状に供給する液カーテン用のスリットノズル31、その下流側にエッチング液をシャワー状に供給するシャワーユニット32、その下流側にエッチング液を膜状に供給する液カーテン用の複数のスリットノズル33、出口部に液切り用のスリットノズル34を装備している。
【0017】
第2ラインBは水洗部40であり、基板100の表面に洗浄水を散布する複数のシャワーユニット41を装備している。第3ラインCは、水洗部50、ファイナルリンス部60、乾燥部70及び基板取り出し部80を直線状に連結して構成されている。水洗部50及びファイナルリンス部60は、基板100の表面に洗浄水を散布するシャワーユニット51及び61をそれぞれを装備している。乾燥部70は液切り用の傾斜したスリットノズル71を装備している。
【0018】
第1ラインAには、基板搬送機構として、入口部の基板受け入れ部10を除き、多数の搬送ローラが設けられている。多数の搬送ローラは、基板搬送方向に所定間隔で配列されており、特定数のモータにより同期駆動される。各搬送ローラは、駆動軸と、駆動軸に所定間隔で取付けられて基板を板幅方向の複数箇所で支持する複数のローラ本体とを備えており、両端のローラ本体は、基板の両エッジ部の位置決め機能を兼備する鍔付きローラである。そして、所定数に1個の割合で搬送ローラに押さえローラが組み合わされてダブルローラが構成されている。押さえローラは、下側の搬送ローラと同期して駆動される駆動軸と、両方の鍔付きローラに対応するように駆動軸に取付けられた1対のローラ本体を備えている。
【0019】
第1ラインAの基板受け入れ部10には、後述するプッシャー式の基板送り機構が設けられている。
【0020】
同様に、第2ラインBにも、入口部及び出口部を除き、多数の搬送ローラが設けられると共に、所定数に1個の割合で搬送ローラに押さえローラが組み合わされてダブルローラが構成されている。第2ラインBの入口部及び出口部には、基板100の搬送方向を90度変更する直角移載機構42及び43がそれぞれ設けられている。
【0021】
更に、第3ラインCにも、出口部の基板取り出し部80を除き、多数の搬送ローラが設けられており、所定数に1個の割合で搬送ローラに押さえローラが組み合わされてダブルローラが構成されている。出口部の基板取り出し部80にも、後述するプッシャー式の基板送り機構が設けられている。
【0022】
エッチング処理を受ける基板100は、ロボットハンド90Aにより基板受け入れ部10に搬入される。その基板100は、基板受け入れ部10に設けられたプッシャー式の基板送り機構により、基板受け入れ部10内の出口部に設けられた最初のダブルローラに先端部が噛み込まれるまで搬送される。その後は、ローラ搬送により、基板受け入れ部10から液よけ部20を経てエッチング部30に搬送され、エッチング部30を通過する間にエッチング処理を受ける。
【0023】
エッチング部30を通過した基板100は、引き続きローラ搬送により、水洗部40に進入し、進行方向を90度変更して水洗部40を移動し、更に進行方向を90度変更して別の水洗部50を移動し、その間に水洗処理を受ける。水洗部50を出た基板100は、ファイナルリンス部60を経て乾燥部70へ搬送される。乾燥部70で乾燥を終えた基板100は、基板取り出し部80へ搬出され、基板取り出し部80に設けられたプッシャー式の基板送り機構により、ロボットハンド90Bによる取り出し位置まで搬送され、そのロボットハンド90Bにより設備外へ搬出される。
【0024】
基板受け入れ部10に設けられたプッシャー式の基板送り機構は、図2及び図3に示すように、基板100の搬送方向及び搬送方向に直角な水平方向に配列された多数のフリーローラ110と、これらフリーローラ110の下方に設けられたプッシャー120とを備えている。
【0025】
多数のフリーローラ110は、基板100の搬送方向に直角な水平方向に所定間隔で配設され、それぞが基板100の搬送方向に延びる縦長の支持体111により所定数ずつ支持されている。より具体的には、所定数のフリーローラ110が、支持軸を基板100の搬送方向に直角な水平方向に向け、基板100の搬送方向に所定間隔で支持体111に回転自在に取付けられている。
【0026】
プッシャー120は、多数のフリーローラ110による基板支持ラインの中央部に設置されている。このプッシャー120は、基板100の搬送方向後方を向けて配置されたシリンダー型の駆動源121と、駆動源121のピストンロッド先端に取付けられたヘッダー122とを有している。
【0027】
ヘッダー122は、基板100の搬送方向に直角な水平アームであり、その中央部が駆動源121のピストンロッド先端に結合されている。ヘッダー122の両端部には、上方へピン状に突出する一対の基板係止部123が取付けられている。一対の基板係止部123は、ロボットハンド90Aにより基板受け入れ部10内の定位置に搬入された基板100の搬送方向後端に後方から当接するように、基板100の横幅より小さい間隔で配置され、且つ多数のフリーローラ110による基板支持ラインの上方に突出している。
【0028】
そして、上記一対の基板係止部123は、駆動源121のピストンロッドが基板100の搬送方向後方へ進出した状態で、上記定位置の後方に位置し、駆動源121のピストンロッドが、この状態から基板100の搬送方向前方へ退入することにより、基板100の搬送方向に前進して、該基板100を前方へ押圧搬送する。
【0029】
多数のフリーローラ110の下流側、即ち基板受け入れ部10の出口部には、ダブルローラ130が配置されている。ダブルローラ130は、液よけ部20に設けられた搬送ローラ21と共に、ローラ式の基板搬送ラインを構成している。換言すれば、ダブルローラ130は、ローラ式基板搬送ラインの最上流に位置している。
【0030】
このダブルローラ130は、図4に示すように、下ローラ131とその上方に組み合わされた上ローラ132とからなる。下ローラ131は、基板搬送ラインの両側に分離して配置された一対の駆動軸131aと、各駆動軸131aの先端部に取付けられた鍔状のローラ本体131bとを有している。一対の駆動軸131aは、一方が駆動機構133により直接に回転駆動され、他方が後述する駆動軸132aを介して回転駆動される。鍔状のローラ本体131bは、基板100のエッジ部に係合して、その支持及び位置決めを行う。
【0031】
上ローラ132は、基板搬送ラインを交差して設けられた駆動軸132aと、駆動軸132aの2位置に取付けられた一対のローラ本体132bとを有している。駆動軸132aは、一対の駆動軸131aの動力伝達軸を兼ねるべく、各駆動軸131aに歯車を介して連結されている。ローラ本体132bは、下方のローラ本体131bに対応しており、該ローラ本体131bとの間に基板100のエッジ部を挟んで、基板100を搬送方向に推進駆動する。
【0032】
そして、前記一対の基板係止部123は、基板100の搬送方向前端部がダブルローラ130に噛み込む位置まで前進する。なお、駆動機構133は、搬送ローラ21の駆動機構も兼ねている。
【0033】
次に、基板受け入れ部10に設けられたプッシャー式の基板送り機構の機能について説明する。
【0034】
処理すべき基板100がロボットハンド90Aにより基板受け入れ部10に搬入されるとき、駆動源121のピストンロッドが基板100の搬送方向後方へ進出し、一対の基板係止部123は基板搬入位置より上流側に退避する。この状態で、基板100がロボットハンド90Aにより基板受け入れ部10内の定位置に搬入される。搬入された基板100は、多数のフリーローラ110により搬送方向に移動自在に支持される。
【0035】
ここで、ロボットハンド90Aは、基板100の搬送方向に延びる両側一対のアーム部91で基板100を支持する。多数のフリーローラ110を支持する複数の支持体111は、基板100の搬送方向に延び、その搬送方向に直角な方向に配列されることにより、隣接する支持体111の間に上記アーム部91を収容して、ロボットハンド90Aとの干渉を回避する構成になっている。
【0036】
基板100の搬入が終わると、駆動源121のピストンロッドが基板100の搬送方向前方へ退入する。これにより、基板100は一対の基板係止部123により搬送方向後方から押圧され、先端部がダブルローラ130に噛み込む位置まで前進する。ダブルローラ130に噛み込まれた基板100は、スリップすることなくローラ搬送される。基板100の噛み込みが終わり、ローラ搬送が始まると、一対の基板係止部123は次の基板100に備えて元の退避位置に戻る。
【0037】
これを繰り返すことにより、基板受け入れ部10に搬入される基板100は、ロボットハンド90Aによる基板移載のために基板100の全長以上の領域でダブルローラが排除されているにもかかわらず、スリップを生じることなく順次確実に、しかも短いサイクルでこの領域を進行し、下流側へ送り出される。
【0038】
基板取り出し部80にも同様のプッシャー式の基板送り機構が設けられていることにより、基板取り出し部80での基板100のスリップが防止される。その結果、次々と基板受け取り部80にローラ搬送される基板100が、基板受け取り部80内のロボットハンド90Bによる受け取り位置まで順次確実に、しかも短いサイクルで搬送される。
【0039】
ちなみに、基板取り出し部80に設けられた基板送り機構では、入口部にダブルローラが設けられており、その下流側にフリーローラとプッシャーとが設けられている。基板100は、後端部がダブルローラに到達した段階で一時停止する。プッシャーは、駆動源のピストンロッドが基板100の搬送方向後方へ進出した状態で、一対の基板係止部が上記一時停止位置の後方に位置し、基板100を待ち受ける。基板100が一時停止位置に到達すると、駆動源のピストンロッドが基板100の搬送方向前方へ退入する。これにより、一対の基板係止部が基板100の搬送方向に前進して、該基板100をロボットハンド90Bによる受け取り位置まで押圧搬送する。
【0040】
ここにおける一対の基板係止部は昇降駆動され、下降位置で基板搬送ラインの下方に退入して上方を基板100が通過するのを許容し、上昇位置で基板搬送ラインの上方に進出して基板100の後端を押圧する状態になる。また、ダブルローラの下ローラは前述したとおり基板搬送ラインの両側に分離して配置されていることにより、上昇状態で前進する基板係止部を妨害しない。
【0041】
なお、上記実施形態の搬送式基板処理設備はエッチング設備であるが、剥離設備にも同様に適用可能である。また、プッシャー式の基板搬送機構は設備入口の基板受け入れ部10及び設備出口の基板取り出し部80に設けたが、何れか一方でもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明の基板搬送方法は、基板を搬送方向へ移動自在に支持する複数のフリーローラと、該フリーローラによって支持された基板を搬送方向へ直進駆動するべく基板搬送ラインの下方に設置されて基板を押圧する基板プッシャーとの組み合わせにより、スリップが生じやすい基板受け入れ部でのスリップ現象を確実に防止し、基板の安定搬送を可能にする。また、基板プッシャーは動作速度を速くしても基板を確実に搬送できるので、基板の処理サイクルの延長、これによる能率低下を回避できる。更に、ローラ搬送機構を省略することによる設備コストの低減も可能にする。
【0043】
すなわち、本発明の基板搬送方法は、特にスリップが発生し易い基板受け入れ部に上記の工夫を講じたことにより、基板の高速かつ安定な処理を可能にし、設備コストの点でも優れるのである
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を説明するための搬送式基板処理設備の平面図である。
【図2】 同搬送式基板処理設備における基板受け入れ部の平面図である。
【図3】 同基板受け入れ部の側面図である。
【図4】 図2中のA−A線矢示図である。

Claims (4)

  1. 液晶表示装置に使用されるガラス基板を、基板搬送方向に所定間隔で多数配置された搬送ローラと、搬送ローラに押さえローラが組み合わされ基板の搬送方向全長より短い間隔で配置されたダブルローラとを用いた基板搬送ラインにより搬送する基板搬送方法において、前記基板搬送ラインの基板受け入れ部に、搬送ローラに代えて、基板を搬送方向へ移動自在に支持する複数のフリーローラを配置すると共に、前記フリーローラによって支持された基板を搬送方向へ直進駆動するべく基板を押圧する基板プッシャーを基板搬送ラインの下方に配置し、前記基板受け入れ部に搬入された基板を、その先端部が前記基板搬送ラインの最上流部に配置されたダブルローラに噛み込まれるまで前記基板プッシャーにより前進させることを特徴とする基板搬送方法。
  2. 前記基板プッシャーは駆動源としてシリンダーを有する請求項1に記載の基板搬送方法
  3. 前記基板プッシャーは、駆動源により基板搬送ラインの下方を当該ラインに沿って直進駆動されるヘッダーと、該ヘッダーに装備され、基板の搬送方向後端を搬送方向に押圧するべく当該後端に係合する基板係合部とを有する請求項1に記載の基板搬送方法
  4. 前記基板係合部は、前記ヘッダーの上方を基板が通過し得るように基板搬送ラインの下方に退避する進退式である請求項3に記載の基板搬送方法
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