JP4226637B1 - ジャッキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先端をクサビ状に形成し、基端に揺動・旋回支点部1bを形成した挿入基板1と、挿入基板1の基端から斜め上方に延びる操作ハンドル2と、挿入基板1に格納された降下位置と上方に上昇した上昇位置との間で昇降自在に取付けられた支持プレート3と、支持プレート3を昇降動作させる油圧シリンダ5と、油圧シリンダ5を手動で駆動するための手動式油圧ポンプ6とからなる。油圧ポンプ6を手動操作にして油圧シリンダ5を駆動すると支持プレート3が上昇するので、コンクリート2次製品を持ち上げることができ、その状態で作業者が操作ハンドル2を左右に振らしたり上下に少し動かすことができる。このハンドル操作によって、コンクリート2次製品を上下左右に微動させることができる。
【選択図】図1
Description
この特許文献1の技術は、ジャッキボデーに対して接地部付近から上下動可能に爪部材を設けた爪付きジャッキにおいて、爪部材またはジャッキヘッドに対して支持物を移動可能にする回転子を設けてなるジャッキを用いるものであり、コンクリートブロックを用いた施工において、爪付きジャッキを用いて上下方向水準を合わせると共に、同ジャッキの回転子を利用してコンクリートブロックの水平方向移動調整を行うものである。
第2発明のジャッキ装置は、第1発明において、前記支持プレートが、基端部を中心に上下に揺動することによって昇降するものであることを特徴とする。
第3発明のジャッキ装置は、第1発明において、前記支持プレートが、基端部を中心に上下に揺動する外側部材と内側部材とからなり、かつ前記外側部材の先端に前記内側部材の先端に載せられる天板が設けられ、該天板は前記外側部材の先端にピンで軸着されていることを特徴とする。
第2発明によれば、支持プレートが揺動して斜めに上昇すると、その先端に被支持物品を載せるので、摩擦が少なくなり、容易に被支持物品の旋回動作を行わせやすくなる。
第3発明によれば、外側部材と内側部材で水平に保持された天板で被支持物品を支えるので、被支持物品を安定して支えることができる。
まず、第1実施形態のジャッキ装置Aを、図1〜図4に基づき説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るジャッキ装置の斜視図である。図2は図1のジャッキ装置の側面図である。図3は図2のジャッキ装置における支持プレートの昇降機構の説明図である。
また、基端部1bは、U字側溝等を上下揺動させ左右旋回させる揺動・旋回支点部として機能するように、底部から後面にかけて側面視で円弧状となるように形成されている。そして、基端部1bの両側部には、ハンマーで打撃するための打叩部1cが形成されている。この打叩部1cはハンマーで打撃しても変形しない強度を持たせた部分であり、作業員がハンマーで打叩部1cを打つことにより挿入基板1cを重いコンクリート2次製品の下面へ打ち込みやすくしている。
この操作ハンドル2の基端側は平板部2aが用いられ、後述する油圧シリンダ5や油圧ポンプ6が取付けられている。操作ハンドル2の先端側は棒状部2bが用いられ、作業員が両手で握りやすい太さと長さを有している。
前記支持プレート3は、支持部3aとクサビ部3bとからなり、これらは互いに基部で結合されて一体となった形状であり、その基部には軸4が通されている。また、軸4は前記挿入基板1も貫通しており、支持プレート3を挿入基板1に取付けると共に揺動自在な動きを可能としている。
そして、想像線図示の状態が、支持部3aを上昇させてU字側溝等を持ち上げている状態であり、このときクサビ部3bは後述する油圧シリンダ5の作用で押し下げられている。
前記操作ハンドル2の平板部2aの裏面には油圧シリンダ5が取付けられており、そのピストンロッド5aが前記支持プレート3のクサビ部3bに向けられている。そして、ピストンロッド5aの先端にはクサビ部5bが取付けられている。また、前記平板部2aの上面には油圧ポンプ6が取付けられている。6aはポンプ本体、6bは手押しレバーである。
油圧シリンダ5から油圧ポンプ6へ油圧を返すように油路を開閉する圧力解除ツマミを開けると、支持プレート3は人為的に押し下げるか自重によって、元の状態(実線で示す支持部3aが挿入基板1内に収まる)に戻っていく。
図4において、CはU字側溝等のコンクリート2次製品である。U字側溝Cは概ね重量が50〜500kg位あり、これを多数個つなげて一直線になるように設置するには、高さ、左右の振れ、水平をmm単位で芯出しする必要がある。
そこで図示のように、1個のU字側溝Cの底に使い捨ての木製のクサビ10を打ち込み仮置きしてから、U字側溝Cと地面あるいは荒打ちコンクリート面との間の小さな隙間に、本発明のジャッキ装置Aの挿入基板1を差し込んでいく。この差し込み時には人力で押し込んでもよく、ハンマーで打叩部1cを打撃して打ち込んでもよい。
このとき、挿入基板1の先端は円弧状であり、かつクサビ状であり、かつ操作ハンドル2は扱いやすい長さであるので、狭い隙間にも挿入しやすくなっている。図示では、U字側溝Cの左右と前方に各1個、計3個のジャッキ装置Aを挿入している。
これらの作業は、テコの原理を応用したもので、作業員は小さな力で行うことができる。そして、3台のジャッキ装置Aの位置合わせを組合せると、U字側溝Cの水平も出すことができる。なお、挿入基板1の先端1aを支点として操作ハンドル2を持ち上げて左右に動かすときは、U字側溝Cなどの回動が行いやすいという利点がある。
図5は本発明の第2実施形態に係るジャッキ装置の斜視図である。図6は図5のジャッキ装置における支持プレート昇降機構の正面図である。図7は図5のジャッキ装置における支持プレート昇降機構の背面図である。
本実施形態において、前記第1実施形態と共通する部分に共通する符号を用いている。
第2実施形態においては、支持プレート3の構造と、支持プレート3を揺動させる機構に特徴がある。
そして、外側部材3a1の先端には、天板7がピン7aで止められるようになっている。
操作ハンドル2の平板部2aには、これを貫いて、油圧シリンダ5と油圧ポンプ6が取付けられている。油圧シリンダ5のピストンロッド5aは平板部2aの裏側に抜けており、その先端には押し板5cが取付けられている。
一方、油圧ポンプ6の手押しレバー6bは、平板部2aと干渉しない位置にあり、油圧ポンプ6の手動操作は可能となっている。
そして、2本の外側部材3b1、3b1の先端同士の間はピン3cで連結され、1本の内側部材3b2の先端には突起3dが形成されている。
このピン3cと突起3dには油圧シリンダ5の押し板5cが当たるようになっている。
たとえば、図2に示す支持プレート3をクサビ5bを用いて傾斜させる代りに、図5に示すように油圧シリンダ6で直接押し下げて、傾斜動作させるようにしてもよい。
2 操作ハンドル
3 支持プレート
5 油圧シリンダ
6 油圧ポンプ
Claims (3)
- 先端をクサビ状に形成し、基端に揺動・旋回支点部を形成した挿入基板と、
前記挿入基板の基端から斜め上方に延びる操作ハンドルと、
前記挿入基板に格納された降下位置と該降下位置から上方に上昇した上昇位置との間で昇降自在に取付けられた支持プレートと、
該支持プレートを昇降動作させる油圧シリンダと、
該油圧シリンダを手動で駆動するための手動式油圧ポンプとからなる
ことを特徴とするジャッキ装置。 - 前記支持プレートが、基端部を中心に上下に揺動することによって昇降するものである
ことを特徴とする請求項1記載のジャッキ装置。 - 前記支持プレートが、基端部を中心に上下に揺動する外側部材と内側部材とからなり、かつ前記外側部材の先端に前記内側部材の先端に載せられる天板が設けられ、該天板は前記外側部材の先端にピンで軸着されている
ことを特徴とする請求項1記載のジャッキ装置。
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JP2007214339A JP4226637B1 (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | ジャッキ装置 |
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JP2007214339A JP4226637B1 (ja) | 2007-08-21 | 2007-08-21 | ジャッキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP4226637B1 true JP4226637B1 (ja) | 2009-02-18 |
JP2009046258A JP2009046258A (ja) | 2009-03-05 |
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JP (1) | JP4226637B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104944048A (zh) * | 2015-07-06 | 2015-09-30 | 岳文智 | 一种手拿式起翘机构 |
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2007
- 2007-08-21 JP JP2007214339A patent/JP4226637B1/ja not_active Expired - Fee Related
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