JP4210921B2 - サーボ制御装置の指令作成方法および装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に、カム曲線は以下の計算を行うことで作成できると記述されている。
まず最初に、t0〜t7およびv0、v7、s0、s7の合計12個の値を調整、設定し、式(2)および式(3)からamm、ampを求め、最終的に式(1)を用いて指令を作成するというものである。
曲線生成のパラメータとしてtv(0≦tv≦0.5)を設定する。このtv、t0、t7から次の式(4)を用いてパラメータt1〜t6を求める。
このように、パラメータtvを設定することにより、カム曲線の特性を熟知していない人でも容易にカム曲線を用いてサーボモータを制御でき、また、少ないメモリでも動作が可能なモーション制御装置を得ることができると記述されている。
本発明はこのような様々な問題点に鑑みてなされたものであり、ある調整できるパラメータkあるいはk1,k2あるいは、k11,k12,k21,k22を有する簡単な指令を用いることで、以下のサーボモータ制御装置の指令作成方法および指令作成装置を提供することを目的とする。
1 カム曲線等を使用する場合に比べコントローラの計算量を格段に少なくする。
2 シミュレーションしながら各パラメータを決定することができ、調整を簡単にする。
3 調整パラメータが1つから最大でも4つだけなので、調整を簡単にする。
4 高速処理を実現するCPUを不要とする。
5 指令払い出し時間は固定で、過渡応答を選択できるようにする。
6 一定速度動作が必要な場合や、最高速度の制限がある場合なども、加速区間や減速区間の過渡応答を自由に選択できるようにする。
7 指令関数を積分することにより位置制御時と速度制御時ともに本発明を共通して使用できるようにする。
aを移動距離distに依存する変数、bを移動時間を表す変数、kを調整パラメータとする関数v(t)
を速度指令とすることを特徴とするものである。
aを移動距離distに依存する変数、bを移動時間を表す変数、k1、k2を調整パラメータとする関数v(t)
このようになっているため、加速時と減速時の各状態量の波形を変化させることが可能になり、さらに、指令の自由度が増大する。また、この関数のみを計算するだけなので、指令作成のための計算量が非常に少なくなる。
また、制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象
を駆動する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、
制御対象の移動時間、移動距離、速度、加速度等の移動条件に基づいて作成するサーボ制
御装置の指令作成装置において、 移動距離distと移動時間bを設定する移動条件設定手段と、
前記移動時間distに依存する変数aおよび調整できるパラメータkあるいはk1、k2を有する速度の指令関数
v(t)=a・t k ・(b-t) k (0≦t≦b)
または、
v(t)=a・t k1 ・(b-t) k2 (0≦t≦b)
に基づいて指令を演算する指令演算手段と、前記調整できるパラメータkあるいはk1、k2の値を入力するパラメータ入力手段と、指令演算手段で作成された指令を用いてシミュレーションを行うシミュレーション演算手段と、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段を有することを特徴とするものである。このようになっているため、画面をみながら視覚的、感覚的にパラメータkあるいはk1、k2を調整できるので、簡単に所望の動作を実現できる指令を作成することができる。
指令発生器と、制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値をもとに制御対象を駆動する信号を計算し出力する制御演算器を備え、前記指令発生器は、a1とa2を移動距離に依存する変数、b1を加速時間を表す変数、b2を減速時間を表す変数、cを一定速度時間を表す変数、kを調整パラメータとする、加速区間、一定速度区間、減速区間で場合分けされた関数α(t)
このようになっているため、最高速度に制限がある場合や、一定速度動作を行いたい場合も本発明が使用できる。
a1とa2を移動距離distに依存する変数、b1を加速時間を表す変数、b2を減速時間を表す変数、cを一定速度時間を表す変数、kを調整パラメータとする、加速区間、一定速度区間、減速区間で場合分けされた関数α(t)
を駆動する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、
制御対象の加速時間、一定速度時間、減速時間、移動距離、移動速度等の移動条件に基づ
いて作成するサーボ制御装置の指令作成装置において、
移動距離distあるいは移動速度Vと加速時間b 1 と減速時間b 2 と一定速度時間c を設定する移動条件設定手段と、前記移動距離distに依存する変数a1、a2および調整パラメータkあるいはk11、k12、k21、k22有する,加速区間、一定速度区間、減速区間で場合分けされた加速度の指令関数
加速区間 α(t)=a 1 ・t k ・(b 1 -t) k (0≦t<b 1 )
一定速度区間 α(t)=0 (b 1 ≦t<b 1 +c)
減速区間 α(t)=-a 2 ・(t-(b 1 +c)) k ・((b 1 +c+b 2 )-t) k (b1+c≦t≦b 1 +c+b 2 )
または、
加速区間 α(t)=a 1 ・t k11 ・(b 1 -t) k21 (0≦t<b 1 )
一定速度区間 α(t)=0 (b 1 ≦t<b 1 +c)
減速区間 α(t)=-a 2 ・(t-(b 1 +c)) k12 ・((b 1 +c+b 2 )-t) k22 (b 1 +c≦t≦b 1 +c+b 2 )
に基づいて指令を演算する指令演算手段と、前記調整パラメータkあるいはk 11、k12、k21、k22の値を入力するパラメータ入力手段と、指令演算手段で作成された指令を用いてシミュレーションを行うシミュレーション演算手段と、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の第二の方法によれば一定速度区間を有する指令を作成できるので、一定速度動作が必要な場合や、最高速度の制限がある場合なども、加速区間や減速区間の過渡応答を自由に選択することが出来るという効果がある。
また、設定パラメータk11,k12,k21,k22を用いれば、加速時と減速時の各状態量の波形を変化させることが可能になり、さらに、指令の自由度が増大するという効果がある。また、指令関数を積分することにより位置制御時も、速度制御時も本発明を使用できるという効果がある。
そして指令発生器6により出力された位置指令XREFと、状態量検出器で検出された電動機回転位置XMとを制御演算器7に入力し、制御演算器7では、比例積分制御などを行うことにより、電動機トルク指令TREFをサーボアンプ12へ出力し電動機10を制御する。図中電動機と負荷機械は二重線で結合されているが、二重線は電動機と負荷機械がばね要素で結合されていることを表している。この図では制御対象を2慣性系としているが、当然、剛体系やその他の構成の機械でも、本発明を実施する上で全く問題は無い。
図2は前記指令発生器6において所望の指令を作成する処理手順を示すフローチャートである。この図を用いて、以下、本発明の方法を順を追って説明する。
はじめにステップ1で、基になる指令関数v(t)を用意する。本実施例ではaを移動距離distに依存する変数、bを移動時間を表す変数、k1,k2を調整できるパラメータとする関数として式(5)となるようなべき乗の指令関数を用いる。
ステップ3では式(5)で表される関数v(t)のパラメータk1,k2を入力する。
ステップ4で移動距離dist、移動時間b、パラメータk1,k2の値を用いてaの値を計算で求める。例えば以下の式(6)のように媒介変数Dを使用し計算すればよい。
ステップ6でシミュレーション結果の表示を確認しながら、入力したパラメータk1,k2使用時の合否を判定する。否の場合はパラメータk1,k2の値を調整しながら、所望の動作が得られるまでステップ3からステップ5を繰り返し、最終のパラメータk1,k2を決定する。ここで、合否の判定は、どのように行っても良いが、例えば、負荷機械やモータの位置、速度、加速度など、ある状態量に現れる振動の振幅が、予め設定した設定値以内なら合、設定値より大きい場合は否、というようにしても良いし、例えば、モータの速度やトルク指令値、負荷機械の速度や加速度など、ある状態量のピーク値が最小になる時を合、それ以外を否というようにしてもよい。
このように、ある調整できるパラメータk1,k2を有する指令を用い、シミュレーションしながらそれらのパラメータを決定することができるので、簡単で感覚的に、所望の指令を作成することができる指令作成方法およびその装置を提供することができるのである。
ここで、当然、k1とk2は同じ値にしてもよい。以上が実施例1の説明である。
ここでは、指令として、加速区間、一定速度区間、減速区間に場合分けされる指令を用いる場合の方法を説明する。
図3は前記指令発生器において所望の指令を作成する処理手順を示すフローチャートである。この図を用いて、以下、本発明の方法を順を追って説明する。
はじめにステップ1で、基になる指令関数α(t)を用意する。本実施例ではa1,a2を移動距離に依存する変数、b1を加速時間を表す変数、cを一定速度時間を表す変数、b2を減速時間を表す変数、k11,k12,k21,k22を調整できるパラメータとする関数として式(7)になるようなべき乗の指令関数を用いる。
ステップ3では式(7)で表される関数α(t)のパラメータk11,k12,k21,k22を入力する。
ステップ4で移動距離distと加速時間b1、一定速度時間c、減速時間b2、パラメータk11,k12,k21,k22の値を用いてa1,a2の値を計算で求める。例えば以下の式(8)ように媒介変数D1,D2を使用し計算すればよい。
ステップ6でシミュレーション結果の表示を確認しながら、入力したパラメータk1,k2使用時の合否を判定する。否の場合はパラメータk11,k12,k21,k22の値を調整しながら、所望の動作が得られるまでステップ3からステップ5を繰り返し、最終のパラメータk11,k12,k21,k22を決定する。ここで、合否の判定は、どのように行っても良いが、例えば、負荷機械やモータの位置、速度、加速度など、ある状態量に現れる振動の振幅が、予め設定した設定値以内なら合、設定値より大きい場合は否、というようにしても良いし、例えば、モータの速度やトルク指令値、負荷機械の速度や加速度など、ある状態量のピーク値が最小になる時を合、それ以外を否というようにしてもよい。
ここで、当然、k11,k12,k21,k22の値は同じ値でもよい。
以上が実施例2の説明である。
尚、シミュレーションし、表示する状態量としては、モータ位置、モータ速度、モータ加速度、モータ躍度、モータトルク指令、負荷位置、負荷速度、負荷加速度、負荷躍度、負荷トルク、機台変位、機台加速度などが考えられるが、その他どのような状態量をシミュレーションし表示しても良い。また当然、これらの状態量の複数の組み合わせを用いてもよい。
また、調整できるパラメータk1,k2,k11,k12,k21,k22は、整数だけに限らず、小数を使用することも可能である。ここで、調整パラメータを小数にした場合、計算機によっては、小数点のべき乗計算の関数を持っていない場合があるが、その場合は、式(9)の関係により、べき乗計算と等価な指数関数expと自然対数lnで計算できる式を用いて計算すればよい。
図1は本発明の方法を実現する装置の構成図である。図中、1は移動距離distと移動時間bあるいは実施例2の場合は加速時間b1,減速時間b2、一定速度時間cを設定する移動条件設定手段を表す。これは図2あるいは図3のステップ2の処理に対応する。5はパラメータ入力手段を表し、設定パラメータk1,k2あるいはk11,k12,k21,k22の値を入力する手段である。これは、図2あるいは図3のステップ3に対応するところである。2は指令演算手段を表す。ここでは、移動条件と設定パラメータk1,k2あるいはk11,k12,k21,k22に基づいて、変数aあるいはa1,a2を計算し、各指令周期毎の指令を演算する手段である。これは、図2あるいは図3のステップ4に対応するところである。3はシミュレーション演算手段を表し、指令からユーザが確認したい各状態量までのシミュレーションを行うところである。また、4は3のシミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段を表す。構成要素3と4は、ステップ5に対応する部分である。そして、4のシミュレーション結果表示手段を確認しながら、5のパラメータ入力手段で設定パラメータk1,k2あるいはk11,k12,k21,k22を変更し、繰り返しシミュレーションを行うことで、最終的に所望の動作を実現できるk1,k2あるいはk11,k12,k21,k22の値を決定する。
2 指令演算手段
3 シミュレーション演算手段
4 シミュレーション結果表示手段
5 パラメータ入力手段
6 指令発生器
7 制御演算器
8 状態量検出器
9 制御対象
10 電動機
11 負荷機械
12 サーボアンプ
Claims (11)
- 制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象を駆動
する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、制御対
象の移動時間、移動距離、速度、加速度等の移動条件に基づいて作成するサーボ制御装置
の指令作成方法において、
aを移動距離distに依存する変数、bを移動時間を表す変数、kを調整パラメータとする関数v(t)
- 制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象を駆動
する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、制御対
象の移動時間、移動距離、速度、加速度等の移動条件に基づいて作成するサーボ制御装置
の指令作成方法において、 aを移動距離distに依存する変数、bを移動時間を表す変数、k1、k2を調整パラメータとする関数v(t)
を速度指令とすることを特徴とするサーボ制御装置の指令作成方法。
- 前記関数v(t)を積分し、積分された関数を位置指令とすることを特徴とする請求項1ま
たは2記載のサーボ制御装置の指令作成方法。 - 前記パラメータkあるいは、k1、k2の決定方法として、
予め指令関数v(t)を用意しておき、移動距離distと移動時間bを移動条件として設定し、
パラメータkあるいはk1、k2の値を適当な値に設定し、移動距離distと移動時間bと設定されたkあるいはk1、k2の値を用いて変数aの値を計算で求め、設定されたパラメータkあるいはk1、k2を用いた指令に基づいてシミュレーションし、シミュレーション結果に基づいてkあるいはk1、k2の値を調整しながらシミュレーションを繰り返し行い、最終的な値を決定することを特徴とする請求項1乃至3記載のサーボ制御装置の指令作成方法。 - 制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象を駆動する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、制御対象の移動時間、移動距離、速度、加速度等の移動条件に基づいて作成するサーボ制御装置の指令作成装置において、
移動距離distと移動時間bを設定する移動条件設定手段と、
前記移動時間distに依存する変数aおよび調整できるパラメータkあるいはk1、k2を有する速度の指令関数
v(t)=a・t k ・(b-t) k (0≦t≦b)
または、
v(t)=a・t k1 ・(b-t) k2 (0≦t≦b)
に基づいて指令を演算する指令演算手段と、前記調整できるパラメータkあるいはk 1、k 2の値を入力するパラメータ入力手段と、指令演算手段で作成された指令を用いてシミュレーションを行うシミュレーション演算手段と、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段を有することを特徴とするサーボ制御装置の指令作成装置。
- 制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象を駆動
する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、制御対
象の加速時間、一定速度時間、減速時間、移動距離、移動速度等の移動条件に基づいて作
成するサーボ制御装置の指令作成方法において、 a1とa2を移動距離distに依存する変数、b1を加速時間を表す変数、b2を減速時間を表す変数、cを一定速度時間を表す変数、kを調整パラメータとする、加速区間、一定速度区間、減速区間で場合分けされた関数
を加速度指令とすることを特徴とするサーボ制御装置の指令作成方法。
- 制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象を駆
動する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、制御
対象の加速時間、一定速度時間、減速時間、移動距離、移動速度等の移動条件に基づいて
作成するサーボ制御装置の指令作成方法において、 a1とa2を移動距離distに依存する変数、b1を加速時間を表す変数、b2を減速時間を表す変数、cを一定速度時間を表す変数、k11、k12、k21、k22を調整パラメータとする、加速区間、一定速度区間、減速区間で場合分けされた関数α(t)
を加速度指令とすることを特徴とするサーボ制御装置の指令作成方法。 -
前記関数α(t)を積分し、積分された関数を速度指令とすることを特徴とする、請求項
6または7記載の制御装置の指令作成方法。 - 前記関数α(t)を2回積分し、2回積分された関数を位置指令とすることを特徴とする
請求項6または7記載のサーボ制御装置の指令作成方法。 - 前記パラメータkあるいは、k11、k12、k21、k22の決定方法として、
予め指令関数α(t)を用意しておき、移動距離distあるいは移動速度V、加速時間b1、減速時間b2、一定速度時間cを移動条件として設定し、パラメータkあるいはk11、k12、k21、k22の値を設定し、移動距離distあるいは移動速度V、加速時間b1、減速時間b2、一定速度時間c、設定されたパラメータkあるいはk11、k12、k21、k22の値を用いて変数a1とa2の値を計算で求め、設定されたパラメータkあるいはk11、k12、k21、k22を用いた指令に基づいてシミュレーションし、シミュレーション結果に基づいてkあるいはk11、k12、
k21、k22の値を調整しながらシミュレーションを繰り返し行い、最終的な値を決定することを特徴とする請求項6乃至9記載のサーボ制御装置の指令作成方法。 - 制御対象の状態量を検出する状態量検出器と、指令と検出値に基づいて制御対象を駆動する信号を計算し出力する制御演算器を備えたサーボ制御装置へ入力する指令を、制御対象の加速時間、一定速度時間、減速時間、移動距離、移動速度等の移動条件に基づいて作成するサーボ制御装置の指令作成装置において、移動距離distあるいは移動速度Vと加速時間b 1 と減速時間b 2 と一定速度時間c を設定する移動条件設定手段と、前記移動距離distに依存する変数a1、a2および調整パラメータkあるいはk11、k12、k21、k22有する,加速区間、一定速度区間、減速区間で場合分けされた加速度の指令関数
加速区間 α(t)=a 1 ・t k ・(b 1 -t) k (0≦t<b 1 )
一定速度区間 α(t)=0 (b 1 ≦t<b 1 +c)
減速区間 α(t)=-a 2 ・(t-(b 1 +c)) k ・((b 1 +c+b 2 )-t) k (b1+c≦t≦b 1 +c+b 2 )
または、
加速区間 α(t)=a 1 ・t k11 ・(b 1 -t) k21 (0≦t<b 1 )
一定速度区間 α(t)=0 (b 1 ≦t<b 1 +c)
減速区間 α(t)=-a 2 ・(t-(b 1 +c)) k12 ・((b 1 +c+b 2 )-t) k22 (b 1 +c≦t≦b 1 +c+b 2 )
に基づいて指令を演算する指令演算手段と、前記調整パラメータkあるいはk11、k12、k21、k22の値を入力するパラメータ入力手段と、指令演算手段で作成された指令を用いてシミュレーションを行うシミュレーション演算手段と、シミュレーション結果を表示するシミュレーション結果表示手段を有することを特徴とするサーボ制御装置の指令作成装置。
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JP2003347373A JP4210921B2 (ja) | 2003-10-06 | 2003-10-06 | サーボ制御装置の指令作成方法および装置 |
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