JP4205343B2 - 回転角検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用ステアリングホイールの操舵角の検出など、車載用機器に備えられる回転体の回転角の検出に利用される回転角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車載用ステアリングホイールの操舵角の検出など、車載用機器に備えられる回転体の回転角を検出するために、回転体とともに回転して信号を形成するトラックとしてスリット列が設けられた円板状のコード板と、このコード板の回転によって形成された信号から、回転体の回転角を検出する検出手段とを備える回転角検出装置が設けられている。
【0003】
従来の回転角検出装置では、上述のスリット列が、円板状のコード板に、このコード板の周方向に沿ってスリットを配列して形成されている。また、検出手段は、所定位置でスリットに向かって光を発光する発光素子と、この発光素子から発光されてスリットを通過した光を受光する受光素子とを備えている。
【0004】
また、分解能を高めるために、インクリメンタル信号用トラックとしてのスリット列や、インデックス信号用トラックとしてのスリット列などの複数のスリット列が、コード板に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の回転角検出装置を自動車などに設置するには、周辺機器との配置関係などに起因する設置スペースの制限に応じて装置全体の寸法を設定する必要がある。また、回転体の回転角に応じて、該当する車載用機器を高い精度で制御するためには回転体の回転角の検出精度が高いことが要求される。
【0006】
しかし、回転角検出装置に高い検出精度を保持させるためには、円板状のコード板に設けられるスリットの形状や配列の加工精度や、コード板が偏心しにくいようにするための加工精度が、ある程度高いものでなければならず、コード板の径寸法が小さくなるほどコード板の加工が困難となる。特にコード板に複数のスリット列を設ける場合には、コード板の径寸法は大きくなりがちであり、すなわち、コード板の径方向について回転角検出装置の寸法の短縮が困難であった。
【0007】
本発明は、上述の不備を解消するためになされたもので、その目的は、コード板の径寸法を大きくすることなく、分解能を高めることができる回転角検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明の回転角検出装置は、回転体と該回転体から径方向に延びる天部の外縁から前記回転体の回転軸方向に延びる円筒状のコード板とを一体形成し、前記コード板の周側面に設けられ該コード板の周方向に沿ってスリットが配列されて成る2列のスリット列と、これら2列のスリット列のそれぞれに対して設けられる発光部と受光部とを備え、前記2列のスリット列のうちの一方のスリット列を構成するスリットを、前記コード板の一方側の縁部で前記コード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとし、他方のスリット列を構成するスリットを、前記コード板の他方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとし、前記コード板の内周側に前記発光部が配置され外周側に前記受光部が配置されるように前記発光部および前記受光部が取付けられる取付台と、前記回転体の径方向に沿って配置され、前記取付台が設けられる基板とを備え、前記2列のスリット列のうちの前記基板から遠く離れた方のスリット列に対して設けられる前記発光部と前記受光部の寸法関係を、前記基板を基準として前記コード板の回転軸方向における前記発光部の寸法が前記受光部の寸法よりも短くなるように設定したことを特徴としている。
【0009】
このように構成した本発明では、スリット列をコード板の回転軸方向に2列設けてあるので、インクリメンタル信号用トラックとしてのスリット列や、インデックス信号用トラックとしてのスリット列などの用途の異なる2列のスリット列を設ける部分の寸法を、コード板の径寸法ではなく回転軸方向の寸法に含ませることができる。これにより、コード板の径寸法を大きくすることなく、分解能を高めることができる。
【0010】
また、上述の本発明では、2列のスリット列のうちの一方のスリット列を構成するスリットを、円筒状のコード板の一方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとしてあり、他方のスリット列を構成するスリットを、円筒状のコード板の他方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとしてあるので、コード板を成形金型によって樹脂成形加工する際に、スリットを形成するためのスライドコアを用いることなく2列のスリット列を備えた円筒状のコード板を成形できる。これにより、成形金型の型構造が簡単であり、また製作行程が少なく済む。したがって、回転角検出装置の製造コストを削減することができる。
【0012】
また、上述の本発明では、2列のスリット列のうちの基板から遠く離れた方のスリット列に対して設けられる発光部と受光部の寸法関係を、基板を基準としてコード板の回転軸方向における前記発光部の寸法が前記受光部の寸法よりも短くなるように設定したので、発光部の寸法が受光部の寸法よりも短い分だけ円筒状のコード板の回転軸方向の寸法を短くできる。したがって、コード板の回転軸方向について回転角検出装置の寸法を短くすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の回転角検出装置の一実施形態を図に基づいて説明する。
【0015】
図1は、本実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す本実施形態に備えられる第1〜第3検出手段を示す横断面図、図3は、図1に示す本実施形態の要部を示す縦断面図である。
【0016】
本実施形態は、車載用ステアリングホイールの操舵角の検出など、車載用機器に備えられる回転体に付設され、図1,2に示すように、図示しない回転体と一体に回転したときに信号を形成する円筒状のコード板1と、このコード板1の回転により形成された信号を検出する検出手段とを備えている。
【0017】
コード板1は、図1に示すように、回転体例えばギア部15と一体の合成樹脂部分を円筒状に形成し、この円筒部分の周側面1aに例えばインクリメンタル信号用トラック、インデックス信号用トラックとして第1スリット列2、第2スリット列3を設けたものである。
【0018】
第1スリット列2は、円筒状のコード板1の周側面1aに設けられ、光が通過する範囲と光が通過しない範囲を設定する第1スリット2aが、コード板1の周方向に配列されて成る。第2スリット列3は、円筒状のコード板1の周側面1aに、コード板1の周方向に沿って設けられた第2スリット3aから成る。これら第1,第2スリット列2,3は、コード板1の回転軸方向に並べて設けてある。
【0019】
また、第1スリット2aは、円筒状のコード板1の一方側の縁部でコード板1の回転軸方向に沿って設けられた切り欠きから成る。第2スリット3aは、円筒状のコード板1の他方側の縁部でコード板1の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きから成る。
【0020】
また、第1スリット列2には、第1,第2検出手段の2つ検出手段を配置してある。
【0021】
第1検出手段は、図2に示すように、所定位置でスリット2aに向かって発光する発光部である発光素子20と、この発光素子20から発光されて第1スリット2aを通過した光を受光する受光部である受光素子8とを有する。
【0022】
発光素子20は、図3(a)に示すように、光源となる発光用チップ20aを内蔵している。この発光用チップ20aは端子20bから電力を供給されて発光する。受光素子8は、光を受光する受光用チップ8aを内蔵している。この受光用チップ8aには、光を受光した旨の信号を送出する端子8bを接続してある。
【0023】
発光素子20および受光素子8は、図1,2に示すように、コード板1の周側面1aの一部を挟んで位置する取付台14に取付けてある。
【0024】
すなわち、取付台14は、基板4上に設けられ、発光素子20と受光素子8との間に周側面1aが位置するように、縦断面形状をU字状に形成してある。周側面1aの内周側に位置する取付台14部分には、発光素子20が収納される収納部21と、この収納部21の周側面1a側の壁面を、コード板1の回転軸方向に切り欠いて形成され、発光素子20が発光する光を受光素子8に導く発光導光部22とを設けてある。また、周側面1aの外周側に位置する取付台14部分には、受光素子8が収納される収納部9と、この収納部9の周側面1a側の壁面を、コード板1の回転軸方向に切り欠いて形成され、スリット2aを通過した光を受光素子8に導く受光導光部10とを設けてある。
【0025】
また、第2検出手段は、図2および図3(a)に示すように、コード板1の円周方向上で、第1検出手段に隣接させてある。第2検出手段も上述の第1検出手段と同様に構成してあり、スリット2aに向かって発光する発光部である発光素子23と、この発光素子23から発光されてスリット2aを通過した光を受光する受光部である受光素子11とを有する。
【0026】
発光素子23は、図示しないが、発光素子20と同様に、発光用チップと、このチップに電力を供給する端子とを備えている。受光素子11は、受光素子8と同様に、受光用チップと、受光用チップが受光した旨の信号を送出する端子とを備えている。
【0027】
発光素子23および受光素子11も、図2に示すように、上述の取付台14に取付けてある。
【0028】
すなわち、取付台14には、上述の第1検出手段の場合と同様に、周側面1aの内周側で発光素子23が収納される収納部24と、この収納部24の周側面1a側の壁面を切り欠いて形成され、発光素子23が発光する光を受光素子11に導く発光導光部25と、周側面1aの外周側で受光素子11が収納される収納部12と、この収納部12の周側面1a側の壁面を切り欠いて形成され、スリット2aを通過した光を受光素子11に導く受光導光部13とを設けてある。
【0029】
なお、上述のように配置された第1検出手段の位置と第2検出手段の位置とは、第1検出手段で検出される信号と、第2検出手段で検出される信号とに位相差が生じるように設定してある。例えば、第1検出手段の発光用チップ20aの中心が、第1スリット2aの中心を通過するときに、第2検出手段の発光用チップの中心が、別の第1スリット2aの一方の縁を通過するように設定してある。
【0030】
また、第2スリット列3には、第3検出手段を配置してある。この第3検出手段は、図2および図3(b)に示すように、コード板1の周方向上で、第1検出手段に隣接させ、第2スリット列3に対応させて第1検出手段よりも低い位置に配置してある。第3検出手段は、第2スリット3aに向かって発光する発光部である発光素子17と、この発光素子17から発光されて第2スリット3aを通過した光を受光する受光部である受光素子5とを有する。
【0031】
発光素子17は、発光素子20と同様に、光源となる発光用チップ17aと、この発光用チップ17aに電力を供給する端子17bとを備えている。受光素子5は、受光素子8と同様に、光を受光する受光用チップ5aと、この受光用チップ5aが受光した旨の信号を送出する端子5bとを備えている。
【0032】
発光素子17および受光素子5は、図2に示すように、第1,第2検出手段と同様に、上述の取付台14に取付けてある。
【0033】
すなわち、取付台14には、周側面1aの内周側で発光素子17が収納される収納部18と、この収納部18の周側面1a側の壁面に設けられ、発光素子17から発光された光を受光素子5に導く発光導光部19と、周側面1aの外周側で受光素子5が収納される収納部6と、この収納部6の周側面1a側の壁面を切り欠いて形成され、第2スリット3を通過した光を受光素子5に導く受光導光部7とを設けてある。
【0034】
また、本実施形態では、第1,第2検出手段を、次のように設定してある。第1検出手段と第2検出手段とは同様の設定にしてあるので、第1検出手段を例に挙げて、説明する。
【0035】
第1検出手段は、発光素子20と受光素子8とを、上述したように周側面1aを挟むように配置するだけでなく、図3(a)に示すように、受光素子8が発光素子20から発光されて基板4から離れる方向に進行する光を受光するように、設けてある。
【0036】
すなわち、発光素子20の設置される位置と、受光素子8の設置される位置とを、コード板1の周方向上の同じ位置に設定するとともに、コード板1の内周側に位置する発光素子20の寸法βを、コード板1の外周側に位置する受光素子8の寸法γよりもコード板1の回転軸方向に短く設定してある。
【0037】
このように設定すると、発光用チップ20aの位置が受光用チップ8aの位置よりも寸法αだけ基板4に近くなるが、第1スリット2aは、円筒状のコード板1の縁部で回転軸方向に沿った切り欠きから成るので、第1スリット2aが第1検出手段を通過する際に、発光用チップ20aから発光されて基板4から離れる方向に進行する光が、発光用チップ20aと受光用チップ8aとの間で妨げられることはない。
【0038】
このように構成した本実施形態では、ギア部15の回転とともにコード板1が回転すると、第1スリット列2が回転し、発光素子20からの光が第1スリット2aを通過したりしなくなったりすることによって、コード板1の回転に応じた信号が形成される。この信号は、受光素子8によって光が受光されるかされないかによって検出される。第2検出手段でも、第1検出手段と同様に、信号の検出がおこなわれる。これにより、ギア部15の回転角、回転方向、回転速度を検出することができる。
【0039】
また、同時に第2スリット列3も回転しているので、ギア部15が1回転する毎に第3検出手段の受光素子5によって光が受光され、これにより、例えばギア部15の回転数を検出することができる。
【0040】
このように本実施形態では、第1スリット列2によって形成される信号に基づいてギア部15の回転角、回転方向、回転速度でき、第2スリット列3によって形成される信号に基づいてギア部15の回転数を検出できる。したがって、車載用機器に備えられる回転体の制御などに利用することができる。
【0041】
特に、本実施形態では、円筒状のコード板1の周側面1aに第1,第2スリット列2,3を形成することによって、これら第1,第2スリット列2,3が設けられる部分の寸法を、コード板1の径寸法ではなく、コード板1の回転軸方向の寸法に含ませることができるので、コード板1の径寸法を大きくすることなく、高分解能に設定できる。したがって、同様の分解能を有する円板状のコード板を備える従来の回転角検出装置と比較して、コード板の径方向について回転角検出装置の寸法を小さく設定することができる。
【0042】
また特に、本実施形態では、第1検出手段および第2検出手段について、発光素子20と受光素子8とを、周側面1aを挟むように位置させ、発光素子20の設置される位置と、受光素子8の設置される位置とを、コード板1の周方向上の同じ位置に設定するとともに、コード板1の周側面1aの内周側に位置する発光素子20の寸法βを、周側面1aの外周側に位置する受光素子8の寸法γよりも回転軸方向に短く設定したので、円筒状のコード板1の回転軸方向の寸法の短縮を図ることができ、したがって、コード板1の回転軸方向について回転角検出装置の寸法の短縮を図ることができる。
【0043】
また特に、本実施形態では、第1スリット2aが、円筒状のコード板1の一方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きから成り、第2スリット3aが、円筒状のコード板1の他方側の縁部でコード板1の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きから成るので、コード板1を成形金型によって樹脂成形加工する際に、スリットを形成するスライドコアを用いることなく2種類のスリット列を備えた円筒状のコード板1を成形でき、成形金型の型構造が簡単であり、また製作行程が少なく済む。したがって、回転角検出装置の製造コストを削減することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明の回転角検出装置は、円筒状のコード板の周側面に設けられ該コード板の周方向に沿ってスリットが配列されて成る2列のスリット列と、これら2列のスリット列のそれぞれに対して設けられる発光部と受光部とを備えた構成にしたので、コード板の径寸法を大きくすることなく、分解能を高めることができ、したがって、同様の分解能を有する従来の回転角検出装置と比較して、コード板の径方向について回転角検出装置の寸法を短く設定することができる。
また、2列のスリット列のうちの一方のスリット列を構成するスリットを、円筒状のコード板の一方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとし、他方のスリット列を構成するスリットを、円筒状のコード板の他方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとしてあるので、コード板を成形金型によって樹脂成形加工する際に、スリットを形成するためのスライドコアを用いることなく2つのスリット列を備えた円筒状のコード板を成形できる。これにより、成形金型の型構造が簡単であり、また製作行程が少なく済む。したがって、回転角検出装置の製造コストを削減することができる。
また、2列のスリット列のうちの基板から遠く離れた方のスリット列に対して設けられる発光部と受光部の寸法関係を、基板を基準としてコード板の回転軸方向における発光部の寸法が受光部の寸法よりも短くなるように設定したので、発光部の寸法が受光部の寸法よりも短い分だけ円筒状のコード板の回転軸方向の寸法を短くできる。したがって、コード板の回転軸方向について回転角検出装置の寸法を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転角検出装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】 図1に示す本実施形態に備えられる第1〜第3検出手段を示す横断面図である。
【図3】 図1に示す本実施形態の要部を示す縦断面図であり、(a)は本実施形態に備えられる第1スリットに付設される検出手段を示す縦断面図、(b)は第2スリットに付設される検出手段を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 コード板
2 第1スリット列
2a 第1スリット
3 第2スリット列
3a 第2スリット
5 受光素子(受光部)
8 受光素子(受光部)
11 受光素子(受光部)
15 ギア部(回転体)
17 発光素子(発光部)
20 発光素子(発光部)
23 発光素子(発光部)
Claims (2)
- 回転体と該回転体から径方向に延びる天部の外縁から前記回転体の回転軸方向に延びる円筒状のコード板とを一体形成し、前記コード板の周側面に設けられ該コード板の周方向に沿ってスリットが配列されて成る2列のスリット列と、これら2列のスリット列のそれぞれに対して設けられる発光部と受光部とを備え、
前記2列のスリット列のうちの一方のスリット列を構成するスリットを、前記コード板の一方側の縁部で前記コード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとし、他方のスリット列を構成するスリットを、前記コード板の他方側の縁部でコード板の回転軸方向に沿って設けられる切り欠きとし、
前記コード板の内周側に前記発光部が配置され外周側に前記受光部が配置されるように前記発光部および前記受光部が取付けられる取付台と、前記回転体の径方向に沿って配置され、前記取付台が設けられる基板とを備え、
前記2列のスリット列のうちの前記基板から遠く離れた方のスリット列に対して設けられる前記発光部と前記受光部の寸法関係を、前記基板を基準として前記コード板の回転軸方向における前記発光部の寸法が前記受光部の寸法よりも短くなるように設定したことを特徴とする回転角検出装置。 - 請求項1記載の発明において、
前記コード板の周側面の内周側に位置する前記取付台の部分に、前記発光部が収納される第1収納部を設け、
前記コード板の周側面の外周側に位置する前記取付台の部分に、前記受光部が収納される第2収納部を設け、
前記第1収納部の前記周側面側の壁面および前記第2収納部の前記周側面側の壁面のそれぞれを切り欠いて、前記発光部が発する光を前記受光部に導く導光部を形成したことを特徴とする回転角検出装置。
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