JP4204905B2 - ドリリングタッピングねじ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ドリリングタッピングねじに関するもである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、主として鋼板に対して用いられる自己穿孔のタッピングねじにあっては、尖端のテーパを備えたものと、先端にドリル刃を設けたものとの2種類に大別される。尖端テーパを備えたものは、板厚1.0mm以下の比較的薄い鋼板に対して用いられ、尖った先端によって鋼板を突き破り、この初期貫通により生じた孔周辺の鋼板片にもねじ山をタッピングしながら、ねじ込まれるものであった。そのため、薄い鋼板に対してもねじ山を形成でき、引き抜き保持力がある反面、1.6mm厚と言った厚い鋼板に対しては、初期貫通に大きな力が必要であったり、締め込み時間が長くなったり貫通不良が生じてしまい、実質的に使用不可能であった。そのため、尖端のテーパのタッピングねじは、板厚1.0mm以下の薄鋼板用として用いられているのが現状である。
【0003】
他方、先端にドリル刃を設けたドリリングタッピングねじは、先端のドリル刃によって、鋼板を穿孔し、ドリル部の穿孔によって形成された孔に対してタッピングを行い、ねじ込まれるものである。そのため、1.6mm以上の鋼板に対しても充分に使用可能である反面、薄い鋼板に対しては、充分なねじ山を形成することができず、保持力が弱くなってしまうと共に、ドリル部を形成する工程が必要となり、生産コストも前者に比して高くなると言った課題がある。
【0004】
以上のように、両タイプのタッピングねじは、一長一短があり、特に、1.0〜1.6mmの板厚の鋼板に対して最適なねじの提供が望まれている。この種の課題を解決するために、特許文献1〜3が提案されているが、これらは、尖端テーパのタッピングねじにおいて、尖端テーパ部におけるねじ山を切削刃として機能させようとするものであり、尖端付近のねじ山の形状や軸部の形状を特殊なものにして、切削性能を向上させんとするものであったが、転造ダイスにおける製造に際しては、軸部のねじ山を形成するための溝と、テーパ部のねじ山を形成するための溝とは、実質的に同一のリード角に設定されていた。
【0005】
【特許文献1】
特公昭60−41243号公報
【特許文献2】
特公昭61−24566号公報
【特許文献3】
特公昭62−15769号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は、被締結物に対する初期貫通時におけるねじ山の食い込み若しくは切削性能を改善し、比較的大きな板厚の被締結物に対しても、ねじ込み時間を短縮することができるドリリングタッピングねじの提供を目的とする。特に、鋼板を被締結物とした場合には、0.8〜1.6mmの板厚の鋼板に対して良好な穿孔性能と締付状態を実現することができる尖端テーパのドリリングタッピングねじの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
従来の尖端テーパのタッピングねじにあっては、軸部からテーパ部にかけて、一連のねじ山が形成されている。このねじ山は転造ダイスによって製造される場合、一定のリード角に設定された直線状のねじ山形成溝により転造され、基本的には、軸部及びテーパ部において同一のリード角のねじ山形成溝によって、ねじ山が形成される。また、軸部とテーパ部とで異なる不連続のねじ山が形成される場合にあっても、両者のダイスのねじ山形成溝のリード角は等しく設計されている。ところが、これら従来の一定の直線状のねじ山形成溝により転造されたねじ山にあっても、テーパ部分においては、テーパが先端に向かって収束される関係上、転造されたねじ山のリード角は、先端部分では漸次大きくなって転造される。その結果、被締結物に最初に接触して貫通すべく機能を持つべきねじ山のリード角が非常に大きくなり、刃物として先端を切り込ませる機能が弱くなってしまっていた。そこで、通常のねじ山ではリード角が大きくなり始めるテーパ部分の途中で、リード角の小さなねじ山を形成することによって、先端部でねじ山のリード角を緩く(小さく)し、被締結物の切り込み能力を高めたドリリングタッピングねじを開発し、これにより、通常のタッピングねじでは貫通締結が困難もしくは不可能な厚鋼板などへの適用を可能としたものである。
【0008】
本願の請求項1に係る発明は、軸部と、軸部の基端側に設けられた回転工具に対する係合部と、軸部の先端側に設けられたテーパ部と、軸部及びテーパ部に設けられたねじ山とを備え、テーパ部にて被締結物にねじ孔を形成しつつ締結が行われるドリリングタッピングねじにおいて、テーパ部のねじ山は少なくとも1条のねじ山であって、4度以上10度未満のリード角のねじ山形成溝を有する転造ダイスによって転造されたものであり、
このテーパ部のねじ山は、テーパ部の先端から0.3 mm の尖端箇所においてねじ山高さが0 . 03〜0 . 2 mm であり、且つ、リード角が70度以下である被締結物に対する切り込み性能を有するねじ山であることを特徴とするドリリングタッピングねじを提供する。
本願の請求項2に係る発明は、軸部と、軸部の基端側に設けられた回転工具に対する係合部と、軸部の先端側に設けられたテーパ部と、軸部及びテーパ部に設けられたねじ山とを備え、テーパ部にて被締結物にねじ孔を形成しつつ締結が行われるドリリングタッピングねじにおいて、テーパ部のねじ山は少なくとも1条のねじ山であって、軸部のねじ山よりも小さなリード角のねじ山形成溝を有する転造ダイスによって転造されたものであり、且つ、このねじ山形成溝のリード角が4度以上であり、このテーパ部のねじ山は、テーパ部の先端から0.3 mm の尖端箇所においてねじ山高さが0 . 03〜0 . 2 mm であり、且つ、リード角が40〜70度である被締結物に対する切り込み性能を有するねじ山であることを特徴とするドリリングタッピングねじを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1は、本願発明の実施の形態に係るドリリングタッピングねじの要部拡大図である。図2は同ねじの正面図であり、図3は同ねじを転造するための転造ダイスの正面図である。
【0010】
このドリリングタッピングねじは、軸部1と、軸部1の基端側に設けられた回転工具に対する十字穴やスリワリや6角頭などの係合部を有する頭部2と、軸部1の先端側に設けられたテーパ部3とを備える。このドリリングタッピングねじは、転造ダイスによってねじ山が形成されるもので、軸部には1条(若しくは2条以上)の軸部ねじ山4が形成され、テーパ部には1条(若しくは2条以上)のテーパねじ山5が形成されている。
【0011】
軸部1は、一定の径を有する所謂平行軸部であり、テーパ部3は、軸部1から先端に向かうに従って漸次径が減少する先の尖った尖端テーパ部であり、このテーパ部3のテーパ角度tは、35度となっているが、25度〜45度程度が好ましく、より好ましくは30度〜40度である。なお、テーパ部3は、上記の径の減少率が一定で、その外形線が正面視において略三角形をなしているものが一般的であるが、場合によっては、径の減少率が変化して、例えば正面視において略放物線を描くもであってもよい。なお、ここで言うテーパ角とは、ねじの正面視において、先端から0.5mmの箇所と先端とを結んだ、左右の2つの線分がなす夾角を言う。
【0012】
軸部ねじ山4は、従来のタッピングねじと同様、ねじ山による締結を主目的として軸部1を中心に形成されるもので、そのリード角は、2条ねじの場合、好ましくは10〜30度、より好ましくは10〜20度程度とすればよく、1条ねじの場合、好ましくは5〜15度、より好ましくは5〜10度程度とすればよいが、ねじ山の条数、ねじの使用目的、対象とする被締結物の種類等々の諸条件によって適宜変更し得る。この軸部ねじ山4の先端は、テーパ部3の基端寄りで漸次やまの高さを低くして消滅しているが、軸部1の先端寄りで消滅させてもよく、軸部1とテーパ部3との境界部分で消滅させてもよい。また、次に述べるテーパねじ山5と連続させてもよい。ねじ山高さは、0.45〜0.75mm、望ましくは0.5〜0.65mm程度とするが、この値も適宜変更し得る。
【0013】
テーパねじ山5は、テーパ部3を中心として形成され、テーパ部3の先端31で消滅する。テーパねじ山5の基端は、テーパ部3の基端寄りに設定されているが、軸部1の先端寄りから設けても良く、軸部1とテーパ部3との境界部分から設けても良い。軸部ねじ山4とは、接触させてもよく、間隔を隔てて(無ねじ部を設けて)形成してもよく、連続させてもよい。また、短い区間であれば、軸部ねじ山4とテーパねじ山5とを重複して設けることもできる。
このテーパねじ山5は、後述するダイス上において、そのリード角が、軸部ねじ山4のリード角より小さく設定される。また、この例では、ねじ山高さも、軸部ねじ山4より低く設定されている。テーパねじ山5のねじ山高さは、不完全ねじ部を除き、一定の高さとしてもよいが、基端側を軸部のねじ山と略同じ高さとして、先端に向かうに従って漸次減少させてもよい。同様に、リード角についても、漸次変化するものとして実施してもよい。
【0014】
次に、上記のテーパねじ山5は、テーパの収束の影響を受けて、リード角が徐々に大きくなるように変化する。ここで、最先端から0.3mmの尖端箇所31におけるテーパねじ山5は、リード角が70度以下とされる。好ましくは、70〜40度、より好ましくは、65〜45度である。また、尖端箇所31におけるテーパねじ山5のねじ山高さは、0.03〜0.2mmが好ましい。0.03mm未満であると穿孔性能が低下し、0.2mmを越えると、穿孔時にねじ山が変形してしまうおそれが生じるおそれがあり、安定性を考慮すると、0.1mm以下とすることがより好ましい。
【0015】
ここで、軸部ねじ山4とテーパねじ山5との条数の関係を説明しておくと、軸部ねじ山4は1条の他、2条、3条等の多条ねじとして実施し得る。テーパねじ山5についても、同様であり、1条の他、2条、3条等の多条ねじとして実施し得る。軸部ねじ山4とテーパねじ山5とは同じ数の条数とすればよいが、前者を後者よりも1条若しくは2条多くして実施したり、逆に、前者を後者よりも1条若しくは2条少なくして実施してもよい。
【0016】
次に、図3を参照して、上記の実施の形態に係るドリリングタッピングねじを製造する転造平ダイスを説明する。このダイスには、軸部ねじ山形成用の溝4aと、テーパねじ山形成用の溝5aとが複数形成されている。各ねじ山形成用の溝4a、5aは、所定のリード角α、βで直線状に形成されている。各ねじ山形成用の溝4a、5aのリード角α、βとは、各ねじ山形成用の溝4a、5aと、これにより転造されるねじ軸部1の中心軸に対して直行する平面とがなす角である。軸部ねじ山形成用の溝4aのリード角αは、2条ねじの場合、好ましくは10〜30度、より好ましくは10〜20度程度であり、1条ねじの場合、その2条ねじの2分の1の角度することが好ましく、その角度がそのまま、軸部ねじ山4のリード角として、転造されたねじ軸上に出現する。テーパ部ねじ山形成用の溝5aのリード角βは、軸部ねじ山形成用の溝4aのリード角αより小さなものとすることが好ましいが、具体的には、4度以上10度未満が好ましく、より好ましくは6度以上とする。このテーパねじ山形成用の溝5aは、尖端テーパ部を形成する斜面3a上に設けられており、これらの直線状のテーパねじ山形成用の溝5aによって、前述のリード角が変化するテーパねじ山5が形成される。なお、これらの溝4a、5aは、ダイス加工用の回転切削工具を利用して切削加工によって形成されるため、正面視直線状としてあるが、例えば、放電加工機を利用して溝を形成することにより、軸部ねじ山形成用の溝4aの角度を徐々に変化させてテーパねじ山形成用の溝5aと連続させて形成することもできる。また、テーパねじ山形成用の溝5aを曲線状に設けて、リード角の変化をさらに強調させてもよい。
【0017】
【実施例】
実施例1〜4として、表1に示す条件にて、ドリリングタッピングねじを製造した。この直線状のテーパねじ山形成用の溝5aによって、テーパ部においてリード角の変化するテーパねじ山が形成され、先端箇所(最先端から0.3mmの箇所)においては、表1に示すように43〜57度のリード角を持つねじ山が形成される。これに対して、比較例1は、従来の尖端テーパのタッピングねじ(株式会社ヤマヒロ製のドライウォールモドトラスL25)であり、転造ダイスにおいて、一連の直線状のねじ形成用の溝(ダイス上のリード角)によって、軸部ねじ山とテーパ部ねじ山とが形成される結果、先端箇所(最先端から0.3mmの箇所)においては、表1に示すように79度のリード角を持つねじ山が形成される。比較例2は、先端にドリル部を鍛造によって形成したドリリングタッピングねじ(株式会社ヤマヒロ製のジャックポイントモドトラスMJ25)である。
【0018】
【表1】
【0019】
これらの実施例及び比較例について各30本の打ち込み試験を行った結果を表1に示す。被締結物は、1.6mm厚の鋼板であり、JISのB1125に準拠する試験装置によって、約152Nの荷重を加えて、ねじ込みを試験を行い、ねじ込み完了までの時間を測定し、各30本のねじ込み時間の平均時間と、各30本のねじ込み時間の標準偏差を表1に示した。
この試験から明らかなように、従来の尖端テーパのタッピングねじでは実質的に不可能とされた厚みの大きな鋼板に対しても、良好なねじ込み性能を示すことは勿論、ドリル先を有するドリリングタッピングねじに比しても、良好な結果を示したことは、発明者にとっても驚きであった。
また、表には示さないが、各実施例では、1.0mm以下の板厚の鋼板に対しても良好なねじ込み性能を示すことが確認されると共に、ねじの保持強度についても充分に使用可能な性能を示した。これは、本願発明では、初期貫通時において、尖端テーパによる突き破り作用とテーパ部ねじ山の良好な切削作用とが共に作用することによって、良好な初期の切削性能を示すと共に、突き破り作用により孔周辺に若干の鋼板片が生じるため、比較的薄い鋼板に対しても、良好なねじの保持強度を実現し得たものであると考えられる。
【0020】
【発明の効果】
以上のように、本願発明は、被締結物に対する初期貫通時におけるねじ山の食い込み若しくは切削性能を改善し、比較的大きな板厚の被締結物に対しても、ねじ込み時間を短縮することができる尖端テーパのドリリングタッピングねじを提供することができたものである。特に、鋼板に使用した場合には、従来の1mm以下の板厚の鋼板はもちろんのこと、1.0〜1.6mmの板厚の鋼板に対して良好な穿孔性能と締付状態を実現することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施の形態に係るドリリングタッピングねじの要部拡大図である。
【図2】 同ねじの正面図である。
【図3】 同ねじを転造するための転造ダイスの正面図である。
【符号の説明】
1 軸部
2 頭部
3 テーパ部
4 軸部ねじ山
5 テーパ部ねじ山
31 尖端箇所
Claims (2)
- 軸部と、軸部の基端側に設けられた回転工具に対する係合部と、軸部の先端側に設けられたテーパ部と、軸部及びテーパ部に設けられたねじ山とを備え、テーパ部にて被締結物にねじ孔を形成しつつ締結が行われるドリリングタッピングねじにおいて、
テーパ部のねじ山は少なくとも1条のねじ山であって、4度以上10度未満のリード角のねじ山形成溝を有する転造ダイスによって転造されたものであり、
このテーパ部のねじ山は、テーパ部の先端から0.3 mm の尖端箇所においてねじ山高さが0 . 03〜0 . 2 mm であり、且つ、リード角が70度以下である被締結物に対する切り込み性能を有するねじ山であることを特徴とするドリリングタッピングねじ。 - 軸部と、軸部の基端側に設けられた回転工具に対する係合部と、軸部の先端側に設けられたテーパ部と、軸部及びテーパ部に設けられたねじ山とを備え、テーパ部にて被締結物にねじ孔を形成しつつ締結が行われるドリリングタッピングねじにおいて、
テーパ部のねじ山は少なくとも1条のねじ山であって、軸部のねじ山よりも小さなリード角のねじ山形成溝を有する転造ダイスによって転造されたものであり、且つ、このねじ山形成溝のリード角が4度以上であり、
このテーパ部のねじ山は、テーパ部の先端から0.3 mm の尖端箇所においてねじ山高さが0 . 03〜0 . 2 mm であり、且つ、リード角が40〜70度である被締結物に対する切り込み性能を有するねじ山であることを特徴とするドリリングタッピングねじ。
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