JP4203233B2 - Water structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、港湾、漁港、海岸等の水域に設ける二列の壁体からなる水域構造物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、港湾、漁港等の水域に設ける二重壁構造物は、鋼矢板または鋼管矢板等の壁体構成部材をその継手を嵌合させながら水底地盤に打設することにより、連続壁を所定の間隔を隔てて2列構築し、この2列の連続壁の頭部をタイ材により連結した後、2列の連続壁の間に中詰土砂を充填し、その後上部工を施工することにより構築されていた。連続壁の頭部の連結方法には、タイ材結合方式と頂版結合方式の2通りがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように、従来の港湾、漁港等の水域に設ける二重壁構造物にあっては、中詰土砂は二重壁の天端近傍まで充填されるのが常識であり、上部に中空室は設けられていない。これは、上部に中空室を設けた場合の設計法がないことにも起因しているものと考えられる。
【0004】
一方、地震時において中詰土砂に作用する慣性力は中詰土砂の全質量に比例する。このため、従来の二重壁構造物では、(a)地震時において、壁体には水平方向から大きな土圧(慣性力)が作用し、また、これに伴い、構造体全体には大きな回転力が作用し、基礎地盤に大きな負荷を与える。また、(b)水平外力に対して中詰土砂のせん断抵抗により抵抗するという構造特性から、中詰土砂のせん断抵抗が発現されるまでの間に、天端水平変位等水平方向の変形が大きくなるという問題があった。
【0005】
(a)の問題に対しては、下記の対策が取られていた。
1)壁体に大きな剛性を有する部材を使用する。
2)内部摩擦角の大きな礫材を中詰土砂として使用し、中詰土砂によるせん断抵抗を大きくする。
3)頂版結合タイプの場合、壁体に発生する軸方向力を低減させるために壁体幅(中詰土砂の幅)を大きくする。
【0006】
前記1)の対策の場合、大断面の壁体構成部材が必要になり、部材の製作・輸送や施工等に支障をきたすといった問題があった。前記2)の対策法の場合、礫材が高価なため経済性に支障をきたすという問題があった。前記3)の対策法の場合、壁体の間隔を大きくすると、中詰土砂の幅も大きくなるため、中詰土砂に作用する地震時慣性力も大きくなり、設計震度によっては壁体幅が求まらないといった設計上の問題があった。
【0007】
(b)の問題に対しては、具体的な対策法がなかった。このため、壁体の間隔(中詰土砂の幅)や壁体構成部材の断面をあまり大きくしなくてすみ、かつ変形を制御できる設計の自由度の高い二重壁構造物の開発が望まれていた。
【0008】
さらに、前記従来の二重壁構造物は、鋼矢板または鋼管矢板の継手が上部工の内部にまで伸びていて、前後の連続壁には海水が透過するときに、消波効果を発揮する通水用スリット等が存在しない不透過構造であった。さらに、消波効果を発現するのに必要な遊水室の役割を果たす中空室も有していないため、消波効果を発揮できず、反射波高を低減できないという問題があった。また、不透過構造のため、構造物本体からの海水の透過がなく、堤内水質の悪化をもたらすという問題があった。このため、消波機能や海水の透過機能を有する二重壁構造物の開発が望まれていた。
【0009】
本発明は、壁体構成部材における継手の取り付け範囲の工夫、中詰土砂の天端高さ設定の工夫、付加部材の配置などを組み合わせることで、前記の問題を解決したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
従来の問題点を解決するために、本発明の水域構造物は次のように構成する。
【0011】
請求項1に係る水域構造物は、所定個所に第1の継手(1a)、第2の継手(1b)を備えた多数の第1の壁体構成部材(2)を、前記第1の継手(1a)、第2の継手(1b)を嵌合させて基礎地盤(20)に打設等の手段により配置して第1の壁体(4)を構成し、前記第1の壁体(4)に対向して所定間隔を隔てた位置において、所定個所に第3の継手(5a)、第4の継手(5b)を備えた多数の第2の壁体構成部材(6)を、前記第3の継手(5a)、第4の継手(5b)を嵌合させて基礎地盤(20)に打設等の手段により配置して第2の壁体(8)を構成し、前記第1の壁体構成部材(2)の頭部が第1の構造物延長方向連結材(9)により連結され、前記第2の壁体構成部材(6)の頭部が第2の構造物延長方向連結材(10)により連結され、前記第1の壁体(4)と前記第2の壁体(8)の頭部が断面方向連結材(11)により連結され、前記第1の構造物延長方向連結材(9)と前記断面方向連結材(11)との交差部含むように第1の上方結合部(A)が形成され、前記第2の構造物延長方向連結材(10)と前記断面方向連結材(11)との交差部を含むように第2の上方結合部(B)が形成され、第1の壁体(4)と第2の壁体(8)の間に水底面を中空室下面(25a)とする中空室(25)を設け、水底面(13)から断面方向連結材(11)の下面までの所定箇所に第1の通水用スリット(3)を形成した透過壁体(4b)を構成し、前記第1の通水用スリット(3)の幅をD1とし、かつ第2の壁体構成部材(6)の配置間隔をD2としたとき、D1/D2は、5〜35%に設定され、前記断面方向連結材(11)の下面に1個ないし複数の消波突起(14)が設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項2に係る水域構造物は、請求項1記載の発明において、前記消波突起(14)は、複数設けるときにおいて、前後方向に長さを階段状に変化させてなることを特徴とする。
【0013】
請求項3に係る水域構造物は、所定個所に第1の継手(1a)、第2の継手(1b)を備えた多数の第1の壁体構成部材(2)を、前記第1の継手(1a)、第2の継手(1b)を嵌合させて基礎地盤(20)に打設等の手段により配置して第1の壁体(4)を構成し、前記第1の壁体(4)に対向して所定間隔を隔てた位置において、所定個所に第3の継手(5a)、第4の継手(5b)を備えた多数の第2の壁体構成部材(6)を、前記第3の継手(5a)、第4の継手(5b)を嵌合させて基礎地盤(20)に打設等の手段により配置して第2の壁体(8)を構成し、前記第1の壁体構成部材(2)の頭部が第1の構造物延長方向連結材(9)により連結され、前記第2の壁体構成部材(6)の頭部が第2の構造物延長方向連結材(10)により連結され、前記第1の壁体(4)と前記第2の壁体(8)の頭部が断面方向連結材(11)により連結され、前記第1の構造物延長方向連結材(9)と前記断面方向連結材(11)との交差部含むように第1の上方結合部(A)が形成され、前記第2の構造物延長方向連結材(10)と前記断面方向連結材(11)との交差部を含むように第2の上方結合部(B)が形成され、第1の壁体(4)と第2の壁体(8)の間に水底面を中空室下面(25a)とする中空室(25)を設け、水底面(13)から断面方向連結材(11)の下面までの所定箇所に第1の通水用スリット(3)を形成した透過壁体(4b)を構成し、前記第1の通水用スリット(3)の幅をD1とし、かつ第2の壁体構成部材(6)の配置間隔をD2としたとき、D1/D2は、5〜35%に設定され、前記断面方向連結材 ( 11 ) の下面に前方が高く後方が低い消波用段部(15)が設けられていることを特徴とする。
【0014】
請求項4に係る水域構造物は、請求項3記載の発明において、前記消波用段部(15)は、複数設けるときにおいて前後方向に長さを階段状に変化させてなり、及び/又は前記断面方向連結材(11)の上面にも前記消波用段部と逆向きの消波用段部(15a)を階段状に設けて親水機能を付与することを特徴とする。
【0015】
請求項5に係る水域構造物は、請求項1〜4のうち何れか1項記載の発明において、第3の継手(5a)、第4の継手(5b)が水底面下の所定位置から第2の構造物延長方向連結材(10)の内部まで連続して嵌合状態で配置され、不透過壁体(8a)を構成していることを特徴とする。
【0016】
請求項6に係る水域構造物は、請求項1〜4のうち何れか1項記載の発明において、第3の継手(5a)、第4の継手(5b)が水底面下の所定位置から水面下の所定位置まで連続して嵌合状態で配置され、第3の継手(5a)、第4の継手(5b)の上方部に第2の通水用スリット(7)を形成した透過壁体(8b)を構成していることを特徴とする。
【0017】
請求項7に係る水域構造物は、請求項1又は3記載の発明において、前記第1の通水用スリット(3)が水没しているような構成とされ、又は第1の継手(1a)、第2の継手(1b)が海水面(17)と水底面(13)との間に設けられてなることを特徴とする。
【0018】
請求項8に係る水域構造物は、請求項1〜4のうち何れか1項記載の発明において、水底面と第2の構造物延長方向連結材(10)の下面の間の所定位置において、第2の通水用スリット(7)を形成した透過壁体(8b)を構成したことを特徴とする。
【0019】
請求項9に係る水域構造物は、請求項1〜8のうち何れか1項記載の発明において、断面方向において少なくとも1本の柱状部材(27)が第1の壁体(4)と第2の壁体(8)の中間部の基礎地盤(20)に打設等の手段により配置され、前記柱状部材(27)の頭部が少なくとも断面方向連結材(11)と連結されていることを特徴とする。
【0020】
請求項10に係る水域構造物は、請求項1〜9のうち何れか1項記載の発明において、第1の壁体(4)と第2の壁体(8)の間の中空室(25)には中詰材料(21)が所定高さまで充填されて中空室下部層(22)が構成され、中詰材料(21)の第1の壁体(4)の側の天端高さは嵌合された第1の継手(1a)、第2の継手(1b)の天端高さよりも低く、中詰材料(21)の第2の壁体(8)の側の天端高さは嵌合された第3の継手(5a)、第4の継手(5b)の天端高さよりも低いことを特徴とする。
【0021】
請求項11に係る水域構造物は、請求項10に記載の発明において、中空室下部層(22)の表面が水平面や斜面またはその組み合わせなどの任意の形状であることを特徴とする。
【0022】
請求項12に係る水域構造物は、請求項10に記載の発明において、中空室下部層(22)の表面に表面保護層(26)が設置されていることを特徴とする。
【0023】
請求項13に係る水域構造物は、請求項9に記載の発明において、柱状部材(27)の中間部に1個の鞘管(29)が外挿され、前記鞘管(29)には、少なくとも1本の第1の斜材(31a)の下端部が連結され、前記第1の斜材(31a)の上端部は第2の上方結合部(B)に連結され、前記鞘管(29)と前記柱状部材(27)の間の空隙部にはモルタル等の経時硬化性材料(33)が充填されていることを特徴とする。
【0024】
請求項14に係る水域構造物は、請求項9に記載の発明において、柱状部材(27)の中間部に少なくとも1個の鞘管(29)が外挿され、前記鞘管(29)の一方の側面には第1の斜材(31a)の下端部が連結され、前記第1の斜材(31a)の上端部は第2の上方結合部(B)に連結され、前記鞘管(29)の他方の側面には第2の斜材(31b)の下端部が連結され、前記第2の斜材(31b)の上端部は第1の上方結合部(A)に連結され、前記鞘管(29)と前記柱状部材(27)の間の空隙部にはモルタル等の経時硬化性材料(33)が充填されていることを特徴とする。
【0025】
請求項15に係る水域構造物は、請求項9に記載の発明において、柱状部材(27)の中間部に少なくとも2個の鞘管(29a)および鞘管(29b)が外挿され、下側に配置される鞘管(29a)の側面には第1の斜材(31a)の下端部が連結され、前記第1の斜材(31a)の上端部は第2の上方結合部(B)に連結され、前記鞘管(29a)上側に配置される鞘管(29b)の他方の側面には第2の斜材(31b)の下端部が連結され、前記第2の斜材(31b)の上端部は第1の上方結合部(A)に連結され、前記鞘管(29a)および鞘管(29b)と前記柱状部材(27)の間の空隙部にはモルタル等の経時硬化性材料(33)が充填されていることを特徴とする。
【0026】
請求項16に係る水域構造物は、請求項13〜15の何れか1項に記載の発明において、鞘管(29)が基礎地盤(20)の上面と断面方向連結材(11)の下面の間の所定位置に配置されていることを特徴とする。
【0027】
請求項17に係る水域構造物は、請求項9に記載の発明において、柱状部材(27)の所定範囲において、消波用突設体(40)が設けられていることを特徴とする。
【0028】
請求項18に係る水域構造物は、請求項9〜17の何れか1項に記載の発明において、第1の斜材(31a)および第2の斜材(31b)、あるいは第1の斜材(31a)または第2の斜材(31b)の所定範囲において、消波用突設体(40)が設けられていることを特徴とする。
【0029】
請求項19に係る水域構造物は、請求項1〜18の何れか1項に記載の発明において、第1の壁体構成部材(2)および第2の壁体構成部材(6)が鋼管矢板であることを特徴とする。
【0030】
請求項20に係る水域構造物は、請求項5記載の発明において、不透過壁体(8a)を構成する壁体構成部材が鋼矢板であることを特徴とする。
【0031】
請求項21に係る水域構造物は、請求項9記載の発明において、柱状部材(27)が鋼管杭であることを特徴とする。
【0032】
請求項22に係る水域構造物は、請求項1〜21の何れか1項に記載の発明において、第2の壁体(8)の背後に、適宜高さまで裏込材(28)が配置されていることを特徴とする。
【0035】
【作用】
本発明によると、二重壁構造物において、2列の壁体間に中空室を設けたことにより地震時慣性力を低減することができる。このため、従来の二重壁構造物のように、地震時における中詰土砂に作用する慣性力で壁体に大きな土圧が作用したり、構造全体に大きな回転力が作用することがない。したがって、壁体に大きな剛性を有する部材を使用したり、壁体の間隔を大きくして中詰土砂によるせん断抵抗を大きくして対応したりする必要がなく、建設コストを低減できる。
【0036】
さらに、本発明では、一方または両方の連続壁の所定位置に通水用スリットを設けることにより、反射波対策機能や海水循環機能を付与することができる。
【0037】
さらに、本発明では、二重壁構造物の連続壁を、海水が透過できる通水用スリット等がある透過構造にした場合は、消波効果を発現するのに必要な遊水室の役割を果たす中空室を有しているため、消波効果を発揮でき、反射波高を低減できると共に、海水を透過させることもできるので、堤内水質の悪化を防止することも可能である。
【0038】
特に、本発明では、柱状部材と斜材を配置することにより、大深度・高波浪域等波浪条件や地震に伴う慣性力や動水圧といった地震時荷重条件の厳しい個所で要求される水平方向の耐荷機能(耐荷力、変形性能)を確保することができる。
【0039】
また、柱状部材や斜材の本数や部材剛性を増減することにより、構造物としての水平方向の耐荷機能(耐荷力、変形性能)を調整・確保できる。
【0040】
さらに、2列の壁体の間隔や中空室下部層の高さ・形状を変化させることにより、中詰土砂に作用する慣性力や消波機能を調整できる。
【0041】
【発明の実施の形態】
次に本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0042】
図1、図2は、第1実施形態に係る水域構造物を示すものであって、下側の所定個所に、T字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプからなる継手1a、1bを備えた鋼管矢板からなる多数の壁体構成部材2を、前記各継手1a、1bを相互に噛み合わせた状態で、水中における基礎地盤20に打設して、上側に通水用スリット3を有する壁体4を構成する。上側の通水用スリット3は、継手1a、1bの上端(イ)を壁体構成部材2の頭部が連結される構造物延長方向連結材9の下面(ロ)よりも所定寸法Lだけ下げることで、鋼管矢板本体の間に形成される。
【0043】
前記壁体4に対向して所定間隔を隔てた位置において、下側の所定個所に、T字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプからなる継手5a、5bを備えた鋼管矢板からなる多数の壁体構成部材6を、前記継手5a、5bを相互に噛み合わせた状態で、水中における基礎地盤20に打設して、上側に通水用スリット7を有する壁体8を構成する。上側の通水用スリット7は、継手5a、5bの上端(イ)を壁体構成部材6の頭部が連結される構造物延長方向連結材10の下面(ロ)よりも所定寸法L1だけ下げることで、鋼管矢板本体の間に形成する。左右の構造物延長方向連結材9、10の間は、断面方向連結材11により連結され、これら3つの連結材9、10、11により所定巾で長手方向に延長するコンクリート製上部工12が構築される。
【0044】
通水用スリット3、7は、各壁体構成部材2、6を繋ぐ全ての継手1a、1b、5a、5bに設けてもよいし、1個あるいは複数の継手毎に間隔を置いて設けても何れでもよく、また、前後の壁体構成部材2、6における継手1a、1bと5a、5bの間で位置をずらして、前後の通水用スリット3、7を連続的に繋ぐ線がジグザグと成るような配置に設けてもよい。さらに、所定寸法L、L1は、継手1a、1b、5a、5b毎に同一でもよいし異なってもよく、何れでもよい。
【0045】
前述のように構成される前部の壁体4と後部の壁体8と水底面13の間に中空室25を設け、海水は前後の壁体4、8の上部の通水用スリット3、7を通って中空室25に出入し、このとき波の勢いが減衰されて消波効果が発揮される。17は海水面である。また、中空室25には、中詰土砂が存在しないことにより、地震時等に大きな土圧が壁体に作用しないので、壁体構成部材2、6の強度確保が容易になる。
【0046】
なお、前記通水用スリット3、7の幅をD1とし、かつ壁体構成部材3の配置間隔をD2とすると、D1/D2は約5〜35%に設定され、好ましくは10〜20%である。
【0047】
図3〜図8は、第1実施形態に係る水域構造物の変形例であり、水底面13と構造物延長方向連結材9、10の下面との間の所定位置において、通水用スリット3、7を形成した透過壁体4b、8bを構成したものである。例えば、図3aまたは図3bに示すように、壁体4、8の継手1a、1b、5a、5bを海水面17付近に設けて、通水用スリット3、7が水没しているような構成としてもよい。また、図3cに示すように、壁体4、8の継手1a、1b、5a、5bを海水面17と水底面13との間に設けるような構成としてもよい。さらに、図4〜図8のように、壁体4の通水用スリット3と壁体8の通水用スリット7との位置がそれぞれ異なるようにしてもよい。
【0048】
図9、図10は、第2実施形態に係る水域構造物を示すものであって、この第2実施形態では、壁体構成部材2、6におけるT字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプからなる継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)が第1実施形態の場合よりも上位にあって、構造物延長方向連結材9、10の中に埋設されており、壁体上部に通水用スリットのない不透過壁体4a、8aが構築されていることである。他の構成は第1実施形態と同じである。
【0049】
第2実施形態では、中空室25内の海水が出入りできない点で、第1実施形態の消波効果は期待できないが、中空室25内に中詰土砂が充填されていない点で、第1実施形態と同様に地震時等に大きな土圧が壁体に作用しないので、壁体構成部材2、6の強度確保が容易になる利点がある。
【0050】
図11、図12は、第3実施形態を示す。この第3実施形態では、図示左側が壁体上部に通水用スリット3がある透過壁体4bが構築されるのに対し、図示右側は壁体上部に通水用スリットのない不透過壁体8aが構築されていることである。他の構成は第2実施形態と同じである。
【0051】
また、図13は、第3実施形態に係る水域構造物の変形例であり、水底面13と構造物延長方向連結材9の下面との間の所定位置において通水用スリット3を形成した透過壁体4bの例を示したものである。
【0052】
図14、図15は、第4実施形態を示す。この第4実施形態では、前後の壁体構成部材2、6が海水中にある状態で構築された水域構造物において、中空室25の下部層22において、水底面13から所定高さまで、所定量の中詰材料21が収容されている。中詰材料21の上面には、表面保護層26が設けられていて、この表面保護層26は、各図には、後方から前方向かって低くなるように傾斜した斜面で、斜面の前端と後端よりも、前後の継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)は若干高い位置に設けられる。他の構成は第1実施形態と同じである。
【0053】
第4実施形態では、中空室25が深い場合や、中空室25の内容量を調整する場合等、中詰材料21の収容量を調整することで容易に対応できる。消波作用等は第1実施形態のものに加えて、表面保護層26の傾斜した斜面でも奏される。
【0054】
図16(A)、(B)、(C)は、中空室25に充填する中詰材料21が表面保護層26で覆われる上面が、同一角度で傾斜する斜面23からなる例と、斜面23および水平面24とからなる例と、水平面24のみからなる例が示されている。
【0055】
次に、図17、図18および図19、図20は、それぞれ中空室25に充填する中詰材料21が表面保護層26で覆われる上面が、水平面24からなると共に、背面に裏込材28が裏込めされている。なお、図17、図18では、左右側の壁体上部に通水用スリット3、7がある透過壁体4b、8bが構築されている。また、図19、図20では、図示左側が壁体上部に通水用スリット3がある透過壁体4bが構築されるのに対し、図示右側は壁体上部に通水用スリットのない不透過壁体8aが構築されている。
【0056】
図21〜図26は、第5〜第7実施形態を示し、これらの各実施形態では、コンクリート製上部工12の下面形状を変更した点が特徴である。図21、図22に示す第5実施形態おいては、コンクリート製上部工12の下面に1個ないし複数個の消波突起14が設けられている。この消波用突起14の長さは波の高さに対応して適正寸法に設けるのがよく、また複数個設けるときは、前後方向に長さを階段状に変化させるとよく、さらに、コンクリート製上部工12の長手方向に連続して設けても、断続的に設けても何れでもよい。
【0057】
第5実施形態では、海面に生ずる波が通水用スリット3、7を通過した後コンクリート製上部工12の下面の消波用突起14にぶつかることによって、消波効果が向上する。他の構成と作用は、第1実施形態と同じである。
【0058】
図23、図24に示す第6実施形態おいては、コンクリート製上部工12の下面に、前方が高く後方が低い消波用段部15が設けられている。この消波用段部15の長さは波の高さや周期に対応して適正寸法に設けるのがよく、また複数個設けるときは、前後方向に長さを階段状に変化させてもよい。さらに、消波用段部15が設けられたコンクリート製上部工12の上面にも、必要に応じて、下面の消波用段部15と逆向きの消波用段部15aを階段状に設け、親水機能を付与してもよい。
【0059】
第6実施形態では、海面に生ずる波が通水用スリットを通過した後コンクリート製上部工12の下面の消波用段部15にぶつかることで、消波される。また、波がコンクリート製上部工12の上を越波する時、階段状の消波用段部15aによって消波される。他の構成と作用は、第1実施形態と同じである。
【0060】
図25、図26に示す第7実施形態おいては、コンクリート製上部工12の下面と上面が平行に、かつ後方に(図18の右方向)下り傾斜しており、前方が高く後方が低い消波用傾斜下面16と消波用傾斜上面16aが設けられている。この消波用傾斜下面16と上面16aの傾斜角度は、波の高さや周期等に対応して適正角度に設けるのがよい。
【0061】
第7実施形態では、海面に生ずる高波がコンクリート製上部工12の消波用傾斜下面16にぶつかることで、消波される。また、波がコンクリート製上部工12の上面を戻る時、この消波用傾斜上面16aにぶつかって消波される。他の構成と作用は、第1実施形態と同じである。
【0062】
図27、図28は、第8実施形態を示す。この第8実施形態では、あたかも、図3に示す第4実施形態における前後の壁体構成部材2、6の中間に柱状部材27が打設されると共に、頭部が断面方向連結材11に連結され、かつ、コンクリート製上部工12の長手方向(延長方向)に所定間隔で複数本打設された例が示されている。なお、柱状部材27の配置角度は、鉛直に対してθであり、図示例はθ=0°の例が示されている。
【0063】
このように、前後の壁体構成部材2、6の中間に柱状部材27を設けるのは、1)水平方向の耐荷機能を増加させる場合、2)消波機能を発現させる場合、3)前後の壁体構成部材2、6の間隔幅が大きく、コンクリート製上部工を中間部で支持する必要がある場合等である。
【0064】
次に、図29〜図51は第9〜第19実施形態を示し、この各実施形態では、前述のように壁体構成部材2、6の中間に柱状部材27が打設されると共に、柱状部材27と壁体構成部材2、6の間が斜材31a、31bを介して結合された実施例における各種変形例を示す。以下、順に説明する。
【0065】
図29、図30は、第9実施形態に係る水域構造物を示すものであって、下側の所定個所に、T字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプ製の継手1a、1bを備えた鋼管矢板からなる多数の壁体構成部材2を、前記各継手1a、1bを相互に噛み合わされた状態で、水中における基礎地盤20に打設して、上側に通水用スリット3を有する壁体4を構成する。上側の通水用スリット3は、継手1a、1bの上端(イ)を壁体構成部材2の頭部が連結される構造物延長方向連結材9の下面(ロ)よりも所定寸法Lだけ下げることで、鋼管矢板本体の間に形成される。
【0066】
前記壁体4に対向して所定間隔を隔てた位置において、下側の所定個所に、T字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプ製の継手5a、5bを備えた鋼管矢板からなる多数の壁体構成部材6を、前記継手5a、5bを相互に噛み合わされた状態で、水中における基礎地盤20に打設して、上側に通水用スリット7を有する壁体8を構成する。上側の通水用スリット7は、継手5a、5bの上端(イ)を壁体構成部材6の頭部が連結される構造物延長方向連結材10の下面(ロ)よりも所定寸法L1だけ下げることで、鋼管矢板本体の間に形成する。また、通水用スリット3、7は各壁体構成部材2、6を繋ぐ全ての継手1a、1b、5a、5bに設けてもよいし、1個あるいは複数の継手毎に間隔を置いて設けても何れでもよい。さらに、前後の壁体構成部材2、6における継手1a、1bと5a、5bの間で位置をずらして、前後の通水用スリット3、7を連続的に繋ぐ線がジグザグと成るような配置に設けても、何れでもよい。前後の構造物延長方向連結材9、10の間は、断面方向連結材11により連結され、これら三つの連結材9、10、11により所定巾で長手方向に延長するコンクリート製上部工12が構築される。
【0067】
前記壁体4、8の中間において、水中における基礎地盤20に柱状部材27が打設され、かつ構造物延長方向に所定の間隔をあけて複数配置されている。柱状部材27の中間部には、鞘管29が外挿されていて、鞘管29と柱状部材27との間の空隙部にはモルタル等の経時硬化性材料33が充填されている。この鞘管29には左右両側の斜材31a、31bの下端が固着されていると共に、斜材31a、31bの上端は、構造物延長方向連結材9、10における上方連結部34a、34bに連結されている。このとき、斜材31a、31bの上端部と壁体4、8の上端部とを、単数または複数の鋼製連結部材(図示を省略する)を介して溶接により固着して、コンクリート製上部工12に埋め込んでもよい。
【0068】
左右両側の斜材31a、31bの下端は、図29のように1つの鞘管29の両側に固着してもよいし、或いは図31に示すように、2つの鞘管29を上下2段に重ねて柱状部材27に外挿し、上下の鞘管29に別々に左右両側の斜材31a、31bの下端を固着してもよい。前記鞘管29の内周面と、鞘管29で覆われる柱状部材27の外周面に複数のジベル35を固着し、鞘管29の下端内周部にシールリング36を配置し、グラウト注入用ホースを介して、柱状部材27と鞘管29の間隙に水中不分離性混和剤等を混入したモルタル等の経時硬化性材料33を注入充填することで、柱状部材27と鞘管29が強固に固着される。
【0069】
前述のように構成される前部の壁体4と後部の壁体8および水底面13である中空室底面25aとの間に中空室25を設ける。そして、海水は前後の壁体4、8の上部の通水用スリット3、7を通って中空室25に出入し、このとき波の勢いが減衰されて消波効果が発揮される。また、中空室25には、中詰土砂が存在しないことにより、地震時等に大きな土圧が壁体に作用しないので、壁体構成部材2、6の強度確保が容易になる。また、前記鞘管29は中空室25の底部に配置されていて、鞘管29と斜材31a、31bの下端部は中空室25の下面25a(水底面13)と海水面17の間に満たされる海水中に位置している。
【0070】
図32、図33は、第10実施形態を示す。この第10実施形態では、壁体構成部材2、6におけるT字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプからなる継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)が第9実施形態の場合よりも上位にあって、構造物延長方向連結材9、10の中に埋設しており、壁体上部に通水用スリットのない不透過壁体4a、8aが構築されていることである。他の構成は第9実施形態と同じである。
【0071】
第10実施形態では、中空室25内の海水が出入りできない点で、消波効果は発揮できないが、中空室25内に中詰土砂が充填されていない点で、第1実施形態と同様に地震時等に大きな土圧が壁体に作用しないので、壁体構成部材2、6の強度確保が容易になる利点がある。
【0072】
図34、図35は、第11実施形態に係る水域構造物を示す。この第11実施形態では、図示左側の壁体4の上部が通水用スリット3がある透過壁体4bに構築されると共に、図示右側の壁体4の上部が通水用スリットのない不透過壁体8aに構築されていることである。他の構成は第10実施形態と同じである。
【0073】
図36、図37は、第12実施形態に係る水域構造物を示す。この第12実施形態では、前後の壁体構成部材2、6が海水中にある状態で構築された水域構造物において、中空室25の下部層22において中空室底面25a(水底面13)から所定高さまで、所定量の中詰材料21が収容されている。中詰材料21の上面には、表面保護層26が設けられていて、この表面保護層26は、図36では、前後方向がフラットな水平面で、この水平面よりも、前後の継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)は若干高い位置に設けられ、その上方は通水用スリット3、7とされている。さらに、柱状部材27に外挿される鞘管29は、中詰材料21の表面保護層26よりも上部で、海水面17よりも下方に位置して設けられていて、この鞘管29に1本の斜材31aの下端が固着されている。他の構成は第10、第11実施形態と同じである。
【0074】
第12実施形態では、中空室25が深い場合や、中空室25の内容量を調整する場合等、中詰材料21の収容量を調整することで容易に対応できる。消波効果等の作用は第9実施形態と類似である。また、鞘管29と斜材31aの下端部は、中詰材料21の上方に位置している。
【0075】
図38、図39は、第13実施形態に係る水域構造物を示す。この第13実施形態では、鞘管29に左右の斜材31a、31bの下端が固着された例が示されている。他の構造と作用効果は、図36に示す第12実施形態と同じである。
【0076】
図40、図41は、第14実施形態に係る水域構造物を示す。この第14実施形態では、中詰材料21の上面に設けられた表面保護層26が、前後の壁体構成部材2、6の間において、後方から前方向かって低くなるように傾斜した斜面に設けられていると共に、斜面の前端と後端よりも、前後の継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)は若干高い位置に設けられ、上方は通水用スリット3、7とされている。第14実施形態では、表面保護層26が斜面に設けられているので、第12、第13実施形態と異なる消波効果が発揮される。他の構成と作用効果は、図36に示す第12実施形態と同じである。
【0077】
図42、図43は、第15実施形態に係る水域構造物を示す。この第15実施形態では、鞘管29と左右の斜材31a、31bの下端部が、中空室25の下部層22において、水底面13から所定高さまで収容された中詰材料21の中に埋設されている。他の構成と作用効果は、図38に示す第13実施形態と同じである。
【0078】
図44、図45は、第16実施形態に係る水域構造物を示す。この第16実施形態では、壁体構成部材2、6におけるT字状の鋼製継手1と嵌合溝18を有する鋼製パイプからなる継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)が第15実施形態の場合よりも上位にあって、構造物延長方向連結材9、10の中に埋設しており、壁体上部に通水用スリットのない不透過壁体4a、8aが構築されていることである。他の構成と作用効果は、図42に示す第15実施形態と同じである。
【0079】
図46、図47は、第17実施形態に係る水域構造物を示す。この第17実施形態では、中詰材料21の上面に設けられた表面保護層26が、前後の壁体構成部材2、6の間において、後方から前方向かって低くなるように傾斜した斜面に設けられていると共に、斜面の前端と後端よりも、前後の継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)は若干高い位置に設けられ、その上方は通水用スリット3、7とされている。第17実施形態では、表面保護層26が斜面に設けられているので、図42の第15実施形態と異なった消波効果が発揮される。他の構造と作用効果は、第15実施形態と同じである。
【0080】
図48、図49は、第18実施形態に係る水域構造物を示す。この第18実施形態では、中詰材料21の上面に設けられた表面保護層26が、前後の壁体構成部材2、6の間において、前方斜面23および後方水平面24とからなる例が示されている。また、前方斜面23の前端および後方水平面24の後端よりも、前後の継手1a、1bおよび5a、5bの上端(イ)は若干高い位置に設けられ、かつ壁体上部に通水用スリット3、7のある透過壁体4b、8bが構築されていることである。第18実施形態では、前方斜面23による水深変化作用と後方水平面24による水深一定作用の相乗効果を狙って設けられている。他の構造と作用効果は、図46に示す第17実施形態と同じである。
【0081】
図50、図51は、第19実施形態に係る水域構造物を示す。この第19実施形態では、図示左側の壁体構成部材2の上部に通水用スリット3のある透過壁体4bが構築され、図示右側の壁体構成部材6の上部に通水用スリットのない不透過壁体8aが構築されていることである。他の構造と作用効果は、図48に示す第18実施形態と同じである。
【0082】
図52、図53は、第20実施形態に係る水域構造物を示す。第20実施形態では、柱状部材27の所定範囲または斜材31a,31bの所定範囲に消波用突設体40を設けて、消波効果の更なる向上を図るものである。図52は柱状部材27に消波用突設体40を設けた例を示し、図53は斜材31aに消波用突設体40を設けた例を示したものである。もちろん、消波用突設体40を、柱状部材27、斜材31a、斜材31bに任意に組合せて設けてもよい(図示を省略する)。
【0083】
図54は、消波用突設体40の構造例を横断面図で示したものである。図54aは、鉄筋コンクリート41により、筒状空洞42を有する消波用突設体40aを構成した例である。この場合、柱状部材27または斜材31a,31bを筒状空洞42へ挿入し、その後、柱状部材27または斜材31a,31bと筒状空洞42との間にモルタルグラウト43を充填して、消波用突設体40aを所定位置に配置する。
【0084】
また図54bは、鋼板44と鋼管45により略菱形状の消波用突設体40bを構成した例である。この場合、柱状部材27または斜材31a,31bを鋼管45へ挿入し、その後、柱状部材27または斜材31a,31bと鋼管45との間にモルタルグラウト43を充填して、消波用突設体40bを所定位置に配置する。
【0085】
【発明の効果】
本発明によると、二重壁構造物において、2列の壁体間に中空室を設けたことにより地震時慣性力を低減することができる。このため、従来の二重壁構造物のように、地震時における中詰土砂に作用する慣性力で壁体に大きな土圧が作用したり、構造全体に大きな回転力が作用することがない。したがって、壁体に大きな剛性を有する部材を使用したり、壁体の間隔を大きくして中詰土砂によるせん断抵抗を大きくして対応したりする必要がなく、建設コストを低減できる。
【0086】
さらに、本発明では、一方または両方の連続壁の所定位置に通水用スリットを設けることにより、反射波対策機能や海水循環機能を付与することができる。
【0087】
さらに、本発明では、二重壁構造物の連続壁を、海水が透過できる通水用スリット等がある透過構造にした場合は、消波効果を発現するのに必要な遊水室の役割を果たす中空室を有しているため、消波効果を発揮でき、反射波高を低減できると共に、海水を透過させることもできるので、堤内水質の悪化を防止することも可能である。
【0088】
特に、本発明では、柱状部材と斜材を配置することにより、大深度・高波浪域等波浪条件や地震に伴う慣性力や動水圧といった地震時荷重条件の厳しい個所で要求される水平方向の耐荷機能(耐荷力、変形性能)を確保することができる。
【0089】
また、柱状部材や斜材の本数や部材剛性を増減することにより、構造物としての水平方向の耐荷機能(耐荷力、変形性能)を調整・確保できる。さらに、2列の壁体の間隔や中空室下部層の高さ・形状を変化させることにより、中詰土砂に作用する慣性力や消波機能を調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図2】 (A)は図1の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図3】 第1実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図4】 第1実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図5】 第1実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図6】 第1実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図7】 第1実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図8】 第1実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図9】 本発明の第2実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図10】 (A)は図3の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図11】 本発明の第3実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図12】 (A)は図5の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図13】 第3実施形態に係る水域構造物の変形例を示した図である。
【図14】 本発明の第4実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図15】(A)は図7の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図16】 (A)、(B)、(C)は、中空室の表面保護層で覆われる上面が、同一角度で傾斜する斜面からなる例と、斜面および水平面とからなる例と、水平面のみからなる例が示された説明図である。
【図17】 中空室の上面が表面保護層で覆われと共に、背面に裏込材が充填された遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である
【図18】 (A)は図17の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図19】 中空室の上面が表面保護層で覆われと共に、背面に裏込材が充填された遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図20】 (A)は図19の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図21】 本発明の第5実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図22】 (A)は図21の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図23】 本発明の第6実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図24】 (A)は図22の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図25】 本発明の第7実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図26】 (A)は図25の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図27】 本発明の第8実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図28】 (A)は図27の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図29】 本発明の第9実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図30】 (A)は図29の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図31】 柱状部材と斜材下端の鞘管との結合構造を示す拡大断面図である。
【図32】 本発明の第10実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図33】 (A)は図32の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図34】 本発明の第11実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図35】 (A)は図34の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図36】 本発明の第12実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図37】 (A)は図36の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図38】 本発明の第13実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図39】 (A)は図38の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図40】 本発明の第14実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図41】 (A)は図40の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図42】 本発明の第15実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図43】 (A)は図42の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図44】 本発明の第16実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図45】 (A)は図44の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図46】 本発明の第17実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図47】 (A)は図46の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図48】 本発明の第18実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図49】 (A)は図48の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図50】 本発明の第19実施形態に係る遊水室を有する水域構造物を示す縦断側面図である。
【図51】 (A)は図50の壁体構成部材の配置態様を示す平面説明図、(B)は図(A)における継手の詳細図である。
【図52】 本発明の第20実施形態に係る水域構造物を示す縦断側面図であり、柱状部材に消波用突設体を設けた例を示したものである。
【図53】 本発明の第20実施形態に係る水域構造物を示す縦断側面図であり、斜材に消波用突設体を設けた例を示したものである。
【図54】 (a)は鉄筋コンクリート製の消波用突設体の横断面図であり、(b)は鋼板および鋼管製の消波用突設体の横断面図である。
【符号の説明】
1 鋼製継手
1a、1b 継手
2 壁体構成部材
3 通水用スリット
4 壁体
4a 不透過壁体
4b 透過壁体
5a、5b 継手
6 壁体構成部材
7 通水用スリット
8 壁体
8a 不透過壁体
8b 透過壁体
9、10 構造物延長方向連結材
11 断面方向連結材
12 コンクリート製上部工
13 水底面
14 消波用突起
15 消波用段部
15 消波用段部
16 消波用傾斜下面
17 海水面
18 嵌合溝
20 基礎地盤
21 中詰材料
22 中空室下部層
23 斜面
24 水平面
25 中空室
25a 中空室底面
26 表面保護層
27 柱状部材
28 裏込材
29、29a、29b 鞘管
31a、31b 斜材
32a、32b、32c 上方連結部
33 経時硬化性材料
35 ジベル
36 シールリング
40 消波用突設体
40a 消波用突設体
40b 消波用突設体
41 鉄筋コンクリート
42 筒状空間
43 モルタルグラウト
44 鋼板
45 鋼管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an aquatic structure composed of two rows of walls provided in a water area such as a harbor, a fishing port, and a coast.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a double wall structure provided in a water area such as a harbor or a fishing port has a continuous wall formed in a predetermined shape by driving a wall structure member such as a steel sheet pile or a steel pipe sheet pile into a water bottom ground while fitting the joint. Two rows are constructed at intervals, and the heads of the two rows of continuous walls are connected by tie materials, and then filled with filled sand between the two rows of continuous walls, and then the superstructure is constructed. It had been. There are two methods for connecting the heads of the continuous wall: a tie material bonding method and a top plate bonding method.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, in the case of a double wall structure provided in a water area such as a conventional harbor or fishing port, it is common sense that the filling soil sand is filled up to the vicinity of the top end of the double wall, and a hollow chamber is formed in the upper part. Is not provided. This is considered to be due to the absence of a design method when a hollow chamber is provided in the upper part.
[0004]
On the other hand, the inertial force acting on the paddy soil during an earthquake is proportional to the total mass of the padded soil. For this reason, in a conventional double wall structure, (a) during an earthquake, a large earth pressure (inertial force) acts on the wall body from the horizontal direction. Force acts and gives a large load to the foundation ground. In addition, (b) due to the structural property of resisting against horizontal external force due to the shear resistance of the filling soil, horizontal deformation such as the top end horizontal displacement is large before the shear resistance of the filling soil is developed. There was a problem of becoming.
[0005]
The following measures were taken for the problem (a).
1) Use a member having great rigidity for the wall.
2) Use gravel material with a large internal friction angle as medium-filled earth and sand to increase the shear resistance due to medium-filled earth and sand.
3) In the case of the top plate coupling type, the wall width (width of the middle earth and sand) is increased in order to reduce the axial force generated in the wall.
[0006]
In the case of the measure 1), a wall member having a large cross section is required, and there is a problem that the production, transportation, construction, and the like of the member are hindered. In the case of the above-mentioned countermeasure 2), there is a problem in that the gravel material is expensive and thus the economic efficiency is hindered. In the case of the above countermeasure method 3), if the interval between the wall bodies is increased, the width of the padded soil also increases, so the inertial force during the earthquake acting on the padded soil also increases, and the wall width can be obtained depending on the design seismic intensity. There was a design problem.
[0007]
There was no specific countermeasure for the problem (b). For this reason, it is desired to develop a double wall structure with a high degree of freedom in design that can control the deformation without the need to make the space between the wall bodies (width of the padded earth and sand) and the cross section of the wall structural members so large. It was.
[0008]
Further, the conventional double wall structure has a steel sheet pile or steel pipe sheet pile joint extending to the inside of the upper work, and when seawater permeates through the front and rear continuous walls, it has a wave-dissipating effect. It was an impermeable structure with no water slits or the like. Furthermore, since it does not have a hollow chamber that plays the role of a water reserving chamber necessary for expressing the wave-dissipating effect, the wave-dissipating effect cannot be exhibited and the reflected wave height cannot be reduced. In addition, because of the impervious structure, there was a problem that seawater did not permeate from the structure body, resulting in deterioration of water quality in the levee. For this reason, development of the double wall structure which has a wave-absorbing function and the permeation | transmission function of seawater was desired.
[0009]
The present invention solves the above-mentioned problems by combining a device for fitting the joints in the wall constituting member, a device for setting the height of the top edge of the padded earth and sand, and an arrangement of the additional member.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the conventional problems, the water structure according to the present invention is configured as follows.
[0011]
The water structure according to
[0012]
The water body structure according to
[0013]
The water area structure according to
[0014]
The water body structure according to
[0015]
The water structure according to claim 5 is the invention according to any one of
[0016]
The water body structure according to
[0017]
The water structure according to
[0018]
The water body structure according to
[0019]
The water body structure according to
[0020]
The water body structure according to
[0021]
The water body structure according to an eleventh aspect is characterized in that, in the invention according to the tenth aspect, the surface of the hollow chamber lower layer (22) has an arbitrary shape such as a horizontal plane, a slope, or a combination thereof.
[0022]
The water structure according to
[0023]
The water body structure according to
[0024]
In the water body structure according to
[0025]
In the water body structure according to
[0026]
The water body structure according to
[0027]
The water structure according to
[0028]
The water body structure according to
[0029]
The water body structure according to claim 19 is the invention according to any one of
[0030]
The water body structure according to
[0031]
The water structure according to
[0032]
The water body structure according to
[0035]
[Action]
According to the present invention, in a double wall structure, an inertia force during an earthquake can be reduced by providing a hollow chamber between two rows of wall bodies. For this reason, unlike a conventional double wall structure, a large earth pressure does not act on the wall body due to the inertial force acting on the filling soil during an earthquake, and a large rotational force does not act on the entire structure. Therefore, it is not necessary to use a member having a large rigidity for the wall body, or to increase the shear resistance due to the filling soil by increasing the interval between the wall bodies, thereby reducing the construction cost.
[0036]
Furthermore, in the present invention, a reflected wave countermeasure function and a seawater circulation function can be provided by providing a water passage slit at a predetermined position on one or both continuous walls.
[0037]
Furthermore, in the present invention, when the continuous wall of the double wall structure is made into a transmission structure having a water passage slit or the like through which seawater can permeate, it plays the role of a water reserving chamber necessary to develop a wave-dissipating effect. Since it has a hollow chamber, it is possible to exhibit a wave-dissipating effect, reduce the reflected wave height, and allow seawater to pass therethrough, thereby preventing deterioration of the water quality in the levee.
[0038]
In particular, in the present invention, by arranging columnar members and diagonal members, the horizontal direction required in places with severe wave conditions such as wave conditions such as deep and high wave areas, and inertial force and dynamic water pressure associated with earthquakes is required. A load bearing function (load bearing capacity, deformation performance) can be ensured.
[0039]
In addition, by increasing or decreasing the number of columnar members or diagonal members and the member rigidity, it is possible to adjust and ensure the horizontal load resistance function (load resistance, deformation performance) as a structure.
[0040]
Further, by changing the interval between the two rows of wall bodies and the height and shape of the hollow chamber lower layer, it is possible to adjust the inertial force and the wave-absorbing function acting on the filling soil.
[0041]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, the present invention will be described in detail based on the illustrated embodiment.
[0042]
1 and 2 show a water body structure according to the first embodiment, which is composed of a steel pipe having a T-shaped
[0043]
[0044]
The
[0045]
A
[0046]
In addition, if the width of the
[0047]
3-8 is a modification of the water body structure which concerns on 1st Embodiment, and is the
[0048]
9 and 10 show a water structure according to the second embodiment. In this second embodiment, the T-shaped
[0049]
In the second embodiment, the seawater in the
[0050]
11 and 12 show a third embodiment. In the third embodiment, a
[0051]
FIG. 13 is a modified example of the water structure according to the third embodiment, and is a transmission in which a water passage slit 3 is formed at a predetermined position between the
[0052]
14 and 15 show a fourth embodiment. In this fourth embodiment, in the water structure constructed with the front and
[0053]
In 4th Embodiment, when the
[0054]
16A, 16 </ b> B, and 16 </ b> C show an example in which the upper surface of the filling
[0055]
Next, FIG. 17, FIG. 18, FIG. 19, and FIG. 20 show that the upper surface on which the filling
[0056]
FIGS. 21 to 26 show fifth to seventh embodiments, which are characterized in that the shape of the lower surface of the
[0057]
In the fifth embodiment, the wave-dissipating effect is improved by hitting the wave-dissipating
[0058]
In the sixth embodiment shown in FIGS. 23 and 24, a wave-dissipating
[0059]
In the sixth embodiment, the waves generated on the sea surface are wave-dissipated by passing through the water slits and then hitting the wave-dissipating
[0060]
In the seventh embodiment shown in FIGS. 25 and 26, the lower surface and the upper surface of the
[0061]
In the seventh embodiment, high waves generated on the sea surface are wave-dissipated by hitting the wave-decaying
[0062]
27 and 28 show an eighth embodiment. In the eighth embodiment, the
[0063]
As described above, the
[0064]
Next, FIGS. 29 to 51 show the ninth to nineteenth embodiments. In each of these embodiments, the
[0065]
29 and 30 show an aquatic structure according to the ninth embodiment, which is made of a steel pipe having a T-shaped
[0066]
Steel pipe joints 5a and 5b each having a T-shaped
[0067]
In the middle of the
[0068]
The lower ends of the
[0069]
A
[0070]
32 and 33 show a tenth embodiment. In the tenth embodiment, the upper ends (a) of the
[0071]
In the tenth embodiment, the seawater in the
[0072]
34 and 35 show a water body structure according to the eleventh embodiment. In the eleventh embodiment, the upper part of the
[0073]
36 and 37 show a water body structure according to the twelfth embodiment. In the twelfth embodiment, in the water body structure constructed with the front and
[0074]
In the twelfth embodiment, when the
[0075]
38 and 39 show a water body structure according to the thirteenth embodiment. In the thirteenth embodiment, an example in which the lower ends of the left and right
[0076]
40 and 41 show a water body structure according to the fourteenth embodiment. In the fourteenth embodiment, the surface
[0077]
42 and 43 show a water body structure according to the fifteenth embodiment. In the fifteenth embodiment, the lower end portions of the
[0078]
44 and 45 show a water body structure according to the sixteenth embodiment. In the sixteenth embodiment, the upper ends (a) of the
[0079]
46 and 47 show a water body structure according to the seventeenth embodiment. In the seventeenth embodiment, the surface
[0080]
48 and 49 show a water body structure according to an eighteenth embodiment. In the eighteenth embodiment, an example is shown in which the
[0081]
50 and 51 show a water body structure according to a nineteenth embodiment. In the nineteenth embodiment, a
[0082]
52 and 53 show a water body structure according to the twentieth embodiment. In the twentieth embodiment, the wave-dissipating
[0083]
FIG. 54 shows a structural example of the wave-dissipating
[0084]
FIG. 54 b shows an example in which a substantially rhombic wave-dissipating protruding body 40 b is constituted by the
[0085]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a double wall structure, an inertia force during an earthquake can be reduced by providing a hollow chamber between two rows of wall bodies. For this reason, unlike a conventional double wall structure, a large earth pressure does not act on the wall body due to the inertial force acting on the filling soil during an earthquake, and a large rotational force does not act on the entire structure. Therefore, it is not necessary to use a member having a large rigidity for the wall body, or to increase the shear resistance due to the filling soil by increasing the interval between the wall bodies, thereby reducing the construction cost.
[0086]
Furthermore, in the present invention, a reflected wave countermeasure function and a seawater circulation function can be provided by providing a water passage slit at a predetermined position on one or both continuous walls.
[0087]
Furthermore, in the present invention, when the continuous wall of the double wall structure is made into a transmission structure having a water passage slit or the like through which seawater can permeate, it plays the role of a water reserving chamber necessary to develop a wave-dissipating effect. Since it has a hollow chamber, it is possible to exhibit a wave-dissipating effect, reduce the reflected wave height, and allow seawater to pass therethrough, thereby preventing deterioration of the water quality in the levee.
[0088]
In particular, in the present invention, by arranging columnar members and diagonal members, the horizontal direction required in places with severe wave conditions such as wave conditions such as deep and high wave areas, and inertial force and dynamic water pressure associated with earthquakes is required. A load bearing function (load bearing capacity, deformation performance) can be ensured.
[0089]
In addition, by increasing or decreasing the number of columnar members or diagonal members and the member rigidity, it is possible to adjust and ensure the horizontal load resistance function (load resistance, deformation performance) as a structure. Further, by changing the interval between the two rows of wall bodies and the height and shape of the hollow chamber lower layer, it is possible to adjust the inertial force and the wave-absorbing function acting on the filling soil.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal side view showing a water structure having a water reserving chamber according to a first embodiment of the present invention.
2A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 1, and FIG. 2B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 3 is a view showing a modified example of the water structure according to the first embodiment.
FIG. 4 is a view showing a modified example of the water structure according to the first embodiment.
FIG. 5 is a view showing a modification of the water body structure according to the first embodiment.
FIG. 6 is a view showing a modified example of the water structure according to the first embodiment.
FIG. 7 is a view showing a modification of the water body structure according to the first embodiment.
FIG. 8 is a view showing a modified example of the water body structure according to the first embodiment.
FIG. 9 is a longitudinal side view showing a water structure having a water reserving chamber according to a second embodiment of the present invention.
10A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 3, and FIG. 10B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 11 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a third embodiment of the present invention.
12A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 5, and FIG. 12B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 13 is a view showing a modification of the water body structure according to the third embodiment.
FIG. 14 is a vertical side view showing a water body structure having a water reservoir according to a fourth embodiment of the present invention.
15A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 7, and FIG. 15B is a detailed view of the joint in FIG.
FIGS. 16A, 16B, and 16C show an example in which the upper surface covered with the surface protective layer of the hollow chamber is an inclined surface that is inclined at the same angle, an example that includes the inclined surface and a horizontal plane, and a horizontal plane. It is explanatory drawing by which the example which consists only of was shown.
FIG. 17 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water chamber with the upper surface of the hollow chamber covered with a surface protective layer and the back surface filled with a backing material.
18A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 17, and FIG. 18B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 19 is a longitudinal sectional side view showing a water body structure having a water reserving chamber in which the upper surface of a hollow chamber is covered with a surface protective layer and the back surface is filled with a backing material.
20A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 19, and FIG. 20B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 21 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a fifth embodiment of the present invention.
22A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 21, and FIG. 22B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 23 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a sixth embodiment of the present invention.
24A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 22, and FIG. 24B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 25 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a seventh embodiment of the present invention.
26A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 25, and FIG. 26B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 27 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to an eighth embodiment of the present invention.
28A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 27, and FIG. 28B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 29 is a vertical side view showing a water structure having a water chamber according to a ninth embodiment of the present invention.
30A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 29, and FIG. 30B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 31 is an enlarged cross-sectional view showing a coupling structure between a columnar member and a sheath tube at the lower end of the diagonal member.
FIG. 32 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a tenth embodiment of the present invention.
33 (A) is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 32, and (B) is a detailed view of the joint in FIG. (A).
FIG. 34 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to an eleventh embodiment of the present invention.
35A is an explanatory plan view showing an arrangement mode of the wall constituting members in FIG. 34, and FIG. 35B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 36 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a twelfth embodiment of the present invention.
37A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 36, and FIG. 37B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 38 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a thirteenth embodiment of the present invention.
39 (A) is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 38, and (B) is a detailed view of the joint in FIG. (A).
FIG. 40 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a fourteenth embodiment of the present invention.
41A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 40, and FIG. 41B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 42 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a fifteenth embodiment of the present invention.
43 (A) is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 42, and (B) is a detailed view of the joint in FIG. (A).
FIG. 44 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a sixteenth embodiment of the present invention.
45A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 44, and FIG. 45B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 46 is a longitudinal sectional side view showing a water body structure having a water reservoir according to a seventeenth embodiment of the present invention.
47A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 46, and FIG. 47B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 48 is a vertical sectional side view showing a water body structure having a water reservoir according to an eighteenth embodiment of the present invention.
49A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 48, and FIG. 49B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 50 is a longitudinal side view showing a water body structure having a water reservoir according to a nineteenth embodiment of the present invention.
51A is an explanatory plan view showing the arrangement of the wall constituting members in FIG. 50, and FIG. 51B is a detailed view of the joint in FIG.
FIG. 52 is a vertical side view showing a water body structure according to a twentieth embodiment of the present invention, and shows an example in which a columnar member is provided with a wave-dissipating protruding body.
FIG. 53 is a longitudinal side view showing a water body structure according to a twentieth embodiment of the present invention, and shows an example in which a wave-dissipating protrusion is provided on an oblique member.
54A is a transverse cross-sectional view of a wave-dissipating projecting body made of reinforced concrete, and FIG. 54B is a cross-sectional view of a wave-dissipating projecting body made of a steel plate and a steel pipe.
[Explanation of symbols]
1 Steel fitting
1a, 1b fitting
2 Wall components
3 slits for water flow
4 walls
4a Impervious wall
4b Transmission wall
5a, 5b fitting
6 Wall components
7 slits for water flow
8 Wall
8a Impervious wall
8b Transmission wall
9, 10 Structure extension direction connecting material
11 Cross-section connecting material
12 Concrete superstructure
13 Water bottom
14 Wave-dissipating protrusion
15 Wave-dissipating step
15 Wave-dissipating step
16 Inclined bottom surface for wave absorption
17 Sea level
18 Fitting groove
20 Foundation ground
21 Filling material
22 Hollow chamber lower layer
23 slope
24 horizontal plane
25 Hollow chamber
25a hollow chamber bottom
26 Surface protective layer
27 Columnar member
28 Backing material
29, 29a, 29b sheath tube
31a, 31b diagonal
32a, 32b, 32c Upper connecting part
33 Time-cure materials
35 Giber
36 Seal ring
40 Projection body for wave dissipation
40a Projection body for wave dissipation
40b Projection body for wave absorption
41 reinforced concrete
42 Cylindrical space
43 Mortar Grout
44 Steel plate
45 steel pipe
Claims (22)
水底面(13)から断面方向連結材(11)の下面までの所定箇所に第1の通水用スリット(3)を形成した透過壁体(4b)を構成し、
前記第1の通水用スリット(3)の幅をD1とし、かつ第2の壁体構成部材(6)の配置間隔をD2としたとき、D1/D2は、5〜35%に設定され、
前記断面方向連結材(11)の下面に1個ないし複数の消波突起(14)が設けられていること
を特徴とする水域構造物。 First joint to a predetermined location (1a), a number of first wall constituting member having a second joint (1b) and (2), the first joint (1a), a second joint (1b ) Are fitted and arranged on the foundation ground (20) by means such as placing, and the first wall body (4) is formed, and is opposed to the first wall body (4) at a predetermined interval. in position, the third joint at a predetermined location (5a), the fourth joint (5b) a number of second wall constituting member having a (6), said third joint (5a), fourth head of the joint (5b) Mate constitute a second wall disposed by means of the punching設等(8) to the foundation ground (20), said first wall constituting member (2) of parts are connected by a first structure extending direction connecting member (9), the head of the second wall constituting member (6) is connected by a second structure extending direction connecting member (10), wherein First The head of the wall (4) and the second wall (8) is connected by a cross-sectional direction connecting member (11), said first structure extension direction connecting member (9) the cross-directional connecting member ( 11) A first upper coupling part (A) is formed so as to include an intersection with the second structure extension direction connection member (10) and the cross-section direction connection member (11). Thus, the second upper coupling portion (B) is formed, and a hollow chamber (25) having a bottom surface (25a) as a water bottom surface between the first wall body (4) and the second wall body (8) is formed. )
A transmission wall body (4b) in which a first water passage slit (3) is formed at a predetermined position from the water bottom (13) to the lower surface of the cross-sectional connection member (11),
When the width of the first water passage slit (3) is D1 and the arrangement interval of the second wall member (6) is D2, D1 / D2 is set to 5 to 35%,
One or more wave-dissipating protrusions (14) are provided on the lower surface of the cross-section direction connecting member (11) .
を特徴とする請求項1記載の水域構造物。The water structure according to claim 1, wherein when a plurality of the wave-dissipating protrusions (14) are provided, the length is changed stepwise in the front-rear direction.
水底面(13)から断面方向連結材(11)の下面までの所定箇所に第1の通水用スリット(3)を形成した透過壁体(4b)を構成し、
前記第1の通水用スリット(3)の幅をD1とし、かつ第2の壁体構成部材(6)の配置間隔をD2としたとき、D1/D2は、5〜35%に設定され、
前記断面方向連結材 ( 11 ) の下面に前方が高く後方が低い消波用段部(15)が設けられていること
を特徴とする水域構造物。 First joint to a predetermined location (1a), a number of first wall constituting member having a second joint (1b) and (2), the first joint (1a), a second joint (1b ) Are fitted and arranged on the foundation ground (20) by means such as placing, and the first wall body (4) is formed, and is opposed to the first wall body (4) at a predetermined interval. in position, the third joint at a predetermined location (5a), the fourth joint (5b) a number of second wall constituting member having a (6), said third joint (5a), fourth head of the joint (5b) Mate constitute a second wall disposed by means of the punching設等(8) to the foundation ground (20), said first wall constituting member (2) of parts are connected by a first structure extending direction connecting member (9), the head of the second wall constituting member (6) is connected by a second structure extending direction connecting member (10), wherein First The head of the wall (4) and the second wall (8) is connected by a cross-sectional direction connecting member (11), said first structure extension direction connecting member (9) the cross-directional connecting member ( 11) A first upper coupling part (A) is formed so as to include an intersection with the second structure extension direction connection member (10) and the cross-section direction connection member (11). Thus, the second upper coupling portion (B) is formed, and a hollow chamber (25) having a bottom surface (25a) as a water bottom surface between the first wall body (4) and the second wall body (8) is formed. )
A transmission wall body (4b) in which a first water passage slit (3) is formed at a predetermined position from the water bottom (13) to the lower surface of the cross-sectional connection member (11),
When the width of the first water passage slit (3) is D1 and the arrangement interval of the second wall member (6) is D2, D1 / D2 is set to 5 to 35%,
An aquatic structure characterized in that a wave-dissipating step (15) is provided on the lower surface of the cross-section direction connecting member ( 11 ) and the front is low and the back is low .
を特徴とする請求項3記載の水域構造物。When a plurality of the wave-dissipating steps (15) are provided, the length is changed stepwise in the front-rear direction, and / or the wave-dissipating steps are also provided on the upper surface of the cross-sectional coupling member (11). The water area structure according to claim 3, wherein a step (15a) for wave absorption opposite to the step is provided in a step shape to impart a hydrophilic function.
を特徴とする請求項1又は3記載の水域構造物。 The first water passage slit (3) is configured to be submerged, or the first joint (1a) and the second joint (1b) are a seawater surface (17) and a water bottom (13). The water area structure according to claim 1 or 3, wherein the water area structure is provided between the two.
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