JP4202163B2 - 引戸クローザ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、引戸形式の戸体を自動的に閉鎖するための引戸クローザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
登録実用新案第3040877号公報
【0003】
従来より、戸体に対して適用する自動閉鎖装置が多く存在している。その一つとして、登録実用新案第3040877号公報(特許文献1)に記載の考案である「ドアチェック」がある。
この「ドアチェック」のうち、引戸形式の戸体に取り付けるものである引戸クローザとしては、戸体の上部に設けたゼンマイばねを備えた駆動歯車を取り付け、戸枠に、前記の駆動歯車に噛み合うラックを設けたものが示されている。
戸体を開放する際には、戸体の動きに伴い駆動歯車が回転してゼンマイばねが巻き取られる。そして、この状態で戸体から手を離すと、巻き取られたゼンマイばねが元に戻ろうとする力で駆動歯車が回転し、戸体が自動的に閉鎖される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の引戸クローザにおいては、戸体が開放された状態から閉鎖された状態に至るまでほぼ均一に移動する。このため、戸体を開放させた直後であっても、すぐに閉鎖方向に戸体が動き出すため、例えば車椅子に乗った人や高齢者など、戸体が開放してできた空間を通り抜けるのに時間を要する人にあっては、閉まりつつある戸体にぶつかる場合があって危険である。また、このように戸体にぶつかることを防止するために、通り抜ける間中、戸体を動かないように押さえておくことにより、姿勢に無理を生じて身体を痛めることもあった。そして、戸体が全閉状態になる寸前においては、指等を挟んでしまう危険性もあった。加えて、戸体を大きく開放した際においては、全閉状態となるまでに時間がかかることがあり、風などが吹き込んで不快な思いをすることもあった。
よって、本願発明においては、戸体の閉鎖する速度を戸体の位置によって変化させ、戸体を安全に、しかも速やかに閉鎖することができる引戸クローザを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、戸枠1に対して移動可能に配位された引戸形式の戸体2を、所定の開放位置から閉鎖位置まで自動的に閉鎖するための引戸クローザ10において、戸体2には、戸枠1の一部に当接しつつ回動する駆動輪3を備えるものであり、駆動輪3には、回転力を生じさせるための付勢手段4を備えるものであり、駆動輪3が戸枠1に対して所定の位置範囲にある際に、駆動輪3を制動する制動手段6と、駆動輪3と制動手段6とを連動させるための伝達手段5とを有するものであって、上記の伝達手段5は減速歯車52を備え、そして、連結棒53あるいはカムを備えており、減速歯車52は、上記駆動輪3の回転が減速されて伝達されるものであって、制動手段6は、上記駆動輪3の有する歯車に噛み合うことのできる制動歯車61を備えており、この制動歯車61は、回転に対して抵抗が働くダンパ63に連結されており、上記の連結棒53あるいはカムは、上記減速歯車52の回転に伴い、駆動歯車3の回転周期に対応した規則的な周期で、上記制動歯車61を上記駆動輪3に対して接近・離反させるものであることを特徴とする、引戸クローザを提供する。
【0006】
又、本願の請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、付勢手段4は、戸体2の開放動作中に、駆動輪3の回転に伴いエネルギを蓄積し、戸体2の閉鎖動作中に、前記の蓄積したエネルギを開放するものであり、制動手段6は、駆動輪3の回転周期に対応して規則的な周期で作動するものであり、伝達手段5は、戸体2の全開状態から全閉状態に至るまでの駆動輪3の回転範囲内において、上記制動歯車61を2回、上記駆動輪3に対して噛み合わせるものであって、この制動手段6の2回の噛み合いは、戸体2が全開状態から閉鎖動作に入った直後と、全閉状態になる直前とになされることを特徴とする引戸クローザを提供する。
【0007】
又、本願の請求項3に記載の発明は、戸枠1に対して移動可能に配位された引戸形式の戸体2を、所定の開放位置から閉鎖位置まで自動的に閉鎖するための引戸クローザ10において、戸体2には、戸枠1の一部に当接しつつ回動する駆動輪3を備えるものであり、駆動輪3には、回転力を生じさせるための付勢手段4を備えるものであり、駆動輪3が戸枠1に対して所定の位置範囲にある際に、駆動輪3を制動する制動手段6と、駆動輪3と制動手段6とを連動させるための伝達手段5とを有するものであって、戸枠1の上部であって、少なくとも駆動輪3が移動する範囲にはラック11が設けられ、戸体2には、ケーシング7と、ケーシング7に納められた駆動輪3と制動手段6と伝達手段5とを備えるものであり、駆動輪3が、ラック11に対して噛み合うことのできる駆動歯車であり、制動手段6が、駆動歯車3に対して噛み合うことのできる制動歯車61であり、伝達手段5が、伝達歯車51と減速歯車52と連結棒53とからなるものであり、伝達歯車51は、駆動歯車3よりも小径であり、駆動歯車3に対して回動中心が一致するように一体に取り付けられており、減速歯車52は、伝達歯車51に噛み合うものであって、戸体2の全開状態から全閉状態に至るまでの駆動歯車3及び伝達歯車51の回転数に応じ、減速歯車52が所定の回転数となるように、伝達歯車51と減速歯車52の歯車比が設定されており、制動歯車61は、支持棒62に取り付けられたものであって、支持棒62は、一端側62aがケーシング7に回動可能に取り付けられたものであり、連結棒53は、一端側53aが減速歯車52の側面に回動可能に支持されており、他端側53bが支持棒62の他端側62bに対して回動可能に連結されたものであって、連結棒53の一端側53aは、減速歯車52の回転に伴い回転運動をするものであり、他端側53bは所定範囲内における往復運動となるものであり、これにより、制動歯車61は、駆動歯車3の回転に伴い、駆動歯車3に対して接近・離反するものであり、ケーシング7は、戸体2に対して1箇所で回動可能に支持されており、ケーシング7をばね82で支持することにより、駆動歯車3をラック11に対して常時噛み合わせることができることを特徴とする引戸クローザを提供する。
【0008】
又、本願の請求項4に記載の発明は、戸枠1に対して移動可能に配位された引戸形式の戸体2を、所定の開放位置から閉鎖位置まで自動的に閉鎖するための引戸クローザ10において、戸体2には、駆動手段3と制動手段6と伝達手段5とを備え、駆動手段3は、戸体2を戸枠1に対して閉鎖させる方向に付勢するものであり、制動手段6には、一方の回転方向に対して制動作用を有するダンパ63を備え、駆動手段3の動作に抵抗を与えて、戸体2が閉鎖する際の速度を抑えるものであり、伝達手段5は、駆動手段3の動作に応じ、制動手段6を駆動手段3に対して接近・離反させるものであり、戸体2が全開状態から閉鎖動作に入った直後と、全閉状態になる直前とに限って、制動手段6を駆動手段3に対して接近させることで制動手段(6)を動作させるものであることを特徴とする引戸クローザを提供する。
【0009】
本願発明にあっては、駆動輪3が戸枠1に対して所定の位置範囲にある際に、制動手段6により駆動輪3が制動される。このため、戸体2を開放させた直後に制動手段6を作動させることにより、車椅子に乗った人や高齢者など、戸体2が開放してできた空間を通り抜けるのに時間を要する人にあっても、戸体2にぶつからずに通り抜けることができ、住居や施設などのバリアフリー化に貢献することができる。また、駆動輪3が制動される位置範囲においては戸体2を減速させることができ、駆動輪3が制動されない位置範囲においては戸体2を速やかに動作させることができるため、戸体2を安全に、しかも速やかに閉鎖することができる。
【0010】
特に、上記請求項2に記載の発明にあっては、付勢手段4が、駆動輪3の回転に伴いエネルギを蓄積するものであるため、外部から戸体2を閉鎖するためのエネルギを供給する必要がない。
【0011】
また、上記請求項3に記載の発明にあっては、伝達歯車51と減速歯車52の歯車比を設定することにより、戸体2の大きさや移動範囲に応じて、最適な動作をする引戸クローザ10を提供することができる。
【0012】
また、上記請求項4に記載の発明にあっては、一方の回転方向に対して制動作用を有するダンパ63を備えることにより、戸体2の開放動作については抵抗なく行うことができ、一方、戸体2の閉鎖動作については制動手段6を確実に作動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、本願発明の実施の一例を取り上げて説明する。図1は、本例の引戸クローザを取り付けた戸体と戸枠とを示す説明図であり、図2及び図3は、本例の引戸クローザの構造を示す説明図、図4は、本願発明の実施の他の例を示す概略説明図である。
【0014】
本例の引戸クローザ10は、図1に示すように、引戸形式の戸体2に取り付けられる。本例においては、床面に溝やレール等の凹凸ができず、住居や施設などのバリアフリー化に貢献するものとして、最近多く用いられる吊戸形式の引戸に適用したものであり、図示のように戸体2を戸枠1の上辺レール12に対して、移動車輪21を介して吊り下げたものである。なお、本願発明はこれに限らず、従来の一般家庭における引戸のように、戸枠の上辺に設けられた溝に対して戸体が摺動するものに対しても適用が可能である。
【0015】
そして、戸枠2の上部にはラック11が設けられている。本例においては、上辺レール12に接するようにして、歯が下方を向くように設けられている。そしてこのラック11は、少なくとも引戸クローザ10の駆動輪3が移動可能な範囲にわたって設けられている。また、このラック11に設けられた歯は、駆動輪である駆動歯車3に噛み合うことのできるものである。
【0016】
本例に示した吊戸と異なる構造の引戸においては、戸体の真上にラック11を設けることができないため、戸枠1の上辺に沿うようにして、側方に歯を有するラック11を設けて、笠歯車などを用いて、引戸クローザ10の駆動歯車3の動力をラック11に伝達できるものとすれば良い。あるいは戸枠1の下部にラック11を設けて、これに対応させて戸体2の下方に引戸クローザ10を設けるものとしても良く、ラック11を戸枠2に対して設ける位置は限定されるものではない。
【0017】
また、駆動輪3として歯車を用いずに、駆動輪3の外周部分を、ゴムなどの戸枠1に対して空転しない程度に摩擦係数の大きい素材で形成して、駆動輪3を戸枠1に直接接触させ、摩擦により戸体2を移動させるものとし、ラック11を省略しても良い。
【0018】
引戸クローザ10は、戸体2の上部にケーシング7を埋め込むようにして配位したものであり、このケーシング7の内部に、図2に示すように駆動輪3と伝達手段5と制動手段6とがそれぞれ収納されている。
【0019】
駆動輪3は、一部がケーシング7の上方外部に突出するものであって、戸枠1に対して接触可能なものである。本例においては、ラック11に噛み合うことが可能な駆動歯車としている。この駆動歯車3には、回転力を生じさせるための付勢手段であるゼンマイばね4が取り付けられている。このゼンマイばね4は、本例においては、戸体2の開放動作中においては、駆動歯車3の回転運動に伴い、巻き込まれてエネルギを蓄積し、戸体2の閉鎖動作中においては、前記の蓄積したエネルギを開放することによって、駆動歯車3に回転力を与える。よって、付勢手段であるゼンマイばね4が、駆動輪3の回転に伴いエネルギを蓄積するものであるため、外部から戸体2を閉鎖するためのエネルギを供給する必要がない。
このようにして回転力が与えられた駆動歯車3が戸枠1のラック11に噛み合うことにより、戸体2が閉鎖する方向に付勢される。
【0020】
なお、ケーシング7は、駆動歯車3がラック11に噛み合うように常時付勢されている。詳しくは、図2に示すように、戸体2に対して固定される固定部材81に対してジョイント71を介して回動可能に取り付けられている。そして、固定部材81とケーシング7との間にケーシング付勢ばね82が設けられている。この構造により、駆動歯車3がラック11へと押し付けられ、駆動歯車3の空転を防止し、ラック11に対して確実に噛み合わせることができる。
【0021】
ここで本例においては、ゼンマイばね4を駆動歯車3に取り付けたものとしているが、これに限られず、図4に示すように、駆動歯車3を、ゼンマイばね4を取り付けた駆動専用歯車3aと、この駆動専用歯車3aと噛み合い、ラック11に対して噛み合って回動する走行歯車3bとからなるものとしても良い。
【0022】
伝達手段5は、本例においては伝達歯車51と減速歯車52と連結棒53とからなるものであり、駆動輪である駆動歯車3と制動手段6とを連動させるためのものである。
伝達歯車51は、駆動歯車3よりも小径であり、駆動歯車51に対して回動中心が一致するように一体に取り付けられている。
減速歯車52は、伝達歯車51に噛み合うものであって、戸体2の全開状態から全閉状態に至るまでの、駆動歯車3及び伝達歯車51の回転数に応じ、減速歯車52が所定の回転数となるように、伝達歯車51と減速歯車52の歯車比が設定されている。本例においては、戸体2の全開状態から全閉状態に至るまでに、減速歯車52が1回転するように設定されている。
連結棒53は、一端側53aが減速歯車52の側面に回動可能に支持されており、他端側53bが後述する支持棒62の他端側62bに対して回動可能に連結されたものである。このようにして連結棒53の両端部53a,53bが支持されることにより、連結棒53の一端側53aは、減速歯車52の回転に伴い回転運動をするものであり、他端側53bは所定範囲内における往復運動をする。
【0023】
この伝達手段5については、本例に示した構成に限られるものではなく、駆動歯車3の回転運動を、所定の周期を有する運動に変換して制動手段6に伝達可能なものであれば、他の構成を有するものとしても良い。
よって、伝達歯車51を省略して、駆動歯車3と減速歯車52とを直接噛み合わせるものとしても良いし、ベルトやチェーンにより、駆動歯車3の回転を減速して伝達するものとしても良い。また、連結棒53についても、減速歯車52にカムを取り付け、このカムにより制動手段6を操作するものとしても良い。
【0024】
制動手段6は、制動歯車61と支持棒62と回転ダンパ63とからなるものであり、駆動輪である駆動歯車3が戸枠11に対して所定の位置範囲にある際に駆動歯車3を制動することにより、戸体2の閉鎖速度を抑えるものである。
制動歯車61は支持棒62に取り付けられたものであって、この制動歯車61の回動軸61aは、支持棒62に取り付けられた回転ダンパ63に連結されている。この回転ダンパ63は、一方向の回転に対しては抵抗が働き、他方向の回転に対しては抵抗が働かず、軽く動作するものである。
支持棒62は、一端側62aがケーシング7に回動可能に取り付けられたものであり、他端側62bは上記のように、連結棒53の他端側53bに対して回動可能に連結されている。連結棒53は上記のように、減速歯車52と連動するものであるため、連結棒53の運動に伴い、支持棒62は一端側62aを中心として回動し、連結棒53の運動範囲によって規定される範囲内において往復運動する。
このように、支持棒62が上記の所定範囲内を往復運動することに伴い、支持棒62に取り付けられた制動歯車61は駆動歯車3に対して接近・離反する。そして制動歯車61が駆動歯車3に接近して噛み合い、かつ駆動歯車3が制動歯車61を、回転ダンパ63の作動方向に回転させた場合において、駆動歯車3が制動される。本例においては、戸体2の閉鎖動作の際に駆動歯車3が制動される。
【0025】
このようにして制動手段6は、駆動歯車3の回転周期に対応した規則的な周期で作動する。本例においては、戸体2が閉鎖動作において、全開状態から全閉状態に至るまでに減速歯車52が1回転する。これに伴い、戸体2の全開状態と全閉状態とにおいては、減速歯車52がケーシング7に対して同じ回動位置となるために、連結棒53と支持棒62を介し、制動歯車61が駆動歯車3に対して接近して噛み合う。そして、図2に示すように、制動歯車61が駆動歯車3に対して噛み合うことにより、駆動歯車3が抵抗を受けて制動される。
この駆動歯車3に対する制動歯車61の接近は、本例においては、戸体2が全開状態から閉鎖動作に入った直後と、全閉状態になる直前との2回なされ、この時に戸体2の閉鎖動作が緩やかになされる。
一方、図3に示すように、制動歯車61が駆動歯車3に対して離反している場合においては、駆動歯車3は制動手段6から抵抗を受けないため制動されない。
このため、駆動歯車3に対して制動歯車61が噛み合った際には、戸体2は緩やかに動作するため、戸体2が全開状態から閉鎖動作に入った直後においては、車椅子に乗った人や高齢者など、戸体2が開放してできた空間を通り抜けるのに時間を要する人にあっても、戸体2にぶつからずに通り抜けることができる。そして、全閉状態になる直前においては、指を挟む等の危険を減らすことができる。また、駆動歯車3に対して制動歯車61が噛み合わない際には、戸体2は速やかに動作する。よって、戸体2を安全に、しかも速やかに閉鎖することができる。
なお、戸体2が全閉状態から全開状態に至る開放動作時には、回転ダンパ63が作動しない方向に回動軸61aが回転するため、常に戸体2を軽く動作させることができる。
【0026】
ここで、本例においての、上記に説明した各状態をまとめたものが下表である。
【表1】
【0027】
制動手段6の作動する範囲については、伝達歯車51と減速歯車52との歯車比の設定を変更することにより、戸体2の大きさや戸体2の移動範囲に合わせて最適な設定とすることができる。
本例においては、戸体2が全開状態から全閉状態となるまでの減速歯車52の回転数を1回転としているが、これに限らず、戸体2が全開状態から全閉状態となる途中においても減速させるため、減速歯車52を2回転以上させるものとしても良い。
【0028】
本願発明に係る制動手段6は、本例の形態に限定されず、種々の形態で実施することが可能である。例えば、駆動歯車3と制動歯車61とが常時噛み合うものとしておき、制動歯車61と回転ダンパ63との間に動力を伝達・切断可能なクラッチを介在させ、そのクラッチが動力を伝達するように接続された際にのみ、回動ダンパ63により制動歯車61が駆動歯車3を制動するものとしても良い。
また、回転ダンパ63については、本例のように1方向の回転についてのみ作動するものに限られず、両方向の回転で作動するものを用いても良い。
また、本例のような、回転運動に対して作動する回転ダンパではなく、直動形ダンパを使用しても良い。
【0029】
【発明の効果】
本願発明にあっては、駆動輪が戸枠に対して所定の位置範囲にある際に、制動手段により駆動輪が制動される。このため、戸体を開放させた直後に制動手段を作動させることにより、車椅子に乗った人や高齢者など、戸体が開放してできた空間を通り抜けるのに時間を要する人にあっても、戸体にぶつからずに通り抜けることができ、住居や施設などのバリアフリー化に貢献することができる。また、駆動輪が制動される位置範囲においては戸体を減速させることができるため、戸体を安全に、しかも速やかに閉鎖することができる。
【0030】
特に、本願の請求項2に記載の発明にあっては、付勢手段が、駆動輪の回転に伴いエネルギを蓄積するものであるため、外部から戸体を閉鎖するためのエネルギを供給する必要がない。
【0031】
また、本願の請求項3に記載の発明にあっては、伝達歯車と減速歯車の歯車比を設定することにより、戸体の大きさや移動範囲に応じて、最適な動作をする引戸クローザを提供することができる。
【0032】
また、本願の請求項4に記載の発明にあっては、一方の回転方向に対して制動作用を有するダンパを備えることにより、戸体の開放動作については抵抗なく行うことができ、一方、戸体の閉鎖動作については制動手段を確実に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の一例に係る引戸クローザを取り付けた戸体と戸枠とを示す説明図である。
【図2】本例の引戸クローザの構造を示す説明図である。
【図3】本例の引戸クローザの構造を示す説明図である。
【図4】本願発明の実施の他の例に係る引戸クローザを示す概略説明図である。
【符号の説明】
10 引戸クローザ
1 戸枠
11 ラック
2 戸体
3 駆動輪、駆動歯車
4 付勢手段、ゼンマイばね
5 伝達手段
51 伝達歯車
52 減速歯車
53 連結棒
53a 一端側(連結棒)
53b 他端側(連結棒)
6 制動手段
61 制動歯車
62 支持棒
62a 一端側(支持棒)
62b 他端側(支持棒)
63 (回転)ダンパ
7 ケーシング
82 ケーシング付勢ばね
Claims (4)
- 戸枠(1)に対して移動可能に配位された引戸形式の戸体(2)を、所定の開放位置から閉鎖位置まで自動的に閉鎖するための引戸クローザ(10)において、
戸体(2)には、戸枠(1)の一部に当接しつつ回動する駆動輪(3)を備えるものであり、
駆動輪(3)には、回転力を生じさせるための付勢手段(4)を備えるものであり、
駆動輪(3)が戸枠(1)に対して所定の位置範囲にある際に、駆動輪(3)を制動する制動手段(6)と、駆動輪(3)と制動手段(6)とを連動させるための伝達手段(5)とを有するものであって、
上記の伝達手段(5)は減速歯車(52)を備え、そして、連結棒(53)あるいはカムを備えており、
減速歯車(52)は、上記駆動輪(3)の回転が減速されて伝達されるものであって、
制動手段(6)は、上記駆動輪(3)の有する歯車に噛み合うことのできる制動歯車(61)を備えており、
この制動歯車(61)は、回転に対して抵抗が働くダンパ(63)に連結されており、
上記の連結棒(53)あるいはカムは、上記減速歯車(52)の回転に伴い、駆動歯車(3)の回転周期に対応した規則的な周期で、上記制動歯車(61)を上記駆動輪(3)に対して接近・離反させるものであることを特徴とする、引戸クローザ。 - 付勢手段(4)は、戸体(2)の開放動作中に、駆動輪(3)の回転に伴いエネルギを蓄積し、戸体(2)の閉鎖動作中に、前記の蓄積したエネルギを開放するものであり、
制動手段(6)は、駆動輪(3)の回転周期に対応して規則的な周期で作動するものであり、
伝達手段(5)は、戸体(2)の全開状態から全閉状態に至るまでの駆動輪(3)の回転範囲内において、上記制動歯車(61)を2回、上記駆動輪(3)に対して噛み合わせるものであって、
この制動手段(6)の2回の噛み合いは、戸体(2)が全開状態から閉鎖動作に入った直後と、全閉状態になる直前とになされることを特徴とする、請求項1に記載の引戸クローザ。 - 戸枠(1)に対して移動可能に配位された引戸形式の戸体(2)を、所定の開放位置から閉鎖位置まで自動的に閉鎖するための引戸クローザ(10)において、
戸体(2)には、戸枠(1)の一部に当接しつつ回動する駆動輪(3)を備えるものであり、
駆動輪(3)には、回転力を生じさせるための付勢手段(4)を備えるものであり、
駆動輪(3)が戸枠(1)に対して所定の位置範囲にある際に、駆動輪(3)を制動する制動手段(6)と、駆動輪(3)と制動手段(6)とを連動させるための伝達手段(5)とを有するものであって、
戸枠(1)の上部であって、少なくとも駆動輪(3)が移動する範囲にはラック(11)が設けられ、
戸体(2)には、ケーシング(7)と、ケーシング(7)に納められた駆動輪(3)と制動手段(6)と伝達手段(5)とを備えるものであり、
駆動輪(3)が、ラック(11)に対して噛み合うことのできる駆動歯車であり、
制動手段(6)が、駆動歯車(3)に対して噛み合うことのできる制動歯車(61)であり、
伝達手段(5)が、伝達歯車(51)と減速歯車(52)と連結棒(53)とからなるものであり、
伝達歯車(51)は、駆動歯車(3)よりも小径であり、駆動歯車(3)に対して回動中心が一致するように一体に取り付けられており、
減速歯車(52)は、伝達歯車(51)に噛み合うものであって、戸体(2)の全開状態から全閉状態に至るまでの駆動歯車(3)及び伝達歯車(51)の回転数に応じ、減速歯車(52)が所定の回転数となるように、伝達歯車(51)と減速歯車(52)の歯車比が設定されており、
制動歯車(61)は、支持棒(62)に取り付けられたものであって、
支持棒(62)は、一端側(62a)がケーシング(7)に回動可能に取り付けられたものであり、
連結棒(53)は、一端側(53a)が減速歯車(52)の側面に回動可能に支持されており、他端側(53b)が支持棒(62)の他端側(62b)に対して回動可能に連結されたものであって、
連結棒(53)の一端側(53a)は、減速歯車(52)の回転に伴い回転運動をするものであり、他端側(53b)は所定範囲内における往復運動となるものであり、
これにより、制動歯車(61)は、駆動歯車(3)の回転に伴い、駆動歯車(3)に対して接近・離反するものであり、
ケーシング(7)は、戸体(2)に対して1箇所で回動可能に支持されており、ケーシング(7)をばね(82)で支持することにより、駆動歯車(3)をラック(11)に対して常時噛み合わせることができることを特徴とする引戸クローザ。 - 戸枠(1)に対して移動可能に配位された引戸形式の戸体(2)を、所定の開放位置から閉鎖位置まで自動的に閉鎖するための引戸クローザ(10)において、
戸体(2)には、駆動手段(3)と制動手段(6)と伝達手段(5)とを備え、
駆動手段(3)は、戸体(2)を戸枠(1)に対して閉鎖させる方向に付勢するものであり、
制動手段(6)には、一方の回転方向に対して制動作用を有するダンパ(63)を備え、駆動手段(3)の動作に抵抗を与えて、戸体(2)が閉鎖する際の速度を抑えるものであり、
伝達手段(5)は、駆動手段(3)の動作に応じ、制動手段(6)を駆動手段(3)に対して接近・離反させるものであり、戸体(2)が全開状態から閉鎖動作に入った直後と、全閉状態になる直前とに限って、制動手段(6)を駆動手段(3)に対して接近させることで制動手段(6)を動作させるものであることを特徴とする引戸クローザ。
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