JP4198356B2 - Isdnアラーム通知システム - Google Patents
Isdnアラーム通知システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4198356B2 JP4198356B2 JP2001521035A JP2001521035A JP4198356B2 JP 4198356 B2 JP4198356 B2 JP 4198356B2 JP 2001521035 A JP2001521035 A JP 2001521035A JP 2001521035 A JP2001521035 A JP 2001521035A JP 4198356 B2 JP4198356 B2 JP 4198356B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- interface unit
- isdn
- exchange
- control path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/08—Indicating faults in circuits or apparatus
- H04M3/085—Fault locating arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/22—Arrangements for supervision, monitoring or testing
- H04M3/24—Arrangements for supervision, monitoring or testing with provision for checking the normal operation
- H04M3/244—Arrangements for supervision, monitoring or testing with provision for checking the normal operation for multiplex systems
- H04M3/245—Arrangements for supervision, monitoring or testing with provision for checking the normal operation for multiplex systems for ISDN systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
- H04Q11/0435—Details
- H04Q11/0457—Connection protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2207/00—Type of exchange or network, i.e. telephonic medium, in which the telephonic communication takes place
- H04M2207/08—ISDN systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/08—Indicating faults in circuits or apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/08—Indicating faults in circuits or apparatus
- H04M3/10—Providing fault- or trouble-signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/1301—Optical transmission, optical switches
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/13096—Digital apparatus individually associated with a subscriber line, digital line circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/13163—Fault alarm
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/13202—Network termination [NT]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/13204—Protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/13209—ISDN
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q2213/00—Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
- H04Q2213/1337—Operator, emergency services
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Description
本発明は、交換機に接続される加入者系伝送装置のISDNアラーム通知(Fault Locating)システムに関し、特に、TR303に準拠する交換機に接続される加入者系伝送装置のISDNアラーム通知システムに関する。
背景技術
交換機と加入者までの距離が長い環境において、加入者線を一度多重化(MUX)して、光伝送路を通して交換機と加入者とを接続するデジタルループキャリアサービスが北米を中心として採用されている。
図1は、UDLC(Universal Digital Loop Carrier)システムの構成例である。アナログスイッチ1のDS0レベルのアナログ出力は、デジタルループキャリア装置2によりデジタル信号に変換され、アッド・ドロップ多重化(ADM)装置3により、OC3/OC12等の光多重化信号4に変換され、キャリアサービス領域6にある端末と接続されるリモート端局5に送られる。
また、アナログ交換機1からのDS0レベルのアナログ出力は、ダイナミックなクロスコネクト機能を有するアクセスキャリアトランスポートシステム(ACTR:Access Carrier Transport System)7を通して、光多重化信号8に変換され、キャリアサービス領域10にある端末と接続されるリモート端局9に送られる。
図2は、交換機がデジタル交換機(TR008,TR303)の場合であり、DS1レベルのデジタル信号を出力する。デジタル交換機11,12とアクセスキャリアトランスポートシステム(ACTR:Access Carrier Transport System)のリモート端局13,14)を対向させてIDLC(Integrated Digital Loop Carrier)構成を採る。
なお、デジタル交換機(TR008)11は、各加入者線中のサービスチャネルで制御信号を扱う交換機であり、デジタル交換機(TR303)12は、制御信号に別バスを用いダイナミックにクロスコネクトが可能な交換機である。
図1、図2に示すシステムを更に考察すると、図3に示すように、従来のアナログ交換機1A〜1Cは、交換機(SW)ベンダーによらず、全て同一のインタフェース規格(TR−008)に準拠している。特にISDNについてはTR−397規格によりアラーム、フォルトロケーティングの方法が規定されていた。
また、交換機1A〜1Cと加入者端末22間に接続されるセントラルオフィスターミナル(COT)20及び、リモートターミナル(RT)(加入者形伝送装置)21は、図1に示したUDLC構成をとり、いわば「見えない存在」である。
このため、セントラルオフィスターミナル(COT)20及び、加入者系伝送装置21は、交換機のベンダーを意識する必要がなく、基本的には交換機1A〜1Cと加入者端末22間の信号をそのまま(TRANSPARENT)に伝送することが可能であった。
すなわち、TR−008規格モードにおいては、いずれの交換機ベンダーの交換機に接続しても、ISDNアラーム発生時に、共通の仕様でm−bit及び制御パス(eoc:Embedded Operation Channel)を送出すればよかった。
図4に示す表1は、各交換機ベンダーに対応したISDNアラーム通知コマンド及び、その値(TR−008)である。例えば、1項のCHカード抜け時には、セントラルオフィスターミナル(COT)2内のインタフェースLUNTが未実装であることを認識し、交換機1に対してm−bit=’0111 1110 111’bを送出する。
各ビット名称は、左側からact,ps1,ps2,ntm,cso,m46,sai,nib,m51,m52,m61であり、この場合はactとnibが0で、それ以外のビットが1である。
また、1項において、eocメッセージは、addr.=1、msg=“78”を交換機1に対して送出する。ここで、addr.=1はLUNT(COT側)、addr.=2はLULT(RT側)、addr.=0はNT1であるが、msg=“78”というLOSS OF SYNCRONIZATIONメッセージによると、addr.=2のインタフェースLULTにアラームが発生したため、addr.=1からアラームメッセージを交換機1に送出していることが分かる。
2項のU点同期外れ時も、1項と同様にm−bitを送出するが、eoc addressは“2”となる。
3項のNT1電源断時は、2項と同じU点同期外れ状態に遷移するため2項と同じm−bitで制御パス(eoc)を送出する。
4項のT点同期外れ時は、m−bitのactとsaiビットが0で、それ以外は1である。また、T点が同期外れとなってもネットワークターミナルNT1までの同期は確立したままなので、制御パス(eoc)は、ブロードキャスト(broadcast)アドレスの“7”、メッセージは“FF(Return to Normal)”を送出する。
発明の概要
ここで、TR−303規格に準拠する加入者系伝送装置においては、ISDN加入者線のアラーム情報が、あるベンダー(NORTEL社)の交換機には正しく通知されないという問題がある。
TR−303規格においては、図2のようなIDLC構成をとるために、UDLC構成のように交換機と加入者間の信号を、そのまま(TRANSPARENT)に伝送すればよいというわけにはいかない。
すなわち、加入者線のアラーム情報を加入者系伝送装置RDTにより管理し、交換機とRDT間の制御パス(eoc)を使って通知する必要がある。本発明の対象とされるアクセスキャリア・トランスポート(ACTR)システムでは、データターミナル(IDT)と接続するため、既に4:1多重分割(TDM)モード機能の追加を行っている。
4:1TDMモードにおいては、制御パス(eoc:Embedded Operation Channel)によりTR−303規格の交換機と加入者系伝送装置RDT間の制御情報をやりとりする。ISDNに関する規格TR−397には4:1TDMモードでのEOC詳細(ISDN加入者のアラーム通知規格)は明確に規定されていない。
現実にはTR−303をサポートする各々の交換機メーカーが独自のISDNアラーム検出仕様にて交換機を設計している。
そこで、本発明に従い、アクセスキャリア・トランスポート(ACTR)システムのISDNカードにおいて、スイッチオプション(SWITCH OPTION:SWOPT)を設け、各交換機ベンダーに対応したISDNアラーム通知ができるように構成している。
さらに、本発明に従うISDNアラーム通知システムの好ましい態様は、デジタル交換機と、デジタル交換機が接続される加入者系伝送装置と、外部よりスイッチオプションを設定する制御部を有する。そして、前記加入者系伝送装置は、交換機インタフェースユニットと、制御パスユニットと、ISDN加入者インタフェースユニットとを備え、前記制御部により、前記加入者系伝送装置の前記交換機インタフェースユニット、制御パスユニット及び、ISDN加入者インタフェースユニットにおけるスイッチオプションを設定することにより、前記加入者系伝送装置に接続されるデジタル交換機に対応する前記スイッチオプションを同一のものとすることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記ISDN加入者インタフェースユニットにおけるスイッチオプションは、交換機に対応するアラーム制御部であることを特徴とする。
また、別の態様として、複数のデジタル交換機と、複数のデジタル交換機が接続される加入者系伝送装置と、外部よりスイッチオプションを設定する制御部を有する。そして、前記加入者系伝送装置は、交換機インタフェースユニットと、
制御パスユニットと、ISDN加入者インタフェースユニットとを備え、前記制御部により、前記加入者系伝送装置の該交換機インタフェースユニット、制御パスユニット及び、ISDN加入者インタフェースユニットにおけるスイッチオプションを設定することにより、前記加入者系伝送装置に接続される複数のデジタル交換機のそれぞれに対応する該スイッチオプションを同一のものとすることを特徴とする。
好ましくは、前記ISDN加入者インタフェースユニットにおけるスイッチオプションは、デジタル交換機に対応するアラーム制御部であることを特徴とする。
また、前記において、前記複数のデジタル交換機は、RDT303−1〜4のインタフェース規格を持ち、RDT303毎に前記加入者系伝送装置の交換機インタフェースユニットと、制御パスユニットと、ISDN加入者インタフェースユニットにおける交換機タイプを設定可能であることを特徴とする。
また、前記において、前記複数のデジタル交換機は、異なる交換機ベンダーの交換機であることを特徴とする。
さらに、別の態様として、アナログ交換機と、複数のデジタル交換機と、前記アナログ交換機はデジタル化装置を通して、前記複数のデジタル交換機は直接に接続される加入者系伝送装置と、外部よりスイッチオプションを設定する制御部を有する。そして、前記加入者系伝送装置は、交換機インタフェースユニットと、制御パスユニットと、ISDN加入者インタフェースユニットとを備え、前記制御部により、該加入者系伝送装置の該交換機インタフェースユニット、制御パスユニット及び、ISDN加入者インタフェースユニットにおけるスイッチオプションを設定することにより、前記加入者系伝送装置に接続される複数のデジタル交換機のそれぞれに対応する該スイッチオプションを同一のものとすることを特徴とする。
さらに好ましくは、前記ISDN加入者インタフェースユニットは、複数のチャネルに対応する同一構成のアラーム制御部を有し、チャネル毎に複数の異なる交換機モードに対応して接続できることを特徴とする。
また、好ましくは、前記ISDN加入者インタフェースユニットは、一枚のISDNカードに少なくとも2チャネル分のアラーム制御部を備えることを特徴とする。
さらにまた、前記ISDN加入者インタフェースユニットは、終端部を有し、ISDNチャンネルカードが未実装状態であること検知することを特徴とする。
また、前記ISDN加入者インタフェースユニットは、終端部を有し、ネットワークアターミナルの接続が断状態であることを検知することを特徴とする。
また、前記ISDN加入者インタフェースユニットは、終端部を有し、ネットワークアターミナルがパワーダウン状態であることを検知することを特徴とする。
本発明の更なる特徴は、以下の図面を参照して説明される発明の実施の形態から明らかになる。
発明を実施するための最良の形態
以下図面に従い、本発明の実施の形態を説明する。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は、参照記号を付して説明する。
図5は、本発明の概念構成を説明する実施の形態である。図5に示すとおり、TR303規格のデジタル交換機2A〜2Dに接続する場合は、セントラルオフイスターミナル(COT)20は不要となりリモートターミナル(RDT:加入者系伝送装置)21と、DS1信号により接続する。
この時、接続するTR303規格デジタル交換機2A〜2Dのベンダー毎にインタフェース仕様(ISDNアラーム検出方法)が異なる。このためにアラーム情報を一律には送れない。したがって、交換機のタイプに応じてISDNアラーム通知方式を変更する必要がある。。
そのために、本発明は、加入者系伝送装置(ACTR:アクセスキャリア・トランスポートシステム)21に接続したコンピュータ(PC)24からスイッチオプションSWOPTを設定し、各交換機に対応したISDNアラーム通知を可能とするものである。
図6は、本発明システムの原理を説明する加入者系伝送装置を中心とする構成例である。図6において、A社製のTR−303デジタル交換機SW1は、加入者系伝送装置21とDS1で接続される。加入者系伝送装置21内のSWインタフェースカード211は、SWインタフェース部211a〜211dと、これに対しスイッチオプションを設定するSWOPT設定部211eを有する。
SWOPT設定部211eより、それぞれSWインタフェース部211a〜211dに対し、スイッチオプションSWOPT1,2又は3に設定可能である。
ここで、第1のSWインタフェース部211aに接続しているA社製の交換機SW1は、加入者系伝送装置21でA社=SWOPT1と定義してあるため、コンピュータ(PC)24よりPCインタフェースカード25を通して、SWOPT設定部211eを制御して、第1のSWインタフェース部211aをスイッチオプションSWOPT1に設定する。
EOC制御カード212にはEOC制御部212a〜212cを有するが、この場合EOC制御部212a(SWOPT1)は、SWOPT設定部212dよりSWOPT1に設定されたSWインタフェース部211aからEOC終端部212eを介して制御パス(eoc:Embedded Operation Channel)を制御する。
また、この第1のEOC制御部212aは、内部EOC送受信部212fを通して、ISDNカード214と内部EOCの送受信を行う。
EOC制御カード212とISDNカード214との間にはクロスコネクトカード213があり、クロスコネクトを行う。クロスコネクトの態様は、コンピュータ(PC)24により、インタフェースカード25を通してクロスコネクト設定部213aに設定情報を送り設定が行なわれる。
ISDNカード214は、1枚のカードに2チャネル分が搭載されている。図では、ISDNカード214にチャネル(CH)1とチャネル(CH)2の回路が示されている。そして、各チャネルの回路構成は同様であり、それぞれSWOPT1からSWOPT3にアラーム通知を行なう、第1のアラーム制御部214a、第2のアラーム制御部214b及び、第3のアラーム制御部214cを有する。
例えば、CH1が交換機SW1に接続するされるように、コンピュータ(PC)24よりクロスコネクトカード213のクロスコネクト設定部213aに接続設定を行う。かかる接続設定が行われると、ISDNカード214のCH1は、SWOPT1に対してアラーム制御を行うようにEOC制御カード212から,アラーム制御部214aが有効とされる。
以上のような仕組みにより、例えばISDNカード214が未実装状態に遷移した場合、EOC制御カード212内のEOC制御部212a及びEOC制御部212bがそれぞれCH1,CH2が未実装になったアラーム情報を第1、第2の交換機SW1、SW2に送出する。
また、CH1のU点が同期外れ状態に遷移した時、即ち、U点終端部214dにネットワークターミナルNT1が接続されない場合,CH1のU点終端部214dがU点同期外れを検出する。そして、アラーム制御部214aがSWOPT1の仕様に合うアラームコマンドを内部EOC送受信部214eより交換機側に送出する。
また、CH2のU点が同期外れ状態に遷移した時、CH2のU点終端部214dがU点同期外れを検出し、アラーム制御部214bがSWOPT2の仕様に合うアラームコマンドを内部EOC送受信部214eより交換機側に送出する。
CH1のT点(ネットワークターミナルNT1と端末装置TE間)が同期外れ状態に遷移した時は、ネットワークターミナルNT1がT点同期外れ情報をm−bitによりU点を通してISDNカード214のCH1のアラーム制御部214aに通知し、アラーム制御部214aにおいて、A社の期待するT点同期外れアラーム通知方法に従い制御パスeocを送出する。
図7は、U点終端部214dの詳細構成例を示したものである。U点終端部214dはアラーム制御部切替部200、U点同期外れ検出部201、NT1電源断検出部202及び、T点同期外れ検出部203を有する。
ここで、重要であるのは、ネットワークターミナルNT1の種類によって、T点同期外れを通知するm−bitの値が異なるということである。すなわち、actビット=0で通知するものもあれば、saiビット=0で通知するものもあれば、actビットとsaiビットを共に0にするものもある。
したがって、これらすべてのネットワークターミナルNT1のタイプのT点同期外れ状態を検出できるように、図7に示すようにU点終端部214dのT点同期外れ検出部203では、ACT=0を検出する回路203bと、SAI=0を検出する回路203cを有し、更にこれらの回路のOR論理を採るOR回路203aを備える。
したがって、actビットとsaiビットのいずれかが0になることでT点同期外れを検出している。
また、このm−bitの値をそのまま交換機に通知すると、交換機はT点同期外れを正しく検出できないため、アラーム制御部214aにより、A社の交換機SW1が期待するLT OH、NT OHの値に変換して、制御パスアラームレポートを送出している。
これにより、いずれのタイプのネットワークターミナルNT1がISDNカード214に接続されても、全てのタイプの交換機に正しいT点同期外れ通知を行うことができる。
図8は、本発明の実施例である。TR303デジタル交換機として、第1の交換機SW1である#5ESS(LUCENT社製)、第2の交換機SW2であるDMS−100(NORTEL社)の2種類が接続されている。
それぞれコンピュータ(PC)24によりスイッチオプションとして、RDT303−1:SWOPT=1(LUCENT)、RDT303−2:SWOPT=2(NORTEL)と設定される。
RDT303−1とRDT303−2は、各々インタフェースカード211の第1、第2の交換機インタフェース部211a,211bである。ISDNカード(D−BRU−LT2)214のCH1とCH2は、それぞれインタフェース部211a(RDT303−1)、211b(RDT303−2)にクロスコネクトカード213によりクロスコネクトされる。
ISDNカード214のCH1、CH2はクロスコネクトされることによりRDT303−1とRDT303−2と同一のスイッチオプションSWOPTが設定される。また、EOC制御カード(EM1C)212のEOC制御部もスイッチオプションSWOPTに対応した仕様により動作する。
このとき、1台の加入者系伝送装置(RDT)21で最大4つの識別が可能であり、4つのインタフェースRDT303−1,RDT303−2,RDT303−3,RDT303−4に各々独立に交換機のタイプを設定することができる。
図9は、表2として、各交換機ベンダーに対するISDNカード(D−BRU−LT2)214のISDNアラーム通知コマンド及びその値を示している。
このうちLUCENT社とSIEMENS社製についてはスイッチオプションSWOPT=1の通知コマンドにより対応し、NORTEL社製についてはスイッチオプションSWOPT=2の通知コマンドで対応する。
また、スイッチオプションSWOPT=3は現状対応ベンダーがないために使用されていないが、本発明に対応する前の旧版のソフトウェアの仕様で動作するようにして、EOC制御カードのみ更新された装置において、動作異常が発生しないようにバックワード互換性(Backward Compatibility)を確保している。
図9の表中に記述したのは、加入者系伝送装置(RDT)21が交換機に送出するEOC情報通知であり、ここで、LT OH、NT OHはそれぞれ、U点の下り方向m−bit(LT OH)と、上り方向m−bit(NT OH)を意味する。
図9に表中、1項のCHカード抜けの状態時、スイッチオプションSWOPT=1設定では、“M_EVENT_REPORT for ISDN Line Termination”のみを送出すればよいが、スイッチオプションSWOPT=2設定では、“M_EVENT_REPORT for ISDN Line Termination”に加えて、“M_EVENT_REPORT for ISDN Framed Path Termination Change of Overhead Bits Report”を送出しなければならない。
“M_EVENT_REPORT for ISDN Framed Path Termination Change of Overhead Bits Report”には、表2中のLT OH、NT OHの情報を含めて送出する。
2項のU点同期外れ状態では、U点終端部214d内のU点同期外れ検出部203によりU点同期外れを検出し、交換機に対してアラームを通知する。この時、スイッチオプションSWOPT1のLUCENT社とSIEMENS社の交換機はに対しては、“Alarm Status Change Report”のみを送出しなければならない。
また、LT OHのactビット=0、NT OHは全ビットを0にしなければならない。また、スイッチオプションSWOPT2のNORTEL社の交換機に対しては、“Alarm Status Change Report”と“NT1 Overhead Status Change Report”を送出する必要があり、LT OHのactビット=0、NT OHのact,ps1,ps2,saiビット=0にしなければならない。
3項のNT1電源断状態はU点同期外れ状態と同じ状態となるため、同じメッセージを送出する。
4項のT点同期外れ状態では、U点終端部内のT点同期外れ検出部にてT点同期外れを検出し、交換機に対してアラームを通知する。この時、スイッチオプションSWOPT1の交換機はLT OHのactビットが1、NT OHのactビットが0であれば、T点同期外れを検出するが、スイッチオプションSWOPT2の交換機はLT OHのactビットが1、NT OHのactビットが0、saiビットが0で、T点同期外れを検出する。
このため、図9の表2のような値を送出することにより、交換機において、正しくT点同期外れが検出できる。
産業上の利用可能性
以上実施の形態を説明した様に、本発明は、各TR303規格のデジタル交換機に接続するためにモジュール交換等の作業を必要とせず、ISDNカードのソフトウェア機能追加という比較的簡単な変更で実現される。
そして、従来のサービス(TR−008 POTS/ISDN,TR−303 POTS/ISDN)との互換性を保ちつつ、異なるタイプのネットワークターミナルNT1がISDN加入者に接続されても、全てのTR−303デジタル交換機に対し、ISDNアラームを正しく通知することができる。ISDNこれにより、本発明により加入者線の保守作業(Fault Locating)が正確に実施可能である。
ここで、本発明の保護の範囲は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の記載に基づき、特許請求の範囲と均等の範囲も本発明に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
図1は、UDLC(Universal Digital Loop Carrier)
図2は、IDLC(Integrated Digtal Loop Carrier)システムの構成例である。
図3は、交換機(SW)ベンダーによらず、全て同一のインタフェース規格(TR−008)に準拠している従来の技術を説明する図である。
図4は、各交換機ベンダーに対応したISDNアラーム通知コマンド及び、その値(TR−008)の例である。
図5は、本発明の概要を説明する図である。
図6は、本発明に従う加入者系伝送装置の構成例を説明する図である。
図7は、図6におけるU点終端部の構成例を示す図である。
図8は、本発明に従う加入者系伝送装置の実施例構成図である。
図9は、各交換機ベンダーに応じたISDNアラーム通知コマンド及びその(TR−303)を説明する図である。
Claims (8)
- デジタル交換機と、
該デジタル交換機が接続される加入者系伝送装置と、
外部よりスイッチオプションを設定する制御部を有し、
前記加入者系伝送装置は、
交換機インタフェースユニットと、
制御パスユニットと、
ISDN加入者インタフェースユニットとを備え、
前記制御部により、ベンダー毎に異なるスイッチング情報を前記交換機インタフェースユニット、前記制御パスユニット、及び前記ISDN加入者インタフェースユニットに与えることで、前記ベンダー毎に異なるアラーム情報が前記ISDN加入者インタフェースユニット、又は前記制御パスユニットで生成され、
前記アラーム情報が前記ISDN加入者インタフェースユニットで生成されたときは、前記アラーム情報は前記ISDN加入者インタフェースユニットから前記制御パスユニット、及び前記交換機インタフェースユニットを介して前記デジタル交換機に出力され、
前記アラーム情報が前記制御パスユニットで生成されたときは、前記アラーム情報は前記制御パスユニットから前記交換機インタフェースユニットを介して前記デジタル交換機に出力される、
ことを特徴とするISDNアラーム通知システム。 - 複数のデジタル交換機と、
該複数のデジタル交換機が接続される加入者系伝送装置と、
外部よりスイッチオプションを設定する制御部を有し、
前記加入者系伝送装置は、
交換機インタフェースユニットと、
制御パスユニットと、
ISDN加入者インタフェースユニットとを備え、
前記制御部により、ベンダー毎に異なるスイッチング情報を前記交換機インタフェースユニット、前記制御パスユニット、及び前記ISDN加入者インタフェースユニットに与えることで、前記ベンダー毎に異なるアラーム情報が前記ISDN加入者インタフェースユニット、又は前記制御パスユニットで生成され、
前記アラーム情報が前記ISDN加入者インタフェースユニットで生成されたときは、前記アラーム情報は前記ISDN加入者インタフェースユニットから前記制御パスユニット、及び前記交換機インタフェースユニットを介して前記デジタル交換機に出力され、
前記アラーム情報が前記制御パスユニットで生成されたときは、前記アラーム情報は前記制御パスユニットから前記交換機インタフェースユニットを介して前記デジタル交換機に出力される、
ことを特徴とするISDNアラーム通知システム。 - 請求項2において、
前記複数のデジタル交換機は、RDT303−1〜4のインタフェース規格を持ち、RDT303毎に前記加入者系伝送装置の交換機インタフェースユニットと、制御パスユニットと、ISDN加入者インタフェースユニットにおける交換機タイプを設定可能であることを特徴とするアラーム通知システム。 - 請求項2において、
前記複数のデジタル交換機は、異なる交換機ベンダーの交換機であることを特徴とするアラーム通知システム。 - アナログ交換機と、複数のデジタル交換機と、
該アナログ交換機はデジタル化装置を通して、該複数のデジタル交換機は直接に接続される加入者系伝送装置と、
外部よりスイッチオプションを設定する制御部を有し、
前記加入者系伝送装置は、
交換機インタフェースユニットと、
制御パスユニットと、
ISDN加入者インタフェースユニットとを備え、
前記制御部により、ベンダー毎に異なるスイッチング情報を前記交換機インタフェースユニット、前記制御パスユニット、及び前記ISDN加入者インタフェースユニットに与えることで、前記ベンダー毎に異なるアラーム情報が前記ISDN加入者インタフェースユニット、又は前記制御パスユニットで生成され、
前記アラーム情報が前記ISDN加入者インタフェースユニットで生成されたときは、前記アラーム情報は前記ISDN加入者インタフェースユニットから前記制御パスユニット、及び前記交換機インタフェースユニットを介して前記デジタル交換機に出力され、
前記アラーム情報が前記制御パスユニットで生成されたときは、前記アラーム情報は前記制御パスユニットから前記交換機インタフェースユニットを介して前記デジタル交換機に出力される、
ことを特徴とするISDNアラーム通知システム。 - 請求項5において、
前記ISDN加入者インタフェースユニットは、一枚のISDNカードに少なくとも2チャネル分のアラーム制御部を備えることを特徴とするアラーム通知システム。 - 請求項1において、
前記ISDN加入者インタフェースユニットは、終端部を有し、
該終端部はネットワークアターミナルの接続が断状態であることを検知することを特徴とするアラーム通知システム。 - 請求項1において、
前記ISDN加入者インタフェースユニットは、終端部を有し、
該終端部はネットワークアターミナルがパワーダウン状態であることを検知することを特徴とするアラーム通知システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP1999/004688 WO2001017213A1 (fr) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | Systeme indicateur d'alarme rnis |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4198356B2 true JP4198356B2 (ja) | 2008-12-17 |
Family
ID=14236586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001521035A Expired - Fee Related JP4198356B2 (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | Isdnアラーム通知システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7151750B2 (ja) |
JP (1) | JP4198356B2 (ja) |
WO (1) | WO2001017213A1 (ja) |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3673700D1 (de) * | 1985-06-12 | 1990-10-04 | Nec Corp | Digitales lokales vermittlungssystem. |
JPH04186937A (ja) * | 1990-11-21 | 1992-07-03 | Hitachi Ltd | 回線選択方式 |
KR950010922B1 (ko) * | 1991-12-02 | 1995-09-25 | 현대전자산업주식회사 | 트렁크 접속장치 |
JPH05336561A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ボタン電話装置 |
JP3138531B2 (ja) * | 1992-06-02 | 2001-02-26 | 日本電気株式会社 | Isdn加入者線搬送装置 |
JP2903902B2 (ja) * | 1992-10-07 | 1999-06-14 | 日本電気株式会社 | 加入者線搬送システム |
JPH07212879A (ja) * | 1994-01-10 | 1995-08-11 | Fujitsu Ltd | 加入者伝送システム |
US5621731A (en) * | 1994-02-04 | 1997-04-15 | Omnilink Communications Corporation | Private exchange for ISDN |
JP3164994B2 (ja) * | 1995-02-27 | 2001-05-14 | 株式会社日立製作所 | Atm網とノード装置および故障通知制御方法 |
JPH09214602A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-15 | Fujitsu Ltd | 加入者系伝送装置における呼制御システム |
KR19980020514A (ko) * | 1996-09-09 | 1998-06-25 | 김광호 | 종합정보통신망 사설교환기의 결함내성 구현방법 |
JP3585335B2 (ja) * | 1997-02-19 | 2004-11-04 | 富士通株式会社 | 加入者系端局装置 |
JP3393041B2 (ja) * | 1997-08-05 | 2003-04-07 | 富士通株式会社 | Isdn回線のu点断検出方式及び擬似同期解除方式 |
US6317493B1 (en) * | 1998-08-24 | 2001-11-13 | Bell Atlantic Network Services, Inc. | Automated system and method for subscriber line service control |
US6078649A (en) * | 1998-12-30 | 2000-06-20 | Bell Atlantic Network Services, Inc. | Remote subscriber loop terminal alarm monitoring |
-
1999
- 1999-08-30 WO PCT/JP1999/004688 patent/WO2001017213A1/ja active Application Filing
- 1999-08-30 JP JP2001521035A patent/JP4198356B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-11-28 US US10/004,006 patent/US7151750B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001017213A1 (fr) | 2001-03-08 |
US20020041569A1 (en) | 2002-04-11 |
US7151750B2 (en) | 2006-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6160806A (en) | High density unit shelf with network interface cards and method | |
US6370155B1 (en) | High density unit shelf network interface card and method | |
JPH06237479A (ja) | デジタル式ループ搬送装置 | |
US4849972A (en) | Digital data communications terminal and modules therefor | |
JP4198356B2 (ja) | Isdnアラーム通知システム | |
JP3556323B2 (ja) | 中継装置 | |
JP3737666B2 (ja) | 加入者系伝送装置 | |
Cisco | Network Interface (Trunk) Cards | |
Cisco | Network Interface (Trunk) Cards | |
Cisco | Network Interface (Trunk) Cards | |
Cisco | Network Interface (Trunk) Cards | |
Cisco | ||
Cisco | ||
Cisco | ||
Cisco | ||
Cisco | ||
JP3105879B2 (ja) | Sdhネットワーク | |
Cisco | Trunk Cards | |
Cisco | Network Interface (Trunk) Cards | |
Cisco | Description Part 2 | |
US7154897B2 (en) | Gateway digital loop carrier device | |
JP3763889B2 (ja) | デジタル伝送装置 | |
JP4202352B2 (ja) | 加入者系伝送装置 | |
JP2003309621A (ja) | 光伝送システムにおける切替装置 | |
JP4128705B2 (ja) | 回線監視システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070508 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080924 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |