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JP4197284B2 - ディスク記録装置のアーム - Google Patents

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Description

本発明は、先端側に前記ディスク記録媒体に対してデータの書込/読込を行なうヘッドが設けられ、前記ヘッドが前記ディスク記録媒体のトラックを横切るように駆動されるディスク記録装置のアームに関する。
ディスク記録媒体に対してデータの書き込み/読み込みを行なうディスク記録装置として、図6に示すような磁気ディスク装置がある。図において、エンクロージャ1内には、スピンドルモータ3によって回転駆動される磁気ディスク(ディスク記録媒体)5が1枚、又は複数枚設けられている。
アクチュエータ13には、磁気ディスク5の各記録面に向かうアーム14が形成され、このアーム14には、サスペンション(支持ばね)11を介して、磁気ディスク5に対してデータの書込/読込を行なう磁気ヘッド7が設けられている。
スピンドルモータ3によって磁気ディスク5が矢印I方向に高速で回転すると、磁気ディスク5の回転によって生じる空気流により、磁気ヘッド7は磁気ディスク5に対して微小間隔をもって浮上する。アクチュエータ13が回転することにより、そのアーム14に設けられた磁気ヘッド7は磁気ディスク5のトラックを横切る方向(矢印II方向)に移動し、目的のトラック上で磁気ディスク5に対してデータの書込/読込を行う。
特開平10−188504号公報(図22)
図6に示すような磁気ディスク装置のアーム14の断面形状は、図6の切断線A−Aでの断面図である図7に示すように矩形であった。
近年、磁気ディスク装置の高密度化により、磁気ディスク5の記録領域のトラック幅は狭くなり、また磁気ディスク5の回転数は15000rpmを超えるようになった。狭い幅のトラック上に磁気ヘッド7を位置決めするには、様々な外乱を低減する必要がある。その外乱の一つに風外乱がある。図7に示すように、アーム14の断面形状は矩形であり、その厚さ(図7においてt寸法)は磁気ディスク5間の距離(図においてT寸法)の50%以上となっているので、磁気ディスク5間の空気の流れを大きくせき止め、その一部はアーム14の第1側面(磁気ディスク5の回転方向の上流側のアーム14の側面)14aに沿って流れる(図6における矢印III方向)。
このアーム14の側面14aに沿って流れる空気流が、下流(アーム14の先端側)でエネルギーがなくなり、アーム14の側面14aから剥離し、大きな渦が発生する。この渦によりアーム14に大きな抗力が作用し、磁気ヘッド7の位置決め精度が悪化する問題点がある。
又、渦の放出方向にはサスペンション11があり、サスペンション11が振動し、磁気ヘッド7と磁気ディスク5との間の間隔が不安定となる問題点もある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、その課題は、アームに対する風外乱の影響が少なくなり、ディスク記録媒体に対して高密度な書込/読込が可能なディスク記録装置のアームを提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明を原理図である図1を用いて説明する。尚、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)の切断線B−Bにおける断面図である。図1(a)において、ディスク記録装置20のディスク記録媒体21は矢印IV方向に回転する。
アーム23の先端側には、ディスク記録媒体21に対してデータの書込/読込を行なうヘッド24が設けられている。そして、アーム23は、ヘッド24がディスク記録媒体21のトラックを横切る方向(図において矢印V方向)に駆動される。
ディスク記録媒体21の回転方向の上流側のアーム23の側面である第1側面25には、図1(b)に示すように、ディスク記録媒体21の記録面22と略平行な方向に延びる溝27が形成されている。
更に、請求項1に係る発明は、アームの第1側面の先端側には、前記アームの第1側面と対向する第2側面に接続する前記第1側面に沿って前記第2側面に接続する曲面部を有し、該曲面部に前記溝が形成されている。
本発明では、第1側面25に、ディスク記録媒体21の記録面22と略平行な方向に延びる溝27を形成したことにより、溝27付近で小さな渦が発生し、空気流のエネルギーが増す。従って、アーム23の先端側でも空気流の剥離が起こリにくくなり、大きな渦の発生が抑えられる。
更に、アームの第1側面の先端側には、前記アームの第1側面と対向する第2側面に接続する前記第1側面に沿って前記第2側面に接続する曲面部を有し、該曲面部に前記溝が形成されていることにより、第1側面に沿って流れる空気流がスムーズにアームの先端から離脱する。
このような気流の剥離を防止する方法として、航空機の翼の上の小さな突起(ボルテックス・ジェネレータ)やゴルフボールのディンプル等がある。
尚、ディスク記録装置としては、磁気的手段による磁気ディスク装置、光学的手段による光ディスク装置等があるが限定するものではない。磁気ディスク装置の場合は、磁気ディスクがディスク記録媒体に、ヘッドが磁気ヘッドに相当する。また光ディスク装置の場合は、光ディスクがディスク記録媒体に、ヘッドが光ピックアップに相当する。
請求項2に係る発明は、前記溝の断面形状が略V字形であることを特徴とする請求項1記載のディスク記録装置のアームである。
溝の断面形状が略V字形(図1(b)参照)としたことにより、主流方向に回転軸を持つ渦(縦渦)が発生し、空気流が第1側面25から剥離しにくくなる。
請求項1〜に係る発明によれば、アームの先端側でも空気流の剥離が起こリにくくなり、大きな渦の発生が抑えられるので、アームに対する風外乱の影響が少なくなり、ディスク記録媒体に対して高密度な書込/読込が可能となる。
更に、アームの第1側面の先端側には、前記アームの第1側面と対向する第2側面に接続する前記第1側面に沿って前記第2側面に接続する曲面部を有し、該曲面部に前記溝が形成されていることにより、第1側面に沿って流れる空気流がスムーズにアームの先端から離脱するので、更に、アームに対する風外乱の影響が少なくなり、ディスク記録媒体に対して高密度な書込/読込が可能となる。
請求項2に係る発明によれば、主流方向に回転軸を持つ渦(縦渦)が発生し、空気流が第1側面から剥離しにくくなることにより、請求項1に係る発明より更に、アームに対する風外乱の影響が少なくなり、ディスク記録媒体に対して高密度な書込/読込が可能となる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。尚、本形態では、磁気ディスク装置を用いて説明するが、他に、光磁気ディスク装置等でも適用可能である。
(第1の形態例)
最初に、本形態例の磁気ディスク装置の全体構成を図3を用いて説明する。図において、エンクロージャ51内には、スピンドルモータ53によって回転駆動される磁気ディスク(ディスク記録媒体)55が2枚設けられている。
アクチュエータ63には、磁気ディスク55の各記録面に向かうアーム64が形成され、このアーム64には、ヘッドスペーサ60、サスペンション(支持ばね)61を介して、磁気ディスク55に対してデータの書込/読込を行なう磁気ヘッド57が設けられている。
本形態のアクチュエータ63は、エンクロージャ51に対して回転可能に設けられ、その回転軸を介して一方の側にアーム64が形成され、他方の側に図示しないコイルが設けられる。そのコイルが磁気回路65の磁気ギャップに位置することにより、ムービングコイル型のリニアモータ(ボイスコイルモータ)が構成される。そして、コイルに電流を流すと、コイルに推力が発生し、アクチュエータ63が回転軸を中心に回転し、アーム64が磁気ディスク55のトラックを横切る方向(矢印VI方向)に移動する。
次に上記構成」の作動を説明する。スピンドルモータ53によって磁気ディスク55が矢印VI方向に高速で回転すると、磁気ディスク55の回転によって生じる空気流により、磁気ヘッド57は磁気ディスク55に対して微小間隔をもって浮上する。アクチュエータ63が回転することにより、そのアーム64に設けられたは磁気ディスク55のトラックを横切る方向(矢印VII方向)に移動し、目的のトラック上で磁気ディスク55に対してデータの書込/読込を行う。
本形態では、図3のアームの斜視図である図2に示すように、アーム64の磁気ディスク55の回転方向の上流側のアーム64の側面である第1側面67に、磁気ディスク55の記録面56(図3参照)と略平行な方向に延びる2本の溝69を形成している。更に、溝69の断面形状は略V字形とした。
このような構成によれば、アーム64の磁気ディスク55の回転方向の上流側のアーム64の側面である第1側面67に、磁気ディスク55の記録面56と略平行な方向に延びる溝69を形成したことにより、第1側面67に、磁気ディスク55の記録面56と略平行な方向に延びる溝69を形成したことにより、溝68付近で小さな渦が発生し、空気流のエネルギーが増す。従って、アーム64の先端側でも空気流の剥離が起こリにくくなり、大きな渦の発生が抑えられる。又、溝69の断面形状は略V字形としたことにより、主流方向に回転軸を持つ渦(縦渦)が発生し、空気流が第1側面67からより一層剥離しにくくなる。
従って、アーム64の先端側でも空気流の剥離が起こリにくくなり、大きな渦の発生が抑えられるので、アーム64に対する風外乱の影響が少なくなり、磁気ディスク55に対して高密度な書込/読込が可能となる。
(その他の形態例)
尚、本発明は上記実施の形態に限定するものではない。上記実施の形態例では、溝68を2本設けたが1本でもよいし、更には、3本以上あってもよい。又、溝68の断面形状も略V字形に限定するものではなく、他に、略U字形や略コ字形であってもよい。
更に、図4、図5に示すようなアーム164であってもよい。図4はヘッドスペーサ、サスペンションが取付けられていない状態のアームの平面図、図5はヘッドスペーサ、サスペンションが取付けられたアームの斜視図である。図4に示すように、アーム164の第1側面167の先端側には、アーム164の第1側面167と対向する第2側面168に接続する曲面部170が形成され、図5に示すように、溝169は曲面部170まで形成されている。
このような構成にすると、第1側面167に沿って流れる空気流がスムーズにアーム164の先端から離脱するので、前述した形態よりアーム164に対する風外乱の影響が少なくなり、磁気ディスク55に対して更に、高密度な書込/読込が可能となる。
請求項1に係る発明を原理図である。 第1の形態例のアームの斜視図である。 第1の形態例の磁気ディスク装置の全体構成を示す図である。 他の形態例のヘッドスペーサ、サスペンションが取付けられていない状態のアームの平面図である。 他の形態例のヘッドスペーサ、サスペンションが取付けられたアームの斜視図である。 従来の磁気ディスクの装置の平面図である。 図6の切断線A−Aでの断面図である。
符号の説明
21 ディスク記録媒体
23 アーム
25 第1側面
27 溝

Claims (2)

  1. 先端側に前記ディスク記録媒体に対してデータの書込/読込を行なうヘッドが設けられ、前記ヘッドが前記ディスク記録媒体のトラックを横切るように駆動されるディスク記録装置のアームにおいて、
    前記ディスク記録媒体の回転方向の上流側の前記アームの側面である第1側面に、前記ディスク記録媒体の記録面と略平行な方向に延びる溝形成され、
    前記アームの第1側面の先端側には、前記アームの第1側面と対向する第2側面に接続する前記第1側面に沿って前記第2側面に接続する曲面部を有し、
    該曲面部に前記溝が形成されることを特徴とするディスク記録装置のアーム。
  2. 前記溝の断面形状が略V字形であることを特徴とする請求項1記載のディスク記録装置のアーム。
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