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JP4195152B2 - 位置検出装置 - Google Patents

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JP4195152B2 JP21901599A JP21901599A JP4195152B2 JP 4195152 B2 JP4195152 B2 JP 4195152B2 JP 21901599 A JP21901599 A JP 21901599A JP 21901599 A JP21901599 A JP 21901599A JP 4195152 B2 JP4195152 B2 JP 4195152B2
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康夫 根門
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    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
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    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
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    • G01D5/2033Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the self-induction of one or more coils controlling the saturation of a magnetic circuit by means of a movable element, e.g. a magnet

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械や産業用ロボット等の可動部分の移動量や移動位置を検出する位置検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より工作機械や産業用ロボット等の可動部分の移動量や移動位置を検出する位置検出装置が知られている。
【0003】
このような位置検出装置として、本出願人が特願平9−81016号により提案した位置検出装置がある。
【0004】
図15に、特願平9−81016号で提案した位置検出装置を示す。
【0005】
図15に示す位置検出装置100は、発磁体からなるスケール101と、このスケール101から発生する磁界を検出する磁気センサ102とを有する。
【0006】
スケール101は、材質が例えばフェライト系プラスチックマグネットからなり、主面103が長方形とされた板状の形状となっている。この主面103の大きさは、長手方向の長さがL11であり、この長手方向に直交する方向(以下、幅方向とする。)の長さがW10である。このスケール101は、主面103に対して垂直に磁化された互いに逆極性の着磁面103a、103bを有している。着磁面103aと着磁面103bとの境界は、図16に示すように、直線で区切られ、境界線mを形成している。この境界線mは、主面103の長手方向の中心線n(以下、単に中心線nとする。)に対して、この主面103の中心oで交差している。中心線nと境界線mとの交差角は、θである。
【0007】
磁気センサ102は、閉磁路を形成した方形の環状のコア104と、このコア104の長手方向の相対する2辺に巻かれたコイル105,106とにより構成されている。コア104は、材質が例えばパーマロイやアモルファス等の高透磁率材料からなる。コイル105,106は、コア104の長手方向の平行した2辺にφ0.06mmのCu線を左右50回ずつ巻きつけて形成されている。コア104に巻いたコイル105,106は、互いに逆方向に磁界が発生するように、高周波のパルス電流が流される。
【0008】
このようなスケール101と磁気センサ102とは、互いが一定距離離された状態とされて、コイル105,106の中心軸がスケール101の主面103に対して垂直となるように配置される。また、このようなスケール101と磁気センサ102とは、コイル105,106の2つの中心軸が、スケール101の主面103の幅方向に並ぶように配置され、且つ、そのコイル105,106の2つの中心軸の中心位置(即ち、方形の環状コアの中心位置)が、スケール101の主面の中心線nの直上に位置するように配置される。
【0009】
このように配置されたスケール101と磁気センサ102とは、それぞれ工作機械等の固定部と可動部とに取り付けられ、スケール101の主面103の中心線n上を、長手方向に相対移動する。磁気センサ102は、スケール101上の長手方向の各位置において、スケール101から発せられる主面103に対して垂直方向の磁界を検出する。
【0010】
ここで、主面103の長手方向をX方向とし、主面103の幅方向をY方向とし、主面103に対して垂直な方向をZ方向として、この位置検出装置100の動作原理について説明する。
【0011】
スケール101の中心線nと境界線mとの交差点o上において、このスケール101のY方向の断面をとったとき、この断面から生じるZ方向の磁界は、図17及び図18に示すように、−W10/4〜W10/4(Y方向)の範囲で直線的に変化をする。従って、この断面から生じるZ方向の磁界は、スケール101のY方向の位置を示す。
【0012】
スケール101の長手方向(X方向)の長さL11に対して、検出有効長をL12(L12<L11)とし、交差角θを、θ=tan-1(d/L12)(dは、W10/2以下)だけ傾けるようにスケール101を構成する。そして、磁気センサ102をスケール101の検出有効長L12の範囲内で中心線n上をX方向に移動させ、互いに逆極性に着磁された着磁面103a、103bのZ方向の磁界を、2つのコイル105,106で検出する。この2つのコイル105,106の出力の差分は、交差点oの位置でY方向に断面をとったときにY方向の各位置においてZ方向の磁界が変化すると同様に、スケール101の長手方向の各位置において直線的に変化する。すなわち、スケール101と磁気センサ102との相対移動位置の違いに応じて、磁気センサ102が検出する垂直方向の磁界の大きさが変化する。従って、この位置検出装置100では、磁気センサ102により検出した垂直方向の磁界の大きさから、スケール101と磁気センサ102との相対移動位置を検出することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、スケール101から発生される磁界は、直線性の高い磁界変化が生じる領域の範囲が非常に狭い。そのため、上述した位置検出装置100では、スケール101又は磁気センサ102が、振動等によって位置ずれをした場合、その位置ずれが検出精度に大きく影響し、高精度に位置検出をすることが困難となってしまっていた。また、スケール101及び磁気センサ102を工作機械等に取り付ける場合、スケール101と磁気センサ102との位置決めが困難である。そのため、上述した位置検出装置100では、取付による出力のばらつきが大きくなってしまう。特に、磁気センサ102が直線性の高い磁界変化が生じる領域外に取り付けられてしまった場合には、精度が極端に悪化してしまう。
【0014】
また、磁気センサ102は、コイルセンサであるため、感磁方向となるコイルの巻線方向の寸法が最も大きくなる。上述した位置検出装置100では、スケール101の主面103に対して垂直方向の磁界を検出するため、巻線によってセンサ寸法が最も大きくなる感磁方向をこの主面103に対して垂直となるように磁気センサ102を配置しなければならなく、装置が大型化してしまっていた。
【0015】
本発明は、このような実情を鑑みてされたものであり、取付誤差、振動、位置ずれ等による出力特性の影響が少なく、さらに、装置の小型化を図ることが可能な位置検出装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明にかかる位置検出装置は、磁界発生手段と、上記磁界発生手段に対して相対的に直線移動するとともに上記磁界発生手段により発生された磁界を検出する磁界検出手段とを有し、上記磁界検出手段により検出された磁界に基づき上記磁界発生手段と上記磁界検出手段との相対移動位置を検出する位置検出装置であって、上記磁界検出手段が、上記磁界発生手段との相対移動方向に対して直交するとともに上記磁界発生手段との対向方向に直交する方向(感磁方向)の磁界を検出し、上記磁界発生手段が、上記相対移動方向の所定距離(L2)に亘り単調に増加する又は単調に減少する上記感磁方向の磁界を、上記磁界検出手段に対して与える。そして、上記磁界発生手段は、互いに平行な第1の辺(長さWS1)及び第2の辺(長さWS2 但し、WS1>WS2)と、互いに平行な上記第1の辺及び上記第2の辺に対して直交する第3の辺(長さLs 但し、Ls≦L2/2)とを含む台形の主面を有する板状の第1から第4の発磁体からなり、
上記第1の発磁体は、主面が上記磁界発生手段との対向方向に直交する方向に対して平行とされ、第3の辺が上記相対移動方向に対して平行とされて配置され、該第3の辺に直交する方向の磁界を発生し、上記第2の発磁体は、主面が上記第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第3の辺が上記第2の発磁体の第3の辺に対して平行且つ対向して配置され、上記第1の発磁体と逆極性の磁界を発生し、上記第3の発磁体は、主面が上記第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第2の辺が上記第1の発磁体の第2の辺に対して平行且つ対向し、第3の辺が上記第1の発磁体の第3の辺の直線上に位置するように配置され、上記第1の発磁体と逆極性の磁界を発生し、上記第4の発磁体は、主面が上記第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第2の辺が上記第2の発磁体の第2の辺に対して平行且つ対向して配置され、第3の辺が上記第2の発磁体の第3の辺の直線上に位置するように配置され、上記第2の発磁体と逆極性の磁界を発生する
【0017】
この位置検出装置では、磁界発生手段が、磁界検出手段との相対移動方向及び対向方向に対して直交する方向(感磁方向)の磁界であって、相対移動方向に単調に増加する又は単調に減少する磁界を発生し、磁界検出手段が上記感磁方向の磁界を検出する。このような位置検出装置は、上記磁界発生手段と上記磁界検出手段が相対移動し、相対移動に応じて変換する磁界を上記磁界検出手段が検出して、この相対移動位置を求める。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明を適用した実施の形態の位置検出装置について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
本発明は、図1に示すような位置検出装置に適用される。
【0020】
図1に示す位置検出装置1は、位置信号として磁界を発生するスケール2と、このスケール2から発生される磁界を検出する磁気センサ3とを有している。この位置検出装置1は、例えば工作機械に取り付けられ、相対的に直線移動する2部材の相対移動位置を検出する装置である。
【0021】
スケール2は、材質が例えばフェライト系プラスチックマグネットからなる主面が台形の板状の第1から第4の発磁体4〜7が組み合わされて形成されている。第1から第4の発磁体4〜7は、同一の形状を有しており、主面に対して垂直な方向に着磁されている。なお、スケール2の材質は、フェライト系プラスチックマグネットに限らず、例えば、SmCo系やNdFeB系の磁石、焼結磁石、FeMnやAlNiCo等の合金磁石を用いることもできる。
【0022】
各発磁体4〜7は、図2に示すように、第1の辺11と、第1の辺11に平行な第2の辺12と、第1の辺11及び第2の辺12に対して直交する第3の辺13と、第1の辺11と形成する角が鋭角とされた第4の辺14とから構成される台形の主面を有している。第1の辺11の長さはWS1であり、第2の辺12の長さはWS2であり、第3の辺13の長さはLSである。第1の辺11の長さは第2の辺の長さより長い(WS1>WS2)。
【0023】
各発磁体4〜7は、図3に示すように組み合わされて、全体としてスケール2を構成している。
【0024】
すなわち、第1の発磁体4と第2の発磁体5は、互いの磁化方向が逆極性となるとともに互いの主面が平行に配置され、且つ、互いの第3の辺13が突き合わされて配置される。第3の発磁体6は、第1の発磁体4と磁化方向が逆極性となるとともに主面が第1の発磁体4の主面と平行に配置され、且つ、第1の発磁体4と互いの第2の辺12が突き合わされて配置される。第4の発磁体7は、第1の発磁体4と磁化方向が同極性となるとともに主面が第1の発磁体4と平行に配置され、且つ、第3の発磁体6と互いの第3の辺13が突き合わされて、つまり、第2の発磁体5と互いの第2の辺12が突き合わされて配置される。
【0025】
このように組み合わされたスケール2は、第3の辺13が、第1の辺11及び第2の辺12よりも十分長く、全体として薄板の長尺状の形状とされる。このスケール2において、この第3の辺13と平行な方向をスケール2の長手方向とする。
【0026】
このように組み合わされたスケール2の長手方向に直交する方向、すなわち、第1の辺11及び第2の辺12に平行な方向(以下、この方向を幅方向とする。)の長さは、端部(第1の辺11で形成される部分)においてはW1(W1=2×WS1)であり、中心部(第2の辺12で形成される部分)においてはW2(W2=2×WS2)である。また、このように組み合わされたスケール2の長手方向の長さは、各発磁体4〜7の第3の辺13の長さLSの2倍のL1である。
【0027】
なお、このスケール2の端部における幅方向の長さを端部長といい、中心部における幅方向の長さを中心部長という。また、各発磁体4〜7を組み合わせて形成された板状のスケール2の主面を、スケール主面2aとする。また、このスケール主面2aの中心軸、すなわち、各発磁体4〜7の第3の辺13で形成される直線を、スケール中心軸2bとする。
【0028】
磁気センサ3は、図4に示すように、閉磁路を形成した方形の環状のコア21と、このコア21の相対する2辺に巻かれた2つのコイル22,23とにより構成されている。コア21は、材質が例えばパーマロイやFe,Co,Si,B等を成分とするアモルファス金属等の高透磁率材料からなる。コイル22,23は、コア21の平行する2辺に、例えばCu線を円筒状に巻き付けられて形成される。コイル22,23は、それぞれの中心軸が平行となるように配置されている。このコイル22,23は、互いに逆方向に磁界が発生するように、例えば高周波のパルス電流が流される。
【0029】
以上のような磁気センサ3は、コイル22,23の中心軸に平行に入射する外部磁界に対する感度が非常に高くなっている。磁気センサ3は、この中心軸に平行入射する外部磁界に対してインピーダンス変化が生じ、その変化率が非常に大きくなっている。この磁気センサ3のコイル22,23の中心軸に平行な方向、すなわち図4で示すy方向を、以下この磁気センサ3の感磁方向として説明を行う。
【0030】
なお、逆相駆動した2つのコイル22,23を用いるのは、これら2つのコイル22,23の差動出力を得ることにより、同相磁界に対しては出力を大きく取ることができ、電気的ノイズ等の同相信号に対しては出力をキャンセルすることができるためで、このことにより、高出力且つ安定した出力を得ることができる。この磁気センサ3は、2つのコイルを用いるものに限られず、1つのコイルや、磁気インピーダンス素子等のその他の感磁手段を用いても良い。
【0031】
磁気センサ3のコイル22,23は、外部に設けられた駆動検出回路に信号線を介して接続される。これらコイル22,23は、この駆動検出回路から励磁電流が供給されるとともに、この駆動検出回路により出力が検出される。
【0032】
図5に、コイル22,23の駆動及び出力検出を行う駆動検出回路の回路例を示す。
【0033】
駆動検出回路30は、発振回路31と、発振回路31からのパルス信号に基づきコイル22,23の励磁電流をスイッチングするスイッチング回路32と、コイル22の出力電圧を検出して平滑化する第1の平滑回路33と、コイル23の出力電圧を検出して平滑化する第2の平滑回路34と、第1の平滑回路33と第2の平滑回路34との出力電圧の差分を検出して差動信号を出力する差動増幅回路35とを有している。
【0034】
発振回路31は、所定の発信周波数の高周波パルス信号を出力する。スイッチング回路32は、この高周波パルス信号に基づき、直列接続されたコイル22,23に流れる電流をスイッチングする。このことにより、これらコイル22,23は、高周波電流で励磁される。
【0035】
コイル22は、一端がブリッジ抵抗37を介して電源36に接続され、他端がスイッチング回路32と接続されている。コイル23は、一端がブリッジ抵抗38を介して電源36に接続され、他端がスイッチング回路32と接続されている。このようなコイル22及びコイル23は、スイッチング回路32がスイッチングすることにより、互いに逆相の磁界が発生するように高周波励磁がされる。
【0036】
第1の平滑回路33は、カソードがコイル22とブリッジ抵抗37との接続点に接続されたダイオード39と、一端が電源36に接続され他端がダイオード39のアノードに接続された抵抗40と、一端がグランドに接続され他端がダイオード39のアノードに接続されたコンデンサ41とから構成される。この第1の平滑回路33は、高周波励磁されたコイル22に発生する電圧を平滑化する。
【0037】
第2の平滑回路34は、カソードがコイル23とブリッジ抵抗38との接続点に接続されたダイオード42と、一端が電源36に接続され他端がダイオード42のアノードに接続された抵抗43と、一端がグランドに接続され他端がダイオード42のアノードに接続されたコンデンサ44とから構成される。この第2の平滑回路34は、高周波励磁されたコイル23に発生する電圧を平滑化する。
【0038】
差動増幅回路35は、その反転側入力端子が抵抗45を介して第1の平滑回路33のダイオード39のアノードに接続され、非反転入力端子が抵抗46を介して第2の平滑回路34のダイオード42のアノードに接続される。この差動増幅回路35は、平滑化されたコイル22に発生した電圧と、平滑化されたコイル23に発生した電圧との差分を増幅する。
【0039】
このような構成の駆動検出回路30は、発振回路31から出力された高周波パルス信号によりコイル22,23が逆相励磁駆動される。逆相駆動励磁されたコイル22,23の両者に同一方向の磁界が与えられると、これらコイル22,23にバイアス電圧が発生する。このとき、コイル22,23は、逆相で駆動しているので、そのバイアス電圧の極性が異なる。従って、駆動検出回路30は、コイル22,23に発生する極性が異なるバイアス電圧の差分を検出することにより、その磁界の強さを検出することができる。
【0040】
なお、ここでは、コイル22,23を高周波パルス信号により駆動する駆動検出回路30を示したが、例えば、正弦波信号によりコイル22,23を駆動しても良い。もっとも、パルス信号は、高調波成分を含むのでコイル22,23を効率よく駆動させることができ、デューティ比調整ができるので消費電力を少なくすることができ、また、DC成分を含むので外部磁界に対するインピーダンス変化点を任意に変更することができるといったメリットがある。また、発振回路31は、水晶発振子を用いたもの、LC共振を用いたもの等、図5に示した回路構成に限らず、どのような回路構成であってもよい。第1の平滑回路33、第2の平滑回路34、差動増幅回路35も、図5に示した回路構成に限らず、どのような回路構成であってもよい。
【0041】
磁気センサ3は、その感磁方向(円筒状のコイル22,23の中心軸の方向)がスケール2のスケール主面2aに平行とされ、このスケール主面2aと一定距離離されて設けられている。また、この磁気センサ3は、その感磁方向が、スケール2の長手方向(スケール中心軸2bの方向)と直交する方向とされ、この感磁方向の中心位置がスケール中心軸2bの直上に位置するように設けられている。
【0042】
そして、この磁気センサ3は、スケール2のスケール中心軸2b上を、このスケール2との間隔を一定に保ちながら、取り付けられる工作機械等の移動にともなって直線移動する。
【0043】
以上のような構成の位置検出装置1は、スケール2と磁気センサ3とが相対移動することにより、以下のように相対的に直線移動する2部材の相対移動位置を検出する。
【0044】
磁気センサ3は、その感磁方向が、スケール2の長手方向に垂直且つスケール主面2aとの対向方向(図1中のZ方向)に垂直とされ、スケール中心軸2bの直上であってスケール主面2aから一定距離離れた位置に配置される。そして、この磁気センサ3は、スケール2の長手方向の各位置における磁界を検出しながら、スケール中心軸2b上を直線移動する。
【0045】
スケール2は、上述したように、そのスケール主面2aの幅方向の長さが、長手方向の中心部から長手方向の端部に向かうに従い、だんだんと長くなっている形状をしている。また、スケール2は、スケール主面2aの鉛直方向に着磁がされており、さらに、そのスケール中心軸2bを挟んでその着磁の方向が逆極性となっている。
【0046】
従って、スケール中心軸2bの直上であってスケール主面2aから一定距離離れた磁気センサ3の磁界検出位置では、スケール主面2aに平行であってスケール中心軸2bと直交する方向の磁界が、スケール2から与えられる。すなわち、上記図1において示した各方向で言えば、Y方向の磁界が、スケール2から与えられる。
【0047】
また、スケール主面2aの幅方向の長さが、スケール2の長手方向の各位置において異なるため、上記磁界検出位置での磁界の強さがスケール2の長手方向の各位置において異なる。さらに、このスケール主面2aの幅方向の長さは、中心部長W2が一番狭く、中心部から端部に向かってだんだんと太くなり、端部長W1が一番太くなっている。従って、スケール2の長手方向に沿って単純増加(或いは単純減少)する磁界が、上記磁界検出位置に与えられる。例えば、スケール2の中心部近傍においては、図6(A)に示すように、Y方向の磁界HY1が与えられているとすると、スケール2の端部近傍においては、図6(B)に示すように、上記磁界HY1より大きい、Y方向の磁界HY2が与えられる。
【0048】
また、スケール2は、幅方向の長さが一番短くなった中心位置を挟んで、左右で着磁の方向が逆極性となっている。従って、幅方向の長さが一番短くなった中心位置における上記磁界検出位置での磁界が0となり、この中心位置を挟んで長手方向に上記磁界検出位置における磁界が反転し、両端部における上記磁界検出位置での磁界の極性が反転している。
【0049】
このような位置検出装置1では、スケール2と磁気センサ3とが相対移動することにより、磁気センサ3が各移動位置においてその大きさが異なる磁界を検出する。位置検出装置1では、その磁界を検出することにより、スケール2と磁気センサ3との相対移動位置を検出することができる。
【0050】
また、位置検出装置1では、磁気センサ3が、スケール2の長手方向(相対移動方向)に直交し、スケール2との対向方向(図1中のZ方向)に直交する磁界を検出する。そのため、従来例において説明した位置検出装置のように2つのコイルがスケールの対向方向に発生される互いに逆方向の磁界を検出するのではなく、2つのコイルがスケール主面2aと平行な方向の互いに同方向の磁界を検出するので、位置検出装置1では、振動等によって位置ずれをした場合であっても、その位置ずれが検出精度に大きく影響せず、高精度な位置検出をすることができる。また、同様の理由により従来例において説明した位置検出装置では、直線性の高い磁界変化が生じる領域が非常に狭く、この領域外に磁気センサが取り付けられてしまった場合には、精度が極端に悪化してしまうが、この位置検出装置1では、直線性の高い磁界変化が生じる領域が広く、検出精度にばらつきが生じず高精度に位置検出を行うことができる。また、この位置検出装置1は、コイル22,23の感磁方向をスケール主面2aと同方向にすることができるので、装置を小型化することができる。
【0051】
また、このような位置検出装置1を設計する場合、工作機械等の移動位置を検出する際における検出有効長L2(すなわち、位置検出を行う距離)に対して、スケール2の長手方向の長さL1を十分長くすることにより、より高精度な位置検出を行うことができる。これは、スケール2の端部近傍では、スケール2から発生される磁界の直線性が悪くなるため、この直線性が悪化する部分を用いずに位置検出するためである。
【0052】
また、このような位置検出装置1を設計する場合、スケール2の中心部の幅方向の長さである中心部長W2に適当なボリュームを与えて、この中心部を挟んだスケール2の長手方向の磁界変化を直線的にするようにすると好適である。これは、例えば、この中心部長W2を0とした場合(第1から第4の発磁体4〜7の主面を直角三角形とする場合)、この中心部でのスケール2の長手方向の磁界変化が他の部分と比べて緩やかとなり、磁界変化が非直線的となってしまう。逆に、端部の幅方向の長さである端部長W1と、中心部長W2との寸法差が少ないと、中心部でのスケール2の長手方向の磁界変化が他の部分と比べて急峻となり、磁界変化が非直線的となってしまう。従って、端部長W1に対してこの中心部長W2に適当なボリュームを与えてやり、全体として直線性を高くすることにより、より高精度な位置検出を行うことができる。
【0053】
また、このような位置検出装置1で用いるスケール2は、上述したものに限らず、磁気センサ3に対して感磁方向の磁界を与えるとともに、スケール2の長手方向の所定の距離に亘り単純増加(或いは減少)する磁界を磁気センサ3に与えることができるものであれば、どのような構成であってもよい。
【0054】
例えば、位置検出装置1は、図7に示すような、各発磁体4〜7の第2の辺12を突き合わせずに、中心部に空隙cを設けた構成のスケールを用いてもよい。
【0055】
例えば、スケール2を設計するに際して、装置全体を小型化するため、中心部長W2を短くする必要がある場合がある。しかしながら、この場合、スケール2の強度が弱くなったり、高精度に製造できず寸法にばらつきが生じたりしてしまう。そのため、このような場合、中心部長W2を短くせずに、中心部に空隙cを設けて、スケール2の磁界変化を調整しても良い。
【0056】
また、例えば、位置検出装置1は、図8に示すような、主面が長方形の板状の磁性材料に対して、スケール2の主面と同形状且つ同極性に着磁を行ったスケールを用いても良い。この場合、スケールの組立工数や成形ばらつきを少なくすることができる。
【0057】
また、例えば、位置検出装置1は、図9に示すような、スケール2と同一形状であって、主面と平行な方向に着磁されたスケールを用いても良い。このようなスケールであっても、スケール2と同様に磁界を磁気センサ3に対して与えることができる。
【0058】
【実施例】
つぎに、上記位置検出装置1の実施例として、検出有効長L1=40mm、出力誤差1%以下、スケール2と磁気センサ3とのy方向の変動許容が±0.5mmとしたときの設計例について説明する。ここで、この実施例を説明するにあたり、スケール2と磁気センサ3との相対移動方向をx方向とし、磁気センサ3の感磁方向をy方向とし、スケール2と磁気センサ3とが対向した方向をz方向とするものとする。なお、x方向、y方向、z方向は、互いに直交する。
【0059】
スケール2及び磁気センサ3は、5mm離間して設け、スケール中心軸2bの直上に磁気センサ3を配設した。
【0060】
スケール2は、その材質をフェライト系プラスチックマグネットとし、射出成形により成形した。フェライトとプラスチック材との配合比は、9:1で、成形中に磁場配向を主面垂直方向に行った。磁気特性は、残留磁束密度Brが0.22G、保持力Heが2kA/mである。このスケール2のスケール主面2aの各部の長さは、図10に示すように、端部長W1を4mm、中央部長W2を2mm、長手方向の長さL1を60mm、厚さを0.8mmとした。
【0061】
磁気センサ3のコア21は、その材質を0.05mmの厚さのパーマロイPC材とした。コア21は、長方形の薄板の主面に対して長方形の穴部を設けた形状の閉磁路の矩形環状コアとした。コア21の主面の外形寸法は、図11に示すように、長手方向を5mm、短辺方向を2mmとした。また、コア21の主面に設けられた穴部の寸法は、長手方向を2mm、短辺方向を1mmとした。従って、コア21の長手方向の2辺の幅がそれぞれ0.5mmとなり、短辺方向の2辺の幅がそれぞれ1.5mmとなる。このようなコア21は、エッチングにより形成し、加工歪みによる磁気特性の劣化を緩和するため熱処理を施した。
【0062】
コイル22,23は、φ60μmのCu線を、コア21の長手方向の2辺(幅0.5mmの辺)にそれぞれ50回巻回して、円筒状に形成した。なお、コア21は、製造を容易にするため、開磁路型のコアを成形してコイル22,23を巻回し、その後に、開時磁路部にコアを張り付けて閉磁路型としてもよい。
【0063】
本実施例では、このようなコイル22,23と駆動検出回路30とを2mの信号線により接続し、2つのコイル22,23を周波数が1MHz、デューディ比が1/10、電圧レベルが9Vのパルス信号により逆相駆動した。
【0064】
ブリッジ抵抗37,38の抵抗値は、印加される外部磁界が0のときのコイル22,23のインピーダンスをR0、外部磁界を印加したときのコイル22,23のインピーダンスの最大変化値をRmaxとしたとき、このR0とRmaxの中間値とした。
【0065】
以上のように設計した本実施例にかかる位置検出装置1の出力特性図を図12に示す。この図12に示すように、本実施例にかかる位置検出装置1は、検出有効長40mm全体に亘り、リニアな出力特性を得ることができた。
【0066】
また、この本実施例にかかる位置検出装置1の出力誤差特性図を図13に示す。この図13に示すように、本実施例にかかる位置検出装置1は、検出有効長40mmに亘り、出力誤差が1%以下となり、高精度な位置検出を行うことができた。
【0067】
また、本実施例にかかる位置検出装置1のスケール2と磁気センサ3とy方向に±0.5mm変動させたときの出力誤差特性を図14に示す。この図14に示すように、本実施例にかかる位置検出装置1は、検出有効長40mmに亘り、スケール2と磁気センサ3とがy方向に±5mm変動しても、出力誤差が非常に小さく、高精度な位置検出を行うことができた。
【0068】
【発明の効果】
本発明にかかる位置検出装置では、磁界発生手段が、磁界検出手段との相対移動方向及び対向方向に対して直交する方向(感磁方向)の磁界であって、相対移動方向に単調に増加する又は単調に減少する磁界を発生し、その磁界発生手段は、互いに平行な第1の辺(長さWS1)及び第2の辺(長さWS2 但し、WS1>WS2)と、この互いに平行な第1の辺及び第2の辺に対して直交する第3の辺(長さLs 但し、Ls≦L2/2)とを含む台形の主面を有する板状の第1から第4の発磁体からなり、第1の発磁体は、主面が磁界発生手段との対向方向に直交する方向に対して平行とされ、第3の辺が相対移動方向に対して平行とされて配置され、この第3の辺に直交する方向の磁界を発生し、第2の発磁体は、主面が第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第3の辺が2の発磁体の第3の辺に対して平行且つ対向して配置され、第1の発磁体と逆極性の磁界を発生し、第3の発磁体は、主面が第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第2の辺が第1の発磁体の第2の辺に対して平行且つ対向し、第3の辺が第1の発磁体の第3の辺の直線上に位置するように配置され、第1の発磁体と逆極性の磁界を発生し、第4の発磁体は、主面が第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第2の辺が第2の発磁体の第2の辺に対して平行且つ対向して配置され、第3の辺が第2の発磁体の第3の辺の直線上に位置するように配置され、第2の発磁体と逆極性の磁界を発生する。そして、磁界検出手段が上記感磁方向の磁界を検出する。このような位置検出装置は、上記磁界発生手段と上記磁界検出手段が相対移動し、相対移動に応じて変換する磁界を上記磁界検出手段が検出して、この相対移動位置を求める。
【0069】
このことにより本発明にかかる位置検出装置では、取付誤差、振動、位置ずれ等による出力特性の影響が少なく、さらに、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した位置検出装置の模式的な斜視図である。
【図2】上記位置検出装置のスケールを構成する発磁体を説明する図である。
【図3】上記発磁体が組み合わされた状態のスケールを説明する図である。
【図4】上記位置検出装置の磁気センサを説明する図である。
【図5】上記磁気センサの駆動検出回路の回路図である。
【図6】(A)は、スケール2の中心部近傍において検出される磁界を説明する図である。(B)は、スケール2の端部近傍において検出される磁界を説明する図である。
【図7】上記位置検出装置のスケールの変形例として、中心部に空隙を設けたスケールを説明する図である。
【図8】上記位置検出装置のスケールの変形例として、主面が長方形上のスケールを説明する図である。
【図9】上記位置検出装置のスケールの変形例として、着磁方向を主面と平行としたスケールを説明する図である。
【図10】上記位置検出装置を設計したときにおけるスケールの具体的な設計例を説明する図である。
【図11】上記位置検出装置を設計したときにおける磁気センサの具体的な設計例を説明する図である。
【図12】上記位置検出装置を具体的に設計したときの出力の特性を示す図である。
【図13】上記位置検出装置を具体的に設計したときの出力誤差の特性を示す図である。
【図14】上記位置検出装置を具体的に設計したときのスケールと磁気センサとをy方向に0.5mm変動させたときの出力誤差の特性を示す図である。
【図15】従来の位置検出装置の模式的な斜視図である。
【図16】上記従来の位置検出装置のスケールを説明する図である。
【図17】上記スケールの中心において、このスケールからZ方向に発せられる磁界の方向を説明する図である。
【図18】上記スケールの中心において、このスケールからZ方向に発せられる磁界の強さを説明する図である。
【符号の説明】
1 位置検出装置、2 スケール、3 磁気センサ、4〜7 発磁体、21 コア、22,23 コイル、30 駆動検出回路

Claims (2)

  1. 磁界発生手段と、上記磁界発生手段に対して相対的に直線移動するとともに上記磁界発生手段により発生された磁界を検出する磁界検出手段とを有し、上記磁界検出手段により検出された磁界に基づき上記磁界発生手段と上記磁界検出手段との相対移動位置を検出する位置検出装置において、
    上記磁界検出手段は、上記磁界発生手段との相対移動方向に対して直交するとともに上記磁界発生手段との対向方向に直交する方向(感磁方向)の磁界を検出し、
    上記磁界発生手段は、上記相対移動方向の所定距離(L2)に亘り単調に増加する又は単調に減少する上記感磁方向の磁界を、上記磁界検出手段に対して与え
    上記磁界発生手段は、
    互いに平行な第1の辺(長さWS1)及び第2の辺(長さWS2 但し、WS1>WS2)と、互いに平行な上記第1の辺及び上記第2の辺に対して直交する第3の辺(長さLs 但し、Ls≦L2/2)とを含む台形の主面を有する板状の第1から第4の発磁体からなり、
    上記第1の発磁体は、主面が上記磁界発生手段との対向方向に直交する方向に対して平行とされ、第3の辺が上記相対移動方向に対して平行とされて配置され、該第3の辺に直交する方向の磁界を発生し、
    上記第2の発磁体は、主面が上記第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第3の辺が上記第2の発磁体の第3の辺に対して平行且つ対向して配置され、上記第1の発磁体と逆極性の磁界を発生し、
    上記第3の発磁体は、主面が上記第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第2の辺が上記第1の発磁体の第2の辺に対して平行且つ対向し、第3の辺が上記第1の発磁体の第3の辺の直線上に位置するように配置され、上記第1の発磁体と逆極性の磁界を発生し、
    上記第4の発磁体は、主面が上記第1の発磁体の主面に対して平行とされ、第2の辺が上記第2の発磁体の第2の辺に対して平行且つ対向して配置され、第3の辺が上記第2の発磁体の第3の辺の直線上に位置するように配置され、上記第2の発磁体と逆極性の磁界を発生する位置検出装置。
  2. 上記磁界検出手段は、高透磁率材料からなるコアと、上記コアに巻回され、高周波電流で通電されたコイルとからなり、上記コイルの励磁方向が上記感磁方向とされた請求項1記載の位置検出装置。
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