JP4193569B2

JP4193569B2 - Freezing method and freezing equipment for the propulsion pipe reach

Info

Publication number: JP4193569B2
Application number: JP2003129870A
Authority: JP
Inventors: 正吉川; 幸信佐々木; 輝吉田
Original assignee: Kajima Corp
Current assignee: Kajima Corp
Priority date: 2003-05-08
Filing date: 2003-05-08
Publication date: 2008-12-10
Anticipated expiration: 2023-05-08
Also published as: JP2004332387A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、推進管到達部の凍結工法および凍結装置に関し、例えば立坑またはシールド孔などの既設あるいは先行施工された地下構造物に、推進工法によって施工された推進管を到達させる際の、推進管と地下構造物との間の土留め・止水工、あるいは構造物をきり広げる際の土圧・水圧に対する防護工として実施されるものである。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、地中にシールド（推進機）を押し進めてシールド孔を掘進した後、シールド孔を先行施工された立坑に到達させる場合、シールドのカッターによって立坑の土留め壁を直接切削できないため、これまで、あらかじめ立坑の全面の地盤に対して地盤改良を行い、その後、土留め壁を立坑の内側から人力で壊してシールド孔を立坑に到達させていた。
【０００３】
従来、この種の地盤改良工法として、薬液またはセメントミルクを地盤中に注入する工法、高圧で地盤にグラウトを注入する高圧噴射工法、あるいは到達部の周辺の地盤中に挿入した凍結管にブラインを循環させて地盤を凍結する工法が一般に用いられている。
【０００４】
【特許文献１】
特公平６−１０２９５５号公報
【特許文献２】
特公平７−７６５０７号公報
【特許文献３】
特公平７−８１４８６号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した地盤改良工法はいずれも、大規模な地盤改良となるだけでなく、地上から行う場合、公道の下、既設の構造物の下などでは、交通の妨げ、あるいは作業時間が制約されることがあり、時に既設構造物が障害になって施工ができない場合もあった。
【０００６】
また、既設あるいは先行する地下構造物から施工する場合、それらの構造物に孔を開けたりするため、構造物に悪影響を及ぼしたり、別途補強する必要があった。さらに、地下構造物が供用中とか延長の長いシールド孔などの場合、施工場所から先の作業ができなくなる等の課題があった。
【０００７】
本願発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、地下構造物と当該地下構造物に到達した推進管との間の地盤改良を容易に行うことができる推進管到達部の凍結工法および凍結装置を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の推進管到達部の凍結工法は、地下構造物と当該地下構造物に到達した推進管との間の地盤を凍結させる推進管到達部の凍結工法において、前記推進管を前記地下構造物の近くまで推進させた後、前記推進管の先端部にその周方向に環状に形成された凹部内に内蔵し、かつその両端部を推進管とともに接続して延長できるようにした凍結管に冷却材を循環させることを特徴とするものである。
【０００９】
本願発明は、推進管の先端部に内蔵した凍結管にブラインまたはＬＮ₂等の冷却材を循環させるだけで、地下構造物と推進管との間の地盤改良（凍結）を凍結により容易に行えるようにしたものである。
【００１０】
請求項２記載の推進管到達部の凍結装置は、地下構造物と当該地下構造物に到達した推進管との間の地盤を凍結させる推進管到達部の凍結装置において、前記推進管の先端部にその周方向に環状に形成された凹部内に冷却材を循環させる凍結管を前記推進管の周方向に連続して内蔵し、かつその両端部は推進管とともに接続して延長できるようにしてあることを特徴とするものである。
【００１１】
この場合の凍結管は特に、推進管の先端部にその周方向に環状（リング状）に形成された凹部に内蔵してもよく、また凍結環は凹部に一列または複数列にコイル状に設置してもよい。さらに、推進管先端部の内周にその円周方向に沿ってリング状またはコイル状に取り付けてもよい。
【００１２】
また、凍結管の両端部は推進管とともに随時接続して延長できるように形成してもよい。なお、凍結管には鋼管やステンレス管などの金属管の他に変形自在（フレキシブル）なホース等を用いることができる。
【００１３】
請求項３記載の推進管到達部の凍結装置は、地下構造物と当該地下構造物に到達した推進管との間の地盤を凍結させる推進管到達部の凍結装置において、前記推進管の先端部に固化材を充填する袋状ホースを前記推進管の周方向に連続して取り付け、当該袋状ホースに冷却材を循環させる凍結管を内蔵してなることを特徴とするものである。
【００１４】
この場合、袋状ホースは凍結管とともに推進管の先端部に形成された凹部に内蔵し、充填材を充填した際に膨張して凹部の外に突出する構成にしてもよい。また、固化材には膨張または無収縮の発泡モルタル、あるいは貧配合モルタル等を用いることができる。
【００１５】
請求項４記載の推進管到達部の凍結装置は、請求項２または３記載の推進管到達部の凍結装置において、凍結管は推進管の周方向に一列または複数列に内蔵してなることを特徴とするものである。凍結管を複数列に内蔵する場合コイル状にしてもよい。
【００１６】
【発明の実施の形態】
図１（ａ），（ｂ）は、本願発明の推進管到達部の凍結装置の一例を示し、図において、推進管１の先端に凍結管２が推進管１の円周方向に沿って環状（リング状）に設置され、その両端部２ａと２ｂは推進管１の内側を推進管１の後方にそれぞれ延長されている。
【００１７】
凍結管２は、推進管１の先端部に推進管１の円周方向に沿って環状（リング状）に連続して形成された凹部１ａ内に、推進管１の円周方向に沿って環状（リング状）に連続して内蔵され、その両端部２ａと２ｂは推進管１の内側に推進管１の軸方向に連続して形成された貫通孔１ｂ，１ｂに挿通されて推進管１の後方に延長されている。
【００１８】
なお、凍結管２の両端部２ａと２ｂは推進管１とともに随時接続して延長できるように形成されている。また、凍結管２には鋼管やステンレス管などの金属管の他に変形自在（フレキシブル）なホース等が用いられている。
【００１９】
図２（ａ）〜（ｄ）は、推進管到達部の凍結装置の変形例を示し、特に凍結管２が推進管１先端の内周に形成された凹部１ａ内に取り付けられ、かつその両端部２ａと２ｂは推進管１の内側に沿って後方に延長されている。
【００２０】
この場合、特に凍結管２は、図２（ｃ），（ｄ）に図示するように、推進管１先端の内周に推進管１の周方向に一列または複数列に連続するリング状またはコイル状に取り付けられている。
【００２１】
このような構成において、例えば図１（ｂ），図２（ｂ）にそれぞれ図示するように、推進管１をシールド孔などの既設構造物３（以下「シールド孔３」という）の近くまで推進させた後、凍結管２にその両端部２ａと２ｂからブラインまたはＬＮ₂等の冷却材を循環させることにより、推進管１とシールド孔３との間の地盤Ａを一定範囲にわたって凍結させることにより土留め止水体となる凍土を造成することができる。
【００２２】
次に、本願発明の推進管到達部の凍結工法について説明する。
【００２３】
▲１▼ 最初に、推進管１の先端に推進機４を設置し、この推進機４によって先端地盤を切削しながら推進管１をシールド孔３に向けて推進させる（図３（ａ）参照）。
この場合、推進管１の推進とともに推進管１の後端側に推進管１を新たに随時接続し、また凍結管２の両端部２ａと２ｂに凍結管を随時新たに接続する。
▲２▼ 次に、推進管１がシールド孔３の近くまで到達したら、推進機４を推進管１内に引き込める。また、推進管１を推進させて推進管１をシールド孔３側に少し寄せる（図３（ｂ）参照）。
▲３▼ 次に、凍結管２の両端部２ａと２ｂから凍結管２にブラインまたはＬＮ₂等の冷却材を循環させて推進管１とシールド孔３間の地盤Ａを凍結させる（図３（ｃ）参照）。
▲４▼ 次に、シールド孔３の内側からシールド孔３の覆工材（セグメント）を一部撤去し、推進管１とシールド孔３間の地盤Ａを人力で掘削して推進管１とシールド孔３を連通する（図４（ａ）参照）。
【００２４】
また、推進管１とシールド孔３との間に止水プレート５を取り付けて推進管１とシールド孔３間の隙間を完全に塞ぐ（図４（ｂ）参照）。そして、推進機４を回収する。なお、推進機４の回収方法としては、推進管２内を後退させて回収するか、解体して回収するかのいずれの方法でもよい。
【００２５】
この場合、推進管１とシールド孔３間の地盤Ａが完全に凍結されているため、推進管１とシールド孔３間の地盤Ａをきわめて安全に掘削することができる。
【００２６】
図５（ａ）〜（ｃ）は、本願発明の推進管到達部の凍結装置の他の例を示し、図において推進管１の先端部に袋状ホース６が推進管１の円周方向に沿って環状（リング状）に取り付けられ、この袋状ホース６内に凍結管２が推進管１の円周方向に沿って環状（リング状）に内蔵されている。その他の構成は図１（ａ）〜（ｃ）で説明した通りである。
【００２７】
このような構成において、図示するように、推進管１をシールド孔３の近くまで推進させた後、袋状ホース６内に膨張または無収縮の発泡モルタル、あるいは貧配合モルタル等の充填材７を充填することにより袋状ホース６を膨張させてシールド孔３の表面にパッカー状に密着させることにより、一時的な土留め止水が可能となり、この時点で推進機を回収することもできる。
【００２８】
さらに、充填材７の固化後、凍結管２にブラインまたはＬＮ₂を循環させて袋状ホース６内の充填材７および袋状ホース６周囲の地盤を凍結することで、より確実な土留め止水を行うことができる。
【００２９】
なお、袋状ホース６は凍結管２とともに推進管１の先端部に形成された凹部１ａ内に内蔵し、充填材７を充填するとともに膨張して凹部１ａの外に突出してシールド孔３の表面にパッカー状に密着する構成にしてもよい。
【００３０】
また、推進管１とシールド孔３との間に地山が残る場合には、ウォータージェット等の切削機構（図省略）を推進機４の先端に別途取り付けることで対応することができる。
【００３１】
【発明の効果】
本願発明は、以上説明した通りであり、地下構造物と当該地下構造物に到達した推進管との間の地盤を凍結によって地盤改良する場合、前記推進管を前記地下構造物の近くまで推進させた後、推進管の先端部に内蔵した凍結管にブラインを循環させるだけで、地下構造物と当該地下構造物に到達した推進管との間の地盤を容易に凍結させることができる。
【００３２】
特に、推進管の側から凍結管の設置、凍土の造成が可能なため、地上からの施工が不要となり、その結果、道路、建物などの制約を受けることがない。また、既設の地下構造物への損傷、補強も必要としない等の効果がある。
【００３３】
なお、図３（ａ）の段階で、推進機の切削機構が凍結しないように、例えば回転させながら図３（ｃ）に図示するように凍土を造成することも可能である。
【００３４】
この場合、セグメント等を直接切削したりシールド内部からセグメント等を撤去してシールド孔に到達させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】推進管到達部の凍結装置の一例を示し、（ａ）は推進管先端部の一部斜視図、（ｂ）は推進管到達部の一部縦断面図である。
【図２】推進管到達部の凍結装置の一例を示し、（ａ）は推進管先端部の一部斜視図、（ｂ）は推進管到達部の一部縦断面図、（ｃ），（ｄ）は推進管先端部の一部斜視図である。
【図３】（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は推進管到達部の凍結工法を示す一部断面図である。
【図４】（ａ）、（ｂ）は推進管到達部の凍結工法を示す一部断面図である。
【図５】推進管到達部の凍結装置の一例を示し、（ａ）は推進管到達部の一部斜視図、（ｂ）は推進管到達部の一部断面図、（ｃ）は推進管先端部の一部拡大斜視図である。
【符号の説明】
１推進管
１ａ凹部
２凍結管
２ａ凍結管の端部
２ｂ凍結管の端部
３シールド孔（既設構造物）
４推進機
５止水プレート
６袋状ホース
７充填材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a freezing method and a freezing device for a propulsion pipe reaching portion. For example, a propulsion pipe when a propulsion pipe constructed by the propulsion method is made to reach an existing or previously constructed underground structure such as a shaft or a shield hole. It is implemented as a soil retaining / water stop work between the ground and the underground structure, or as a protective work against earth pressure / water pressure when spreading the structure.
[0002]
[Prior art]
For example, after pushing a shield (propulsion unit) into the ground and excavating a shield hole, if the shield hole reaches a previously constructed shaft, the retaining wall of the shaft cannot be cut directly by the shield cutter. The ground was improved in advance for the entire ground surface of the shaft, and then the retaining wall was manually broken from the inside of the shaft to reach the shield hole to the shaft.
[0003]
Conventionally, as this kind of ground improvement method, a method of injecting chemical solution or cement milk into the ground, a high pressure injection method of injecting grout into the ground at high pressure, or a freeze pipe inserted in the ground around the reaching part is brined. A method of freezing the ground by circulation is generally used.
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Publication No. 6-102955 [Patent Document 2]
Japanese Patent Publication No. 7-76507 [Patent Document 3]
Japanese Examined Patent Publication No. 7-81486 [0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, all of the above-mentioned ground improvement methods are not only large-scale ground improvement, but when carried out from the ground, traffic obstruction or work time is restricted under public roads or existing structures. In some cases, the existing structure may become an obstacle and cannot be constructed.
[0006]
In addition, when constructing from existing or preceding underground structures, holes are made in those structures, so that they have an adverse effect on the structures or need to be reinforced separately. Furthermore, when the underground structure is in service or has a long extended shield hole, there is a problem that the previous work cannot be performed from the construction site.
[0007]
The invention of the present application was made to solve the above-described problems, and the freezing method of the propulsion pipe reaching portion capable of easily improving the ground between the underground structure and the propulsion pipe reaching the underground structure. And it aims at providing a freezing apparatus.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The freezing method for the propulsion pipe reaching portion according to claim 1 is the freezing method for the propulsion pipe reaching portion for freezing the ground between the underground structure and the propulsion pipe reaching the underground structure. A freezing tube that is propelled to the vicinity of a structure, and is housed in a recess formed annularly in the circumferential direction at the tip of the propulsion tube, and both ends thereof are connected together with the propulsion tube and can be extended. The coolant is circulated in the tank.
[0009]
In the present invention, the ground improvement (freezing) between the underground structure and the propulsion pipe can be easily performed by freezing only by circulating a coolant such as brine or LN ₂ in the freezing pipe built in the tip of the propulsion pipe. It is what I did.
[0010]
The freezing device for the propulsion pipe reaching portion according to claim 2, wherein the freezing device for the propulsion pipe reaching portion freezes the ground between the underground structure and the propulsion pipe reaching the underground structure. A freezing pipe for circulating a coolant in a recess formed annularly in the circumferential direction is continuously built in the circumferential direction of the propulsion pipe, and both ends thereof can be connected and extended together with the propulsion pipe. It is characterized by being.
[0011]
In this case, in particular, the freezing tube may be incorporated in a recess formed in an annular shape (ring shape) in the circumferential direction at the tip of the propulsion tube, and the freezing ring is installed in a coil in one or more rows in the recess. May be. Furthermore, you may attach to the inner periphery of the front-end | tip part of a propulsion pipe in the ring shape or coil shape along the circumferential direction.
[0012]
Moreover, you may form so that the both ends of a freezing pipe may be connected and extended at any time with a propulsion pipe. The freezing tube can be a deformable (flexible) hose, in addition to a metal tube such as a steel tube or a stainless steel tube.
[0013]
The freezing device for the propulsion pipe reaching portion according to claim 3, wherein the freezing device for the propulsion pipe reaching portion freezes the ground between the underground structure and the propulsion pipe reaching the underground structure. A bag-like hose filled with a solidifying material is continuously attached in the circumferential direction of the propelling tube, and a freezing tube for circulating a coolant is incorporated in the bag-like hose.
[0014]
In this case, the bag-like hose may be built in a recessed portion formed at the distal end portion of the propelling tube together with the freezing tube, and may expand to protrude out of the recessed portion when filled with the filler. The solidifying material can be expanded or non-shrinkable foamed mortar, poor blended mortar, or the like.
[0015]
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the freezing device for the propulsion pipe reaching portion according to the second or third aspect, wherein the freezing tubes are built in one or more rows in the circumferential direction of the propulsion tube. It is a feature. When the freezing tubes are built in a plurality of rows, they may be coiled.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
1 (a) and 1 (b) show an example of a freezing device for a propulsion pipe reaching portion according to the present invention. The two ends 2a and 2b are extended inside the propulsion tube 1 to the rear of the propulsion tube 1, respectively.
[0017]
The freezing tube 2 is annularly formed along the circumferential direction of the propulsion tube 1 in a recess 1a formed continuously at the tip of the propulsion tube 1 along the circumferential direction of the propulsion tube 1 in a ring shape. The two ends 2a and 2b are inserted into through-holes 1b and 1b continuously formed in the axial direction of the propulsion tube 1 inside the propulsion tube 1 so that the propulsion tube 1 It is extended backward.
[0018]
In addition, both ends 2a and 2b of the freezing tube 2 are formed so that they can be connected and extended together with the propelling tube 1 at any time. In addition to the metal pipe such as a steel pipe or a stainless steel pipe, a deformable (flexible) hose or the like is used for the freezing pipe 2.
[0019]
2 (a) to 2 (d) show a modification of the freezing device for the propulsion pipe reaching portion, and in particular, the freezing pipe 2 is attached in a recess 1a formed on the inner periphery of the tip of the propulsion pipe 1 and both ends thereof. The parts 2 a and 2 b are extended rearward along the inside of the propulsion pipe 1.
[0020]
In this case, in particular, as shown in FIGS. 2 (c) and 2 (d), the freezing tube 2 is a ring or coil that is continuous in one or more rows in the circumferential direction of the propulsion tube 1 on the inner circumference of the tip of the propulsion tube 1. It is attached to the shape.
[0021]
In such a configuration, as shown in FIGS. 1B and 2B, for example, the propulsion pipe 1 is propelled to the vicinity of an existing structure 3 (hereinafter referred to as “shield hole 3”) such as a shield hole. Then, by circulating a coolant such as brine or LN ₂ from both ends 2a and 2b of the freezing pipe 2, the ground A between the propulsion pipe 1 and the shield hole 3 is frozen over a certain range. Frozen soil can be created as a soil retaining water stop.
[0022]
Next, the freezing method of the propulsion pipe reaching part of the present invention will be described.
[0023]
(1) First, the propulsion unit 4 is installed at the tip of the propulsion tube 1, and the propulsion unit 1 is propelled toward the shield hole 3 while cutting the tip ground with the propulsion unit 4 (see FIG. 3 (a)). .
In this case, along with the propulsion of the propulsion pipe 1, the propulsion pipe 1 is newly connected to the rear end side of the propulsion pipe 1 as needed, and the freezing pipe is newly connected to both ends 2a and 2b of the freezing pipe 2 as needed.
(2) Next, when the propulsion pipe 1 reaches the vicinity of the shield hole 3, the propulsion unit 4 is retracted into the propulsion pipe 1. Further, the propulsion pipe 1 is propelled and the propulsion pipe 1 is slightly moved toward the shield hole 3 (see FIG. 3B).
(3) Next, a coolant such as brine or LN ₂ is circulated from both ends 2a and 2b of the freezing tube 2 to the freezing tube 2 to freeze the ground A between the propulsion tube 1 and the shield hole 3 (FIG. 3 ( c)).
(4) Next, a part of the lining material (segment) of the shield hole 3 is removed from the inside of the shield hole 3, and the ground A between the propulsion pipe 1 and the shield hole 3 is excavated manually to propel the propulsion pipe 1 and the shield. The hole 3 is communicated (see FIG. 4A).
[0024]
Moreover, the water stop plate 5 is attached between the propulsion tube 1 and the shield hole 3 to completely close the gap between the propulsion tube 1 and the shield hole 3 (see FIG. 4B). And the propulsion machine 4 is collect | recovered. In addition, as a collection method of the propulsion unit 4, any method of retracting the inside of the propulsion pipe 2 and collecting it or dismantling and collecting it may be used.
[0025]
In this case, since the ground A between the propulsion pipe 1 and the shield hole 3 is completely frozen, the ground A between the propulsion pipe 1 and the shield hole 3 can be excavated extremely safely.
[0026]
5 (a) to 5 (c) show another example of the freezing device for the propulsion pipe reaching portion of the present invention. In the figure, a bag-like hose 6 is provided in the circumferential direction of the propulsion pipe 1 at the tip of the propulsion pipe 1. The freezing tube 2 is built in a ring (ring shape) along the circumferential direction of the propulsion tube 1 in the bag-like hose 6. Other configurations are as described with reference to FIGS.
[0027]
In such a configuration, as shown in the figure, after the propelling pipe 1 is propelled to the vicinity of the shield hole 3, a filling material 7 such as expanded or non-shrinking foam mortar or poor blended mortar is put into the bag-like hose 6. By filling, the bag-like hose 6 is inflated and brought into close contact with the surface of the shield hole 3 in the form of a packer, so that temporary earth retaining water can be obtained, and the propulsion unit can be recovered at this point.
[0028]
Further, after the filler 7 is solidified, brine or LN ₂ is circulated through the freezing pipe 2 to freeze the filler 7 in the bag-like hose 6 and the ground around the bag-like hose 6, thereby ensuring more reliable earth retaining. Water can be done.
[0029]
The bag-like hose 6 is housed in the recess 1a formed at the tip of the propelling tube 1 together with the freezing tube 2, is filled with a filler 7 and expands and protrudes out of the recess 1a to surface the shield hole 3 It is also possible to adopt a configuration that closely contacts the packer.
[0030]
Further, in the case where a natural ground remains between the propulsion pipe 1 and the shield hole 3, a cutting mechanism (not shown) such as a water jet can be separately attached to the tip of the propulsion unit 4.
[0031]
【The invention's effect】
The present invention is as described above, and when the ground between the underground structure and the propulsion pipe reaching the underground structure is improved by freezing, the propulsion pipe is propelled to the vicinity of the underground structure. After that, the ground between the underground structure and the propulsion pipe reaching the underground structure can be easily frozen only by circulating the brine in the freezing pipe built in the tip of the propulsion pipe.
[0032]
In particular, since it is possible to install a freezing pipe and create frozen soil from the side of the propulsion pipe, construction from the ground becomes unnecessary, and as a result, there are no restrictions on roads and buildings. In addition, there is an effect that the existing underground structure is not damaged or reinforced.
[0033]
In order to prevent the cutting mechanism of the propulsion device from freezing at the stage of FIG. 3A, it is possible to create frozen soil as shown in FIG. 3C while rotating, for example.
[0034]
In this case, it is also possible to cut the segment directly or remove the segment from the inside of the shield to reach the shield hole.
[Brief description of the drawings]
FIGS. 1A and 1B show an example of a freezing device for a propulsion pipe reaching portion, in which FIG. 1A is a partial perspective view of a tip end portion of a propulsion pipe, and FIG.
FIGS. 2A and 2B show an example of a freezing device for a propulsion pipe reaching portion, wherein FIG. 2A is a partial perspective view of a tip end portion of the propulsion pipe, FIG. d) is a partial perspective view of the tip of the propelling tube.
FIGS. 3A, 3B, and 3C are partial cross-sectional views illustrating a method of freezing a propulsion pipe reaching portion.
FIGS. 4A and 4B are partial cross-sectional views showing a freezing method for a propulsion pipe reaching portion. FIGS.
FIGS. 5A and 5B show an example of a freezing device for a propulsion pipe reaching portion, where FIG. 5A is a partial perspective view of the propulsion pipe reaching portion, FIG. 5B is a partial cross-sectional view of the propulsion pipe reaching portion, and FIG. It is a partially expanded perspective view of a front-end | tip part.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Propulsion pipe 1a Recessed part 2 Freezing pipe 2a End part 2b of freezing pipe End part 3 of freezing pipe 3 Shield hole (existing structure)
4 Propulsion machine 5 Water stop plate 6 Bag hose 7 Filler

Claims

In the freezing method of the propulsion pipe reaching portion that freezes the ground between the underground structure and the propulsion pipe that has reached the underground structure, after the propulsion pipe is propelled to the vicinity of the underground structure, A propulsion pipe arrival characterized in that a coolant is circulated in a freezing pipe which is built in a recess formed in an annular shape in the circumferential direction at the front end portion and which can be extended by connecting both ends thereof together with the propulsion pipe. Part freezing method.

In the freezing device of the propulsion pipe reaching portion that freezes the ground between the underground structure and the propulsion pipe that has reached the underground structure , cooling is performed in a recess formed annularly in the circumferential direction at the tip of the propulsion pipe A freezing device for a propelling pipe reaching portion, wherein a freezing pipe for circulating the material is continuously built in the circumferential direction of the propelling pipe, and both end portions thereof can be connected and extended together with the propelling pipe.

In the freezing device for the propulsion pipe reaching portion that freezes the ground between the underground structure and the propulsion pipe that has reached the underground structure, a bag-like hose that fills the tip of the propulsion pipe with a solidifying material is provided in the propulsion pipe. A freezing device for a propelling pipe reaching portion, comprising a frozen pipe that is continuously attached in the circumferential direction and that circulates a coolant in the bag-like hose.

4. The freezing device for a propelling pipe reaching portion according to claim 2, wherein the freezing pipe is built in one or more rows in the circumferential direction of the propelling pipe.