JP4193400B2 - 排気タービン過給機付きエンジン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は排気タービン過給機付きエンジンに関し、コールドスタート時の排気ガス浄化触媒の温度上昇を早めて活性化できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の排気ガスによる地球環境問題や省資源の問題などが世界的にクローズアップされており、乗用車用などの自動車用エンジンでは、いっそうの排気ガスおよび燃費の改善が急務となっている。
【0003】
このような排気ガスおよび燃費の改善策は、種々検討・具体化されているが、その一つとして性能向上による低燃費化のため排気タービン過給機を用いるとともに、排気ガス浄化のため三元触媒を用いることが行われている。
【0004】
例えば、排気タービン過給機付きエンジンでは、図4に概略構成を示すように、エンジンの排気マニホールド1に排気タービン過給機2のタービンハウンジング3の排気ガス入口部4が連結され、流入する排気ガスをタービンスクロール部5を介してタービンインペラ6に送って回転駆動し、排気ガス出口部7から排出される排気ガスを排気ガス流路8に排出し、排出された排気ガスを排気ガス流路8の下流に設けた排気ガス浄化触媒9を通過させて浄化した後大気中に排出するようになっている。
【0005】
また、エンジンに供給される過給圧を制御するため排気ガス入口部4と排気ガス出口部7との間に排気ガスをバイパスさせるバイパス流路10とウエストゲートバルブ11を設け、過給圧が設定値を越えると、ウエストゲートバルブ11を開き、排気ガスの一部をタービンインペラ6をバイパスさせて排気ガス流路8に送るようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような排気タービン過給機付きのエンジンでは、エンジンのコールドスタート時(低温始動時)であっても通常運転時と同様に、エンジンの排気マニホールド1から排出される排気ガスがタービンハウジング3の排気ガス入口部4からタービンスクロール部5、タービンインペラ6および排気ガス出口部7を通って排気ガス流路8から排出されことから、排気タービン過給機のタービン各部に排気ガスの熱が奪われ、排気ガス浄化触媒9に至ると温度降下が大きく、触媒の活性化が遅れ、触媒が活性化されるまでの間の排気ガスの浄化が出来ないという問題がある。
【0007】
そこで、このようなコールドスタート時の排気ガス浄化触媒9の温度上昇を早めるためウエストゲートバルブ11を開いて排気ガスを直接排気ガス流路8に導くことも考えられるが、ウエストゲートバルブ11が設けられるバイパス流路10が細いため排気ガスの流量を十分確保することができず、タービンハウジング3内を流れる排気ガスも多く、短時間に触媒を活性化することができない。
【0008】
この発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたもので、コールドスタート時の排気ガス浄化触媒の温度上昇をはやめて活性化することができる排気タービン過給機付きエンジンを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術が有する課題を解決するため、この発明の請求項1記載の排気タービン過給機付きエンジンは、排気タービン過給機の排気ガス流路の下流に排気ガス浄化触媒を備えるとともに、バイパス流路にウエストゲートバルブを備えたエンジンであって、前記排気タービン過給機のタービン出口に開閉可能なバルブを設け、前記エンジンのコールドスタート時に前記バルブを閉じるとともに、前記ウエストゲートバルブを開いて前記バイパス流路からの排気ガスで前記排気ガス浄化触媒を加熱するよう制御する制御装置を設け、前記バルブおよび前記ウエストゲートバルブにそれぞれアクチュエータを備え、前記バルブのアクチュエータは前記エンジンの吸気マニホールドの負圧を利用して当該バルブを閉じる構成とし、前記ウエストゲートバルブのアクチュエータは、前記エンジンの吸気マニホールドの負圧を負圧配管で前記アクチュエータの一方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開き、かつ前記エンジンに過給供給される正圧を正圧配管で前記アクチュエータの他方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開く構成としたことを特徴とするものである。
【0010】
この排気タービン過給機付きエンジンによれば、排気タービン過給機の排気ガス流路の下流に排気ガス浄化触媒を備えるとともに、バイパス流路にウエストゲートバルブを備えたエンジンであって、前記排気タービン過給機のタービン出口に開閉可能なバルブを設け、前記エンジンのコールドスタート時に前記バルブを閉じるとともに、前記ウエストゲートバルブを開いて前記バイパス流路からの排気ガスで前記排気ガス浄化触媒を加熱するよう制御する制御装置を設け、前記バルブおよび前記ウエストゲートバルブにそれぞれアクチュエータを備え、前記バルブのアクチュエータは前記エンジンの吸気マニホールドの負圧を負圧配管で前記アクチュエータの一方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開き、かつ前記エンジンに過給供給される正圧を正圧配管で前記アクチュエータの他方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開く構成としており、エンジンのコールドスタート時にタービン出口に設けたバルブを閉じ、ウエストゲートバルブを開いてバイパス流路から直接排気ガスを排気ガス浄化触媒に導くことができ、温度降下の小さい排気ガスで加熱して触媒の活性化を短時間に行って排気ガスを浄化できるようにしている。
また、吸気マニホールドの負圧・正圧を利用して、バルブとウエストゲートバルブを確実かつ効率的に操作でき、コールドスタート時の状態、コールドスタート時以外の状態、過給圧が設定値を超えた場合の状態の3つの状態を切り替えることができるようになる。
さらに、この発明の請求項2記載の排気タービン過給機付きエンジンは、請求項1記載の構成に加え、前記バルブのアクチュエータと前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに負圧三方弁を介して前記エンジンの吸気マニホールドの負圧側を前記負圧配管で接続し、前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに制御弁を介して前記エンジンに過給供給される正圧側を前記正圧配管で接続し、前記負圧三方弁は、前記バルブのアクチュエータおよび前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに前記エンジンの吸気マニホールドの負圧が作用する状態と、前記負圧配管を大気に開放する状態とに切り替え可能であり、前記制御弁は、前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに作用する正圧を調整可能であることを特徴とするものである。
この発明の請求項2記載の排気タービン過給機付きエンジンによっても、エンジンのコールドスタート時にタービン出口に設けたバルブを閉じ、ウエストゲートバルブを開いてバイパス流路から直接排気ガスを排気ガス浄化触媒に導くことができ、温度降下の小さい排気ガスで加熱して触媒の活性化を短時間に行って排気ガスを浄化することができる。
また、この発明の請求項3記載の排気タービン過給機付きエンジンは、請求項1または2記載の構成に加え、前記制御装置は、前記エンジンのコールドスタート時に、前記バルブのアクチュエータと前記ウエストゲートバルブのアクチュエータにそれぞれ負圧が作用するようにし、コールドスタート時以外は、前記負圧配管を大気に開放し、過給圧が設定値を超えた場合は、前記正圧配管の正圧を調節する制御を行うことを特徴とするものである。
この発明の請求項3記載の排気タービン過給機付きエンジンによっても、エンジンのコールドスタート時にタービン出口に設けたバルブを閉じ、ウエストゲートバルブを開いてバイパス流路から直接排気ガスを排気ガス浄化触媒に導くことができ、温度降下の小さい排気ガスで加熱して触媒の活性化を短時間に行って排気ガスを浄化することができる。
【0011】
また、この発明の請求項4記載の排気タービン過給機付きエンジンは、請求項1〜3のいずれかに記載の構成に加え、前記ウエストゲートバルブが設けられるバイパス流路を、前記排気タービン過給機への排気ガス入口と前記排気ガス浄化触媒とを最短で結ぶように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
この排気タービン過給機付きエンジンによれば、ウエストゲートバルブが設けられるバイパス流路を、前記排気タービン過給機への排気ガス入口と前記排気ガス浄化触媒とを最短で結ぶように構成しており、排気ガスを触媒に導くバイパス流路を最短にして排気ガスの温度降下を極力抑え、一層短時間に触媒の活性化ができるようにしている。
【0013】
さらに、この発明の請求項5記載の排気タービン過給機付きエンジンは、請求項1〜4のいずれかに記載の構成に加え、前記ウエストゲートバルブを、コールドスタート時の全開位置で前記パイパス流路を流れる排気ガスと干渉しない構成としたことを特徴とするものである。
【0014】
この排気タービン過給機付きエンジンによれば、ウエストゲートバルブを、コールドスタート時の全開位置で前記パイパス流路を流れる排気ガスと干渉しない構成としており、例えば揺動して開閉するスイング式バルブの揺動軸の配置やバルブの開度を大きくするなどのウエストゲートバルブの構成とすることで、排気ガスと衝突しないようにして排気ガスの温度降下を極力抑え、これによっても一層短時間に触媒の活性化ができるようにしている。
【0015】
また、この発明の請求項6記載の排気タービン過給機付きエンジンは、請求項1〜5のいずれかに記載の構成に加え、前記制御装置を、コールドスタート時に前記ウエストゲートバルブを全開とし、過給圧力調整時に中間開度に制御する構成としたことを特徴とするものである。
【0016】
この排気タービン過給機付きエンジンによれば、制御装置を、コールドスタート時に前記ウエストゲートバルブを全開とし、過給圧力調整時に中間開度に制御する構成としており、コールドスタート時にウエストゲートバルブを全開として排気ガスの衝突による温度降下を抑え、本来の過給圧調整時には排気ガスの一部をバイパスさせるように制御装置で制御してウエストゲートバルブをコールドスタート時の触媒活性化に兼用するようにしている。
【0017】
さらに、この発明の請求項7記載の排気タービン過給機付きエンジンは、請求項1〜6のいずれかに記載の構成に加え、前記タービン出口に設ける前記バルブを、バルブ本体とステムとを一体に構成するとともに、当該ステムの装着用溝部をタービンハウジングに形成してタービンハウジングに組み込んで構成したことを特徴とするものである。
【0018】
この排気タービン過給機付きエンジンによれば、タービン出口に設ける前記バルブを、バルブ本体とステムとを一体に構成するとともに、当該ステムの装着用溝部をタービンハウジングに形成してタービンハウジングに組み込んで構成するようにしており、例えばバタフライバルブのバルブ本体とステムを一体とし、装着用溝部を利用してタービンハウジングに組み込むことで、部品点数の削減と小形コンパクト化を図るようにしている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1および図2はこの発明の排気タービン過給機付きエンジンの一実施の形態にかかり、図1(a)は排気系の部分拡大断面図、図1(b)はバルブ部分の正面図、図2はコールドスタート時の制御系の一例にかかる概略構成図である。
【0020】
この排気タービン過給機付きエンジン20は、図1に示すように、排気タービン過給機22を備え、過給圧をウエストゲートバルブ33と制御装置50で制御すること及び排気ガスを排気ガス浄化触媒31で浄化する基本構成は既に説明した図4のエンジンと同一である。
【0021】
この排気タービン過給機付きエンジン20では、エンジンの排気マニホールド21に排気タービン過給機22のタービンハウンジング23の排気ガス入口部24が連結され、流入する排気ガスをタービンスクロール部25を介してタービンインペラ26に送って回転駆動し、タービン軸27と同軸に取り付けたコンプレッサインペラ28によってエンジンへの吸気を過給するようになっている。
【0022】
そして、タービンインペラ26を駆動した排気ガスは、タービンハウンジング23の排気ガス出口部29から排気ガス流路30に排出され、この排気ガス流路30の下流に設けた排気ガス浄化触媒31を通過させて浄化した後大気中に排出するようになっている。
【0023】
また、エンジンに供給される過給圧を制御するためタービンハウンジング23の排気ガス入口部24と排気ガス出口部29との間に排気ガスをバイパスさせて直接排気ガス流路30に導くバイパス流路32と、このバイパス流路32を開閉するウエストゲートバルブ33を設け、過給圧が設定値を越えると、ウエストゲートバルブ33を開き、排気ガスの一部をタービンインペラ26をバイパスさせて排気ガス流路30に送ることでタービンの出力を抑えて過給圧を設定値にするようにしている。
【0024】
このような基本構成に加え、この排気タービン過給機付きエンジン20では、コールドスタート時の排気ガス浄化触媒31の活性化を早めるため、タービンハウジング23の排気ガス出口部29にバルブ34が設けてあり、排気ガス出口部29を密閉できるようにしてある。
【0025】
このバルブ34は、例えばバタフライ弁で構成され、図1(b)に示すように、円板状のバルブ本体35の半径方向両端部にステム36が突き出して溶接などで一体に設けられ、タービンハウジング23に形成したステム36に対応する装着用溝部37を介して装着(いわゆる、だまし込み)されて回動可能に支持されており、一方のステム36に外部から操作軸38が連結されて操作レバー39を介してアクチュエータ40で開閉できるようになっている。このバルブ34が設けられるタービンハウジング23には、バルブ34により密閉状態とできるように段差状のシール面41が形成してあり、バルブ本体35が閉じられたときにシール面41と接するようステム36を中心に逆方向の段差でシール面41が構成してある。
【0026】
なお、このバルブ34は、バルブ本体35の両端部にステム36を設ける場合のほか一端部にのみステムを設けるようにしても良く、溶接などので別体ものを取付けるほか、鋳造などで一体に製作するようにしても良い。
【0027】
このバルブ34は、エンジンのコールドスタート時にアクチュエータア40で全閉状態とされ、これ以外は全開状態となるようにしてあり、アクチュエータ40として、例えば負圧式アクチュエータが用いられ、エンジンスタート時の吸気負圧を利用してバルブ34を開き、それ以外は大気に開放してバルブ34を閉じるように動作させる。
【0028】
また、この排気タービン過給機付きエンジン20では、エンジンのコールドスタート時にタービンハウジング23への排気ガスをバルブ34を閉じることで止め、バイパス流路32のウエストゲートバルブ33を開いて直接排気ガスを排気ガス流路30を介して排気ガス浄化触媒31に送り、途中での排気ガスの温度降下を抑えて触媒の活性化を短時間で行うようにする。
【0029】
このためウエストゲートバルブ33を構成するスイング逆止め弁の揺動軸42に外部から操作軸43が連結されて操作レバー44を介してアクチュエータ45で開閉できるようになっており、アクチュエータ45として例えば負圧・正圧式アクチュエータが用いられ、エンジンスタート時の吸気負圧を利用してウエストゲートバルブ33を全開状態とし、それ以外は過給時の正圧を利用してウエストゲートバルブ33を中間開度とするように動作させる。
【0030】
このようなバルブ34のアクチュエータ40およびウエストゲートバルブ33のアクチュエータ45を制御するための制御装置50として、図2に示すように、エンジンコントロールユニット(ECU)51を利用し、負圧三方弁52を介してそれぞれのアクチュエータ40,45とエンジンの吸気マニホールド(図示せず)とが負圧を利用できるように負圧配管53で接続してあり、アクチュエータ45の正圧側もエンジンの吸気マニホールドの正圧を利用できるように電磁制御弁(DSV)54を介して正圧配管55で接続してある。
【0031】
したがって、この排気タービン過給機付きエンジン20では、エンジンのコールドスタート時に、エンジンコントロールユニット51からの駆動信号で負圧三方弁52を駆動してそれぞれのアクチュエータ40,45が負圧配管53を介して吸気マニホールドに発生する負圧が作用するようにし、バルブ34を閉じて排気ガスがタービンハウジング23内を流れないようにするとともに、バイパス流路32のウエストゲートバルブ33を開いて直接排気ガスを排気ガス流路30を介して排気ガス浄化触媒31に送るようにする。
【0032】
これにより、途中の排気ガスの温度降下を抑えて触媒の活性化を短時間で行うことができ、コールドスタート時にも排気ガスを浄化することができる。
【0033】
一方、コールドスタート時以外には、排気タービン過給機22による過給を行うため、エンジンコントロールユニット51からの駆動信号で負圧三方弁52を駆動してそれぞれのアクチュエータ40,45に接続される負圧配管53を大気に開放し、バルブ34を全開として排気ガスがタービンハウジング23内を流れるようにするとともに、バイパス流路32のウエストゲートバルブ33を全閉としておく。
【0034】
そして、過給圧が設定値を越えた場合には、アクチュエータ45に接続された正圧配管55に吸気マニホールドの正圧を作用させ、エンジンコントロールユニット51からの駆動信号で電磁制御弁(DSV)54を制御して正圧を調整し、ウエストゲートバルブ33を開いて排気ガスの一部をバイパス流路32にバイパスさせることでタービン出力を抑え、過給圧を調整するようにする。
【0035】
なお、排気ガス浄化触媒の温度が上昇し、触媒が活性化されたことを温度センサ等で検出し、検出後は負圧三方弁53を切り替えて排気タービン過給機22を通常の運転状態にする。
【0036】
このような排気タービン過給機付きエンジン20によれば、エンジンのコールドスタート時に排気ガス出口部29に設けたバルブ34を閉じ、ウエストゲートバルブ33を開いてバイパス流路32から直接排気ガスを排気ガス浄化触媒31に導くことができ、温度降下の小さい排気ガスで短時間に加熱して触媒の活性化を行って排気ガスを浄化することができる。
【0037】
また、この排気タービン過給機付きエンジン20では、コールドスタート時の排気ガスの温度の降下を抑えるためには、バイパス流路32の配管径が大きく、配管長が短い方が良いことが熱解析結果から得られたことから、このバイパス流路33を、排気タービン過給機32への排気ガス入口部24と排気ガス浄化触媒31とを最短で結ぶようにこれまでの流路に比べて太くするとともに、タービンハウジング23に対して直角方向でなく斜めの流路として配管長が短く、しかも排気ガスがスムーズに流れるようにしてある。そして、バイパス流路32の出口部分にも切欠部32aを設けることで排気ガスを一層スムーズに流すようにし、これによってさらに温度降下を抑えるようにしている。
【0038】
さらに、この排気タービン過給機付きエンジン20では、バイパス流路32をタービンハウジング23に対して直角方向でなく斜めの流路としたことにともない、タービンハウジング23の排気ガス入口部24のフランジ24aを斜めにし、バイパス流路32に対してほぼ直角となるようにしてあり、エンジンの排気マニホールド21のフランジ21aもバイパス流路32に対してほぼ直角とすることで排気ガス入口部24と排気ガス浄化触媒31とを最短の流路で結ぶようにしている。
【0039】
また、この排気タービン過給機付きエンジン20では、バイパス流路32に設けるウエストゲートバルブ33をコールドスタート時に流れる排気ガスと干渉しないようにして温度降下を抑えるようにするため、バルブポートの径を大きくするとともに、スイング逆止め弁の揺動軸42を斜めのバイパス流路32の外側でウエストゲートバルブ33を全開にしたときに小さな角度で流路と平行にできる側に配置してある。
【0040】
すなわち、図示例では、図1(a)に示すように、右上から左下に傾いた斜めのバイパス流路32とし、ウエストゲートバルブ33で上下の直線上のバルブポートを開閉することからバイパス流路32の上方に揺動軸42を配置し、約60度程度揺動させて全開とすることで、バイパス流路32と平行ないしそれより後方の排気ガスと衝突しないように退避させることができるようにしている(なお、ここでの上下、左右は実際のエンジンに対する方向とは無関係であり、紙面上でのもので、説明の都合上定めたものである。)。
【0041】
そして、このウエストゲートバルブ33の全開角度をバイパス流路32を流れる排気ガスと干渉(衝突)しない角度としてあり、コールドスタート時には、全開とすることで、排気ガスの温度降下を抑えるようにしている。
【0042】
なお、本来の過給圧を調整する場合には、排気ガスの一部をバイパスできれば良く、バルブとの干渉による温度降下などの問題は生じない。
【0043】
このようなウエストゲートバルブ33が設けられるバイパス流路32を、タービンハウジング23の排気ガス入口部24と排気ガス浄化触媒31とを最短で結ぶように斜めの流路で構成した排気タービン過給機付きエンジン20によれば、コールドスタート時の排気ガスを短く太いバイパス流路32で排気ガス浄化触媒31に導くことができ、排気ガスの温度降下を極力抑えて一層短時間に触媒の活性化を図ることができる。
【0044】
また、ウエストゲートバルブ33を、コールドスタート時の全開位置でパイパス流路32を流れる排気ガスと干渉しないように揺動軸42を外側に配置し、バルブの開度を大きくする構成とした排気タービン過給機付きエンジン20によれば、ウエストゲートバルブ33と排気ガスとが衝突しないようにでき、排気ガスの温度降下を極力抑え、これによっても一層短時間に触媒の活性化を図ることができる。
【0045】
そして、このようなバイパス流路32の構成とウエストゲートバルブ33の構成を全て組み合わせた排気タービン過給機付きエンジン20によれば、排気タービン過給機22のタービンハウジング23の排気ガス入口部34と排気ガス出口部29との間の排気ガスの温度降下を、例えば図3中に実線で示すように、約40℃程度に抑えることができる。
【0046】
なお、従来のエンジンでは、排気ガスがタービンハウジングのタービンスクロール部を通って排気ガス出口部に至ることから、排気ガスの温度降下が、例えば図3中に破線で示すように、約175℃程度と非常に大きく、触媒の活性化に時間を要することが分かる。
【0047】
なお、上記実施の形態では、排気ガス出口に設けるバルブをバタフライ弁で構成したが、これに限らずゲート弁など斜めのシール面を備えた弁や他の形式の弁で構成するようにしても良い。
【0048】
また、バルブやウエストゲートバルブの操作用のアクチュエータを吸気マニホールドに生じる負圧や正圧を利用するダイヤフラム式のもので構成したが、これにかぎらず、圧縮空気を用いる空圧式や他の流体圧作動式としたり、モータ式や電磁式の電動式としても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上、一実施の形態とともに具体的に説明したようにこの発明の請求項1記載の排気タービン過給機付きエンジンによれば、排気タービン過給機の排気ガス流路の下流に排気ガス浄化触媒を備えるとともに、バイパス流路にウエストゲートバルブを備えたエンジンであって、前記排気タービン過給機のタービン出口に開閉可能なバルブを設け、前記エンジンのコールドスタート時に前記バルブを閉じるとともに、前記ウエストゲートバルブを開いて前記バイパス流路からの排気ガスで前記排気ガス浄化触媒を加熱するよう制御する制御装置を設け、前記バルブおよび前記ウエストゲートバルブにそれぞれアクチュエータを備え、前記バルブのアクチュエータは前記エンジンの吸気マニホールドの負圧を負圧配管で前記アクチュエータの一方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開き、かつ前記エンジンに過給供給される正圧を正圧配管で前記アクチュエータの他方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開く構成としたので、エンジンのコールドスタート時にタービン出口に設けたバルブを閉じ、ウエストゲートバルブを開いてバイパス流路から直接排気ガスを排気ガス浄化触媒に導くことができ、温度降下の小さい排気ガスで加熱して触媒の活性化を短時間に行って排気ガスを浄化することができる。
また、吸気マニホールドの負圧・正圧を利用して、バルブとウエストゲートバルブを確実かつ効率的に操作でき、コールドスタート時の状態、コールドスタート時以外の状態、過給圧が設定値を超えた場合の状態の3つの状態を切り替えることができる。
さらに、この発明の請求項2または3記載の排気タービン過給機付きエンジンによっても、エンジンのコールドスタート時にタービン出口に設けたバルブを閉じ、ウエストゲートバルブを開いてバイパス流路から直接排気ガスを排気ガス浄化触媒に導くことができ、温度降下の小さい排気ガスで加熱して触媒の活性化を短時間に行って排気ガスを浄化することができる。
【0050】
また、この発明の請求項4記載の排気タービン過給機付きエンジンによれば、ウエストゲートバルブが設けられるバイパス流路を、前記排気タービン過給機への排気ガス入口と前記排気ガス浄化触媒とを最短で結ぶように構成したので、排気ガスを触媒に導くバイパス流路を最短にして排気ガスの温度降下を極力抑え、一層短時間に触媒の活性化ができる。
【0051】
さらに、この発明の請求項5記載の排気タービン過給機付きエンジンによれば、ウエストゲートバルブを、コールドスタート時の全開位置で前記パイパス流路を流れる排気ガスと干渉しない構成としたので、例えば揺動して開閉するスイング式バルブの揺動軸の配置やバルブの開度を大きくするなどのウエストゲートバルブの構成とすることで、排気ガスと衝突しないようにして排気ガスの温度降下を極力抑え、これによっても一層短時間に触媒の活性化ができる。
【0052】
また、この発明の請求項6記載の排気タービン過給機付きエンジンによれば、制御装置を、コールドスタート時に前記ウエストゲートバルブを全開とし、過給圧力調整時に中間開度に制御する構成としたので、コールドスタート時にウエストゲートバルブを全開として排気ガスの衝突による温度降下を抑え、本来の過給圧調整時には排気ガスの一部をバイパスさせるように制御装置で制御してウエストゲートバルブをコールドスタート時の触媒活性化に兼用することができる。
【0053】
さらに、この発明の請求項7記載の排気タービン過給機付きエンジンによれば、タービン出口に設ける前記バルブを、バルブ本体とステムとを一体に構成するとともに、当該ステムの装着用溝部をタービンハウジングに形成してタービンハウジングに組み込んで構成するようにしたので、例えばバタフライバルブのバルブ本体とステムを一体とし、装着用溝部を利用してタービンハウジングに組み込むことで、部品点数の削減と小形コンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の排気タービン過給機付きエンジンの一実施の形態にかかり、(a)は排気系の部分拡大断面図図1(b)はバルブ部分の正面図である。
【図2】この発明の排気タービン過給機付きエンジンの一実施の形態にかかるコールドスタート時の制御系の一例にかかる概略構成図である。
【図3】この発明の排気タービン過給機付きエンジンの一実施の形態にかかる排気ガスの温度降下を従来エンジンと比較して示す説明図である。
【図4】従来の排気タービン過給機エンジンの概略構成図である。
【符号の説明】
20 排気タービン過給機付きエンジン
21 排気マニホールド
22 排気タービン過給機
23 タービンハウジング
24 排気ガス入口部(排気ガス入口)
25 タービンスクロール部
26 タービンインペラ
27 タービン軸
28 コンプレッサインペラ
29 排気ガス出口部(排気ガス出口)
30 排気ガス流路
31 排気ガス浄化触媒
32 バイパス流路
33 ウエストゲートバルブ
34 バルブ
35 バルブ本体
36 ステム
37 装着用溝部
40 アクチュエータ
45 アクチュエータ
50 制御装置
51 ECU
52 負圧三方弁
54 電磁制御弁
55 正圧配管
Claims (7)
- 排気タービン過給機の排気ガス流路の下流に排気ガス浄化触媒を備えるとともに、バイパス流路にウエストゲートバルブを備えたエンジンであって、前記排気タービン過給機のタービン出口に開閉可能なバルブを設け、前記エンジンのコールドスタート時に前記バルブを閉じるとともに、前記ウエストゲートバルブを開いて前記バイパス流路からの排気ガスで前記排気ガス浄化触媒を加熱するよう制御する制御装置を設け、
前記バルブおよび前記ウエストゲートバルブにそれぞれアクチュエータを備え、
前記バルブのアクチュエータは前記エンジンの吸気マニホールドの負圧を利用して当該バルブを閉じる構成とし、
前記ウエストゲートバルブのアクチュエータは、前記エンジンの吸気マニホールドの負圧を負圧配管で前記アクチュエータの一方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開き、かつ前記エンジンに過給供給される正圧を正圧配管で前記アクチュエータの他方側に作用させて当該ウエストゲートバルブを開く構成としたことを特徴とする排気タービン過給機付きエンジン。 - 前記バルブのアクチュエータと前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに負圧三方弁を介して前記エンジンの吸気マニホールドの負圧側を前記負圧配管で接続し、
前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに制御弁を介して前記エンジンに過給供給される正圧側を前記正圧配管で接続し、
前記負圧三方弁は、前記バルブのアクチュエータおよび前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに前記エンジンの吸気マニホールドの負圧が作用する状態と、前記負圧配管を大気に開放する状態とに切り替え可能であり、
前記制御弁は、前記ウエストゲートバルブのアクチュエータに作用する正圧を調整可能であることを特徴とする請求項1記載の排気タービン過給機付きエンジン。 - 前記制御装置は、前記エンジンのコールドスタート時に、前記バルブのアクチュエータと前記ウエストゲートバルブのアクチュエータにそれぞれ負圧が作用するようにし、
コールドスタート時以外は、前記負圧配管を大気に開放し、
過給圧が設定値を超えた場合は、前記正圧配管の正圧を調節する制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の排気タービン過給機付きエンジン。 - 前記ウエストゲートバルブが設けられるバイパス流路を、前記排気タービン過給機への排気ガス入口と前記排気ガス浄化触媒とを最短で結ぶように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の排気タービン過給機付きエンジン。
- 前記ウエストゲートバルブを、コールドスタート時の全開位置で前記パイパス流路を流れる排気ガスと干渉しない構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排気タービン過給機付きエンジン。
- 前記制御装置を、コールドスタート時に前記ウエストゲートバルブを全開とし、過給圧力調整時に中間開度に制御する構成としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の排気タービン過給機付きエンジン。
- 前記タービン出口に設ける前記バルブを、バルブ本体とステムとを一体に構成するとともに、当該ステムの装着用溝部をタービンハウジングに形成してタービンハウジングに組み込んで構成したことを特徴とする請求項求項1〜6のいずれかに記載の排気タービン過給機付きエンジン。
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