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JP4189729B2 - タイマーカウント値の非同期読み出し方法及びタイマー - Google Patents

タイマーカウント値の非同期読み出し方法及びタイマー Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中央処理装置(CPU)によりそのカウント値が読み出されるタイマーカウンタに関し、特に、CPUの動作クロックとタイマーカウンタの動作クロックが非同期の場合におけるタイマーカウント値読み出し方法およびタイマー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明が関するタイマー回路は、汎用LSI、カスタムLSIに限らず、多くの集積回路に用いられている。一般的に、タイマーカウンタ用のクロックと、CPUクロックは非同期であるため、タイマーがカウントアップするインクリメントの瞬間とCPUからのリード命令が一致することがあり、タイマーカウンタのインクリメントの瞬間にカウント値をリードすると期待値のカウント値が読み出されず不定値が読み出されてしまうことがある。
【0003】
通常、タイマーカウンタは複数bitから構成されており、上位bitがカウントアップされる時は、下位のbitがそれぞればらばらにHighからLow、又はLowからHighに変化するため、カウントアップする瞬間と、リード命令の瞬間が重なると、読み出した値は意味の無い値となってしまう。
【0004】
この問題を解消するために、タイマーカウント値を読み出す際に、タイマーカウンタの値を3回リードして、その値を比較し、2回同じ値ならば、その値を期待値として求める方法等が採用されているが、タイマーカウンタの値を複数回リードし、2回同じ値が読み出せたことでその値を期待値として取り出すためには、CPUは、タイマーカウント値を読み出すためにタイマーカウンタに複数回のアクセスを必要とし、CPUのスループットが低下するという欠点がある。
【0005】
また、タイマーカウント値を読み出すために、複数回のリードの後にカウント値の期待値を読み出す方法では、その誤差は、CPUが読み出した時間次第で変わってしまうことがある。例えば複数回タイマーカウント値をリードし、2回同じ値が読めた場合、それをタイマー値とするような構成の場合、CPUが2回タイマーカウンタを読み出す間に、割込み処理や、DMA転送、各種ウエイトなどが入った場合に、タイマーカウント値が進み、正確なカウント値が読み出せないということもある。
【0006】
近年、LSIの高速化、ソフトの複雑化に伴い、このようなタイマーカウント値の読み出しに複数回のCPU命令を実行するのは極めて不利であり、CPUのスループットの低下を引き起こさないために、タイマーカウント値の読み出しを、少ない命令回数で処理することが要求されている。
【0007】
そのため、中央処理装置の動作クロックとカウンタのクロックとが非同期でも時間的なロスなく高速にカウント値を読み出すための手段が従来から提案されている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平4−360217号公報
【特許文献2】
特開平11−220383号公報
【特許文献3】
特開2000−181569号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、CPUの動作クロックとタイマーカウンタの動作クロックが非同期の装置において、CPUが一回のリード命令でタイマーカウンタの値を正確に読み出すことにより、CPUのスループットを低下させないようにする方法を、上記特許文献等に記載された方法とは異なる新規な方法によって実現可能な手段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイマーカウンタ値の非同期読み出し方法は、CPUの動作クロックとタイマーカウンタの動作クロックが非同期の装置において、タイマーカウントをインクリメントする時刻をずらした二つのカウンタを用意し、該二つのカウンタのインクリメントの時刻を識別することにより、前記CPUによるタイマーリード命令時点と前記インクリメントの瞬間とが重なっていない方のカウンタのカウント値を選択して読み出すことを特徴とする。
【0011】
本発明のタイマーは、このタイマーに入力されるカウントクロック(clock)を2分周した分周クロック(clock2)を作り出す分周回路と、このclock2を入力してカウントイネーブル信号(signal3)を生成するsignal3生成回路と、前記clockとsignal3を入力し、signal3がHighレベルのときclockの立ち下がりでHighレベルとなり、signal3がLowレベルのときclockの立ち下がりでLowレベルとなる信号(signal1)を生成するsignal1生成回路と、このclockとは非同期の中央演算処理装置(CPU)からのタイマーリード命令(read)とsignal1を入力し、signal1がHighレベルのときreadが入力されるとHighレベルとなり、signal1がLowレベルのときreadが入力されるとLowレベルとなるセレクタ信号(signal2)を生成するsignal2生成回路と、前記clockと前記signal3が入力されることによりそのカウント値をインクリメントするとともに、そのインクリメント時刻が互いにずらされた第1及び第2のカウンタと、前記signal2生成回路からsignal2信号のレベルに応じて前記第1及び第2のカウンタのいずれか一方を選択するセレクタと、該セレクタで選択された第1のカウンタまたは第2のカウンタのカウント値を保持し、前記CPUからのreadが入力されたとき保持しているカウント値をデータとして出力するタイマーカウントレジスタとを備えていることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、携帯電話、又はその他の電気機器、製品に使用されているLSIにおける内蔵タイマー回路の、タイマーカウンタの読み出し部分について、中央演算処理装置CPUから一回のリード命令で、CPUクロックに対して非同期のタイマーカウンタの値を正確に読み出すことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態を示すタイマーのブロック図である。
【0014】
図1において、1/2分周回路111は、このタイマーに入力されるカウントクロック(clock)を2分周したクロック(clock2)を作り出す。signal3生成回路110は、clock2を入力してカウントイネーブル信号(signal3)を生成する。このclockとsignal3はカウンタ103に入力され、カウンタ103は、signal3がHighレベルのときclockの立ち上がりでそのカウント値をインクリメントする。また、このclockとsignal3はカウンタ104に入力され、カウンタ104は、signal3がLowレベルのときclockの立ち上がりでカウンタ103のカウント値をラッチする。
【0015】
さらに、このclockとsignal3はsignal1生成回路108に入力される。signal1生成回路108は、signal3がHighレベルのときclockの立ち下がりでHighレベルとなり、signal3がLowレベルのときclockの立ち下がりでLowレベルとなることにより第1のカウンタ103がカウント値をインクリメントする前後1/2クロック区間Highレベルとなる信号(signal1)を生成してsignal2生成回路109へ出力する。
【0016】
signal2生成回路109は、このsignal1および、上記カウントクロック(clock)とは非同期の中央演算処理装置(CPU)101からのタイマーリード命令(read)とを入力し、signal1がHighレベルのときreadが入力されるとHighレベルとなり、signal1がLowレベルのときreadが入力されるとLowレベルとなるセレクタ信号(signal2)を生成する。
【0017】
signal2はセレクタ105に入力される。セレクタ105は、signal2がLowレベルのとき第1のカウンタ103の出力を選択し、signal2がHighレベルのとき第2のカウンタ104の出力を選択してタイマーカウントレジスタ106へ出力する。タイマーカウントレジスタ106は、セレクタ105により選択されたカウンタのカウント値を保持し、CPU101からのタイマーリード命令が入力されたとき保持しているカウント値をデータとして出力する。
【0018】
本実施形態のタイマーブロック102は、まず、このタイマーに入力されるカウントClock(clock)を分周回路111で2分周してclock2を作り出し、このclock2を、signal3生成回路110に入力し、カウントイネーブル信号signal3を生成する。このsignal3とclockをsignal1生成回路108に入力して、signal1を生成し、そのsignal1とCPUからのリード命令を反転したI_read信号とで生成されるsignal2を、第1カウンタ103と第2カウンタ104のどちらをリードデータとしてタイマーカウントレジスタ106に取り込むかのセレクタ信号として用いる。
【0019】
本実施形態のタイマーブロック102におけるタイマーとしてのカウンタは第1カウンタ103であり、第2カウンタ104は、本発明の効果を得るために付加されたカウンタである。得られたタイマーカウント値のデータはタイマーカウントレジスタ106からdata_outとして出力され、リードデータとして外部バス107から出力される。
【0020】
なお、LSIには、図1のCPU101、タイマーブロック102、外部バス107のほかに、多数の機能ブロックが存在する。また、図1のタイマーブロック102の中には、デコーダ、レジスタなどの機能部分が存在するが、本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成は省略する。
【0021】
本実施形態によれば、タイマーカウントレジスタ106が保持しているデータの変化時点と、タイマーカウンタとは非同期の中央演算処理装置CPU101からのリード(read)命令が一致することはないので、カウントクロックと非同期のCPU101から一回のリード(read)命令でタイマーカウンタの値を正確に読み出すことが可能になる。
【0022】
以下、本実施形態の動作につき説明する。まず、カウントイネーブル信号signal3と第1カウンタ103の動作について説明する。図2では、本タイマーにおいて、clockの4分周で第1カウンタ103をカウントアップするように設定したインターバルタイマーの例として示している。
【0023】
図2のタイミング図に示されるように、signal3は、本タイマーブロック102のカウントイネーブル信号であり、clock2の2クロック毎に、1クロックパルスをマスクして生成した信号である。signal3がHighの時のclockの立ち下がりで、第1カウンタ103は、nからn+1、n+1からn+2というようにカウントアップされる。
【0024】
また、カウントアップの時に、図示されていない比較器に設定されているcmp値(値N)と比較され、第1カウンタ103のカウント値がNに等しくなったとき、タイマーブロック102からCPU101に対して、割込み信号INTをclockの1パルス幅分だけ出力し、第1カウンタ103は0にクリアされる。
【0025】
次に、signal1とセレクタ信号signal2の動作について図3のタイミング図を用いて説明する。なお、図3のタイミング図では、カウントイネーブル信号signal3は、clockの3周期毎にclock1周期分のパルス幅からなるHighパルス信号として出力されることにより、第1カウンタ103をカウントアップするように設定したインターバルタイマの例として示している。
【0026】
CPU101からのread命令は、タイマーブロック102内部で反転されて、I_read信号に変換される。I_read信号の立ち上がり時点において、signal1が、Highレベル(ディジタル信号処理で、‘1’、‘0’の二つの状態を取るうちの‘1’の状態)の時は、signal2をHighレベルとし、signal1がLowレベル(前記‘0’の状態)の時は、signal2をLowレベルとする。
【0027】
signal1は、signal3がHighの時のclockの立下りでHighになり、signal3がLowの時のclockの立下りでLowとなる信号である。signal1は、第1カウンタ103のカウントインクリメントの瞬間には、必ずHighになっている信号であり、本発明の効果を得るための信号である。
【0028】
本発明で設けた第2カウンタ104は、図3のタイミング図に示すように、signal3がLowの時に、clockの立ち上がりで、第1カウンタ103の値をラッチするカウンタであり、第1カウンタ103はsignal3がHighの時のclockの立ち上がりでカウントアップされ、第2カウンタ104はsignal3がLowになった直後のclockの立ち上がりでカウントアップされることによって、第1カウンタ103と第2カウンタ104のカウントアップの時刻が重なることが無いように設計されている。
【0029】
図3では、clockの立ち上がり時点でsignal3がHighからLowに変化するが、signal3はclockの立ち上がり信号が入力された後に立ち下がるので、第1カウンタ103がclockの立ち上がり信号を受けた時点ではsignal3はHighとなっており、第1カウンタ103のカウントアップが可能である。なお、第1カウンタ103のカウントイネーブル信号として、signal3の代わりにsignal1を用いてもよい。あるいは、signal3の立ち下がりでカウントアップするという方法も可能である。
【0030】
タイマーカウント値をタイマーブロック102の外部へ出力するdata_outには、signal2がLowの時は、第1カウンタ103の値が出力され、signal2がHighの時は、第2カウンタ104の値が出力される。signal1がHighの時は、第2カウンタ104にカウントアップの瞬間は無く、signal1がLowの時は、第1カウンタ103にカウントアップの瞬間がこないことから、CPUクロックと、タイマークロックは非同期にもかかわらず、一回のリード命令でタイマーカウント値が正確に読み出せる。
【0031】
リードデータは、図3に示すリードデータ読み出しタイミング112のように、signal1がHighの時に、I_readの立ち上がりでsignal2がHighになった後、I_readがHighの間だけ、第2カウンタ104の値が外部バス107に出力されるか、リードデータ読み出しタイミング113のように、signal1がLowの時に、I_readの立ち上がりでsignal2がLowになった後、I_readがHighの間だけ第1カウンタ103の値が外部バス107に出力される。
【0032】
また、I_readの立ち上がりと、signal1の変化点がぶつかったときは、signal2はメタステーブルとなり、一定期間不定レベルとなるが、実際の回路では、I_read信号幅はメタステーブル期間よりはるかに長く、さらにI_readの立ち下がりに近いタイミングでデータが取り込まれるので、I_readの立ち上がりと、signal1の変化点が一致した場合は、signal1の変化後の値がHighならば第2カウンタ104の値を取り込み、Lowならば第1カウンタ103の値を取り込むので、問題ない構成となっている。
【0033】
図4は、CPU101からのリード命令に対して、第1カウンタ103及び第2カウンタ104から読み出せる値を示しており、グレーの網掛け部分が、実際リード命令が来た時に読み出せる値である。本発明で新たに追加した第2カウンタと、実際のタイマーカウント値である第1カウンタの値との誤差は、第1カウンタがカウントアップされてから、signal1がLowになるまでの間の1/2クロックである。従って、本発明の場合、読み出し誤差は、カウントクロックの1/2で済むという特徴もある。
【0034】
図5は、本発明の第2の実施形態における動作を示すタイミング図である。本実施形態は、その基本的構成は第1の実施形態と同様であるが、第2カウンタ104のカウントアップタイミングなどについてさらに工夫している。
【0035】
図5において、signal2がHighの時は第2カウンタ104、Lowの時は第1カウンタ103を読み出すことは、第1の実施形態と同じであるが、第2カウンタ104の動作をsignal1がLowの時に、clockの立ち上がりで第1カウンタ103をラッチするのではなく、signal3の立ち上がりで、第1カウンタ103の値に1を加えた値を第2カウンタ104の値とする方法を採用している。この場合の誤差も、signal1がHighになってから、第1カウンタ103がインクリメントされるまでの1/2クロックとなり、第1の実施形態と同様の作用効果が得られる。
【0036】
またさらに、動作タイミングは図5と同じであるが、第2カウンタ104の値を第1カウンタ103の値をラッチするのではなく、signal3の立ち上がりでカウントアップするという方法も可能である。この場合は、第1カウンタ103と同様に、第2カウンタ104にも、図2に示すcmpと等しくなった場合に、第2カウンタ104をクリアする回路が別に必要となるが、カウンタの値が一回のリード命令で正確に読み出せること、誤差は1/2クロックであることから、本発明の作用効果が得られる。
【0037】
なお、signal1生成回路〜signal3生成回路の出力レベル(Highレベル、Lowレベル)は、動作説明の便宜上図3〜図5の波形図に従って説明しているが、これらの回路の出力レベルは、必ずしも図3〜図5の波形図通りである必要はなく、第1のレベルと第2のレベルを出力可能な適宜の生成回路とすることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明では、signal1〜signal3と、インクリメントのタイミングを第1カウンタとはずらした第2カウンタを用いることにより、カウンタのカウントアップの瞬間と、リード命令が重なることが無いようにしているので、CPUに対して非同期のタイマーカウント値をリードする際に、期待値以外のデータが読み出されることはない構成となっている。
【0039】
さらに、本発明では、一回のリード命令でタイマーカウンタ値を正確に読み出すことができ、CPUのスループットの低下を防ぐことができる。
【0040】
また、本発明の場合、新たに追加した第2カウンタと、実際のタイマーカウント値である第1カウンタの値との誤差は、第1カウンタがカウントアップされてから、signal1がLowになるまでの間の1/2クロックに抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すタイマーのブロック図である。
【図2】本実施形態における第1カウンタの動作を示すタイミング図である。
【図3】本実施形態における動作を示すタイミング図である。
【図4】本実施形態において、CPUからのリード命令に対して、第1カウンタ及び第2カウンタから読み出せる値を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
101:中央演算処理装置(CPU)
102:タイマー回路ブロック
103:タイマーカウンタ
104:本発明の効果を作り出すカウンタ
105:セレクタ
106:タイマーカウント値読み出しレジスタ
107:外部出力バス
108:signal1生成回路
109:signal2生成回路
110:signal3生成回路
111:分周回路
112:リードデータ読み出しタイミング1
113:リードデータ読み出しタイミング2

Claims (5)

  1. 入力されるカウントクロック(以下、clockという)を2分周した分周クロック(以下、clock2という)を作り出す分周回路と、
    前記clock2を入力してカウントイネーブル信号(以下、signal3という)を生成するsignal3生成回路と、
    前記clockと前記signal3が入力されることによりそのカウント値をインクリメントするとともに、そのインクリメント時刻が互いにずらされた第1及び第2のカウンタと、
    前記clockと前記signal3が入力され、前記第1のカウンタがそのカウント値をインクリメントする前後1/2クロックの間その出力レベルを第1レベルから第2レベルに変化する信号(以下、signal1という)を生成するsignal1生成回路と、
    前記clockとは非同期の中央演算処理装置(以下、CPUという)からのタイマーリード命令(以下、readという)と前記signal1を入力し、前記signal1が第1レベルのとき前記readが入力されると第1レベルとなり、前記signal1が第2レベルのとき前記readが入力されると第2レベルとなるセレクタ信号(以下、signal2という)を生成するsignal2生成回路と、
    前記signal2のレベルに応じて前記第1及び第2のカウンタのいずれか一方を選択するセレクタと、
    該セレクタで選択された第1のカウンタまたは第2のカウンタのカウント値を保持し、前記CPUからの前記readが入力されたときに保持しているカウント値をデータとして出力するタイマーカウントレジスタと、
    を備えていることを特徴とするタイマー。
  2. 入力されるカウントクロック(以下、clockという)を2分周した分周クロック(以下、clock2という)を作り出す分周回路と、
    前記clock2を入力してカウントイネーブル信号(以下、signal3という)を生成するsignal3生成回路と、
    前記clockと前記signal3を入力し、前記signal3がHighレベルのとき前記clockの立ち下がりでHighレベルとなり、前記signal3がLowレベルのとき前記clockの立ち下がりでLowレベルとなる信号(以下、signal1という)を生成するsignal1生成回路と、
    前記clockとは非同期の中央演算処理装置(以下、CPUという)からのタイマーリード命令(以下、readという)と前記signal1を入力し、前記signal1がHighレベルのとき前記readが入力されるとHighレベルとなり、前記signal1がLowレベルのとき前記readが入力されるとLowレベルとなるセレクタ信号(以下、signal2という)を生成するsignal2生成回路と、
    前記clockと前記signal3が入力されることによりそのカウント値をインクリメントするとともに、そのインクリメント時刻が互いにずらされた第1及び第2のカウンタと、
    前記signal2のレベルに応じて前記第1及び第2のカウンタのいずれか一方を選択するセレクタと、
    該セレクタで選択された第1のカウンタまたは第2のカウンタのカウント値を保持し、前記CPUからの前記readが入力されたときに保持しているカウント値をデータとして出力するタイマーカウントレジスタと、
    を備えていることを特徴とするタイマー。
  3. 前記第1のカウンタは、前記signal3がHighレベルのとき前記clockの立ち上がりでカウント値をインクリメントし、前記第2のカウンタは、前記signal3がLowレベルのとき前記clockの立ち上がりで前記第1のカウンタのカウント値をラッチし、前記セレクタは、前記signal2がLowレベルのとき前記第1のカウンタの出力を選択し、前記signal2がHighレベルのとき前記 第2のカウンタの出力を選択して前記タイマーカウントレジスタに保持させることを特徴とする請求項2に記載のタイマー。
  4. 前記第1のカウンタは、前記signal3がHighレベルのとき前記clockの立ち上がりでカウント値をインクリメントし、前記第2のカウンタは、前記signal3の立ち上がりで前記第1のカウンタのカウント値に1を加えた値をカウント値として設定し、前記セレクタは、前記signal2がLowレベルのとき前記第1のカウンタの出力を選択し、前記signal2がHighレベルのとき前記第2のカウンタの出力を選択して前記タイマーカウントレジスタに保持させることを特徴とする請求項2に記載のタイマー。
  5. 前記第1のカウンタは、前記signal3がHighレベルのとき前記clockの立ち上がりでカウント値をインクリメントし、前記第2のカウンタは、前記signal3の立ち上がりでカウント値をインクリメントし、前記セレクタは、前記signal2がLowレベルのとき前記第1のカウンタの出力を選択し、前記signal2がHighレベルのとき前記第2のカウンタの出力を選択して前記タイマーカウントレジスタに保持させることを特徴とする請求項2に記載のタイマー。
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