JP4189256B2 - 通信ネットワーク接続方式、照明用給電配線器具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、LANなどの宅内に敷設された通信ネットワークと情報処理機器とを接続するためのネットワーク接続方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家電機器を宅内の通信ネットワークを介して一括管理するホームオートメーションに対応した住宅の建設が増えている。ホームオートメーションは、セットトップボックス(STB)と呼ばれる集中管理装置と、ホームオートメーションに対応した家電機器や各種センサなどを通信ネットワークを介して接続し、STBが宅内の各部屋などに分散設置されている家電機器を遠隔操作したり、各種センサなどからの信号出力状態などを監視したりする。例えば、離れた部屋にあるエアコンの電源を入れて所定の温度に設定したり、ビデオテープレコーダーの予約録画をセットしたりする。また、ホームセキュリティ用として、窓の開閉や破損を感知するセンサをこのネットワークに参加させることで、窓の開閉状態や侵入者の有無をSTBで監視することができる。もちろん、このSTBと電話回線やインターネットなどの宅外ネットワークとを接続すれば、外出先から宅内の家電機器を操作することができる。また、宅内の状況などを外出先で監視したり、監視状況を警備会社に通知したりすることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ホームオートメーションに限らず、通信ネットワークに接続される機器が増えると、その機器をネットワークへ接続するための配線作業に時間や手間が掛かる。配線自体も煩雑となり、宅内の美観を損ねる。また、ネットワークへの接続ポートが家具などの後に隠れてしまっては、機器の取り外しが後々面倒になる。
さらにホームオートメーションでは、それに対応している機器はまだ少なく、多くの家電機器をネットワークに参加させようと思えば、多額の設備投資が必要となる。もちろん、今まで所持していた機器も無駄になる。
【0004】
そこで本発明は、配線作業に係る時間や手間、配線自体も極力少なくでき、汎用の家電機器でも宅内の通信ネットワークに参加させることができる通信ネットワーク接続方式と、この方式に採用される照明用給電配線機器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、宅内の天井に沿って敷設された通信ネットワークへの接続方式であって、
天井に取り付けられる照明用給電配線器具と、ネットワークアダプタ装置とにより構成され、
照明用給電配線器具は、引っ掛けローゼット型コンセントと、天井に沿って敷設された通信ネットワークに外部の情報処理装置を接続させるための接続ポート手段と、天井側の面に案内された家庭用電源配線の両極をそれぞれ前記引っ掛けローゼット型コンセントの2つの電極に短絡させるための第1の配線手段と、当該器具に対応して設けられた照明用壁スイッチの端子から延長された配線の端部を天井側の面から前記電源コンセントの配設面へと案内する第2の配線手段と、前記家庭用電源配線の一方の極を前記電源コンセントの一方の電極に短絡させるための第3の配線経路と、家庭用電源配線の他方の極を天井側面に案内された壁スイッチからの一方の配線端部に接続するための第4の配線経路と、
壁スイッチの他方の配線端部を前記電源コンセントの他方に短絡させるための第5の配線経路と、前記第1および第2の配線経路による配線状態と、前記第3〜第5の配線経路による配線状態とを切り替えるための配線切替手段とを備え、
ネットワークアダプタ装置は、前記照明用給電配線器具が前記配線切換手段により前記第1および第2の配線経路による配線状態にあるときに使用され、前記照明用給電配線器具の前記引っ掛けローゼット型コンセントに掛着して家庭用電源から給電を受けるための引っ掛けローゼット型プラグと、前記ローゼット型照明器具への給電口となる引っ掛けローゼット型コンセントと、前記照明用給電配線器具から前記引っ掛けローゼット型プラグを介して供給される電力から所定の電源を発生する電源回路手段と、当該引っ掛けローゼット型コンセントに前記引っ掛けローゼット型プラグに供給された電力を供給するための照明用給電経路と、前記照明用給電配線器具における前記第2の配線手段により案内された前記壁スイッチの配線端部と接続するとともに当該スイッチの開閉動作に連動して前記引っ掛けローゼット型コンセントへの電力を供給/切断するためのスイッチ回路手段と、所定規格の無線信号によりデータを送受信する無線インタフェース手段と、前記照明用給電配線器具の前記接続ポート手段に結合するコネクタ手段と、当該コネクタ手段を介して前記通信ネットワークに接続してデータ通信するネットワークインタフェース手段と、当該ネットワークインタフェース手段と前記無線インタフェース手段とのデータ通信を仲介するインタフェース変換手段とを備えている。
【0007】
なお、前記敷設済みの通信ネットワークを電力線通信ネットワークとすれば、前記照明用給電配線器具における前記第2の配線経路と前記引っ掛けローゼット型コンセントとによって前記接続ポート手段を構成し、前記ネットワークアダプタ装置における前記引っ掛けローゼット型プラグを前記コネクタ手段と兼ねさせればよい。
【0008】
本発明は前記照明用給電配線器具にも及んでおり、当該給電配線器具は、引っ掛けローゼット型コンセントと、天井に沿って敷設された通信ネットワークに外部の情報処理装置を接続させるための接続ポート手段と、天井側の面に案内された家庭用電源配線の両極をそれぞれ前記引っ掛けローゼット型コンセントの2つの電極に短絡させるための第1の配線手段と、当該器具に対応して設けられた照明用壁スイッチの端子から延長された配線の端部を天井側の面から前記電源コンセントの配設面へと案内する第2の配線手段と、前記家庭用電源配線の一方の極を前記電源コンセントの一方の電極に短絡させるための第3の配線経路と、家庭用電源配線の他方の極を天井側面に案内された壁スイッチからの一方の配線端部に接続するための第4の配線経路と、
壁スイッチの他方の配線端部を前記電源コンセントの他方に短絡させるための第5の配線経路と、前記第1および第2の配線経路による配線状態と、前記第3〜第5の配線経路による配線状態とを切り替えるための配線切替手段とを備えている。
【0009】
なお、上記照明用給電配線器具は、電力線通信ネットワークに対応させるために、前記敷設済みの通信ネットワークは電力線通信ネットワークであり、前記第2の配線経路と引っ掛けローゼット型コンセントとによって前記接続ポート手段が構成されていることとしてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
===ネットワーク接続方式===
図1(A)(B)に本発明の実施例における通信ネットワーク接続方式の装置構成を示した。本実施例では天井に取り付けられて照明器具に給電するための配線器具となるローゼット10と、ローゼット10から給電されて動作するネットワークアダプタ装置(以下、アダプタ)30とによって構成されている。またこの例では、通信ネットワークとして周知の電力線通信(PLC:Power Line Communication)ネットワークを想定している。なおこの図において、(A)はローゼット10とアダプタ30を下から見たときの斜視図であり、(B)はアダプタ30を上から見たときの斜視図である。
【0016】
ローゼット10は一般に市販されているものと同様であり、天井裏に敷設された電力線から照明器具へ給電するための引っ掛けローゼット型の電源コンセント(以下、1次コンセント)11を備えている。
【0017】
アダプタ30は、略円盤状ケースの上面のほぼ中央に引っ掛けローゼット型プラグ(以下、プラグ)31を備えており、このプラグ31がローゼット10の1次コンセント11に掛着されることでローゼット10から給電されて動作する。そして、PLCモデム機能を備え、ネットワークに参加する情報処理機器や家庭電化製品と無線信号により通信するとともに、この無線信号によるデータ通信とPLCによるデータ通信とを仲介する。
【0018】
下面のほぼ中央にはローゼット型コンセント(以下、2次コンセント)32が配設され、この2次コンセント32に例えばローゼット型プラグを備えた照明器具を掛着すれば、この照明器具には1次コンセント11からの電力がアダプタ30を経由して供給されることになる。
【0019】
===アダプタの基本的な構成と動作===
図2はアダプタ30の機能ブロック図である。電源部33は、1次コンセント11およびプラグ32を介して供給される家庭用電源からアダプタ30内の各種回路用の電源を発生する。また電力線1に混入しているノイズを除去するフィルタなども電源部33に含まれている。また、プラグ32から2次コンセント31に直結する経路34を設けることで、ローゼット10からの電力がアダプタ30に掛着される照明器具に直接供給されるようになっている。
【0020】
アダプタ制御部35は、CPU、RAM、ROMを含んで構成されるマイコンであり、周辺各構成部を制御してこのアダプタ30を統括している。無線インタフェース部36は、所定規格の無線信号を受信して、その受信信号中のコードをアダプタ制御部35に転送する。本実施例では無線信号として赤外線を用いている。送受信制御部37は、受光素子38が受信した赤外線信号に応じて出力する変調信号からデジタルデータを取り出してアダプタ制御部35に転送したり、アダプタ制御部35から与えられるデジタルデータを変調しその変調信号によりLED駆動回路39を駆動してLED40から赤外線信号を発光させたりする。
【0021】
具体的には、アダプタ制御部35が無線インタフェース部36より受け取ったデジタルデータをPLCモデム41が解釈可能なデータに変換してこれに与え、PLCモデム41は、このデータを電力線1に多重し、その多重信号をプラグ32およびローゼット10の1次コンセント11を介して電力線(PLCネットワーク)1上に送出する。
【0022】
また、PLCモデム41が電力線1に多重化されているデータを抽出してこれをアダプタ制御部35に与える。アダプタ制御部35は、このデータを所定の規格に従った形式のデータに変換し、これを無線インタフェース部36の送受信制御部37に与える。送受信制御部37は、このデータを変調し、この変調信号をLED駆動回路39に与える。LED駆動回路39は、この変調信号によりLED40を駆動して赤外線信号を送出させる。
【0023】
===ネットワーク構成===
図3に本発明のネットワーク接続方式を採用した宅内通信ネットワーク構成を例示した。ここでは、宅内の各部屋2にある家庭電化製品7をSTB3を操作して遠隔制御したり、防犯センサ8からの情報をSTB3にて集約・処理したりするホームオートメーションシステムを例に挙げている。
【0024】
STB3はテレビ受像器4をディスプレイとしたコンピュータであり、PLCモデムとして機能するとともに、インタンーネットや電話回線などの公衆通信ネットワークを介して外部の情報処理機器と通信する機能も備えている。そして、各種家庭用電化製品7のリモコン操作用コードを記憶している。例えば、利用者がSTB3を直接操作して、あるいは外出先のコンピュータなどから公衆通信ネットワークを介して操作して、ある部屋2にある家庭電化製品7の電源を入れようとする。STB3は、この操作信号に対応するリモコンコードの多重化信号を指定の部屋2にあるアダプタ3に宛てて電力線1上に送出する。該当のアダプタ3は自分宛のこのコードを含んだデータを受け取り、コードを含んだ赤外線信号を送出する。それによって、この部屋2にある指定の家電製品7の電源が投入される。
【0025】
また、ある部屋2から他の部屋2の家電製品を操作することもできる。例えば、ある部屋2にて家電製品7のリモコン装置を用いてこの家電製品に所定の動作をさせるための操作を行う。リモコン装置からの赤外線信号はその部屋にあるアダプタ3により所定の形式のデータに変換され電力線1上に送出される。STB3はこのデータを受け取ると、宅内の全アダプタ3に対してこのデータを転送する。各部屋のアダプタ3は、このデータを赤外線信号に変換して送出し、該当の家電製品7がリモコン操作に応じた動作をする。もちろん、アダプタ3にSTB3からの指示に従って2次コンセント31への電力供給とその切断を行う制御回路が実装されていれば、このコンセント31より給電される照明器具9の点灯/消灯制御を行うこともできる。
【0026】
なお、STBなどの専用装置に代えて汎用のパーソナルコンピュータ(以下、PC)を用いることもできる。そして、そのPCにSTBと同様の機能を実現するアプリケーションをインストールしておき、宅内外のネットワーク通信に対応する各種インタフェースカードを実装しておけばよい。
【0027】
===無線インタフェースについて===
上記実施例では、無線信号として赤外線を用いていた。この例に限らず、例えば、特定省電力無線やブルートゥース(登録商標)、Ethernet(登録商標)規格に準拠した無線LANなど、電波を用いた無線伝送方式であってもよい。もちろん、無線インタフェース部は、複数の無線通信方式に対応してもよい。
【0028】
===照明用スイッチについて===
一般的に照明装置が取り付けられるローゼットの1次コンセントは、同じ部屋の壁にある照明用スイッチ(以下、壁スイッチ)に連動して通電/切断が行われる。それによって、ローゼットから給電される照明器具が点灯/消灯する。したがって、壁スイッチが切られているとアダプタ30に給電されずその部屋ではネットワークを介したデータ通信が不能となる。もちろん、壁スイッチを閉じたままにして、アダプタ30に常時通電しておくこともできる。そして、照明器具の点灯/消灯は、照明器具自体のスイッチ(プルダウンスイッチなど)によって操作すればよい。しかし、アダプタ30自体は壁スイッチ操作に連動せず、アダプタ30を介して給電される照明器具は、壁スイッチ操作に連動すれば、誤って壁スイッチを切ったとしてもデータ通信がそこで途絶えることがなくなる。
【0029】
図4は、従来の壁スイッチに連動するネットワーク接続方式におけるローゼット100の電源配線の概略である。従来、電源100を巡る経路101上に、ローゼット10の1次コンセント11とスイッチ102が直列に挿入されていた。図5にスイッチ操作に連動しない接続方式の一例を示した。このネットワーク接続方式では、ローゼット10の1次コンセント11が電源100に直結されている。そして、壁スイッチ102の端子(103,104)からそれぞれ延長する配線(105,106)がローゼット10に案内されている。この例では、スイッチ102の2つの端子(103,104)から延長する配線(105,106)がローゼット10を経由してアダプタ30内に案内されている。なお、ローゼット10側に案内されたスイッチ102からの配線(105,106)の端部は、ローゼット10とアダプタ30の双方にコネクタ(12,43)を設けるなどして適宜にアダプタ30内に案内すればよい。
【0030】
アダプタ30内にはリレー41と、スイッチ102を閉じる動作に応動してリレー41のコイル42に通電するための制御回路40とが内蔵されている。本実施例の制御回路40は電源部33が発生する直流電源であり、この電源とスイッチ102とリレーコイル42とを直列に接続している。リレー41の接点(43,44)は、アダプタ30内でプラグ32から2次コンセント31へ向かう経路34の一方に挿入されている。そして、制御回路40がスイッチ102の閉動作に連動してリレー41のコイル42に通電すると、リレー41の接点(43,44)が閉じ、2次コンセント31へ給電される。スイッチ102が開くとコイル42への通電が停止し、接点(43,44)が解放され2次コンセント31への給電が切断される。したがって、この2次コンセント31から給電される照明器具を壁スイッチ102の操作に連動して点灯/消灯させることができるとともに、壁スイッチ103の操作に連動することなくアダプタ30を動作させることができる。
【0031】
図6は、この壁スイッチに対応したネットワーク接続方式に採用されるローゼットの一例であり、(A)に下面からの平面図を示した。また、(B)(C)にローゼット10の内部配線の概略を側面透視図によって示した。例示したローゼット10は、アダプタ30が接続されず、直接ローゼット10に照明器具を取りつける場合には、照明の点灯/消灯動作を壁スイッチの開閉操作に連動させるように、内部配線経路を切り替えることができるようになっている。
【0032】
下面には1次コンセント11と、壁スイッチ102の接点(103,104)から延長される配線端部が案内される端子(スイッチ配線案内端子)13とが配設されている。ローゼット10の天井側面(上面)には、内部配線と適宜に接続されている端子a〜f(14〜19)が配設されている。端子a14と端子f19はそれぞれ1次コンセント11のどちらかの電極に短絡する経路(20,24)に接続されている。端子b15と端子c16はスイッチ配線案内端子13に短絡する経路(21,22)に接続されている。端子d17と端子e18は互いに内部で短絡する経路23に接続されている。
【0033】
ここでアダプタ30を接続する場合には、家庭用電源100の両極からの配線(101a,101b)をそれぞれ端子a14と端子f19に接続し、スイッチ102の2つの接点(103,104)からの配線(105,106)は、それぞれ端子15と端子16に接続する。それによって、スイッチ102からの配線(103,104)が下面のスイッチ配線案内端子13と直接短絡する(B)。
【0034】
アダプタ30を装着しない場合には、壁スイッチ102の開閉操作と、1次コンセント11への通電/切断動作とを連動させる必要がある。この場合には、電源100の一方の極からの配線101aを端子a14に接続し、他方の極からの配線101bを端子d17に接続する。この端子d17と内部短絡経路23を経て接続されている端子e18には、壁スイッチ102の一方の接点103から案内された配線105の端部を接続する。そして、壁スイッチ102のもう一方の端子104からの配線106の端部は、端子f19に接続する。これによって、先に図5に示した配線図と同じ配線状態となる。なお、ここで示したような、端子a〜f(14〜19)への配線状態を変えることで、壁スイッチ102の動作に対する1次コンセントの給電連動/非連動を切り替える構成に限らず、所定の配線を所定の端子に固定的に接続しておき、内部の配線経路を切り替えるスイッチをローゼットに設ける構成としてもよい。
【0035】
なお、制御回路とリレーとからなる回路要素は、その全てあるいは1部をローゼット側や天井裏などの組み込んでもよい。もちろん、回路構成自体もここに示したリレーを使ったものに限るものではなく、スイッチ操作に連動して1次コンセントへの給電/切断動作を行えればどのような回路構成であってもよい。
【0036】
===他のネットワークへの接続===
本発明のネットワーク接続方式は、PLCに限らず、Ethernet(登録商標)など他の規格に準拠したネットワーク配線を敷設しておけば、種々のネットワークにも対応することができる。そして、ローゼットにそのネットワークへ接続するための物理的なポートを備えさせるとともに、アダプタにはそのポートに接続するためのコネクタと、無線信号によるデータ通信とそのネットワークに準拠したデータ通信とを仲介するための回路が実装させればよい。
【0037】
例えば、通信ネットワークが100BASE−T規格のツイストペア線によるEthernetであれば、ローゼット上面にRJ45規格のジャックを設け、さらに、下面あるいは側面などにもう一つのジャックを設けて2つのジャックの端子間を内部配線により接続しておく。一方、アダプタのケース表面の適宜な場所にも同様のジャックを設けておく。そして、ローゼット上面のジャックとネットワークハブやルータなどのネットワーク接続装置とをLANケーブルで接続し、ローゼット下面や側面に設けられたもう一つのジャックとアダプタのジャックとをLANケーブルで接続すればよい。
【0038】
===ユニット交換による汎用性===
宅内に敷設されるネットワークの形式は、PLCやEthernetなど様々である。また、無線通信の規格も様々である。例えば、同じ赤外線信号であっても、一般の家庭電化製品を操作するためのリモコン信号もあるしIrDAもある。電波についても、特定省電力無線やブルートゥースなどがある。もちろん、同じ宅内でも、通信相手の機器によってこれらネットワークや無線信号を適宜に使い分ける可能性もある。このように複雑なネットワーク構成に応じてそれぞれ個別のアダプタを用意していては汎用性に欠ける。製造コストを抑えることも困難となる。そこで、少なくともネットワーク形態に依存する部分をユニット化し、アダプタ制御部や電源回路などネットワーク形態に依存しない基本部分にそれらのユニットを着脱自在に交換できる構成にすれば、汎用性が向上し、基本部分を共通させることによるコストダウンも期待できる。
【0039】
図7はそのユニット交換タイプのアダプタの一例であり、(A)〜(C)にそれぞれこのアダプタの俯瞰斜視図、上面平面図(一部分解図)、および一部拡大図を示した。プラグ(図示せず)と2次コンセント31が表裏面に対向して配設されるとともに、アダプタ制御部を内蔵したコアユニット50の周囲に、電源部ユニット51、ネットワーク通信アダプタユニット54、無線インタフェースユニット(52,53)などの周辺ユニットが着脱自在に装着される構成となっている。この例では、特定省電力無線通信用の無線インタフェースユニット52と、赤外線通信用の無線インタフェースユニット53の2つのユニットが装着されている。各周辺ユニット(51〜54)とコアユニット50とは互いに係合する爪のある突起55と孔56とによって着脱する構造となっている。また、隣り合う周辺ユニット同士がジョイント57を介してねじ58で固定されている。また、このジョイント57自体を天井にねじ59で固定している。それによって、周辺ユニット(51〜54)やアダプタ自体が自重で脱落/落下しないようにしている。
【0040】
周辺ユニット(51〜54)とコアユニット50との回路接続には、その接触端面60に相互に接続するコネクタ構造(図示せず)を備えさせればよい。隣り合う周辺ユニット同士での回路接続が必要な場合には、その接触端面61の所定位置に端子(図示せず)を配設し、ユニットを組み合わせた状態で相互に端子が接触するようにすればよい。なお、必要最小限のユニットを接続する際には、図8に示すように、中空のユニット62を装着してアダプタ30の外形を整えるようにしてもよい。なお図8に示した例では、電源部はコアユニット50あるいは周辺ユニット(52,54)に内蔵されているものとしている。
【0041】
===通信ネットワークの機器構成===
上記実施例では、ホームオートメーションを例に本発明の接続方式の実施形態を挙げていたが、もちろん、LANなどPCを主体とした通信ネットワークに本発明のネットワーク接続方式を適用することができる。PCはアダプタと所定の無線信号によって通信するように構成されていればよい。無線データ通信にはIrDAやブルートゥースなどの短距離無線通信規格や無線LAN(IEEE802.11b規格など)が採用できる。
【0042】
【発明の効果】
本発明の通信ネットワーク接続方式によれば、配線作業に係る時間や手間、配線自体も極力少なくできる。そのため、ネットワーク構築に掛かるコストを削減でき、宅内の美観を損ねることもない。
【0043】
天井に取りつけられている照明用給電配線器具をネットワークへの接続口とするとともに、ネットワークに参加させる機器とは無線信号によりデータ通信を行える。そのため、ネットワークに参加させる各種機器や家具の配置や設置に柔軟に対応することができる。
【0044】
無線信号によりデータ通信とネットワークを介したデータ通信とを仲介するため、赤外線などのリモコン信号により操作される汎用の家電機器でも宅内の通信ネットワークに参加させることができる。したがって、ネットワークに対応した特殊な機器を用意することなくホームオートメーションシステムを容易に構築することができる。ネットワーク対応機器の購入費用も削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるネットワーク接続方式の概略図である。(A)はこの接続方式を採用したローゼットとネットワークアダプタ装置を下方から見たときの斜視図である。(B)は上記ネットワークアダプタ装置を上方から見たときの斜視図である。
【図2】上記ネットワークアダプタ装置の機能ブロック図である。
【図3】上記ネットワーク接続方式が適用される通信ネットワークの概略図である。
【図4】ローゼットにおける従来の電源配線図である。
【図5】上記ネットワーク接続方式に好適な電源配線の概略図である。
【図6】上記従来の電源配線と上記好適な電源配線とを切り替えることができるローゼットの概略図である。(A)は下面平面図であり、(B)は好適な電源配線に切り替えたときの内部配線図であり、(C)は従来の電源配線に切り替えたときの内部配線図である。
【図7】ユニットごとに交換できるタイプのネットワークアダプタ装置の概略図である。(A)は下から見たときの斜視図である。(B)は下面平面図である。(C)は一部拡大図である。
【図8】上記ユニット交換タイプのネットワークアダプタ装置の変形例の概略図である。
【符号の説明】
1 電力線(PLCネットワーク)
3 セットトップボックス
10 ローゼット
11 引っ掛けローゼット型コンセント(1次コンセント)
30 ネットワークアダプタ装置
31 引っ掛けローゼット型コンセント(2次コンセント)
32 引っ掛けローゼット型プラグ
33 電源部
35 アダプタ制御部
36 無線インタフェース部
41 ネットワークインタフェース(PLCモデム)
Claims (4)
- 宅内の天井に沿って敷設された通信ネットワークへの接続方式であって、
天井に取り付けられる照明用給電配線器具と、ネットワークアダプタ装置とにより構成され、
照明用給電配線器具は、引っ掛けローゼット型コンセントと、天井に沿って敷設された通信ネットワークに外部の情報処理装置を接続させるための接続ポート手段と、天井側の面に案内された家庭用電源配線の両極をそれぞれ前記引っ掛けローゼット型コンセントの2つの電極に短絡させるための第1の配線手段と、当該器具に対応して設けられた照明用壁スイッチの端子から延長された配線の端部を天井側の面から前記電源コンセントの配設面へと案内する第2の配線手段と、前記家庭用電源配線の一方の極を前記電源コンセントの一方の電極に短絡させるための第3の配線経路と、家庭用電源配線の他方の極を天井側面に案内された壁スイッチからの一方の配線端部に接続するための第4の配線経路と、
壁スイッチの他方の配線端部を前記電源コンセントの他方に短絡させるための第5の配線経路と、前記第1および第2の配線経路による配線状態と、前記第3〜第5の配線経路による配線状態とを切り替えるための配線切替手段とを備え、
ネットワークアダプタ装置は、前記照明用給電配線器具が前記配線切換手段により前記第1および第2の配線経路による配線状態にあるときに使用され、前記照明用給電配線器具の前記引っ掛けローゼット型コンセントに掛着して家庭用電源から給電を受けるための引っ掛けローゼット型プラグと、前記ローゼット型照明器具への給電口となる引っ掛けローゼット型コンセントと、前記照明用給電配線器具から前記引っ掛けローゼット型プラグを介して供給される電力から所定の電源を発生する電源回路手段と、当該引っ掛けローゼット型コンセントに前記引っ掛けローゼット型プラグに供給された電力を供給するための照明用給電経路と、前記照明用給電配線器具における前記第2の配線手段により案内された前記壁スイッチの配線端部と接続するとともに当該スイッチの開閉動作に連動して前記引っ掛けローゼット型コンセントへの電力を供給/切断するためのスイッチ回路手段と、所定規格の無線信号によりデータを送受信する無線インタフェース手段と、前記照明用給電配線器具の前記接続ポート手段に結合するコネクタ手段と、当該コネクタ手段を介して前記通信ネットワークに接続してデータ通信するネットワークインタフェース手段と、当該ネットワークインタフェース手段と前記無線インタフェース手段とのデータ通信を仲介するインタフェース変換手段とを備えた
ことを特徴とする通信ネットワーク接続方式。 - 前記敷設済みの通信ネットワークは電力線通信ネットワークであり、前記照明用給電配線器具における前記第2の配線経路と前記引っ掛けローゼット型コンセントとによって前記接続ポート手段が構成され、前記ネットワークアダプタ装置における前記引っ掛けローゼット型プラグが前記コネクタ手段を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワーク接続方式。
- 請求項1に記載のネットワーク接続方式に採用される前記照明用給電配線器具であって、引っ掛けローゼット型コンセントと、天井に沿って敷設された通信ネットワークに外部の情報処理装置を接続させるための接続ポート手段と、天井側の面に案内された家庭用電源配線の両極をそれぞれ前記引っ掛けローゼット型コンセントの2つの電極に短絡させるための第1の配線手段と、当該器具に対応して設けられた照明用壁スイッチの端子から延長された配線の端部を天井側の面から前記電源コンセントの配設面へと案内する第2の配線手段と、前記家庭用電源配線の一方の極を前記電源コンセントの一方の電極に短絡させるための第3の配線経路と、家庭用電源配線の他方の極を天井側面に案内された壁スイッチからの一方の配線端部に接続するための第4の配線経路と、
壁スイッチの他方の配線端部を前記電源コンセントの他方に短絡させるための第5の配線経路と、前記第1および第2の配線経路による配線状態と、前記第3〜第5の配線経路による配線状態とを切り替えるための配線切替手段とを備え
ことを特徴とする照明用給電配線器具。 - 前記敷設済みの通信ネットワークは電力線通信ネットワークであり、前記第2の配線経路と引っ掛けローゼット型コンセントとによって前記接続ポート手段が構成されていることを特徴とする請求項3に記載の照明用給電配線器具。
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