JP4178866B2 - 車両用空調装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用空調装置における複数箇所への吹出空気間の温度バラツキを低減するための改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用空調装置において、図4に示すように、フェイスドア24としてバタフライドアを用いてフェイス開口部22を開閉するものが知られている。このフェイス開口部22の下流側は、前席センターフェイス吹出通路23bと後席フェイス吹出通路26に分岐される。
【0003】
ここで、バタフライドアはドア本体部24aのドア幅方向の中間部に回転軸24bを配置して、この回転軸24bを中心として回転するドア構造のものである。これに対し、通常の板ドアは、ドア幅方向の一端部に回転軸を配置する片持ちタイプのドア構造である。この片持ちタイプの板ドアに比較して、バタフライドアはドア回転角を減少でき、かつ、風圧に対してドア操作力を減少できる等の利点を有している。
【0004】
図4において、フェイスドア24の実線位置はフェイスドア24によりフェイス開口部22を全開するフェイスモード時の状態を示しており、エアミックスドア16がフェイス吹出温度の調整のために、最大冷房状態(下側2点鎖線位置16b)と最大暖房状態(上側2点鎖線位置16c)との中間開度位置に操作されている。このため、蒸発器12を通過した冷風の一部は矢印bのようにバイパス通路15を通過してフェイスドア24の一面側(車両前方側)に沿って、主にフェイスダクト23の前席センターフェイス吹出通路23bに流れ込む。
【0005】
これに対し、蒸発器12を通過した残余の冷風は、ヒータコア13に流入して加熱されて温風となり、この温風は温風通路18を上昇した後に、フェイスドア24の他面側(車両後方側)に沿って、矢印dのようにフェイスダクト23の中央空間23aを経て主に後席側フェイス吹出通路26に流れ込む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この結果、前席センターフェイス吹出通路23bからの吹出空気温度が後席フェイス吹出通路26からの吹出空気温度よりかなり低くなり、前後のフェイス吹出空気温度差が拡大するので、フェイスモード時に前席側および後席側を両方とも良好に空調することができない。
【0007】
本発明は上記点に鑑みて、複数の吹出通路に分岐される開口部をバタフライドアにより開閉する車両用空調装置において、複数の吹出通路間の吹出空気温度差を低減することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、冷風と温風が流入する開口部(22)と、開口部(22)を開閉するドア手段(24)と、開口部(22)の下流側に連通するメイン吹出通路(23b)と、開口部(22)の下流側に連通するとともにメイン吹出通路(23b)より吹出風量が少ないサブ吹出通路(26)とを備え、
ドア手段はドア幅方向の中央部に配置した回転軸(24b)を中心として回転するバタフライドア(24)により構成され、
バタフライドア(24)により開口部(22)を開口したときに、冷風が主にバタフライドア(24)の一面側へ向かい、温風が主にバタフライドア(24)の他面側へ向かう通路配置になっており、
バタフライドア(24)により開口部(22)を開口したときに、バタフライドア(24)のうち、メイン吹出通路(23b)とサブ吹出通路(26)との中間に位置する部位に切り欠き部(24c)を設け、
開口部(22)のうち、サブ吹出通路(26)側の部位に空気流れを制限する通風抵抗部材(27)を配置することにより、開口部(22)のうち、メイン吹出通路(23b)側の部位にて冷風と温風を混合し、この混合後の空気がメイン吹出通路(23b)に流れるとともに、サブ吹出通路(26)には切り欠き部(24c)を通過して前記混合後の空気が流れるようにし、
バタフライドア(24)により開口部(22)を全閉するときは、切り欠き部(24c)を通風抵抗部材(27)により閉塞することを特徴とする。
【0009】
これによると、複数の吹出通路(23b、26)に分岐される開口部(22)をバタフライドア(24)により開口したときに、通風抵抗部材(27)によりサブ吹出通路(26)側への空気流れを制限できる。そのため、開口部(22)のうちメイン吹出通路(23b)側の部位にて冷風と温風を混合し、その混合後の空気をメイン吹出通路(23b)とサブ吹出通路(26)の両方から吹き出すことができる。その結果、メイン吹出通路(23b)とサブ吹出通路(26)との吹出空気温度差を低減できる。その結果、メイン吹出通路(23b)からの空気吹出領域とサブ吹出通路(26)からの空気吹出領域をともに良好に空調できる。
【0010】
しかも、通風抵抗部材(27)を吹出風量が少ないサブ吹出通路(26)側に配置するから、通風抵抗部材(27)による吹出風量減少への影響が小さいという利点がある。
【0012】
更に、請求項1に記載の発明では、開口部(22)のうちメイン吹出通路(23b)側の部位にて冷風と温風を混合しても、その混合後の空気を切り欠き部(24c)を通してサブ吹出通路(26)へスムースに流すことができる。そのため、メイン吹出通路(23b)とサブ吹出通路(26)との吹出空気温度差を低減する効果をより一層有効に発揮できる。
【0013】
また、請求項1に記載の発明では、バタフライドア(24)に切り欠き部(24c)を設けても、切り欠き部(24c)を通風抵抗部材(27)により閉塞できるから、開口部(22)を全閉する機能は何ら支障なく発揮できる。
【0014】
請求項2に記載の発明では、請求項1において、空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、暖房用熱交換器(13)を通過する空気と暖房用熱交換器(13)をバイパスする空気との風量割合を調整するエアミックスドア(16)とを備え、冷風は暖房用熱交換器(13)をバイパスして流れる空気であり、温風は暖房用熱交換器(13)を通過して加熱された空気であることを特徴とする。
【0015】
このように、本発明はエアミックス式の空調ユニットにおいて吹出空気温度差の低減効果を有効に発揮できるものである。
【0016】
請求項3に記載の発明では、請求項1または2において、開口部はフェイス開口部(22)であり、メイン吹出通路は前席フェイス吹出通路(23b)であり、サブ吹出通路は後席フェイス吹出通路(26)であることを特徴とする。
【0017】
これにより、前席フェイス吹出空気温度と後席フェイス吹出空気温度との差を低減して、前席側および後席側をともに良好に空調できる。
【0018】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1は車両用空調装置の空調ユニット10の断面図であり、本実施形態による車両用空調装置の室内ユニット部は、大別して、図1の空調ユニット10と、この空調ユニット10に空気を送風する送風機ユニット(図示せず)との2つの部分に分かれている。
【0020】
空調ユニット10は車室内前部の計器盤(図示せず)内側のうち、車両左右方向の略中央部に配置される。空調ユニット10部は、車室内の計器盤内側の略中央部にて、車両の前後方向および上下方向に対して、図1の矢印で示す搭載方向で配置される。
【0021】
これに対し、図示しない送風機ユニットは車室内前部の計器盤内側のうち、中央部から助手席側へオフセットして配置されている。送風機ユニットは周知のごとく外気(車室外空気)と内気(車室内空気)を切替導入する内外気切替箱、およびこの内外気切替箱を通して空気を吸入し送風する遠心式の送風機を備えている。
【0022】
空調ユニット10は樹脂製の空調ケース11を有し、この空調ケース11の内部には車室内へ向かって車両前方側から車両後方側へと空気が流れる空気通路が構成される。なお、空調ケース11は、具体的には車両左右方向の中央部の分割面にて左右に分割された左側分割ケースと右側分割ケースとを一体に締結することにより構成されている。
【0023】
この空調ケース11内に冷房用熱交換器をなす蒸発器12と暖房用熱交換器をなすヒータコア13の両方を一体に内蔵している。空調ケース11の、最も車両前方側の部位には空気入口空間14が形成されている。この空気入口空間14には、上記送風機ユニットの遠心式送風機のスクロールケーシング出口から送風空気が流入する。
【0024】
空調ケース11内において空気入口空間14直後の部位に蒸発器12が上下方向(略垂直)に配置されている。この蒸発器12は周知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気から吸熱して、空調空気を冷却するものである。そして、蒸発器12の空気流れ下流側、すなわち、車両後方側に、所定の間隔を開けてヒータコア13が配置されている。従って、空調ケース11内の空気入口空間14に流入した空気が蒸発器12、ヒータコア13の順に通過して車両前方側から車両後方側へ向かって流れる。
【0025】
ヒータコア13は空調ケース11内にて略上下方向に配置されている。但し、本実施形態では、ヒータコア13の上端部が下端部よりも車両後方側に位置するように微小角度だけ傾斜して略上下方向に配置されている。
【0026】
ヒータコア13は蒸発器12を通過した冷風を再加熱するものであって、その内部に図示しない車両エンジンから高温の温水(エンジン冷却水)が流れ、この温水を熱源として空気を加熱するものである。
【0027】
ヒータコア13の上方側の部位にバイパス通路15が形成されている。このバイパス通路15は、蒸発器12通過後の冷風がヒータコア13をバイパスして流れる通路を構成する。そして、蒸発器12とヒータコア13との間でバイパス通路15の下方側部位に、エアミックスドア16が回転軸16aを中心にして回転可能に配置されている。
【0028】
ここで、エアミックスドア16は回転軸16aと一体に構成された平板状の片持ちタイプの板ドアからなり、回転軸16aはヒータコア13の上端部付近にて車両左右方向(図1の紙面垂直方向)に延びるように配置されている。また、回転軸16aの軸方向の両端部は空調ケース11の左右両側の側方壁面の軸受穴(図示せず)により回転可能に支持される。ここで、空調ケース11の左右両側の側方壁面とは車両前後方向(図1の左右方向)に延びる壁面である。
【0029】
なお、空調ケース11の左右両側の側方壁面のうち、一方の側方壁面に、サーボモータ等を用いた温度調整操作機構(図示せず)を配置し、この温度調整操作機構によりエアミックスドア16を回転操作するようになっている。
【0030】
エアミックスドア16はバイパス通路15とヒータコア13の入口通風路17の開度を調整することにより、入口通風路17を通過してヒータコア13で加熱される温風(矢印a1)と、バイパス通路15を通過する冷風(矢印b)との風量割合を調整する。
【0031】
なお、図1において、エアミックスドア16の下側の2点鎖線位置16bは入口通風路17を全閉してバイパス通路15を全開する最大冷房位置(ドア開度=0%)であり、また、上側の2点鎖線位置16cは入口通風路17を全開してバイパス通路15を全閉する最大暖房位置(ドア開度=100%)である。そして、下側の2点鎖線位置16bと上側の2点鎖線位置16cとの間の中間開度位置(実線位置)にエアミックスドア16を回転操作すれば、温風と冷風とを混合して吹出空気温度を所望の中間温度に調整することができる。
【0032】
一方、ヒータコア13の車両後方側部位からヒータコア13の上方部にわたって湾曲状の形状からなる温風通路18が形成されている。温風通路18はヒータコア13を通過した温風が流れる通路であって、その出口部は、ヒータコア13およびエアミックスドア回転軸16aの上方側にてバイパス通路15の下流側と合流し、冷風と温風の混合を行う空気混合部19を形成している。
【0033】
次に、空調ケース11の上面部において車両前後方向の前方側部位に、空気混合部19から温度調整された空調空気が流入するデフロスタ開口部20が開口している。このデフロスタ開口部20は図示しないデフロスタダクトを介して計器盤上面のデフロスタ吹出口に接続され、このデフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスの内面に向けて空調風(主に温風)が吹き出される。デフロスタ開口部20はデフロスタドア21により開閉される。このデフロスタドア21は回転軸22aを中心として回転可能なバタフライドアにより構成される。
【0034】
空調ケース11の上面部においてデフロスタ開口部20よりも車両後方側(乗員寄り)の部位にフェイス開口部22が設けられ、このフェイス開口部22の上方側には、空調ケース11とは別体の樹脂製フェイスダクト23がねじ止め等の締結手段により取り付けられている。
【0035】
図2はこのフェイスダクト23を取り外した状態におけるフェイス開口部22の平面形状を示すもので、図2の前後左右の矢印は車両搭載状態での方向を示す。フェイス開口部22は車両左右方向が長辺となり、車両前後方向が短辺となる長方形である。そして、この長方形のフェイス開口部22のうち、車両左右方向の中央開口部22aは、前席センターフェイス用および後席フェイス用の開口領域であり、フェイスドア24により開閉される。
【0036】
一方、中央開口部22aの左右両側には前席サイドフェイス開口部22b、22cが配置される。中央開口部22aと前席サイドフェイス開口部22b、22cの間は空調ケース11と一体の仕切り壁25a、25bにより仕切られている。そして、フェイス開口部22のうち、中央開口部22aの車両後方側部位に後席フェイス吹出通路26(図1)の入口部26aが配置されている。
【0037】
別体のフェイスダクト23は、フェイス開口部22の中央開口部22aおよび前席サイドフェイス開口部22b、22cと、後席フェイス吹出通路26の入口部26aの開口範囲全体に重合する大きさの開口端面を有している。フェイスダクト23の開口端面には、仕切り壁25a、25bに当接する仕切り壁(図示せず)を設けて、フェイスダクト23の内部を中央空間23a(図1)と左右両側の空間(図示せず)とに仕切っている。そして、フェイスダクト23の左右両側の空間は空調ケース11側のフェイス開口部22の前席サイドフェイス開口部22b、22cに連通して前席サイドフェイス吹出通路(図示せず)を形成する。
【0038】
また、フェイスダクト23の中央空間23aは、フェイス開口部22の中央開口部22aを後席フェイス吹出通路26の入口部26aに連通させる連通空間を形成するとともにフェイスドア24の上半部が回転するドア作動空間を形成する。
【0039】
さらに、フェイスダクト23の中央空間23aのうち、中央開口部22aの左右両側の領域22a−1、22a−2に対応する部位を上方に突出させて、2個の前席センターフェイス吹出通路23b(図1)を形成する。
【0040】
車両計器盤の上方側において左右方向の略中央部に2個のセンターフェイス吹出口(図示せず)が配置され、この2個のセンターフェイス吹出口に2個の前席センターフェイス吹出通路23bが図示しないセンターフェイスダクトを介して接続される。これにより、車両計器盤略中央部の2個のセンターフェイス吹出口から車室内の乗員上半身側に向けて空調風(主に冷風)を吹き出すようになっている。
【0041】
また、車両計器盤の上方側において左右方向両端部付近にサイドフェイス吹出口(図示せず)が配置され、この左右両端のサイドフェイス吹出口にフェイスダクト23の左右両側の前席サイドフェイス吹出通路(図示せず)が図示しないサイドフェイスダクトを介して接続される。これにより、車両計器盤の左右両端のサイドフェイス吹出口から車室内の乗員上半身側に向けて空調風を吹き出すようになっている。
【0042】
なお、サイドフェイス吹出口は冬期暖房時には温風を車両側面窓ガラス側へ向けて吹き出して側面窓ガラスの曇り止め等の目的のためにも使用される。このため、前席サイドフェイス開口部22b、22cは全吹出モードにおいて開口状態を維持するようになっている。但し、前席サイドフェイス開口部22b、22cには補助ドア(図示せず)を備えて、その開口面積を吹出モードの変化に応じて調整するようになっている。
【0043】
次に、フェイスドア24を図3により具体的に説明すると、フェイスドア24は平板状のドア本体部24aと回転軸24bとを有し、ドア幅方向の中央部に配置した回転軸24bを中心として回転するバタフライドアにより構成されている。ここで、ドア幅方向とはドア軸方向(ドア本体部24aの長辺方向)と直交する方向(ドア本体部24aの短辺方向)を言う。
【0044】
平板状のドア本体部24aには切り欠き部24cが形成してある。この切り欠き部24cの形成位置は次のように設定する。すなわち、図1の実線位置に示すように、フェイスドア24によりフェイス開口部22の中央開口部22aを開口したときに、前席センターフェイス吹出通路23bと後席フェイス吹出通路26との中間に位置する上半部24dの部位に切り欠き部24cを設定している。より具体的には、上半部24dの長辺方向の中央部で、かつ、先端側の部位に切り欠き部24cを設定している。、
一方、フェイス開口部22の中央開口部22aのうち、後席フェイス吹出通路26側の部位(車両後方側の部位)に通風抵抗部材27を配置している。この通風抵抗部材27は、フェイスドア24によりフェイス開口部22の中央開口部22aを開口したとき(図1の実線位置)に、フェイス開口部22の中央開口部22aのうち、後席フェイス吹出通路26側の開口面積を狭める邪魔板としての役割を果たすものである。
【0045】
また、図2はフェイスドア24がフェイス開口部22の中央開口部22aを全閉する位置に回転した状態を示しており、この全閉時には通風抵抗部材27の外周縁部上にフェイスドア24の切り欠き部24cの縁部が当接して、通風抵抗部材27により切り欠き部24cを閉じるようになっている。すなわち、通風抵抗部材27は切り欠き部24cを閉じるためのシール面の役割も兼ねている。
【0046】
通風抵抗部材27は、図2の斜線部に示すようにフェイス開口部22の車両後方側を区画する壁部28から車両前方側へ向かって突き出す長方形のものであり、通風抵抗部材27の長方形は切り欠き部24cの長方形より所定量大きくしてある。また、通風抵抗部材27は空調ケース11の一部である壁部28に一体成形されている。
【0047】
この壁部28は、空調ケース11において後席フェイス吹出通路26と前席フット吹出通路29とを仕切る仕切り壁30の上端部に位置している。ここで、前席フット吹出通路29は、車両前後方向においてヒータコア13下流側の温風通路18と後席フェイス吹出通路26との間に位置する通路である。前席フット吹出通路29と温風通路18との間は仕切り壁31により仕切られている。
【0048】
前席フット吹出通路29の上端部(一端部)は前席フット開口部32により空気混合部19に連通する。前席フット開口部32は、フットドア33により開閉される。また、前席フット吹出通路29の下端部(他端部)は、温風バイパス開口34により温風通路18の下端部、すなわち、ヒータコア13直後の部位に直接連通する。この温風バイパス開口34は温風バイパスドア35により開閉される。
【0049】
また、前席フット吹出通路29のうち上端部付近の車両左右両側には前席フット吹出口36が開口しており、この前席フット吹出口36から前席乗員の足元側へ空気を吹き出すようになっている。また、前席フット吹出通路29の下端部には後席フット接続口37が開口しており、この後席フット接続口37に図示しない後席フットダクトが接続され、この後席フットダクトの先端部の後席フット吹出口から後席乗員の足元側へ空気を吹き出すようになっている。
【0050】
また、後席フェイス吹出通路26の下端部に後席フェイス接続口38が開口し、この後席フェイス接続口38に図示しない後席フェイスダクトが接続され、この後席フェイスダクトの先端部の後席フェイス吹出口から後席乗員の上半身側へ空気を吹き出すようになっている。
【0051】
なお、デフロスタドア21、フェイスドア24、およびフットドア33は吹出モードを切り替える吹出モードドアであり、これらの吹出モードドア21、24、33は図示しないリンク機構を介して共通の吹出モード操作機構に連結され、この吹出モード操作機構により連動操作される。
【0052】
また、エアミックスドア16と温風バイパスドア35は図示しないリンク機構を介して共通の温度調整操作機構に連結されて、この温度調整操作機構により連動操作される。ここで、温風バイパスドア35はエアミックスドア16の最大暖房時(上側2点鎖線位置16cの場合)のみに温風バイパス開口34を開口し、その他の場合は常に温風バイパス開口34を閉じる。従って、温風バイパスドア35は最大暖房用ドアと言うことができる。
【0053】
吹出モード操作機構および温度調整操作機構は、本例ではサーボモータを用いた電気駆動機構により構成されるが、乗員の手動操作力により操作されるマニュアル操作機構により構成してもよい。
【0054】
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。図示しない送風機ユニットの送風機が運転されると、送風機ユニットからの送風空気がケース11の最前部の空気入口空間14に流入した後、蒸発器12を通過する。ここで、図示しない空調用冷凍サイクルが運転されておれば、送風空気は蒸発器12にて冷却、除湿され冷風となる。
【0055】
そして、エアミックスドア16を図1の実線で示す中間開度位置に回転操作すると、蒸発器12通過後の冷風の一部が矢印a1のようにヒータコア13の入口通風路17に流入し、ここから冷風がヒータコア13の熱交換用コア部を通過して加熱され温風となる。この温風は湾曲状の温風通路18を通過して矢印a2のように空気混合部19に向かう。これと同時に、蒸発器12通過後の冷風の残余が矢印bのようにバイパス通路15を通過して冷風のまま空気混合部19に向かう。
【0056】
この空気混合部19において温風と冷風が混合して所望温度の空気となり、この所望温度の空気がデフロスタドア21とフェイスドア24とフットドア33とにより選択された所定の吹出開口部を通過して車室内の所定部位に吹き出す。
【0057】
図1は、フェイスモードが選択され、且つ、エアミックスドア16を中間開度位置に操作している温度制御時の状態を示している。従って、温風バイパスドア35は温風バイパス開口34を閉じている。そして、デフロスタドア21はデフロスタ開口部20を閉じており、フットドア33もフット開口部32を閉じている。
【0058】
また、フェイスドア24は図1の実線位置に示すようにドア本体部24aの板面がフェイス開口部22の開口端面と略直交する方向に回転操作され、フェイス開口部22の中央開口部22aを全開する。また、前席サイドフェイス開口部22b、22cは全吹出モードにて開口している。この結果、フェイスモード時には、空気混合部19を通過した空気がフェイス開口部22の中央開口部22aからフェイスダクト23の前席センターフェイス吹出通路23bを通過して、計器盤中央部のセンターフェイス吹出口(図示せず)から前席乗員の上半身側へ吹き出す。
【0059】
同時に、空気混合部19を通過した空気がフェイス開口部22の中央開口部22aからフェイスダクト23の中央空間23a、後席フェイス吹出通路26を通過し、更に、図示しない後席フェイスダクトの先端部の後席フェイス吹出口から後席乗員の上半身側へ吹き出す。
【0060】
また、空気混合部19を通過した空気がサイドフェイス開口部22b、22cを通過して、計器盤左右両端部のサイドフェイス吹出口(図示せず)から前席乗員の上半身側へ吹き出す。
【0061】
ところで、上記フェイス開口部22の全開状態では、フェイスドア24のドア本体部24aの下半部の先端側が空気混合部19内に位置し、そして、空気混合部19においてフェイスドア24のドア本体部24aより車両後方側の領域は温風通路18の上端出口部に隣接するので、温風側の領域となる。これに対し、空気混合部19においてフェイスドア24のドア本体部24aより車両前方側の領域は、バイパス通路15の出口部に隣接するので、冷風側の領域となる。
【0062】
従って、バイパス通路15からの冷風が主にフェイスドア24の車両前方側(一面側)に流れ、温風通路18からの温風が主にフェイスドア24の車両後方側(他面側)に流れようとするので、後席フェイス吹出温度が前席フェイス吹出温度よりも、相当高くなろうとする。
【0063】
しかし、本実施形態においては、フェイス開口部22の中央開口部22aのうち、後席フェイス吹出通路26側の部位(車両後方側の部位)に通風抵抗部材27を配置して、フェイス開口部22の中央開口部22aのうち、後席フェイス吹出通路26側の開口面積を狭めている。そのため、温風通路18からの温風の主流がフェイスドア24の車両後方側に向かうことを通風抵抗部材27により抑制できる。
【0064】
その結果、温風の主流がフェイスドア24の車両前方側に向かうので、フェイスドア24の車両前方側領域Aにて温風通路18からの温風とバイパス通路15からの冷風を良好に混合できる。そして、この混合後の空気は図1の矢印c1のようにフェイスダクト23内部の中央空間23aを通過し、前席センターフェイス吹出通路23bへと流れる。従って、前席センターフェイス吹出温度をエアミックスドア16の開度に対応した温度に調整できる。
【0065】
また、上記混合後の空気の一部が、フェイスダクト23内部の中央空間23aにおいて図1の矢印c2のように車両後方側に分岐され、後席フェイス吹出通路26の入口部26a側へ向かう。ここで、フェイスドア24の上半部24dに切り欠き部24cが形成してあるので、上記混合後の空気がこの切り欠き部24cを通過して後席フェイス吹出通路26の入口部26a側へスムースに流れる。
【0066】
このようにして、後席フェイス吹出通路26にも上記混合後の空気を十分導入できるので、後席フェイス吹出温度を前席センターフェイス吹出温度と同様に、エアミックスドア16の開度に対応した温度に調整できる。この結果、後席フェイス吹出温度と前席センターフェイス吹出温度との温度差を図4の従来技術に比較して大幅に減少できる。
【0067】
また、前席サイドフェイス開口部22b、22cの開口部位には図2に示すようにフェイスドア24が位置していないので、フェイスドア24による温風と冷風の分離作用が前席サイドフェイス開口部22b、22cでは起きない。このため、空気混合部19にて温風と冷風を混合した後の空気が前席サイドフェイス開口部22b、22cへ流れる。従って、前席サイドフェイス吹出温度もエアミックスドア16の開度に対応した温度に調整できる。
【0068】
なお、フェイス開口部22の中央開口部22aのうち、後席フェイス吹出通路26側の部位(車両後方側の部位)に通風抵抗部材27を配置するので、後席フェイス吹出風量の減少が問題となる。そこで、本実施形態では、通風抵抗部材27を中央開口部22aの車両左右方向の中央部のみに配置して、通風抵抗部材27の車両左右方向の側端部の側方に図2の左右両側の領域22a−1、22a−2に対応する通路を形成している。また、通風抵抗部材27の先端部とフェイスドア24との間に所定間隔からなる隙間部39を形成している。
【0069】
これにより、後席フェイス吹出通路26には、上記した切り欠き部24cを通過する空気の他に、通風抵抗部材27の側端部の側方の通路および通風抵抗部材27の先端部の隙間部39を通過する空気が流入する。そのため、通風抵抗部材27の配置に伴う後席フェイス吹出風量の減少を少量に抑制できる。なお、隙間部39は、フェイスドア24の回転作動に伴うフェイスドア24と通風抵抗部材27との干渉を回避する役割も果たす。
【0070】
次に、バイレベルモードについて説明すると、フェイスドア24を図1のフェイスモード時の実線位置から所定量だけ反時計方向に回転して、2点鎖線位置に操作する。これにより、フェイス開口部22の中央開口部22aの開度を所定量減少させる。また、前席サイドフェイス開口部22b、22cに備えられる補助ドア(図示せず)も、開度が所定量減少する側に操作される。
【0071】
一方、フットドア33をフット開口部32の開口位置に操作して、フット吹出通路29を空気混合部19に連通させるので、フット吹出通路29に開口する前席フット吹出口36および後席フット接続口37を通して前席および後席の乗員足元側にも空調風を吹き出すことができる。すなわち、前席および後席の乗員の上半身側と足元側の両方に同時に空調風を吹き出すことができる。なお、デフロスタドア21はデフロスタ開口部20の閉塞位置に維持される。
【0072】
バイレベルモード時においても、フェイスモード時と同様に、通風抵抗部材27およびフェイスドア24の切り欠き部24cの作用によって前後のフェイス吹出空気温度のバラツキを縮小できる。
【0073】
また、バイレベルモード時にはフットドア33によりフット開口部32を開口するので、通風抵抗部材27が温風通路18からの温風をフット開口部32側へガイドするガイド作用を果たす。これにより、フット吹出温度をフェイス吹出温度より高くして頭寒足熱形の吹出温度分布を容易に得ることができる。
【0074】
吹出モードとしては、その他に、空調風を主に乗員足元側へ吹き出すと同時に、一部の空調風をデフロスタ側および前席サイドフェイス側に吹き出すフットモード、乗員足元側への吹出風量をフットモードより減少し、デフロスタ側および前席サイドフェイス側への吹出風量をフットモードより増加するフットデフロスタモード、空調風をデフロスタ側および前席サイドフェイス側のみに吹き出すデフロスタモードを設定できる。
【0075】
なお、上記の一実施形態において、フェイスダクト23の前席センターフェイス吹出通路23bから図示しない前席センターフェイス吹出口に至る通路の通風抵抗は、後席フェイス吹出通路26から図示しない後席フェイス吹出口に至る通路の通風抵抗より十分小さくなっており、前席センターフェイス吹出口側の吹出風量が後席フェイス吹出口側の吹出風量より大きい。従って、上記の一実施形態では、前席センターフェイス吹出通路23b側の通路により本発明のメイン吹出通路が構成され、後席フェイス吹出通路26側の通路により本発明の吹出通路が構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による空調ユニットの断面図であり、フェイスモード時を示す。
【図2】図1におけるフェイス開口部の平面図である。
【図3】図1におけるフェイスドアの正面図である。
【図4】従来技術による空調ユニットの断面図であり、フェイスモード時を示す。
【符号の説明】
22…フェイス開口部、23…フェイスダクト、
23b…前席フェイス吹出通路(メイン吹出通路)、
24…フェイスドア(バタフライドア)、24b…回転軸、
24c…切り欠き部、26…後席フェイス吹出通路(サブ吹出通路)、
27…通風抵抗部材。
Claims (3)
- 冷風と温風が流入する開口部(22)と、
前記開口部(22)を開閉するドア手段(24)と、
前記開口部(22)の下流側に連通するメイン吹出通路(23b)と、
前記開口部(22)の下流側に連通するとともに前記メイン吹出通路(23b)より吹出風量が少ないサブ吹出通路(26)とを備え、
前記ドア手段はドア幅方向の中央部に配置した回転軸(24b)を中心として回転するバタフライドア(24)により構成され、
前記バタフライドア(24)により前記開口部(22)を開口したときに、前記冷風が主に前記バタフライドア(24)の一面側へ向かい、前記温風が主に前記バタフライドア(24)の他面側へ向かう通路配置になっており、
前記バタフライドア(24)により前記開口部(22)を開口したときに、前記バタフライドア(24)のうち、前記メイン吹出通路(23b)と前記サブ吹出通路(26)との中間に位置する部位に切り欠き部(24c)を設け、
前記開口部(22)のうち、前記サブ吹出通路(26)側の部位に空気流れを制限する通風抵抗部材(27)を配置することにより、前記開口部(22)のうち、前記メイン吹出通路(23b)側の部位にて前記冷風と前記温風を混合し、この混合後の空気が前記メイン吹出通路(23b)に流れるとともに、前記サブ吹出通路(26)には前記切り欠き部(24c)を通過して前記混合後の空気が流れるようにし、
前記バタフライドア(24)により前記開口部(22)を全閉するときは、前記切り欠き部(24c)を前記通風抵抗部材(27)により閉塞することを特徴とする車両用空調装置。 - 空気を加熱する暖房用熱交換器(13)と、
前記暖房用熱交換器(13)を通過する空気と前記暖房用熱交換器(13)をバイパスする空気との風量割合を調整するエアミックスドア(16)とを備え、
前記冷風は前記暖房用熱交換器(13)をバイパスして流れる空気であり、前記温風は前記暖房用熱交換器(13)を通過して加熱された空気であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 前記開口部はフェイス開口部(22)であり、前記メイン吹出通路は前席フェイス吹出通路(23b)であり、前記サブ吹出通路は後席フェイス吹出通路(26)であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。
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