JP4178591B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインバータ回路により放電灯を高周波点灯させる放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の放電灯点灯装置のブロック構成図を図25に示す。この放電灯点灯装置は、交流電源10をAC−DC変換手段11にて直流電圧に変換し、DC−DC変換手段12にて前記直流電圧を所定の直流電圧に変換し、DC−AC変換手段13にて前記直流電圧を高周波電圧に変換し、AC−AC変換手段14にて前記高周波電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路15に供給する構成である。DC−DC変換手段12には少なくとも一つのスイッチング要素が具備されており、前記スイッチング要素は制御回路1から出力される信号S1にてオン・オフ制御される。DC−AC変換手段13には少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路が具備されており、前記スイッチング要素のオン・オフの周波数は負荷回路15の状態に応じて制御回路2にて制御され、制御回路2から出力される信号S2は駆動回路4に入力される。駆動回路4は信号S2を受けて信号S3を出力し、前記スイッチング要素は駆動回路4から出力される信号S3にて交互にオン・オフ制御される。制御回路1、制御回路2及び駆動回路4には制御電源生成回路5から各々制御電源(Vcc1〜Vcc3)が供給され動作する。
【0003】
図26に具体的な従来例の回路構成を示す。AC−DC変換手段はダイオードD1〜D4からなる全波整流回路で構成され、フィルター回路FTを介して交流電源ACを直流電圧に変換する。DC−DC変換手段は雑音防止用コンデンサC1、平滑用コンデンサC2、チョッパーダイオードD5、スイッチング素子(例えばMOS−FET)Q1、チョッパーチョークL1からなる昇圧型チョッパー回路で構成される。スイッチング素子Q1のオン・オフ制御はチョッパー用制御回路1から出力されるオン・オフ信号S1により行われる。スイッチング素子Q1がオン・オフを繰り返すことにより、高周波にて直流電圧をチョッピングし、平滑用コンデンサC2にて平滑して、全波整流回路の出力電圧のピーク値よりも高い直流電圧Vdcを出力する。
【0004】
DC−AC変換手段はスイッチング素子Q2,Q3、DCカット用コンデンサC3、共振用チョークL2、共振用コンデンサC4からなるハーフブリッジ式インバータ回路で構成され、スイッチング素子Q2,Q3を交互にオン・オフすることにより、コンデンサC4とインダクタL2からなる共振回路にて高周波電力が生成される。スイッチング素子Q2,Q3の発振周波数制御はインバータ用制御回路2にて行われ、負荷回路の状態に応じた発振信号S2を出力する。インバータ用制御回路2から出力される発振信号S2を受けてドライバー用制御回路4(例えばIR社製IR2111)から出力される駆動信号S3(H),S3(L)によりスイッチング素子Q2及びQ3が交互にオン・オフ制御される。駆動信号S3(H)は高圧側スイッチング素子Q2の駆動信号であり、駆動信号S3(L)は低圧側スイッチング素子Q3の駆動信号である。低圧側スイッチング素子Q3は制御電源であるVccを電源として、高圧側スイッチング素子Q2はコンデンサC5を電源として駆動制御される。コンデンサC5はスイッチング素子Q2,Q3の接続点の電位V0と制御電源VccにダイオードD6を介して接続されており、低圧側スイッチング素子Q3のオン時(スイッチング素子Q2,Q3の接続点の電位V0が0Vとなる期間)に制御電源VccよりダイオードD6を介して電力供給を得て、高圧側スイッチング素子Q2のオン時には、スイッチング素子Q2,Q3の接続点の電位V0を基準として高圧側スイッチング素子Q2の駆動電源として動作する。尚、ドライバー用制御回路4にIR社製IR2111を用いた回路構成においてはインバータ用制御回路2からドライバー用制御回路4へ入力される発振信号S2がHighレベルの場合、スイッチング素子Q2はオン、スイッチング素子Q3はオフとなり、発振信号S2がLowレベルの場合、スイッチング素子Q2はオフ、スイッチング素子Q3はオンとなる。
【0005】
チョッパー出力電圧Vdcに比べ、負荷である放電灯LAを点灯させる為の始動電圧が高い場合、例えば、管径が細ければ細いほど且つ管長が長ければ長いほど始動電圧は高くなるが、その場合、昇圧トランスT1を用いて、インバータ回路の出力をさらに昇圧した高周波電力で放電灯LAを点灯させる。尚、負荷である放電灯LAのフィラメント両端にはランプ点灯始動時にフィラメントを予熱するための予熱回路y1,y2が接続されている。
【0006】
チョッパー用制御回路1、インバータ用制御回路2及びドライバー用制御回路4の制御電源(Vcc1〜Vcc3)は、チョッパーチョークL1の補助巻線、及び昇圧トランスT1の補助巻線から各々抵抗R4とダイオードD7、及び抵抗R5とダイオードD9を介して供給される電力を制御電源生成回路5にて各制御電源(Vcc1〜Vcc3)に生成し、各制御回路1,2,4へ供給して、各々の制御回路1,2,4を動作させるものである。また、チョッパー用制御回路1の制御電源Vcc1には別経路の制御電源供給手段として抵抗Rsが設けられており、インバータ制御回路2の制御電源Vcc3は制御電源生成回路5a(例えば三端子レギュレータ等)により安定化した電源を供給する構成となっている。
【0007】
本回路に交流電源ACが供給されると、制御電源供給手段としての抵抗Rsにより最初にチョッパー用制御回路1が動作を開始し、次にドライバー用制御回路4が動作を開始し、最後に制御電源生成回路5にて安定した制御電源Vcc3が供給された時点でインバータ制御回路2が動作を開始する。また、本回路に交流電源ACの供給が停止されると、まず最初にインバータ制御回路2が動作を停止し、次にドライバー用制御回路4が動作を停止し、最後にチョッパー用制御回路1が動作を停止する。
【0008】
次に別の従来例の放電灯点灯装置のブロック構成図を図27に示す。基本構成は図25の放電灯点灯装置と同じであるが、この放電灯点灯装置においては、赤外線リモートコントローラ31(以下リモコンと呼ぶ)の操作により出力されるリモコン信号S6を受信部32にて受信し、制御回路3にてリモコン信号S6に応じた点灯制御信号S4を生成し、この点灯制御信号S4によって制御回路2の発振動作を制御することにより所定の負荷状態をリモコン操作によって任意に変化させるものである。この構成において、従来、リモコン操作により負荷である放電灯を消灯させる制御を行う場合、制御回路2から駆動回路4へ出力される発振信号S2の出力を停止させる(Lowレベルとする)ことにより、DC−AC変換手段13に具備されたスイッチング素子のスイッチング動作を停止させ、放電灯への電力供給を停止させる制御を行うことが一般的であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図26に示す回路構成においては、交流電源ACの供給開始時(以下電源ON時と称する)には以下のような問題が生じる。図28は電源ON時からのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1(S1)、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2(S3(H))、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3(S3(L))、インバータ制御回路2の発振信号S2、チョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示したものである。図中、t1にて電源をONすると、チョッパー出力電圧Vdcは交流電圧の√2倍のピーク値直流電圧が出力される。t2にてチョッパー用制御回路1が動作開始すると、スイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1はオン・オフ制御されるため、チョッパー出力電圧Vdcは所定の高い電圧になる。次に、t3にてドライバー用制御回路4が動作開始すると、インバータ用制御回路2はまだ動作開始していないため発振信号S2はLowレベルであり、よって、ドライバー用制御回路4から出力されるスイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2はLowレベル、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3はHighレベルで保持される。次に、t4にてインバータ用制御回路2が動作開始すると、発振信号S2は発振動作を開始し、それに伴って、ドライバー用制御回路4によりスイッチング素子Q2,Q3のゲート電圧波形Vgs2,Vgs3もオン・オフ制御される。t4にてインバータ回路のスイッチング動作が開始されると、各スイッチング素子Q2,Q3には図29に示すような振動波形電流Id2,Id3が流れ、スイッチング素子Q2,Q3に過大なストレスを生じる。図29にはスイッチング動作が開始された直後(図28のt4時)のインバータ用制御回路2の発振信号S2、スイッチング素子Q2,Q3の各ゲート電圧Vgs2,Vgs3及びドレイン電流Id2,Id3の波形を示している。このような振動波形電流が発生する原因は、DCカット用コンデンサC3と昇圧トランスT1の一次側インダクタンスの過渡状態における共振作用によるものであり、この振動波形のピーク値はチョッパー出力電圧Vdcが高いほど高くなる。このスイッチング素子Q2,Q3に流れる振動波形電流は定常時に流れている電流に比べて数倍のピーク値を有しているので、電流定格の大きいスイッチング素子を用いる必要が有り、スイッチング素子Q2,Q3のコスト及びサイズが増大することになる。
【0010】
また、図26に示す回路構成においては、交流電源ACの供給停止時(以下電源OFF時と称する)には以下のような問題が生じる。図30は電源OFF時からのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3、インバータ用制御回路2の発振信号S2、チョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示したものである。図中、t1にて電源OFFすると、まず最初にt2にてインバータ用制御回路2が動作を停止し、発振信号S2はLowレベルとなる。このとき、ドライバー用制御回路4はまだ動作しているため、ドライバー用制御回路4から出力されるスイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2はLowレベル、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3はHighレベルに保持される。その後、t3でドライバー用制御回路4が、t4でチョッパー用制御回路1が各々動作を停止する。
【0011】
ここで、t2にてインバータ用制御回路2が動作を停止すると、インバータ回路のスイッチング素子Q3には図31に示すような振動波形電流Id3が流れ、スイッチング素子Q3に過大なストレスを生じる。図31にはインバータ用制御回路2が動作停止した直後(図30のt2時)のインバータ用制御回路2の発振信号S2、スイッチング素子Q2,Q3の各ゲート電圧Vgs2,Vgs3、及び各ドレイン電流Id2,Id3の波形を示している。このような振動波形電流が発生する原因は、スイッチング素子Q2がオフ、スイッチング素子Q3がオンの状態で固定されてインバータ回路のスイッチング動作を停止する際に必ずスイッチング素子Q3、コンデンサC3,C4、インダクタL2、トランスT1からなる共振ループが形成されるためであり、オン状態で固定となるスイッチング素子Q3に大きな振動波形電流が流れ、スイッチング素子Q3に大きなストレスを与える。このスイッチング素子Q3に流れる振動波形電流は、定常時に流れている電流に比べて数倍のピーク値を有しているので、電流定格の大きい素子を用いる必要が有り、スイッチング素子Q3のコスト及びサイズが増大することになる。
【0012】
また、図27に示す回路構成においても、上記の問題と同様の問題が生じる。図32はリモコン制御による放電灯の点灯制御時(以下リモコンON時と称す)からのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3、インバータ用制御回路2の発振信号S2、チョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示したものである。図中、t1にてリモコンをON操作すると、インバータ用制御回路2の発振信号S2はLowレベルに保持された状態から発振信号出力状態へと変化する。このとき、チョッパー用制御回路1及びドライバー用制御回路4は常に動作している状態であるため、チョッパー出力電圧Vdcが高い状態にてインバータ回路のスイッチング動作が開始され、各スイッチング素子Q2,Q3には図29に示すような振動波形電流が流れ、スイッチング素子Q2,Q3に過大なストレスを生じる。
【0013】
また、リモコン制御による放電灯の消灯制御(以下リモコンOFF時と称す)においても上記の問題と同様の問題が生じる。図33はリモコンOFF時からのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3、インバータ用制御回路2の発振信号S2、チョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示したものである。図中、t1にてリモコンをOFF操作すると、インバータ用制御回路2の発振信号S2は発振信号出力状態からLowレベルに保持された状態となる。このとき、チョッパー用制御回路1及びドライバー用制御回路4は常に動作している状態であるため、ドライバー用制御回路4から出力されるスイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2はLowレベル、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3はHighレベルで保持される。よって、インバータ回路のスイッチング素子Q3には図31に示すような振動波形電流が流れ、スイッチング素子Q3に過大なストレスを生じる。
【0014】
本発明は上記のような課題を解決しようとするものであり、その目的とするところは、負荷回路に高周波電力を供給開始する際、及び負荷回路への高周波電力の供給を停止する際にインバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示すように、交流電源10を直流電圧に変換するAC−DC変換手段11と、
前記AC−DC変換手段11の出力電圧を前記交流電源10の交流電圧ピーク値よりも高い所定の直流電圧に変換する、少なくとも一つのスイッチング要素を有するDC−DC変換手段12と、
前記DC−DC変換手段12のスイッチング要素を駆動制御するための第1の制御回路1と、
前記DC−DC変換手段12の出力電圧を入力とし、少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路を有し、両スイッチング要素を駆動回路4より出力される駆動信号S3により交互にオン・オフすることで所定の高周波電圧に変換するDC−AC変換手段13と、
前記DC−AC変換手段13のスイッチング要素のオン・オフの周波数を負荷の状態に応じて制御する信号S2を出力し、その出力を前記駆動回路4を介してスイッチング要素の駆動信号S3として供給する第2の制御回路2と、
前記DC−AC変換手段13の出力電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路15に高周波電力を供給するAC−AC変換手段14とを有する放電灯点灯装置において、
前記第1及び第2の制御回路1,2と前記駆動回路4の制御電源Vcc1,Vcc2,Vcc3は同一電源Vccから供給され、前記負荷回路15に高周波電力の供給を開始するときには、第2の制御回路2、駆動回路4、第1の制御回路1の順に動作開始させ、前記負荷回路15への高周波電力の供給を停止するときには、第1又は第2の制御回路1,2の動作停止よりも先に前記駆動回路4の動作を停止させることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
図1に本発明の一実施例のブロック構成図を示す。本実施例の放電灯点灯装置は、図25に示す従来例と略同じ構成となっているが、第1の制御回路1、第2の制御回路2、及び駆動回路4の制御電源(Vcc1〜Vcc3)は同一の制御電源生成回路5から供給され、第1の制御回路1、第2の制御回路2、及び駆動回路4には各々制御電源の供給開始及び供給停止を遅延させる為の遅延手段7〜9が設けられており、電原ON時には第2の制御回路2→駆動回路4→第1の制御回路1の順に動作開始させ、また電源OFF時には駆動回路4→第2の制御回路2→第1の制御回路1の順に動作停止させるようにしたものである。
【0017】
図2及び図3に本実施例の具体的な回路構成を示す。基本構成は図26に示す従来例の構成と略同じであるが、一つの制御電源生成回路5にて生成される制御電源Vccを遅延回路7〜9を介して各制御回路(チョッパー用制御回路1、ドライバー用制御回路4、インバータ用制御回路2)に各々制御電源(Vcc1〜Vcc3)として供給する構成となっている。なお、本実施例の制御電源生成回路5にはチョッパー回路の出力電圧Vdcを所定の制御電源電圧Vccに変換するDC−DCコンバータ回路を用いているが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】
図3は図2中の遅延回路7〜9の構成を示すものである。制御電源生成回路5から制御電源電圧Vccの供給が開始されると、遅延回路の出力(Vcc1〜Vcc3)は抵抗R6とコンデンサC6の時定数により上昇し、制御電源生成回路5からの制御電源電圧Vccの供給が停止されると、遅延回路の出力は抵抗R7とコンデンサC6の時定数(及び各制御回路の消費電力)により下降する。この時定数を調整することにより制御回路1、制御回路2及び駆動回路4の制御電源の立ち上がり及び立ち下がりを変化させ、電原ON時には制御回路2→駆動回路4→制御回路1の順に動作開始させ、また、電源OFF時には駆動回路4→制御回路2→制御回路1の順に動作停止させるようにしたものである。
【0019】
図4に電源ON時の各制御電源電圧(Vcc1〜Vcc3)の立ち上がり特性を示し、図5に電源OFF時の各制御電源電圧(Vcc1〜Vcc3)の立ち下がり特性を示す。図4において、電源ONすると、t0にて制御電源生成回路5が出力を開始し、各制御回路に供給される制御電源(Vcc1〜Vcc3)は各遅延回路にて図中に示すように上昇する。ここで、各制御回路は制御電源が動作開始電圧に達したときに動作を開始するものとすると、t1にてインバータ用制御回路2、t2にてドライバー用制御回路4、t3にてチョッパー用制御回路1が各々動作を開始する。また、図5において、電源OFFすると、t0にて制御電源生成回路5が出力を停止し、各制御回路に供給される制御電源(Vcc1〜Vcc3)は各遅延回路にて図中に示すように下降する。ここで、各制御回路は制御電源が動作停止電圧に達したときに動作を停止するものとすると、t1にてドライバー用制御回路4、t2にてインバータ用制御回路2、t3にてチョッパー用制御回路1が各々動作を停止する。
【0020】
図6は本実施例の電源ON時からのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3、インバータ用制御回路2の発振信号S2、及びチョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示したものである。図中t1にて電源ONすると、チョッパー出力電圧は交流電圧実効値の√2倍のピーク値直流電圧が出力される。t2にてインバータ用制御回路2が動作開始すると、発振信号S2は発振動作を開始するが、ドライバー用制御回路4はまだ動作していないため、ドライバー用制御回路4から出力されるスイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2及びスイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3はLowレベルで保持される。t3にてドライバー用制御回路4が動作開始すると、発振信号S2の発振動作に応じてドライバー用制御回路4のスイッチング素子Q2,Q3のゲート電圧波形Vgs2,Vgs3もオン・オフ制御され、インバータ回路のスイッチング動作が開始される。次にt4にてチョッパー用制御回路1が動作開始すると、スイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1はオン・オフ制御されるため、チョッパー出力電圧Vdcは所定の高い電圧になる。
【0021】
図7にはスイッチング動作が開始された直後(図6のt3時)のインバータ用制御回路2の発振信号S2、スイッチング素子Q2,Q3の各ゲート電圧Vgs2,Vgs3及びドレイン電流Id2,Id3の波形を示している。スイッチング動作が開始された直後ではまだチョッパー用制御回路1が動作していないため、チョッパー出力電圧Vdcは交流電圧実効値の√2倍のピーク値直流電圧しか出力されていない。よって、各スイッチング素子Q2,Q3に流れる振動波形電流は図29に示した従来例の振動波形電流よりも大幅に低減される。
【0022】
図8は本実施例の電源OFF時からのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3、インバータ用制御回路2の発振信号S2、及びチョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示したものである。図中t1にて電源OFFすると、まず最初にt2にてドライバー用制御回路4が動作停止し、ドライバー用制御回路4から出力されるスイッチング素子Q2及びQ3のゲート電圧波形Vgs2,Vgs3はLowレベルで保持される。その後、t3でインバータ用制御回路2が動作停止し、t4でチョッパー用制御回路1が動作停止する。
【0023】
図9にはドライバー用制御回路4が動作停止し、ドライバー用制御回路4から出力されるスイッチング素子Q2及びQ3のゲート電圧波形Vgs2,Vgs3がLowレベルで保持された直後(図8のt2時)のインバータ用制御回路2の発振信号S2、スイッチング素子Q2,Q3の各ゲート電圧Vgs2,Vgs3及びドレイン電流Id2,Id3の波形を示している。この場合、ドライバー用制御回路4が動作停止すると、スイッチング素子Q2及びQ3のゲート電圧波形Vgs2,Vgs3はLowレベルとなり、スイッチング素子Q2,Q3は共にオフとなるためインバータ回路上には共振ループが形成されず、従来例の図31に示したような、オン状態で固定となるスイッチング素子Q3に大きな振動波形電流が流れることはない。
【0024】
なお、チョッパー用制御回路1を最後に停止させる理由としては、放電灯の点灯中(つまりインバータ回路がスイッチング動作中)にチョッパー回路が停止するとチョッパー電圧Vdcが低下し、放電灯へ供給される高周波電力が低下することにより放電灯が立消えを起こし、共振条件の変化により進相領域でのスイッチング動作が行われ、スイッチング素子Q2,Q3に過大なストレスが発生する可能性がある為であり、インバータ回路のスイッチング動作が停止、つまりはドライバー用制御回路4が動作停止した後であればチョッパー用制御回路1とインバータ用制御回路2の動作停止が逆になっても問題は無い。
【0025】
(実施例2)
図10に本発明の実施例2の回路構成を示す。本実施例の放電灯点灯装置は、図2に示す実施例1と同じ構成となっており、図2中の遅延回路7〜9を図10に示す回路構成に置き換えたものである。以下、この図10に示す遅延回路の構成について説明する。遅延回路の入力端子とグランドの間には、抵抗R9,R10,R11の直列回路が接続されている。抵抗R9とR10の接続点の電位はコンパレータCP1の負入力端子に印加されており、コンパレータCP1の正入力端子には基準電圧Vrefが印加されている。コンパレータCP1の出力は抵抗R12を介して入力端子に接続されると共に、トランジスタQ4,Q6の各ベースに接続されている。トランジスタQ4,Q6,Q12の各エミッタはグランドに接続されている。トランジスタQ6のコレクタは抵抗R10とR11の接続点に接続されている。トランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ12のベースに接続されると共に、抵抗R18を介して入力端子に接続されている。トランジスタQ12のコレクタは抵抗R8を介してトランジスタQ5のベースに接続されている。トランジスタQ5のエミッタは入力端子に接続されており、コレクタは出力端子に接続されている。
【0026】
図10の構成においては制御電源生成回路5から出力される電源電圧VccをコンパレータCP1にて比較し、電源電圧Vccが所定の電圧以上になると、各々の制御回路に制御電源を供給する構成となっている。電源電圧Vccが低い場合、コンパレータCP1がHighレベルの出力となるため、トランジスタQ4、Q6がON、トランジスタQ12がOFF、トランジスタQ5がOFFとなり、制御回路への制御電源供給は遮断される。電源電圧Vccが所定電圧以上になると、コンパレータCP1がLowレベルの出力となるため、トランジスタQ4、Q6がOFF、トランジスタQ12がON、トランジスタQ5がONとなり、制御回路への制御電源供給が開始される。また、トランジスタQ6がOFFされることによりコンパレータCP1へ入力される電源電圧Vccの分圧比が変わり、電源電圧Vccが所定の電圧以下となった場合の各々の制御回路への制御電源の供給を遮断するタイミングを遅延させる構成となっている。この抵抗R9,R10,R11の分圧比を調整することにより図11及び図12に示すような電源電圧Vccの立ち上がり、及び立ち下がりに応じた各制御回路の動作開始時間、動作停止時間を設定することができ、実施例1と同様な効果を得ることが出来る。
【0027】
(実施例3)
図13に本発明の実施例3の回路構成を示す。本実施例の放電灯点灯装置は、図2に示す実施例1と同じ構成となっており、図2中の遅延回路7〜8は各制御回路を構成する制御ICに具備されているものである。チョッパー用制御回路1、ドライバー用制御回路4、インバータ用制御回路2には各々専用の制御ICが使用されており、例えばチョッパー用制御ICにモトローラ社製MC33262、ドライバー用制御ICにIR社製IR2111を用いた場合、動作開始制御電圧及び動作停止制御電圧は以下のようになっている。
【0028】
よって、インバータ用制御ICに少なくとも制御電圧8Vよりも低い電圧で動作開始及び動作停止するものを用いれば、簡単な構成にて実施例1と同様の効果を得ることが出来る。
【0029】
(実施例4)
図14に本発明の実施例4の回路構成を示し、図15に本実施例のチョッパー用制御回路1の制御電源電圧Vcc1の時間変化を示す。本実施例の放電灯点灯装置は、図13に示す実施例3と略同じ構成となっており、図13中のインバータ回路内にコンデンサC7、ダイオ一ドD11,D12からなるチョッパー用制御回路1の起動回路が追加されている。チョッパー用制御ICにモトロ―ラ社製MC33262を用いる場合、動作開始に必要な制御電源電圧が13Vであるのに対し、一旦動作すれば低い電圧(最低8V)でも動作可能である。そこで、制御電源生成回路5から供給される制御電源電圧をチョッパー用制御ICの動作開始電圧よりも低くし、インバータ回路内に設けた起動回路にてチョッパー用制御ICを起動させる構成としている。インバータ回路のスイッチング素子Q2,Q3が動作を開始すると、スイッチング素子Q2,Q3の接続点に一端を接続されたコンデンサC7は、スイッチング素子Q2,Q3の接続点の電圧変化に応じてダイオードD11,D12を介して充放電を繰り返す。このコンデンサC7とダイオードD11,D12からなる起動回路の電力供給を受けてチョッパー用制御回路1の制御電源ラインに設けられたコンデンサC9の電圧が上昇し、コンデンサC9の電圧がチョッパー用制御回路1の動作開始電圧に達するとチョッパー用制御回路1は動作を開始する。コンデンサC7の容量を小さくすれば起動回路からの電力供給は少なくなるため、一旦動作が開始されればチョッパー用制御回路1の制御電圧は制御電源生成回路5から供給される制御電源電圧となる。チョッパー用制御回路1の制御電源生成回路5から供給される制御電源電圧はダイオードD8を介して供給されるため、その他の制御回路には高い制御電圧は供給されない。また、この起動回路の構成ではスイッチング素子Q2,Q3のスイッチング動作が速い(スイッチング周波数が高い)ほどコンデンサC7の充放電動作が早く行われるため起動回路からの電力供給は多くなる。通常、放電灯を点灯させる場合、最初は高い周波数にてインバータ回路をスイッチングして放電灯を点灯始動させ、その後、低い周波数に移行して放電灯を点灯維持する。つまり、起動回路の消費電力は放電灯点灯中は低く抑えることができる。この構成により、実施例1と同様の効果を得ることができ、かつ放電灯点灯中の回路損失を少なくできる。
【0030】
(実施例5)
図16及び図17に本発明の実施例5の回路構成を示す。本実施例の放電灯点灯装置は、図14に示す実施例4と略同じ構成となっており、制御電源生成回路5から出力される制御電源ラインに電源ON/OFFに応じて各制御回路1,2,4への制御電源の供給を開始/停止する制御電源遮断回路6を設けたものである。制御電源遮断回路6は図17に示すように構成されており、入力端子にはトランジスタQ8のエミッタが接続され、出力端子にはトランジスタQ8のコレクタが接続されている。トランジスタQ8のベースは抵抗R13を介してトランジスタQ7のコレクタに接続されており、トランジスタQ7のエミッタはグランドに接続されている。トランジスタQ7のベースは抵抗R14,R15の接続点に接続されており、抵抗R14,R15の直列回路には、整流回路から出力される脈流電圧S5が印加されている。抵抗R15の両端にはコンデンサC8が並列接続されている。
【0031】
以下、この制御電源遮断回路6の動作について説明する。電源ONされると整流回路の出力から脈流電圧S5が制御電源遮断回路6に入力され、抵抗R14,R15とコンデンサC8にて分圧平滑されてトランジスタQ7をオンし、抵抗R13を介してトランジスタQ8のベース電流を流してトランジスタQ8がオンすることにより、入力端子の制御電源電圧Vccは出力端子を経て各制御回路に供給される。また、電源OFFされると脈流電圧S5が無くなるためトランジスタQ7がオフし、トランジスタQ8がオフすることにより、入力端子の制御電源電圧Vccは各制御回路へ供給されなくなる。この構成により、実施例1と同様の効果を得ることができ、かつ放電灯点灯中の回路損失を少なくでき、かつ電源ON/OFF時の各制御回路の動作開始及び動作停止を確実に且つ早急に行うことができる。
【0032】
(実施例6)
図18に本発明の実施例6のブロック構成図を示す。本実施例の基本構成は従来例の図27の放電灯点灯装置と同じであるが、制御回路1、制御回路2及び駆動回路4の制御電源(Vcc1〜Vcc3)は同一の制御電源生成回路5から制御電源遮断手段6を介して供給され、制御回路1、制御回路2及び駆動回路4には各々制御電源の供給開始及び供給停止を遅延させる為の遅延手段7,9,8が設けられている。また、リモコン31からの放電灯のON/OFF信号S6を受信する受信部32と、受信部32で受信した信号を電気信号S4に変換する制御回路3が設けられており、リモコンON時には制御回路3からの信号S4により制御電源遮断手段6にて制御電源を各制御回路に供給することにより、制御回路2→駆動回路4→制御回路1の順に動作開始させ、また、リモコンOFF時には制御回路3からの信号S4により制御電源遮断手段6にて各制御回路への制御電源の供給を遮断することにより、駆動回路4→制御回路2→制御回路1(もしくは駆動回路4→制御回路1→制御回路2)の順に動作停止させるようにしたものである。
【0033】
本実施例の具体的回路構成を図19及び図20に示す。回路構成は実施例4の図14と略同一であり、リモコン31からの信号S6を受信する受信部32と、信号S6に応じた放電灯のON/OFF信号S4を出力するリモコン用制御回路3と、信号S4を受けて制御電源供給を入・切する制御電源遮断手段6が追加されている。図20に制御電源遮断手段6の回路構成を示す。制御電源遮断手段6の入力端子はトランジスタQ11のエミッタに接続され、出力端子はトランジスタQ11のコレクタに接続されている。トランジスタQ11のベースは抵抗R17を介してトランジスタQ10のコレクタに接続されている。トランジスタQ10及びQ9のエミッタはグランドに接続されている。トランジスタQ10のベースはトランジスタQ9のコレクタに接続されると共に、抵抗R16を介してVcc4に接続されている。トランジスタQ9のベースには、放電灯のON/OFF信号S4が接続されている。
【0034】
以下、本実施例の動作について説明する。リモコン操作により放電灯を点灯させる場合、放電灯のON/OFF信号S4はLowレベルが出力され、トランジスタQ9がオフ、トランジスタQ10がオン、トランジスタQ11がオンとなり、制御電源が各制御回路に供給され、放電灯の点灯動作が開始される。次に、リモコン操作により放電灯を消灯させる場合、放電灯のON/OFF信号S4はHighレベルが出力され、トランジスタQ9がオン、トランジスタQ10がオフ、トランジスタQ11がオフとなり、各制御回路への制御電源の供給を遮断され、放電灯の消灯動作が行われる。
【0035】
図21及び図22に本実施例のリモコンON及びリモコンOFFからのスイッチング素子Q1のゲート電圧波形Vgs1、スイッチング素子Q2のゲート電圧波形Vgs2、スイッチング素子Q3のゲート電圧波形Vgs3、インバータ用制御回路2の発振信号S2、及びチョッパー出力電圧波形Vdcの時間変化を示す。図21において、t0にてリモコンON操作が行われると、t1でインバータ用制御回路2、t2でドライバー用制御回路4、t3でチョッパー用制御回路1の順に動作が開始されるため、実施例1と同様の効果を得ることができる。図22において、t0にてリモコンOFF操作が行われると、t1でドライバー用制御回路4、t2でインバータ用制御回路2、t3でチョッパー用制御回路1の順に動作が停止されるため、実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0036】
なお、本回路構成におけるリモコン操作での放電灯消灯時(つまりリモコン待機状態)では、リモコン用制御回路3以外の各制御回路の制御電源は遮断されるため、リモコン待機状態での消費電力を大幅に低減することが可能となる。
【0037】
(実施例7)
図23に本発明の実施例7の回路構成を示す。基本構成は実施例6の図19に示した放電灯点灯装置と略同一であるが、整流回路の出力にチョッパー用制御回路1の起動用抵抗Rsを具備し、リモコン操作における放電灯消灯制御時(例えばリモコン待機状態、豆球点灯状態等)ではチョッパー用制御回路1を間欠的に動作させ、チョッパー出力電圧Vdcをある一定以上確保するようにしたものである。
【0038】
本回路構成のリモコン用制御回路3には電源OFF後、ある一定期間内に再度電源ONすると放電灯の点灯状態を順送りに切り替える(例えば全灯→調光、調光→豆球点灯、豆球点灯→全灯となる)機能(以下、1・2スイッチ機能と称す)を具備しており、その機能は電源OFF後、制御電源生成回路5から供給されるリモコン用制御回路3の制御電源Vcc4が供給停止となる期間までの間に再度電源ONされれば動作可能である(以下この期間を1・2スイッチ機能保持時間と称す)。なお、本回路構成においては制御電源生成回路5にDC−DCコンバータを用いているため、電源OFF後チョッパー出力電圧Vdcが一定電圧以下に低下すると制御電源生成回路5からの電源供給が停止する構成となっている。ところが、実施例6の図19のような構成においては、リモコン操作における放電灯消灯制御時(例えばリモコン待機時、豆球点灯時等)ではチョッパー用制御回路1の動作が停止しているため、チョッパー出力電圧Vdcは整流回路の出力電圧のピーク値しかなく、よってチョッパー回路が動作している状態(放電灯点灯時)に比べて1・2スイッチ機能保持時間が短いという問題があった。この問題を解決するためにはリモコン操作における放電灯消灯制御時においてもチョッパー回路を動作させ、チョッパー出力電圧を確保する方法があるが、この方法では放電灯消灯制御時の消費電力が増えるという問題があった。
【0039】
本実施例は、上記の問題を解消するためのものであり、その方法としてはリモコン操作における放電灯消灯制御時には起動用抵抗Rsからの電源供給によりチョッパー用制御回路1を間欠的に動作させ、チョッパー出力電圧Vdcをある一定以上確保することにより1・2スイッチ機能保持時間を確保することである。
【0040】
図24に本実施例における電源OFF後の1・2スイッチ機能保持時間の差を示す。チョッパー回路が動作している場合、チョッパー出力電圧は図中Vdc1にて出力されるため、t0にて電源OFFされた場合、1・2スイッチ機能保持時間はt3まで保持可能である。チョッパー回路が動作停止している場合、チョッパー出力電圧は図中Vdc3にて出力されるため、t0にて電源OFFされた場合、1・2スイッチ機能保持時間はt1しか保持できない。そこで、本実施例のようにチョッパー回路を間欠的に動作させると、チョッパー出力電圧は図中Vdc2のようにVdc3より高い電圧にて出力されるため、t0にて電源OFFされた場合、1・2スイッチ機能保持時間はt1より長いt2まで保持可能となる。また、この構成においては放電灯消灯制御時にチョッパー回路を間欠的に動作させているため、放電灯消灯制御時の消費電力を最小限に抑えることができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、交流電源を直流電圧に変換するAC−DC変換手段と、前記AC−DC変換手段の出力電圧を前記交流電源の交流電圧ピーク値よりも高い所定の直流電圧に変換する、少なくとも一つのスイッチング要素を有するDC−DC変換手段と、前記DC−DC変換手段のスイッチング要素を駆動制御するための第1の制御回路と、前記DC−DC変換手段の出力電圧を入力とし、少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路を有し、両スイッチング要素を駆動回路より出力される駆動信号により交互にオン・オフすることで所定の高周波電圧に変換するDC−AC変換手段と、前記DC−AC変換手段のスイッチング要素のオン・オフの周波数を負荷の状態に応じて制御する信号を出力し、その出力を前記駆動回路を介してスイッチング要素の駆動信号として供給する第2の制御回路と、前記DC−AC変換手段の出力電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路に高周波電力を供給するAC−AC変換手段とを有する放電灯点灯装置において、前記第1及び第2の制御回路と前記駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記負荷回路に高周波電力の供給を開始するときに、第2の制御回路、駆動回路、第1の制御回路の順に動作開始させるので、負荷回路に高周波電力を供給開始する際のインバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減できるという効果がある。
【0042】
また、請求項2の発明によれば、請求項1と同じ構成の放電灯点灯装置において、前記第1及び第2の制御回路と前記駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記負荷回路への高周波電力の供給を停止するときに、第1又は第2の制御回路の動作停止よりも先に駆動回路の動作を停止させるようにしたので、負荷回路への高周波電力の供給を停止する際のインバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減できるという効果がある。
【0043】
また、請求項3の発明によれば、請求項1及び2記載の機能を両方具備するので、負荷回路に高周波電力を供給開始する際、及び負荷回路への高周波電力の供給を停止する際のインバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減できるという効果がある。
また、請求項4の発明によれば、請求項3に記載の放電灯点灯装置において、赤外線リモートコントローラ等の遠隔操作手段からの制御信号を受信し、その信号に応じて前記負荷回路への電力供給を制御する第3の制御回路をさらに備え、前記第1、第2及び第3の制御回路と駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を開始及び停止する為に、請求項3記載の機能を具備するので、負荷回路に高周波電力を供給開始する際、及び負荷回路に高周波電力の供給を停止する際のインバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減できるという効果がある。
【0044】
また、請求項7の発明によれば、請求項3〜6に記載の放電灯点灯装置において、前記第1の制御回路の動作開始電源電圧が動作中の電源電圧よりも高いので、確実に第1の制御回路の動作開始を遅らせることができるという効果がある。
また、請求項8の発明によれば、請求項7記載の放電灯点灯装置において、前記DC−AC変換手段に具備された一対のスイッチング要素の接続点の電圧変化を利用して第1の制御回路の起動に必要な電源電圧を供給するので、確実に第1の制御回路の動作開始を遅らせることができ、かつ放電灯の始動後にDC−AC変換手段に具備された一対のスイッチング要素の動作周波数を低下させることにより、回路損失を低減できるという効果がある。
【0045】
また、請求項9の発明によれば、請求項1乃至8のいずれかに記載の放電灯点灯装置において、前記駆動回路は第2の制御回路の一つの発振出力を入力して、その信号を前記DC−AC変換手段に具備された一対のスイッチング要素のオン・オフ信号に変換し、一対のスイッチング要素の各々にオン・オフ信号を出力するように構成されているので、この駆動回路が停止すれば、第2の制御回路が動作していても、DC−AC変換手段に具備された一対のスイッチング要素を共にオフさせることができ、インバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減できるという効果がある。
【0046】
また、請求項5の発明によれば、請求項4に記載の放電灯点灯装置において、遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を開始及び停止する為に、同一電源から供給される第1及び第2の制御回路及び駆動回路の制御電源供給を開始及び停止する手段を有するので、負荷回路に高周波電力を供給開始する際、及び負荷回路に高周波電力の供給を停止する際のインバータ回路のスイッチング素子にかかるストレスを低減でき、かつ前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を停止させた状態での消費電力を大幅に低減できるという効果がある。
【0047】
また、請求項6の発明によれば、請求項5記載の放電灯点灯装置において、前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路への高周波電力の供給を停止した場合、前記DC―DC変換手段を間欠的に動作させるので、前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を停止させた状態での消費電力を大幅に低減でき、かつ前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を停止させた状態での1・2スイッチ機能保持時間を充分に確保できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の概略構成を示すブロック回路図である。
【図2】本発明の実施例1の具体構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施例1の要部構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施例1の電源オン時の制御電源電圧の変化を示す特性図である。
【図5】本発明の実施例1の電源オフ時の制御電源電圧の変化を示す特性図である。
【図6】本発明の実施例1の電源オン時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図7】本発明の実施例1のインバータ動作開始時の動作を示す波形図である。
【図8】本発明の実施例1の電源オフ時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図9】本発明の実施例1のインバータ動作停止時の動作を示す波形図である。
【図10】本発明の実施例2の要部構成を示す回路図である。
【図11】本発明の実施例2の電源オン時の制御電源電圧の変化を示す特性図である。
【図12】本発明の実施例2の電源オフ時の制御電源電圧の変化を示す特性図である。
【図13】本発明の実施例3の具体構成を示す回路図である。
【図14】本発明の実施例4の具体構成を示す回路図である。
【図15】本発明の実施例4の電源オン時の制御電源電圧の変化を示す特性図である。
【図16】本発明の実施例5の具体構成を示す回路図である。
【図17】本発明の実施例5の要部構成を示す回路図である。
【図18】本発明の実施例6の概略構成を示すブロック回路図である。
【図19】本発明の実施例6の具体構成を示す回路図である。
【図20】本発明の実施例6の要部構成を示す回路図である。
【図21】本発明の実施例6のリモコンオン時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図22】本発明の実施例6のリモコンオフ時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図23】本発明の実施例7の具体構成を示す回路図である。
【図24】本発明の実施例7のチョッパー出力電圧の変化を示す説明図である。
【図25】従来例1の概略構成を示すブロック回路図である。
【図26】従来例1の具体構成を示す回路図である。
【図27】従来例2の概略構成を示すブロック回路図である。
【図28】従来例1の電源オン時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図29】従来例1のインバータ動作開始時の動作を示す波形図である。
【図30】従来例1の電源オフ時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図31】従来例1のインバータ動作停止時の動作を示す波形図である。
【図32】従来例2のリモコンオン時の各部の動作波形を示す波形図である。
【図33】従来例2のリモコンオフ時の各部の動作波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 第1の制御回路(チョッパー用制御回路)
2 第2の制御回路(インバータ用制御回路)
4 駆動回路(ドライバー用制御回路)
5 制御電源生成回路
7 遅延手段
8 遅延手段
9 遅延手段
10 交流電源
11 AC−DC変換手段
12 DC−DC変換手段
13 DC−AC変換手段
14 AC−AC変換手段
15 負荷回路
Claims (9)
- 交流電源を直流電圧に変換するAC−DC変換手段と、
前記AC−DC変換手段の出力電圧を前記交流電源の交流電圧ピーク値よりも高い所定の直流電圧に変換する、少なくとも一つのスイッチング要素を有するDC−DC変換手段と、
前記DC−DC変換手段のスイッチング要素を駆動制御するための第1の制御回路と、
前記DC−DC変換手段の出力電圧を入力とし、少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路を有し、両スイッチング要素を駆動回路より出力される駆動信号により交互にオン・オフすることで所定の高周波電圧に変換するDC−AC変換手段と、
前記DC−AC変換手段のスイッチング要素のオン・オフの周波数を負荷の状態に応じて制御する信号を出力し、その出力を前記駆動回路を介してスイッチング要素の駆動信号として供給する第2の制御回路と、
前記DC−AC変換手段の出力電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路に高周波電力を供給するAC−AC変換手段とを有する放電灯点灯装置において、
前記第1及び第2の制御回路と前記駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記負荷回路に高周波電力の供給を開始するときに、第2の制御回路、駆動回路、第1の制御回路の順に動作開始させることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 交流電源を直流電圧に変換するAC−DC変換手段と、
前記AC−DC変換手段の出力電圧を前記交流電源の交流電圧ピーク値よりも高い所定の直流電圧に変換する、少なくとも一つのスイッチング要素を有するDC−DC変換手段と、
前記DC−DC変換手段のスイッチング要素を駆動制御するための第1の制御回路と、
前記DC−DC変換手段の出力電圧を入力とし、少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路を有し、両スイッチング要素を駆動回路より出力される駆動信号により交互にオン・オフすることで所定の高周波電圧に変換するDC−AC変換手段と、
前記DC−AC変換手段のスイッチング要素のオン・オフの周波数を負荷の状態に応じて制御する信号を出力し、その出力を前記駆動回路を介してスイッチング要素の駆動信号として供給する第2の制御回路と、
前記DC−AC変換手段の出力電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路に高周波電力を供給するAC−AC変換手段とを有する放電灯点灯装置において、
前記第1及び第2の制御回路と前記駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記負荷回路への高周波電力の供給を停止するときに、第1又は第2の制御回路の動作停止よりも先に前記駆動回路を動作停止させることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 交流電源を直流電圧に変換するAC−DC変換手段と、
前記AC−DC変換手段の出力電圧を前記交流電源の交流電圧ピーク値よりも高い所定の直流電圧に変換する、少なくとも一つのスイッチング要素を有するDC−DC変換手段と、
前記DC−DC変換手段のスイッチング要素を駆動制御するための第1の制御回路と、
前記DC−DC変換手段の出力電圧を入力とし、少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路を有し、両スイッチング要素を駆動回路より出力される駆動信号により交互にオン・オフすることで所定の高周波電圧に変換するDC−AC変換手段と、
前記DC−AC変換手段のスイッチング要素のオン・オフの周波数を負荷の状態に応じて制御する信号を出力し、その出力を前記駆動回路を介してスイッチング要素の駆動信号として供給する第2の制御回路と、
前記DC−AC変換手段の出力電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路に高周波電力を供給するAC−AC変換手段とを有する放電灯点灯装置において、
前記第1及び第2の制御回路と前記駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記負荷回路に高周波電力の供給を開始するときには、第2の制御回路、駆動回路、第1の制御回路の順に動作開始させ、前記負荷回路への高周波電力の供給を停止するときには、第1又は第2の制御回路の動作停止よりも先に前記駆動回路を動作停止させることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 交流電源を直流電圧に変換するAC−DC変換手段と、
前記AC−DC変換手段の出力電圧を前記交流電源の交流電圧ピーク値よりも高い所定の直流電圧に変換する、少なくとも一つのスイッチング要素を有するDC−DC変換手段と、
前記DC−DC変換手段のスイッチング要素を駆動制御するための第1の制御回路と、
前記DC−DC変換手段の出力電圧を入力とし、少なくとも一対のスイッチング要素の直列回路を有し、両スイッチング要素を駆動回路より出力される駆動信号により交互にオン・オフすることで所定の高周波電圧に変換するDC−AC変換手段と、
前記DC−AC変換手段のスイッチング要素のオン・オフの周波数を負荷の状態に応じて制御する信号を出力し、その出力を前記駆動回路を介してスイッチング要素の駆動信号として供給する第2の制御回路と、
前記DC−AC変換手段の出力電圧を所定の高周波電圧に変換し、負荷回路に高周波電力を供給するAC−AC変換手段と、
遠隔操作手段からの制御信号を受信し、その信号に応じて前記負荷回路への電力供給を制御する第3の制御回路とを有する放電灯点灯装置において、
前記第1、第2及び第3の制御回路と前記駆動回路の制御電源は同一電源から供給され、前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を開始するときには、第2の制御回路、駆動回路、第1の制御回路の順に動作開始させ、前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路への高周波電力の供給を停止するときには、第1又は第2の制御回路の動作停止よりも先に前記駆動回路を動作停止させることを特徴とする放電灯点灯装置。 - 前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を開始及び停止する為に、前記同一電源から供給される第1及び第2の制御回路と駆動回路の制御電源供給を開始及び停止する手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の放電灯点灯装置。
- 請求項5記載の放電灯点灯装置において、前記遠隔操作手段の操作により前記負荷回路に高周波電力の供給を停止した場合、前記DC−DC変換手段を間欠的に動作させることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 前記第1の制御回路の動作開始電源電圧が動作中の電源電圧よりも高いことを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
- 前記DC−AC変換手段に具備された一対のスイッチング要素の接続点の電圧変化を利用して前記第1の制御回路の起動に必要な電源電圧を供給することを特徴とする請求項7記載の放電灯点灯装置。
- 前記駆動回路は第2の制御回路の一つの発振出力を入力して、該信号を前記DC−AC変換手段に具備された一対のスイッチング要素のオン・オフ信号に変換して一対のスイッチング要素の各々に出力することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の放電灯点灯装置。
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