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JP4173420B2 - リニアガイド - Google Patents

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Description

本発明は、案内レールとスライダと複数個の転動体とで構成されるリニアガイドに関する。
リニアガイドの従来例を図13に示す。この図に示すように、リニアガイドは、案内レール1とスライダ(「ベアリング」とも称される。)2と複数個のボール(転動体)3とで構成される。
案内レール1は、長手方向に平行に延びる転動溝11を両側面に有する。スライダ2は、案内レール1の幅方向両側に配置される脚部2Aと、両脚部2Aを連結する水平部2Bとからなる。水平部2Bは、案内レール1の厚さ方向(長さ方向と幅方向の両方に垂直な方向)一端側(この図では、案内レール1の上面側)に配置されている。そして、スライダ2の両内側面が案内レール1の両側面に対向配置されている。
スライダ2は、直動方向で本体21とエンドキャップ22とに分割され、エンドキャップ22が本体21の直動方向両端に配置されている。この本体21の両内側面に、案内レール1の転動溝11と対向する転動溝21aが形成されている。これらの転動溝11,21aでボール3の転動通路12が形成される。
スライダ2の本体21の転動溝21aより外側に、直線状の戻し通路21bが形成されている。エンドキャップ22の案内レール1の両側面に配置される部分(脚部2Aの外側部分)に、半円弧状の方向転換路22aが形成されている。この方向転換路22aで転動通路12と戻し通路21bとが連通され、これら各路でボール3を無限に循環させる循環経路25が構成される。
このリニアガイド装置は循環経路を四本(二対四列)備えており、各循環経路25をボール3が転がることによって、スライダ2が案内レール1に沿ってスライドする。
従来のリニアガイド装置では、戻し通路21bを、金属製の本体21に穴あけ加工を施すことにより形成しているが、この作業には手間とコストがかかる。この問題を解決するために、下記の特許文献1には、脚部の幅方向外側部分(戻し通路が形成されている部分)を、合成樹脂からなる成形体として金属製のブロック体に一体成形することにより、合成樹脂からなる戻し通路を有するスライダを得ることが記載されている。また、このスライダでは、前記成形体に方向転換路の内側溝を戻し通路と連続させて設け、エンドキャップを前記成形体の直動方向両端部をなす端面形成部材にボルトで固定している。
しかしながら、この特許文献1に記載のスライダは、脚部の幅方向外側部分を有する成形体を一体成形でブロック体に固定するため、成形後の修正が困難である。また、一体成形の型の構造が複雑になるため、生産性の点でも改善の余地がある。
すなわち、特許文献1に記載のスライダにおいては、スライダを樹脂が連続して覆うため、成形後に転動溝の溝深さや形状等の修正を含め一切修正を行うことができない。したがって、予圧量の調整、作動性の改善が必要な場合には、樹脂を破壊しなければならない。また、スライダ周囲に薄肉で樹脂を流す、特に、スライダの長手方向に沿って細長く樹脂を流すために、成形性が悪く、型の構造が複雑である。さらに、スライダを型に入れて成形後に冷却する工程が必要となるため、加工に時間がかかる。
転動体の戻し通路が非分割体で構成されているスライダを有するリニアガイドであって、スライダの生産性が特許文献1よりも高い例としては、下記の特許文献2および3に記載されたリニアガイドが挙げられる。
特許文献2および3には、スライダの脚部の幅方向外側部分(戻し通路が形成されている部分)を、金属製のブロック体とは別体の合成樹脂からなる成形体とすることが記載されている。
特許文献2のリニアガイドでは、スライダを、金属の本体と、戻し通路が形成されている部分を含む合成樹脂製の枠体と、方向転換路の外側溝を含む合成樹脂製の転向板とで構成している。枠体は転向板よりも直動方向外側となる端板を有し、転向板は直動方向でこの端板と本体との間に配置される。そして、転向板は、本体上面の凹部に嵌まる突起と、枠体の側板の凹部に嵌まる突起を有する。すなわち、各部材の連結は、突起とこれを受ける凹部とで行われている。
特許文献3のリニアガイドでは、スライダを、金属の本体と、戻し通路が形成されている部分を含む合成樹脂製のサイドフレーム(左右一対)と、方向転換路の外側溝を含む合成樹脂製のエンドキャップとで構成している。これらの部材の連結は「ほぞ」やスナップ手段により行われている。
なお、下記の特許文献4には、スライダの戻し通路を、戻し通路位置に形成された貫通穴にパイプを挿入することで形成し、このパイプにスリットを設けて油溝とするとともに、このパイプの内周面にフェルト等を固定して潤滑油を含浸させることが記載されている。
特開平7−317762号公報 特許第2936166号公報 特許第3182134号公報 特開平13−248637号公報
上記特許文献2および3に記載されたリニアガイドには、振動の点で改善の余地がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたものであり、スライダの脚部の幅方向外側部分(戻し通路が形成されている部分)が、金属製のブロック体とは別体の合成樹脂からなる成形体で形成されたリニアガイドにおいて、駆動時の振動を低く抑え、音響特性を良好にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、本発明は、案内レールとスライダと複数個の転動体とで構成され、案内レールの幅方向両側面に、転動体の転動溝が形成され、スライダは、案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、案内レールの厚さ方向一端側に配置されて両脚部を連結する水平部とからなり、前記両脚部の内側面に、案内レールの転動溝に対向配置される転動溝を有し、この転動溝と案内レールの転動溝とにより転動体の転動通路が形成され、前記両脚部に転動体の戻し通路が形成され、前記両脚部にはまた、前記戻し通路と前記転動通路を連通させる方向転換路が形成され、前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で構成された循環経路内を転動体が転動することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直動するリニアガイドにおいて、以下の(1) 〜(6) を特徴とするリニアガイドを提供する。
(1)スライダは、金属製の本体と、この本体の外側に着脱自在に嵌合される合成樹脂製の枠体と、この枠体の直動方向両端に配置され、この枠体を介して本体に固定されるエンドキャップと、からなる。
(2)枠体は、前記脚部の幅方向外側部分をなす外脚と、水平部の直動方向端部分をなす枠体水平部とからなり、両外脚に戻し通路と方向転換路の内側溝を有し、両外脚の内側に凸部を有する。
(3)枠体水平部のエンドキャップ側の面に給油穴と連通する油路を備えている。好ましくは、戻し通路に、その長手方向に沿った油溝を備えている。
(4)本体は、前記脚部の幅方向内側部分をなす内脚と、水平部の主要部分をなす本体水平部とからなり、両内脚の内側に転動溝を有し、前記凸部に対応する凹部を両内脚の外側に有し、この凹部に前記凸部が嵌合されることで本体と枠体が一体化される。
(5)エンドキャップは、前記脚部の直動方向端部分をなす端脚と、水平部の直動方向最端部分をなすエンドキャップ水平部とからなり、両端脚の前記枠体側に方向転換路の外側溝を有する。
(6)本体の両内脚の、前記凹部より下側端部間のスライダ幅方向での最長外寸法が、枠体の前記凸部間のスライダ幅方向での最短寸法より大きく形成され、本体に対する枠体の着脱は、枠体を弾性変形させて、枠体水平部側から本体の脚部側を出し入れすることによりなされる。
本発明のリニアガイドによれば、スライダの脚部の幅方向外側部分(戻し通路が形成されている部分)が、金属製のブロック体とは別体の合成樹脂からなる成形体で形成されたリニアガイドにおいて、特許文献2および3に記載されたリニアガイドと比較して、駆動時の振動を低く抑え、音響特性を良好にすることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に相当するリニアガイドを示す斜視図である。このリニアガイドは、案内レール1とスライダ2と複数個のボール(転動体)3とで構成されている。
案内レール1は、長手方向に平行に延びる転動溝11を両側面に有する。スライダ2は、案内レール1の幅方向両側に配置される脚部2Aと、両脚部2Aを連結する水平部2Bとからなる。水平部2Bは、案内レール1の厚さ方向一端側(この図では、案内レール1の上面側)に配置されている。そして、スライダ2の両内側面が案内レール1の両側面に対向配置されている。
スライダ2の両脚部2Aの内側面に、案内レール1の転動溝11と対向する転動溝21aが形成されている。これらの転動溝11,21aでボール3の転動通路12が形成される。
両脚部2Aの外側部分に、ボールの戻し通路21bが直線状に形成され、さらに、この戻し通路21bと転動通路12を連通させる方向転換路22aが形成されている。戻し通路21bと転動通路12と方向転換路22aとで、ボール3を無限に循環させる循環経路25が構成されている。このリニアガイド装置は循環経路を二本(一対二列)備えており、各循環経路をボール3が転がることによって、スライダ2が案内レール1に沿ってスライドする。
この実施形態のスライダ2は、金属製の本体4と合成樹脂製の枠体5と合成樹脂製のエンドキャップ6とで構成されている。また、エンドキャップ6の外側にはサイドシール7が取り付けてある。
スライダ2の分解状態を、図2に斜視図で示す。また、本体4の正面図を図3に、枠体5の図2のA−A線断面図を図4に示す。さらに、枠体5の部分断面側面図を図5に、枠体5の部分正面図を図6に示す。
これらの図に示すように、本体4は、両脚部2Aの幅方向内側部分をなす内脚41と、スライダ全体の水平部2Bの主要部分をなす本体水平部42とからなる。また、内脚41の内側に転動溝21aが形成され、内脚41の外側に転動溝21aと平行な凹部43が設けてある。この凹部43と本体水平部42の幅方向端面との間は、凹部43側の寸法が小さいテーパ状面44に形成されている。
また、本体水平部42の直動方向両端面に、各二個の雌ねじ45が形成されている。二個の雌ねじ45は、幅方向に所定間隔をおいて配置されている。本体水平部42の上面のスライダ幅方向中央部分に凹部46が形成され、この凹部46の両脇の外側部分47に、テーブル等の他部材取り付け用の二個の雌ねじ穴47aが、直動方向に所定間隔をおいて形成されている。
なお、この本体4は、SUS440C等の金属からなる素材を、引き抜き加工および切削加工すること等により製作される。
枠体5は、両脚部2Aの幅方向外側部分をなす外脚51と、スライダ全体の水平部2Bの直動方向端部分をなす枠体水平部52とからなる。
外脚51は、第一部分51aと第二部分51bとからなる。第一部分51aは両枠体水平部52を連結するように配置され、その内部に戻し通路21bが形成されている。この戻し通路21bに、その長手方向に沿った油溝27が形成されている。この例では、断面が小鉤状の油溝27が、スライダ幅方向外側であって枠体水平部52側となる位置に、戻し通路21bから斜め上方(枠体水平部52側)に伸びるように形成されている。また、図5に示すように、油溝27の長手方向中心位置の下部に、油溜まりとなる溝28が形成されている。
外脚51の第二部分51bは、第一部分51aから両枠体水平部52の外面方向に延びる半円弧状の突起であり、この突起に、戻し通路21bに連続する方向転換路22aの内側溝53が形成されている。また、外脚51の第一部分51aの直動方向端面と、枠体水平部54の幅方向両端部の下面(外脚51側の面)とは直交しており、この部分が段部51cとなっている。
また、外脚51の第一部分51aの上面(枠体水平部52側の面)は、本体4のテーパ状面44と嵌合するテーパ状面51dに形成されている。さらに、外脚51の第一部分51aの内側に、戻し通路21bと平行な凸部54が形成されている。
枠体水平部52には、本体4の雌ねじ45に対応する貫通穴55が形成されている。枠体水平部52にはまた、幅方向両端部に(貫通穴55よりも外側に)、エンドキャップ6との位置決め用の凹部56と、この凹部56の中心を貫通する貫通穴56aが形成されている。枠体水平部52の幅方向中央部には、貫通穴57が形成されている。この貫通穴57は、エンドキャップ6に設けた貫通穴(グリースニップル取り付け穴)67と連通する穴である。
枠体水平部52には、さらに、油路58が形成されている。この油路58は、エンドキャップ6のグリースニップル取り付け穴(給油穴)67と連通する貫通穴57から、両側の貫通穴55に真っ直ぐに延びた後、位置決め用の凹部56の手前で下側に折れ曲がり、枠体水平部52の下端まで達している。
なお、この枠体5は、POM等の合成樹脂を射出成形することにより作製される。ここで、油溜まりとなる溝28は、射出成形後に追加工することにより形成した。
エンドキャップ6は、枠体5の直動方向両端部に配置される部材であり、両脚部2Aの直動方向端部分をなす端脚61と、スライダ全体の水平部2Bの直動方向最端部分をなすエンドキャップ水平部62とからなる。端脚61の枠体側に、半円弧状の凹みを有する突起63が形成され、この突起63に方向転換路22aの外側溝63aが形成されている。この外側溝63aの幅方向内側の端部が、転動溝12からボール3を掬い上げるタング63bとなっている。また、両突起63の間に、エンドキャップ水平部62の下面から延びる板状材64が、両突起63と同じ突出長さで形成されている。
また、エンドキャップ水平部62に、本体4の雌ねじ45に対応する貫通穴65が形成されている。エンドキャップ水平部62の幅方向両端部の内面には、枠体5との位置決め用の突起66と、この突起66の中心を貫通する貫通穴66aが形成されている。この突起66を枠体5の凹部56に嵌合することにより、枠体5の貫通穴56aとエンドキャップ6の貫通穴66aが連通する。
エンドキャップ水平部62の幅方向中央部には貫通穴67が形成されている。この貫通穴67はグリースニップル取り付け穴であり、枠体5の貫通穴57はこれに連通するように形成され、サイドシール7にもこれに連通する貫通穴71が形成されている。また、端脚61の外面には、サイドシール7との位置決め用の凸部69が形成されている。
なお、このエンドキャップ6は、POM等の合成樹脂を射出成形することにより製作される。
ここで、本体4の内脚41の下端部(凹部43より本体水平部42から離れる側の端部)間のスライダ幅方向での最長外寸法W1(図3に表示)は、枠体5の凸部54間のスライダ幅方向での最短寸法W2(図4に表示)より大きく形成されている。
スライダ2の組み立ては、手作業あるいはプレス加工によって行われる。手作業の場合には、先ず、枠体水平部52側から枠体5内に本体4の内脚(本体の脚部側)41を入れ、例えば、本体水平部42の上面の外側部分47と、枠体5の外脚51の第一部分51aの下面とのいずれか一方に親指を当て、他方に人指し指と中指を当てて、両手により左右同時に、親指と人指し指および中指とを近づける方向の力を加える。
これにより、枠体5が図7に示すように弾性変形して、本体4の凹部43に枠体5の凸部54が嵌合される。また、本体4の内脚41と枠体5の外脚51の第一部材51aとが嵌合され、本体4のテーパ状面44と枠体5のテーパ状面51dとが嵌合され、本体4の本体水平部42の外面と枠体5の枠体水平部52の内面とが嵌合される。このようにして、本体4と枠体5が容易に一体化され、幅方向および直動方向および上下方向(厚さ方向)の位置決めが精密になされる。
また、本体4を枠体5から外す際には、この一体化物の直動方向の一端を一方の手で持ち、他端を他方の手で持つ。そして、それぞれの手において、例えば、本体4の本体水平部42の下面に親指を当て、枠体5の枠体水平部52の上面に人指し指と中指を当てて、親指で本体水平部42を上側に押す力と、人指し指と中指で枠体枠体水平部52の上面を下側に押す力を同時に加える。これにより、枠体5が図7に示すように弾性変形して、本体4と枠体5との各部の嵌合が解除される。
前述のようにして本体4と枠体5を一体化した後、枠体4の直動方向両端にエンドキャップ6を配置し、エンドキャップ6の突起66を枠体5の凹部56に嵌合することにより、枠体5の段部51cにエンドキャップ6の突起63が嵌め込まれる。また、エンドキャップ6の板状材64が枠体5の枠体水平部52の下面に嵌まり、枠体5の枠体水平部52の貫通穴55とエンドキャップ6の貫通穴65とが連通する。また、枠体5の貫通穴56aとエンドキャップ6の貫通穴66aが連通する。
そして、貫通穴55,65にエンドキャップ6の外側からねじ18を通し、その先端を本体4の雌ねじ45に螺合させることで、ねじ18によりエンドキャップ6と枠体5が本体4に固定され、スライダ2が組み立てられる。
このようにして組み立てられたスライダ2と、ボール3と、案内レール1と、サイドシール7と、保持ワイヤWとを用いて、図1に示すリニアガイド装置を組み立てる。その際には、先ず、スライダ2の戻し通路21bと方向転換路22aと転動溝21aにボール3を入れて、転動溝21aに入れたボール3を保持ワイヤWで保持した後、このスライダ2を案内レール1に組み込む。
次に、エンドキャップ6の凸部69を利用して、サイドシール7をスライダ2に位置決めし、貫通穴56a,66aを使用して、タッピンネジ72によりサイドシール7をスライダ2に固定する。次に、サイドシール7の貫通穴71を介して、エンドキャップ6の貫通穴(グリースニップル取り付け穴)67にグリースニップルを挿入する。
このリニアガイドは、グリースニップルからエンドキャップ6のグリースニップル取り付け穴67に潤滑油を供給した後に使用される。この供給された潤滑油は、グリースニップル取り付け穴67から枠体水平部52の貫通穴57に入り、さらに油路58を通って戻り通路21bに入る。この戻り通路21bに入った潤滑油は、油溝27に充填されるとともに油溜まり28に溜まる。
そのため、この戻り通路21b内の潤滑油が減少した場合には、戻り通路21b内に油溝27および油溜まり28から潤滑油が供給される。したがって、戻り通路21b内から長期間に渡って、転動通路12および方向転換路22aに潤滑油が供給されるため、循環経路25内は長期間に渡って良好な潤滑状態が保持される。
また、この実施形態のリニアガイドによれば、スライダ2の幅方向において本体4に対して枠体5を締まり嵌めで取り付け、さらに、スライダ2の直動方向において枠体5とエンドキャップ6をネジ止めで本体4に固定している。そのため、特許文献2および3に記載されたリニアガイドと比較して、駆動時の振動が低減される。
なお、前記実施形態では、枠体5とエンドキャップ6をネジ止めで本体4に固定することにより、スライダ2を組み立てているが、本発明のリニアガイドを構成するスライダ(本体と枠体とエンドキャップとからなるスライダ)は、ネジを使用せずに溶着等の方法によって組み立てることもできる。
また、前記実施形態では、スライダ2の幅方向で本体4に対して枠体5を締まり嵌めで取り付けているが、スライダ2の直動方向で本体4に対して枠体5を締まり嵌めで取り付けもよいし、幅方向と直動方向の両方で本体4に対して枠体5を締まり嵌めで取り付けもよい。
また、油溝27の数、形成位置、および断面形状は、使用時のリニアガイドの取り付け姿勢などによって適宜選択される。その例を図8〜10に示す。図8の例では、断面が小鉤状の油溝27を、戻し通路21bの断面円に沿って等間隔で6個配置している。図9の例では、断面が長方形の油溝27を、戻し通路21bの下側(枠体水平部52とは反対側)に一つだけ配置している。
図10の例では、油溝27を戻し通路21bの上側と下側に一つずつ配置している。この油溝27の断面は、戻し通路21bの断面円と同心で径の大きな円弧と、この円弧の両端から戻し通路21bに向けて寸法の広がるテーパ線とからなる形状である。
また、枠体5の少なくとも外脚51の第一部材51a(戻し通路21bが形成されている部分)を潤滑剤含有樹脂で形成することにより、より長期間に渡って良好な潤滑状態を保持することができる。
潤滑剤含有樹脂の樹脂成分としては、ポリプロピレン樹脂やポリ4−メチルペンテン−1樹脂等のポリオレフィン樹脂、またはフェノール樹脂やウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。潤滑油成分としては、鉱油、ポリα−オレフィン油、アルキルポリフェニルエーテル油、エステル油、ジエステル油、アルキルナフタレン油等が挙げられる。
図11の例では、第一部材51aに潤滑剤含有樹脂からなる筒体511を設けて、その内周面を戻し通路21bとしている。図12の例では、図8の油溝27の部分に潤滑剤含有樹脂からなる棒材512を設けている。また、枠体5全体を潤滑剤含有樹脂で形成することもできる。
また、上記実施形態では、本体4の本体水平部42と凹部43との間にテーパ状面44を設け、このテーパ状面44に嵌合するテーパ状面51dを枠体5に設けているが、本発明においてこのテーパ状面44は必須要件ではなく、本体水平部42と内脚41との境界(凹部43より上側)が直角に形成されていてもよい。
また、この実施形態では、循環経路を二本(一対二列)備えたリニアガイドについて述べているが、本発明のリニアガイドは循環経路の本数に特徴があるものではなく、四本(二対四列)以上有するリニアガイドも本発明のリニアガイドに当然に含まれる。
本発明の一実施形態に相当するリニアガイド装置(直動装置)を示す斜視図である。 図1のリニアガイド装置を構成するスライダの実施形態を示す図であって、このスライダの分解状態を示す斜視図である。 図2のスライダを構成する本体を示す正面図である。 図2のスライダを構成する枠体を示す図であって、図2のA−A線断面図に相当する。 図2のスライダを構成する枠体の部分断面側面図である。 図2のスライダを構成する枠体の部分正面図である。 図2のスライダを構成する枠体の弾性変形状態を示す断面図である。 油溝の数、形成位置、および断面形状の図6とは別の例を説明するための、枠体の部分正面図である。 油溝の数、形成位置、および断面形状の図6とは別の例を説明するための、枠体の部分正面図である。 油溝の数、形成位置、および断面形状の図6とは別の例を説明するための、枠体の部分正面図である。 図6とは別の例を説明するための、枠体の部分正面図である。 図6とは別の例を説明するための、枠体の部分正面図である。 リニアガイド装置の従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 案内レール
11 転動溝
12 ボールの転動通路
18 ねじ(雄ねじ)
2 スライダ
2A スライダの脚部
2B スライダの水平部
21a 転動溝
21b ボールの戻し通路
22a 方向転換路
25 循環経路
27 油溝
28 油溜まり
3 ボール(転動体)
4 本体
40 本体
41 内脚(脚部の幅方向内側部分)
42 本体水平部
43 転動溝と平行な凹部
44 テーパ状面
45 雌ねじ
46 凹部
47 凹部の両脇の外側部分
47a 雌ねじ穴
5 枠体
51 外脚(脚部の幅方向外側部分)
51a 外脚の第一部分
51b 外脚の第二部分
51c 段部
51d テーパ状面
52 枠体水平部
53 方向転換路の内側溝
54 戻し通路と平行な凸部
55 本体の雌ねじに対応する貫通穴
56 エンドキャップとの位置決め用の凹部
56a 貫通穴
57 貫通穴
58 油路
6 エンドキャップ
60 エンドキャップ
61 端脚(脚部の直動方向端部分)
62 エンドキャップ水平部
63 突起
63a 方向転換路の外側溝
63b タング
64 板状材
65 本体の雌ねじに対応する貫通穴
66 枠体との位置決め用の突起
66a 貫通穴
67 貫通穴(グリースニップル取り付け穴)
69 サイドシールとの位置決め用の凸部
7 サイドシール
71 貫通穴
72 タッピンネジ
W 保持ワイヤ
W1 内脚の下端部間のスライダ幅方向での最長外寸法
W2 枠体の凸部間のスライダ幅方向での最短寸法

Claims (2)

  1. 案内レールとスライダと複数個の転動体とで構成され、
    案内レールの幅方向両側面に、転動体の転動溝が形成され、
    スライダは、案内レールの幅方向両側に配置される脚部と、案内レールの厚さ方向一端側に配置されて両脚部を連結する水平部とからなり、
    前記両脚部の内側面に、案内レールの転動溝に対向配置される転動溝を有し、この転動溝と案内レールの転動溝とにより転動体の転動通路が形成され、前記両脚部に転動体の戻し通路が形成され、前記両脚部にはまた、前記戻し通路と前記転動通路を連通させる方向転換路が形成され、
    前記転動通路、戻し通路、および方向転換路で構成された循環経路内を転動体が転動することにより、案内レールおよびスライダの一方が他方に対して相対的に直動するリニアガイドにおいて、
    スライダは、金属製の本体と、この本体の外側に着脱自在に嵌合される合成樹脂製の枠体と、この枠体の直動方向両端に配置され、この枠体を介して本体に固定されるエンドキャップと、からなり、
    枠体は、前記脚部の幅方向外側部分をなす外脚と、水平部の直動方向端部分をなす枠体水平部とからなり、両外脚に戻し通路と方向転換路の内側溝を有し、両外脚の内側に凸部を有し、枠体水平部のエンドキャップ側の面に給油穴に連通する油路を備え、
    本体は、前記脚部の幅方向内側部分をなす内脚と、水平部の主要部分をなす本体水平部とからなり、両内脚の内側に転動溝を有し、前記凸部に対応する凹部を両内脚の外側に有し、この凹部に前記凸部が嵌合されることで本体と枠体が一体化され、
    エンドキャップは、前記脚部の直動方向端部分をなす端脚と、水平部の直動方向最端部分をなすエンドキャップ水平部とからなり、両端脚の前記枠体側に方向転換路の外側溝を有し、
    本体の両内脚の、前記凹部より下側端部間のスライダ幅方向での最長外寸法が、枠体の前記凸部間のスライダ幅方向での最短寸法より大きく形成され、
    本体に対する枠体の着脱は、枠体を弾性変形させて、枠体水平部側から本体の脚部側を出し入れすることによりなされることを特徴とするリニアガイド。
  2. 前記戻し通路に、その長手方向に沿った油溝を備えた請求項1記載のリニアガイド。
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