JP4171955B2 - 金属粉末を製造する方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、冶金学的な容器のノズル部材から出る溶融物流が、噴射空間内においてガス噴流によって液滴に分割され、かつこれらを大体において球形の粉末粒子に硬化させる、このような溶融物から金属粉末を製造する方法に関する。
【0002】
さらに本発明は、大体において冶金学的容器からここに溶融物ノズル部材によって金属溶融物流が導入可能又は持込み可能な噴射空間、液滴へのその分割のためにガス噴流により溶融物流に作用するガスノズルを有するこの空間内の入口側に配置された分解ユニット、液滴を冷却しかつ粉末粒子を形成するために出口側に設けられた硬化空間、及び後に配置された粉末処理装置からなる、このような溶融物から金属粉末を製造する装置を含む。
【0003】
【従来の技術】
ガス噴射される金属粉末は、製品への増加する品質要求に基づいて材料及び表面技術においてますます利用される。その際、利用の様式は、有利な粉末粒子大きさ及びこのような粒子大きさ分布を決め、このことは、直径範囲における所定の直径を有する粉末粒子のそれぞれの割合である。対象物の表面被覆を行なう火炎噴射のために、例えばいわゆる単一粒子粉末の利用は、処理技術的に望ましく、かつ経済的である。それに反して金属粉末から熱的にイソスタティックにプレスされた部分を製造する際に、この粉末は、有利に高い注入密度を有し、したがって相応する粒子大きさ分布を有するようにする。
【0004】
ガス噴射される金属粉末の製造は、大体において液体金属流が高い流速又は運動エネルギーを有するガス、なるべく不活性ガス又は希ガスによって作用を受けるようにして行なわれる。ガスの作用は、細かい液滴への金属流の分割を引起こし、これらの液滴は、結果において回転楕円体的に粒子に硬化する。液体金属の温度、粘度及び表面張力の他に、とくにガス噴流による溶融物の加速度、又はその際に作用する力(Powder Production and SprayForming,Advances in Powder Metallurgy & Particulate Materials−1992、第1巻、Metal Powder Industries Federation、プリンストン、N.J.、第137−150頁、Particle size prediction in an atomization system;Cleas Tornberg)は、形成される粉末粒子の大きさ及び大きさ分布に対して尺度になる。
【0005】
自由落下する金属流が、噴射空間において少なくとも1つのガス噴流によって作用を受け、このことが、動作確実な方法をなすことができる場合、ガスノズルと金属流との間の範囲において多くの割合のガス噴流エネルギーが解体されるので、達成可能な粉末粒子大きさは、成分の主部分に関して下方に制限されている。粗い割合のフィルタ除去により、製品の品質上昇のために望ましい金属粉末の粒子大きさが設定できるが、それに製造の際のわずかな生産能力又は低い経済性が結び付いている。
【0006】
金属粉末から又はそれにより製造される製品の品質及びとくに経済性を改善するために、多くの微細粒子割合及び大きな生産能力を有する回転楕円体の金属粉末を製造することを可能にする方法を見出すということが、以前から目的であった。
【0007】
比較的太い溶融物流の分割を直接行なうのではなく、これをまず扁平にすると、液体金属に作用するガス噴流の作用が強くされており、かつさらに細かい液滴が形成され、これらの液滴は、硬化の前に表面張力に基づいて球の形をとる。粉末粒子の直径の縮小は、前記のように、どの程度に大きく溶融物が加速されるかにおおいに依存している。
【0008】
金属溶融物のためのガス噴射方法が周知であり、ここでは液体金属は、冶金学的な容器のノズル部材からこれが出た直後に、出口に直接取付けられたノズルからの1つ又は複数のガス噴流によって分割される。その際、ガスは、一方において出口において高い速度を有し、他方において高い温度作用のために急速に膨張し、かつ噴流中央の方向に作用を失うので、粗い及び細かい成分を有するきわめて幅広い金属粉末成分が形成される。
【0009】
前記の欠点を避けるために、米国特許第2968062号明細書によれば、外方に向かって広がる溶融物ノズルを有する装置を利用し、かつこのノズルの回りに同心的にガス供給通路を円錐形に形成することが提案された。その際、ガス噴流は、中心に負圧を生じ、この負圧は、広がった出口開口の縁に溶融物を流し、ここにおいてこの薄い溶融物フィルムはガス噴流によって捕らえられ、かつ効果的に分割され、かつ加速される。このような装置によってきわめて微粒子の粉末を製造することができるが、その障害の受けやすさ及びわずかな加工可能な溶融物量は不利である。
【0010】
噴射装置の動作確実性を改善するために、米国特許第4272563号明細書によれば、溶融物ノズル部材から溶融物流を自由落下により出させ、かつ落下区間の後にガス噴流によって作用を及ぼすという提案が行なわれている。超音速を有するガス噴流を形成するノズルの使用にもかかわらず、それにより小さな直径を有する粉末粒子の形成にとって十分な溶融物の加速は達成できない。
【0011】
自由落下する金属流に向けられたガス噴流の加速作用を高めるために、小さなノズル間隔を適用することは、すでに試みられている。しかしノズルの範囲に、生じるガス噴流の吸引により又はエジェクタ作用に基づいて、ガス渦流が誘起され、これらのガス渦流は、金属流の分割場所からわずかなノズル間隔の際に、液滴を連行し又は戻すことがあり、これらの液滴は、最終的にノズル部材に付着し、かつ方法に不安定になるように作用する。これらの理由により最小ノズル間隔が設けられるが、それにより小さな液滴への溶融物分割に関するガス噴流の有効性が、比例以上に減少する。例えば超音速でラバルノズルから出るガス流の際、ノズル直径の30倍の間隔のところで、その力作用はほぼ半分に減少する。
【0012】
スエーデン国特許出願公告第421758号明細書によれば、金属粉末を製造する装置が公知になっており、ここにおいて噴射空間において溶融物流を分割するために2つのガス噴流が適用される。その際、持込まれる自由落下する溶融物流の作用は、ほぼ20°の角度を有する第1のガス噴流によって行なわれ、このガス噴流は、流れの開き及び転向を引起こし、その後、これは、高い強度を有する第2のガス噴流によって垂直に金属液滴に分割される。この過程において、ガスノズル部分における金属液滴の固着は避けられているが、溶融物の分割場所から第2のノズルまでの大きな間隔は、わずかな割合の細かい粉末を含む幅広い粒子大きさ分布を引起こす。
【0013】
水平のガス噴流により垂直金属流に作用を及ぼす方法は、米国特許第4282903号明細書によって提案されており、その際、有利にわずかなノズル間隔が適用される。その際、ノズル部材における金属液滴の固着を阻止するために、ノズル範囲において補助ガス噴流が、分割場所に斜めに向けて形成されている。その際、コンパクトな溶融物流の分割は、ほとんどもっぱら水平に向けられた主ガス噴流により行なわれるので、細かい粒子の粉末の生産能力はわずかである。
【0014】
水平ガス噴流による溶融物流の作用によって金属粉末を製造する別の方法は、PCT第WO89/05197号明細書に開示されている。この方法に相応して、狭い側により大体において垂直に整列された2つの扁平なガス噴流が、互いに鋭角をなして整列され、かつ噴流の互いに当たる範囲における溶融物流は、まず金属流の表面範囲がかつ続いて別の部分範囲がガス噴流によって作用を受けるように導入される。拡大された分割範囲により又は液体金属の分割が行なわれる長手方向の延びによって、液体金属への比力作用は大きいが、ガス噴流のエネルギーは、音速限界によって制限されている。このようにして製造された金属粉末は、狭い粒子直径範囲を有し、細かい及び粗い粒子は、わずかな量においてしか代理されていないので、単一粒子の方向に形成されたこの粉末は、いくつかの用途に対してわずかな注入密度のために欠点を有する。
【0015】
溶融物から金属粉末を製造するすべての経済的な方法及びそのために利用可能な装置は、共通に、微細粉末成分があまりにわずかであり、かつ/又は粒子大きさ分布が高級な製品になるように経済的に引続き処理するために不都合であるという欠点を有する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ここにおいて本発明は補助手段を提供し、かつ多くの微細成分においてかつ不所望な粗粒子を避けて、限界内において望ましい粉末の幅広い粒子大きさ分布が経済的に達成できる、溶融物からの金属粉末のための製造方法を提供するという目的を設定する。さらに本発明の課題は、これが例えば大きな注入密度を有し、場合によっては熱イソスタティックなプレス(HIP)によってとくに高級な製品に引続き処理することができる成分における又は粒子大きさ分布を有する金属粉末が所望のように製造できる、装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この目的は、初めに述べたような方法において次のようにして達成可能である。すなわち溶融物ノズル部材から大体において垂直に出る溶融物流が、それぞれ異なった方向を有する連続する少なくとも3つのガス噴流によって少なくとも部分的に作用を受ける。
【0018】
初めに述べたような装置において、設定された課題は次のようにして解決される。すなわち分解ユニットが、少なくとも3つのガスノズル部材を有し、これらのガスノズル部材のガス噴流が、作用順序においてそれぞれ運び込まれる溶融物流に、かつそれぞれ前置のガス噴流によって1つの方向に設定されかつ形成される溶融物流に、5°と170°の間の角度を有するように整列可能である。
【0019】
本発明により達成される利点は、大体において、一方においてその質量が、最終的にガス噴流によって作用を受ける面積に関して小さく、かつ他方においてわずかなノズル間隔を有する、したがって大きな力作用を及ぼすガス噴流によって作用が行なわれるので、液体金属が、液滴へのその分割の際に大きな加速を受けるという点に見られる。しかしながらその際、溶融物流が、小さな液滴への高エネルギーの分割の前に、前に配置されたそれぞれ同じ方向の少なくとも2つのガス噴流によって準備されるということが、本発明にとって重要であり、その際、第1のステップにおいて作用面の増加が、及び第2のステップにおいて運動する溶融物のコンディショニングが行なわれる。共動的に溶融物の質量が作用面に対して小さく、かつガス噴流の力が大きいならば、加速度は大きく、かつ小さな直径を有する粒子が形成される。科学的に表現すると、次の関係が存在する:粒子大きさは、加速度によって割った定数の平方根の値にほぼ等しい。
【0020】
本発明の有利な構成において、次のことが考慮されている。すなわち溶融物ノズル部材から出る溶融物流が、少なくとも1つの第1のガス噴流によってその流れ方向を転向され、かつ広げられ又は細くされかつ/又は分割され、それから同じ方向成分を有する斜めに当たる少なくとも1つの第2のガス噴流が、広げられかつ/又は分割された扁平溶融物流をその形について準備し、かつ後に配置された少なくとも1つの第3のガス噴流のノズルのための吸引障壁を構成し、この第3のガス噴流が、広げられた扁平溶融物流に対して斜めにないし部分的に対向して高速ガス噴流として形成され、かつ液滴への液体噴流の微細分割又は噴霧を行ない、次にこれらの噴流液滴が硬化させられる。第1のガス噴流によって引起こされるコンパクトな溶融物流の転向及び広げの際、当たり側において金属流のかなりの程度まで扁平な形が製造でき、その際、ガス噴流の流入速度及び流入角は、自由落下する溶融物流の太さ及び安定性又は長さ、及び所望の細化又は広げに依存している。流入側に対向してしばしば、扁平流の最終的な分割にとって不所望なはがれた金属粒子を有する表面形が生じる。本発明によれば、不所望な表面形を有する扁平流のこの側が、斜めに当たる後置の第2のガス噴流によって作用を受け、したがって流れは、金属液滴への効果的な分割のために構成される。このガス噴流によって吸引障壁も構成でき、それにより別の利点として、液状の粒子が最終的に有効なラバルノズル部材に達することがないので、これに関して装置の動作安全性は害されていない。さらに高速噴流が、扁平溶融物流に斜めに向けられることが重要である。なぜならそれにより金属液滴への細かい分割に関して大きな力作用が生じるからである。ガス噴流の部分的な対向にまで達することがある扁平流への傾斜が大きく形成されているほど、金属の加速度及び最終的に金属粉末の微細粒子割合が大きくなる。
【0021】
粉末中の多くの微細粒子割合のため及び排除しなければならない粗粒子の形成を避けるため、2.0mmないし15.0mmの直径を有する溶融物流が、少なくとも1つの第1のガス噴流によってその流れ方向について5°と85°の間の、なるべく15°と30°の間の角度(α)だけ転向され、かつ大体においてセクタ状に溶融物扁平流に広げられると、とくに有利である。5°より小さな溶融物流の転向は不都合である。なぜならこれは、飛躍的に扁平流の形成長さの増大を必要とするが、この形成長さは、温度損失によって制限されているからである。有利にセクタ状に行なわれる液体金属のとくに効率的な扁平流形成は、15°と30°の間の角度を有するその転向の際に達成され、その際、45°より大きな転向は、ガス噴流による流れの不利な分解を引起こすことがある。
【0022】
金属粉末の大きな微細粒子割合に関してであるが、望ましい粒子大きさ分布のためにも、セクタ状の溶融物扁平流が、自由落下する溶融物流幅又は太さの少なくとも5倍、なるべく少なくとも10倍の第1のガス噴流によって引起こされる幅に達した後に、高速ガス噴流として形成された少なくとも1つの第3のガス噴流によって、25°と150°の間、なるべく60°と90°の間の角度(γ)を有するように転向され、かつ液滴流に噴霧され、又は分割される。溶融物流が、初めの溶融物流太さの5倍よりわずかに広げられていると、そのコンパクトさが大きく、かつ製造可能な微細粒子割合が比較的小さい。溶融物流直径の10倍より大きな拡大は、とくにこれを引起こす60°と90°の間の角度を有する高速ガス噴流が溶融物扁平流を転向するとき、多くの微細割合を有する液滴への分割のためのとくに良好な前提を提供する。150°までのさらに大きな転向角は、微細粒子割合を増加し、かつ単一粒子形成の傾向を引起こす。
【0023】
金属流を準備するためであるが、とくに有効な吸引障壁を形成するためにも、第3の高速噴流による転向又は噴霧の範囲の前又はその範囲における溶融物扁平流が、同じ方向成分を有するがこの溶融物流に対して5°と85°の間、なるべく15°と30°の間の角度(δ)を有する第2のガス噴流によって作用を受け、かつ準備され、それにより高速ガス噴流の溶融物液滴を導く吸引渦流が阻止される。5°より小さな噴流格(δ)により、後続ガス噴流の吸引渦流は、完全には阻止できず、それによりノズル部材における金属堆積の危険、及び方法の不安定性が存在する。85°より大きな第2のガス噴流の作用角は、金属流をその噴霧の前に不利に変形することがあり、かつ金属流と第3のガス噴流との間の相対速度を、したがって金属の加速度を不利に減少することがある。
【0024】
初めに述べたような装置によって達成することができる本発明の利点は、大体において、分解ユニット内における少なくとも3つのガスノズル部材の配置によって、溶融物流が3つの範囲においてガス噴流の作用を受けることができ、かつそれにより形成することができ、かつ処理可能である点に見られ、その際、溶融物流へのガス噴流の角度は、望ましいようにそれぞれ5°ないし170°の間にある。
【0025】
本発明の有利な構成において、第1のガスノズル部材は、これにより形成される第1のガス噴流が、同方向成分を有し、5°と85°の間の角度(α’)、なるべく15°と30°の間の角度(α’)を有するように溶融物流に向けられており、かつ自由落下する溶融物流の長さが、溶融物流へのガス噴流の当たり点からガスノズルまでの間隔を高々溶融物流の直径の10倍である値だけ増加又は減少する長さ寸法に等しいように配置されている。その際、これを細くするため及びセクタ状に広げるため、溶融物流へのガス噴流の整列の角度は重要であり、その際、扁平流への転向及び変形の際のその安定性のため及びその際に達成可能な形のために、自由落下する溶融物流の長さは大きな意味を有する。
【0026】
液体金属のためのとくに有利な噴霧条件を用意できるようにするために、作用順序において第2のガス噴流が、5°と85°の間の角度(δ)、なるべく15°と30°の間の角度(δ)を有するように、前に配置された第1のガス噴流によって広げられかつ細くされた同じ流れ成分を有する扁平溶融物流に向けられており、かつこの第2のガス噴流の当たり点が、後に配置された第3のガス噴流の転向、当たり又は噴霧点の又はその前の範囲にあるように、第2のノズル部材が配置されていることは重要である。第2のガス噴流と扁平溶融物流との間の角度、及び溶融物流へのその当たり点は、2重の意味を有する。一方においてその際、直接続いて分割を受ける扁平流の条件は、望ましく設定することができ、他方において高速ノズルのエジェクタ作用による吸引渦流の形成の阻止を効果的に行なわなければならない。角度範囲の本発明による選択は、とくに有利な範囲においてこれらの要求を満たしている。
【0027】
とくに望ましい構成にしたがって、高速ガス噴流として形成された第3の又は作用順序において最後のガス噴流が、25°と150°の、なるべく60°より大きい角度(γ’)を有するように扁平溶融物流に向けられており、かつガスノズルと転向、当たり又は噴霧点との間の間隔が、ガスノズル直径の20倍の値より小さいように、第3のノズル部材が配置されている場合、液滴への金属の分割のために大きな力作用又は加速度が使用できるので、優れた粉末品質を有する装置の高い能力が達成される。その際、力作用又は加速度は、大きくなる角度とともに増加し、それにより全体としてさらに細かい粉末成分が製造できる。
【0028】
少なくとも第3の又は作用順序において最後のノズル部材が、少なくとも1つの超音ガス噴流を製造するように形成されていると、有利とわかった。
【0029】
本発明の変形において、高速ガス噴流を形成するために利用可能な最後のガスノズル部材の前に、溶融物流に向けることができるガス噴流を製造するために2つより多くのガスノズル部材が配置されていると、扁平溶融物流のための望ましい分割条件が提供できる。
【0030】
ガス噴流が、それぞれその方向及びその強さについて調節可能であると、所望の金属粉末成分のための有利に良好な調節可能性が存在する。
【0031】
別の変形したがって望ましいものと考慮され、少なくとも1つのガス噴流が、互いに並べてかつ/又はとくに中間にあるように互いに重ねて配置された複数のノズルの配置によって、扁平噴流として又は多重噴流として形成されていると、溶融物流の加速のために利用可能なガス噴流の幅を拡大することができる。
【0032】
最後に、ガス噴流によって決められる平面が、垂直線から外れていると、有利なこともある。
【0033】
【発明の実施の形態】
次に構成方法だけを示す図面により本発明を詳細に説明する。
【0034】
図1に、噴射空間の入口範囲に3つのノズルを有する分解ユニットが概略的に示されている。冶金学的容器Gから溶融物ノズル部材Dによって、溶融物流Sを形成しながら金属の取り入れが行なわれ、この溶融物流は、行程区間LSを介して大体において垂直に自由落下するように形成されている。第1のガスノズルAによって第1のガス噴流1が形成され、このガス噴流は、間隔LAを置いて、範囲11における溶融物流Sに同じ方向成分であるが角度α’により作用を及ぼす。第1のガス噴流1によるこの作用によって、当たり点11の範囲において始まって、コンパクトな溶融物流Sの転向又は流れ方向変化、及び扁平溶融物流FSを形成してその細化及び広げが行なわれる。
【0035】
ノズルBによって第2のガス噴流2が製造され、このガス噴流は、当たり点21においてその広げ区間の後における金属溶融物流FSに、同じ方向成分であるが角度δにより作用を及ぼす。
【0036】
なるべくラバルノズルとして形成されたガスノズルCは、ガス噴流3を製造し、このガス噴流は、ノズルCに対して間隔LCを置いて転向、当たり又は噴霧点31において扁平溶融物流FSに角度γ’をなして作用を及ぼし、かつその結果、金属粒子流Pにその分割を引起こす。ガス噴流3による扁平溶融物流FSの作用は、斜めにないし部分的に対向方向に行なうことができる。
【0037】
本発明によれば、異なった整列の3つより多くのガス噴流、及び/又はそれぞれ考慮された方向における複数のガス噴流を設けることもできる。
【0038】
図2a及び2bは、90°だけずらされた2つの方向(正面及び側面)から見て溶融物流Sを概略的に示している。溶融物ノズル部材Dから大体において垂直に、噴射空間の分解ユニットへの溶融物流Sの取り入れが行なわれる。直径S1を有する溶融物流sは、自由落下区間の後に当たり点11においてガス噴流1の作用を受け、かつそれにより図2bから明らかなように、角度αによって転向され、かつ細くされ、かつ図2aに示すように、扁平流FSに広げられる。幅S2に達した後に、転向、当たり又は噴霧点31において高出力ガス噴流3による扁平溶融物流FSの作用が行なわれ、この噴流は、金属粒子流Pの形成を引起こす。噴霧点31の範囲において又はその前に配置されて、扁平溶融物流FSは、点21において扁平流FSに当たるガス噴流2によって作用を受け、かつ形成され、その際、金属流の流れ方向変化を引起こすこともできる。
【0039】
本発明によれば、同じ方向の成分を有する少なくとも3つのガス噴流によって、溶融物流に順に作用を及ぼし、かつ金属粒子流に分割することも可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解ユニットを示す略図である。
【図2】ガス噴流によってこれに作用を及ぼす際の溶融物流の経過を概略的に示す正面図及び90°だけ旋回した側面図である。
【符号の説明】
1 ガス噴流
2 ガス噴流
3 ガス噴流
11 当たり点
21 当たり点
31 当たり点
A ガスノズル
B ガスノズル
C ガスノズル
D ノズル部材
G 冶金学的容器
P 液滴
S 溶融物流
FS 扁平溶融物流
LA 間隔
LS 長さ
Claims (13)
- 金属溶融物から金属粉末を製造する方法であって、溶融物容器のノズル部材から垂直に下方へ出る溶融物流が、噴射空間内においてガス噴流によって小滴に分割され、これらの小滴が粉末粒子となるように凝固されるものにおいて、ノズル部材(D)から垂直に下方へ出る溶融物流(S)が、少なくとも1つの第1のガス噴流(1)によってその流れ方向を転向されかつ扁平流に広げられ、それから同じ垂直方向成分を有しかつ広げられた扁平溶融物流(FS)へ斜めに当たる少なくとも1つの第2のガス噴流(2)が、広げられた扁平溶融物流(FS)に作用し、後に配置された少なくとも1つの第3のガス噴流(3)のノズル(C)から出る第3のガス噴流(3)が、高速ガス噴流として、広げられた扁平溶融物流(FS)に対して斜めに作用して、扁平溶融物流(FS)から金属粒子流(P)を形成することを特徴とする、方法。
- 2.0mmないし15.0mmの直径(S1)を有する溶融物流(S)が、少なくとも1つの第1のガス噴流(1)によってその流れ方向について5°と85°の間の角度(α)だけ転向され、かつ先へ広がる溶融物扁平流(FS)を形成することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 溶融物扁平流(FS)が、自由落下する溶融物流幅又は太さ(S1)の少なくとも5倍の第1のガス噴流(1)によって引起こされる幅(S2)に達した後に、高速ガス噴流として形成された少なくとも1つの第3のガス噴流(3)によって、25°と150°の間の角度(γ)を有するように転向されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
- 第3の高速噴流(3)による転向の範囲(31)における溶融物扁平流(FS)が、垂直下方の成分を有するがこれに対して5°と85°の間の角度(δ)を有するガス噴流(2)によって作用を受けることを特徴とする、請求項1ないし3の1つに記載の方法。
- 金属粉末を製造する装置が、金属溶融物容器(G)から溶融物ノズル部材(D)によって金属溶融物流(S)を導入可能な噴射空間、滴への分割のため溶融物流(S)に作用するガス噴流用のガスノズルを有する分解ユニット、溶融物の滴を冷却しかつ粉末粒子を形成するために設けられる硬化空間、及び後に配置される粉末処理装置からなる、請求項1ないし4に記載の方法を実施する装置において、分解ユニットが、少なくとも3つのガスノズル部材(A,B,C)を有し、これらのガスノズル部材のガス噴流(1,2,3)が、作用順序においてそれぞれ溶融物流(S)に、それぞれ前のガス噴流によって1つの方向に設定されかつ形成される溶融物流(FS)に、5°と170°の間の角度を有するように整列されていることを特徴とする、金属粉末を製造する装置。
- 第1のガス噴流(1)が、同じ方向成分を有しかつ5°と85°の間の角度(α’)を有するように溶融物流(S)に向けられており、溶融物ノズル部材(D)から自由落下する溶融物流(S)の長さ(LS)が、溶融物流(S)へのガス噴流(1)の当たり点(11)からガスノズル(A)までの間隔(LA)を最大で溶融物流の直径(D1)の10倍の値だけ増加又は減少する
LS=(LA±10×S1)
長さ寸法に等しいように、第1のガスノズル部材(A)が配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。 - 作用順序において第2のガス噴流(2)が、5°と85°の間の角度(δ)を有するように、前に配置される第1のガス噴流(1)によって広げられる同じ流れ成分を有する扁平溶融物流(FS)に向けられており、この第2のガス噴流(2)の当たり点(21)が、後に配置される第3のガス噴流(3)に当たる点(31)の範囲にあるように、第2のノズル部材(B)が配置されていることを特徴とする、請求項5又は6に記載の装置。
- 高速ガス噴流として形成される第3のガス噴流(3)が、25°と150°の角度(γ’)を有するように扁平溶融物流(FS)に向けられており、ガスノズル(C)と当たり点(31)との間の間隔が、ガスノズル直径の20倍の値より小さいように、 第3のノズル部材(C)が配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
- 少なくとも第3のノズル部材(C)が、少なくとも1つの超音速ガス噴流(3)を製造するように形成されていることを特徴とする、請求項5ないし7の1つに記載の装置。
- 高速ガス噴流(3)を形成するために利用可能な第3のガスノズル部材(C)の前に、溶融物流(S,FS)に向けることができるガス噴流を製造するために2つより多いガスノズル部材が配置されていることを特徴とする、請求項5ないし9の1つに記載の装置。
- ガス噴流が、それぞれその方向及びその強さについて調節可能であることを特徴とする、請求項5ないし10の1つに記載の装置。
- 少なくとも1つのガス噴流が、並べて配置される複数のノズルの配置によって、扁平噴流として形成されていることを特徴とする、請求項5ないし11の1つに記載の装置。
- ガス噴流によって決められる平面が、垂直線から外れていることを特徴とする、請求項5ないし12の1つに記載の装置。
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