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JP4168393B2 - 無線通信移動局のagc制御方法 - Google Patents

無線通信移動局のagc制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信移動局に使用されるAGC制御に関し、特に、フェージング周期の変動に対して、安定した受信特性を実現するためのAGC制御方法に関する。
一般に、無線通信移動局に用いられるAGC制御は、無線通信移動局を構成する無線部からベースバンド信号処理部へ入力されるI成分及び、Q成分の信号の振幅が一定になるように制御するものである。図5は、従来の無線通信移動局のAGC制御部分の構成例を示すブロック図である。
図5に示す無線通信移動局は、基地局から送信された信号を受信するアンテナ501と、無線周波数帯域の受信信号を中間周波数帯域の受信信号に周波数変換するなどの無線信号処理を実施する受信器502と、受信信号の電力に応じて利得が制御されるAGC可変増幅器503と、受信信号をI成分及び、Q成分の信号に直交復調するとともに、中間周波数帯域の受信信号をベースバンド帯域の受信信号に周波数変更する直交復調器504と、復調されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器505と、ベースバンド信号処理装置506と、I成分及び、Q成分の信号から受信信号の瞬時受信電力を算出する瞬時受信電力計算器507と、受信電力の平均値を算出する平均受信電力計算器508と、平均受信電力と基準電力を比較して、その差分を打ち消すようにAGC可変増幅器503の利得制御量を算出し、その利得制御量をAGC可変増幅器503にフィードバックするフィードバックAGC符号生成器509とで構成される。
図5に示す従来の無線通信移動局は、次のとおり動作する。
図示していない基地局より送信された信号はアンテナ501で受信され、受信器502で、無線周波数帯域の受信信号から中間周波数帯域への周波数変換などの無線処理が施される。中間周波数帯域へ周波数変換された受信信号は、AGC可変増幅器503を経て、直交復調器504に入力される。
直交復調器504は、入力された中間周波数帯域の受信信号をI成分及び、Q成分の信号に直交復調するとともに、ベースバンド帯域の受信信号に周波数変換して出力する。出力されたベースバンド帯域のI成分及び、Q成分の信号は、A/D変換器505でアナログ信号からデジタル信号に変換されてベースバンド処理装置506に入力され、誤り訂正などのデジタル信号処理が施される。
また、A/D変換機505より出力されたI成分及び、Q成分の信号は、瞬時受信電力計算器507にも入力される。瞬時受信電力計算器507では、入力されたI成分及び、Q成分信号の瞬時電力が算出され、更に、平均受信電力計算器508で、あらかじめ無線通信装置内で設定されている時間の平均化受信電力が算出される。算出された平均受信電力値は、フィードバックAGC符号生成器509で、無線通信装置内に保有されている基準電力と比較される。
フィードバックAGC符号生成器509では、平均受信電力計算器508で算出された平均受信電力と基準電力との差分を打ち消すようなAGC可変増幅器503の利得制御量を算出し、その利得制御量をAGC利得制御量としてAGC可変増幅器503にフィードバックする。このフィードバックされたAGC利得制御量に従ってAGC可変増幅器503の利得が制御される。
例えば、平均受信電力計算器508で算出された平均受信電力値が、基準電力より小さかった場合には、AGC可変増幅器503の利得を大きくし、その差分を打ち消す程度に受信電力が増加するようなAGC利得制御量が決定され、AGC可変増幅器503にフィードバックされる。AGC可変増幅器503は、このフィードバックされたAGC利得制御量に応じて、AGC可変増幅器503の利得を増加させ、出力されるI成分及び、Q成分信号の平均電力が、基準電力と同等となるように調整する。
また、平均受信電力計算器508で算出された平均電力が、設定されている基準電力より大きかった場合には、AGC可変増幅器503の利得は減少され、出力されるI成分及び、Q成分信号の平均電力は、基準電力と同等となるように調整される。以上の動作により、ベースバンド信号処理装置506に入力されるI成分及び、Q成分信号は、ほぼ一定になるように調整される。
しかしこの従来の無線通信移動局では、高速フェージングなどにより、受信信号の受信電力が変動する環境下においては、AGC可変増幅器503の利得制御が受信信号の急峻変動に追従できず、出力されるI成分及び、Q成分の振幅が変動してしまい、ベースバンド信号処理装置506で受信信号に誤りが発生するという問題が生じる。この問題について高速フェージングによる受信信号の受信電力変動という観点から、図6を用いて説明する。
図6(a)はフェージングピッチが遅い、すなわち低速フェージング環境下での受信信号の受信電力変動と、ベースバンド信号処理装置506に入力されるI成分及び、Q成分信号の電力変動を示したものである。図6(a)より、フェージングピッチが遅い場合には、AGC可変増幅器503の利得調整が、受信信号の変動に追従でき、ベースバンド信号処理装置506に入力されるI成分及び、Q成分信号の電力は、ほぼ一定となることがわかる。
次に、図6(b)は、フェージングピッチが速い、すなわち高速フェージング環境下での受信信号の受信電力変動と、ベースバンド信号処理装置506に入力されるI成分及び、Q成分信号の電力変動を示したものである。図6(b)より、フェージングピッチが速い場合には、AGC可変増幅器503の利得制御が受信信号の急峻な変動に追従できず、ベースバンド信号処理装置506に入力されるI成分及び、Q成分信号の電力が変動してしまう。
これは、上記従来の無線通信移動局では、予め決められた時間での平均受信電力と基準電力の差分からAGC利得制御量が決定され、フェージングピッチが速くなった場合でも一定周期でAGC可変増幅器503の利得制御が実施されるため、受信信号の急峻な変動にAGC可変増幅器503の利得制御が追従できないことが原因で発生するものである。
そのため、このようなフェージングによる受信信号の急激な変動に対して、フェージング周期に応じた自動利得制御信号を生成することにより受信電力の変動を防止する技術が、特許文献1〜2等において提案されている。
特許文献1では、入力信号を利得可変増幅器にて増幅した出力信号を検波する検波手段と、前記入力信号の変動周期を示すフェージング周期を検出するフェージング周期検出手段と、前記検波電圧のデジタル値と目標収束値の差分値を生成する差分値生成手段と、前記差分値を前記フェージング周期に応じて可変乗算する可変乗算手段と、前記可変乗算した差分値の変化値を求める差分変化値算出手段と、前記差分変化値に対して所定の変換方式による変換を行って前記利得可変増幅器に対する自動利得制御信号を生成する制御信号生成手段とを備えることにより、フェージングによる受信信号の急激な変動に対してループゲイン特性を最適化する構成となっている。
あるいは、入力信号を利得可変増幅器にて増幅した出力信号を検波する検波手段と、前記入力信号の変動周期を示すフェージング周期を検出するフェージング周期検出手段と、前記検波電圧のデジタル値と目標収束値の差分値を生成する差分値生成手段と、前記差分値の変化値を求める差分変化値算出手段と、前記差分変化値を変換する変換方式を前記フェージング周期に応じて複数の変換方式より選択する変換方式選択手段と、前記選択した変換方式により前記差分値の変換を行って前記利得可変増幅器に対する自動利得制御信号を生成する手段とによって同様の特性を得る構成となっている。
また、特許文献2では、受信信号を利得可変増幅器にて増幅した出力信号のレベル検波を行い、帰還信号を生成して前記利得可変増幅器の制御信号とする制御信号生成手段と、前記受信信号のフェージングピッチを検出するフェージングピッチ検出手段と、該検出したフェージングピッチにより前記制御信号の生成タイミングまたは前記制御信号の生成周期を決定する手段とを備えることにより同様の特性を得る構成となっている。
特開2000−59158号公報 特開2000−269759号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、フェージング周期に応じて検波電圧のデジタル値と目標収束値から生成した差分値を乗算する可変乗算手段と前記可変乗算した差分値の変化値を求める差分変化値算出手段と、前記差分変化値に対して所定の変換方式による変換を行う自動利得制御信号生成手段等を備える必要があり、その構成が複雑であるという問題がある。
また、特許文献2に記載の発明では、レベル検波器でレベル検波されたデータは、平均化部で、フェージング周期とは無関係に常時一定時間の平均化を行っているので、平均化部から出力される信号はフェージング周期に追従した信号ではなく、様々なフェージング周期に対して最適な自動利得制御ループを設定することはできない。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、比較的簡単な構成で、周期の異なるフェージングピッチに対して追従できる自動利得制御ループを設定可能にする新規の手段を提供することにある。
本発明の無線通信移動局のAGC制御方法は、無線通信移動局が受信した信号の受信電力よりフェージングピッチを測定し、該フェージングピッチに応じてAGCの制御に用いる平均受信電力値を算出する際の平均化時間を変更することを特徴とする。
一般に、無線通信移動局に用いられるAGC可変増幅器の制御は、受信した無線周波数帯域の受信信号をベースバンド帯域のI成分及び、Q成分信号を直交復調した後、直交復調されたベースバンド帯域のI成分及び、Q成分信号より、ある一定時間の平均受信電力値を算出し、算出された平均受信電力値と、あらかじめ無線通信移動局内に設定されている基準電力値とを比較して差分を算出し、その差分を打ち消すようにAGC可変増幅器の利得を制御するものであり、復調されたベースバンド帯域のI成分及び、Q成分信号の振幅が、アンテナ端での受信電力の変動によらず、常に一定振幅となるように制御するものである。
このAGC可変増幅器の利得制御が適切に実施されれば、直交復調されたI成分及び、Q成分信号の振幅が常に一定に保たれるが、無線通信移動局が高速で移動している等の理由により、アンテナ端での受信信号のフェージングピッチが速い場合に、受信電力値の算出に一定時間の平均値を用いてAGC可変増幅器の利得制御を実施すると、算出された一定時間の受信電力平均値は高速フェージングによる電力変動に追従できず、この受信電力平均値によりAGC可変増幅器の利得制御を行っても、直交復調されたI成分及び、Q成分信号の振幅が常時一定振幅とならないために、受信信号に誤りが発生するといった問題が生じる。
そこで、本発明の無線通信移動局のAGC制御方法は、受信した信号の受信電力よりフェージングピッチを測定し、そのフェージングピッチに応じて、AGC可変利得増幅器を制御する際に用いる平均受信電力値の算出のための平均化時間を変更し、激しい受信電力の変動、すなわちフェージングピッチが速い場合にはAGC可変増幅器の利得制御を高速化することによりAGC可変増幅器の利得制御を高速フェージングによる受信電力変動に追従させる。その結果、直交復調されたI成分及び、Q成分信号の振幅変動を一定に保つことができ、受信感度劣化を防ぐことが可能となる。
そのために本発明の無線通信移動局は、受信信号のフェージングピッチを測定するフェージングピッチ測定器を設け、フェージングピッチが速い場合には、AGC信号を得るための平均受信電力値算出に用いる平均化時間を短くすることによって高速フェージングによる受信電力の急峻変動に対してAGC増幅器の利得制御を追従させ、ベースバンド信号処理装置に入力されるI成分及びQ成分信号の振幅が常に一定になるようにしたことを特徴としている。
具体的には、本発明の無線通信移動局は、基地局より送信された信号を受信するアンテナと、該受信された無線周波数帯域の信号を中間周波数帯域へ変換する受信器と、該中間周波数帯域へ周波数変換された受信信号を増幅するAGC増幅器と、該AGC増幅器から出力された中間周波数帯域の受信信号をI成分及びQ成分の信号に直交復調するとともに、ベースバンド帯域の受信信号に周波数変換して出力する直交復調器と、該直交復調器から出力されたベースバンド帯域のI成分及びQ成分の信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器から出力されるデジタル信号を処理するベースバンド信号処理装置と、前記A/D変換器から出力されるデジタル信号の瞬時電力を算出する瞬時受信電力計算器と、該瞬時受信電力計算器で算出された瞬時電力からフェージングピッチを測定するフェージングピッチ測定器と、前記瞬時受信電力計算器で算出された瞬時電力値と前記フェージングピッチ測定器で測定されたフェージングピッチ情報が入力され、該フェージングピッチ情報に対応する平均化時間に従って前記瞬時受信電力計算器で算出された瞬時電力値の平均受信電力を算出する平均受信電力計算器と、該平均受信電力計算器で算出された平均受信電力と基準電力との差分を打ち消すように、前記AGC増幅器の利得を制御する信号を算出し、AGC信号として前記AGC増幅器にフィードバックするフィードバックAGC符号生成器を備えたことを特徴とする。
本発明の無線通信移動局のAGC制御方法によれば、受信信号のフェージングピッチを測定し、測定したフェージングピッチと基準値とを比較し、測定したフェージングピッチの速度が基準値より速い場合には、平均受信電力を求めるための平均化時間を短くしているので、高速フェージングによって受信電力が急峻に変動している場合でも、AGC増幅器の利得制御を、受信電力の急峻な変動に追従させることが可能となり、ベースバンド信号処理装置に入力されるI成分及び、Q成分の受信信号の振幅を常に一定に保つことができ、受信感度の劣化を防ぐことが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態を示す無線通信移動局のブロック図である。
本実施形態の無線通信移動局は、図示していない基地局から送信された無線信号を受信するアンテナ101と、受信した無線周波数帯域の受信信号を中間周波数帯域の無線信号に周波数変換するなどの無線信号処理を実施する受信器102と、受信信号の電力に応じて利得を制御可能なAGC可変増幅器103と、受信信号をI成分信号とQ成分信号に直交復調するとともに、中間周波数帯の受信信号をベースバンド帯域の受信信号に周波数変更する直交復調器104と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器105と、伝送路の誤りを訂正する誤り訂正などのデジタル信号処理を実施するベースバンド信号処理装置106と、I成分及び、Q成分信号に変換された受信信号から瞬時の受信電力を算出する瞬時受信電力計算器107と、算出した瞬時受信電力値よりフェージングピッチの速度を測定するフェージングピッチ測定器108と、受信電力の平均電力を算出する平均受信電力計算器109と、平均受信電力計算器109で算出された平均受信電力と、無線通信移動局が保有している基準電力とを比較し、平均受信電力値と基準電力値との差分を求め、差分がある場合には、その差分を打ち消すようにAGC可変増幅器103の利得の制御量を決定し、その制御量をAGC可変増幅器103にフィードバックするフィードバックAGC符号生成器110とで構成される。
フェージングピッチ測定器108は、瞬時受信電力計算器107と平均受信電力計算器109の間に設けられており、瞬時受信電力計算器107の算出結果を用いて、受信信号のフェージングピッチの速度を測定する。測定結果は後段に設けられた平均受信電力計算器109へ出力され、平均受信電力計算器109は、フェージングピッチ測定器108から入力されたフェージングピッチの速度に応じて、AGC可変利得増幅器103を制御する際に用いる平均受信電力値の算出のための平均化時間を制御するという動作を実行する。
すなわち、フェージングピッチ測定器108は、瞬時受信電力計算器107の算出結果よりフェージングピッチの速度を測定し、フェージングピッチ測定器108で測定した受信信号のフェージングピッチが、無線通信移動局が保有している基準値よりも速くなった場合には、平均受信電力計算器109で平均受信電力を計算する際に用いる平均化時間が短くなるように、平均受信電力計算器109を制御する。また、フェージングピッチ測定器108で測定したフェージングピッチが、無線通信移動局が保有している基準値よりも遅くなった場合には、平均受信電力計算器109で平均受信電力を計算する際に用いる平均化時間が長くなるように平均受信電力計算器109を制御するという動作を実行する。
以下、図1を用いて本実施形態の動作について説明する。
基地局より送信された信号はアンテナ101で受信され、受信された信号は、受信器102で中間周波数帯域の受信信号に周波数変換される。周波数変換された受信信号は、AGC可変増幅器103を経て、直交復調器104に入力される。直交復調器104は、入力された中間周波数帯の受信信号をI成分及び、Q成分の受信信号に直交復調するとともに、ベースバンド帯域の受信信号に周波数変換して出力する。出力されたベースバンド帯域のI成分及び、Q成分の受信信号は、A/D変換器105によりアナログ信号からデジタル信号に変換されベースバンド信号処理装置106に入力され処理される。
このデジタル信号に変換されたI成分及び、Q成分の受信信号は、瞬時受信電力計算器107にも入力され、瞬時受信電力計算器107でI成分及び、Q成分の受信信号の瞬時電力が算出される。瞬時受信電力計算器107で算出された瞬時受信電力値は平均受信電力計算器109に入力されるとともに、フェージングピッチ測定器108に入力される。
フェージングピッチ測定器108では、入力された瞬時受信電力値からフェージングピッチの速度を求めるとともに、求められたフェージングピッチの速度と、無線通信移動局が保有している基準値とを比較し、AGC可変利得増幅器103を制御する際に用いる平均受信電力値の算出のための平均化時間を決定し、平均受信電力計算器109の受信電力平均化時間を制御する。
すなわち、瞬時受信電力計算器107で算出された受信電力が、高速フェージングにより激しく変動し、フェージングピッチ測定器108で測定されたフェージングピッチの速度が基準値より速いと判断された場合には、平均受信電力計算器109で平均受信電力を算出する際の平均化時間を、高速フェージングに追従できるように短い平均化時間に設定して平均受信電力を算出するように制御する。また、フェージングピッチ測定器108で測定されたフェージングピッチの速度が基準値より遅いと判断された場合には、平均受信電力計算器109で平均受信電力を算出する際の平均化時間を低速フェージングに追従するように長い平均化時間に設定して平均受信電力を算出するように制御する。
次に、フィードバックAGC符号生成器110では、平均受信電力計算器109で算出された平均受信電力と、無線通信移動局内で設定されている基準電力とを比較して、平均受信電力と基準電力との差分を算出し、この差分を打ち消すためのAGC可変増幅器103の利得制御量を求め、AGC利得制御量としてAGC可変増幅器103にフィードバックする。AGC可変増幅器103は、フィードバックされたAGC利得制御量に従って利得が制御される。
以上の動作により、ベースバンド信号処理装置106に入力されるI成分及び、Q成分の受信信号の振幅が、フェージングの速度によらず、常に一定にすることが可能となる。
図2は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。上述の動作を図2のフローチャートを用いて更に説明する。
まずアンテナ101で基地局からの信号を受信する。受信された信号は、受信器102で中間周波数帯域の受信信号に周波数変換される。その後、中間周波数帯域の受信信号に周波数変換された受信信号は、AGC可変増幅器103で、フィードバックされたAGC利得制御量に従って利得が制御される。AGC可変増幅器103より出力された受信信号は、直交復調器104でI成分及び、Q成分への直交復調及び、ベースバンド帯域への周波数変換が施された後、A/D変換器105を経て、デジタルのI成分及び、Q成分の受信信号に変換される。
このI成分及び、Q成分の受信信号は、ベースバンド信号処理装置106で、誤り訂正などのデジタル信号処理が施されるとともに、瞬時受信電力計算器107にも入力され、瞬時電力が算出される。算出された瞬時受信電力はフェージングピッチ測定器108に入力され、フェージングピッチ測定器108でフェージングピッチの速度が求められ、基準値と比較される。求められたフェージングピッチの速度が基準値より速い場合、すなわち、第一の分岐点で“YES”の場合には、平均受信電力計算器109で用いる平均化時間を、短くするように設定し、短い平均化時間で平均受信電力値が算出される。
その後、フィードバックAGC符号生成器110では、平均受信電力計算器109で算出された平均受信電力値と、無線通信移動局に設定されている基準電力とが比較され、平均受信電力値と基準電力との差分が算出される。その後、フィードバックAGC符号生成器110は、その差分を打ち消すようなAGC可変増幅器103の利得制御量を求め、その利得制御量をAGC利得制御量としてAGC可変増幅器103にフィードバックする。このAGC利得制御量に従ってAGC可変増幅器103の利得が制御される。
また、フェージングピッチ測定器108で求められたフェージングピッチ速度が基準値よりも遅い場合、すなわち、第一の分岐点で“NO”の場合には、平均受信電力計算器109で用いる平均化時間を、長くするように設定し、長い平均化時間で平均受信電力値が算出される。
その後、フィードバックAGC符号生成器110では、平均受信電力計算器109で算出された平均受信電力値と、無線通信移動局に設定されている基準電力とが比較され、平均受信電力値と基準電力との差分が算出される。フィードバックAGC符号生成器110は、その差分を打ち消すようなAGC可変増幅器103の利得制御量を求め、その利得制御量をAGC利得制御量としてAGC可変増幅器103にフィードバックする。このAGC利得制御量に従ってAGC可変増幅器103の利得が制御される。
上記実施例では、フェージングピッチの速度がある基準値より速いか遅いかにより、短い平均化時間と長い平均化時間の2つの平均化時間の間で切り替える構成としているが、フェージングピッチの速度を比較する際に用いる基準値として、複数の基準値を設けるように構成とすることができる。
図3は、フェージングピッチ速度を比較する際に用いる基準値として、複数(2以上)の基準値を設けた場合の受信電力平均化時間の設定例を示すテーブルである。フェージングピッチ測定器108で測定されたフェージングピッチ速度が、a以下、a〜b、…、e〜f、f以上(a<b<…<e<f)に従って、平均受信電力計算器109における平均化時間を、A、B、…、F、G(A<B<…<F<G)と切り替えることにより、ベースバンド信号処理装置に入力されるI成分及び、Q成分の受信信号の振幅をより一層一定に保つことが可能となり、受信感度の劣化を防ぐ効果もより一層向上する。
図4は、本発明の第2の実施形態を示す無線通信移動局のブロック図である。なお図4において、図1と同一番号のブロックは同一の機能を有している。
第1の実施形態では、基地局からの電波を受信してからフェージングピッチを測定し、測定されたフェージングピッチ速度に応じて、AGC増幅器を制御する際に用いる平均受信電力を算出するための平均時間を変更しているが、本実施形態では、基地局がフェージングピッチ情報を送信し、無線通信移動局は、基地局から送信されたフェージングピッチ情報を受信することにより、該受信したフェージングピッチに応じてAGC増幅器の利得制御に用いる平均受信電力値を算出する際の平均化時間を変更することを特徴としている。
一般に、フェージングピッチが速くなる場所は、高速道路上や、高層ビル群等、ある程度決められた場所である。そこで、フェージングピッチが速くなると判明している場所については、基地局からの情報の中にフェージングピッチが速いという情報を入れておく。その場所を移動中の移動局はこのフェージングピッチが速いという情報を受信することにより、AGC増幅器の利得制御に用いる平均受信電力値を算出する際の平均化時間を短縮する。
本実施形態では、基地局からの情報により、即座にAGC増幅器の利得制御に用いる平均受信電力値を算出する際の平均化時間を変更することができるので、フェージングピッチを測定して求める場合と比較して、平均受信電力値を算出する際の平均化時間を変更する際に遅延を生じないという効果がある。以下、図4を参照して本実施形態の動作について説明する。
基地局より送信されたフェージングピッチ速度情報を含む信号はアンテナ101で受信され、受信された信号は、受信器102で中間周波数帯域の受信信号に周波数変換される。周波数変換された受信信号は、AGC可変増幅器103を経て、直交復調器104に入力される。直交復調器104は、入力された中間周波数帯の受信信号をI成分及び、Q成分の受信信号に直交復調するとともに、ベースバンド帯域の受信信号に周波数変換して出力する。出力されたベースバンド帯域のI成分及び、Q成分の受信信号は、A/D変換器105によりアナログ信号からデジタル信号に変換されベースバンド信号処理装置406に入力され処理される。
ベースバンド信号処理装置406は、ベースバンド帯域のI成分及び、Q成分の受信信号を処理する際に、該受信信号に含まれているフェージングピッチ速度情報を抽出して、平均受信電力計算器109へ平均化時間制御信号として出力する。
一方、デジタル信号に変換されたI成分及び、Q成分の受信信号は、瞬時受信電力計算器107にも入力され、瞬時受信電力計算器107でI成分及び、Q成分の受信信号の瞬時電力が算出される。瞬時受信電力計算器107で算出された瞬時受信電力値は平均受信電力計算器109に入力されて平均受信電力が算出されるが、その際、ベースバンド信号処理装置406から入力されたフェージングピッチ速度情報と無線通信移動局が保有している基準値とを比較し、AGC可変利得増幅器103を制御する際に用いる平均受信電力値の算出のための平均化時間を決定し、平均受信電力計算器109の受信電力平均化時間が制御される。
すなわち、基地局から受信したフェージングピッチの速度が基準値より速いと判断された場合には、平均受信電力計算器109で平均受信電力を算出する際の平均化時間を、高速フェージングに追従できるように短い平均化時間に設定して平均受信電力を算出するように制御する。また、基地局から受信したフェージングピッチの速度が基準値より遅いと判断された場合には、平均受信電力計算器109で平均受信電力を算出する際の平均化時間を低速フェージングに追従するように長い平均化時間に設定して平均受信電力を算出するように制御する。
フィードバックAGC符号生成器110では、平均受信電力計算器109で算出された平均受信電力と、無線通信移動局内で設定されている基準電力とを比較して、平均受信電力と基準電力との差分を算出し、この差分を打ち消すためのAGC可変増幅器103の利得制御量を求め、AGC利得制御量としてAGC可変増幅器103にフィードバックする。AGC可変増幅器103は、フィードバックされたAGC利得制御量に従って利得が制御される。
なお実施例では、基地局が、フェージングピッチが速くなる地域に対する送信信号に対して、基地局からの情報の中にフェージングピッチが速いという情報を入れて送信しているが、例えば無線通信移動局から送信された信号のフェージング周期の変動を基地局で監視し、監視結果に基づいて各無線通信移動局に対して個別にフェージングピッチ情報を送信してもよい。
本発明の第1の実施形態を示す無線通信移動局のブロック図である。 本実施形態の動作を示すフローチャートである。 フェージングピッチ速度に対応して平均化時間を設定する別の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す無線通信移動局のブロック図である。 従来の無線通信移動局のAGC制御部分の構成例を示すブロック図である。 フェージング環境下におけるAGC特性を説明するための図である。
符号の説明
101 アンテナ
102 受信器
103 AGC可変増幅器
104 直交復調器
105 A/D変換器
106 ベースバンド信号処理装置
107 瞬時受信電力計算器
108 フェージングピッチ測定器
109 平均受信電力計算器
110 フィードバックAGC符号生成器
406 ベースバンド信号処理装置
501 アンテナ
502 受信器
503 AGC可変増幅器
504 直交復調器
505 A/D変換器
506 ベースバンド信号処理装置
507 瞬時受信電力計算器
508 平均受信電力計算器
509 フィードバックAGC符号生成器

Claims (5)

  1. 基地局が送信するフェージングピッチ情報を受信し、AGCの制御に用いる平均受信電力値を算出する際の平均化時間を、前記受信したフェージングピッチ情報が速いフェージングピッチを示しているときには短くし、遅いフェージングピッチを示しているときには長くするように変更することを特徴とする無線通信移動局のAGC制御方法。
  2. 前記基地局は、当該基地局が設置されている場所を移動中の無線通信移動局へ送信する情報の中に、当該基地局に対して予め設定されている前記フェージングピッチ情報を付加して送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信移動局のAGC制御方法。
  3. 前記基地局は、前記無線通信移動局から送信された信号のフェージング周期の変動を監視し、該監視結果に基づいて各無線通信移動局に対して個別に前記フェージングピッチ情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線通信移動局のAGC制御方法。
  4. 基地局より送信された信号を受信する手段と、該受信した信号を増幅する可変利得増幅手段と、該増幅された信号を復調してベースバンド信号を出力する復調手段と、前記復調されたベースバンド信号から瞬時受信電力を計算する瞬時受信電力計算手段と、該瞬時受信電力計算手段で算出された瞬時電力値から平均受信電力を算出する平均受信電力計算手段と、該平均受信電力計算手段で算出された平均受信電力に基づいて前記可変利得増幅手段の利得を制御するためのAGC信号を生成するAGC信号生成手段とを備えた無線通信移動局において、
    前記復調手段から出力されるベースバンド信号を処理するとともに前記基地局からの受信信号に含まれているフェージングピッチ情報を抽出するベースバンド信号処理手段を備え、
    前記平均受信電力計算手段は、前記ベースバンド信号処理手段で抽出されたフェージングピッチ情報を参照し、該フェージングピッチ情報が速いフェージングピッチを示しているときには前記平均受信電力を算出するための平均化時間を短くし、遅いフェージングピッチを示しているときには前記平均受信電力を算出するための平均化時間を長くするように変更する手段を備えていることを特徴とする無線通信移動局。
  5. 基地局より送信された信号を受信するアンテナと、該受信された無線周波数帯域の信号を中間周波数帯域へ変換する受信器と、該周波数変換された中間周波数帯域信号を増幅するAGC増幅器と、該AGC増幅器から出力された中間周波数帯域の受信信号をI成分及びQ成分の信号に直交復調するとともに、ベースバンド帯域の信号に周波数変換して出力する直交復調器と、該直交復調器から出力されたベースバンド帯域のI成分及びQ成分の信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、該A/D変換器から出力されるデジタル信号を処理するとともに前記基地局からの受信信号に含まれているフェージングピッチ速度情報を抽出するベースバンド信号処理装置と、前記A/D変換器から出力されるデジタル信号の瞬時電力を算出する瞬時受信電力計算器と、前記瞬時受信電力計算器で算出された瞬時電力値と前記ベースバンド信号処理装置で抽出されたフェージングピッチ情報が入力され、速いフェージングピッチのときには短く、遅いフェージングピッチのときには長くなるように、該フェージングピッチに対応して設定された平均化時間に従って前記瞬時受信電力計算器で算出された瞬時電力値の平均受信電力を算出する平均受信電力計算器と、該平均受信電力計算器で算出された平均受信電力と基準電力との差分を打ち消すように前記AGC増幅器の利得を制御する信号を算出し、AGC信号として前記AGC増幅器にフィードバックするフィードバックAGC符号生成器を備えていることを特徴とする無線通信移動局。
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