JP4167646B2 - Ofdm復調装置 - Google Patents
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Description
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかるOFDM復調装置について図1を参照して説明する。
本実施形態のOFDM復調装置は、アンテナ101、Ch(チャネル)推定部102、保持区間制御部103、データ保持部104、最尤シンボル判定部105を備えている。
最尤シンボル判定部105は、シンボル生成部106、IFFT(inverse fast Fourier transformer)107、レプリカ生成部108、尤度算出部109、シンボル判定部110を備えている。
保持区間制御部103は、伝送路応答値に基づいて、デジタル信号を記憶しておく期間であるデータ保持区間を設定する。保持区間制御部103は、最大の遅延時間を有する遅延波の先頭から先頭の先行波の後尾までの期間の一部をデータ保持区間とする。このデータ保持区間については後に図2を参照して説明する。データ保持部104は、設定されたデータ保持区間に存在するデジタル信号を記憶しておく。
シンボル生成部106は、シンボル候補201を生成する。その後、IFFT107がシンボル候補201を逆フーリエ変換し、時間信号にする。レプリカ生成部108は、先頭波から検出可能なレベルの遅延波までに対応する複数のレプリカ203を生成する。尤度算出部109が、データ保持部104で記憶されているデジタル信号と各レプリカとの尤度を算出する。
図3に示すように、シンボル生成部106は信号点生成部301、サブキャリアマッピング部302を含み、レプリカ生成部108はGI(ガードインターバル)付加部303、遅延波合成部304を含み、シンボル判定部110は最小誤差検出部305、シンボル保持部306を含んでいる。
サブキャリアマッピング部302は、信号点生成部301が生成した信号点をサブキャリアにマッピングする。
本実施形態は、誤り訂正復号をする場合であり、誤り訂正復号の訂正能力に応じてサブキャリアのデータを消失させることによってシンボル候補数を削減する。第1の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
デインターリーブ部401は、最尤シンボル判定部105で選択されたシンボルをデインターリーブする。畳み込み復号部402は、デインターリーブされた信号に対して畳み込み復号を行う。畳み込み復号は誤り訂正復号の1つである。
本実施形態は、キャリアの変調方式、誤り訂正符号化率に応じてサブキャリアのデータを消失させることによってシンボル候補数を削減する。第1及び第2の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施形態のOFDM復調装置は、図6に示すように、新たに伝送情報検出部603を備えている。
シンボル生成部602は、消失キャリア間隔決定部801、信号点生成部301、サブキャリアマッピング部302を含んでいる。消失キャリア間隔決定部801は、伝送情報検出部603から受け取った伝送情報に応じて、消失キャリア間隔を決定する。消失キャリア間隔は、変調方式、すなわち、伝送レートに対して単調増加の関係があり、符号化率に対して単調増加の関係がある。消失キャリア間隔決定部801は、例えば、変調方式がQPSK、符号化率が1/2である場合に、消失キャリア間隔を4に設定する。
本実施形態では、誤り訂正復号を行うことを前提として、Ch推定部102でレベルの低いサブキャリアのデータを消失させることによってシンボル候補数を削減する。第1及び第2の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。本実施形態のOFDM復調装置は、図9に示すように、最尤シンボル判定部901が今までの実施形態とは異なる。
最尤シンボル判定部901は、Ch推定部102からの伝送路応答に基づいて、あるサブキャリアの値を零に設定した上でCh推定部102からの伝送路応答値に基づいてレプリカ(replica)を生成し、データ保持部104に記憶されているデジタル信号とレプリカとの尤度が最大となるシンボルを選択する。
シンボル生成部902は、消失サブキャリア選択部1101、サブキャリアレベル閾値設定部1102、信号点生成部301、サブキャリアマッピング部302を含んでいる。
消失サブキャリア選択部1101は、Ch推定部102からの各サブキャリアの伝送路応答値を入力して、伝送路応答値が閾値(例えば、−85dBm)以下のサブキャリアを消失させる。Ch推定部102が図11に示した伝送路応答を出力した場合には、S3とS9のサブキャリアが−85dBm以下であるので、消失サブキャリア選択部1101はこれらのサブキャリアを消失させる。すなわち、消失サブキャリア選択部1101はS3とS9のサブキャリアの信号点を0に設定する。
本実施形態のOFDM復調装置は、誤り訂正の能力に応じて振幅が小さい信号点を他の信号点で代用することによって、シンボル候補数を削減する。第1及び第2の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。本実施形態のOFDM復調装置は、図12に示すように、最尤シンボル判定部1201が今までの実施形態とは異なる。
最尤シンボル判定部1201は、各サブキャリアの信号点候補のうち、振幅が小さい信号点候補の精度を下げシンボル候補を生成し、このシンボル候補とCh推定部102からの伝送路応答に基づいてレプリカ(replica)を生成し、データ保持部104に記憶されているデジタル信号とレプリカとの尤度が最大となるシンボルを選択する。
シンボル生成部1202は、信号点保持部1401、信号点振幅算出部1402、信号点振幅閾値設定部1403、小振幅信号点検出部1404、低精度信号点保持部1405、信号点選択部1406、サブキャリアマッピング部302を含んでいる。
低精度信号点保持部1405は、信号点の振幅が閾値(R)よりも小さい振幅である場合に、この信号点の代用となる低精度な信号点を記憶している。信号点選択部1406は、小振幅信号点検出部1404で検出された小振幅の信号点を低精度信号点保持部1405に記憶されている低精度な信号点に置き換えて出力し、この信号点以外の振幅が閾値(R)以上の信号点はそのまま出力する。
本実施形態のOFDM復調装置は、変調方式に対応する複数の信号点のうち、尤度を算出する場合に大きな影響を与える信号点が存在する領域を求め、シンボル候補の数を削減する。第1の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施形態のOFDM復調装置は、第1の実施形態とは、シンボル生成部1502のみが異なる。シンボル生成部1502は、各サブキャリアに対して、まず、ある領域ごとにその領域を代表する信号点として仮の信号点をいくつか定め、この仮の信号点に対してシンボル候補を生成する(第1段階)。シンボル生成部1502は、この各シンボル候補に対するシンボル判定値(すなわち、尤度が最も大きくなるシンボルを示す値)に対応する信号点を選択する。そして、シンボル生成部1502は、この選択された信号点に対応する領域に含まれる信号点に基づいて、シンボル候補を生成する(第2段階)。
具体的な例について図16を参照して説明する。1段階目として、シンボル生成部1502は、サブキャリアごとに、9点の代表信号点1602に対してシンボル候補を生成する。シンボル生成部1502は、このシンボル候補のうちで最も尤度が大きくなるシンボル候補を選択し、このシンボル候補に対応する領域にある16個の信号点を選択する。そして、シンボル生成部1502は、この選択された16個の信号点に基づいて、シンボル候補を生成する(第2段階)。
シンボル生成部1502は、各サブキャリアに対して、まず、ある領域ごとにその領域を代表する信号点として仮の信号点をいくつか定め、この仮の信号点に対してシンボル候補を生成する(第1段階)。シンボル生成部1502は、この各シンボル候補に対するシンボル判定値(すなわち、尤度が最も大きくなるシンボルを示す値)に対応する信号点を選択する。そして、シンボル生成部1502は、この選択された信号点の領域を代表する信号点として仮の信号点をいくつか定め、基づいて、シンボル候補を生成する(第2段階)。再び、シンボル生成部1502は、この各シンボル候補に対するシンボル判定値に対応する信号点を選択する。そして、シンボル生成部1502は、この選択された信号点に対応する領域に含まれる信号点に基づいて、シンボル候補を生成する(第3段階)。
第1の例について図17を参照して説明する。シンボル生成部1502は、サブキャリアごとに、9点の代表信号点1702に対してシンボル候補を生成する(第1段階)。シンボル生成部1502は、このシンボル候補のうちで最も尤度が大きくなるシンボル候補を選択し、このシンボル候補に対応する領域1701を代表する9個の信号点1704を選択する(第2段階)。シンボル生成部1502は、このシンボル候補のうちで最も尤度が大きくなるシンボル候補を選択し、このシンボル候補に対応する領域1703にある4個の信号点1705を選択する。そして、シンボル生成部1502は、この選択された4個の信号点に基づいて、シンボル候補を生成する(第3段階)。
第2の例について図18を参照して説明する。シンボル生成部1502は、サブキャリアごとに、4点の代表信号点1802に対してシンボル候補を生成する(第1段階)。シンボル生成部1502は、このシンボル候補のうちで最も尤度が大きくなるシンボル候補を選択し、このシンボル候補に対応する領域1801を代表する4個の信号点1804を選択する(第2段階)。シンボル生成部1502は、このシンボル候補のうちで最も尤度が大きくなるシンボル候補を選択し、このシンボル候補に対応する領域1803にある4個の信号点1705を選択する。そして、シンボル生成部1502は、この選択された4個の信号点に基づいて、シンボル候補を生成する(第3段階)。
まず1番目(n=1)のサブキャリアについて(ステップS1901)、第1段階目(ステップS1902)の信号点4個1802のうちの1番目(ステップS1903)を選択してシンボル候補を生成する(ステップS1904)。IFFT107が逆フーリエ変換し、レプリカ生成部108がレプリカを生成し、尤度算出部109が、このレプリカとデータ保持部104から出力されるデジタル信号との尤度を計算する(ステップS1905)。信号点4個1802のうちの2番目から4番目までも1番目と同様に尤度を計算する(ステップS1906、ステップS1908、ステップS1904、ステップS1905)。
本実施形態のOFDM復調装置は、複数のサブキャリアを複数のグループに分けて各グループごとにシンボル判定をする。第1の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施形態のOFDM復調装置は、第1の実施形態とは、シンボル生成部2001及びシンボル判定部2002のみが異なる。シンボル生成部2001は、第1、第2、第3信号点生成部2003,2004,2005と、サブキャリアマッピング部302を含む。シンボル判定部2002は、第1、第2、第3シンボル判定部2006,2007,2008と、判定シンボル保持部2009を含む。
この各サブキャリア群に対応して第1、第2、第3シンボル判定部2006,2007,2008のいずれかが動作しシンボル判定を行う。例えば、図20のように、第k信号点生成部から信号点が生成されれば第kシンボル判定部がシンボル判定をする(k=1,2,3)。
上位レイヤがシンボル生成部2001の第1信号点生成部2003を選択し、レプリカ生成部108が第1信号点生成部2003で生成された信号を使用してレプリカを生成する(ステップS2201)。尤度算出部109が、データ保持部104で記憶されていたデジタル信号とレプリカとの尤度を算出する(ステップS2202)。上位レイヤが第1シンボル判定部2006を選択し、第1シンボル判定部2006がサブキャリアごとに、第1信号点生成部2003に対応したシンボルを判定する(ステップS2203)。2009が第1シンボル判定部2006の判定結果を記憶する(ステップS2204)。
同様にして、第2、第3信号点生成部2004,2005、第2、第3シンボル判定部2007,2008でも処理が行われる(ステップS2205からステップS2208まで、ステップS2209からステップS2212まで)。
本実施形態のOFDM復調装置は、第7の実施形態のOFDM復調装置とは、第2以降のサブキャリア群のシンボル候補を生成する際は、それ以前に判定されたシンボル判定結果を利用することのみ異なる。第1、第7の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
具体的に図21、図24を参照して説明する。OFDMシンボル(図24の2401)を複数のサブキャリア群(図21の2102,2103,2104)に分け、同一OFDMシンボルの第1のサブキャリア群(図21の2102)の信号点のシンボル判定結果を反映させて第2のサブキャリア群(図21の2103)に対応するシンボル(図24の2403)を生成する。さらに、第1、第2のサブキャリア群(図21の2102、2103)の信号点のシンボル判定結果を反映させて第3のサブキャリア群(図21の2104)に対応するシンボル(図24の2404)を生成する。
ステップS2204までは第7の実施形態の図22と同様である。ステップS2501で、合成部2303が、第2信号点生成部2004で生成した信号点と、判定シンボル保持部2305が記憶している第1シンボル判定部2006で得られた第1シンボル判定結果を合成して、この合成結果を利用してレプリカ生成部108がレプリカを生成する。尤度算出部109が、データ保持部104で記憶されていたデジタル信号とレプリカとの尤度を算出する(ステップS2502)。
次のステップS2207とステップS2208は図22と同様である。次にステップS2503では、合成部2304が、第3信号点生成部2005で生成した信号と、判定シンボル保持部2305が記憶している第1、2シンボル判定部2006、2007で得られた第1、2シンボル判定結果を合成して、この合成結果を利用してレプリカ生成部108がレプリカを生成する。尤度算出部109が、データ保持部104で記憶されていたデジタル信号とレプリカとの尤度を算出する(ステップS2504)。
以上に示した第8の実施形態のOFDM復調装置によれば、OFDMシンボルのあるサブキャリア群の信号点を生成する場合に、それ以前に同一のOFDMシンボルの他のサブキャリア群についてシンボル判定の結果が存在する場合はその判定結果を反映させて信号点を生成することにより、後に判定するほど、サブキャリア群の各サブキャリアの信号点の判定精度を向上することができる。
本実施形態のOFDM復調装置は、第8の実施形態のOFDM復調装置とは、第2以降のサブキャリア群のシンボル候補を生成する際にそれ以前に判定されたシンボル判定結果を利用することは同様であるが、尤度算出部109で算出された最大の尤度が所定値以上になるまで、繰り返しシンボル判定を行うことが異なる。第1、第7、第8の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
合成部2603は、第1信号点生成部2003で生成した信号点と判定シンボル保持部2604が記憶している第2、第3シンボル判定部2007、2008で得られた第2、第3シンボル判定結果を合成し、合成結果をサブキャリアマッピング部302に出力する。
判定シンボル保持部2604は、第8の実施形態と異なり合成部2603にもシンボル判定結果を出力する。
繰り返し判定部2605は、尤度算出部109で算出される尤度を参照して、これら算出された尤度のうちの最大の尤度が予め定めた閾値よりも大きいか否かを判定し、閾値よりも大きい場合はこのOFDMシンボルについてシンボル判定を行わず、閾値よりも大きくない場合はこのOFDMシンボルについて繰り返しシンボル判定を行う。繰り返し判定部2605は、シンボル生成部2601及びシンボル判定部2602に指令を送り、繰り返しシンボル判定を行わせたり中止させたりする。
本実施形態のOFDM復調装置は、伝送路応答推定値に基づいて、信頼度の高い1本以上のサブキャリアのシンボルを生成して、それから1本ずつサブキャリアを追加してシンボルを生成する。第1の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
最尤シンボル判定部2801は、Ch推定部102からの伝送路応答値に基づいて信頼度の高いサブキャリアについてシンボル生成し、Ch推定部102からの伝送路応答値に基づいてレプリカ(replica)を生成し、データ保持部104に記憶されているデジタル信号とレプリカとの尤度が最大となるシンボルを選択すると判定する。
シンボル生成部2802は、サブキャリアレベル閾値設定部3001、高信頼キャリア選択部3002、信号点生成部301、サブキャリアマッピング部302を含んでいる。
サブキャリアレベル閾値設定部3001は、Ch推定部102が推定した、周波数領域におけるチャネル応答(すなわち、伝送路応答)の振幅レベルの閾値を設定する。図30では、サブキャリアレベル閾値設定部3001は、閾値を−60dBmに設定する。この閾値は、シミュレーション又は実験等によって、伝搬環境、OFDM復調装置の性能等に依存して決定される。
本実施形態のOFDM復調装置は、受信した信号のドップラーシフト量に基づいてレプリカを生成し、このレプリカにより尤度を算出しシンボル判定を行う。第1の実施形態のOFDM復調装置と同一の装置部分は同一の符号を付しその説明を省略する。
本実施形態のOFDM復調装置は、第1の実施形態のOFDM復調装置に加えて、ドップラーシフト推定部3101を新たに設け、また、レプリカ生成部3103が遅延波合成部3201を含んでいる。
Claims (16)
- アンテナを使用して、直交周波数分割多重変調(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を復調するOFDM復調装置において、
前記アンテナで受信した受信信号の伝送路応答を推定する推定手段と、
前記伝送路応答に基づいて、前記受信信号に含まれる遅延波と先行波において最大遅延時間を有する遅延波の先頭から最先の先行波の後尾までの期間の一部である保持期間を制御する制御手段と、
前記保持期間に対応する受信信号を保持する保持手段と、
前記伝送路応答に基づいて生成した、受信信号の複数のレプリカと、前記保持されている受信信号との間の最尤推定により複数のシンボル候補からシンボルを選択するシンボル判定をする判定手段を具備することを特徴とするOFDM復調装置。 - 前記判定手段は、
前記シンボル候補を生成するシンボル生成手段と、
前記シンボル候補を時間信号に変換する変換手段と、
前記伝送路応答推定値に基づいて、前記時間信号から前記受信信号のレプリカを生成するレプリカ生成手段と、
前記保持された受信信号と前記レプリカとの尤度を算出する算出手段と、
前記シンボル候補のうち、前記尤度が最大となるシンボルを選択する選択手段を具備することを特徴とする請求項1に記載のOFDM復調装置。 - 前記選択されたシンボルの誤り訂正復号を行なう復号手段をさらに具備し、
前記シンボル生成手段は、前記誤り訂正復号部の誤り訂正能力に応じてOFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアのうちの少なくとも1つのサブキャリアの値を零にすることを特徴とする請求項2に記載のOFDM復調装置。 - 前記受信信号から伝送情報を検出する検出手段をさらに具備し、
前記シンボル生成手段は、前記伝送情報に応じてOFDMシンボルに含まれる複数のサブキャリアのうちの少なくとも1つのサブキャリアの値を零にすることを特徴とする請求項3記載のOFDM復調装置。 - 前記伝送情報は、キャリア変調方式及び畳み込み符号化率の少なくともいずれか1つであることを特徴とする請求項4に記載のOFDM復調装置。
- 前記シンボル生成手段は、前記伝送情報に応じて値を零にするサブキャリアの間隔を記憶している記憶手段を含むことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のOFDM復調装置。
- 前記選択されたシンボルの誤り訂正復号を行なう復号手段をさらに具備し、
前記シンボル生成手段は、前記伝送路応答のレベルに基づいて選択したサブキャリアの値を零にすることを特徴とする請求項2記載のOFDM復調装置。 - 前記シンボル生成手段は、
サブキャリアのレベルの閾値を設定する閾値設定手段と、
前記伝送路応答が前記閾値以下であるサブキャリアの値を零に設定するサブキャリア値設定手段を具備することを特徴とする請求項7記載のOFDM復調装置。 - 前記選択されたシンボルの誤り訂正復号を行なう復号手段をさらに具備し、
前記シンボル生成手段は、各サブキャリアの信号点候補のうちの振幅が予め設定された閾値よりも小さい信号点候補の精度を下げることを特徴とする請求項2に記載のOFDM復調装置。 - 前記シンボル生成手段は、ある領域ごとに代表となる代表信号点を設定し、各代表信号点に対するシンボル候補から算出した尤度が最大となる判定値に対応する信号点を選択して、シンボル候補を絞り込むことを特徴とする請求項2に記載のOFDM復調装置。
- 前記シンボル生成手段は、OFDMシンボルを複数のサブキャリア群に分け、各サブキャリア群に対応するシンボル候補を生成し、
前記選択手段は、前記各サブキャリア群のサブキャリアごとにシンボルを選択することを特徴とする請求項2に記載のOFDM復調装置。 - 前記シンボル生成手段は、前記OFDMシンボルと同一のOFDMシンボルの第1のサブキャリア群の信号点判定結果を反映させて第2のサブキャリア群に対応するシンボル候補を生成することを特徴とする請求項11に記載のOFDM復調装置。
- 前記選択手段は、前記第2のサブキャリア群の各サブキャリアの信号点を判定し、
前記シンボル生成手段は、前記第2のサブキャリア群の信号点判定結果を反映させて前記第1のサブキャリア群に対応するシンボル候補を再度生成し、
前記選択手段は、前記第1のサブキャリア群の各サブキャリアの信号点を再度判定することを特徴とする請求項12に記載のOFDM復調装置。 - 前記シンボル生成手段及び前記選択手段は、前記算出手段が算出した尤度がある値以上になるまで、繰り返し処理を行うことを特徴とする請求項13に記載のOFDM復調装置。
- 前記シンボル生成手段は、前記伝送路応答に基づいて、伝送路応答の値がある値よりも大きい1本以上の代表サブキャリアに対してシンボル候補を生成し、
前記選択手段は、前記代表サブキャリアの信号点を判定し、
前記シンボル生成手段は、信頼度の高い前記サブキャリアの信号点判定結果を反映させて残りのサブキャリアを少なくとも1本ずつ加えてシンボル候補を生成することを特徴とする請求項2に記載のOFDM復調装置。 - 前記受信信号のドップラーシフト量を推定するドップラーシフト推定手段をさらに具備し、
前記レプリカ生成手段は、前記伝送路応答及び前記推定されたドップラーシフト値に基づいて受信信号のレプリカを生成することを特徴とする請求項2記載のOFDM復調装置。
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