JP4162093B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
・ネットワークへ接続され得る端末はA,B,C,Dの4台からなる
・端末A,B,Cはコールドスタートノード(coldstart node)である
・端末Dはノンコールドスタートノード(non-coldstart node)である
・好適には端末Aが主コールドスタートノード(leading coldstart node)となる
・通信サイクルは図3のような構成である。
なおコールドスタートとは、ネットワークで通信が行われていない状態からの通信開始を意味する。
主コールドスタートノード(端末A)は通信スケジュールで規定された時間スロット(スロット1)において、開始フレーム(A-st)を送信する。統合ノード(端末B、C、D)は、まず偶数通信サイクルにおいて開始フレームが受信されるまで伝送路上を観測する。偶数通信サイクル(サイクル0)における開始フレーム(A-st0)の受信に成功すると、開始フレームの受信時刻を算出する。この段階では受信時刻として、図4の第2時刻基準sTRP(second Time Reference Point)が用いられる。端末B,C,DのsTRPにおける端末固有時刻L-nodeはそれぞれL-B=898μT、L-C=598μT、L-D=297μTである。このsTRPの時刻に対して通信スケジュールで規定された通信サイクル長(16000μT)を加算した時刻(Tw-B=16898μT、Tw-C=16598μT、Tw-D=16297μT)の近傍に時間ウィンドウ(time window)を設定する。
L-ini=
(cycle count+1)*cycle length+(slot count-1)*slot length+pMacroInitialOffset
但し
cycle countはサイクル数、cycle lengthはサイクル長、slot countはスロット数、slot lengthはスロット長、pMacroInitialOffsetはpマクロイニシャルオフセット、
pMacroInitialOffsetは全ての端末で10MT(=100μT)と仮定しているため、端末B,C,Dの初期値は全て、
L-ini=1*16000+(1-1)*100+100=16100(μT)
となる。
続く2つの通信サイクル(サイクル2,3)で、追従コールドスタートノード(端末B,C)は主コールドスタートノード(端末A)から送信される開始フレーム(A-st2、A-st3)の受信時刻と通信スケジュールから算出される受信予想時刻の差違により、初期クロック調整を行う。クロックの調整は共通時刻の進行速度に対して端末固有時刻の進行速度を調整する速度修正(rate correction)と、サイクルの開始時刻を調整するオフセット修正(offset correction)により行われる。
pTRP=Ts+pMicroInitialOffset-pMacroInitialOffset+gdActionPointOffset
また、受信予想時刻としては開始フレームに割当てられたスロットの開始時刻に対して、gdActionPointOffset(gd動作点オフセット)を加算した時刻が用いられる。
図4では、サイクル2,3における開始フレーム(A-st2、A-st3)の受信時刻と受信予想時刻の差違(D-cycle)はそれぞれ、D-2=32089-32050=39μT、D-3=48129-48050=79μTであり、1通信サイクル当たり40μTの差違が生じている。このことから、端末Bのマイクロティックは共通時刻のマイクロティックの16040/16000=1.0025倍の速度でカウントしていることが分かる。端末Bは1通信サイクル当たりのマイクロティック数を、16040μTとすることで、端末固有時刻の速度を共通時刻の速度に合わせることができる。この算出された速度調整値は、次の通信サイクル(サイクル4)から適用される。
オフセット修正では、サイクル3における開始フレーム(A-st3)の受信時刻と受信予想時刻の差違D-3が用いられる。D-3から、端末Bの次の通信サイクル開始時刻は共通時刻の通信サイクル開始時刻と比較して79μT早く開始されていると考えられる。そこで、サイクル3のネットワーク・アイドル時間NITの時間を79μT長くすることで、通信サイクル開始時刻が調整される。
T-4=16100+(64079-16100)/1.0025
=63959.35 →約63959μT
となる。共通時刻のサイクル4開始時刻と比較して、41μTの差違が残っていることが分かる。一方で、速度修正を適用した結果として、端末Bの端末固有時刻の速度は共通時刻と等しくなる。このため、サイクル4以降の端末Bの端末固有時刻と共通時刻の関係は
端末固有時刻=共通時刻+41
となる。この誤差が許容誤差範囲内であれば、端末固有時刻は共通時刻に対して時間同期が確立されたことになる。
サイクル4以降では複数台の端末(端末A,B,C)から開始フレームが送信され、それぞれの受信時刻と受信予想時刻を用いてクロック調整が行われる。このクロック調整については、この発明に直接関係しないので省略する。
まず、実施の形態1として、静的区間において補助開始フレーム(sub-startup frame)を送信するシステムを示す。
L-ini=(cycle number*cycle length)+(slot ID-1)*slot length+pMacroInitialOffset
=0*1600+(7-1)*100+10
=610MT
但し
cycle numberはサイクル番号、cycle lengthはサイクル長、slot IDはスロットID(番号)、slot lengthはスロット長、pMacroInitialOffsetはpマクロイニシャルオフセット
Tw-B=(slot ID-slot ID)*slot length+sTRP
=(7-1)*100+89.8w
=689.8MT=6898μT
D-cycle=cycle length*(D-su1-D-st1)/(6*slot length)
=16000*(39-24)/(6*1000)
=40μT
となり、一般的なフレックスレイの説明で算出された結果の調整値と同じ値が得られる。端末Bは1通信サイクル当たりのマイクロティック数を16040μTとすることで、端末固有時刻の速度を共通時刻の速度に合わせることができる。この算出された値は、次の通信サイクル(サイクル2)から適用される。
T-2=6100+(32039-6100)/1.0025
=31974.31 →31974μT
となる。共通時刻のサイクル2開始時刻と比較して、26μTの差違が残っていることが分かる。一方で、速度修正を適用した結果として、端末Bの端末固有時刻の速度は共通時刻と等しくなる。このため、サイクル2以降の端末Bの端末固有時刻と共通時刻の関係は
端末固有時刻=共通時刻+26
となる。このことから、この発明を用いることで一般的なフレックスレイよりも共通時刻に対する端末Bの端末固有時刻の誤差が小さくなっており、一般的なフレックスレイの端末固有時刻の誤差が許容範囲内であれば、この発明の初期クロック同期により時間同期を確立できることが分かる。
実施の形態1では、補助開始フレームを静的区間に割当てることで、ネットワークへの統合に要する時間が短縮されている。補助開始フレームのフレームフォーマットは通常のフレームと同様であるために、補助開始フレームに割当てた時間スロットにおいてアプリケーションデータ(application data)を伝送することで、補助開始フレームを通信区間に移行後も効率的に用いることができる。
L-ini=(cycle number*cycle length)+Td
+(pMacroInitialOffset-gdActionPointOffset+gdMinislotActionPointOffset)
=0*16000+10000+(100-50+70)
=10120μT
また、A-st1の受信されたslot IDと上記パラメータから時間ウィンドウを以下の時刻の近傍に設定する。
Tw=Td+(gdMinislotActionPointOffset-gdActionPointOffset)+sTRP
=1000+(7-5)+89.8
=1091.8MT=10918μT
T-st-su=Td+(gdMinislotActionPointOffset-gdActionPointOffset)
=10000+(70-50)
=10020μT
であるため、1通信サイクル当たりの差違D-cycleは、
D-cycle=cycle length*(D-su2-D-su1)/T-st-su
=16000*(39-14)/(10020)
=39.92 →39μT
となり、上述の一般的なフレックスレイで算出された調整値とは異なる値となる。端末Bは1通信サイクル当たりのマイクロティック数を16039μTとすることで、端末固有時刻の速度を調整する。この算出された調整値は、次の通信サイクル(サイクル2)から適用される。
T-2=6100+(32039-6100)/1.0025
=31974.31 →31974μT
となる。共通時刻のサイクル2開始時刻と比較して、26μTの差違が残っていることが分かる。一方で、速度修正を適用した結果として、端末Bの端末固有時刻の速度は共通時刻の速度と等しくなっていない。しかしながら、初期クロック調整実施後2通信サイクルの時間で発生する共通時刻と端末固有時刻の最大誤差は、一般的なフレックスレイの場合、上述の式から41μTであるのに対し、本例では、64000-T-2-2*16000*(16039/16040)=約28μTとなる。このため、次のクロック調整が実施されるまでの間では、この発明を用いた方が共通時刻に対する端末Bの端末固有時刻の誤差は小さくなる。このことから、一般的なフレックスレイの端末固有時刻の誤差が許容範囲内であれば、この発明の初期クロック同期により時間同期が確立できることが分かる。
L-ini=(cycle number*cycle length)+Td+minislot length*(minislot ID-1)
+(pMacroInitialOffset-gdActionPointOffset+gdMinislotActionPointOffset)
Tw=Td+minislot length*(minislot ID-1)
+(gdMinislotActionPointOffset-gdActionPointOffset)+sTRP
その他の手順については、端末Aが主コールドスタートノード場合と同様であるために、説明は省略する。
本実施の形態による通信システムは、図17にタイムチャートで示すように、主コールドスタートノード(端末A)の通信制御手段21が伝送路1上を観測し、他の端末から送信されたフレームが検出された時に、補助開始フレームの送信指示を終了することで実現できる。
本実施の形態による通信システムは、図18にタイムチャートで示すように、通信制御手段21が補助開始フレームの送信開始後にタイマを起動し、タイマが満了すると補助開始フレームの送信指示を終了することで実現できる。
このように通信制御手段21は、補助開始フレームを送信開始後、一定時間経過すると補助開始フレームの送信指示を終了することを特徴とする通信システムとすることで、統合ノードがクロックの熱暴走などの不具合によりクロックの初期化を達成できない場合に、主コールドスタートノードが補助開始フレームを送信し続ける状態を回避することができる。
本実施の形態による通信システムは、静的区間において補助開始フレームを送信する。
本実施の形態による通信システムとして、動的区間において補助開始フレームを送信する場合について示す。
D-A>0 かつ D-B>0 → D-D=max(D-A,D-B)
D-AとD-Bが異符号 → D-D=D-A+D-B
D-A<0 かつ D-B <0 → D-D=min(D-A,D-B)
となるため、D-Dも共通時刻と同期した時刻となり、上記により端末固有時刻の初期化が可能である。
本実施の形態による通信システムとして、図24に示すように補助開始フレームを送信する端末の通信制御手段21が伝送路1上を観測し、メンバリストに示された全ての端末から送信されたフレームが検出された時に、補助開始フレームの送信指示を終了することで実現できる。
本実施の形態による通信システムとして、図25に示すように補助開始フレームを送信する端末の通信制御手段21が補助開始フレームの送信開始後にタイマ値を設定し、タイマが満了すると補助開始フレームの送信指示を終了することで実現できる。
本実施の形態による通信システムとして、図26に示すように補助開始フレームを送信する端末の通信制御手段21がメンバリストに対してフラグ値を設定し、フラグの設定された端末からフレーム送信が検出さない場合に限定して、補助開始フレームを送信することで実現できる。
本実施の形態による通信システムとして、図27に示すように統合ノードが補助開始フレームの受信に失敗した場合(ステップS1〜S5)、現在の通信サイクル(k)が偶数通信サイクルである場合には(ステップS7〜S11)、続く通信サイクル(k+1)の開始フレームA-stk+1を対象とした場合のL-ini、Twを算出し、A-stkとA-stk+1により上述の一般的なフレックスレイと同じ方法で端末固有時刻の初期化を行う(ステップS8〜S11)。一方で、現在の通信サイクルが奇数通信サイクルである場合、A-stk+1とA-suk+1により端末固有時刻の初期化を行う(ステップS12〜S18)。
本実施の形態による通信システムとして、図28に示すように統合ノードが補助開始フレームの受信に失敗した場合(ステップS1〜S5)、現在の通信サイクルが偶数通信サイクルである場合(k)には、A-st1とA-st2により、一般的なフレックスレイと同様の方法で初期クロック調整を行う(ステップS8〜S12)。一方で、現在の通信サイクルが奇数通信サイクルである場合、続く通信サイクルにおける開始フレームと補助開始フレームによって初期クロック調整を行うことで実現できる(ステップS13〜S19)。
本実施の形態による通信システムとして、統合ノードが端末固有時刻により通信スケジュールが開始された次の通信サイクルにおいて、端末固有時刻の初期化で参照した端末(主統合ノード)から送信される開始フレームと補助開始フレーム、それぞれの受信時刻と受信予想時刻の差違を算出し、初期クロック調整と同様の手順で端末固有時刻を調整することにより実現可能である。
Claims (14)
- 複数台の端末がネットワークを構成するように伝送路を介して接続されている通信システムであって、
前記各端末が、
フレームの送信を行う送信部と、
前記フレームの受信を行う受信部と、
端末固有の端末固有時刻を発生するクロック手段と、
前記フレームの受信時刻、フレームの受信予想時刻、端末固有時刻の初期値、の算出と、クロックの調整を行う時間同期手段と、
一定周期の通信サイクル内におけるフレームの送受信手順を規定した通信スケジュールと通信スケジュールに関する設定情報を記憶する記憶手段と、
前記端末固有時刻と通信スケジュールに基き前記送信部及び受信部による端末の通信動作を制御する通信制御手段と、
を備え、
各端末の前記通信制御手段は、
ネットワークが形成される初期区間において、前記複数台の端末のうちで最初に通信を始めた場合には通信スケジュールを主導する主端末として動作し、それ以外の場合にはネットワークへの統合を図る統合端末として動作し、
前記主端末である場合には、端末固有時刻をネットワーク内で利用される共通時刻として通信スケジュールを開始した後、通信スケジュールで予め規定された送信タイミングで共通時刻参照用の開始フレームと統合端末の記憶する通信スケジュールにより受信予想時刻を算出可能なタイミングで補助開始フレームを同一の通信サイクルにおいて送信し、
一方、前記統合端末である場合には、前記開始フレームと補助開始フレームを受信し、開始フレームの受信時刻と、補助開始フレームの受信時刻と受信予想時刻から算出された端末固有時刻の初期値に従った端末固有時刻により通信スケジュールを開始し、
前記時間同期手段が、前記開始フレームの受信時刻と、補助開始フレームの受信時刻と受信予想時刻から端末固有時刻の初期値を算出する、
ことを特徴とする通信システム。 - 複数台の端末がネットワークを構成するように伝送路を介して接続されている通信システムであって、
前記各端末が、
フレームの送信を行う送信部と、
前記フレームの受信を行う受信部と、
端末固有の端末固有時刻を発生するクロック手段と、
前記フレームの受信時刻、フレームの受信予想時刻、端末固有時刻の初期値、の算出と、クロックの調整を行う時間同期手段と、
一定周期の通信サイクル内におけるフレームの送受信手順を規定した通信スケジュールと通信スケジュールに関する設定情報を記憶する記憶手段と、
前記端末固有時刻と通信スケジュールに基き前記送信部及び受信部による端末の通信動作を制御する通信制御手段と、
を備え、
各端末の前記通信制御手段は、
ネットワークが形成される初期区間において、前記複数台の端末のうちで最初に通信を始めた場合には通信スケジュールを主導する主端末として動作し、それ以外の場合にはネットワークへの統合を図る統合端末として動作し、
前記主端末である場合には、端末固有時刻をネットワーク内で利用される共通時刻として通信スケジュールを開始した後、通信スケジュールで予め規定された送信タイミングで共通時刻参照用の開始フレームと統合端末の記憶する通信スケジュールにより受信予想時刻を算出可能なタイミングで補助開始フレームを同一の通信サイクルにおいて送信し、
一方、前記統合端末である場合には、端末固有時刻により通信スケジュールを開始し、
前記時間同期手段が、前記開始フレームと補助開始フレームを受信し、それぞれの受信時刻と受信予想時刻から端末固有時刻と共通時刻のクロック調整を行う、
ことを特徴とする通信システム。 - 前記通信制御手段は、主端末の場合に、フレームを送信するイベント型の通信部分を通信スケジュール内に備える場合には、補助開始フレームをイベント型の通信部分に規定し、通信スケジュールの初期区間にある場合に、補助開始フレームの送信を指示することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
- 前記通信制御手段は、補助開始フレームの送信開始後、統合主端末からフレームの送信が開始された場合に、補助開始フレームの送信指示を終了することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
- 前記通信制御手段は、補助開始フレームを送信開始後、一定時間経過すると補助開始フレームの送信指示を終了することを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
- 複数台の端末がネットワークを構成するように伝送路を介して接続されている通信システムであって、
前記各端末が、
フレームの送信を行う送信部と、
前記フレームの受信を行う受信部と、
端末固有の端末固有時刻を発生するクロック手段と、
前記フレームの受信時刻、フレームの受信予想時刻、端末固有時刻の初期値、の算出と、クロックの調整を行う時間同期手段と、
一定周期の通信サイクル内におけるフレームの送受信手順を規定した通信スケジュールと通信スケジュールに関する設定情報を記憶する記憶手段と、
前記端末固有時刻と通信スケジュールに基き前記送信部及び受信部による端末の通信動作を制御する通信制御手段と、
を備え、
各端末の前記通信制御手段は、ネットワークに接続され得る全ての端末を示すメンバリストを前記通信スケジュールから得て、メンバリストに示される端末の中で、一部の端末がフレームの送信を行っていない場合に、既にフレームの送信を行っている端末の内1台以上が、ネットワークへの統合を主導する主統合端末、フレームの送信を開始していない端末が統合端末として動作し、
前記主統合端末である場合には、通信スケジュールで予め規定された送信タイミングで開始フレーム、統合端末の記憶する通信スケジュールにより受信予想時刻を算出可能なタイミングで補助開始フレームを同一の通信サイクルにおいて送信し、
一方、前記統合端末である場合には、複数の端末から送信される開始フレームと補助開始フレームの中から1組を受信し、開始フレームの受信時刻と、補助開始フレームの受信時刻と受信予想時刻から算出された端末固有時刻の初期値に従った端末固有時刻により通信スケジュールを開始し、
前記時間同期手段が、開始フレームの受信時刻と、補助開始フレームの受信時刻と受信予想時刻から端末固有時刻の初期値を算出する、
ことを特徴とする通信システム。 - 前記通信制御手段は、主統合端末の場合に、フレームを送信するイベント型の通信部分を通信スケジュール内に備える場合には、補助開始フレームをイベント信号として規定し、メンバリストに示される端末の中で、フレームの送信を行っていない端末がある場合に補助開始フレームの送信を指示することを特徴とする請求項6に記載の通信システム。
- 前記通信制御手段が、メンバリストに示された全端末がフレームの送信を開始した場合に、補助開始フレームの送信指示を終了することを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
- 前記通信制御手段が、補助開始フレームを送信開始後、一定時間が経過すると補助開始フレームの送信指示を終了することを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
- 前記通信制御手段が、特定の端末がフレームの送信を行っていない場合にのみ、補助開始フレームの送信を指示することを特徴とする請求項7に記載の通信システム。
- 統合端末の場合に、前記通信制御手段が、主端末の送信する開始フレームの受信に成功し、補助開始フレームの受信に失敗した場合に、前記受信に成功した開始フレームの受信時刻と、開始フレームの受信に成功した通信サイクルの次の通信サイクルで主端末から送信される開始フレームの受信時刻と受信予想時刻、又は開始フレームの受信に成功した通信サイクルの次の通信サイクルで主端末から送信される開始フレームの受信時刻と補助開始フレームの受信時刻と受信予想時刻を用いて算出された端末固有時刻の初期値に従った端末固有時刻により通信スケジュールを開始し、
前記時間同期手段が、前記端末固有時刻の初期値の算出を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 統合端末の場合に、前記通信制御手段が、主端末の送信する開始フレームの受信に成功し、補助開始フレームの受信に失敗した場合に、前記時間同期手段が、前記受信に成功した開始フレームの受信時刻と受信予想時刻、および開始フレームの受信に成功した通信サイクルの次の通信サイクルで主端末から送信される開始フレームの受信時刻と受信予想時刻、又は開始フレームの受信に成功した通信サイクルの次の通信サイクルにおいて主端末から送信される開始フレーム、補助開始フレームそれぞれの受信時刻と受信予想時刻により、端末固有時刻と共通時刻のクロック調整を行う、
ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。 - 統合端末の場合に、前記通信制御手段が、主統合端末が送信する開示フレームの受信に成功し、補助開始フレームの受信に失敗した場合に、前記受信に成功した開始フレームの受信時刻と、および開始フレームの受信に成功した通信サイクルの次の通信サイクルで主統合端末から送信される開始フレームの受信時刻と受信予想時刻、又は開始フレームの受信に成功した通信サイクルの次の通信サイクルで主統合端末から送信される開始フレームの受信時刻と補助開始フレームの受信時刻と受信予想時刻を用いて算出された端末固有時刻の初期値に基づく端末固有時刻により通信スケジュールを開始、
前記時間同期手段が、前記端末固有時刻の初期値の算出を行う、
ことを特徴とする請求項6に記載の通信システム。 - 統合端末の場合に、前記通信制御手段が、端末固有時刻により通信スケジュールを開始した後、端末固有時刻の初期値の妥当性を確認し、不当な値となっている場合には、前記時間同期手段が端末固有時刻の初期値を調整することを特徴とする請求項1又は6に記載の通信システム。
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