JP4155147B2 - 着信通知システム - Google Patents

Description

本発明は、携帯端末に対して着信があったことをユーザに通知する携帯端末の着信通知方法に関する。

携帯電話等の携帯端末に対する着信は、ユーザがしばしば認知しそこなう。携帯端末が鞄のなかに存在する場合、あるいは、パソコン等の情報処理装置などの操作を実施している場合などであり、ユーザの注意が携帯端末の着信動作（着信音の出力、振動、など）に向かず着信に気づかないことがある。

このような状況に対して、以下の特許文献が存在する。
特許文献１は、楽曲を再生する装置に携帯電話の着信を報知するシステムの提案であり、特許文献２は、テレビに携帯電話の着信を報知するシステムの提案であり、特許文献３は、携帯電話等携帯端末装置の着信を報知する機器を限定しない方式が提案されており、汎用性が高い。様々な外部機器を利用して種々の態様で着信通知を行うことのできる携帯端末装置の着信通知方法とその携帯端末装置を提供することが提案されている。

特開２００１−３３３１５２号公報

特開２００２−３５９６７０号公報 特開２００２−３６９２５７号公報

上記したように、特許文献１は楽曲を再生する装置に携帯電話の着信を報知するシステムの提案であり、特許文献２は、テレビに携帯電話の着信を報知するシステムの提案であり、ともに携帯電話の着信を報知する機器が、楽曲を再生する装置あるいはテレビに限定されるという制約を有する。

これに対して、特許文献３は、携帯電話等携帯端末装置の着信を報知する機器を限定しない方式が提案されており、汎用性が高い。様々な外部機器を利用して種々の態様で着信通知を行うことのできる携帯端末装置の着信通知方法とその携帯端末装置を提供することが提案されている。

特許文献３の方式では、携帯端末装置の周囲の状況に応じて選択されるべき外部機器が異なり、その状況に応じて着信通知情報を出力すべき外部機器として選択される外部機器が異なる。従って、着信通知の態様はその選択された外部機器の機能に依存することから、外部機器を利用して種々の態様で着信通知を行うことのできるようになる。

しかし、特許文献３の方式では、携帯端末側の着信認知から着信通知の発信の間に、複数の外部機器を個別に逐次に探索して、さらに個別に応答を受け、さらに、機器ごとに通知内容を決定していくため、着信通知の発信を行うまでの即時性を損ねやすいという負の副作用をもたらすと考えられる。

また、この方法では、上記のような外部機器の存在を調査し通知方法を決定する処理を、携帯端末側で集中的に行うので、機器増加にともなう携帯端末側への負担集中、あるいは処理時間の過度な増幅をまねく傾向を有しうる。

そこで本発明の課題は、スケーラブルかつ簡便に実現でき、ユーザに迅速かつ確実に携帯端末への着信の存在を通知するための、携帯端末の着信通知方法を提供することである。

上記課題を解決するため、本発明では、携帯端末に着信がなされた際にその着信通知を行うための着信通知方法において、周辺に存在する機器に着信通知を即時に一斉同報し、着信通知を受信した機器側で、この着信通知を取捨選択し、着信通知の出力方法を決定する。

ここで「一斉同報」とは、各種通信規格におけるブロードキャスト、あるいは、マルチキャストに相当する、１対多（多対多）の通信形態全般を示すものである。一般にこれらの一斉同報では、ある一つの通信ノードが、他の複数の相手にデータを送信するために、同一のデータを一度だけ送信すれば済むので、効率よく配信することができる。

本発明において、一斉同報で着信通知を送信するならば、データを作成する動作と送信を行う動作を、複数の送信相手ごとに繰り返す必要がないので、着信通知を送信するまでの処理量が少なく済み、処理時間が短くなる。

また、本発明によると、同一の着信通知を受信した機器の側に、着信通知への対応決定やユーザへの出力動作を委ねるので、着信通知を送信した携帯端末から周辺の受信機器の側に負荷が適当に分散される。

したがって、本発明によると、携帯端末装置に着信がなされてから着信通知が発送されるまでのタイムラグを最小限に抑制することで、ユーザが着信通知を認知するまでの時間を短縮できる。また、機器増加にともなう携帯端末側への負担集中を避けることができ、処理負荷をシステムとして適当に分散することができるため、着信通知を発送する機器の数が増えても性能劣化が起きにくい。

結果として、本発明によると、携帯端末の着信を周辺の機器からユーザに迅速に知らせる機能を効率的に実現できる。

以上、本発明によれば、携帯端末装置に着信がなされてから着信通知が発送されるまでのタイムラグを最小限に抑制することで、ユーザが着信を認知するまでの時間を短縮できる。また、機器増加にともなう携帯端末側への負担集中を避けることができ、処理負荷をシステムとして適当に分散することができるため、着信通知を発送する機器の数が増えても性能劣化が起きにくい。結果として、携帯端末の着信を周辺の機器からユーザに迅速に知らせる機能を効率的に実現できる。

本発明の実施の形態に関わる装置について、図面を参照しながら説明する。
図１は本発明方法の一実施例のシステム構成図を示す。
図１において、携帯端末１とパソコン等情報処理装置３、および、携帯端末１とオーディオ機器２との間では、所定の無線通信手順に従った無線通信（ローカルエリア通信）が可能となっている。携帯端末１とその他機器５との関係も同様である。

携帯端末１は、公衆通信模網からの着信６をうけて、無線通信にて着信情報通知フレーム（着信情報通知６１）を一斉同報して、パソコン等情報処理装置３、オーディオ機器２、その他機器５に通知する。

ここで「一斉同報」とは、各種通信規格におけるブロードキャスト、あるいは、マルチキャストに相当する、１対多の通信形態全般を示すものである。
着信情報通知フレームとは、着信信号を取得した携帯端末１によって作成され、発信者番号などの着信呼に関わる情報を載せるものである。

また、図１においてアクセスポイント７は、上記所定の無線通信手順として、無線LANや、近距離無線通信規格に基づくローカルエリアで閉じた無線通信（ローカルエリア用無線通信）を想定した場合、とくに無線LANを想定した場合の一構成要素となりうる設備であり、図１では、ローカルエリア用無線通信の中継点として機能している。

図１では、さらに、着信情報通知フレームを受信した側の動作として、パソコン等情報処理装置３が発信者番号表示３１を出力し、オーディオ機器２は着信があったことの報知を意味する音楽（着信メロディー（着メロ））２１を鳴らす様子を示している。
これによって、パソコン等情報処理装置３、あるいはオーディオ機器２を、操作中の携帯端末１のユーザが、即時にかつ明確に、着信を認知することができる。

また、パソコン等情報処理装置３やオーディオ機器２以外のその他の機器５に対しても、携帯端末１からの着信情報通知フレーム配信先として、同様に取り扱うことが可能である。
このシステムにおける携帯端末１００は、図２のような構成を有する。

図２においては、上記所定の無線通信手順に無線LANや近距離無線規格によるローカルエリアで閉じた無線通信（ローカルエリア用無線通信）を想定する。
制御部１００１、無線通信部１０１、公衆無線通信網用通信部１０１１、アンテナ１０２、メモリ１０３、表示部１０４、操作部１０５、送話器１０７、受話器１０８、着信音発生器１０９を有する。これらは通常の携帯電話等に見られる構成要素と同等である。

さらに、本発明に特徴的な構成要素として、ローカルエリア無線通信部１０１２を有する。ローカルエリア無線通信部１０１２は無線LANや近距離無線規格によるローカルエリア用無線通信を担う。
上記表示部１０４は、制御部１００１による制御に従って、各種情報の表示を行う。操作部１０５は、テンキーなどを備え、各種情報の入力を行う。操作部１０５にて入力された音声信号や各種情報は制御部１００１に供給される。

公衆無線通信網用通信部１０１１は、公衆網との無線通信の制御を行う。
例えば、アンテナ１０２にて受信された公衆網からの信号は、公衆無線通信網用通信部１０１１を介して制御部１００１に供給され、制御部１００１を介して、表示部１０４や着信音発生器１０９から出力される（例えば、着信音、音声出力）。
操作部１０５にて入力された信号は制御部１００１を介して公衆無線通信網用通信部１０１１に供給され、公衆無線通信網用通信部１０１１からアンテナ１０２に供給されて公衆網に対して送信される。
ローカルエリア無線通信部１１０は、外部機器とのローカルエリア無線通信の制御を行う。このローカルエリア無線通信は、例えば、無線LANや近距離無線規格等の定められた通信手順に従ってなされる。

そのローカルエリア無線通信において外部機器に送信すべき情報は、制御部１００からローカルエリア無線通信制御部１０１２に伝達され、また、携帯端末においてアンテナ１０２にて受信された情報は、ローカルエリア無線通信制御部１０１２を介して制御部１００に伝達される。
着信通知生成プログラム１０３１は、本発明に特徴的な構成要素であり、メモリ１０３上に存在し、制御部１００１により起動され、着信情報通知フレーム６１を作成して、着信呼に関わる情報を載せる機能を有する。

上記携帯端末からのローカルエリア無線通信で相互に接続される機器の例として、本発明の一実施の形態におけるパソコン３等の情報処理装置の構成を図３に示す。
図３に示すように、キーボード３０２と、マウス３０３と、I/O制御部３０４と、制御部（パソコン内）３０５と、メインメモリ３０６と、フレームメモリ３０７と、表示制御部３０８と、表示装置３０９と、ハードディスク装置３１１等を備え付けている。
さらにローカルエリア無線通信部（パソコン内）３１０は、無線LANや近距離無線規格によるローカルエリア用無線通信を担う。
制御部（パソコン内）３０５は、キーボード３０２やマウス３０３からユーザが入力した各種指示に従った処理を、メインメモリ３０６に格納されているプログラムを実行することで行い、処理結果として取得した表示情報をビットマップデータに展開してフレームメモリ３０７に書き込む。フレームメモリ３０７に書き込まれたビットマップデータは、表示制御部３０８によって読みだされて表示装置３０９に表示される。

ハードディスク３１１は、本発明に特徴的な構成要素である、着信通知処理プログラム３１２および 着信データ管理部３１３を含む。
着信通知処理プログラム３１２は、 メインメモリ３０６上にロードされて使用され、着信データ設定ファイル３１３からの入力情報をもとに、受信した携帯端末からの着信通知を解読し、その内容に応じた処理を行う。
着信データ管理部３１３は、図５がその一例である。この例において、着信データ管理部３１３は、発信者番号ごとに着信データを管理している。メインメモリ３０６上にロードされて着信通知処理プログラム３１２によって参照される。

次に、本実施例の動作について説明する。
最初に携帯端末１００が着信を受けてから、着信通知を一斉同報するまでの手順を示す。
上記のような構成の携帯端末１００に公衆網からの着信がなされると、公衆無線通信網用通信部１０１１は着信信号を制御部１００に出力する。
その着信信号を取得した制御部１００は、着信通知生成プログラム１０３１を起動して着信情報通知フレーム６１を作成させる。着信通知生成プログラム１０３１は、着信情報通知フレーム６１を作成して、着信呼に関わる情報を載せる。

図４は、本発明の一実施の形態における着信通知フレームの例である。この例においては、着信通知生成プログラム１０３１が、着信信号に含まれる発信者番号（電話番号）を、着信情報通知フレーム６１の発信者番号フィールド４０３に書き込む。また、宛先フィールド４０１には“一斉同報”を示す設定を、さらに、情報種別フィールド４０２には“着信通知”であることを示す設定を書き込む。書き込みが終わると、着信通知生成プログラム１０３１は終了する。
つぎに、着信情報通知フレーム６１を送信するために、制御部１００は、ローカルエリア通信１０３への接続要求をローカルエリア用無線通信部１０１２に出力する。
ローカルエリア用無線通信部１０１２は、アクセスポイント１０５との間で、ローカルエリア用無線通信における接続状態とする。

そして、制御部１００は、上記着信情報通知フレーム６１をローカルエリア通信用無線通信部１１０及びアンテナ１０２を介してアクセスポイント１０５に送信する。
そして、例えば、無線LANの規格に従って、アクセスポイント１０５経由で、宛先フィールド４０１の“一斉同報”が識別され、当該携帯端末１００の周囲に同報送信されることになる。
次に一斉同報された着信通知を受信する側の処理についてその手順を示す。
本発明の一実施例では、同一の一斉同報に対して、受信機器側の特性や設定に応じて、発信者番号を積極的に活用する受信機器と、廃棄する受信機器が同時に存在しうる。
本発明において特徴的なのは、このように一斉同報された同一の着信通知を、受信機器ごとに取捨選択する結果、受信機器ごとに着信通知に対する動作が異なりうること、である。

そこで、着信通知として送付される付与される情報を、発信者番号などの情報を読みとばす（廃棄）機器と、発信者番号情報を活用して出力する機器の例で各々手順を示す。
発信者番号情報を活用して出力する受信機器として、パソコン３等の情報処理装置３０１を、情報を読みとばす（廃棄）受信機器として、オーディオ機器６を、例としてとりあげる。
まずは、前者の事例、すなわち、発信者番号情報の積極的活用の事例として、発信者番号の表示、および、当該する発信者番号に対応づけられた氏名および着メロを表示し、さらにその顔写真を表示することを考える。

このようなことを実現する機器としては、パソコンなど、発信者番号とともにメロディデータや画像情報をセットで格納するための二次記憶を潤沢に有する機器、が適する。そこで、パソコン等の情報処理装置が適すると考える。
パソコンは、携帯端末から一斉同報された図４の着信情報通知フレームを、パソコン内のローカルエリア無線通信部（パソコン内）３１０で受信すると、パソコン内の制御部（パソコン内）３０５がフレームから情報種別フィールド４０２を読み出す。
情報種別フィールド４０２の中身が「着信通知」ならば、パソコン内の制御部（パソコン内）３０５は、ハードディスク３１１内の着信通知処理プログラム３１２を起動する。着信通知処理プログラム３１２は、発信者番号フィールド４０３を読み出す。
発信者番号フィールド４０３が「非通知」である場合、表示制御部３０８を通じて表示装置３０９に「非通知」という文字列を表示する。そして、着信通知処理プログラム３１２は、終了する。

一方、発信者番号フィールド４０３が「通知」である場合、着信信号に含まれる発信者番号（電話番号）に対応して着信データ管理部３１３にて管理される各種着信通知のための情報（着信メロディー、発信者の氏名・写真等）を、着信通知処理プログラム３１２は読み出す。
次に、図４で発信者番号フィールド４０３に設定されている”０９０−０１２−３４５６”を受けて、着信メロディー（着メロ）および発信者の顔写真、さらには発信者の氏名を出力する手順を例示する。着信通知処理プログラム３１２は、まず、着信データ管理部３１３を読む。着信データ管理部３１３の例を図５に示し、これに従って説明する。
発信者番号の欄５０２から”０９０−０１２−３４５６”（図４における発信者番号フィールドの設定値）を検索する。着信メロディの欄５０４のなかで対応する着メロは”この木なんの木（ファイル名：なんのき.wav）”である。これが着メロに決定される。顔写真についても顔写真の欄のなかから、同様にファイル名“なんのき.jpg”に決定する。
これらのファイルが読み出され、着信通知処理プログラム３１２は、表示制御部３０８を通じて、表示装置３０９から、顔写真１２３．jpgを表示する。また、スピーカ等から着メロ”この木なんの木“を出力する。

さらに、着信通知処理プログラム３１２は氏名の欄５０３を検索することで、”０９０−０１２−３４５６”（図４における発信者番号フィールドの設定値）に対応する “なんのき 太郎”という文字列を表示装置３０９に出力することも可能である。
また、図５において項番１または項番２の双方に該当しない発信者番号の着信通知を受信した場合には、図５の項番３に相当するケースとなり、着信通知処理プログラム３１２は、「氏名 その他」、およびdefault.wav、default.jpgを出力する。
上記の例、すなわち、発信者番号とともに音楽データや画像情報をセットで格納するための二次記憶を潤沢に有する機器、ばかりとは限らない。たとえば、現時点でのオーディオ機器２は、発信者番号に対応づけて各種データを保持するのが難しい。
このような機器では、着信があったことをユーザに合図することのみを行い、発信者番号の情報を無視して破棄することを本実施例に特徴的とする。次に携帯端末から一斉同報された着信通知情報のうち発信者番号を、読みとばす（廃棄する）機器の処理手順について、言及する。

合図の方法としては、ヘッドフォン出力、スピーカー出力等が挙げられるが、いずれの場合も、発信者番号の情報をこの受信機器が破棄すること、すなわち、発信者番号の情報が受信機器の動作に反映しないことが重要な特徴であり、他の瑣末な事項、例えば、ユーザ設定ファイルの設定項目や動作などは、この例と異なってもよい。
たとえば、振動する機能を有する付属機器（振動部位）を設置したオーディオ機器２を仮定すると、音楽再生を聴く行為を阻害せずに振動で着信情報を出力する方法等も考えられる。
これによって、ユーザは音楽再生を聴いて楽しむ行為を阻害せずに離れた携帯端末からの着信通知の認知が可能になる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、上述した説明から可能な範囲で、また、本発明の実施形態から導かれる範囲で、種々の変形例が可能である。

例えば、上述した実施形態において、着信通知処理プログラム３１２はソフトウエアによって実現するものであるが、本発明は、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ、又はハードウエアのみによって実装され得るものである。本発明は、様々なプログラミング言語によって実装することができる。
また、上記実施の形態において、発信者番号の情報の活用有無による違いがあるものの、パソコン等情報処理装置３の例とオーディオ機器２の例はともに、着信通知を受けたことを示す出力を実施したが（発信者番号を表示する、あるいは、オーディオ機器２のユーザには発信者番号を出力しないものの着信の存在自体は振動で合図する、など）、機器の用途・状況等に応じて、着信通知全体を活用しない（廃棄する、あるいは無視する）ように設定することも可能である。
また、上記実施の形態において、「一斉同報」を、各種通信規格におけるブロードキャスト、あるいは、マルチキャストに相当する、１対多の通信形態全般を示すものとしたが、多対多の通信方式にも適用できるものである。

本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である 本発明の一実施の形態における携帯端末の構成図である 本発明の一実施の形態におけるパソコン等情報処理装置の構成図である 本発明の一実施の形態における着信通知を行う通信フレーム（着信情報通知）を示す図である 本発明の一実施の形態における着信データ管理部を示す図である

符号の説明

１…携帯端末
２…オーディオ機器
３…パソコン等情報処理装置
５…その他の機器
６…公衆通信網からの着信
７…アクセスポイント
２１…着信メロディー
３１…発信者番号表示
６１…着信情報通知
１００１…制御部
１０１１…公衆無線通信網用通信部
１０２…アンテナ
１０３…メモリ
１０４…表示部
１０５…操作部
１０７…送話器
１０８…受話器
１０９…着信音発生器
１０１２…ローカルエリア無線通信部
１０３１…着信通知生成プログラム
３０１…情報処理装置本体
３０２…キーボード
３０３…マウス
３０４…I/O制御部
３０５…制御部（パソコン内）
３０６…メインメモリ
３０７…フレームメモリ
３０８…表示制御部
３０９…表示装置
３１０…ローカルエリア無線通信部（パソコン内）
３１１…ハードディスク装置
３１２…着信通知プログラム
３１３…着信データ管理部
４０１…宛先フィールド
４０２…情報種別フィールド
４０３…発信者番号フィールド
４０４…その他のフィールド
５０１…項番の欄
５０２…発信者番号の欄
５０３…氏名の欄
５０４…着信メロディの欄
５０５…顔写真の欄

Claims (4)

1. 移動体公衆通信網と接続可能な携帯端末と、上記移動体公衆通信網と異なる通信経路でアクセスポイントを中継点として上記携帯端末と通信可能な複数の機器で構成される着信通知システムであって、上記携帯端末への移動体公衆通信網からの着信を通知するために、上記携帯端末から、上記アクセスポイントを経由して移動体公衆通信網と異なる通信経路を通してマルチキャストあるいはブロードキャストで、上記着信に関わる情報を着信通知として、上記複数の機器に一斉同報する手段を有することを特徴とする着信通知システム。
2. 第一の通信網と接続可能な携帯端末と、第一の通信網と異なる第二の通信方法でアクセスポイントを中継点として上記携帯端末と通信可能な複数の機器で構成される着信通知システムであって、上記携帯端末への第一の通信網からの着信を通知するために、上記携帯端末から、上記アクセスポイントを経由して第二の通信による通信経路を通してマルチキャストあるいはブロードキャストで、上記着信に関わる情報を着信通知として、上記複数の機器に一斉同報する手段を有することを特徴とする着信通知システム。
3. 請求項１あるいは請求項２の着信通知システムにおいて、一斉同報された同一の着信通知を、受信した各機器が取捨選択し、受信機器ごとに着信通知に対する動作を相違させることを特徴とする着信通知システム。
4. 請求項１あるいは請求項２の着信通知システムにおいて、一斉同報された同一の着信通知で送信された発信者に関わる各種情報を、各受信機器が取捨選択する取捨選択手段を有することを特徴とする着信通知システム。

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