JP4151523B2 - マルチ式空気調和機 - Google Patents
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- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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Description
膨張弁の開度をPI制御採用により問題の解決を図ろうとするものもあるが、マルチでしかも2室以上運転時は負荷変動が大きくこのような制御で冷凍サイクルの最適化を図るには限界があった。
(2)30秒毎に室内熱交温度及び熱交出口温度から過熱度を算出し、前記過熱度が0K
を下回るとΔp1パルス閉弁し、また前記過熱度が0Kとsh1Kの間にあれば現状のパルスを保持し、前記過熱度がsh1Kを超えればΔp2パルス開弁する。このとき補正後のパルスが上下限パルス設定値と比較し、前記設定範囲を超えたら補正パルスを上限または下限パルスとする。また前記熱交温度が設定値DT00℃を下回ったら凍結防止制御により圧縮機は停止し、返って不快感を増幅させてしまうので、圧縮機は連続運転可能なように、前記熱交温度が第2の設定値(例えば2℃)を下回ったら例え前記過熱度が0Kを下回っていても膨張弁パルスを変化させない。しかも室外圧縮機周波数がΔHz以上変化すると室外より初期パルス信号を受信し、一旦初期パルスに戻すがこのとき初期パルスは当初のパルスではなく異なるΔD領域での初期パルスに戻って再び過熱度制御を継続することにより最適な冷凍サイクルを維持し、性能を最大限に引き出すことができる。
(3)30秒毎に室内熱交温度及び熱交出口温度から過熱度を算出し、前記過熱度が0Kを下回るとΔp1パルス閉弁し、また前記過熱度が0Kとsh1Kの間にあれば現状のパルスを保持し、前記過熱度がsh1Kを超えればΔp2パルス開弁する。このとき補正後のパルスが上下限パルス設定値と比較し、前記設定範囲を超えたら補正パルスを上限または下限パルスとする。しかし室温が第3の設定値(例えば32℃)を上回ったら例え膨張弁パルスが上限パルスまで到達していても、第2の上限値を設け、引続き継続して開弁することにより、過熱度を低減し大きくなり過ぎるのを防ぐことができる。しかも室外圧縮機周波数がΔHz以上変化すると室外より初期パルス信号を受信し、一旦初期パルスに戻すがこのとき初期パルスは当初のパルスではなく異なるΔD領域での初期パルスに戻って再び過熱度制御を継続することにより最適な冷凍サイクルを維持し、性能を最大限に引き出すことができる。
(4)30秒毎に室内熱交温度及び熱交出口温度から過熱度を算出し、前記過熱度が0Kを下回るとΔp1パルス閉弁し、また前記過熱度が0Kとsh1Kの間にあれば現状のパルスを保持し、前記過熱度がsh1Kを超えればΔp2パルス開弁する。このとき補正後のパルスが上下限パルス設定値と比較し、前記設定範囲を超えたら補正パルスを上限または下限パルスとする。このとき現在の室温と10分前の室温を比較して差が第4の設定値(例えば2℃)以下であれば、室温は設定温度に達したと判断し、例え過熱度が0Kを下回っていても膨張弁パルスを変化させない。しかも室外圧縮機周波数がΔHz以上変化すると室外より初期パルス信号を受信し、一旦初期パルスに戻すがこのとき初期パルスは当初のパルスではなく異なるΔD領域での初期パルスに戻って再び過熱度制御を継続することにより最適な冷凍サイクルを維持し、性能を最大限に引き出すことができる。
第5図は発明の第1の実施例を示す冷凍サイクル図である。同図において、冷凍サイクルは能力可変型圧縮機1、室内側熱交換器2、室内送風機3、室内膨張弁4、室外側熱交換器5、室外送風機6、暖房運転と除霜運転を切換える4方弁7、室温を検出するサーミスタ8、室内熱交換器出口温度を検出するサーミスタ9、とで構成されている。暖房運転時には4方弁6が切り変わることにより、同図の矢印の方向に冷媒が流れるようになっている。
を開始点として過熱度制御に移行する。すなわち30秒毎に室内熱交温度及び熱交出口温度から過熱度を算出し、前記過熱度が0Kを下回るとΔp1パルス閉弁し、また前記過熱度が0Kとsh1Kの間にあれば現状のパルスを保持し、前記過熱度がsh1Kを超えればΔp2パルス開弁する(S102)。このとき補正後のパルスが上下限パルス設定値と比較し、前記設定範囲を超えたら補正パルスを上限または下限パルスとする(S104)。ここで膨張弁の開度と熱交過熱度の関係を図8’に示す。弁開度が小さいときは1パルス当りの過熱度変化が大きいが、弁開度が大きい場合は1パルス当りの過熱度変化は小さく同じ過熱度が0Kであっても、弁開度を絞り過ぎると、低圧が下がりひいては凍結防止制御で圧縮機が停止する確率が高くなり返って不快感を増幅させる。そこで室温が第1の設定値(例えば20℃)を下回ったら、冷房能力を抑えるために、例え前記過熱度が0Kを下回っていても膨張弁パルスを変化させない(S103)。しかも室外圧縮機周波数がΔHz以上変化すると室外より初期パルス信号を受信し、一旦初期パルスに戻す(S105)がこのとき初期パルスは当初のパルスではなく異なるΔD領域での初期パルスに戻って再び過熱度制御を継続ことにより最適な冷凍サイクルを維持し、性能を最大限に引き出すことができる。
次に第9図フローチャート及び第10図のタイムチャートにより、本発明の第2の実施の形態について説明する。
次に第11図フローチャート及び第12図のタイムチャートにより、本発明の第3の実施の形態について説明する。
。しかし室温が第3の設定値(例えば32℃)を上回ったら例え膨張弁パルスが上限パルスまで到達していても、第2の上限値を設け、引続き継続して開弁することにより、過熱度を低減し大きくなり過ぎるのを防ぐことができる(S303)。しかも室外圧縮機周波数がΔHz以上変化すると室外より初期パルス信号を受信し、一旦初期パルスに戻す(S305)がこのとき初期パルスは当初のパルスではなく異なるΔD領域での初期パルスに戻って再び過熱度制御を継続することにより最適な冷凍サイクルを維持し、性能を最大限に引き出すことができる。
次に第13図フローチャート及び第14図のタイムチャートにより、本発明の第4の実施の形態について説明する。
2 室内熱交換器
3室内送風機
4室外膨張弁
5室外熱交換器
6室外送風機
7 4方弁
8 室内吸込み温度センサー
9 室内熱交温度センサー
10 室内熱交出口温度センサー
Claims (4)
- 能力可変型圧縮機と、電動式膨張弁と、4方弁と、室内送風機と、室外送風機とで形成される冷凍サイクルを具備した2室以上の室内機を接続するマルチ式空気調和機において、室内吸込み温度検出手段と、冷媒の蒸発温度を検知可能な室内熱交温度検出手段と、前記熱交出口温度検出手段と、前記熱交温度と出口温度を比較し冷媒の過熱度を算出する演算手段と、膨張弁パルス設定値記憶手段より構成され、冷房運転または除湿運転開始時において、室温と設定温度との差から膨張弁の目標パルスを初期パルスとして設定し、初期パルスを中心として上下限値を設け、膨張弁パルスはこの範囲内で開閉し、室内熱交過熱度が目標値を超えたら、膨張弁を所定パルスだけ開弁し、前記過熱度が目標値を下回ったら所定パルスだけ閉弁し、前記過熱度が所定の範囲内であれば膨張弁を現状のパルスを保持し、前記過熱度が目標値を下回ったとしても、室温が第1の設定値を下回っていれば、それ以上パルスを変化させないことを特徴としたマルチ式空気調和機。
- 冷房運転または除湿運転において、膨張弁は室内熱交過熱度が目標値を下回ったとしても、前記室内熱交温度が第2の設定値を下回っていれば、それ以上パルスを変化させないことを特徴とした、請求項1記載のマルチ式空気調和機。
- 冷房運転または除湿運転において、膨張弁は室内熱交過熱度が目標値を上回ったら開弁し、例え上限パルスまで到達しても、室温が第3の設定値を超えていれば、第2の上限値を設け、引続き継続して開弁することを特徴とした、請求項1記載のマルチ式空気調和機。
- 冷房運転または除湿運転において、膨張弁は室内熱交過熱度が目標値を下回ったら閉弁するが、このとき現在の室温と10分前の室温を比較して差が第4の設定値を下回っていれば、それ以上パルスは変化しないことを特徴とした、請求項1記載のマルチ式空気調和機。
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