JP4146654B2 - 画像処理回路、複合画像処理回路、および、画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラインバッファを利用して画像処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フィルタ処理、階調処理等の画像処理においては、処理対象となる1画素だけでなく、その周辺に位置する複数の周辺画素を利用する場合がある。図9は、3x3のマトリクス処理における処理対象となる画素と、その周辺画素とを示す図である。3x3マトリクス処理では、処理対象の画素D11の処理に際し、その前後の画素D10、D12、1ライン上の画素D01およびその前後の画素D00、D02、1ライン下の画素D21およびその前後の画素D20、D22の画素データが参照され、利用される。
【0003】
画素(D0n、D1n(n:0,1,2))を含む、前ラインの画素の画素データは、ラインバッファと呼ばれるメモリ回路において保持(遅延)され、後の画像処理で使用される。ラインバッファは、目的とする画像処理の内容に応じてその記憶容量が決定される。例えば1インチに600画素が含まれる600DPIの精度で、A3判の短尺方向の画素を処理するには、約8KBのメモリが必要となる(約7500画素/ライン)。また同様に、A3判に対して、1200DPIの精度で画像処理を行う場合は、A3判の約2倍、16KBのラインバッファが必要である。
【0004】
画像処理の種類が増えると、必要なラインバッファの数も増加する。例えば、5種類の処理(例えば、ゲイン調整、5x5マトリックスのフィルタ処理、3x3マトリックスのノイズ除去、変倍処理、3x3マトリックスの誤差拡散処理)を行う場合は、全部で10本の8KBラインバッファが必要になる。よって、これらの処理を1チップの大規模集積回路(LSI)で実現するには、10本の8KBラインバッファをLSIに搭載しなければならない。A0判に対して、上述した5種類の画像処理を600DPIの精度で行う場合には、A0判の短尺方向をラインとして扱うため、データ量は、A3判の約3倍になる。よって、24KBのラインバッファが全部で10本必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、1チップで種々の画像処理に対応できるLSIを開発する場合には、各処理のうち、必要となる最大容量のラインバッファを搭載しなければならない。これでは、より精度の低い画像処理では、大容量のラインバッファを使い切ることがないため、ラインバッファの搭載によって製造コストのみが増加し、非効率的である。例えば、A3判の600DPI処理では、A3判の1200DPI処理で必要となるラインバッファ容量を使い切ることはない。
【0006】
上述した問題に対しては、画像処理内容によって、LSIに搭載するラインバッファの容量または数を変更して、製造コストを最適化することも考えられる。例えば、高精度の処理を実現するグレードの高い機種に対しては、大容量かつ多数のラインバッファを搭載したLSIを開発し、一方、高精度の処理を行わない低グレードの機種に対しては、より小さい容量かつ少数のラインバッファを搭載したLSIを開発することもできる。しかし、機種ごとに最適なLSIを開発すると、今度は開発コストが増大する。
【0007】
なお、特開平6−149994号公報等は、1つのメモリを複数のラインバッファとして共有し、ラインバッファの数を低減する方法を開示している。しかし、複数の画像処理を同時に行う場合に対応できない。また、特開平7−44696号公報は、ラインバッファの削減手法を開示するが、画素数が増加してラインバッファの容量を越えた場合には対応できない。そして、特開平10−340340公報は、ラインバッファの割り当てをビット方向に変更し、それにより画像処理毎の有効ビット数、すなわち画像処理の精度を変更する技術を開示するが、この場合にも同様に画素数の増加には対応できない。
【0008】
本発明の目的は、画素数の増減、および、画像処理の種類の増減に対応し、かつ、製造コストおよび開発コストを含む全体コストの増加を最小限に抑えることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理回路は、入力された、画像を構成する複数の画素の画素データに、所定の画像処理を行って出力端から出力する画像処理回路において、
前記画素データを、画素のライン単位で、ラインデータとして保持する1つ以上のラインバッファからそれぞれなる第1及び第2の各ラインバッファ部と、
該各ラインバッファ部の少なくとも1つに保持されたラインデータを用いて、入力された前記画素データに、所定の第1画像処理を行って出力する第1の画像処理部と、
前記各ラインバッファ部の少なくとも1つに保持されたラインデータを用いて、該第1の画像処理部の出力データに対して、所定の第2画像処理を行って出力する第2の画像処理部と、
前記第1及び第2の各画像処理部と、前記第1及び第2の各ラインバッファ部との接続制御を行うバッファ選択器と、
前記第1及び第2の各画像処理部の各出力データのいずれか一方を排他的に選択して前記出力端から出力する第1の出力選択器と、
を備え、
前記バッファ選択器は、前記第1の出力選択器が前記第2の画像処理部の出力データを前記出力端から出力する場合、前記第1のラインバッファ部を前記第1の画像処理部に接続すると共に前記第2のラインバッファ部を前記第2の画像処理部に接続し、前記第1の出力選択器が前記第1の画像処理部の出力データを前記出力端から出力する場合、前記第1及び第2の各ラインバッファ部をそれぞれ前記第1の画像処理部に接続するものである。
【0010】
また、入力された前記画素データ、及び前記第1の画像処理部の出力データのいずれか一方を排他的に選択して前記第2の画像処理部に出力する第2の出力選択器を備え、前記バッファ選択器は、該第2の出力選択器が前記入力された画素データを選択して出力する場合、前記第1及び第2の各ラインバッファ部をそれぞれ前記第2の画像処理部に接続し、前記第2の出力選択器が前記第1の画像処理部の出力データを選択して出力する場合、前記第1の出力選択器の選択動作に応じて、前記第1及び第2の各画像処理部と、前記第1及び第2の各ラインバッファ部との前記接続動作を行うようにしてもよい。
【0011】
また、前記第1及び第2の各画像処理部、前記第1及び第2の各出力選択器、並びに前記第1及び第2の各ラインバッファ部で構成された複数の回路ブロックを備え、該各回路ブロックにおける、第1の画像処理部、第1の出力選択器、第2の画像処理部及び第2の出力選択器の直列回路が直列に接続され、前記バッファ選択器は、各第1の画像処理部及び各第2の画像処理部と、各第1のラインバッファ部及び各第2のラインバッファ部との接続制御を行うようにしてもよい。
【0012】
本発明の複合画像処理回路は、請求項2の画像処理回路の構成をなす第1及び第2の各画像処理回路を備え、該第1の画像処理回路は、画像を構成する複数の画素の画素データが外部から入力され、前記第2の画像処理回路は、該第1の画像処理回路の出力データが入力されるものである。
【0014】
本発明の画像形成装置は、画像を走査して、前記画像を構成する複数の画素の画素データを取得するスキャン部と、
スキャン部が取得した前記画素データに画像処理を行い、処理画像データを出力する請求項4に記載の複合画像処理回路と、
該複合画像処理回路が出力した前記処理画像データに基づいて、前記画像に対応したレーザ駆動信号を生成するデータ生成部と、
レーザ及び感光体ドラムを有し、前記画像をプリントするプリント部であって、データ生成部が生成した前記レーザ駆動信号に基づいてレーザを駆動し、帯電した感光体ドラムを露光して、トナーを用いて前記画像に対応した静電潜像を形成し、前記画像をプリントするプリント部と、
を備えるものである。
【0015】
本発明の別の画像形成装置は、画像を走査して、前記画像を構成する複数の画素の画素データを取得するスキャン部と、
スキャン部が取得した前記画素データに画像処理を行い、処理画像データを出力する請求項4に記載の複合画像処理回路と、
複合画像処理回路が出力した前記処理画像データに圧縮符号化処理を行い、送信データを生成するデータ生成部と、
データ生成部が生成した前記送信データを、信号回線に送信する送信部と、
を備えるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態1〜4を説明する。実施の形態1では、本発明の基本的な原理を説明する。実施の形態2および3は、実施の形態1の変形例、実施の形態4は、本発明の応用例である。添付の図面では、同じ機能を有する構成要素には、同じ参照符号を付している。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1による、画像処理回路10の構成を示すブロック図である。画像処理回路10は、1つの大規模半導体集積回路(LSI)、または、ICチップ上に形成されており、処理の対象となる原画像データを受け取って所定の画像処理を行い、処理画像データとして出力する。原画像データは、例えば、スキャナ(図示せず)で読み取った画像を構成する複数の画素の画素データであり、または、コンピュータ(図示せず)から送信された複数の画素の画素データである。処理画像データは、後述する画像処理部により画像処理された画素の画素データである。
【0018】
画像処理回路10は、2つの画像処理部2−1、2−2と、ラインバッファ4−1、4−2と、選択器6、8とを備えている。画像処理部2−1、2−2は、同一または異なる内容の画像処理を同時に処理し、処理画像データを出力する。例えば、画像処理部2−1は、ゲイン調整処理を行う回路、画像処理部2−2は、誤差拡散処理を行う回路である。ラインバッファ4−1、4−2は、8KBの記憶容量を備えており、それぞれ、例えば、1インチに600画素が含まれる600DPIの精度で、A3判の短尺方向の1ラインの画素(約7500画素)の画素データを記憶できる。すなわち、ラインバッファ4−1、4−2は、ライン単位で画像データを保持する。ライン単位の画像データは、ラインデータとも称される。選択器6は、画像処理部とラインバッファ4との間に設けられており、それぞれ複数存在する画像処理部とラインバッファとを選択的に接続する。選択器8は、画像処理部2−1および画像処理部2−2の出力に接続されており、いずれかの処理結果を処理画像データとして選択的に出力する。
【0019】
以下、選択器6および8の選択動作を説明する。選択器6および選択器8は、画像処理回路10の外部に設けられた中央演算処理装置(CPU)等の制御部(図示せず)からの選択信号、レジスタ(図示せず)の値、または、画像処理回路10の外部に設けられた選択スイッチに基づいて、選択動作する。
【0020】
まず、選択器6は、2種類の選択動作を行う。すなわち、画像処理部2−1にラインバッファ4−1を接続し、画像処理部2−2にラインバッファ4−2を接続する、1対1の選択動作、および、ラインバッファ4−1、4−2を、16KBの容量を有する1つのラインバッファとして、1つの画像処理部(例えば、画像処理部画像処理部2−1)へ接続する、2対1の選択動作である。
【0021】
一方、選択器8も、2種類の選択動作を行う。すなわち、画像処理部2−1のみの処理結果を出力するバイパス選択動作、および、画像処理部2−2の処理結果を出力する直列処理選択動作である。選択器8がバイパス選択動作を行う場合には、画像処理部2−1の処理結果は、画像処理部2−2において処理されることなくバイパスされて、処理画像データとして出力される。上述の例でいえば、原画像データのゲイン調整処理のみが行われて出力される。選択器8が直列処理選択動作を行う場合には、画像処理部2−1の処理結果を、画像処理部2−2においてさらに処理した結果を出力する。上述の例でいえば、原画像データのゲイン調整処理、および、誤差拡散処理を行った後、処理画像データを出力することになる。
【0022】
選択器6および8を設けた理由は、画像処理回路10を、機能的に差異を設けられた複数種類の製品に利用できるようにするためである。例えば、バイパス選択動作のみ行うように選択器8を設定した場合と、直列処理選択動作を行うように選択器8を設定した場合とを比較すると、後者は、前者より複雑な画像処理を行うことができる。一方、1対1の選択動作のみを行うように選択器6を設定した場合と、2対1の選択動作を行うように選択器6を設定した場合とを比較すると、後者は、1つの画像処理部に利用可能なバッファ容量が前者の2倍あるので、2倍の画素数の画像処理を行うことができる。よって、いずれの場合も、前者の設定は、低機能機種に適し、後者の設定は、高機能機種に適しているといえる。なお、バイパス選択動作のみ行うように選択器8を設定した場合には、画像処理部2−2は利用されないため、その部品コスト(製造コスト)は無駄になる。しかし、1種類の画像処理回路10を製造すれば、機能的に差異を設けられた複数種類の製品に利用できるので、機能毎に画像処理回路を設計する必要がなくなり、開発コストを低減できる。よって、製造コストおよび開発コストを含む全体コストの増加を最小限に抑えられる。
【0023】
図2は、1対1の選択動作を行う選択器6と、直列処理選択動作を行う選択器8とを含む、画像処理回路10の構成を示すブロック図である。画像処理部2−1は、選択器6を介して、ラインバッファ4−1に記憶されたラインデータを読み出す。一方、画像処理部2−2は、選択器6を介して、ラインバッファ4−2に記憶されたラインデータを読み出す。画像処理部2−1が、ラインバッファ4−2にアクセスすることはない。画像処理部2−1および2−2は、それぞれ8KBのラインバッファにアクセスできるので、上述のように、例えば、600DPIの精度で、A3判の短尺方向の1ラインを保持できる。画像処理回路10は、画像処理部2−1および2−2で処理されたデータを、選択器8を介して処理画像データとして出力する。
【0024】
一方、図3は、2対1の選択動作を行う選択器6と、バイパス選択動作を行う選択器8とを含む、画像処理回路10の構成を示すブロック図である。2対1の選択動作により、画像処理部2−1は、16KBの容量を有する1つのラインバッファとして、ラインバッファ4−1および4−2を使用できる。8KBのバッファを使用する1対1の選択動作時と比較すると、画像処理部2−1は、2倍のデータ量が必要な画像処理が可能になる。例えば、1200DPIの精度による画像処理を行うことができる。画像処理部2−1が画像処理を行った後は、画像処理部2−2の処理はバイパスされ、処理画像データとして出力される。
【0025】
なお、ラインバッファはFIFO形式のメモリで構成されることが多いが、FIFOを実現する回路の構成、メモリの種類は特に限定しない。例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)を利用してもよいし、レジスタを利用してもよい。さらに、ラインバッファのビット幅、ワードサイズも特に限定しない。
【0026】
(実施の形態2)
次に、画像処理回路10の変形例を説明する。図4は、実施の形態2による、画像処理回路40の構成を示すブロック図である。画像処理回路40の基本的な機能は実施の形態1の画像処理回路10(図1)と同じである。
【0027】
画像処理回路40が、画像処理回路10(図1)と異なるのは、選択器8−1を設けたことである。画像処理回路40では、選択器8−2が、図1に示す選択器8と同様の機能を有している。
【0028】
選択器8−1は、外部からの信号経路、および、画像処理部2−1の出力に接続されており、2種類の選択動作を行う。すなわち、入力された原画像データを画像処理部2−1で処理することなく次段へ送るバイパス選択動作、または、画像処理部2−1の処理結果を処理画像データとして出力する直列処理選択動作である。選択器8−1を設けたことにより、画像処理部2−2が原画像データを直接処理できるようになるので、選択器6は、画像処理部2−2からもラインバッファ4−1および4−2にアクセスできるように、1対1の選択動作、または、2対1の選択動作をさらに実行できる。実施の形態1の例を用いると、原画像データは、画像処理部2−1でゲイン調整処理されず、画像処理部2−2において誤差拡散処理を施される。
【0029】
例えば、図5は、2対1の選択動作を行う選択器6と、バイパス選択動作および直列処理選択動作をそれぞれ行う選択器8−1、8−2とを含む、画像処理回路40の構成を示すブロック図である。図から理解されるように、選択器8−1のバイパス選択動作により、原画像データを受け取った画像処理部2−2は、2つのラインバッファ4−1および4−2を16KBの1つのバッファとして利用して、精度の高い画像処理を実現できる。
【0030】
画像処理回路を複数組み合わせることにより、さらに多様な画像処理を行う画像処理回路を実現できる。図6は、2つの画像処理回路40−1、40−2を直列に接続した複合画像処理回路60の構成を示すブロック図である。画像処理回路40−1、40−2は、それぞれ、画像処理回路40(図4)で構成されているとする。画像処理回路40−1から出力され、画像処理回路40−2に入力されるデータは、図では中間データとして示している。
【0031】
画像処理部40−1の画像処理部2−1は、2つのラインバッファ4−1、4−2にアクセスできるので、1ラインのデータが16KBまでの画像処理が可能である。一方、画像処理部2−2の処理はバイパスされる。画像処理回路40−2については、図5に示す画像処理回路40であるから、その説明は省略する。
【0032】
2つの画像処理回路を接続することにより、画像処理部は、1ラインが2倍のデータ量(16KB)までの画像処理に対応できる。ラインバッファの容量を変更した、新たな画像処理回路を設計する必要がないので、設計開発のための費用を要することなく、処理画素数を増加できる。
【0033】
(実施の形態3)
図7は、実施の形態3による、画像処理回路70の構成を示すブロック図である。画像処理回路70は、1つの大規模半導体集積回路(LSI)、またはICチップ上に形成されている。
【0034】
画像処理回路70は、画像処理部2−1〜2−5と、ラインバッファ4−1〜4−10と、選択器6と、選択器8−1〜8−5とを備えている。画像処理回路70は、画像処理回路40(図4)の画像処理部、ラインバッファ、および、選択器の数を、それぞれ、5個、10個、および、5個に増加して構成した回路である。
【0035】
画像処理部2−1〜2−5は、別個の5種類の画像処理、具体的には、それぞれ、ゲイン調整処理、3x3のマトリックスフィルタ処理、変倍処理、4x4マトリックスのノイズ除去処理、3x3マトリックスの誤差拡散処理を行う。各画像処理部は、別個に、任意の数のラインバッファにアクセスして、画像処理に必要なライン数の画像データを取得できる。処理内容に応じて必要とされるラインバッファのライン数が決まっているので、例えば、画像処理部2−4で3ライン分のデータが必要な場合には、各々が1ラインのデータを格納する3つのラインバッファを割り当てて、通常の大きさ(例えば1ラインが8KBのデータ)の画像を処理できる。なお、1ライン分のデータが2つのラインバッファに格納されている場合には、各ラインにつき2つのラインバッファを割り当てればよい。これにより、通常の2倍の品質または大きさ(例えば1ラインが16KBのデータ)の画像を処理できる。
【0036】
例えば、1ラインが8KBのデータ、すなわち、1ラインがラインバッファ1つの容量と同じ場合の通常画像の場合、画像処理部2−1〜2−5が画像処理をするのに必要なライン数と、割り当てるラインバッファの数の関係は、以下の表1に示すとおりである。
【0037】
【表1】
【0038】
表1によれば、各画像処理部の処理が「有効」となっていることから、画像処理回路70が形成された1つのLSIで、1ラインが8KBまでの画像に対して全ての画像処理が実現できる。なお、選択器8−1〜8−5は、いずれも各画像処理部からの出力結果を受け取る経路を選択する。また選択器6は、表1の「ラインバッファ割り当て数」に示す数のラインバッファを、各画像処理部に接続するよう動作する。
【0039】
次に、1ラインのデータが16KBの画像、すなわち、1ラインがラインバッファ2つの容量に等しい場合の通常画像の場合を考える。この場合は、表1の通常画像の2倍の大きさの画像を処理の対象として考える。
【0040】
【表2】
【0041】
表2から明らかなように、画像処理部2−1〜2−3に、全てのラインバッファを割り当て、必要ラインに応じたデータを確保できる。よって、1ラインが16KBまでの画像に対しては、1つのLSIで画像処理部2−1〜2−3までの画像処理(ゲイン調整処理、3x3のマトリックスフィルタ処理、変倍処理)が実現できる。しかしこれは、換言すれば、1つのLSIでは画像処理部2−4および2−5の画像処理(4x4マトリックスのノイズ除去処理、3x3マトリックスの誤差拡散処理)がなされないことを意味する。よって、画像処理部2−4および2−5によりさらに画像処理を行うためには、新たな画像処理回路70を設けて、表3に示すパターンBの割り当てを行う必要がある。
【0042】
【表3】
【0043】
表3に示すように、すでに処理が終了した画像処理部2−1〜2−3の処理を無効にし、ラインバッファを画像処理部2−4および2−5にのみ割り当てることにより、1つのLSIで1ラインが16KBまでの画像に対して、画像処理部2−4および2−5の画像処理を行うことができる。以上から、上述した2つのパターンAおよびBを組み合わせることにより、全5種類の画像処理を実現できる。
【0044】
最後に、1ラインのデータが24KBの画像、すなわち、1ラインがラインバッファ3つの容量に等しい場合の通常画像の処理を考える。これは、表1の通常画像の3倍の大きさを持つ画像の処理である。
【0045】
【表4】
【0046】
表4から明らかなように、画像処理部2−1および2−2に、全てのラインバッファを割り当て、必要ラインに応じたデータを確保できる。よって、1ラインが24KBまでの画像に対しては、1つのLSIで画像処理部2−1および2−2の画像処理(ゲイン調整処理、3x3のマトリックスフィルタ処理)が実現できる。
【0047】
さらに後続の処理を行うためには、新たな画像処理回路70を設けて、表5に示すパターンBの割り当てを行う必要がある。
【0048】
【表5】
【0049】
表5に示すように、すでに処理が終了した画像処理部2−1および2−2の処理を無効にし、ラインバッファを画像処理部2−3に割り当てることにより、1つのLSIで1ラインが24KBまでの画像に対して、画像処理部2−3の画像処理(変倍処理)を行うことができる。なお、画像処理部2−3のみが有効とされ、画像処理部2−4が有効とされていない理由は、画像処理部2−3のライン割り当て後には、後続の画像処理部2−4に必要なライン数が確保できないからである。そこで、画像処理部2−4において画像処理を行うために、新たな画像処理回路70を設けて、表6に示すパターンCの割り当てを行う必要がある。
【0050】
【表6】
【0051】
第3の画像処理回路70が設けられた1つのLSIを用いると、1ラインが24KBまでの画像に対して画像処理部2−4の画像処理(4x4マトリックスのノイズ除去処理)が実現できる。さらに画像処理部2−5による画像処理を行うために、第4の画像処理回路70を設けて、表7に示すパターンDの割り当てを行う必要がある。
【0052】
【表7】
となり、1つのLSIで1ラインが24KBまでの画像に対して画像処理部2−5の画像処理(3x3マトリックスの誤差拡散処理)が実現できる。
【0053】
以上から、1ライン当たり24KBのデータ量の画像に対して画像処理部2−1〜2−5の5種類の画像処理を行うには、画像処理回路70を4つ設け、上述した4つのパターンA〜Dを組み合わせればよいことが理解される。
【0054】
(実施の形態4)
本実施の形態では、本発明の画像処理回路の応用例を説明する。
【0055】
図8の(a)は、画像形成装であるコピー機の構成を示すブロック図である。コピー機は、スキャン部81と、実施の形態1〜3の画像処理回路が実装された画像処理チップ80と、プリントデータ生成部82と、プリント部83とを備えている。スキャン部81は、原稿を走査して原画像データを生成する。スキャン部81は、原稿に光を照射する露光ランプと、原稿からの反射光を集光するレンズアレイ、および集光された光を電気信号に変換するCCDイメージセンサを備えている(いずれも図示せず)。
【0056】
画像処理チップ80は、例えば、画像処理回路10(図1)、画像処理回路40(図2)、複合画像処理回路60(図6)、または、画像処理回路70(図7)を実装した1つのチップである。画像処理チップ80は、スキャン部81から原画像データを受け取り、画像処理回路70により画像処理した後、処理画像データを出力する。画像処理の具体例は、実施の形態1〜3で説明したので、省略する。
【0057】
プリントデータ生成部82は、画像処理チップ80から出力された処理画像データに対し、プリント出力のための処理、例えば、感光体の階調特性に応じた階調補正(γ補正)を行う。さらにプリントデータ生成部82は、階調補正後の画像データに基づいて、レーザダイオード駆動信号を生成する。このレーザダイオード駆動信号は、プリントデータとして出力される。プリント部83は、プリントデータ生成部82からプリントデータを受け取り、受け取ったプリントデータに基づいてプリントを行う。より具体的には、プリント部83は、プリントデータに基づいて、半導体レーザを発光させる。レーザ光は、帯電されて、かつ、回転駆動されている感光体ドラムを露光する。さらにトナーにより感光体ドラム上に静電潜像が現像された後、転写ドラムに巻きつけられた複写紙に転写される。
【0058】
図8の(b)は、画像形成装であるファクシミリ装置(FAX)の構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置は、スキャン部84と、画像処理チップ80と、送信データ生成部85と、送信部86とを備えている。(a)との相違点は、プリントデータ生成部82およびプリント部83に代えて、FAX送信するための送信データ生成部85および送信部86を有することである。相違点のみを説明すると、送信データ生成部85は、画像処理チップ80から出力された処理画像データを受け取り、FAX送信のための所定の規格に合致したデータ処理、例えば、MH(Modified Huffman)処理、MR(Modified READ)処理等の冗長度抑圧符号化処理を行う。送信データ生成部85は、処理されたデータを送信データとして出力する。送信部86は、送信データ生成部85から受け取った送信データを、アナログまたはデジタルの信号回線を介して相手方へ送信する。
【0059】
【発明の効果】
バッファ選択器として選択器6を設け、第1の画像処理部を2以上のラインバッファにアクセス可能にした。これにより、1つのラインバッファのみを使用する場合と比較して、より多くのラインデータを利用する画像処理が可能になる。第1の画像処理部は、複数のラインバッファの1つに保持されたラインデータを用いても画像処理を行えるので、1つの画像処理回路で、種々の大きさの画像データに対応できる。なお、2以上のラインバッファの数は、第1の画像処理部における画像処理に必要なラインの数である。さらに、第2の画像処理部の画像処理をバイパスして、第1の画像処理部が画像処理した画素データを出力する出力経路を選択する出力選択器を有するので、有効にしたい画像処理を任意に選択できる。
【0060】
また、第2の画像処理部は、第1の画像処理部がアクセスするラインバッファとは異なるラインバッファに接続してラインデータを用いた画像処理を行うので、必要な全ての画像処理を行うことができる。
【0061】
2つの画像処理回路を使用して、各画像処理回路において、必要な画像処理を行うので、設計の変更を行うことなく、必要な全ての画像処理を実現できる。
【0062】
画像処理部を、複数のラインバッファにアクセス可能にしたので、画像データの大きさに依存することのない画像処理を実現できる。通常の画像処理に対しては必要最小限のラインバッファしか搭載していないためコストの増加はない。また、大きな画像データを処理する場合は、同一の回路の一部の機能を選択して組み合わせ、複数の回路で全ての画像処理をおこなうため、新たな専用の回路を設計開発するコストが不要になる。
【0063】
上述の画像処理回路を用いて画像処理を行うので、画像データが増加した場合でも、画像処理回路の数を追加すれば全ての画像処理を実現できる。そのため、画像をプリントするプリンタ、および、ファクシミリ装置等において利用された場合でも、機種のグレードによって新たな回路を設計開発する必要がなくなり、製造コストおよび開発コストを含む全体コストの増加を最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 1対1の選択動作を行う選択器と、直列処理選択動作を行う選択器とを含む、画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図3】 2対1の選択動作を行う選択器と、バイパス選択動作を行う選択器とを含む、画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2による画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図5】 2対1の選択動作を行う選択器と、バイパス選択動作および直列処理選択動作をそれぞれ行う2つの選択器とを含む、画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図6】 2つの画像処理回路を直列に接続した複合画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態3による画像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図8】 (a)は、コピー機の構成を示すブロック図である。(b)は、ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 3x3のマトリクス処理における処理対象となる画素と、その周辺画素とを示す図である。
【符号の説明】
2、2−n 画像処理部
4、4−n ラインバッファ
6 選択器
8、8−n 選択器
10 画像処理回路
40 画像処理回路
60 複合画像処理回路
Claims (6)
- 入力された、画像を構成する複数の画素の画素データに、所定の画像処理を行って出力端から出力する画像処理回路において、
前記画素データを、画素のライン単位で、ラインデータとして保持する1つ以上のラインバッファからそれぞれなる第1及び第2の各ラインバッファ部と、
該各ラインバッファ部の少なくとも1つに保持されたラインデータを用いて、入力された前記画素データに、所定の第1画像処理を行って出力する第1の画像処理部と、
前記各ラインバッファ部の少なくとも1つに保持されたラインデータを用いて、該第1の画像処理部の出力データに対して、所定の第2画像処理を行って出力する第2の画像処理部と、
前記第1及び第2の各画像処理部と、前記第1及び第2の各ラインバッファ部との接続制御を行うバッファ選択器と、
前記第1及び第2の各画像処理部の各出力データのいずれか一方を排他的に選択して前記出力端から出力する第1の出力選択器と、
を備え、
前記バッファ選択器は、前記第1の出力選択器が前記第2の画像処理部の出力データを前記出力端から出力する場合、前記第1のラインバッファ部を前記第1の画像処理部に接続すると共に前記第2のラインバッファ部を前記第2の画像処理部に接続し、前記第1の出力選択器が前記第1の画像処理部の出力データを前記出力端から出力する場合、前記第1及び第2の各ラインバッファ部をそれぞれ前記第1の画像処理部に接続することを特徴とする画像処理回路。 - 入力された前記画素データ、及び前記第1の画像処理部の出力データのいずれか一方を排他的に選択して前記第2の画像処理部に出力する第2の出力選択器を備え、前記バッファ選択器は、該第2の出力選択器が前記入力された画素データを選択して出力する場合、前記第1及び第2の各ラインバッファ部をそれぞれ前記第2の画像処理部に接続し、前記第2の出力選択器が前記第1の画像処理部の出力データを選択して出力する場合、前記第1の出力選択器の選択動作に応じて、前記第1及び第2の各画像処理部と、前記第1及び第2の各ラインバッファ部との前記接続動作を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理回路。
- 前記第1及び第2の各画像処理部、前記第1及び第2の各出力選択器、並びに前記第1及び第2の各ラインバッファ部で構成された複数の回路ブロックを備え、該各回路ブロックにおける、第1の画像処理部、第1の出力選択器、第2の画像処理部及び第2の出力選択器の直列回路が直列に接続され、前記バッファ選択器は、各第1の画像処理部及び各第2の画像処理部と、各第1のラインバッファ部及び各第2のラインバッファ部との接続制御を行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理回路。
- 請求項2の画像処理回路の構成をなす第1及び第2の各画像処理回路を備え、該第1の画像処理回路は、画像を構成する複数の画素の画素データが外部から入力され、前記第2の画像処理回路は、該第1の画像処理回路の出力データが入力されることを特徴とする複合画像処理回路。
- 画像を走査して、前記画像を構成する複数の画素の画素データを取得するスキャン部と、
該スキャン部が取得した前記画素データに画像処理を行い、処理画像データを出力する請求項4に記載の複合画像処理回路と、
該複合画像処理回路が出力した前記処理画像データに基づいて、前記画像に対応したレーザ駆動信号を生成するデータ生成部と、
レーザ及び感光体ドラムを有し、前記画像をプリントするプリント部であって、データ生成部が生成した前記レーザ駆動信号に基づいてレーザを駆動し、帯電した感光体ドラムを露光して、トナーを用いて前記画像に対応した静電潜像を形成し、前記画像をプリントするプリント部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 画像を走査して、前記画像を構成する複数の画素の画素データを取得するスキャン部と、
スキャン部が取得した前記画素データに画像処理を行い、処理画像データを出力する請求項4に記載の複合画像処理回路と、
複合画像処理回路が出力した前記処理画像データに圧縮符号化処理を行い、送信データを生成するデータ生成部と、
データ生成部が生成した前記送信データを、信号回線に送信する送信部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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