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JP4144400B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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JP4144400B2
JP4144400B2 JP2003093840A JP2003093840A JP4144400B2 JP 4144400 B2 JP4144400 B2 JP 4144400B2 JP 2003093840 A JP2003093840 A JP 2003093840A JP 2003093840 A JP2003093840 A JP 2003093840A JP 4144400 B2 JP4144400 B2 JP 4144400B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の乗員を前突時等に保護するための乗員保護装置に係り、特に車室内において上下左右に展開するカーテンを備えた乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両乗員を衝突時に保護する乗員保護装置としてエアバッグ装置が広く用いられている。特開平10−264761号公報には、後席の前方に車室天井部分から下方に向ってエアバッグを膨張させて後席乗員を保護するエアバッグ装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−264761号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エアバッグ装置は、膨張したエアバッグが前方移動しないように反力が与えられるならば乗員を十分に保護することができる。ところが、上記特開平10−264761号の後席用エアバッグ装置では、膨張したエアバッグは宙吊り状態となり、十分な反力が与えられないので、乗員保護特性に劣る。なお、座席に座った乗員の前方の空間を埋め尽くすような大容量のエアバッグを用いれば乗員は保護されるであろうが、そのためには著しく出力の大きいガス発生器が必要となる。
【0005】
本発明は、後席に適用された場合でも乗員を十分に保護することができる乗員保護装置を提供することを目的とする。
【0006】
また、本発明は、その一態様において、出力の小さいガス発生器を用いても十分に早期に展開し、且つ乗員を十分に保護することができる乗員保護装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1)の乗員保護装置は、車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(2)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12C)と、該カーテン(12C)を展開させる展開手段と、該カーテン(12C)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、を備えてなる乗員保護装置において、該カーテン(12C)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、該カーテン(12C)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(2)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、該カーテン(12C)の左右の側縁部には、それぞれ、上下方向に延在する縦長バッグ部(108)が設けられており、該カーテン(12C)の下縁部に沿って、該カーテン(12C)の展開時に膨張する横長バッグ部(110)が設けられており、各縦長バッグ部(108)の下端側はそれぞれ該横長バッグ部(110)に連通しており、該カーテン(12C)のうち左右の縦長バッグ部(108)と下側の横長バッグ部(110)とによって囲まれた領域は非膨張部となっており、前記展開手段として、各縦長バッグ部(108)にガスを供給するガス発生器(100)が設けられており、カーテン展開時には、該ガス発生器(100)がガス噴出作動し、該カーテン(12C)は、このガス発生器(100)からのガスによって各縦長バッグ部(108)が膨張することにより、天井部(3)から下方に展開するものとなっており、前記張力発生手段として、該カーテン(12C)の左右の側辺と、該カーテン(12C)よりも車両後方に延在する該天井部(3)の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部(102)が設けられており、該連結部(102)は、シート状のものであり、展開状態とされた該カーテン(12C)の側辺に沿って延在し、且つ該側辺に連なっている第1の辺(102a)と、該カーテン(12C)の上縁部よりも車両後方に延在する天井部(3)の側縁に沿って延在し、且つ該側縁に連結された第2の辺(102b)とを有しており、該第1の辺(102a)と第2の辺(102b)との挟角θは鋭角となっており、カーテン展開時には、該連結部(102)は、該カーテン(12C)に引っ張られて該天井部(3)から下方に展開し、カーテン(12C)は、該連結部(102)の第1の辺(102a)に沿って車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となることを特徴とするものである。
請求項2の乗員保護装置は、請求項1において、前記挟角θは、45〜80°であることを特徴とするものである。
請求項3の乗員保護装置は、請求項1又は2において、前記連結部(102)は、前記第1及び第2の辺(102a,102b)と、これらの辺(102a,102b)の前記挟角θと反対側の端部同士を結ぶ第3の辺(102c)とを有する三角形シート状のものであり、該第3の辺(102c)の長さr は、該第2の辺(102b)の長さr とほぼ等しい長さとなっていることを特徴とするものである。
本発明(請求項4)の乗員保護装置は、車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(2)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12C)と、該カーテン(12C)を展開させる展開手段と、該カーテン(12C)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、を備えてなる乗員保護装置において、該カーテン(12C)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、該カーテン(12C)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(2)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、該カーテン(12C)の左右の側縁部には、それぞれ、上下方向に延在する縦長バッグ部(108)が設けられており、該カーテン(12C)の下縁部に沿って、該カーテン(12C)の展開時に膨張する横長バッグ部(110)が設けられており、各縦長バッグ部(108)の下端側はそれぞれ該横長バッグ部(110)に連通しており、該カーテン(12C)のうち左右の縦長バッグ部(108) と下側の横長バッグ部(110)とによって囲まれた領域は非膨張部となっており、前記展開手段として、各縦長バッグ部(108)にガスを供給するガス発生器(100)が設けられており、カーテン展開時には、該ガス発生器(100)がガス噴出作動し、該カーテン(12C)は、このガス発生器(100)からのガスによって各縦長バッグ部(108)が膨張することにより、天井部(3)から下方に展開するものとなっており、前記張力発生手段として、該カーテン(12C)の左右の側辺と、該カーテン(12C)よりも車両後方に延在する該天井部(3)の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部(102A)が設けられており、該連結部(102A)は、紐状又は帯状のものであり、一端が該カーテン(12C)の側辺の下端部に連なっており、他端が該カーテン(12C)の上縁部よりも車両後方において該天井部(3)の側縁に留め付けられており、該連結部(102A)の長さr は、該カーテン(12C)の上縁部から該連結部(102A)の天井部(3)への結合部までの距離r と略等しいものとなっており、これにより、該カーテン(12C)が展開した状態にあっては、該カーテン(12C)と天井部(3)との挟角θが鋭角となり、これにより、該カーテン(12C)が車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となることを特徴とするものである。
請求項5の乗員保護装置は、請求項4において、前記挟角θは、45〜80°であることを特徴とするものである。
請求項6の乗員保護装置は、請求項4又は5において、さらに、該カーテン(12C)の左右の側辺の途中部の少なくとも1箇所と、該カーテン(12C)よりも車両後方に延在する該天井部(3)の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部(102B)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項7の乗員保護装置は、請求項1ないし6のいずれか1項において、前記カーテン(12C)及び連結部(102)の展開時において、該連結部(102)同士の対向面にそれぞれ対峙することにより、各連結部(102)が該カーテン(12C)の中央側に引き寄せられることを阻止するガイド部材(120)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項8の乗員保護装置は、請求項7において、前記天井部(3)に、非展開状態の前記カーテン(12C)及び連結部(102)を覆ったカバー(122)が設けられており、該カバー(122)には、車両幅方向に延設された、カーテン(12C)が展開するときに開裂して該カーテン(12C)の下方への展開を許容するカーテン用テアラインと、該カーテン用テアラインの両端からそれぞれ天井部(3)の左右の側縁に沿うように車両後方に延設された、該連結部(102)が展開するときに開裂して該連結部(102)の下方への展開を許容する連結部用テアラインと、各連結部用テアラインからそれぞれ車両前後方向に位置を異ならせて車両幅方向中央側に向って延設された2条のガイド部材用テアラインとが設けられており、各連結部用テアラインとガイド部材用テアラインとによって囲まれた領域が、それぞれ、カーテン展開時に前記ガイド部材(120)となるガイド部材領域となっており、カーテン展開時に各連結部(102)が連結部用テアラインを開裂させるに際し、この連結部用テアラインの開裂が各ガイド部材用テアラインにも伝播し、その後、連結部(102)が連結部用テアラインの開裂部を通って下方へ展開するのに追従して、各ガイド部材領域がフラップ状に下方に折れ曲がり、これにより、各ガイド部材(120)が形成されることを特徴とするものである。
請求項9の乗員保護装置は、請求項1ないし8のいずれか1項において、前記カーテン(12C)は、車両前後方向に配列された座席(1,2)の間において展開するように配置されており、後側の座席(2)は、車両後方へスライド可能となっており、該座席(2)が車両後方へスライドされた状態となっていることを検出する検出装置が設けられており、該前側の座席(1)には、該カーテン(12C)が展開したときに該座席(1)の後部から該カーテン(12C)を車両後方へ押圧するように膨張可能なエアバッグ(130)と、該エアバッグ(130)を膨張させるためのガス発生器(134)とが設けられており、該カーテン(12C)の展開時に、前記後側の座席(2)が車両後方にスライドされていないときには該ガス発生器(134)は作動せず、該座席(2)が車両後方にスラ イドされた状態となっているときには、該ガス発生器(134)が作動し、これによりエアバッグ(130)が膨張し、カーテン(12C)が該エアバッグ(130)により車両後方に押圧されて該座席(2)に接近することを特徴とするものである。
請求項10の乗員保護装置は、請求項1ないし8のいずれか1項において、前記カーテン(12C)は、車両前後方向に配列された座席(1,2)の間において展開するように配置されており、後側の座席(2)に着座した乗員の着座位置を検出する検出装置が設けられており、該前側の座席(1)には、該カーテン(12C)が展開したときに該座席(1)の後部から該カーテン(12C)を車両後方へ押圧するように膨張可能なエアバッグ(130)と、該エアバッグ(130)を膨張させるためのガス発生器(134)とが設けられており、該カーテン(12C)の展開時に、乗員が前記後側の座席(2)の前端付近に着座しているときには該ガス発生器(134)は作動せず、乗員が該座席(2)に深く着座しているときには、該ガス発生器(134)が作動し、これによりエアバッグ(130)が膨張し、カーテン(12C)が該エアバッグ(130)により車両後方に押圧されて該座席(2)に接近することを特徴とするものである。
本発明(請求項11)の乗員保護装置は、車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(5)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12A)と、該カーテン(12A)を展開させる展開手段と、該カーテン(12A)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、を備えてなる乗員保護装置において、該カーテン(12A)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、該カーテン(12A)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(5)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、該カーテン(12A)は、ガスが導入されるバッグ状部分を有しており、前記展開手段として、該バッグ状部分にガスを供給するガス発生器(26)が設けられており、カーテン展開時には、該ガス発生器(26)がガス噴出作動し、該カーテン(12A)は、このガス発生器(26)からのガスによって該バッグ状部分が膨張することにより、天井部(3)から下方に展開するものとなっており、該カーテン(12A)の展開を案内する棒状の案内部材(50)が該カーテン(12A)の左右両サイドに設けられており、該カーテン(12A)の少なくとも下縁部の左右両端側にそれぞれリング部材(52)が取り付けられており、各リング部材(52)は、該カーテン(12A)の両サイドの案内部材(50)にそれぞれ遊嵌し、該案内部材(50)に沿って移動自在となっており、該カーテン(12A)は、展開時には、該案内部材(50)に沿って下方に展開し、カーテン展開後には、該案内部材(50)によって該カーテン(12A)に前記張力が加えられることを特徴とするものである。
請求項12の乗員保護装置は、請求項11において、該カーテン(12A)の左右の側辺に、それぞれ、上下方向に配置位置を異ならせて複数個の前記リング部材(52)が取り付けられていることを特徴とするものである。
請求項13の乗員保護装置は、請求項11又は12において、各案内部材(50)は、カーテン(12A)が非展開状態となっているときには、それぞれ車両の左右のピラー(6)に沿って上下方向に延在しており、各案内部材(50)の上端部にはスライダ(50a)が設けられており、該スライダ(50a)は、ピラー(6)の上部に上下方向に延設されたレール部材(61)に摺動自在に係合しており、これにより、案内部材(50)の上端が該レール部材(61)に沿って下方へ移動可能となっており、各案内部材(50)の下端側にはスライダ(50b)が設けられており、該スライダ(50b)は、車両の床部(4)に前後方向に延設されたレール部材に摺動自在に係合しており、これにより、案内部材(50)の下端が該レール部材に沿って車両後方へ移動可能となっており、該床部(4)には、各案内部材(50)の下端部を車両後方へ引張る引張装置(70)が設けられており、カーテン展開時には、該引張装置(70)が作動し、各案内部材(50)は、該引張装置(70)によってその下端部が車両後方へ引張られることにより、ピラー(6)から車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となり、この案内部材(50)に沿ってカーテン(12A)が下方へ展開することにより、該カーテン(12A)が車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となることを特徴とするものである。
請求項14の乗員保護装置は、請求項11ないし13のいずれか1項において、展開状態におけるカーテン(12B)の前方に位置する座席の上方に展開可能なエアバッグ(80)が設けられており、該カーテン(12B)の前記上縁部内に、左右方向に延在する孔開き管状のダクト(26c)が配設されており、該ダクト(26c)の一端側に前記ガス発生器(26)が接続されており、該ダクト(26c)の他端側は、該エアバッグ(80)に連通しており、該エアバッグ(80)と該カーテン(12B)とに共通のガス発生器(26)からガスが供給されることを特徴とするものである。
本発明(請求項15)の乗員保護装置は、車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(2)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12)と、該カーテン(12)を展開させる展開手段と、該カーテン(12)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、を備えてなる乗員保護装置において、該カーテン(12)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、該カーテン(12)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(2)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、該カーテン(12)の下縁部に沿って、該カーテン(12)の展開時に膨張するバッグ部(20)が設けられており、前記展開手段及び該張力発生手段として、該カーテン(12)の下縁部の左右両端をそれぞれ下方へ引き下げる引張装置(14)が設けられており、該引張装置(14)は、それぞれ一端がカーテン(12)の左右の下端部に連結された第1ワイヤ(28)と、該第1ワイヤ(28)の他端を巻き取るための第1リール(30)と、該第1ワイヤ(28)の途中部分が掛け回された定滑車(32)と、該定滑車(32)よりもカーテン(12)側の第1ワイヤ(28)の途中部分が掛け回された動滑車(34)と、一端が該動滑車(34)の回転軸(34a)に連結された第2ワイヤ(36)と、該第2ワイヤ(36)の他端側を巻き取るための第2リール(38)とを有しており、該第1リール(30)、定滑車(32)、動滑車(34)及び第2リール(38)は、それぞれ車両室内の床部(4)の左右両サイドに設置されており、該動滑車(34)は、案内部材によって案内されて車両のピラーの根元付近から車両後方に移動可能となっており、且つスプリングにより車両前方に付勢されており、カーテン(12)が非展開状態となっているときには、該動滑車(34)は、該ピラーの根元付近に配置されており、該定滑車(32)は動滑車(34)よりも車両後方に配置されており、該第1リール(30)は該定滑車(32)よりも車両前方に配置されており、該第2リール(38)は該動滑車(34)よりも車両後方に配置されており、各リール(30,38)には、該リール(30,38)をそれぞれワイヤ巻取方向に回転駆動するための回転駆動装置が連結されており、カーテン展開時には、該回転駆動装置がそれぞれ作動し、各引張装置(14)の第1リール(30)及び第2リール(38)がそれぞれ第1ワイヤ(28)と第2ワイヤ(36)を巻き取り、これにより、カーテン(12)が該第1ワイヤ(28)に引張られて天井部(3)から下方に引き出されると共に、動滑車(34)が該第2ワイヤ(36)に引張られて車両後方に移動することに伴い、該カーテン(12)が車両後方にも引張られ、これにより、該カーテン(12)が車両後方へ斜め下向きに展開し、その後、展開したカーテン(12)にワイヤ28を介して前記張力が加えられることを特徴とするものである。
【0008】
かかる乗員保護装置にあっては、展開手段によって展開され且つ張力発生手段によって十分な張力が加えられたカーテンによって乗員を受け止めて保護することができる。
【0009】
本発明の一態様(請求項15)にあっては、展開手段及び張力発生手段として、カーテンの左右両端にそれぞれ引張装置が連結されており、該引張装置に引かれることにより該カーテンが展開し、展開終了後に該引張装置に引かれることにより該カーテンに張力が加えられる。このように引張装置が展開手段及び張力発生手段を兼ねることにより、乗員保護装置の構成が簡素化される
【0010】
発明の別の一態様(請求項11)にあっては、カーテンの展開を案内する棒状の案内部材がカーテンの左右両サイドに設けられており、該カーテンは、ガスが導入されるバッグ状部分を有しており、該バッグ状部分にガスが導入されることによりカーテンが該案内部材に案内されて展開し、展開後には該案内部材によって該カーテンに張力が加えられる。
【0011】
このように案内部材によってカーテンの展開を案内させることにより、カーテンがその膨張時にスムーズに展開する。バッグ状部分が膨張したカーテンは、衝撃吸収特性に優れる。棒状の案内部材は、カーテンの広い範囲に十分な張力を与える。
【0012】
カーテンがバッグ状部分を膨張させる構成としている場合、カーテンの前方の座席の上方に展開するエアバッグが設けられており、該エアバッグとカーテンとが共通のガス発生器により展開される構成としてもよい(請求項14)。このように構成した場合には、車両がターンオーバーしたときに前席乗員がエアバッグによって保護される。このエアバッグとカーテンとの膨張用ガス発生器を共通とすることにより、乗員保護装置の構成コストが低減される。
【0013】
本発明では、カーテンは、車室の天井部分から下方に展開するものである。そのため、座席に座った乗員の上半身の前方の広い範囲にカーテンを確実に展開させることができる。
【0014】
本発明のさらに別の一態様(請求項)においては、カーテンは車室の天井部分から下方に展開するものであり、張力発生手段として、該カーテンの左右の側辺と、該カーテンよりも車両後方に延在する該天井部分の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部が設けられている。
【0015】
このように構成した場合、座席に座った乗員の上半身の広い範囲にカーテンが確実に展開すると共に、このカーテンに乗員が突っ込んできたときには、該カーテンの左右の側辺が、該カーテンよりも車両後方に延在した天井部分の左右の側縁にそれぞれ連結されているので、該カーテンは車両前方に退動することなく、しっかりと乗員を受け止める。
【0016】
本発明においては、カーテンが展開終了した場合、該カーテンの下辺部は座席のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するにより、乗員の上半身をカーテンによって確実に受け止めることができる。
【0017】
また、本発明では、カーテンの下縁部がカーテン展開時に膨張するにより、展開したカーテンの下縁部に乗員が当ったときの衝撃が吸収される。
【0018】
なお、カーテンを膨張可能とした場合でも、膨張後の厚さはエアバッグに比べて小さいので、ガス発生器の出力は十分に小さいもので足りる
【0019】
請求項9の態様では、エアバッグがカーテンの前方に膨張してカーテンを前方から支承する。れにより、カーテンが乗員や荷物をしっかりと受け止めるようになる。
【0020】
このエアバッグは、前部座席などの座席に設けられている。これにより、膨張したエアバッグは座席から反力を得て乗員等を十分に支承することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0022】
第1図(a)は本発明の実施の形態に係る乗員保護装置のカーテン非展開時の斜視図であり、第1図(b)はこの乗員保護装置のカーテン展開時の斜視図である。第2図(a)はこの乗員保護装置を備えた車両の室内の概略的な側面図であり、第2図(b)は第2図(a)の拡大図である。
【0023】
第2図(a)に示すように、車両室内に前部座席1と後部座席2が設置されている。天井部3のうち左右のBピラー(図示略)の上端部同士の間に乗員保護装置10のカーテン12の巻回体が設置されている。この乗員保護装置10は、該車両室内の上下左右に展開した状態に展開可能なカーテン12と、該カーテン12を展開させる展開手段及び該カーテン12に後部座席2の乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段としての引張装置14とを備えている。
【0024】
カーテン12は、第1図(b)及び第2図(a),(b)に示すように、上縁部が巻取軸16に連結されている。この巻取軸16は、天井部3に沿って車両幅方向(左右方向)に延在している。図示はしないが、該天井部3には、このカーテン12の巻取体を覆うカバーが取り付けられている。このカバーは、カーテン12が展開するときに開裂して該カーテン12の下方(車両室内)への展開を許容するように構成されている。
【0025】
後部座席2はこの実施の形態では3人掛けとなっており、第1図(b)に示すように、該カーテン12には、この後部座席2に並んで座った3人の乗員にそれぞれ対面するように膨張可能な3個のバッグ部18が形成されている。また、カーテン12の下縁部に沿ってバッグ部20が形成されている。各バッグ部18とバッグ部20とはダクト部22を介して連通している。
【0026】
巻取軸16は中空管状となっており、その周面には複数のガス噴出口(図示略)が設けられている。各バッグ部18がダクト部24を介して該巻取軸16内からガス導入可能とされている。該巻取軸16の一端には、中空の回転自在継手(図示略)及びパイプ26aを介してガス発生器26が接続されている。該パイプ26a及びガス発生器26は天井部3の側縁に沿って配設されている。
【0027】
引張装置14は、このカーテン12の下縁部の左右両端を引き下げるように構成されている。
【0028】
引張装置14は、一端がカーテン12の左右の下端部に連結された第1ワイヤ28と、該第1ワイヤ28の他端を巻き取るための第1リール30と、該第1ワイヤ28の途中部分が掛け回された定滑車32と、該定滑車32よりもカーテン12側の第1ワイヤ28の途中部分が掛け回された動滑車34と、一端が該動滑車34の回転軸34aに連結された第2ワイヤ36と、該第2ワイヤ36の他端側を巻き取るための第2リール38とを有している。該第1リール30、定滑車32、動滑車34及び第2リール38は、それぞれ車両室内の床部4の左右両サイドに設置されている。
【0029】
カーテン12が非展開状態となっているときには、該動滑車34はBピラーの根元付近に配置されている。この動滑車34は、スプリング(図示略)により車両前方に付勢されている。該動滑車34は案内部材(図示略)によって案内されて該Bピラーの根元付近から車両後方に移動可能となっている。
【0030】
第2図(b)に示すように、定滑車32は動滑車34よりも車両後方に配置されている。第1リール30は該定滑車32よりも車両前方に配置されている。第2リール38は動滑車34よりも車両後方に配置されている。
【0031】
第1図(a)の通り、カーテン12が非展開状態となっているときには、第1ワイヤ28はBピラーに沿って延在すると共に、該Bピラーに取り付けられたカバー(図示略)によって覆われている。また、第1ワイヤ28のうち床部4に沿う部分もカバー(図示略)で覆われている。これらのカバーには、第1ワイヤ28が車両後方に引張られたときに開裂して該第1ワイヤ28が車両後方に移動することを許容する開裂部が設けられている。
【0032】
各リール30,38には回転駆動装置(図示略)が連結されている。この回転駆動装置は、火薬やモータ等で駆動するため、各リール30,38は各ワイヤ28,36を急速に巻き取ることができる。
【0033】
このように構成された乗員保護装置10を備えた車両が前突等の緊急事態に遭遇したときには、各引張装置14の第1リール30及び第2リール38が第1ワイヤ28と第2ワイヤ36を急速に巻き取る。これにより、カーテン12が該第1ワイヤ28に引張られて急速に天井部3から下方に引き出されると共に、動滑車34が第2ワイヤ36に引張られて車両後方に移動することに伴い、該カーテン12は車両後方にも引張られて第1図(b)及び第2図(a),(b)の如く斜め後方に展開する。展開したカーテン12の下縁部は、後部座席2に座った乗員の腰部付近と対面する。展開したカーテン12には、ワイヤ28を介して乗員を受け止めるための十分な張力が加えられる。
【0034】
カーテン12が展開するときにガス発生器26もガス噴出作動し、このガス発生器26からのガスにより各バッグ部18,20が膨張する。膨張したバッグ部18は、乗員の上半身を受け止め、バッグ部20は乗員の腰部を拘束する。また、バッグ部18,20が膨張することにより、カーテン12の張力が増大する。
【0035】
なお、カーテン12のバッグ部18,20をガス発生器26からのガスにより膨張させるようにした場合でも、バッグ部18,20はカーテン12の一部のみを占めるものであると共に、各バッグ部18,20はカーテン12の厚みを大きくする程度の小容積のものであるため、後部座席2の乗員の前方の空間を埋め尽くすようなエアバッグと比べてガス発生器26の出力は十分に小さいもので足りる。
【0036】
この実施の形態では、該引張装置14がカーテン12を展開させる展開手段と、該カーテン12に乗員を受け止めるための張力を加える張力発生手段とを兼ねているので、乗員保護装置10は構成が簡易である。
【0037】
この乗員保護装置10にあっては、カーテン12を天井部3から下方に展開させるよう構成したことにより、該カーテン12を後部座席2に座った乗員の上半身の前方の広い範囲に確実に展開させることができる。
【0038】
なお、カーテン12は、展開したカーテン12に乗員が突っ込んできたときに伸張するなどして乗員への衝撃を吸収しうる材料により構成されてもよい。このように構成した場合には、バッグ部18,20は省略されてもよい。
【0039】
本発明では、バッグ部以外の衝撃吸収機構が設けられてもよい。例えば、該バッグ部18,20内にウレタン等のクッション材を充填してもよい。
【0040】
また、巻取軸16をトーションバーにて構成することにより、乗員に加えられる衝撃を吸収するようにしてもよい。カーテン12やワイヤ28,36が伸びることによりこの衝撃を吸収するようにしてもよい。
【0041】
第1,2図の実施の形態では、第1ワイヤ28を第1リール30で巻き取る巻取力によりカーテン12を引張るようにしているが、ピストン機構等によりワイヤ28を移動させてカーテン12を引張るようにしてもよい。上記実施の形態では、カーテン12が展開した後、第1ワイヤ28で該カーテン12を引張り続けることによりカーテン12に張力を加えているが、カーテン12が自立した状態で乗員を受け止めることが可能であるように構成することにより、ワイヤ28によってカーテン12に張力を加えることを省略してもよい。また、ワイヤ等によりカーテンを引張る機構以外にも、例えば火薬の爆発力を利用した機構やソレノイド機構などによってカーテンを展開させるようにしてもよい。
【0042】
第3図及び第4図は本発明の別の実施の形態に係る乗員保護装置の斜視図であり、第5図はこの乗員保護装置を備えた車両室内の概略的な側面図、第6図(a),(b)は第5図のVI−VI線に沿う断面図である。なお、第3図及び第6図(a)はカーテン非展開時の状況を示しており、第4図及び第6図(b)はカーテン展開時の状況を示している。
【0043】
この実施の形態では、第5図に示すように、車両室内に、前部座席1と、後部座席2と、該前部座席1と後部座席2との間に配置された中間部座席5の3列の座席が設けられている。この前部座席1と中間部座席5との間の天井部3(左右のBピラー6の上端部同士の間)と、該中間部座席5と後部座席2との間の天井部3(左右のCピラー7の上端部同士の間)とにそれぞれ乗員保護装置10Aが設置されている。
【0044】
この乗員保護装置10Aは、カーテン12Aと、ガス発生器26と、該カーテン12Aの両サイドに設置された案内部材50,50とを有している。該カーテン12Aの左右両サイドに沿って等間隔にリング部材52が取り付けられている。このリング部材52は各案内部材50に遊嵌し、案内部材50に沿って移動自在となっている。
【0045】
この実施の形態では、カーテン12Aは2枚のパネルを重ね合わせ、それらの周縁を縫合等により結合した偏平袋状となっている。なお、カーテン12Aの膨張厚みを規制するために、多数の非膨張部12aが設けられている。この非膨張部12aは、左右方向に延在する帯状領域であり、この非膨張部12aの周縁部において2枚のパネル同士が接合されている。なお、非膨張部12aの形状は帯状に限定されるものではなく、円形などであってもよい。
【0046】
カーテン12Aの上部にはやや広い非膨張部12bが形成されている。この非膨張部12bの上側は左右に延在する横長ダクト部12cとなっており、非膨張部12bの両側は上下に延在する縦長ダクト部12dとなっている。
【0047】
カーテン12Aの上縁部の一端側にパイプ26aを介してガス発生器26が接続されている。該パイプ26a及びガス発生器26は天井部3の側縁に固定設置されている。
【0048】
カーテン12Aの上縁部の他端側には、耳状のブラケット12eが設けられており、該ブラケット12eがボルト12fによって車体天井部に固着されている。
【0049】
このカーテン12Aは、非展開時には、第3図に示すようにジグザグ状に折り畳まれ、天井部3に沿って左右方向に細長く延在した状態にて、該天井部3に装着されたカバー(図示略)によって覆われている。このカバーは、カーテン12Aが展開するときに開裂して該カーテン12Aの展開を許容するよう構成されている。
【0050】
各案内部材50は、カーテン12Aが非展開状態となっているときには、左右のBピラー6又はCピラー7に沿って上下方向に延在し、第6図(a)の如くカバー60によって覆われている。各案内部材50の上端部にはスライダ50aが設けられている。該スライダ50aはピラー6,7の上部に上下方向に設けられたレール部材61に摺動自在に係合しており、案内部材50の上端は該レール部材61によって案内されて下方へ移動可能となっている。また、各案内部材50の下端側に設けられたスライダ50bも床部4に前後方向に設けられたレール部材(図示略)に摺動自在に係合しており、案内部材50の下端が車両後方へ移動可能となっている。
【0051】
該床部4には、各案内部材50の下端部を車両後方へ引張る引張装置70が設けられている。この引張装置70は、一端が該案内部材50の下端部に連結されたワイヤ72と、該ワイヤ72の他端側を巻き取るウィンチ74とを有している。このウィンチ74は、火薬やモータ等で駆動するため、ワイヤ72を急速に巻き取ることができる。符号76はこのワイヤ72を案内するガイドプーリを示している。
【0052】
各案内部材50は、この引張装置70によって下端部が車両後方へ引張られることにより、第5図の2点鎖線で示されるようにピラー6,7から後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となる。
【0053】
このように構成された乗員保護装置10Aにおいては、車両衝突時等には、ガス発生器26からのガスによりカーテン12Aが膨張し、カーテン12Aが案内部材50によって案内されて天井部3から下方に向って展開する。
【0054】
該カーテン12Aは、両サイドがリング部材52を介して各案内部材50に連繋されていることにより、展開した後、十分な張力が加えられる。また、カーテン12Aが所定厚みまで膨張することにより、該カーテン12Aに乗員が当ったときの衝突が十分に吸収される。また、カーテン12Aの下部が乗員の腰部付近を拘束する。
【0055】
この実施の形態でも、カーテン12Aの膨張厚みが小さいので、ガス発生器26は小容量のもので足りる。
【0056】
なお、ブラケット12eに、カーテン12Aに過大な衝撃が加えられたときに塑性変形してこの衝突を吸収する塑性変形部等の衝撃吸収機構を設けてもよい。
【0057】
第7図は本発明のさらに別の実施の形態に係る乗員保護装置の斜視図である。
【0058】
この乗員保護装置10Bは、後部座席乗員の前方に展開するカーテン12Bと、該カーテン12Bの前方の前部座席乗員の上方に展開するトップエアバッグ80とを有している。このカーテン12Bの両サイドには、棒状の案内部材50,50が設けられている。該カーテン12Bの下縁の左右両端部には、それぞれ、該案内部材50に遊嵌したリング部材52が取り付けられている。この案内部材50の構成は第3〜6図の案内部材50と同一である。この案内部材50の上下両端のスライダ50a,50bがレール部材(図示略)に係合している。カーテン12Bの展開時に引張装置70(図示略)が作動し、案内部材50が斜めとなる。
【0059】
該カーテン12Bには、後部座席乗員と対面するように上下方向に延在するバッグ部18Bが設けられている。また、該カーテン12Bの下縁部に沿って左右方向に延在するバッグ部20Bが設けられている。該バッグ部18Bの下端側が該バッグ部20Bに連通している。
【0060】
カーテン12Bの上縁部内に該カーテン12Bを左右方向に延在する孔開き管状のダクト26cが配設されている。このダクト26cの一端にダクト26bを介してガス発生器26が接続されている。ダクト26cの他端は、ダクト26dを介してトップエアバッグ80に連通している。
【0061】
図示はしないが、カーテン12Bは、非展開時には、前記第3図と同様にジグザグ状に折り畳まれ、天井部3に沿って左右方向に細長く延在した状態にて、該天井部3に装着されたカバーによって覆われている。また、トップエアバッグ80も、天井部3に沿って平たく畳まれた状態にて、該天井部3に装着されたカバーによって覆われている。これらのカバーは、それぞれ、カーテン12B及びトップエアバッグ80が展開するときに開裂して該カーテン12B及びトップエアバッグ80の展開を許容するよう構成されている。
【0062】
カーテン12Bが展開するときには、案内部材50に沿って天井部3から下向きに且つ斜め後方に向って展開する。
【0063】
このように構成された乗員保護装置10Bにおいては、車両衝突時には、案内部材50が斜めになると共に、ガス発生器26からのガスによりカーテン12Bが展開し、トップエアバッグ80が前部座席乗員の上方に膨張する。
【0064】
該カーテン12Bは、バッグ部18Bの膨張により、案内部材50によって案内されて天井部3から下方に展開し、後部座席乗員の前方に広がる。
【0065】
該カーテン12Bは、展開後は、リング部材52が該案内部材50と係合していることにより、十分な張力が加えられる。また、膨張した各バッグ部18B,20Bにより、乗員が該カーテン12Bに当ったときの衝突が十分に吸収される。膨張したバッグ部20Bは乗員の腰部を拘束する。
【0066】
この乗員保護装置10Bにあっては、前部座席乗員の上方にトップエアバッグ80が膨張するので、車両がターンオーバーしたときに前部座席乗員がこのトップエアバッグ80によって保護される。
【0067】
この乗員保護装置10Bにあっては、該トップエアバッグ80とカーテン12Bとを共通のガス発生器26によって膨張させるようにしているので、乗員保護装置10Bの構成コストが低減される。
【0068】
第9図は別の実施の形態に係る乗員保護装置のカーテン展開時の斜視図、第10図はこの乗員保護装置のカーテン展開時の側面図、第11図(a)はカーテン非展開時を示す車両室内の既略的な側面図、第11図(b)はカーテン展開時を示す車両室内の既略的な側面図である。
【0069】
この実施の形態では、第11図(a)に示すように、車両室内に前部座席1と後部座席2とが設置されており、これらの間の天井部3(左右のBピラー(図示略)同士の間)に乗員保護装置10Cが設置されている。
【0070】
この乗員保護装置10Cは、後部座席2の乗員前方において車両室内の上下左右方向に展開した状態に展開可能なカーテン12Cと、該カーテン12Cを展開させる展開手段としてのガス発生器100と、該カーテン12Cが後部座席2の乗員又は荷物を受け止めるための張力発生手段として、該カーテン12Cの左右の側辺と該カーテン12Cよりも車両後方に位置する天井部3の左右の側縁とをそれぞれ連結した連結部102,102とを有している。
【0071】
第9図及び第10図に示すように、カーテン12Cの上縁部内に孔空き管状のダクト104が配置されている。このダクト104は、天井部3に沿って車両幅方向(左右方向)に延在した状態にて固定設置されている。このダクト104の一端側に、ダクト106を介してガス発生器100が接続されている。これらのダクト106とガス発生器100とは天井部3の側縁に沿って固定設置されている。
【0072】
カーテン12Cの左右の側縁部には、それぞれ、上下方向に延在する縦長バッグ部108が設けられている。また、このカーテン12Cの下縁部に沿って、左右方向に延在する横長バッグ部110が設けられている。各縦長バッグ部108は、上端側がカーテン12Cの上縁部内に連通しており、下端側は横長バッグ部110内に連通している。
【0073】
第11図(b)に示すように、展開状態とされたカーテン12Cの側辺と、該カーテン12Cの上端(ダクト104)よりも車両後方に延在した天井部3の側縁とに挟まれた三角領域に、シート状の連結部102,102が設けられている。第10図に示すように、カーテン12Cの側辺にこの連結部102の一辺102aが連なっている。また、天井部3の側縁に沿う該連結部102の辺102bからは、この連結部102の辺102bを天井部3の側縁に連結するための複数の突片112が突設されている。各突片112にはボルト等の挿通孔(符号略)が設けられており、この挿通孔にボルト等が通されて各突片112が天井部3の側縁に留め付けられている。
【0074】
なお、第10図に示すように、カーテン12Cの側辺に沿って延在した辺102aと天井部3の側縁に沿って延在した辺102bとの角θは鋭角となっている。この角θは、45°〜80°であることが好ましい。また、この連結部102の残りの一辺102cの長さrは、天井部3の側縁に沿って延在した辺102bの長さrとほぼ等しい長さとなっている。
【0075】
カーテン12Cは、非展開時には、前述の第3図のカーテン12Aと同様に、ジグザグ状に折り畳まれ、天井部3に沿って細長く延在した状態にて、該天井部3に装着されたカーテン用カバー(図示略)によって覆われている。このカーテン用カバーには、カーテン12Cが展開するときに開裂してカーテン12Cの下方(車両室内)への展開を許容する開裂部が設けられている。
【0076】
また、各連結部102も、第11図(a)に示すように、カーテン非展開時には、天井部3の左右の側縁に沿って細長く延在するように折り畳まれている。天井部3の各側縁には、この連結部102の折り畳み体を覆う連結部用カバー(図示略)が装着されている。この連結部用カバーにも、カーテン12Cの展開に追従して連結部102が展開するときに開裂して連結部102の下方(車両室内)への展開を許容する開裂部が設けられている。
【0077】
なお、これらのカーテン用カバーと連結部用カバーとは一体に構成されていてもよく、別々に構成されていてもよい。
【0078】
この実施の形態では、前述の通り連結部102の辺102bと辺102cとが略等しい長さとなっているので、カーテン12Cを折り畳むに際しては、該カーテン12Cがその上縁部から下縁部まで車両前後方向に殆どズレなく折り重なる。このため、カーテン12Cを、該車両前後方向に比較的コンパクトに折り畳むことができる。
【0079】
このように構成された乗員保護装置10Cにおいては、車両衝突時には、ガス発生器100がガス噴出作動し、このガス発生器100からのガスによって縦長バッグ部108が膨張することにより、カーテン12Cが天井部3から下方(車両室内)に展開し、後部座席2の前方に広がる。また、各連結部102は、このカーテン12Cによって下方に引張られ、車両室内の左右の側面に沿うようにして下方に展開する。
【0080】
この際、前述の通り、各連結部102の辺102aと102bとのなす角θが鋭角となっているので、第11図(b)に示す如く、カーテン12Cはこの連結部102の辺102aに沿って車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となり、該カーテン12Cの下縁部に沿って設けられた横長バッグ部110が後部座席乗員の腰部付近と対面するようになる。この横長バッグ部110は、縦長バッグ部108を介してガス発生器100からのガスが導入されることにより膨張し、乗員の腰部付近を後部座席2に拘束して乗員の前方移動を阻止する。
【0081】
このカーテン12Cの左右の側辺は、連結部102によって、該カーテン12Cよりも車両後方に延在した天井部3の左右の側縁にそれぞれ連結されているので、展開したカーテン12Cに後部座席2の乗員が突っ込んできても、カーテン12Cは車両前方に退動することなくしっかりと乗員を受け止める。
【0082】
この乗員保護装置10Cにあっては、カーテン12Cの張力発生手段として、このカーテン12Cの側辺と天井部3の側縁とをつなぐ三角形シート状の連結部102を用いており、構成が極めて簡易である。
【0083】
なお、この連結部102の材質は特に限定されるものではなく、例えば織物や編物、不織布等の布材から構成されてもよく、軟質合成樹脂シート等の布材以外の材料から構成されてもよい。
【0084】
また、この実施の形態では連結部102を三角形シート状としているが、図示以外の形状としてもよい。
【0085】
この実施の形態でも、ガス発生器100は、カーテン12Cの両サイドに設けられた縦長バッグ部108と下縁部に設けられた横長バッグ部110とを膨張させる程度の小容量のもので足りる
【0086】
本発明では、張力発生手段として、カーテンの側辺と天井部の側縁とをつなぐシート状の連結部を採用した場合には、次の第12図及び第13図の乗員保護装置10Dのように、カーテン展開時において、該連結部の姿勢を安定させるためのガイド部材を設けてもよい。なお、第12図はこの乗員保護装置10Dのカーテン展開時における斜視図であり、第13図はこの乗員保護装置10Dのカーテン展開時における正面図である。
【0087】
この乗員保護装置10Dは、天井部3から乗員前方において上下左右に展開した状態に展開可能なカーテン12Cと、該カーテン12Cを展開させる展開手段としてのガス発生器100と、張力発生手段として、該カーテン12Cの側辺と該カーテン12Cよりも車両後方に延在する天井部3の側縁とをつなぐ連結部102と、カーテン展開時において該連結部102の姿勢を安定させるためのガイド部材120とを有している。
【0088】
この乗員保護装置10Dにおいても、カーテン12Cの上縁部内にダクト104が配設されており、このダクト104は天井部3に沿って車両幅方向に延在した状態にて固定設置されている。前記ガス発生器100は、ダクト106を介してこのダクト104の一端側に接続されている。カーテン12Cの両サイドと下縁部とには、それぞれ、互いに連通した縦長バッグ部108と横長バッグ部110とが設けられている。
【0089】
また、連結部102は、この実施の形態でも三角形シート状であり、二辺が、カーテン12Cの側辺と、該カーテン12Cの上縁部(ダクト104)よりも車両後方に延在した天井部3の側縁とにそれぞれ結合されている。
【0090】
これらのカーテン12Cと各連結部102とは、非展開時には、ジグザグ状に折り畳まれてそれぞれ天井部3とその左右の側縁とに沿って細長く延在した状態となっている。そして、これらの折り畳み体を覆うように、天井部3にカバー122(第13図)が装着されている。
【0091】
図示はしないが、このカバー122には、カーテン12Cが展開するときに開裂するカーテン用テアラインと、このカーテン12Cの展開に追従して連結部102が展開するときに開裂する連結部用テアラインとが設けられている。該カーテン用テアラインは車両幅方向に延設されており、連結部用テアラインは、このカーテン用テアラインの両端から、それぞれ天井部3の左右の側縁に沿うように車両後方に延設されている。
【0092】
ガイド部材120は、この実施の形態では、該カバー122と一体に形成されている。即ち、カバー122には、各連結部用テアラインと隣接してガイド部材領域が区画されている。このガイド部材領域は、該連結部用テアラインと、車両前後方向に位置を異ならせて該連結部用テアラインから枝分かれするように車両幅方向中央側に向って延設された2条のテアラインとによって囲まれている。
【0093】
カーテン展開時に連結部102が連結部用テアラインを開裂させるに際し、この連結部用テアラインの開裂が後者の2条のテアラインにも伝播する。そして、連結部102が連結部用テアラインの開裂部を通って下方へ展開するのに追従して、ガイド部材領域がフラップ状に下方に折れ曲がり、ガイド部材120が形成される。
【0094】
図示はしないが、この実施の形態では、該ガイド部材120が過度に下方に折れ曲がることを防止するためのストッパが設けられている。
【0095】
このようにして形成された各ガイド部材120は、第13図の通り、展開した左右の連結部102の内側面(連結部102同士の対向面)に対峙する。このガイド部材120により、例えば第12図に示す如くカーテン12Cに乗員が突込んできたときに、左右の連結部102がカーテン中央側に引寄せられることが阻止される。
【0096】
なお、この乗員保護装置10Dのその他の構成は前記第9〜11図の乗員保護装置10Cと同様であり、第12,13図において、第9〜11図と同一符号は同一部分を示している。
【0097】
第14図(a)はさらに別の実施の形態に係る乗員保護装置のカーテン非展開時における車両室内の既略的な側面図であり、第14図(b)はこの乗員保護装置のカーテン展開時における車両室内の既略的な側面図である。
【0098】
この乗員保護装置10Eは、天井部3から後部座席2の前方において上下左右に展開した状態に展開可能なカーテン12Cと、該カーテン12Cが展開したときに前部座席1の後部からこのカーテン12Cの背面を押圧するように膨張するエアバッグ130とを有している。
【0099】
この実施の形態では、後部座席2は、車両後方にスライド可能となっている。
【0100】
該カーテン12Cは、前述の第9〜11図の実施の形態と同様、上縁部内にダクト104が配設されており、このダクト104が天井部3に沿って車両幅方向に延在した状態にて固定設置されている。このダクト104の一端側には、ダクト106を介してガス発生器100が接続されている。また、このカーテン12Cの両サイドと下縁部とには、それぞれ、このガス発生器100からのガスによって膨張する縦長バッグ部108と横長バッグ部110とが設けられている。
【0101】
このカーテン12Cの左右の側縁部は、それぞれ、連結部102によって該カーテン12Cよりも車両後方に延在した天井部3の左右の側縁に連結されている。
【0102】
これらのカーテン12C及び連結部102の構成は、前述の第9〜11図の実施の形態において採用されたものと同一構成となっている。
【0103】
前部座席1のシートバッグの後面には、エアバッグ130が収容されたエアバッグ収容部132が設けられている。このエアバッグ収容部132は、カーテン12Cが後部座席2の前方において展開したときにこのカーテン12Cに臨むよう車両後方に開放したエアバッグ膨出用開口を有している。エアバッグ130は、基端側がこのエアバッグ収容部132の底部に連結されている。
【0104】
このエアバッグ収容部132内には、エアバッグ130を膨張させるためのガス発生器134が設置されている。該ガス発生器134は、この実施の形態では棒状のものであり、該エアバッグ130の基端側を車両幅方向に貫通するように配置されている。このガス発生器134の両端側はエアバッグ130の外部に突出しており、該両端部がエアバッグ収容部132に固定されている。
【0105】
エアバッグ130が折り畳まれた状態でエアバッグ収容部132内に収容され、このエアバッグ収容部132のエアバッグ膨出用開口を閉鎖するようにカバー(図示略)が装着されている。このカバーは、エアバッグ130が膨張するときに開き出して該エアバッグ膨出用開口を開放するようになっている。
【0106】
なお、図示はしないが、この乗員保護装置10Eは、車両室内における後部座席2の位置を検出する検出装置を備えており、この検出装置によって後部座席2が車両後方にスライドされた状態となっていると判定されたときにのみ、前記ガス発生器134が作動するようになっている。
【0107】
このように構成された乗員保護装置10Eにおいては、車両衝突時には、カーテン12Cのガス発生器100がガス噴出作動してカーテン12Cが下方に展開し、後部座席2の前方に広がる。この際、後部座席2が車両後方にスライドされた状態となっている場合には、ガス発生器134がガス噴出作動してエアバッグ130も膨張する。膨張したエアバッグ130は、カーテン12Cを車両後方に押圧して後部座席2に接近させる。
【0108】
このため、カーテン12Cは、後部座席2が車両後方にスライドされた状態であっても、該後部座席2から離隔することなく展開するようになる。
【0109】
なお、この乗員保護装置10Eにあっては、後部座席2が車両後方にスライドされた状態となっていないときには、ガス発生器134が作動しないため、展開したカーテン12Cがエアバッグ130に押されて過度に後部座席2に接近することがない。
【0110】
この実施の形態では、後部座席2が車両後方にスライド可能となっており、この後部座席2が車両後方にスライドされた状態となっているときにガス発生器134が作動するよう構成されているが、これ以外にも、例えばこの後部座席2に着席した乗員の位置を検出する検出装置を設け、乗員が後部座席2に深々と腰掛けている状態となっていることが検出されたときには、ガス発生器134を作動させると共に、乗員が後部座席の前端付近に浅く腰掛けているときにはガス発生器134を作動させないよう構成してもよい。このように構成した場合には、乗員が比較的車両後方に位置していても、カーテン12Cが該乗員から離隔することなく展開すると共に、乗員が比較的車両前方に位置していても、カーテン12Cが該乗員に過度に接近することなく展開する。
【0111】
もちろん、本発明では、これらを組み合わせてガス発生器134の作動を制御してもよい。
【0112】
また、ガス発生器134として、出力可変型のものを用いることにより、後部座席2や後部座席乗員の位置に応じてきめ細かくカーテン12Cの展開位置をコントロールすることも可能である。
【0113】
上記の第9〜14図の各実施の形態では、カーテンの側辺と天井部の側縁とをつなぐ連結部として三角形シート状連結部102を設けているが、連結部の構成はこれに限られるものではない。例えば、第15図及び第16図のように、紐状(帯状)の連結部102Aを採用してもよい。なお、第15図及び第16図は、それぞれ、連結部の別の形態を示すカーテン展開時の斜視図及び側面図である。
【0114】
第15図及び第16図の乗員保護装置10Fにおいては、カーテン12Cの側辺の下端部と、該カーテン12Cよりも車両後方に位置した天井部3の側縁とが紐状(帯状)の連結部102Aによって連結されている。この実施の形態でも、カーテン12Cは、上縁部内にダクト104が配設されており、このダクト104が車両幅方向に延在した状態にて天井部3に固定設置されている。
【0115】
各連結部102Aは、一端がカーテン12Cの側辺の下端部に連なっており、他端が天井部3の側縁に留め付けられている。第16図の符号102aは、ボルト等の挿通孔を示しており、この挿通孔102aにボルト等が通されて該連結部102Aの他端が天井部3の側縁に留め付けられている。
【0116】
この連結部102Aは、第16図に示すように、カーテン12Cが展開したときに該カーテン12Cと天井部3との角θが鋭角、好ましくは45°〜80°となり、これにより該カーテン12Cが車両後方に向って斜め下向に延在した姿勢に保持されるよう配置されている。
【0117】
また、連結部102Aは、該連結部102Aの長さrと、カーテン12Cの上縁部(ダクト104)から該連結部102Aの天井部3への結合部までの距離rとが略等しくなるように配置されている。
【0118】
この乗員保護装置10Fのその他の構成は、前記第9図〜第11図の乗員保護装置10Cと同様となっている。
【0119】
この実施の形態でも、連結部102Aの長さrとカーテン12の上縁部から該連結部102Aの天井部3への結合部までの距離rとが略等しくなっているので、カーテン12Cを折り畳むに際しては、該カーテン12Cがその上縁部から下縁部まで車両前後方向に殆どズレなく折り重なる。このため、カーテン12Cを、該車両前後方向に比較的コンパクトに折り畳むことができる。
【0120】
また、カーテン展開時には、カーテン12Cは車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となり、該カーテン12Cの下縁部に沿って設けられた横長バッグ部110が後部座席乗員の腰部付近と対面するようになる。
【0121】
この乗員保護装置10Fのように紐状(帯状)の連結部102Aを採用することにより、連結部の構成コストを低減させることができる。
【0122】
なお、この実施の形態では、カーテン12Cの側辺の下端部のみが連結部102Aによって天井部3の側縁に連結されているが、第17図の乗員保護装置10Gのように、該側辺の延在方向中央付近も、連結部102Bによって天井部3の側縁に連結されてもよい。このようにカーテン12Cの側辺の途中部分(中央付近)を連結部102Bによって天井部3の側縁に連結することにより、カーテン12Cが展開途中時においてバタつくことが防止される。
【0123】
図示は省略するが、カーテン12Cの側辺が3箇所以上連結部によって天井部3の側縁に連結されてもよい。
【0124】
なお、第17図の如くカーテン12Cの側辺の途中部分を連結部によって天井部3の側縁に連結する代わりに、カーテン12Cの中央付近にバッグ部を設けてもよい。このように構成した場合には、カーテン12Cが展開するときにこのバッグ部が膨張してカーテン12Cの中央付近が固くなり、カーテン12Cがバタつくことが防止される。
【0125】
本発明では、車両側突時等に天井部の側縁から車両室内の側面に沿って下方に膨張して乗員への側方からの衝撃を吸収するサイドカーテンエアバッグを設けてもよい。この場合、本発明の乗員保護装置のカーテンのバッグ部と、このサイドカーテンエアバッグとを共通のガス発生器によって膨張させるよう構成してもよい。
【0126】
また、例えば前記第9〜17図の各実施の形態のように、カーテンの側辺と天井部の側縁とをつなぐ連結部を設けた場合には、この連結部とサイドカーテンエアバッグとを共通の留め付け部材によって天井部の側縁に留め付けるよう構成してもよい。
【0127】
この連結部を第9〜14図の各実施の形態のようにシート状とした場合には、サイドカーテンエアバッグを設ける代りに、連結部にバッグ部を設けてもよい。このように構成した場合には、連結部が展開したときに乗員の側方においてこのバッグ部が膨張することにより、乗員への側方からの衝撃が吸収される。
【0128】
上記の各実施の形態では、カーテンは天井部から下方に展開するよう構成されている第8図の参考例では、カーテン90、車両室内の側面から扇形に展開する。
【0129】
本発明の乗員保護装置においては、座席に座った乗員の位置や姿勢を検知する検知手段を設け、該検知手段によって検知された乗員の着座位置や姿勢に応じてカーテンの展開位置を変更したり、カーテンを展開させないように構成してもよい。
【0130】
上記の各実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明では、SUV系の車などの荷室と座席との間にカーテンを展開させ、荷物を受け止めるようにしてもよい。
【0131】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の乗員保護装置によると、座席の前方に展開し、且つ十分な張力が加えられたカーテンにより、該座席に座った乗員をしっかりと受け止めることができる。本発明の乗員保護装置は、後席に適用された場合でも乗員を十分に保護することができる。
【0132】
また、本発明の一態様によると、出力の小さいガス発生器を用いても十分に早期に展開し、且つ乗員を十分に保護することができるように乗員保護装置を構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る乗員保護装置の斜視図である。
【図2】 図1の乗員保護装置を備えた車両室内の概略的な側面図である。
【図3】 別の実施の形態に係る乗員保護装置のカーテン非展開時の斜視図である。
【図4】 図3の乗員保護装置のカーテン展開時の斜視図である。
【図5】 図3,4の乗員保護装置を備えた車両室内の側面図である。
【図6】 図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】 異なる実施の形態に係る乗員保護装置の斜視図である。
【図8】 参考例の説明図である。
【図9】 別の実施の形態に係る乗員保護装置の斜視図である。
【図10】 図9の乗員保護装置の側面図である。
【図11】 図9の乗員保護装置を備えた車両室内の既略的な側面図である。
【図12】 連結部のガイド部材の構成を示す斜視図である。
【図13】 連結部のガイド部材の構成を示す正面図である。
【図14】 さらに別の乗員保護装置を備えた車両室内の既略的な側面図である。
【図15】 連結部の別の形態を示す斜視図である。
【図16】 図15の連結部の側面図である。
【図17】 連結部のさらに別の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 前部座席
2 後部座席
3 天井部
4 床部
5 中間部座席
6 Bピラー
7 Cピラー
10,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G 乗員保護装置
12,12A,12B,12C,90 カーテン
14 引張装置
16 巻取軸
18,18B,20,20B,108,110 バッグ部
26,100 ガス発生器
26,26a,26b,26c,26d,104,106 パイプ(ダクト)
28 第1ワイヤ
30 第1リール
32 定滑車
34 動滑車
36 第2ワイヤ
38 第2リール
50 案内部材
52 リング部材
70 引張装置
72 ワイヤ
74 ウィンチ
80 トップエアバッグ
102,102A,102B 連結部
120 ガイド部材
130 エアバッグ
132 エアバッグ収容部
134 ガス発生器

Claims (15)

  1. 車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(2)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12C)と、
    該カーテン(12C)を展開させる展開手段と、
    該カーテン(12C)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、
    を備えてなる乗員保護装置において、
    該カーテン(12C)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、
    該カーテン(12C)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(2)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、
    該カーテン(12C)の左右の側縁部には、それぞれ、上下方向に延在する縦長バッグ部(108)が設けられており、
    該カーテン(12C)の下縁部に沿って、該カーテン(12C)の展開時に膨張する横長バッグ部(110)が設けられており、各縦長バッグ部(108)の下端側はそれぞれ該横長バッグ部(110)に連通しており、
    該カーテン(12C)のうち左右の縦長バッグ部(108)と下側の横長バッグ部(110)とによって囲まれた領域は非膨張部となっており、
    前記展開手段として、各縦長バッグ部(108)にガスを供給するガス発生器(100)が設けられており、
    カーテン展開時には、該ガス発生器(100)がガス噴出作動し、該カーテン(12C)は、このガス発生器(100)からのガスによって各縦長バッグ部(108)が膨張することにより、天井部(3)から下方に展開するものとなっており、
    前記張力発生手段として、該カーテン(12C)の左右の側辺と、該カーテン(12C)よりも車両後方に延在する該天井部(3)の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部(102)が設けられており、
    該連結部(102)は、シート状のものであり、展開状態とされた該カーテン(12C)の側辺に沿って延在し、且つ該側辺に連なっている第1の辺(102a)と、該カーテン(12C)の上縁部よりも車両後方に延在する天井部(3)の側縁に沿って延在し、且つ該側縁に連結された第2の辺(102b)とを有しており、
    該第1の辺(102a)と第2の辺(102b)との挟角θは鋭角となっており、
    カーテン展開時には、該連結部(102)は、該カーテン(12C)に引っ張られて該天井部(3)から下方に展開し、カーテン(12C)は、該連結部(102)の第1の辺(102a)に沿って車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となることを特徴とする乗員保護装置。
  2. 請求項1において、前記挟角θは、45〜80°であることを特徴とする乗員保護装置。
  3. 請求項1又は2において、前記連結部(102)は、前記第1及び第2の辺(102a,102b)と、これらの辺(102a,102b)の前記挟角θと反対側の端部同士を結ぶ第3の辺(102c)とを有する三角形シート状のものであり、
    該第3の辺(102c)の長さr は、該第2の辺(102b)の長さr とほぼ等しい長さとなっていることを特徴とする乗員保護装置。
  4. 車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(2)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12C)と、
    該カーテン(12C)を展開させる展開手段と、
    該カーテン(12C)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、
    を備えてなる乗員保護装置において、
    該カーテン(12C)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、
    該カーテン(12C)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(2)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、
    該カーテン(12C)の左右の側縁部には、それぞれ、上下方向に延在する縦長バッグ部(108)が設けられており、
    該カーテン(12C)の下縁部に沿って、該カーテン(12C)の展開時に膨張する横長バッグ部(110)が設けられており、各縦長バッグ部(108)の下端側はそれぞれ該横長バッグ部(110)に連通しており、
    該カーテン(12C)のうち左右の縦長バッグ部(108)と下側の横長バッグ部(110)とによって囲まれた領域は非膨張部となっており、
    前記展開手段として、各縦長バッグ部(108)にガスを供給するガス発生器(100)が設けられており、
    カーテン展開時には、該ガス発生器(100)がガス噴出作動し、該カーテン(12C)は、このガス発生器(100)からのガスによって各縦長バッグ部(108)が膨張することにより、天井部(3)から下方に展開するものとなっており、
    前記張力発生手段として、該カーテン(12C)の左右の側辺と、該カーテン(12C)よりも車両後方に延在する該天井部(3)の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部(102A)が設けられており、
    該連結部(102A)は、紐状又は帯状のものであり、一端が該カーテン(12C)の側辺の下端部に連なっており、他端が該カーテン(12C)の上縁部よりも車両後方において該天井部(3)の側縁に留め付けられており、
    該連結部(102A)の長さr は、該カーテン(12C)の上縁部から該連結部(102A)の天井部(3)への結合部までの距離r と略等しいものとなっており、これにより、該カーテン(12C)が展開した状態にあっては、該カーテン(12C)と天井部(3)との挟角θが鋭角となり、これにより、該カーテン(12C)が車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となることを特徴とする乗員保護装置。
  5. 請求項4において、前記挟角θは、45〜80°であることを特徴とする乗員保護装置。
  6. 請求項4又は5において、さらに、該カーテン(12C)の左右の側辺の途中部の少なくとも1箇所と、該カーテン(12C)よりも車両後方に延在する該天井部(3)の左右の側縁とをそれぞれ連結する連結部(102B)が設けられていることを特徴とする乗員保護装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記カーテン(12C)及び連結部(102)の展開時において、該連結部(102)同士の対向面にそれぞれ対峙することにより、各連結部(102)が該カーテン(12C)の中央側に引き寄せられることを阻止するガイド部材(120)が設けられていることを特徴とする乗員保護装置。
  8. 請求項7において、前記天井部(3)に、非展開状態の前記カーテン(12C)及び連結部(102)を覆ったカバー(122)が設けられており、
    該カバー(122)には、
    車両幅方向に延設された、カーテン(12C)が展開するときに開裂して該カーテン(12C)の下方への展開を許容するカーテン用テアラインと、
    該カーテン用テアラインの両端からそれぞれ天井部(3)の左右の側縁に沿うように車両後方に延設された、該連結部(102)が展開するときに開裂して該連結部(102)の下方への展開を許容する連結部用テアラインと、
    各連結部用テアラインからそれぞれ車両前後方向に位置を異ならせて車両幅方向中央側に向って延設された2条のガイド部材用テアラインと
    が設けられており、
    各連結部用テアラインとガイド部材用テアラインとによって囲まれた領域が、それぞれ、カーテン展開時に前記ガイド部材(120)となるガイド部材領域となっており、
    カーテン展開時に各連結部(102)が連結部用テアラインを開裂させるに際し、この 連結部用テアラインの開裂が各ガイド部材用テアラインにも伝播し、その後、連結部(102)が連結部用テアラインの開裂部を通って下方へ展開するのに追従して、各ガイド部材領域がフラップ状に下方に折れ曲がり、これにより、各ガイド部材(120)が形成されることを特徴とする乗員保護装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項において、前記カーテン(12C)は、車両前後方向に配列された座席(1,2)の間において展開するように配置されており、
    後側の座席(2)は、車両後方へスライド可能となっており、
    該座席(2)が車両後方へスライドされた状態となっていることを検出する検出装置が設けられており、
    該前側の座席(1)には、
    該カーテン(12C)が展開したときに該座席(1)の後部から該カーテン(12C)を車両後方へ押圧するように膨張可能なエアバッグ(130)と、
    該エアバッグ(130)を膨張させるためのガス発生器(134)と
    が設けられており、
    該カーテン(12C)の展開時に、前記後側の座席(2)が車両後方にスライドされていないときには該ガス発生器(134)は作動せず、該座席(2)が車両後方にスライドされた状態となっているときには、該ガス発生器(134)が作動し、これによりエアバッグ(130)が膨張し、カーテン(12C)が該エアバッグ(130)により車両後方に押圧されて該座席(2)に接近することを特徴とする乗員保護装置。
  10. 請求項1ないし8のいずれか1項において、前記カーテン(12C)は、車両前後方向に配列された座席(1,2)の間において展開するように配置されており、
    後側の座席(2)に着座した乗員の着座位置を検出する検出装置が設けられており、
    該前側の座席(1)には、
    該カーテン(12C)が展開したときに該座席(1)の後部から該カーテン(12C)を車両後方へ押圧するように膨張可能なエアバッグ(130)と、
    該エアバッグ(130)を膨張させるためのガス発生器(134)と
    が設けられており、
    該カーテン(12C)の展開時に、乗員が前記後側の座席(2)の前端付近に着座しているときには該ガス発生器(134)は作動せず、乗員が該座席(2)に深く着座しているときには、該ガス発生器(134)が作動し、これによりエアバッグ(130)が膨張し、カーテン(12C)が該エアバッグ(130)により車両後方に押圧されて該座席(2)に接近することを特徴とする乗員保護装置。
  11. 車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(5)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12A)と、
    該カーテン(12A)を展開させる展開手段と、
    該カーテン(12A)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、
    を備えてなる乗員保護装置において、
    該カーテン(12A)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、
    該カーテン(12A)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(5)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、
    該カーテン(12A)は、ガスが導入されるバッグ状部分を有しており、
    前記展開手段として、該バッグ状部分にガスを供給するガス発生器(26)が設けられており、
    カーテン展開時には、該ガス発生器(26)がガス噴出作動し、該カーテン(12A)は、このガス発生器(26)からのガスによって該バッグ状部分が膨張することにより、天井部(3)から下方に展開するものとなっており、
    該カーテン(12A)の展開を案内する棒状の案内部材(50)が該カーテン(12A )の左右両サイドに設けられており、
    該カーテン(12A)の少なくとも下縁部の左右両端側にそれぞれリング部材(52)が取り付けられており、各リング部材(52)は、該カーテン(12A)の両サイドの案内部材(50)にそれぞれ遊嵌し、該案内部材(50)に沿って移動自在となっており、
    該カーテン(12A)は、展開時には、該案内部材(50)に沿って下方に展開し、
    カーテン展開後には、該案内部材(50)によって該カーテン(12A)に前記張力が加えられることを特徴とする乗員保護装置。
  12. 請求項11において、該カーテン(12A)の左右の側辺に、それぞれ、上下方向に配置位置を異ならせて複数個の前記リング部材(52)が取り付けられていることを特徴とする乗員保護装置。
  13. 請求項11又は12において、各案内部材(50)は、カーテン(12A)が非展開状態となっているときには、それぞれ車両の左右のピラー(6)に沿って上下方向に延在しており、
    各案内部材(50)の上端部にはスライダ(50a)が設けられており、該スライダ(50a)は、ピラー(6)の上部に上下方向に延設されたレール部材(61)に摺動自在に係合しており、これにより、案内部材(50)の上端が該レール部材(61)に沿って下方へ移動可能となっており、
    各案内部材(50)の下端側にはスライダ(50b)が設けられており、該スライダ(50b)は、車両の床部(4)に前後方向に延設されたレール部材に摺動自在に係合しており、これにより、案内部材(50)の下端が該レール部材に沿って車両後方へ移動可能となっており、
    該床部(4)には、各案内部材(50)の下端部を車両後方へ引張る引張装置(70)が設けられており、
    カーテン展開時には、該引張装置(70)が作動し、各案内部材(50)は、該引張装置(70)によってその下端部が車両後方へ引張られることにより、ピラー(6)から車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となり、この案内部材(50)に沿ってカーテン(12A)が下方へ展開することにより、該カーテン(12A)が車両後方に向って斜め下向きに延在した姿勢となることを特徴とする乗員保護装置。
  14. 請求項11ないし13のいずれか1項において、展開状態におけるカーテン(12B)の前方に位置する座席の上方に展開可能なエアバッグ(80)が設けられており、
    該カーテン(12B)の前記上縁部内に、左右方向に延在する孔開き管状のダクト(26c)が配設されており、該ダクト(26c)の一端側に前記ガス発生器(26)が接続されており、該ダクト(26c)の他端側は、該エアバッグ(80)に連通しており、
    該エアバッグ(80)と該カーテン(12B)とに共通のガス発生器(26)からガスが供給されることを特徴とする乗員保護装置。
  15. 車室の天井部(3)から下方に展開し、該車室内の座席(2)の前方に広がった展開状態をとるように展開可能なカーテン(12)と、
    該カーテン(12)を展開させる展開手段と、
    該カーテン(12)に乗員又は荷物を受け止めるための張力を加える張力発生手段と、
    を備えてなる乗員保護装置において、
    該カーテン(12)は、その上縁部が該天井部(3)に連結されており、
    該カーテン(12)は、展開終了した場合、その下辺部は座席(2)のシートクッションの上側且つシートバックの前側に位置するものであり、
    該カーテン(12)の下縁部に沿って、該カーテン(12)の展開時に膨張するバッグ部(20)が設けられており、
    前記展開手段及び該張力発生手段として、該カーテン(12)の下縁部の左右両端をそれぞれ下方へ引き下げる引張装置(14)が設けられており、
    該引張装置(14)は、
    それぞれ一端がカーテン(12)の左右の下端部に連結された第1ワイヤ(28)と、
    該第1ワイヤ(28)の他端を巻き取るための第1リール(30)と、
    該第1ワイヤ(28)の途中部分が掛け回された定滑車(32)と、
    該定滑車(32)よりもカーテン(12)側の第1ワイヤ(28)の途中部分が掛け回された動滑車(34)と、
    一端が該動滑車(34)の回転軸(34a)に連結された第2ワイヤ(36)と、
    該第2ワイヤ(36)の他端側を巻き取るための第2リール(38)と
    を有しており、
    該第1リール(30)、定滑車(32)、動滑車(34)及び第2リール(38)は、それぞれ車両室内の床部(4)の左右両サイドに設置されており、
    該動滑車(34)は、案内部材によって案内されて車両のピラーの根元付近から車両後方に移動可能となっており、且つスプリングにより車両前方に付勢されており、カーテン(12)が非展開状態となっているときには、該動滑車(34)は、該ピラーの根元付近に配置されており、
    該定滑車(32)は動滑車(34)よりも車両後方に配置されており、
    該第1リール(30)は該定滑車(32)よりも車両前方に配置されており、
    該第2リール(38)は該動滑車(34)よりも車両後方に配置されており、
    各リール(30,38)には、該リール(30,38)をそれぞれワイヤ巻取方向に回転駆動するための回転駆動装置が連結されており、
    カーテン展開時には、該回転駆動装置がそれぞれ作動し、各引張装置(14)の第1リール(30)及び第2リール(38)がそれぞれ第1ワイヤ(28)と第2ワイヤ(36)を巻き取り、これにより、カーテン(12)が該第1ワイヤ(28)に引張られて天井部(3)から下方に引き出されると共に、動滑車(34)が該第2ワイヤ(36)に引張られて車両後方に移動することに伴い、該カーテン(12)が車両後方にも引張られ、これにより、該カーテン(12)が車両後方へ斜め下向きに展開し、その後、展開したカーテン(12)にワイヤ28を介して前記張力が加えられることを特徴とする乗員保護装置。
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