JP4141969B2 - 被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置 - Google Patents
被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置 Download PDFInfo
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Description
ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンタ、複写機およびファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含む意味で用いる。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
即ち、給送装置において前記ホッパを含んだユニットを装置本体に対して回動可能に設ける際には、前記ユニットの構成要素と、装置本体側の構成要素との相対位置関係が、前記ユニットの回動動作によって変化する場合がある。
上記態様によれば、前記ユニットを前記使用状態から前記収納状態に切り替えても、前記カムフォロアが前記隆起部から外れないので、上述した第1の態様と同様に、前記ユニットを前記使用状態に無理なく戻すことができるとともに、前記被記録媒体戻しレバーも元の姿勢に戻るので正常な給送動作を実行可能となる。
上記態様によれば、前記ユニットを前記使用状態から前記収納状態に切り換え、そしてその後に再び前記使用状態に戻しても、これに伴って前記カムフォロアが元の位置に復帰するので、上述した第1の態様と同様に、前記ユニットを前記使用状態に無理なく戻すことができるとともに、前記被記録媒体戻しレバーも元の姿勢に戻るので正常な給送動作を実行可能となる。
上記態様によれば、被記録媒体に記録を行う記録装置において、上述した第1から第3の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
尚、以下では、用紙搬送(給送)経路の上流側(図4の右側)を単に「上流側」と言い、用紙搬送(給送)経路の下流側(図4の左側)を単に「下流側」と言うこととする。
図1において、プリンタ1はハウジング3によって外観が構成され、A4サイズの記録に好適であるインクジェットプリンタと同様に、装置後部に記録用紙Pを傾斜姿勢で複数枚セット可能な「被記録媒体給送装置」としての給送装置2を備え、装置前部には記録の行われた記録用紙Pをスタックするスタッカ6を備えている。給送装置2は、ホッパ10を含んだユニットが回動自在に設けられ(詳細は後述)、図2に示す様に使用状態では後方に張り出す様な傾斜姿勢となる。当該使用状態においては、外装カバー47から延長トレイ48が引き出されることにより、記録用紙Pを挿入可能となるとともに傾斜姿勢に支持することができる様になっている。一方で、図3に示す収納状態においては、延長トレイ48の上部に設けられたカバー部49により、用紙を挿入する為の開口部46が塞がれて塵埃等の進入を防止可能となっている。そして当該収納状態では、給送装置2は後方に張り出さず、コンパクト化を図ることができる様になっている。尚、給送装置2については後に詳述する。
図5及び図6に示す様に、給送ローラ軸11aの両軸端部にはカム41が給送ローラ軸11aと一体的に形成されている。カム41は扇形の形状を成し、ホッパ10の両側下端部に形成されたカムフォロア10bと係合することで、給送ローラ軸11aの回転に従ってホッパ10を押し下げ、或いは上昇させる。
Claims (5)
- 被記録媒体と接して回転することにより被記録媒体を給送する給送ローラと、
被記録媒体の幅方向に延びる、前記給送ローラを取り付ける給送ローラ軸と、
被記録媒体を傾斜姿勢に支持するとともに、被記録媒体を前記給送ローラに圧接させる姿勢と、前記給送ローラから離間させる姿勢とを切換可能に設けられるホッパと、
被記録媒体の給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、給送されるべき最上位の被記録媒体とともに下流側へ進んだ次位以降の被記録媒体を上流側に戻す被記録媒体戻しレバーと、
前記給送ローラ軸に設けられるカムと、
前記カムと係合し、前記給送ローラの回転に伴って前記被記録媒体戻しレバーの回動軸に動力を伝達するカムフォロアと、を備え、
前記カムは、前記被記録媒体戻しレバーが前記給送経路に突出する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する隆起部と、前記被記録媒体戻しレバーが前記給送経路から退避する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する非隆起部と、を備えて構成され、
前記ホッパと、前記被記録媒体戻しレバーと、前記カムフォロアとを備えたユニットが被記録媒体の給送経路を側視して前記給送ローラ軸を中心に回動可能に構成されたことにより、前記ユニットが収納状態と使用状態とを切り換え可能となり、
給送待機時における前記ユニットの前記使用状態から前記収納状態への切り換え動作によって、前記隆起部との係合状態にある前記カムフォロアが、前記非隆起部に向かって所定量変位動作するとともに、前記隆起部から前記非隆起部へ向かう接続面が平面又は凸面となる様に形成されている、
ことを特徴とする被記録媒体給送装置。 - 被記録媒体と接して回転することにより被記録媒体を給送する給送ローラと、
被記録媒体の幅方向に延びる、前記給送ローラを取り付ける給送ローラ軸と、
被記録媒体を傾斜姿勢に支持するとともに、被記録媒体を前記給送ローラに圧接させる姿勢と、前記給送ローラから離間させる姿勢とを切換可能に設けられるホッパと、
被記録媒体の給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、給送されるべき最上位の被記録媒体とともに下流側へ進んだ次位以降の被記録媒体を上流側に戻す被記録媒体戻しレバーと、
前記給送ローラ軸に設けられるカムと、
前記カムと係合し、前記給送ローラの回転に伴って前記被記録媒体戻しレバーの回動軸に動力を伝達するカムフォロアと、を備え、
前記カムは、前記被記録媒体戻しレバーが前記給送経路に突出する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する隆起部と、前記被記録媒体戻しレバーが前記給送経路から退避する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する非隆起部と、を備えて構成され、
前記ホッパと、前記被記録媒体戻しレバーと、前記カムフォロアとを備えたユニットが被記録媒体の給送経路を側視して前記給送ローラ軸を中心に回動可能に構成されたことにより、前記ユニットが収納状態と使用状態とを切り換え可能となり、
給送待機時における前記ユニットの前記使用状態から前記収納状態への切り換え動作によって、前記隆起部との係合状態にある前記カムフォロアが、前記非隆起部に向かって所定量変位動作するとともに、前記隆起部から前記非隆起部へ向かう接続面が、前記カムフォロアの変位動作に際して前記カムフォロアが前記隆起部から外れない様に形成されている、
ことを特徴とする被記録媒体給送装置。 - 被記録媒体と接して回転することにより被記録媒体を給送する給送ローラと、
被記録媒体を傾斜姿勢に支持するとともに、被記録媒体を前記給送ローラに圧接させる姿勢と、前記給送ローラから離間させる姿勢とを切換可能に設けられるホッパと、
被記録媒体の給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、給送されるべき最上位の被記録媒体とともに下流側へ進んだ次位以降の被記録媒体の先端を前記先端支持面の側へと戻す被記録媒体戻しレバーと、
前記給送ローラの回転軸に設けられるカムと、
前記カムと係合し、前記給送ローラの回転に伴って前記被記録媒体戻しレバーの回動軸に動力を伝達するカムフォロアと、を備え、
前記カムは、前記被記録媒体戻しレバーが前記給送経路に突出する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する隆起部と、前記被記録媒体戻しレバーが前記給送経路から退避する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する非隆起部と、を備えて構成され、
前記ホッパと、前記被記録媒体戻しレバーと、前記カムフォロアとを備えたユニットが被記録媒体の給送経路を側視して回動可能に構成されたことにより、前記ユニットが収納状態と使用状態とを切り換え可能となり、
給送待機時における前記ユニットの前記使用状態から前記収納状態への切り換え動作によって、前記隆起部との係合状態にある前記カムフォロアが、前記非隆起部に向かって所定量変位動作し、その後再び前記ユニットを前記使用状態に戻すと、これに伴って前記カムフォロアが元の位置に復帰する様に構成されている、
ことを特徴とする被記録媒体給送装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記記録手段の上流側に設けられ、被記録媒体を下流側へ給送する、請求項1から3のいずれか1項に記載された前記被記録媒体給送装置と、
を備えたことを特徴とする記録装置。 - 被噴射媒体と接して回転することにより被噴射媒体を給送する給送ローラと、
被噴射媒体の幅方向に延びる、前記給送ローラを取り付ける給送ローラ軸と、
被噴射媒体を傾斜姿勢に支持するとともに、被噴射媒体を前記給送ローラに圧接させる姿勢と、前記給送ローラから離間させる姿勢とを切換可能に設けられるホッパと、
被噴射媒体の給送経路を側視して回動可能に設けられ、回動することにより、給送されるべき最上位の被噴射媒体とともに下流側へ進んだ次位以降の被噴射媒体を上流側へ戻す被噴射媒体戻しレバーと、
前記給送ローラ軸に設けられるカムと、
前記カムと係合し、前記給送ローラの回転に伴って前記被噴射媒体戻しレバーの回動軸に動力を伝達するカムフォロアと、
前記給送ローラの下流側に設けられ、被噴射媒体に液体噴射を行う液体噴射手段と、を備え、
前記カムは、前記被噴射媒体戻しレバーが前記給送経路に突出する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する隆起部と、前記被噴射媒体戻しレバーが前記給送経路から退避する様に前記カムフォロアの姿勢を規定する非隆起部と、を備えて構成され、
前記ホッパと、前記被噴射媒体戻しレバーと、前記カムフォロアとを備えたユニットが被噴射媒体の給送経路を側視して前記給送ローラ軸を中心に回動可能に構成されたことにより、前記ユニットが収納状態と使用状態とを切り換え可能となり、
給送待機時における前記ユニットの前記使用状態から前記収納状態への切り換え動作によって、前記隆起部との係合状態にある前記カムフォロアが、前記非隆起部に向かって所定量変位動作するとともに、前記隆起部から前記非隆起部へ向かう接続面が平面又は凸面となる様に形成されている、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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JP2004031223A JP4141969B2 (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 被記録媒体給送装置、記録装置、液体噴射装置 |
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JP7121914B2 (ja) | 2019-05-29 | 2022-08-19 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子、および端子付き可撓性基板 |
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