JP4141603B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷デ−タに対応してインク滴を吐出する記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置に関し、特に記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出するキャッピング手段を具備したインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置は印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドに対して相対的に移動させる紙送り手段を備え、記録ヘッドを移動させながら印刷データに基づいて記録用紙にインク滴を吐出させることで記録が行われる。
【0003】
そしてキャリッジ上に例えばブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各インクの吐出が可能な記録ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各カラーインクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能にしている。
【0004】
前記したインクジェット式記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行う関係上、ノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇や、インクの固化、塵埃の付着、さらには気泡の混入などによりノズル開口に目詰まりを発生し、印字不良を起こすという問題を抱えている。
【0005】
このために、この種のインクジェット式記録装置には、非印刷時に記録ヘッドのノズル形成面を封止するためのキャッピング手段を備えている。このキャッピング手段は、記録ヘッドにおけるノズル開口のインクの乾燥を防止する蓋体として機能するだけでなく、ノズル開口に目詰まりが生じた場合には、キャッピング手段によりノズル形成面を封止し、吸引ポンプからの負圧により、ノズル開口からインクを吸引排出させてノズル開口の目詰まりを解消させるインク滴の吐出能力回復機能をも備えている。
【0006】
記録ヘッドの目詰まり解消のために行う強制的なインクの吸引排出処理は、クリーニング操作と呼ばれ、装置の長時間の休止後に印刷を再開する場合や、ユーザが印刷不良を認識して例えばクリーニングスイッチを操作した場合などに実行され、吸引ポンプによる負圧を加えて記録ヘッドよりキャッピング手段内にインクを吸引排出させた後に、例えばゴム材料等により形成してなるワイピング部材により、ノズル形成面を払拭操作を行うようになされる。
【0007】
ところで、この種のインクジェット式記録装置に用いられているキャッピング手段は、例えば図13および図14に示すような構成とされている。図13は記録ヘッドをキャッピングした状態におけるキャッピング手段の縦断面図であり、また図14はキャッピング手段により封止された状態の記録ヘッドのノズル形成面を透視した状態で示している。なお、図13および図14は、後述するようにキャップ部材が負圧を受けてそれぞれ変形している状態を示している。
【0008】
図13および図14に示すように、キャッピング手段6は上面が開放された方形状のキャップホルダ9と、このキャップホルダ9内に収納され、耐インク性を有する軟質性素材により形成されたキャップ部材7を具備している。そして、キャップ部材7にはその上端部をキャップホルダ9よりも若干突出させて、記録ヘッド5のノズル形成面に対する環状のシール部7bを構成している。
【0009】
また、キャップ部材7の内底部には耐インク性およびインク吸収性に優れた多孔質材料からなるインク吸収シート8が収納されている。さらに前記キャップホルダ9の下底部を支持するスライダ10が具備され、キャリッジがキャッピング手段の配置位置に移動したとき、図示せぬ回動アーム等の作用によって前記スライダ10をほぼ水平姿勢に保ったまま上方に移動させて記録ヘッド5のノズル形成面を前記シール部7bによってシールできるように構成されている。
【0010】
一方、キャップ部材7を貫通するようにしてインク排出口7aが形成されており、このインク排出口7aに連通して図示せぬ吸引ポンプに至るチューブTが接続されている。
【0011】
前記した構成において、キャリッジがキャッピング手段側へ移動することにより、前記スライダ10が押し上げられ、キャップ部材7のシール部7bが記録ヘッド5のノズル形成面を封止する。そして、前記吸引ポンプを動作させることで、チューブTを介してキャップ部材7により形成された内部空間に負圧が印加される。これにより、記録ヘッド5のノズル開口5aよりインクが吸引され、キャップ部材7の内部空間に排出されたインクはキャップ部材7内に収納されたインク吸収シート8に吸収されてキャップ部材7内に貯留される。
【0012】
また、記録ヘッド5よりインクの吸引が終了した時点で、キャッピング手段6を若干下方に移動させて、記録ヘッドに対するキャップ部材7による封止を解除し、図示せぬ吸引ポンプを動作させることにより、キャップ部材7内に貯留されたインクを排出させる動作シーケンスが実行される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
前記した構成のキャッピング手段6によれば、記録ヘッド5のノズル形成面に対する良好な密封状態を確保するために、キャップ部材7はゴムまたはエラストマーなどの軟質性素材により形成されている。そして、その材料の持つ弾力性によってノズル形成面との間で密封状態が維持できるようになされている。
【0014】
したがって、キャップ部材7内を負圧にしてノズル開口5aからインクを吸引しようとした場合には、図13および図14に示すようにキャップ部材7は負圧により内側に変形するという問題が発生する。
【0015】
一般に、キャッピング手段6は、キャリッジの移動に基づいて前記した回動アーム等によって記録ヘッド5に対して上下動できるように構成されており、キャップ部材7に低弾性材料を用いることにより、キャリッジ移動の負荷、すなわちキャリッジモータに対する負荷を軽減させるように配慮されている。しかしながらキャップ部材7の材質が低弾性であればある程、負圧を受けた場合の変形の度合いが顕著となる。
【0016】
加えて、昨今においては記録ヘッドのノズル形成面に配備されるノズル開口5aの数も増大しており、これに伴い、吸引ポンプの吸引能力も増大するように構成されていて、吸引ポンプによる吸引時の最大負圧はおおよそ−0.8気圧程度に達する場合もある。
【0017】
このような条件下においては、キャップ部材7のシール部7aが内側に倒れるように変形し、さらにこの状態でキャップ部材7のシール部7aがノズル形成面側に圧着される作用が与えられるために、なおさらシール部7aが内側に倒れ込んだ変形状態となされる。このために、キャップ部材7のシール部7aが図14に示すようにノズル開口5aの一部を覆い、これにより一部のノズル開口5aにおいて正常なインクの吸引排出動作が成し得なくなるという問題が発生する。
【0018】
一方、前記したキャッピング手段においては、キャップ部材7が方形状のキャップホルダ9に収納された構成とされており、しかも前記キャップ部材7は軟質性素材によって形成させる必要があるため、吸引ポンプによる負圧を受けた場合には、例えばキャップ部材7の内底部も、記録ヘッドのノズル形成面側に変形するという作用を受ける。
【0019】
これを回避するために、例えばキャップ部材7をキャップホルダ9に対してインサート成形法あるいは二色成形法によって一体に成形することで、両者の界面において互いに接着された状態に構成させることも考えられる。しかしながら、前記した負圧を受ける作用はクリーニング操作の度に発生し、記録装置の長期の使用によってこれが繰り返されるために、単にインサート成形法あるいは二色成形法によって成形したのみでは、両者の接着界面が剥離するという問題が発生する。
【0020】
キャップホルダ9とキャップ部材7との接着界面が剥離した場合においては、剥離部分から大気がリークしてキャップ部材の機密性が確保し得なくなり、したがって、前記したクリーニング操作は不満足に終わり、これにより記録ヘッドによる正常な印字動作は困難となる。
【0021】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、キャップ部材の顕著な倒れこみ現象を防止し得ると共に、キャップ部材による機密性も長期にわたって確保し得るキャッピング手段の構成を提供しようとするものであり、これによりクリーニング動作の信頼性を向上させたインクジェット式記録装置を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装置は、印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出するキャッピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、前記キャッピング手段は、記録ヘッドのノズル形成面に当接してノズル形成面をシールし、前記ノズル形成面との間で内部空間を形成する軟質性素材により形成されたキャップ部材と、前記キャップ部材を保持する硬質性素材により形成されたキャップホルダとにより構成され、前記キャップ部材は、ノズル形成面に当接するシール部が、キャップホルダに形成された補強リブを覆うようにして形成されると共に、一部がキャップホルダに形成された係合部に係合して、キャップ部材の下底部がキャップホルダの内底部に対して密着状態を保持し得るように構成される。
【0023】
このように構成されるキャッピング手段における前記キャップ部材は、キャップホルダに対してインサート成形あるいは二色成形によって一体に成形され、両者の界面において互いに接着された状態に構成させることが望ましい。
【0024】
そして、好ましい実施の形態においては、前記キャップホルダに形成された係合部は、キャップ部材のシール部側に向かってオーバーハングを形成した係合孔により構成され、前記キャップ部材の一部が前記係合孔に充填された状態になされる。この場合、オーバーハングを形成する前記係合孔は好ましくは補強リブの下端部に沿って間欠的に複数個配置された構成とされる。
【0025】
一方、前記キャップ部材のシール部は、キャップホルダの内側面において、キャップホルダの開口部端面に対して突出して形成されると共に、キャップホルダの内側面から上方向にL字状に立上がる補強リブによって形成される空間部を充填し、且つ前記補強リブのさらに内側面を覆うように一体に形成された構成とすることが望ましい。
【0026】
この場合、前記キャップホルダの内側面において、キャップホルダの開口部端面に対して突出して形成されるキャップ部材のシール部は、好ましくはキャップホルダの内側面から立上がるL字状補強リブの直上に形成された構成とされる。
【0027】
また、他の好ましい実施の形態においては、キャップホルダに形成された係合部は、補強リブの外側部および内側部を連通するように形成された係合孔により構成され、前記キャップ部材は補強リブの外側部および内側部を覆い、且つ補強リブの直上にノズル形成面に当接するシール部を構成すると共に、その一部が前記係合孔に充填された構成とされる。
【0028】
この場合、補強リブの外側部および内側部を連通するように形成される係合孔は、好ましくは補強リブの基端部に沿って間欠的に複数個配置される。そして、前記したいずれの構成を採用するにしても、キャップ部材を構成する軟質性素材として、エラストマーあるいはゴムを用いることが好ましい。
【0029】
以上の構成によるインクジェット式記録装置によると、キャップ部材におけるノズル形成面に当接するシール部が、キャップホルダに形成された補強リブを覆うようにして形成されるので、たとえキャッピング手段の内部空間が負圧に吸引されても、前記補強リブがキャップ部材の支持体として作用し、キャップ部材の内側への倒れ込みの度合いを低減させることができる。
【0030】
また、キャップ部材の一部はキャップホルダの内底部に形成された係合部に係合し、キャップ部材の下底部がキャップホルダの内底部に対して密着状態を保持し得るように構成されているので、同じくキャッピング手段の内部空間が負圧に吸引されても、例えばキャップ部材の内底部が記録ヘッドのノズル形成面側に変形するのを効果的に阻止し、キャッピング手段の内部空間に大気がリークするという問題を解決することができる。
【0031】
そして、キャップ部材をキャップホルダに対してインサート成形あるいは二色成形によって一体に形成させることによって、両者の界面における接着力が作用し、前記した構成との併用により、記録ヘッドのノズル形成面に対する密着性、および機密性を長期にわたって確保することができる。
【0032】
この場合、キャップホルダの内底部に形成された係合部を、キャップ部材のシール部側に向かってオーバーハングを形成した係合孔により構成させることで、キャップホルダに対するキャップ部材の充分な係合力を得ることができる。特に前記したように、キャップ部材をキャップホルダに対してインサート成形あるいは二色成形により形成させる場合においては、前記オーバーハング部分にキャップ素材を容易に充填することができるという特質を生かすことができる。
【0033】
一方、キャップホルダの内側面に形成されるキャップ部材は、キャップホルダの内側面から上方にL字状に立上る補強リブによって形成される空間部を充填した構成とされるので、この空間部に充填されたキャップ部材の構成体が、記録ヘッドに当接するシール部を外側方向に牽引するように作用し、これによりキャップ部材の内側への倒れ込み現象を相乗的に低減させるように働く。
【0034】
また、前記キャップホルダの内底部に形成される係合部を、補強リブの外側部および内側部を連通するように形成された係合孔により構成した場合においては、シール部および内外側を覆うキャップ素材が、連通する係合孔を介して包囲するように形成することができ、キャップホルダに対するキャップ部材の充分な係合力を得ることができる。
【0035】
特に前記したように、キャップ部材をキャップホルダに対してインサート成形あるいは二色成形により形成させる場合においては、内外を連通する係合孔に対してキャップ素材を容易に充填することができるという特質を生かすことができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるインクジット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1乃至図3は、本発明が適用されたインクジェット式記録装置における主にキャッピング手段の構成を示したものである。なお、図1は装置の上面から視た状態を示し、また図2および図3は側面から視た状態で示しており、それぞれ非キャッピング状態およびキャッピング状態を示している。
【0037】
図2および図3に示した符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はガイドロッド2に案内されて用紙ガイド板3に対向して平行に移動するように構成されている。そしてキャリッジ1は、図には示されていないがキャリッジモ−タにより往復動されるタイミングベルトの一部に結合されて、ガイドロッド2に沿って往復移動されるように構成されている。
【0038】
前記キャリッジ1には、記録ヘッド5が用紙ガイド板3の上面に配置された記録用紙4に対向するように搭載されており、記録ヘッド5に対してインクが導入され、印刷デ−タに対応したビットマップデータに基づいて、用紙ガイド板3上の記録用紙4にインク滴を吐出して印字することができるように構成されている。
【0039】
前記記録ヘッド5を封止するキャッピング手段6は、記録装置の端部における非印字領域(ホームポジション)に配置されており、記録ヘッド5のノズル形成面に密封空間をもって封止できるサイズのキャップ部材7を備え、非印字時に記録ヘッド5のノズル形成面を封止してノズル開口のインクの乾燥を防止する機能と、クリーニング操作時に図示せぬ吸引ポンプからの負圧を受けて記録ヘッド5からインクを強制的に排出させる機能とを備えている。
【0040】
前記キャッピング手段6に配置されたキャップ部材7の内底部には、図1に示すようにインク排出口7aが形成され、このインク排出口7aには、図13において説明した構成と同様にチュ−ブの一端が接続され、このチュ−ブの他端は吸引ポンプに接続されている。
【0041】
これにより、非印字時にはキャップ部材7によって記録ヘッド5のノズル形成面を封止し、またクリ−ニング指令を受けた場合には、吸引ポンプによる負圧がキャッピング手段の内部空間に印加され、記録ヘッド5からインクを強制的に排出させることができる。なお、前記キャップ部材7内にはインク吸収シ−ト8が収容され、吸引したインクをこれにより保持するように構成されている。
【0042】
また、キャップ部材7は、後で詳述するように方形状のキャップホルダ9に対して一体成形されており、このキャップホルダ9の長手方向の両側壁には、それぞれ平板状のバネ受け部9aがそれぞれ水平方向に形成されている。そして、キャップホルダ9は昇降機構を構成するスライダ10上に搭載され、スライダ10とバネ受け部9aとの間に介装された一対の圧縮バネ11によって、記録ヘッド5側に付勢された状態で取り付けられている。
【0043】
なお、キャップホルダ9の一端部中央および他端部の両側部には、それぞれ係合部9bが形成されており、これら3つの係合部9bは、スライダ10に形成されたそれぞれの係止部材10aによって3点で係止されることにより、キャップホルダ9は上方向、すなわち記録ヘッド5側への移動が規制されて、スライダ10上に搭載されている。
【0044】
また、前記スライダ10の下底部には一対の長穴12がほぼ水平方向に形成されており、この各長穴12内にはフレ−ム13に対して回動可能に取り付けられたア−ム14の自由端側に配置された一対の水平軸15が、それぞれ移動可能となるように収容されている。これにより、スライダ10はア−ム14を介してフレ−ム13に対して円弧状軌跡をもって立ち上がることができる。
【0045】
また、前記スライダ10の非印字領域側の端部両側には、それぞれガイド片10bが形成されていて、この一対のガイド片10bはフレ−ム13に形成された一対の案内溝16によって支持されるように構成されている。この案内溝16は一端部に形成された低所部16aと、他端部に形成された水平な高所部16bと、さらにこれらを接続する傾斜部16cとにより構成されており、これら3つの領域が連通して形成されている。
【0046】
さらに、図1に示すように一方のガイド片10bには、一端がフレ−ム13に固定された引っ張りバネ17の他端が固定されていて、この引っ張りバネ17の作用により、スライダ10は印字領域方向、かつ記録ヘッド5から離間する方向、すなわちこの実施の形態においては下方に位置するように付勢されている。
【0047】
そして、図2に示すようにキャリッジ1がキャッピング手段6の直上に移動した際、キャリッジ1に配置された係合体1aがスライダ10に直立するように形成された係合部10cに当接することで、図3に示すようにバネ17の引張力に抗しながら、スライダ10はア−ム14を介して立ち上がり、これによりキャップホルダ9に一体に形成されたキャップ部材7が、キャリッジ1に配置された記録ヘッド5のノズル形成面を封止することができるように構成されている。
【0048】
また、キャリッジ1が印字領域側に移動した場合には、スライダ10に配置された係合部10cに対するキャリッジ1側の係合体1aの当接が解かれ、スライダ10はバネ17の引張力によって図2に示した状態に復帰し、これにより、キャップ部材7による記録ヘッド5のノズル形成面の封止が解除される。
【0049】
一方、図1または図3に示すようにキャッピング手段6に隣接する印字領域側には、キャリッジ1の移動に伴ってキャリッジ1に搭載された前記記録ヘッド5のノズル形成面をワイピングする、例えばゴム性のワイピング部材21を備えたクリ−ナ保持部材20が配置されている。このクリ−ナ保持部材20は水平方向に移動され、ワイピング部材21を記録ヘッド5の移動経路上のワイピング位置に対して進入または退避できるように構成されている。
【0050】
したがって、クリ−ニング操作時において、前記記録ヘッド5はこのワイピング部材21により、そのインク吸引前においてノズル形成面に付着している塵埃や紙粉などが除去され、またインク吸引後においてノズル形成面に付着しているインクの払拭がなされる。
【0051】
この場合、実施の形態においては、ワイピング部材21を保持する保持部材20の移動と、前記キャッピング手段の内部空間を負圧に吸引するポンプとは、用紙ガイド板3上における記録用紙4を搬送する図示せぬ紙送りモータの駆動力を利用するようになされている。そして吸引ポンプの駆動に伴ってワイピング部材21は記録ヘッドの移動軌跡上に進出するよう構成されている。
【0052】
以上の構成において、キャリッジモータの駆動によりキャリッジ1が非印字領域側に移動すると、図2に示すように、キャリッジ1に配置された係合体1aが、スライダ10に形成された係合部10cに当接する。そして、なおもキャリッジ1が同方向に移動することで、図3に示すようにバネ17の引張力に抗しながら、スライダ10はア−ム14を介して立ち上がる。一方、スライダ10に形成されたガイド片10bは、案内溝16を構成する低所部16aから傾斜部16cに、さらに水平な高所部16bへと移動し、これにより、キャップホルダ9に一体成形されたキャップ部材7がキャリッジ1に配置された記録ヘッド5を封止する。
【0053】
このようにして、キャップ部材7によるノズル形成面の封止が完了した段階で、キャップ部材7は大気との連通が断たれて気密状態となり、ノズル開口からのインクの蒸発を抑制して、記録ヘッドの目詰まりを防止するように作用する。また、この状態で吸引ポンプを駆動させることで、キャップ部材7の内部空間に負圧を与えることができ、記録ヘッドのノズル開口よりインクを排出させることができる。
【0054】
そして、キャリッジモータの駆動によりキャリッジ1が印字領域側に移動すると、キャリッジ1に配置された係合体1aは、スライダ10に形成された係合部10cから離れる。したがって前記バネ17の引張力によって、スライダ10はア−ム14を介して、またスライダ10に形成されたガイド片10bが低所部16a側に移動することによりスライダ10は降下する。これによりキャップ部材7による記録ヘッド5の封止状態が解かれる。
【0055】
図4乃至図8は前記したキャッピング手段を構成するキャップホルダとキャップ部材の第1の形態を示したものである。図4はキャップホルダのみの構成を上面から視た状態の平面図であり、図5はキャップホルダに対してキャップ部材をインサート成形法あるいは二色成形法によって一体に成形した状態のアッセンブリを上面から視た状態の平面図である。また図6は図5におけるA−A線から矢印方向に視た状態の断面図であり、また図7は図5におけるB−B線から矢印方向に視た状態の断面図であり、さらに図8は図6における要部を拡大して示した断面図である。なお、図4乃至図8において、既に説明した図1乃至図3における各部に相当する部分は、同一符号で示している。
【0056】
まず、図4に示されたように、キャップホルダ9はほぼ方形状に形成されて上部が開放された構成とされており、その開口部端面9cは、水平状態に形成された一対のバネ受け部9aの上面とほぼ面一に形成されている。そして、この開口部端面9cは、キャップホルダ9の外周に沿って環状に形成されている。
【0057】
一方、開口部端面9cの長辺方向および短辺方向に沿って、その内側面9dから上方向にそれぞれL字状に立上がる4つの補強リブ9eがそれぞれ形成されている。そして、キャップホルダ9の内底部には、キャップ部材を下底部において係合する係合部としての係合孔9fが形成されている。
【0058】
この係合孔9fは、キャップホルダ9の長辺方向に沿って形成された前記補強リブ9eの基端部に沿うようにしてそれぞれ3個形成され、また、キャップホルダ9の短辺方向に沿って形成された前記補強リブ9eの基端部に沿うようにしてそれぞれ2個形成されている。
【0059】
さらに、キャップホルダ9の内底部からは、上部に向かって樹立された6本の柱状体9gが一体に形成されており、この柱状体9gによって前記したインク吸収シート8を貫通して、キャッピング手段の内部空間にインク吸収シート8を安定して保持することができるように構成されている。
【0060】
次に図5は、図4に示したキャップホルダ9に対してキャップ部材7をインサート成形法あるいは二色成形法によって一体に成形した状態を示している。なお、前記キャップホルダ9は例えば硬質合成樹脂により構成され、またキャップ部材7は軟質性素材、例えばエラストマーあるいはゴムにより構成されている。
【0061】
両者をインサート成形法により一体成形する場合においては、まず、キャップホルダ9が所定の金型内においてインサート成形され、こうして成形されたキャップホルダ9は、第2の金型内に装填され、さらにキャップ部材7を構成する軟質性素材がインサート成形されることで、両者が一体に成形される。
【0062】
また、両者を二色成形法によって一体成形する場合においては、まず、キャップホルダ9が所定の金型内において一次成形され、一次成型品であるキャップホルダ9と二次成形キャビティとにより形成される空間内にキャップ部材7を構成する軟質性素材が充填されることにより、両者が一体に成形される。
【0063】
そして、図6および図7に示されたように、一次成形されるキャップホルダ9の内側面において、二次成形されるキャップ部材7が、キャップホルダ9の開口部端面9cに対して突出して形成されている。そして、図8に要部を拡大して示したように、キャップ部材7における前記突出部の断面形状はほぼ三角形状を構成しており、その頂部の端面が記録ヘッドのノズル形成面に当接するシール部7bを構成している。この構成により、記録ヘッドのノズル形成面に当接するシール部における密着度合いを向上させて、キャッピング手段における内部空間の密封状態が良好に保持できるようになされている。
【0064】
さらに、図8に示されたように前記キャップホルダ9には、その内側面9dから上方向にL字状に立上る補強リブ9eが形成されていて、これによりキャップホルダ9の内側面9dと補強リブ9eとの間に空間部9hが形成されている。そして、前記したようにキャップホルダ9に対してキャップ部材7はインサート成形または二色成形され、キャップ部材7は前記空間部9hを充填し、且つ前記補強リブ9eのさらに内側面9iを覆うようにして一体に成形されている。
【0065】
そして、キャップホルダ9の内側面において、キャップホルダ9の開口部端面9cに対して突出して形成されるシール部7bは、キャップホルダの内側面から立上がるL字状補強リブ9eの直上に形成されている。
【0066】
このように、キャップホルダ9にその内側面9dから上方向にL字状に立上がる補強リブ9eを形成させたことにより、補強リブ9eがキャップ部材の支持体として作用し、クリーニング動作時においてキャッピング手段の内部空間に負圧が印加されても、キャップ部材7が内側方向へ倒れ込むのを効果的に阻止するように作用する。
【0067】
しかも、キャップ部材7の一部はキャップホルダ9の内側面から上方にL字状に立上がる補強リブ9eによって形成される空間部9hを充填するようにして形成されるので、この空間部9hに充填されたキャップ部材の構成体が、記録ヘッドに当接するシール部7bを外側方向に牽引するように作用し、これによりキャップ部材7の内側方向への倒れ込み現象を相乗的に低減させるように働く。
【0068】
さらに、キャップ部材7をキャップホルダ9に対してインサート成形法あるいは二色成形法によって一体に形成させることによって、前記空間部9hに充填されたキャップ部材7の構成体とキャップホルダ9との間の界面において機械的に接着力が発生し、これによりキャップ部材7のシール部7bを外側方向に牽引する作用を確実なものとすることができる。
【0069】
一方、キャップ部材7は図6および図7に示されたように、キャップホルダ9の内底面に沿って一体に成形されており、その一部がキャップホルダ9に形成された前記係合孔9fに充填されている。前記係合孔9fは、特に図8に拡大して示したように、キャップ部材のシール部7b側に向かってオーバーハング状態を形成している。
【0070】
すなわち前記オーバーハングにより形成されるアンカー部9jにキャップ部材7の構成体が充填されることにより、キャップ部材7はキャップホルダ9の内底部に確実に接合され、密着強度を向上させるように作用する。また、たとえキャッピング手段の内底部に負圧が作用しても、キャップ部材7の下底部がキャップホルダ9の内底部から浮き上がるような作用を阻止させることができる。これにより、両者の界面における剥離を防止することが可能となり、剥離による大気のリークを効果的に防止させることができる。
【0071】
次に、図9乃至図12は前記したキャッピング手段を構成するキャップホルダとキャップ部材の第2の形態を示したものである。図9はキャップホルダのみの構成を上面から視た状態の平面図であり、図10はキャップホルダに対してキャップ部材をインサート成形あるいは二色成形によって一体に成形した状態のアッセンブリを上面から視た状態の平面図である。また図11は図10におけるC−C線から矢印方向に視た状態の断面図であり、さらに図12は図10におけるD−D線から矢印方向に視た状態の断面図である。なお、図9乃至図12において、既に説明した各部に相当する部分は同一符号で示しており、したがって個々の詳細な説明は適宜省略する。
【0072】
この第2の実施の形態においては、図9に示されたようにキャップホルダ9の外周縁に沿って補強リブ9eが環状に形成されている。そして、キャップホルダ9の長手方向に沿って形成された対向する補強リブ9eの基端部には、補強リブの9e外側部および内側部を連通するように係合部としての係合孔9fが間欠的にそれぞれ3個形成されている。
【0073】
このように形成されたキャップホルダ9と共にインサート成形法あるいは二色成形法によって一体に成形されたキャップ部材7は、図10乃至図12に示すように、一連の補強リブ9eの外側部および内側部を覆い、補強リブ9eの直上にノズル形成面に当接するシール部7bを構成すると共に、その一部が補強リブ9eに形成された前記係合孔9fに充填された状態を構成している。
【0074】
前記した構成によると、前記補強リブ9eがキャップ部材の支持体として作用し、クリーニング動作時においてキャッピング手段の内部空間に負圧が印加されても、キャップ部材7が内側方向へ倒れ込むのを効果的に阻止するように作用する。
【0075】
一方、キャップ部材7の一部はインサート成形法あるいは二色成形法によって、補強リブ9eの外側部および内側部を連通するように形成された係合孔9fにも充填される。したがって、図11および図12に示すように、係合孔9fの配置位置においては、シール部7bを形成するキャップ素材が、補強リブ9eの内外側を覆うと共に、補強リブ9eの基端部において連通する係合孔9fを包囲するように形成される。これによりキャップホルダ9に対するキャップ部材7の充分な係合力を得ることができる。したがって、キャップホルダ9とキャップ部材7の界面における剥離を防止することが可能となり、剥離による大気のリークを効果的に防止させることができる。
【0076】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、本発明にかかるインクジェット式記録装置によると、キャッピング手段を構成するキャップ部材は、記録ヘッドのノズル形成面に当接するシール部が、キャップホルダに形成された補強リブを覆うようにして形成されると共に、一部がキャップホルダに形成された係合部に係合して、キャップ部材の下底部がキャップホルダの内底部に対して密着状態を保持し得るように構成される。したがって、例えばクリーニング動作時の負圧によって、キャップ部材のシール部が内側方向へ倒れ込むのを効果的に阻止させることができ、さらに、係合部の作用によりキャップ部材の下底部が負圧を受けて両者の接着界面が剥離するのを効果的に防止することができる。これにより、長期にわたりクリーニング動作の信頼性を保持し得るインクジェット式記録装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたインクジェット式記録装置における主にキャッピング手段の構成を示す平面図である。
【図2】図1に示すキャッピング手段の構成を示す側面図である。
【図3】図1に示すキャッピング手段によって記録ヘッドをキャッピングした状態を示す側面図である。
【図4】キャッピング手段を構成するキャップホルダの構成を示す平面図である。
【図5】図4に示すキャップホルダにキャップ部材を成形したキャッピング手段の構成を示す平面図である。
【図6】図5に示すキャッピング手段をA−A線から矢印方向に視た状態の断面図である。
【図7】図5に示すキャッピング手段をB−B線から矢印方向に視た状態の断面図である。
【図8】図6に示すキャッピング手段の要部を拡大して示した断面図である。
【図9】キャッピング手段を構成するキャップホルダの他の構成を示す平面図である。
【図10】図9に示すキャップホルダにキャップ部材を成形したキャッピング手段の構成を示す平面図である。
【図11】図10に示すキャッピング手段をC−C線から矢印方向に視た状態の断面図である。
【図12】図10に示すキャッピング手段をD−D線から矢印方向に視た状態の断面図である。
【図13】従来のキャッピング手段の構成と問題点を模式的に現した断面図である。
【図14】従来のキャッピング手段の構成と問題点を模式的に現した透視図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
2 ガイドロッド
3 用紙ガイド板
4 記録用紙
5 記録ヘッド
6 キャッピング手段
7 キャップ部材
7b シール部
9 キャップホルダ
9c 開口部端面
9d ホルダ内側面
9e 補強リブ
9f 係合部(係合孔)
9h 空間部
9i 補強リブ内側面
9j オーバーハング部(アンカー部)
10 スライダ
11 圧縮バネ
13 フレ−ム
21 ワイピング部材
Claims (9)
- 印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出するキャッピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、
前記キャッピング手段は、記録ヘッドのノズル形成面に当接してノズル形成面をシールし、前記ノズル形成面との間で内部空間を形成する軟質性素材により形成されたキャップ部材と、前記キャップ部材を保持する硬質性素材により形成されたキャップホルダとを備え、
前記キャップ部材は、ノズル形成面に当接するシール部が、キャップホルダに形成された補強リブを覆うようにして形成されると共に、一部がキャップホルダの内底部に形成された係合部に係合して、キャップ部材の下底部がキャップホルダの内底部に対して密着状態を保持し得るように形成され、前記キャップホルダに形成された係合部は、キャップ部材のシール部側に向かってオーバーハング状態を形成した係合孔を備え、前記キャップ部材の一部が前記係合孔に充填されたことを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出するキャッピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、
前記キャッピング手段は、記録ヘッドのノズル形成面に当接してノズル形成面をシールし、前記ノズル形成面との間で内部空間を形成する軟質性素材により形成されたキャップ部材と、前記キャップ部材を保持する硬質性素材により形成されたキャップホルダとを備え、
前記キャップ部材は、ノズル形成面に当接するシール部が、キャップホルダに形成された補強リブを覆うようにして形成されると共に、一部がキャップホルダに形成された係合部に係合して、前記係合部はキャップ部材のシール部側に向かってオーバーハング状態を形成した係合孔を備え、前記キャップ部材の一部が前記係合孔に充填されたことを特徴とするインクジェット式記録装置。 - オーバーハング状態を形成する前記係合孔が、補強リブの下端部に沿って間欠的に複数個配置されてなる請求項1または請求項2に記載のインクジェット式記録装置。
- 前記キャップ部材のシール部は、キャップホルダの内側面において、キャップホルダの開口部端面に対して突出して形成されると共に、キャップホルダの内側面から上方向にL字状に立上がる補強リブによって形成される空間部を充填し、且つ前記補強リブのさらに内側面を覆うように一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
- 前記キャップホルダの内側面において、キャップホルダの開口部端面に対して突出して形成されるキャップ部材のシール部は、キャップホルダの内側面から立上るL字状補強リブの直上に形成されてなる請求項4に記載のインクジェット式記録装置。
- 印刷デ−タに対応してインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、吸引ポンプからの負圧を受けて前記記録ヘッドからインクを吸引排出するキャッピング手段とを具備したインクジェット式記録装置であって、
前記キャッピング手段は、記録ヘッドのノズル形成面に当接してノズル形成面をシールし、前記ノズル形成面との間で内部空間を形成する軟質性素材により形成されたキャップ部材と、前記キャップ部材を保持する硬質性素材により形成されたキャップホルダとを備え、
前記キャップ部材は、ノズル形成面に当接するシール部が、キャップホルダに形成された補強リブを覆うようにして形成されると共に、一部がキャップホルダに形成された係合部に係合して、前記係合部は、補強リブの外側部および内側部を連通するように形成された係合孔を備え、前記キャップ部材は補強リブの外側部および内側部を覆い、且つ補強リブの直上にノズル形成面に当接するシール部を具備すると共に、その一部が補強リブに形成された前記係合孔に充填されたことを特徴とするインクジェット式記録装置。 - 前記補強リブの外側部および内側部を連通するように形成された係合孔が、補強リブの基端部に沿って間欠的に複数個配置されてなる請求項6に記載のインクジェット式記録装置。
- 前記キャップ部材は、キャップホルダに対してインサート成形あるいは二色成形によって一体に成形され、両者の界面において接着されたことを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載のインクジェット式記録装置。
- 前記キャップ部材を構成する軟質性素材が、エラストマーあるいはゴムであることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
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