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JP4141287B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に備えられる用紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等の画像形成装置の一般的な構成は、印刷前の用紙を給紙する給紙装置や、用紙を給紙装置から転写装置へと搬送する用紙搬送装置、トナー像を用紙に転写する転写装置等からなる。画像形成装置には、設置床面積をできるだけ小さくするために、画像形成装置の下部に複数の給紙装置を備え、上部に転写装置を備えたものがある。このような画像形成装置おいては、用紙搬送装置は、画像形成装置の側面に沿って垂直に用紙を搬送する。この用紙搬送装置内には、用紙を搬送するための搬送ローラや、この搬送ローラと当接して用紙を挿通するニップを形成する従動ローラ、用紙搬送路を構成するガイド部材等の搬送部材が設けられる。
【0003】
ところで、用紙搬送装置において用紙ジャムが発生した場合、ジャムの原因となった用紙を取り除くことが必要である。従来、様々なジャム処理方法が提案されているが、例えば、用紙搬送装置に用紙搬送路を露出可能にする開閉部を設け、この開閉部を開いて用紙搬送路と搬送部材を露出させ、用紙を取り除くものがある。このような用紙搬送装置の一例を特許文献1に見ることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−284392号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1記載の用紙搬送装置では、用紙搬送路で用紙ジャムが発生した場合、開閉部を開いて用紙搬送路を露出させた後に、人が手で用紙を取り除く必要がある。このジャム状態にある用紙を取り除く作業は、非常に面倒であり、手間が掛かるとともに時間を浪費する。また、人が手で用紙を取り除く場合、用紙の局部を持って引き出すことになるが、このとき用紙に大きな力が加えられることによって用紙が破損してしまう。そして、この破損した用紙の細かい紙片が装置内に残ることより、用紙搬送性能や画像形成性能の低下、その他の動作不良等の問題が生じる。
【0006】
また、用紙搬送路の方向転換箇所において、搬送経路の方向が大きく変化せしめられる場合、搬送経路を構成する部材に用紙が擦り付けられることにより、用紙の表面が削れ、紙の粉が発生するという問題が生じる。
【0007】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、複写機やプリンタ等の画像形成装置に備えられた用紙搬送装置において、ジャム状態にある用紙を破損することなく、簡単にジャム処理を行うことが可能な用紙搬送装置を提供することを目的とする。また、搬送経路の方向転換箇所において、用紙の粉を発生させることなく、スムーズに用紙を搬送することが可能な用紙搬送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、本体と開閉部とを備え、両者の間に、用紙を垂直方向に搬送する用紙搬送路を形成するとともに、前記開閉部が用紙搬送経路を露出可能にするものである用紙搬送装置において、前記用紙の搬送を補助する回転部材を、用紙がこの回転部材と前記開閉部との間を通過するように設けるとともに、この回転部材の用紙搬送方向下流側であって、前記本体と開閉部との各々に設けて用紙搬送するニップを形成する搬送ローラ及び従動ローラを備え、開閉部の開放に伴って、搬送ローラ及び従動ローラが離間して前記ニップが解消されるのと同時に用紙の下流端がこのニップによる拘束から解放され、回転部材がこの開放方向へと移動することとした。
【0009】
この構成によれば、回転部材と開閉部との間で用紙ジャムが発生した場合、開閉部を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙を引き出すことができる。その結果、人が用紙を手で持って引き出す必要がないので、手間や時間が掛からない。さらに、回転部材は用紙の搬送を補助するように作られた形状であるので、用紙全体に均等な力を加えて引き出すことが可能である。これにより用紙の破損を抑えることができ、破損した細かい紙片が装置内に残ることもないので、装置に不具合が発生するのを防ぐことが可能である。
【0010】
また、前記回転部材を、前記開閉部に設けることとした。
【0011】
この構成によれば、開閉部を開くと同時に、回転部材を用紙搬送路上の所定の位置から引き離すことが可能となる。その結果、回転部材と開閉部との間で用紙ジャムが発生した場合、開閉部を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙を開閉部の開放方向へと引き出すことができる。
【0012】
また、前記回転部材を、前記本体に設けるとともに、回転部材を開閉部の開放方向へと付勢する付勢手段を設けることとした。
【0013】
この構成によれば、開閉部を開くと同時に、回転部材が開閉部の開放方向へと付勢され、回転部材を用紙搬送路上の所定の位置から引き離すことが可能となる。その結果、回転部材と開閉部との間で用紙ジャムが発生した場合、開閉部を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙を開閉部の開放方向へと引き出すことができる。
【0014】
また、前記付勢が、弾性部材によってなされることとした。
【0015】
この構成によれば、用紙搬送装置に備えられた開閉部を開くことによって、回転部材を開閉部の開放方向へと勢いよく押すことができる。その結果、ジャム状態にある用紙を容易に引き出すことが可能となる。これにより、ジャム処理に対する作業をより効率的に進めることができる。
【0016】
また、前記回転部材を、用紙搬送路の方向転換箇所に設けることとした。
【0017】
用紙搬送路の方向転換箇所においては、用紙ジャムが発生し易いので、上記の構成により、そのジャム処理に大きな効果が期待できる。したがって、ジャム処理に掛かる手間や時間をさらに短縮することが可能となる。また、この方向転換箇所において搬送経路の方向が大きく変化せしめられる場合、ここに回転部材を設けることにより、用紙をスムーズに搬送することができる。その結果、搬送経路を構成する部材に用紙が擦り付けられることがないので、用紙の表面が削られることを防止できる。
【0018】
また、前記開閉部が、略水平面内で回動することとした。
【0019】
この構成によれば、開閉部を略水平面内で回動して用紙搬送路を露出し、ジャム処理を行う用紙搬送装置にも本発明が利用可能となる。その結果、ジャム状態にある用紙を破損することなく、簡単にジャム処理を行うことが可能な用紙搬送装置の範囲がさらに拡大し、たいへん好都合である。
【0020】
また、前記開閉部が、略垂直面内で回動することとした。
【0021】
この構成によれば、開閉部を略垂直面内で回動して用紙搬送路を露出し、ジャム処理を行う用紙搬送装置にも本発明が利用可能となる。その結果、ジャム状態にある用紙を破損することなく、簡単にジャム処理を行うことが可能な用紙搬送装置の範囲がさらに拡大し、たいへん好都合である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。
【0023】
本発明の第1の実施形態に係る用紙搬送装置について、図1、図2、図7を用いて説明する。図1は、用紙搬送装置を示す模型的断面正面図である。図2は、図1に示す用紙搬送装置の開閉部を開いた状態を示す模型的断面正面図である。図7は、本発明の用紙搬送装置を備える画像形成装置を示す模型的断面正面図である。
【0024】
図7において、画像形成装置100には、用紙搬送装置1の他に、光学装置101と、給紙装置102と、作像/転写装置103と、定着装置104と、両面印刷装置105と、排紙装置106等が備えられる。用紙搬送装置1は、画像形成装置100の下部に備えられた給紙装置102から、上部に備えられた作像/転写装置103へと、画像形成装置100本体の側面に沿って垂直に用紙を搬送する。
【0025】
次に、用紙搬送装置1の詳細について図1と図2を用いて説明する。用紙搬送装置1は、本体2と、開閉部3で構成される。PLは用紙搬送路を示す。本体2には、搬送ローラ21と、垂直部ガイド部材22と、合流部ガイド部材23が設けられている。
【0026】
搬送ローラ21は、後述する従動ローラ31と当接してニップを形成する。このニップに用紙が挿通され、搬送ローラ21が図示しない駆動装置によって回転せしめられることにより、用紙が搬送される。垂直部ガイド部材22は、用紙が所定の経路を辿って搬送されるようにするためのものである。合流部ガイド部材23は、垂直部ガイド部材22と同様に、用紙が所定の経路を辿って搬送されるようにするためのものであって、用紙搬送路PLの垂直搬送部分と給紙装置102からの搬送路が合流する箇所に設けられている。これらの垂直部ガイド部材22と合流部ガイド部材23が、用紙搬送路PLの本体2側の一面を構成する。
【0027】
開閉部3は、画像形成装置100の背面側を支点とし、前面側を自由端として略水平面内で回動することにより、用紙搬送路PLを露出可能にする。開閉部3の内壁面3aが、用紙搬送路PLの開閉部3側の一面を構成する。開閉部3には、従動ローラ31と、回転部材である搬送補助ローラ32が設けられている。
【0028】
従動ローラ31は、前記搬送ローラ21と当接して用紙を挿通するニップを形成する。従動ローラ31を回転せしめる駆動装置はなく、搬送ローラ21の回転に従って回転する。回転部材である搬送補助ローラ32は、用紙の搬送を補助するためのものであって、用紙がこの搬送補助ローラ32と開閉部3の内壁面3aとの間を通るように設けられている。また搬送補助ローラ32は、給紙装置102から排出された用紙が、用紙搬送路PLの垂直搬送部分に合流するような箇所、すなわち用紙搬送路PLの方向転換箇所に設けられている。
【0029】
ここで、回転部材である搬送補助ローラ32と開閉部3との間で用紙ジャムが発生した場合、図2に示すように、開閉部3を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙Pを引き出すことができる。その結果、人が用紙Pを手で持って引き出す必要がないので、手間や時間が掛からない。さらに、搬送補助ローラ32は用紙Pの搬送を補助するように作られたローラ形状であるので、用紙全体に均等な力を加えて引き出すことが可能である。これにより用紙Pの破損を抑えることができ、破損した細かい紙片が用紙搬送装置1内に残ることもないので、装置に不具合が発生するのを防ぐことが可能である。
【0030】
また、回転部材である搬送補助ローラ32を開閉部3に設けることにより、開閉部3を開くと同時に、搬送補助ローラ32を用紙搬送路PL上の所定の位置から引き離すことが可能となる。その結果、搬送補助ローラ32と開閉部3との間で用紙ジャムが発生した場合、開閉部3を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙Pを開閉部3の開放方向へと引き出すことができる。
【0031】
さらに、用紙搬送路PLの方向転換箇所においては、用紙ジャムが発生し易いので、上記の構成により、そのジャム処理に大きな効果が期待できる。したがって、ジャム処理に掛かる手間や時間をさらに短縮することが可能となる。また、この方向転換箇所において搬送経路の方向が大きく変化せしめられる場合、ここに回転部材である搬送補助ローラ32を設けることにより、用紙Pをスムーズに搬送することができる。その結果、用紙搬送路PLを構成する部材に用紙Pが擦り付けられることがないので、用紙Pの表面が削られることを防止できる。
【0032】
図3は、本発明の第2の実施形態に係る用紙搬送装置の開閉部を開いた状態を示す模型的断面正面図である。なお、この実施形態の基本的構成は、前記第1の実施形態と同じであるので、共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
【0033】
開閉部3は、画像形成装置100の底面側を支点とし、上面側を自由端として略垂直面内で回動することにより、用紙搬送路PLを露出可能にする。開閉部3には、従動ローラ31と、回転部材である搬送補助ローラ32が設けられている。搬送補助ローラ32は、用紙の搬送を補助するためのものであって、用紙がこの搬送補助ローラ32と開閉部3の内壁面3aとの間を通るように設けられている。また搬送補助ローラ32は、給紙装置102から排出された用紙が、用紙搬送路PLの垂直搬送部分に合流するような箇所、すなわち用紙搬送路PLの方向転換箇所に設けられている。
【0034】
この場合においても、第1の実施形態と同様に、回転部材である搬送補助ローラ32と開閉部3との間で用紙ジャムが発生した場合、図3に示すように、開閉部3を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙Pを引き出すことができる。その結果、人が用紙Pを手で持って引き出す必要がないので、手間や時間が掛からない。
【0035】
本発明の第3の実施形態に係る用紙搬送装置を、図4と図5に示す。図4は、用紙搬送装置を示す模型的断面正面図である。図5は、図4に示す用紙搬送装置の開閉部を開放した状態を示す模型的断面正面図である。なお、この実施形態の基本的構成は、前記第1の実施形態と同じであるので、共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
【0036】
本体2には、搬送ローラ21と、垂直部ガイド部材22と、合流部ガイド部材23と、回転部材である搬送補助ローラ24が設けられている。合流部ガイド部材23は、図示しない弾性部材により開閉部3の方向へと付勢されている。開閉部3が閉じられている時には、合流部ガイド部材23に設けられた突起23aが開閉部3の内壁面3aに当接することにより、合流部ガイド部材23は略垂直な状態を維持している。搬送補助ローラ24は、給紙装置102から排出された用紙が、用紙搬送路PLの垂直搬送部分に合流するような箇所、すなわち用紙搬送路PLの方向転換箇所に設けられるようにして、合流部ガイド部材23に取り付けられている。また用紙は、この搬送補助ローラ24と開閉部3の内壁面3aとの間を通る。
【0037】
なお、搬送補助ローラ24が取り付けられた合流ガイド部材23を、開閉部3の方向へと付勢するための弾性部材には、圧縮ばねやねじりばね等を用いることができる。また、この付勢のための手段は、弾性部材利用のものに限られない。例えば、合流ガイド部材23の突起23aが開閉部3側に突き出していることにより重心に偏りが生じ、これにより合流ガイド部材23が開閉部3の方向に付勢されることとしても構わない。
【0038】
開閉部3は、画像形成装置100の背面側を支点とし、前面側を自由端として略水平面内で回動することにより、用紙搬送路PLを露出可能にする。開閉部3には、従動ローラ31が設けられている。
【0039】
ここで、開閉部3を開くと、これと同時に回転部材である搬送補助ローラ24が開閉部3の開放方向へと付勢され、搬送補助ローラ24を用紙搬送路PL上の所定の位置から引き離すことが可能となる。その結果、搬送補助ローラ24と開閉部3との間で用紙ジャムが発生した場合、開閉部3を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙Pを開閉部3の開放方向へと引き出すことができる。したがって、人が用紙Pを手で持って引き出す必要がないので、手間や時間が掛からない。
【0040】
また、搬送補助ローラ24に作用する開閉部3の開放方向への付勢が、弾性部材によってなされることで、開閉部3を開くことにより、搬送補助ローラ24を開閉部3の開放方向へと勢いよく押すことができる。その結果、ジャム状態にある用紙Pを容易に引き出すことが可能となる。これにより、ジャム処理に対する作業をより効率的に進めることができる。さらに、弾性部材が、例えばコイルばねであれば、簡単な構造で搬送補助ローラ24の、開閉部3の開放方向への付勢を実現することが可能である。また、製造コストも僅かである。
【0041】
図6は、本発明の第4の実施形態に係る用紙搬送装置の開閉部を開いた状態を示す模型的断面正面図である。なお、この実施形態の基本的構成は、前記第3の実施形態と同じであるので、共通する構成要素には前と同じ符号を付し、説明は省略するものとする。
【0042】
開閉部3は、画像形成装置100の底面側を支点とし、上面側を自由端として略垂直面内で回動することにより、用紙搬送路PLを露出可能にする。搬送補助ローラ24は、本体2に設けられた合流部ガイド部材23に取り付けられている。合流部ガイド部材23は、図示しない弾性部材により開閉部3の開放方向へと付勢されている。
【0043】
この場合においても、第3の実施形態と同様に、回転部材である搬送補助ローラ24と開閉部3との間で用紙ジャムが発生した場合、図6に示すように、開閉部3を開くことによって回転部材である搬送補助ローラ24が開閉部3の開放方向へと付勢され、自動的にこのジャム状態にある用紙Pを引き出すことができる。その結果、人が用紙Pを手で持って引き出す必要がないので、手間や時間が掛からない。
【0044】
上記のように本発明の実施形態を示したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明の構成によれば、回転部材と開閉部との間で用紙ジャムが発生した場合、開閉部を開くことによって自動的にこのジャム状態にある用紙を引き出すことができる。その結果、人が用紙を手で持って引き出す必要がないので、手間や時間が掛からない。さらに、回転部材は用紙の搬送を補助するように作られた形状であるので、用紙全体に均等な力を加えて引き出すことが可能である。これにより用紙の破損を抑えることができ、破損した細かい紙片が装置内に残ることもないので、装置に不具合が発生するのを防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る用紙搬送装置を示す模型的断面正面図
【図2】 図1に示す用紙搬送装置の開閉部を開放した状態を示す模型的断面正面図
【図3】 本発明の第2の実施形態に係る用紙搬送装置の開閉部を開いた状態を示す模型的断面正面図
【図4】 本発明の第3の実施形態に係る用紙搬送装置を示す模型的断面正面図
【図5】 図4に示す用紙搬送装置の開閉部を開放した状態を示す模型的断面正面図
【図6】 本発明の第4の実施形態に係る用紙搬送装置の開閉部を開いた状態を示す模型的断面正面図
【図7】 本発明の用紙搬送装置を備える画像形成装置を示す模型的断面正面図
【符号の説明】
1 用紙搬送装置
2 本体
3 開閉部
21 搬送ローラ
22 垂直部ガイド部材
23 合流部ガイド部材
24、32 搬送補助ローラ
31 従動ローラ
100 画像形成装置
102 給紙装置

Claims (7)

  1. 本体と開閉部とを備え、両者の間に、用紙を垂直方向に搬送する用紙搬送路を形成するとともに、前記開閉部が用紙搬送経路を露出可能にするものである用紙搬送装置において、
    前記用紙の搬送を補助する回転部材を、用紙がこの回転部材と前記開閉部との間を通過するように設けるとともに、この回転部材の用紙搬送方向下流側であって、前記本体と開閉部との各々に設けて用紙搬送するニップを形成する搬送ローラ及び従動ローラを備え、開閉部の開放に伴って、搬送ローラ及び従動ローラが離間して前記ニップが解消されるのと同時に用紙の下流端がこのニップによる拘束から解放され、回転部材がこの開放方向へと移動することを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記回転部材を、前記開閉部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記回転部材を、前記本体に設けるとともに、回転部材を開閉部の開放方向へと付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記付勢が、弾性部材によってなされることを特徴とする請求項3に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記回転部材を、用紙搬送路の方向転換箇所に設けることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  6. 前記開閉部が、略水平面内で回動することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の用紙搬送装置。
  7. 前記開閉部が、略垂直面内で回動することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の用紙搬送装置。
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