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JP4133974B2 - 竪型型締機構 - Google Patents

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Description

本発明は、射出成形機に必須な型締機構に関するものである。
射出成形機は、横型射出成形機が主力であるが、設置面積が小さくて済むなどの利点があるため竪型射出成形機も実用に供されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−172672公報(図1)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図8は従来の技術の基本構成を説明する図であり、ベース部材101に支柱102(・・・は複数を示す。以下同様)を立て、これらの支柱102・・・上に、固定盤103を渡し、この固定盤103に縦向きに複数のタイバー104・・・を貫通させ、これらのタイバー104の上端に可動盤105を固定し、タイバー104の下端にトグルリンク106を支持するエンドプレート107を固定し、ボールねじ軸108を回すことでエンドプレート107を昇降する。
一方、可動盤105に複数のガイドロッド113・・・を立て、これらのガイドロッド113・・・に加熱筒114を保持する加熱筒保持プレート115及び駆動装置116を支える移動プレート117を移動自在に取付ける。
そして、エンドプレート107を下げて、タイバー104・・・とともに可動盤105を下げ、下型111に上型112を合わせ、型締めする。次に、スクリュー118を駆動装置116により前進(図では下降)させることで、射出を行う。
可動盤105より上位の構造物(ガイドロッド113・・・、加熱筒114、加熱筒保持プレート115、駆動装置116、移動プレート117など)を射出装置と呼ぶが、射出装置は可動盤105から上方へ大きく伸びると共にかなりの重量物である。
加熱筒114を含む射出装置の重量は、隣り合うタイバー104、104の中央に作用するように、慎重に位置決めされる。
しかし、加熱筒114はヒータを内蔵していて、自身が熱膨張し、周囲の支持部材を熱膨張させるため、常温での組立時に隣り合うタイバー104、104の中央に作用していたものが、高温での運転時には隣り合うタイバー104、104の中央から外れることになる。
中央から外れた荷重を、偏荷重と呼ぶが、偏荷重が存在すると、タイバー104・・・に下向き荷重の他に水平荷重が作用し、タイバー104・・・を湾曲させるという不都合が発生する。また、射出装置の構造上、偏荷重となってしまう場合も同様である。
この結果、上型112が下降する過程で、タイバー104・・・の上部が左右に振れ、正確に下型111に型合わせすることができなくなる。型合わせが不十分であれば、芯ズレによる成形不良を招く。
本発明は、竪型射出成形機において、タイバーの振れを防止し、成形不良の発生を防止することができる竪型型締機構を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、水平に配置するとともに型締シリンダ(17)又はトグルを支持する支持盤(12)と、この支持盤(12)から立てた複数本のタイバー(13)と、これらのタイバー(13)の上部に固定するとともに固定型(24)を支持する固定盤(14)と、タイバー(13)の途中に上下動可能に取付けるとともに可動型(25)を支持する可動盤(16)とからなり、前記固定盤(14)に射出装置を載せてなる竪型射出成形機に用いる竪型型締機構(10)において、
前記固定盤(14)を、ベース部材(18)に立設した型締機構支持部材(11)に支持させると共に
前記タイバー(13)の外周面と隙間が開くような大径の内径を有するガイド筒(15)を、前記固定盤(14)から、前記タイバー(13)を囲うようにして延ばし、これらのガイド筒(15)を可動盤(16)に貫通させるとともに先端が自由端となるようにし、これらのガイド筒(15)で固定盤(14)を基準に可動盤(16)をガイドするようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、水平に配置するとともに型締シリンダ(17)又はトグルを支持する支持盤(12)と、この支持盤(12)から立てた複数本のタイバー(13)と、これらのタイバー(13)の上部に固定するとともに固定型(24)を支持する固定盤(14)と、タイバー(13)の途中に上下動可能に取付けるとともに可動型(25)を支持する可動盤(16)とからなり、前記固定盤(14)に射出装置を載せてなる竪型射出成形機に用いる竪型型締機構(10B)において、
前記固定盤(14)を、ベース部材(18)に立設した型締機構支持部材(11)に支持させると共に、
前記タイバー(13)の外周面と隙間が開くような大径の通孔(39)を前記可動盤(16)に設け、通孔(39)に前記タイバー(13)を通すようにし、
このような可動盤(16)からタイバー(13)とは別に複数本のガイドロッド(15B)を延ばし、これらのガイドロッド(15B)を固定盤(14)に貫通させるとともに先端が自由端となるようにし、これらのガイドロッド(15B)で固定盤(14)を基準に可動盤(16)をガイドするようにしたことを特徴とする
請求項3に係る発明では、型締機構支持部材(11)は、固定盤(14)の四隅を支える4本の支柱で構成したことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ガイド筒(15)と可動盤(16)との間、又はガイドロッド(15B)と固定盤(14)との間に、ころ軸受(30)を介在させたことを特徴とする。
請求項1、2に係る発明は、竪型型締装置の固定盤を、ベース部材に立設した型締機構支持部材に支持させたことを特徴とする。
最も上位の固定盤を、型締機構支持部材で支持させれば、この型締機構支持部材より上の射出装置と下の型締機構とを構造上区分することができる。仮に上の射出装置に水平力などの外力が発生しても、この外力が下の型締機構に及ばない。型締機構に不都合な外力が作用しなければ、精度の良い成形品を生産することができる。
加えて、請求項1、2に係る発明では、型締力を受けるタイバーと、可動盤の位置を決めるガイド筒又はガイドロッドとを別々に設けた。この結果、タイバーは可動盤のガイドには関与しない。このため、タイバーが細くなることや曲がることや変形することは差し支えない。一方、ガイド筒又はガイドロッドは先端を自由端にすることで、支持盤には接続しない。そのため、ガイド筒又はガイドロッドに引張力が作用することはない。この様なガイド筒又はガイドロッドで可動盤の水平位置を決めるため、型合わせの際の位置決め精度は飛躍的に高めることができる。
請求項3に係る発明では、型締機構支持部材は、固定盤の四隅を支える4本の支柱で構成した。構成が単純であるとともに、隣り合う支柱間から自由に型締機構の要部を観察し、点検することができる。
請求項4に係る発明は、ガイド筒と可動盤との間、又はガイドロッドと固定盤との間に、ころ軸受を介在させた。ころ軸受は摩擦抵抗が小さいため、より位置決め精度を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る竪型型締機構の正面図であり、竪型型締機構10は、水平に配置した支持盤12と、この支持盤12に立てた複数本(4本が好適)のタイバー13・・・と、これらのタイバー13・・・の上部に掛け渡した固定盤14と、この固定盤14から垂下したガイド部材として複数本(4本が好適)のガイド筒15・・・と、これらのガイド筒15・・・に沿って昇降移動する可動盤16と、この可動盤16を昇降させる手段として支持盤12に取付けた型締シリンダ17と、固定盤14を支持する型締機構支持部材11とを基本的構成とする。
型締機構支持部材11は、ベース部材18若しくは相当する丈夫な構造物に固定する。そして、型締機構支持部材11は、4本の支柱からなる櫓状のもの、前後面を開放した箱状のもの、鋼材を組み合わせたトラス状のものなど、竪型型締機構及び射出装置を含む射出成形機を支持する構造物であれば、形式、構造は問わない。
タイバー13の外径よりも、ガイド筒15の内径を十分に大きくすることで、タイバー13の曲がりや傾斜が、ガイド筒15に影響しないようにする。
次に、固定盤14から垂下して可動盤16に貫通させたガイド筒15は、下端を自由端とした片持ち梁にする。
そして、ガイド筒15にタイバー13を収納する。すなわち、ダイバー13にガイド筒15を被せたので、ガイド筒15は、殆ど邪魔にならず、タイバーを備える従来の型締機構に、容易に組み込むことができる。
なお、21はリング、22はナットであり、これらのリング21とナット22とで支持盤12にタイバー13の下端を固定し又固定盤14にタイバー13の上部を固定する。
23は射出装置の加熱筒、24は固定盤14に取付けた固定型、25は可動盤16に取付けた可動型である。
26は型締シリンダ17のピストンロッド29の先端に設けた半球体、27は半球体26を収納する球面座、28は抜け止めリングであり、ガイド筒15とピストンロッド29との平行度に狂いがある場合には、ガイド筒15を正にして、ピストンロッド29に対しては可動盤16が傾くように工夫した。
図2は図1の2−2線断面図であり、ころ軸受構造30は、可動盤16側に一体的に取付けたブッシュ31と、このブッシュ31内に配置した算盤玉形ころ32・・・及びニードルベアリング33・・・と、これらのころ32・・・やニードルベアリング33・・・に接触させるためにガイド筒15に設けた三角溝34・・・やフラット面35・・・とからなる。36はリテーナであり、このリテーナ36・・・でころ32・・・やニードルベアリング33・・・が脱落することを防ぐ。
ガイド筒15に設ける三角溝34やフラット面35は精密に仕上げることができる。そこへ精密部品であるころ32・・・やニードルベアリング33・・・を接触させるため、ガイド筒15の径方向の隙間を厳密に管理することができる。この結果、精密な型合わせが実現できる
ころ軸受構造30は、上述の他、直線ガイド機構を採用することもでき、すべり軸受ではなく、ローラ、ニードル、円錐ローラ、玉などのころを要素としているころ軸受を内蔵するものであれば、ころの構造は任意である。
以上の構成からなる竪型型締機構の作用を次に説明する。
図3は本発明の竪型型締機構の全体的な作用説明図である。
(a)は型開き状態を示し、型締シリンダ17の押し上げ作用で可動盤16を上昇させる。この際、可動盤16には格別の水平外力が作用しないので、可動盤16はガイド筒15・・・に案内されつつ上昇を始める。
(b)は型締直前の状態を示し、上述のガイド筒15・・・の正確な案内により、固定型24から延ばした位置決めピン38、38に可動型25が円滑に巌合したことを示す。さらに、型締シリンダ17で可動盤16を上昇させる。
(c)は型締状態を示し、型締シリンダ17の押圧力でタイバー13・・・が引っ張られ、伸びる。しかし、可動盤16の水平位置はガイド筒15・・・で位置が規制されるため、タイバー13・・・の延びの影響が、金型の位置ずれに及ぶ心配はない。
ところで、仮に、ガイド筒15の下端を延ばして支持盤12に固定すると、型締力がガイド筒15にも影響する。この影響を排除するために、ガイド筒15は固定盤14にのみ固定した片持ち梁とし、下端を自由端にした。下端を自由端にすれば、タイバー13が幾ら伸びても、ガイド筒15が全体的に上へ移動するだけで、ガイド筒15に引張力が作用することはない。
次に、タイバー13を横置きした横型型締機構に本発明を適用できるか否かを検討する。
ガイド筒15は片持ち梁であるために、下向きに負荷が掛かると下へ撓む。ガイド筒15が撓むと可動盤14の位置精度を出すことはできない。一方、実施例で述べた竪型であれば、ガイド筒15に下向き荷重が作用することはない。そのために、本発明は竪型型締機構に適用する。
図4はタイバーの変形を検討する図である。タイバー13・・・は、取付け誤差により心がずれる場合や、加熱筒(図1の符号23参照)などの熱影響を受けて曲がる場合や、型締めの際に伸びて細くなる場合がある。
(a)はタイバー13の心が、ガイド筒15の心からδだけずれたことを示す。しかし、ガイド筒15の内径が十分に大きいために、タイバー13がガイド筒15に接触する心配はない。
(b)はタイバー13が曲がったことを示す。しかし、ガイド筒15の内径が十分に大きいために、タイバー13がガイド筒15に接触する心配はない。
(c)ではタイバー13が想像線で示すように細くなったとする。タイバー13が細くなることはガイド筒15に全く影響しない。
この様に、本発明では可動盤16の水平位置をガイド筒15で規制するため、可動盤16の位置精度を飛躍的に向上させることができる。
また、タイバー13は可動盤16の位置決めには関与せずに引張材の役割を果たすだけであるから、外径を自由に選ぶことができ、小径化も可能である。
図1に戻って、この実施例は、固定盤14を型締機構支持部材11で支持したことを特徴とする。
型締機構支持部材11で固定盤14を支持したので、固定盤14が固定される。この様な固定盤14にガイド筒15、15、可動盤16、タイバー13、支持盤12及び型締シリンダ17が吊り下げられる。型締シリンダ17や支持盤12は重量物であるため、錘の役割を果たし、タイバー13を鉛直にする役割を果たす。
一方、固定盤14より上の加熱筒23はヒータを内蔵するため、ヒータに通電すると全体的に熱膨張し、その影響がタイバー13の上部に水平力となって作用する。すると、タイバー13の上部が湾曲する。この湾曲の影響は固定盤14で遮断され、型締機構10側には殆ど影響しない。したがって、型締機構10では精密な成形を実施することができる。
以上に述べた本実施例の作用効果をより明確にするために、実施例を比較例と対比して説明する。
図5は実施例と比較例との対比図である。
(a)は実施例を示し、固定盤14の高さ中心から、L1の距離のところに加熱筒23を含む射出装置の重心G1があるとする。偏荷重により、重心G1の点で角度θ1だけ振れたと仮定する。
この振れは固定盤14より下方へは伝わらないため、固定型24と可動型25による型締めには殆ど影響しない。
仮に影響を受けて、タイバー13、13が湾曲したとしても、図4(a)、(b)で述べたとおり、タイバー13の変形は、ガイド筒15、15に影響しない。この様なガイド筒15、15にガイドされて可動盤16が上昇するため、固定型24に可動型25は正確に型合わせできる。
(b)は比較例を示し、加熱筒114を含む射出装置の重心G2は、可動盤105の高さ中心から、L1の距離のところにあるとする。しかし、支柱102、102で支えられる部材は、固定盤103であるから、重心G2の揺動中心は、固定盤103の高さ中心になる。固定盤103から重心G2までの距離L2は、距離L1より大きい。そのため、偏荷重があると重心G2は大きく振れることになる。すなわち、振れ角θ2が(a)のθ1と同一であっても、振れ量は距離に比例するため、L2/L1の比率で大きくなる。
これでは、加熱筒114を含む射出装置自身にも悪影響が及ぶため、タイバー104、104を大径にするなどの対策を講じる必要がある。
しかし、タイバー104、104を大径にして曲げ剛性を高めたとしても、タイバー104、104が固定盤103を貫通して連続しているため、振れ角θ2の影響は上型112及びエンドプレート107にも及ぶ。
タイバー104、104が湾曲すれば、下型111に対して上型112が傾き、型合わせが難しくなり、成形不良を招く。
また、タイバー104、104が湾曲すれば、エンドプレート107が傾き、トグルリンク106に悪影響を及ぼし、均等な型締めが難しくなり、成形不良の原因となる。
したがって、竪型射出成形機においては、(b)よりも(a)が格段に優れていると言える。
次に本発明の別実施例を説明する。
図6は図1の別実施例図であり、図1と共通する構成要素は符号を流用して詳細な説明を省略し、変更点だけを説明する。
竪型型締機構10Bは、可動盤16からガイド部材としてのガイドロッド15B、15Bを立ち上げ、これらのガイドロッド15B、15Bは固定盤14を貫通させ、上端が自由端となるようにし、これらのガイドロッド15B、15Bで固定盤14を基準に可動盤16をガイドするようにした。
なお、ガイドロッド15B、15Bは、タイバー13、13とは別に設ける。そして、可動盤16に大径の通孔39を開け、この通孔39にタイバー13を通す。
通孔39の内径をD、タイバー13の外径をdとするときに、d<Dの関係にする。この結果、タイバー13は可動盤16をガイドする機能は有しない。可動盤16はガイドロッド15B、15Bでガイドする。
図7は図6の7線断面図であり、ころ軸受構造30Bは、固定盤14側に一体的に取付けたブッシュ31と、このブッシュ31内に配置した算盤玉形ころ32・・・及びニードルベアリング33・・・と、これらのころ32・・・やニードルベアリング33・・・に接触させるためにガイドロッド15Bに設けた三角溝34・・・やフラット面35・・・とからなる。36はリテーナであり、このリテーナ36・・・でころ32・・・やニードルベアリング33・・・が脱落することを防ぐ。
ガイドロッド15Bに設ける三角溝34やフラット面35は精密に仕上げることができる。そこへ精密部品であるころ32・・・やニードルベアリング33・・・を接触させるため、ガイドロッド15Bの径方向の隙間を厳密に管理することができる。この結果、精密な型合わせが実現できる
図1や図6に例示したとおり、本発明では、タイバー13とは別に固定盤14又は可動盤16から複数本のガイド部材(ガイド筒15又はガイドロッド15B)を延ばし、これらのガイド部材15又は15Bを可動盤16又は固定盤14に貫通させるとともに先端が自由端となるようにし、これらのガイド部材15又は15Bで固定盤14を基準に可動盤16をガイドするようにしたことを特徴とする。
尚、請求項1〜3では、可動盤又は固定盤とガイド部材との間に、ころ軸受を介在させずにロッドにブッシュを直接的に摺接させるようにしても良い。
また、実施の形態で説明した型締シリンダは、トグルリンクに変更することもできる。
本発明は、竪型射出成形機に適用する。
本発明に係る竪型型締機構の正面図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明の竪型型締機構の全体的な作用説明図である。 タイバーの変形を検討する図である。 実施例と比較例との対比図である。 図1の別実施例図である。 図6の7線断面図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10、10B…竪型型締機構、11…型締機構支持部材、12…支持盤、13…タイバー、14…固定盤、15…ガイド部材としてのガイド筒、15B…ガイド部材としてのガイドロッド、16…可動盤、17…型締シリンダ、18…ベース部材、24…固定型、25…可動型、30、30B…ころ軸受。

Claims (4)

  1. 水平に配置するとともに型締シリンダ(17)又はトグルを支持する支持盤(12)と、この支持盤(12)から立てた複数本のタイバー(13)と、これらのタイバー(13)の上部に固定するとともに固定型(24)を支持する固定盤(14)と、タイバー(13)の途中に上下動可能に取付けるとともに可動型(25)を支持する可動盤(16)とからなり、前記固定盤(14)に射出装置を載せてなる竪型射出成形機に用いる竪型型締機構(10)において、
    前記固定盤(14)を、ベース部材(18)に立設した型締機構支持部材(11)に支持させると共に
    前記タイバー(13)の外周面と隙間が開くような大径の内径を有するガイド筒(15)を、前記固定盤(14)から、前記タイバー(13)を囲うようにして延ばし、これらのガイド筒(15)を可動盤(16)に貫通させるとともに先端が自由端となるようにし、これらのガイド筒(15)で固定盤(14)を基準に可動盤(16)をガイドするようにしたことを特徴とする竪型型締機構。
  2. 水平に配置するとともに型締シリンダ(17)又はトグルを支持する支持盤(12)と、この支持盤(12)から立てた複数本のタイバー(13)と、これらのタイバー(13)の上部に固定するとともに固定型(24)を支持する固定盤(14)と、タイバー(13)の途中に上下動可能に取付けるとともに可動型(25)を支持する可動盤(16)とからなり、前記固定盤(14)に射出装置を載せてなる竪型射出成形機に用いる竪型型締機構(10B)において、
    前記固定盤(14)を、ベース部材(18)に立設した型締機構支持部材(11)に支持させると共に、
    前記タイバー(13)の外周面と隙間が開くような大径の通孔(39)を前記可動盤(16)に設け、通孔(39)に前記タイバー(13)を通すようにし、
    このような可動盤(16)からタイバー(13)とは別に複数本のガイドロッド(15B)を延ばし、これらのガイドロッド(15B)を固定盤(14)に貫通させるとともに先端が自由端となるようにし、これらのガイドロッド(15B)で固定盤(14)を基準に可動盤(16)をガイドするようにしたことを特徴とする竪型型締機構。
  3. 前記型締機構支持部材(11)は、前記固定盤(14)の四隅を支える4本の支柱で構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の竪型型締機構。
  4. 前記ガイド筒(15)と前記可動盤(16)との間、又は前記ガイドロッド(15B)と固定盤(14)との間に、ころ軸受(30)を介在させたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の竪型型締機構。
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