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JP4131863B2 - 局データ管理装置、及び、整合性チェック方法 - Google Patents

局データ管理装置、及び、整合性チェック方法 Download PDF

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Description

本発明は、NE(Network Element)に投入すべき局データを作成及び管理する際に局データの整合性をチェックする局データ管理装置、及び、局データの整合性チェック方法に関するものである。
移動体通信ネットワークには、多種多様のネットワーク設備(NE)が存在している。NEが正常に呼処理を行う為には、自局の識別番号設定、接続先の識別番号設定等の様々な情報の設定を行うための局データを必要とする。
設備設計システムは、これらの個々の局データ作成を行い、また、作成した局データのNEへの投入状況を、各NEの保守管理を行うNE対応オペレーションシステム(NE−OSS(Network Element-Operations Support System))から収集することで、局データの原本管理を行っている。
これまでのネットワークにおける設備設計システムでは、
・データベースを使用した局データの整合性チェック
・整合性チェック条件の仕様変更に対して柔軟に対応するために、インタプリタ言語を使用した整合性チェック
・データベースを使用した局データの原本管理
で局データ作成作業、及び投入作業をサポートしてきた。
このように、従来の技術では、データベースを使用しているために、整合性チェック条件が複雑になった場合に、データベースの処理能力がボトルネックとなり、処理時間が大幅にかかってしまうという問題点があった。
また、整合性チェック条件がインタプリタ言語で記述されているので、チェック条件が複雑な場合に構文解析の処理時間がボトルネックになる可能性があるという問題点があった。
また、データベースを使用しているため、データメンテナンスを行いにくいという問題点があった。すなわち、データベースに格納されているデータを表示しても視覚的にデータ内容が理解しにくく、また、専用のエディタを用意しないとデータ編集しにくいという問題点があった。
また、データベースを使用しているため、仕様変更時の開発費が高くなり、また、データベースの開発もしくはサポート打切りにより、予期せぬアプリケーション側へのインパクトが発生することなどの問題点があった。
一方、チェックに関する技術として、特許文献1には、入力項目に対するチェック内容をパターン化してデータベースに蓄積し、当該チェックパターンに従って入力チェックを行う技術内容が記載されている。この技術によれば、チェックパターンが変更になったときには、プログラム自体を変更せずにチェックパターンのみを変更することができるため、チェック仕様の変更に迅速に対応することができる。
特開平06−274389号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においても、設備設計システムと同様にデータベースを使用しているため、上述した欠点を解決することができない。また、設備設計システムは大規模システムであり、NEに投入すべき局データの整合性チェックは、特許文献1における入力チェックと技術分野や前提条件がそもそも異なっている。
近年における移動通信サービス加入者の急激な増加や移動通信技術の進展に伴ってNEの数が増加し、局データの整合性チェックパターンの仕様変更も少なくない。このような状況下、整合性チェックの仕様変更が生じたときに、容易にメンテナンス可能な仕組みが必要とされている。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、NEに投入すべき局データに対する整合性チェックの仕様変更に容易に対応することができる局データ管理装置、及び、整合性チェック方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ネットワークエレメントに投入すべき局データの整合性チェックを行う局データ管理装置において、与えられた局データと原本となる局データとの差分を抽出し、抽出された差分に基づいて投入局データを作成する投入局データ作成手段と、前記投入局データ作成手段によって作成された投入局データに対して実行すべき整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報をテキストファイルとして記憶するチェックパターン記憶手段と、前記チェックパターン記憶手段に記憶されているチェックパターン情報を解析するためのプログラムであるチェックエンジンを記憶するチェックエンジン記憶手段と、前記チェックパターン記憶手段に記憶されているチェックパターン情報と前記チェックエンジン記憶手段に記憶されているチェックエンジンとに基づいて、投入局データの整合性チェックを行う整合性チェック実行手段と、を備えることを特徴とする局データ管理装置を提供する。
この構成によれば、局データ管理装置は、チェックエンジンとチェックパターン情報とを別々に記憶するため、整合性チェックの仕様変更が発生した場合にチェックパターン情報を変更するのみでよく、容易に仕様変更に対応することができる。また、チェックパターン情報はテキストファイルであるため、視覚的にどのようなチェックを行っているのかが判り易く、かつ、編集し易く、メンテナンス効率がよい。
また、与えられた局データと原本局データとの差分に基づいて作成された投入局データに対して整合性チェックをするため、整合性チェックの対象となるデータのデータ量を低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の局データ管理装置において、前記チェックパターン情報は、XML(eXtensible Markup Language)で記述されていることを特徴とする。
この構成によれば、XMLの構文に基づいてチェックパターンを視覚的に捉えることができ、どのような整合性チェックを行っているかが判りやすい。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の局データ管理装置において、前記チェックパターン情報には、前記整合性チェックのパターン毎にチェック条件の定義が記述されていることを特徴とする。
この構成によれば、前記整合性チェックのパターン毎にチェック条件の定義が記述されているため、どのような整合性チェックを行っているかをすぐに把握することができ、メンテナンス性が高い。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか1項に記載の整合性チェック装置において、前記整合性チェックを実行するためのチェック部品を記憶するチェック部品記憶手段をさらに備え、前記チェックパターン情報には、呼び出すべきチェック部品の識別情報が記述され、前記整合性チェック実行手段は、前記チェックエンジン記憶手段に記憶されているチェックエンジンを起動することにより、前記局データに記述されているデータ内容に対して行うべき整合性チェックのパターンを決定し、該決定された整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報を前記チェックパターン記憶手段より取得し、該取得されたチェックパターン情報に記述されているチェック部品の識別情報に基づいて、前記チェック部品記憶手段に記憶されているチェック部品を呼び出すことを特徴とする。
この構成によれば、整合性チェックを実際に実行するチェック部品と、仕様変更が生じやすいチェックパターン情報とを分離していることにより、チェックパターン情報のメンテナンスを行い易い。また、チェックパターン情報にはどのようなチェックを行うかというチェック条件の定義のみを記述することができ、視覚的にチェック内容を理解し易くなる。
請求項5に記載の発明は、ネットワークエレメントに投入すべき局データの整合性を局データ管理装置がチェックする整合性チェック方法において、与えられた局データと原本となる局データとの差分を抽出し、抽出された差分に基づいて投入局データを作成する投入局データ作成ステップと、前記投入局データ作成ステップにおいて作成された投入局データの整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報をテキストファイルとして記憶するチェックパターン記憶ステップと、前記チェックパターン情報記憶ステップにおいて記憶されたチェックパターン情報を解析するためのプログラムであるチェックエンジンを記憶するチェックエンジン記憶ステップと、前記チェックエンジン記憶ステップにおいて記憶されたチェックエンジンを起動するチェックエンジン起動ステップと、前記チェックエンジン起動ステップにおいて起動されたチェックエンジンにより、前記チェックパターン記憶ステップにおいて記憶されたチェックパターン情報を解析する解析ステップと、
前記解析ステップにおいて解析された結果に基づいて、前記投入局データの整合性チェックを行う整合性チェックステップとを有することを特徴とする整合性チェック方法を提供する。
この方法の作用、効果は請求項1と同様である。
本発明によれば、局データ管理装置は、チェックエンジンとテキスト形式のチェックパターン情報とを別々に記憶するため、整合性チェックの仕様変更が発生した場合にチェックパターン情報を変更するのみでよく、仕様変更に容易に対応することができる。また、チェックパターン情報はテキストファイルであるため、視覚的にどのようなチェックを行っているのかが判り易く、かつ、編集し易く、メンテナンス効率がよい。
次に、図面を参照しながら、本発明を実施するための実施の形態について説明する。なお、以下の説明において参照する各図においては、他の図と同等部分に同一符号が付されている。
[1.構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る設備設計システム1の構成を示す図である。同図に示すように、設備設計システム1は、局データ作成装置20と局データ管理装置30とを含んで構成される。設備設計システム1には、設備設計システム1の使用者が操作する端末10と、業務管理システム40と、NE−OSS50と、NE60とが通信ネットワークを介して接続されている。
次に、設備設計システム1について説明する。設備設計システム1は、NE60が正常な処理を行うために必要な局データの作成と、局データの原本管理とを行う。設備設計システム1は、負荷分散のために分散構成が採用されている。本実施形態においては、設備設計システム1は、局データ作成装置20と局データ管理装置30とで構成される。なお、このような構成は一実施形態に過ぎず、例えば、設備設計システム1は、複数の同一の機能を備えた装置で構成されていてもよいし、また、投入用の局データを作成する装置と、局データの整合性チェックを行う装置と、局データの原本管理を行う装置とで構成されていてもよい。
設備設計システム1が備える局データ管理装置30は、局データの原本をXMLファイル(原本XMLファイル)として管理するデータベースサーバである。また、局データ管理装置30は、設備設計システム1使用者の入力により生成された差分XMLファイルに基づいて、新たなバージョンの原本XMLファイルを作成し管理する。
次に、局データ作成装置20の構成について説明する。局データ作成装置20は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスクを含む記憶部と、通信ネットワークを介したデータの授受を制御する通信インターフェースを備えている。
局データ作成装置20の記憶部には各種XMLファイルやプログラムが記憶される。例えば、局データ作成装置20の記憶部には、設備設計システム1の使用者により入力されたデータからNE60投入用の局データを生成するためのコントロールXMLファイル、及び、整合性チェックのパターンが複数記述されたチェック条件XMLファイルが、マスターファイルとして予め記憶されている。また、局データ作成装置20の記憶部には各種トランザクションファイルが記憶される。また、局データ作成装置20の記憶部には、差分XMLファイルや投入局データXMLファイル等の各種XMLファイル作成用のプログラムや、投入局データXMLファイルの整合性チェックを行うためのプログラムであるチェックエンジンが記憶されている。
局データ作成装置20が備えるこれらのハードウェア及びソフトウェアにより、図2に示す機能が局データ作成装置20に実現される。同図に示すように、局データ作成装置20は、差分局データ作成部21と、投入局データ作成部22と、チェックパターン記憶部23と、チェックエンジン記憶部24と、整合性チェック実行部26とを備えている。
差分局データ作成部21は、差分局データ作成用のプログラムを実行することにより、局データ管理装置30から取得した原本XMLファイルと、端末10から送信されてきたユーザXMLファイルとを比較して、ユーザXMLファイルが原本XMLファイルと異なる部分を抽出する。そして、差分局データ作成部21は、抽出された部分から差分XMLファイルを作成する。
投入局データ作成部22は、差分XMLファイルとコントロールXMLファイルとに基づいて、投入局データXMLファイルを作成するための局データ作成処理を行う。
本実施形態に係る局データ作成処理を図3を参照しながら詳細に説明すると、まず、投入局データ作成部22は、差分XMLファイルの記述より属性updateflgを検索する(ステップS1)。投入局データ作成部22は、差分XMLファイルに記述されている属性updateflgの値と同一である属性triggerの値を、コントロールXMLファイルから検索する(ステップS2)。投入局データ作成部22は、差分XMLファイルのitemタグで囲まれた属性nameの値全てと、コントロールXMLファイルの属性commandscrの値の構成とが一致した場合に、例えば、図4に示す書式の投入局データXMLファイルを作成する。
チェックパターン記憶部23は、局データに対して行う整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報をテキストファイルとして記憶する。
本実施形態においては、チェックパターン情報はXML形式で記述される。図5には、チェックパターン情報の一例としてのチェック条件XMLファイルの書式を示す。同図に示すように、チェック条件XMLファイルには、チェックパターンを識別するチェックパターンIDと、当該チェックパターンIDと対応する整合性チェックの条件定義とが複数チェックパターン毎に記述されている。XMLを使用して書かれた文書はテキストデータであるため、テキストエディタを使って人間が普通に読むことができ、また、編集も可能である。このように、各チェックパターン毎に記述することにより、理解し易く、メンテナンス性が向上する。
整合性チェックのパターンには、重複チェック、桁数チェック、範囲チェック、存在チェック、個数チェック、IPアドレスチェック等の1又は複数の組み合わせパターンが含まれる。
なお、チェックパターン情報の記述形式はXML形式に限定されることはなく、人間が理解し易く、編集し易いテキスト形式であればよい。
チェックエンジン記憶部24は、ハードディスク装置に記憶されたチェックエンジンで構成される。ここで、チェックエンジンとは、チェックパターン記憶部23に記憶されているチェック条件XMLファイルの記述に従って、局データの整合性チェックを実行するためのプログラムである。当該プログラムは、例えば、Java(登録商標)で記述されている。このように、チェックエンジンとチェックパターンとを分けて設計することにより、メンテナンス性が向上する。
チェック部品記憶部25は、ハードディスク装置に記憶されたチェック部品で構成される。ここで、チェック部品とは、各々の整合性チェックを実際に実行するためのプログラムモジュールである。当該プログラムモジュールは、例えば、Java(登録商標)で記述されている。チェック部品には、重複チェック部品、範囲チェック部品等の、最小チェック内容単位で部品化されたチェック部品が存在する。
整合性チェック実行部26は、チェックパターン記憶部23に記憶されているチェック条件XMLファイルと、チェックエンジン記憶部24に記憶されているチェックエンジンとに基づいて、投入局データXMLファイルの整合性チェックを実行する。 ここで、整合性チェック実行部26において実行されるチェック実行処理を、図6を参照しながら詳細に説明する。まず、局データ作成装置20のCPUがチェックエンジン記憶部24に記憶されているチェックエンジンを起動することにより、投入局データXMLファイルを解析する。そしてCPUは、投入局データXMLファイルに記述されている内容からチェック対象となるデータ内容を特定し、当該データ内容に対して実行すべき整合性チェックのパターンを決定する(ステップS11)。CPUは、予め記憶部に保持しているチェックパターンIDと整合性チェックパターンとの対応表に基づいて、決定された整合性チェックのパターンに対応するチェックパターンIDを判別する。CPUは、当該判別されたチェックパターンIDで識別される条件定義をチェック条件XMLファイルより検索し、該当する条件定義を取得する(ステップS12)。CPUは、取得した条件定義を解析する。解析した結果、データの関連性チェック(親子関係チェック等)を行うために、投入局データXMLファイルに記述されているデータ内容を、原本XMLファイルに記述されているデータ内容と比較する必要がある場合には、CPUは、原本XMLファイルから必要なデータを読み込む(ステップS13)。
CPUは、条件定義中に記述されているチェック部品の識別情報とパラメータとに基づいて、チェック部品記憶部25に記憶されているチェック部品を呼び出し、整合性チェックを行う(ステップS14)。CPUは、チェック結果をチェック結果ファイルに出力する(ステップS15)。
[2.動作]
次に、上記構成における動作について、図1を参照しながら説明する。
前提として、チェックパターン記憶部23に記憶されているチェック条件XMLファイルには、図7に示すチェックパターンIDが“001”の条件定義が記述されているものとする。また、局データ作成装置20の記憶部には、数値の範囲チェックとIPアドレスチェックとの条件定義を含むチェックパターンIDが“001”であることを示す対応表が予め記憶されているものとする。
まず、設備設計システム1の使用者は、局データ作成対象のNE60を端末10上で選択する(ステップS21)。これにより、端末10は、選択されたNE60を設備設計システム1に通知する。
設備設計システム1の局データ作成装置20は、端末10から通知を受けると、局データ管理装置30が管理している原本XMLファイルの中から、選択されたNE60についての原本XMLファイルをコピーする(ステップS22)。そして、局データ作成装置20は、当該コピーした原本XMLファイルを端末10へ送信する(ステップS23)。
端末10は、局データ作成装置20から受信した原本XMLファイルをディスプレイに表示する。
設備設計システム1の使用者は、ディスプレイに表示された原本XMLファイルを編集して、局データ作成を行う(ステップS24)。このディスプレイに表示されたデータはテキスト形式(XML言語)であるため、使用者は普通のエディタでデータ編集を行うことができる。本動作例では、使用者は、IPアドレス設定を行うための局データを編集するものとする。編集完了後、使用者は局データ作成完了の入力を行う。これにより、端末10は使用者が作成した局データ(以下「ユーザXMLファイル」という)を設備設計システム1へ送信する(ステップS25)。
局データ作成装置20の差分局データ作成部21は、原本XMLファイルと端末10から受信したユーザXMLファイルとに基づいて、差分XMLファイルを作成する(ステップS26)。
投入局データ作成部22は、ユーザXMLファイルとコントロールXMLファイルとに基づいて、図4に示す投入局データXMLファイルを作成する(ステップS27)。
整合性チェック実行部26は、投入局データXMLファイルに記述されているデータ内容に対する整合性チェックを行う(ステップS28)。具体的には、整合性チェック実行部26は、図4に示す投入局データXMLファイルを解析し、当該投入局データXMLファイルに含まれる属性“commamdscr”の値に基づいて、整合性チェックのパターンを決定し、当該決定されたチェックパターンに対応するチェックパターンIDを判定する。本動作例においては、“commamdscr”の値として数値とIPアドレスとが記述されているため、整合性チェック実行部26は、数値の範囲チェックとIPアドレスチェックとを行う必要があると判断する。そして、整合性チェック実行部26は、予め記憶部に記憶されている対応表により、このチェック内容に対応するチェックパターンIDが“001”であることを判定する。整合性チェック実行部26は、チェックパターン記憶部23に記憶されているチェック条件XMLファイルから、図7に示すチェックパターンID“001“で識別される条件定義を検索する。
整合性チェック実行部26は、図7に示すチェック条件XMLファイルの記述を解釈して、チェック部品記憶部25から該当するチェック部品を呼び出して、整合性のチェックを行う。具体的には、本動作例では、整合性チェック実行部26は、Conditionタグ内の記述内容に基づいて、チェック部品を呼び出す。まず、図7に示すD41の記述においては、Conditionタグ内に“1^512”が記述されているため、チェック部品記憶部25に記憶されている範囲チェック部品を呼び出して、cre_apnの第1パラメータの値“1”が1から52の範囲内にあるか否かのチェックを行う。
次に、D42の記述においても、Conditionタグ内に“0^255”と“0^30”とが記述されているため、整合性チェック実行部26は、チェック部品記憶部25に記憶されている範囲チェック部品を呼び出して、cre_apnの第2パラメータの値“192.168.10.8/30”の各値が範囲内にあるか否かのチェックを行う。
次に、D43の記述においても、Conditionタグ内に“0^255”が記述されているため、整合性チェック実行部26は、チェック部品記憶部25に記憶されている範囲チェック部品を呼び出して、cre_apnの第3パラメータの値“192.168.10.8”の各値が0から255の範囲内にあるか否かのチェックを行う。
次に、D44の記述においては、Conditionタグ内に“$lp=1”が記述されているため、本動作例においては、整合性チェック実行部26は、チェック部品記憶部25に記憶されているIPアドレスチェック部品を呼び出して、cre_apnの第3パラメータの値“192.168.10.8”が第2パラメータの値“192.168.10.8/30”の帯域内にあるか否かのチェックを行う。
チェック終了後、整合性チェック実行部26は、比較結果をチェック結果XMLファイルに出力し、投入局データXMLファイルに含まれるチェック対象データに対する全てのチェックが終了するまでチェック部品呼出、チェック実行、及び、結果出力を繰り返す。
全てのチェック終了後、局データ作成装置20は、端末10へ整合性チェックが終了した旨のメッセージを送信する。局データ作成装置20は、整合性に問題ない場合には、投入局データXMLファイルをNE60への投入待ちのデータとして登録するために、局データ管理装置30へ渡す(ステップS29)。一方、整合性に問題がある場合には局データ作成装置20は、端末10にその旨のメッセージを送信し、設備設計システム1の使用者へデータの再編集を促す。
局データ管理装置30は、整合性チェックが終了した投入局データXMLファイルを、NE60への投入待ちの局データとして管理を行う。
業務管理システム40は局データ投入業務をスケジューリングし、投入時期が到来した時に、局データ管理装置30から転送された(ステップS30)投入局データXMLファイルを、NE−OSS50を介して、NE60へ投入する(ステップS31)。
設備設計システム1の局データ管理装置30は、業務管理システム40からNE60への局データ投入結果の通知を受ける(ステップS32)。局データ管理装置30は、通知された投入結果が正常であることを示している場合には、データの原本化を行い(ステップS33)、最新バージョンの原本XMLファイルとして保管する。その後の局データ作成業務は、最新バージョンの原本XMLファイルを元に行われる。一方、投入結果が異常であることを示している場合には、設備設計システム1はその旨を端末10に通知し、設備設計システム1の使用者に局データの再確認を促す。
このように、設備設計システム1では、別々に設計されたチェックエンジンとチェック条件XMLファイルとを別々に記憶、管理するため、整合性チェックの仕様変更が発生した場合にチェック条件XMLファイルを変更するのみでよく、容易に仕様変更に対応することができる。また、チェック条件XMLファイルはテキストファイルであるため、視覚的にどのようなチェックを行っているのかが判り易く、メンテナンス効率がよい。
また、設備設計システム1の使用者が局データを作成する際にXMLを採用することより、任意のエディタで局データを作成することができるので、従来のデータベースを用いた作成方法に比べてデータにアクセスする時間を短縮することができ、大量データの作成時にかなりの時間短縮が可能となる。
また、設備設計システム1が保持するファイル全てにXMLを採用しているため、データベースを使用する場合よりもファイル内容の可視性が高く、バックアップや復元が容易であり、メンテナンス稼動時間を削減することができる。また、複雑な整合性チェックも、データベースの処理能力やプログラム構文解析時間に影響されずに行うことができる。
また、ミドルウェアを使用していないため、設備設計システム1内の仕様変更に対しても開発費を低く抑えられる。
なお、上述した差分XMLファイルの作成方法や、投入局データXMLファイル及びチェック条件XMLファイルの書式は一例であり、使用する言語のバージョンやネットワーク設備の構成に合わせて適宜変更が可能である。
本発明の実施の形態に係る設備設計システムの構成を示す図である。 同実施の形態に係る局データ作成装置の機能構成を示す図である。 同実施の形態に係る投入局データ作成部が行う局データ作成処理の手順を説明するための図である。 同実施の形態に係る投入局データXMLファイルの書式の一例を示すである。 同実施の形態に係るチェック条件XMLファイルの書式の一例を示すである。 同実施の形態に係る整合性チェック実行部が行うチェック実行処理の手順を説明するための図である。 同実施の形態に係るチェック条件XMLファイルの記述の一例を示す図である。
符号の説明
1 設備設計システム
10 端末
20 局データ作成装置
21 差分局データ作成部
22 投入局データ作成部
23 チェックパターン記憶部
24 チェックエンジン記憶部
25 チェック部品記憶部
26 整合性チェック実行部
30 局データ管理装置
40 業務管理システム
50 NE−OSS
60 NE

Claims (5)

  1. ネットワークエレメントに投入すべき局データの整合性チェックを行う局データ管理装置において、
    与えられた局データと原本となる局データとの差分を抽出し、抽出された差分に基づいて投入局データを作成する投入局データ作成手段と、
    前記投入局データ作成手段によって作成された投入局データに対して実行すべき整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報をテキストファイルとして記憶するチェックパターン記憶手段と、
    前記チェックパターン記憶手段に記憶されているチェックパターン情報を解析するためのプログラムであるチェックエンジンを記憶するチェックエンジン記憶手段と、
    前記チェックパターン記憶手段に記憶されているチェックパターン情報と前記チェックエンジン記憶手段に記憶されているチェックエンジンとに基づいて、投入局データの整合性チェックを行う整合性チェック実行手段と、
    を備えることを特徴とする局データ管理装置。
  2. 前記チェックパターン情報は、XML(eXtensible Markup Language)で記述されていることを特徴とする
    請求項1に記載の局データ管理装置。
  3. 前記チェックパターン情報には、前記整合性チェックのパターン毎にチェック条件の定義が記述されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の局データ管理装置。
  4. 前記整合性チェックを実行するためのチェック部品を記憶するチェック部品記憶手段をさらに備え、
    前記チェックパターン情報には、呼び出すべきチェック部品の識別情報が記述され、
    前記整合性チェック実行手段は、
    前記チェックエンジン記憶手段に記憶されているチェックエンジンを起動することにより、前記局データに記述されているデータ内容に対して行うべき整合性チェックのパターンを決定し、
    該決定された整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報を前記チェックパターン記憶手段より取得し、
    該取得されたチェックパターン情報に記述されているチェック部品の識別情報に基づいて、前記チェック部品記憶手段に記憶されているチェック部品を呼び出すことを特徴とする
    請求項1から3の何れか1項に記載の局データ管理装置。
  5. ネットワークエレメントに投入すべき局データの整合性を局データ管理装置がチェックする整合性チェック方法において、
    与えられた局データと原本となる局データとの差分を抽出し、抽出された差分に基づいて投入局データを作成する投入局データ作成ステップと、
    前記投入局データ作成ステップにおいて作成された投入局データの整合性チェックのパターンを表すチェックパターン情報をテキストファイルとして記憶するチェックパターン記憶ステップと、
    前記チェックパターン情報記憶ステップにおいて記憶されたチェックパターン情報を解析するためのプログラムであるチェックエンジンを記憶するチェックエンジン記憶ステップと、
    前記チェックエンジン記憶ステップにおいて記憶されたチェックエンジンを起動するチェックエンジン起動ステップと、
    前記チェックエンジン起動ステップにおいて起動されたチェックエンジンにより、前記チェックパターン記憶ステップにおいて記憶されたチェックパターン情報を解析する解析ステップと、
    前記解析ステップにおいて解析された結果に基づいて、前記投入局データの整合性チェックを行う整合性チェックステップと
    を有することを特徴とする整合性チェック方法。
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