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JP4131106B2 - チャイルドシート - Google Patents

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JP4131106B2 JP2002010376A JP2002010376A JP4131106B2 JP 4131106 B2 JP4131106 B2 JP 4131106B2 JP 2002010376 A JP2002010376 A JP 2002010376A JP 2002010376 A JP2002010376 A JP 2002010376A JP 4131106 B2 JP4131106 B2 JP 4131106B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の座席に設置され、子供が座るチャイルドシートに係り、特に該座席に設置されるときの設置角度の変更機能を有したチャイルドシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
チャイルドシートには、リクライニング角度が調整できないタイプのものと、リクライニング角度を調整できるタイプのものとがある。リクライニング機構付きのチャイルドシートとして、特開平8−276771号には、子供が座る座部及び子供の背中が当る背当部を有した椅子状体を基台部に支承させてなるチャイルドシートにおいて、椅子状体の底面を凸曲させ、基台部の上面を凹曲させ、椅子状体を基台部の上面に沿って滑動させることによりリクライニング角度を調整可能としたものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
通常、首のすわっていない乳児をチャイルドシートに載せる場合には、チャイルドシートは後向きに設置される。一方、首のすわった生後9ヶ月以降の幼児をチャイルドシートに載せる場合には、チャイルドシートは前向きに設置される。従来のチャイルドシートにあっては、乳児及び幼児のいずれをも載せることができるようにするためには、リクライニング機構が必須であった。即ち、リクライニング機構が付いていないチャイルドシートを後向きに設置して乳児を載せようとした場合、チャイルドシートの背当部(背もたれ部分)が直立(鉛直)に近い角度になってしまい、乳児を載せるには不適当となる。また、リクライニング機構のないチャイルドシートを前向きに設置して幼児を載せようとした場合、背当部が過度に後方に傾いた状態となってしまう。
【0004】
そのため、リクライニング機構のない乳児用チャイルドシートを購入したユーザーは、子供が生後9ヶ月以上に成長した場合幼児用のチャイルドシートを購入する必要が生じ、金銭的負担が大きい。
【0005】
椅子状体のリクライニング角度を調節するリクライニング機構付きチャイルドシートであれば、チャイルドシートを後向きに設置して乳児搭載用とするときにはリクライニングを深くする(水平に近い方向に寝かす)ようにし、一方チャイルドシートを前向きに設置して幼児搭載用とするときにはリクライニングを浅くする(直立に近い方向に立てる)ようにすることにより、乳児及び幼児のいずれにも適切な椅子状体据付け角度とすることができる。
【0006】
ところが、従来のリクライニング機構付きチャイルドシートは、リクライニング角度調整に手間がかかるため、自動車の座席に対して前後向きを変更して設置し直すのに手間がかかっていた。
【0007】
本発明は、チャイルドシートを乳児搭載用に後向きに設置した場合でも、また幼児搭載用に前向きに設置した場合でも、椅子状体の角度がそれぞれ適切となるように自動車の座席に簡単に据え付けることができるチャイルドシートを提供することを目的とする。本発明は、特に、通常のリクライニング機構とは別の機構により椅子状体の角度を切り替えることができるチャイルドシートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のチャイルドシートは、自動車の座席に設置されるチャイルドシートにおいて、チャイルドシート本体と、該チャイルドシート本体の底部に回動自在に取り付けられたチャイルドシートの設置角度調整用のボトムブロックとを備えてなり、該ボトムブロックは、該チャイルドシート本体の底面の前半側に重なった第1の状態と該底部の後半側に重なった第2の状態とをとりうるように一端側がチャイルドシート本体に回動自在に取り付けられており、該ボトムブロックは、一端側よりも他端側の厚みが大となっているチャイルドシートであって、該ボトムブロックのうち該チャイルドシート本体に対して回動自在に取り付けられた箇所よりも該他端側に後退した位置に第1フック部が設けられており、該チャイルドシート本体の底面のうち該前半側と該後半側との交叉部付近に第2フック部が設けられており、該第1フック部と該第2フック部との間に引張コイルバネが蓄力状態にて架設されており、該ボトムブロックは、該チャイルドシート本体の底面のうち該前半側及び該後半側のいずれのサイドに回動されてきた場合でも、該引張コイルバネによって、該チャイルドシート本体の底面に引き込まれる方向に付勢されることを特徴とするものである。
【0009】
本発明では、チャイルドシートを幼児用に前向きに設置するときにはボトムブロックをチャイルドシートの後半側に位置させる第2の状態とし、椅子状体を背もたれの立った状態とする。また、チャイルドシートを乳児用に後向きに設置するときにはボトムブロックをチャイルドシートの前半側に位置させる第1の状態とし、椅子状体を背もたれの寝た状態とする。これにより、従来のリクライニング機構がないチャイルドシートであっても、チャイルドシートの椅子状体の設置角度が、幼児用の前向き設置及び乳児用の後ろ向き設置のいずれの場合でも、それぞれ適切なものとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図、第2図はこのチャイルドシートを座席に前向きに設置したときの側面図、第3図は第1図のチャイルドシートの底部を後方から見上げた斜視図、第4図はこのチャイルドシートを後向きに座席に設置したときの側面図、第5図は第4図のチャイルドシートの前方からの斜視図、第6図は第4図のチャイルドシートの底部を前方から見上げた斜視図、第7図はボトムブロックの斜視図、第8図は第7図のVII−VII線に沿う断面図、第9図はボトムブロックの基台への取付構造を示す説明図である。なお、以下の説明において、チャイルドシートの前後方向とはチャイルドシートに座った子供にとっての前後方向であり、左右方向とはチャイルドシートに座った子供にとっての左右方向をいう。
【0011】
このチャイルドシート1は、自動車の座席2(第2図)に設置され、この座席2のシートベルト4によって該座席2に固定されるものであり、図示の通り、椅子状体6及びこの椅子状体6を支える基台8よりなるチャイルドシート本体9と、基台8の底部に取り付けられたボトムブロック30と、椅子状体6に着席した子供(幼児)の体を拘束する子供用ウェビング10(10R,10L)及び締付ウェビング11とを備えている。
【0012】
本実施の形態では、このチャイルドシート1は、該椅子状体6が基台8に対し前後にリクライニング可能となっている。
【0013】
本実施の形態では、該シートベルト4は座席2の座部の上面に沿って該座席2の左右に引き回される腰ベルト4aと、座席2のシートバックの前面を斜め上下方向に横切るように引き回される肩ベルト4bとからなる。このシートベルト4はタング4cに挿通されており、このタング4cが座席2の下部に取り付けられたバックル4dにラッチ可能となっている。なお、該肩ベルト4bの先端にはリトラクタ(図示略)が接続されており、このシートベルト4には該リトラクタによって巻取り方向に張力が加えられている。
【0014】
第5図に明示の通り、該椅子状体6は、子供が腰掛ける座部12と、該座部12の後部から起立する背当部14とを有する。
【0015】
第1図に明示の通り、この椅子状体6を左右に貫通するようにシートベルト挿通口16が設けられている。このシートベルト挿通口16は、座部12から背当部14にかけて延設されている。
【0016】
この椅子状体6の左側縁及び右側縁に沿って、且つ該椅子状体6の下面から背面にかけて連続して、凸条よりなるリブ18が延設されている。各リブ18は、座部12の下面を前後方向に延在し、背当部14の背面を上下方向に延在している。第4図の通り、各リブ18のうち、座部12の下部付近に位置する部分には、該リブ18の延在方向に延在するスリット18a,18bが設けられている。この実施の形態では、座部12の前部側にスリット18aが設けられ、後部側にスリット18bが設けられている。
【0017】
第4図の通り、該基台8内には、該スリット18a,18b内に係合したガイドピン18pが設けられている。このガイドピン18pは、椅子状体6のリクライニングに伴って該スリット18a,18b内を相対移動する。該ガイドピン18pは、椅子状体6が基台8から離反しないよう保持すると共に、椅子状体6のリクライニング範囲を規制している。
【0018】
子供用ウェビング10Rは子供の右半身に掛けられるものであり、子供用ウェビング10Lは子供の左半身に掛けられるものである。各子供用ウェビング10R,10Lは、第5図に明示の通り、前端が座部12の左右縁部に固定され、後端側は背当部14のウェビング挿通孔20から該背当部14の後方に引き出されている。椅子状体6の座部12の前縁中央にストラップ21の下端が固定され、このストラップ21の上端にバックル22が取り付けられている。右ウェビング10R及び左ウェビング10Lはそれぞれトング23L,23Rに挿通され、このトング23L,23Rがバックル22に挿入されて係止されている。
【0019】
第1図の通り、各子供用ウェビング10R,10Lは、背当部14の背後面に沿って下方に延在し、接続金具11jを介して締付ウェビング11に連結されている。この締付ウェビング11は、第2図の通り、背当部14の背面から座部12の下面に引き回され、ウェブアジャスタ(図示略)を通って座部12の前端面の前方に引き出されている。
【0020】
前記基台8は、椅子状体6をリクライニング可能に保持している。該基台8は、この椅子状体6の左右のリブ18,18をそれぞれ該リクライニング方向に摺動可能に保持している。
【0021】
該基台8の左右の側面には、それぞれ前記シートベルト挿通口16内に引き通されたシートベルト4の腰ベルト4aを掛けるための腰ベルト案内部材24が設けられている。
【0022】
第3図及び第6〜9図に明示の通り、この基台8の底面にボトムブロック30が前後方向回動自在に取り付けられている。このボトムブロック30は一端側即ち回動基端側31から他端側即ち回動後端側39にかけて次第に厚みが増大する三角柱形状のものである。
【0023】
この基端側31の左右両端に凸部32が設けられ、該凸部32に設けられたヒンジ孔33(第7,9図)にヒンジピン34が挿通され、該ヒンジピン34によってボトムブロック30が基台8に回動可能に取り付けられている。このヒンジ孔33及びヒンジピン34は左右方向に延在しており、且つ基台8の底面の前後方向の略中間付近に配置されている。そのため、ボトムブロック30は、第1〜3図の通り該基台底面の後部側8Rに重なる第2の状態と、第4〜10図の通り基台底面の前部側8Fに重なる第1の姿勢とをとりうるように約180°回動可能となっている。
【0024】
この実施の形態では、基台8の底面は、該前部側8Fと後部側8Rとが斜交している。具体的には、前部側8Fを水平面に当接させたときに後部側8Rが後方ほど高位となる形状となっている。前部側8Fと後部側8Rとの交叉部分付近に前記ヒンジピン34が配置される。
【0025】
この実施の形態では、基台8の底面に凹所50が設けられている。この凹所50の天井面も前部側50Fと後部側50Rとが該ヒンジピン34付近にて交叉するように斜交している。
【0026】
第9図の通り、この凹所50の前部側50Fと後部側50Rとの交叉部付近には凹部51が設けられ、この凹部51内にバネ60のフック部52が設けられている。ボトムブロック30には、ヒンジピン34よりも回動後端側39に後退した位置にフック部35が設けられており、これらのフック部35,52間に引張コイルバネ60が蓄力状態にて架設されている。このバネ60により、ボトムブロック30は凹所50の前部側50F及び後部側50Rのいずれのサイドに回動されてきた場合でも、常に凹所50内に引き込まれる方向に付勢される。
【0027】
この実施の形態では、第7,8図の通り、凹所50内に引き込まれたボトムブロック30を軽度に係止するためのクリック機構40がボトムブロック30の両側面に設けられている。このクリック機構40は、ボトムブロック30内に固定配置された筒状ケース41と、該筒状ケース41内に基端側が摺動自在に収容され、半球状の先端側がボトムブロック30の側面から外方に突出している突出子42と、該突出子42を突出方向に付勢するバネ43とを備えている。
【0028】
第3,6図の通り、凹所50の前部側50F及び後部側50Rの側面にはそれぞれ該突出子42が入り込む半球状凹部49が設けられている。ボトムブロック30を前部側又は後部側に回動させて凹所50の前部側50F又は後部側50Rに重ね合わせると、突出子42が該凹部49に入り込み、ボトムブロック30が軽度に係止される。
【0029】
なお、第2〜6図の通り、この実施の形態では基台8の後部側の前部側8Fと後部側8Rとの交叉角度は、凹所50の前部側50Rと後部側50Fとの交叉角度に略等しい。そして、該交叉角度と180°との差は、ボトムブロック30の基端側31の挟角とほぼ等しい。また、凹所50の深さはヒンジ孔33付近のボトムブロック30の厚さとほぼ等しくなっている。そのため、ボトムブロック30を前部側に回動させたときには基台8の底面の後部側8Rと前部側のボトムブロック30の底面とは略面一状(略同一平面状)となる。また、ボトムブロック30を後部側に回動させたときには基台8の底面の前部側8Fとボトムブロック30の底面とは略面一状となる。
【0030】
なお、ボトムブロック30の該挟角は20〜50°程度が好ましい。
【0031】
このように構成されたチャイルドシート1を座席2に前向きに設置するには、まず、ボトムブロック30を第1〜3図のように基台8の底面の後部側8Rに重なるようにチャイルドシート1の後側へ回動させておく。次いで、第2図のようにこのチャイルドシート1を該座席2の座面上に前向きに載置し、チャイルドシート本体6の挿通口16にシートベルト4を挿通した後、このシートベルト4のタング4cをバックル4dにラッチする。なお、該シートベルト4の腰ベルト4aを腰ベルト案内部材24に挿通する。
【0032】
この第1〜3図のように設置されたチャイルドシート1にあっては、椅子状体6はその背当部14が比較的直立した状態となっており、首の座った幼児を載せるのに好適である。
【0033】
また、このチャイルドシート1を座席2に後向きに設置するには、まず第4〜6図のようにボトムブロック30を基台8の底面の前部側8Fに重なるようにチャイルドシート1の前側へ回動させておく。次いで、第4図のようにこのチャイルドシート1を該座席2の座面上に後向きに載置し、チャイルドシート本体6の挿通口16にシートベルト4を挿通した後、このシートベルト4のタング4cをバックル4dにラッチする。なお、該シートベルト4の腰ベルト4aを腰ベルト案内部材24に挿通する。
【0034】
自動車の座席に前向きに設置されていたチャイルドシート1を後向きに設置し直すときには、ボトムブロック30のみを回動させることにより、チャイルドシート1を同一の座部傾斜となるように設置することができる。そのため、チャイルドシート1の前後向き変換に際し、椅子状体6の基台8へのリクライニング角度調整を行うことなく、チャイルドシート1を設置することができる。
【0035】
第4図の通り、ボトムブロック30を基台8の底面の前部側8Fに位置させた状態にてチャイルドシート1を後向きに設置することにより、チャイルドシート1は背当部14がかなり深く後傾した所謂寝た状態となるので、乳児は仰臥に近い姿勢にてチャイルドシート1に保持される。
【0036】
記の実施の形態のチャイルドシート1にあって、子供用ウェビング10が引き回されたチャイルドシート本体6の座部12の下面及び背当部14の後面と、該座部12の上面及び背当部14の前面との間にシートベルト4の挿通口16が介在していることから、該子供用ウェビング10が座部12の下面や背当部14の後面を摺動しても、その振動が該座部12の上面や背当部14の前面に伝わりにくく、このチャイルドシート本体2に着席した子供にとって非常に座り心地がよいものとなっている。
【0037】
また、このチャイルドシート1にあっては、シートベルト4の引き回しに際し、該シートベルト4がチャイルドシート本体2の座部12及び背当部14を左右に貫通した挿通口16内に挿通されるため、該座部12の下面及び該背当部14の後面に沿って引き回される子供用ウェビング10とは直接的には交叉しない。これにより、該シートベルト4及び子供用ウェビング10のいずれを引き回す場合にも互いに全く邪魔にならず、これらの引き回し作業を極めて容易に行うことができる。
【0038】
この実施の形態では、シートベルト4の腰ベルト4aを腰ベルト案内部材24に掛け通しており、この腰ベルト案内部材24を基台8に設けているので、チャイルドシート本体6をシートベルト4に拘束を受けることなく自在にリクライニングさせることができる。
【0039】
【発明の効果】
以上の通り、本発明のチャイルドシートは、自動車の座席に乳児用に前向きに設置するときと幼児用に後向きに設置するときとで、ボトムブロックを回動させるだけで背当部の角度を乳児及び幼児にとって適切なものとすることができる。また、本発明では、チャイルドシートの向き変更に際しリクライニング機構の操作を不要とし、向き変更作業を容易とすることも可能である。本発明は、リクライニング機構のないチャイルドシートにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るチャイルドシートの後方からの斜視図である。
【図2】このチャイルドシートを座席に前向きに設置したときの側面図である。
【図3】第1図のチャイルドシートの底部を後方から見上げた斜視図である。
【図4】このチャイルドシートを後向きに座席に設置したときの側面図である。
【図5】第4図のチャイルドシートの前方からの斜視図である。
【図6】第4図のチャイルドシートの底部を前方から見上げた斜視図である。
【図7】ボトムブロックの斜視図である。
【図8】第7図のVII−VII線に沿う断面図である。
【図9】ボトムブロックの基台への取付構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 チャイルドシート
2 座席
4 シートベルト
4a 腰ベルト
6 椅子状体
8 基台
9 チャイルドシート本体
10 子供用ウェビング
12 座部
14 背当部
16 シートベルト挿通口
18 リブ
30 ボトムブロック
31 基端側
33 ヒンジ孔
34 ヒンジピン
39 後端側
40 クリック機構
50 凹所
60 バネ

Claims (6)

  1. 自動車の座席に設置されるチャイルドシートにおいて、
    チャイルドシート本体と、該チャイルドシート本体の底部に回動自在に取り付けられたチャイルドシートの設置角度調整用のボトムブロックとを備えてなり、
    該ボトムブロックは、該チャイルドシート本体の底面の前半側に重なった第1の状態と該底部の後半側に重なった第2の状態とをとりうるように一端側がチャイルドシート本体に回動自在に取り付けられており、
    該ボトムブロックは、一端側よりも他端側の厚みが大となっているチャイルドシートであって、
    該ボトムブロックのうち該チャイルドシート本体に対して回動自在に取り付けられた箇所よりも該他端側に後退した位置に第1フック部が設けられており、
    該チャイルドシート本体の底面のうち該前半側と該後半側との交叉部付近に第2フック部が設けられており、
    該第1フック部と該第2フック部との間に引張コイルバネが蓄力状態にて架設されており、
    該ボトムブロックは、該チャイルドシート本体の底面のうち該前半側及び該後半側のいずれのサイドに回動されてきた場合でも、該引張コイルバネによって、該チャイルドシート本体の底面に引き込まれる方向に付勢されることを特徴とするチャイルドシート。
  2. 請求項1において、該チャイルドシート本体の底面に凹所が設けられており、
    該凹所は、該ボトムブロックが該第1の状態をとったときに該ボトムブロックの上部を受け入れる前部側と、該ボトムブロックが該第2の状態をとったときに該ボトムブロックの上部を受け入れる後部側とからなり、
    該ボトムブロックの側面に、
    該ボトムブロック内に固定配置されたケースと、
    該ケース内に基端側が摺動自在に収容され、先端側が該側面から外方に突出している突出子と、
    該突出子を突出方向に付勢するバネと
    からなるクリック機構が設けられており、
    該凹所の側面に、該突出子が入り込むための突出子用凹部が設けられていることを特徴とするチャイルドシート。
  3. 請求項1又は2において、前記チャイルドシートの底面は、前後方向の中間付近が下方に凸となっており、この中間付近に前記ボトムブロックの前記一端側が取り付けられていることを特徴とするチャイルドシート。
  4. 請求項において、前記ボトムブロックは、前記一端側から他端側に向って徐々に厚みが大となる略三角柱形状であることを特徴とするチャイルドシート。
  5. 請求項において、前記ボトムブロックが第1の状態にあるときには、チャイルドシート本体の底面の後半側からボトムブロックの下面にかけて略面一状となり、前記ボトムブロックが第2の状態にあるときには、チャイルドシート本体の底面の前半側からボトムブロックの下面にかけて略面一状となることを特徴とするチャイルドシート。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記チャイルドシート本体は、座部及び背当部を有した椅子状体と、該椅子状体をリクライニング角度調整可能に支承した基台とを備えてなり、前記ボトムブロックは該基台の底部に取り付けられていることを特徴とするチャイルドシート。
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