JP4129762B2 - Sea surface waste disposal site - Google Patents
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Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、産業廃棄物、一般廃棄物等の廃棄物を海面で最終処分するための海面廃棄物処分場に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、廃棄物特に産業廃棄物の排出量は膨大となり、その最終処分場を海面に求めることが種々検討されている。
図3は、この種の海面廃棄物処分場の1つの形態を示したもので、廃棄物の埋立処分域1は、護岸2により外水域(外海)Aから締切られた内水域B内に設定されている。護岸2は、ここではケーソン式護岸からなっており、海底地盤3に造成した捨石マウンド4上に据付けられたケーソン5と、ケーソン5の背後に裏込石を投入して造成した裏込層6とこの裏込層6の背後に埋立土(山土、山砂、スラグ等)を投入して造成した腹付層7とからなっている。この護岸2を構成する腹付層7の背面(法面)すなわち内水域Bの側面には遮水シートを二重に配した二重シート構造物(遮水構造物)8が設置され、また、前記内水域Bの底面には、不透水層9上に遮水シート8´を重ねてなる複合構造物(遮水構造物)10が設置されている。この場合、内水域Bの側面の二重シート構造物8は、その背後に埋立土や石材などを投入して造成した被覆層(法面被覆層)11により、内水域Bの底面の複合構造物10は、前記同様の被覆層(底面被覆層)11´によりそれぞれ安定化されている。
そして、このように構成した海面廃棄物処分場においては、その内水域Bの水位L1が外水域Aの水位(平均潮位)L0と同等かそれよりもわずか低くなるように管理されており、万一遮水構造物8、10に破損が生じても汚染水が外水域Aへ流出しないようになっている。なお、海底地盤3が不透水性である場合は、内水域Bの底面に対する遮水構造物の設置を省略してもよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の海面廃棄物処分場によれば、護岸2を構成する捨石マウンド4および裏込層6がかなりの透水性を有しているため、内水域Bの側面上の二重シート構造物8の裏面側にも海水が浸透しており、満潮時等で外水域Aの水位が上昇する場合は、同じく図3に示すように外水域Aと内水域Bとの水位差(内外水位差)による静水圧PAが二重シート構造物8に作用する。また、海底地盤3が、砂礫土層のように透水性の高いものである場合は、内水域Bの底面の複合構造物10の裏面側にも前記同様に内外水位差による静水圧PBが作用する。一方、外水域Aに大きな波浪が生ずるような場合は、この波浪による水圧FA、FBが前記捨石マウンド4、裏込層6または海底地盤3を透過して二重シート構造物8または複合構造物10に作用する。
すなわち、内水域Bの側面の二重シート構造物8および内水域Bの底面の複合構造物10には、内外水位差による静水圧PA、PBと波浪による水圧FA、FBが揚圧力として作用しており、これにより二重シート構造物8、複合構造物10が浮き上がってしまい、破損などのトラブルが発生する。このため、従来は、内水域Bの側面上の二重シート構造物8についてはその上の被覆層11を厚くして載荷重を増加させることにより、一方、内水域Bの底面の複合構造物10についてその不透水層9を厚くしたりその上の底面被覆層11´を厚くすることにより前記トラブルに対処するようにしていた。しかし、このような対策によれば、被覆層11、11´や不透水層9が厚くなる分、埋立処分域1の内容積が減少し、廃棄物の埋立処分容量(埋立処分効率)の低下が避けられず、その上、それらの造成に多大の時間とコストとを要するようになる。また、遮水構造物8、10については、護岸2の最終締切りから被覆層11、11´の造成が完了するまで、すなわち完成断面とするまでかなりの期間を要することから、この間、二重シート構造物8や複合構造物10中の遮水シート8´の浮上がりの危険がつきまとい、前記被覆層11、11´を厚くする対策では役に立たない。
【0004】
なお、例えば、特開平7−42130号公報、特開2001−232322号公報等には、遮水性の内壁と外壁とからなる二重壁構造体内に充填材を充填して締切部となし、該締切部内の水位を管理して埋立処分域内の汚染水が外部へ漏出するのを防止するようにした海面廃棄物処分場が記載されており、このような処分場によれば、二重壁構造体自体が不透水性護岸として機能するため、上記したような内水域Bの側面に対する二重シート構造物8の設置は不要となる。しかし、海底地盤3が、前記透水性の高い砂礫土層である場合は、上記したように内水域Bの底面の複合構造物10の裏面側に、前記内外水位差による静水圧PB並びに波浪による水圧FB(図3)が依然として作用することになり、複合構造物10の不透水層9を厚くしたりその上の被覆層11´を厚くする対策が必要となる。
【0005】
本発明は、上記した従来の技術的背景に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、遮水構造物に対する内外水位差による静水圧並びに波浪による水圧の影響を低く抑えることができ、もって埋立処分効率の向上、施工性の向上、施工期間の短縮、施工コストの低減等に大きく寄与する海面廃棄物処分場を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る海面廃棄物処分場は、護岸で締切った内水域を廃棄物の埋立処分域とする海面廃棄物処分場であって、前記内水域の側面および/または底面に遮水シートを含む遮水構造物を設置した海面廃棄物処分場において、前記遮水構造物の裏面側でかつ護岸背面の法尻付近となる土中に、外水域からの浸透水を強制的に揚水するポンプを埋設し、一端が前記ポンプに接続された揚水管および信号線を護岸の内部を通して護岸上面に引出したことを特徴とする。このように構成した海面廃棄物処分場においては、護岸、海底地盤等を浸透して遮水構造物の裏面側に達しようとする海水が、ポンプにより強制的に外部へ排出されるので、遮水構造物に作用する静水圧および波力による水圧が著しく低減される。
特に、本発明の海面廃棄物処分場においては、上記ポンプを護岸の法尻付近に埋設しているので、内水域の側面側および内水域の底面側へ浸透する海水を効率よく揚水できる。
【0007】
本発明の海面廃棄物処分場において、上記遮水構造物は、遮水シートを二重に配した二重シート構造物であっても、遮水シートと不透水層を重ねた複合構造物であってもよい。この場合、前記二重シート構造物は、二枚の遮水シートを相互に密着する状態で重ね合せた二層構造としてもよいが、二枚の遮水シートを不織布、固化処理土、スラグ等の中間層を介して重ねたサンドイッチ構造としてよい。また、前記複合構造物を構成する不透水層の材料は任意であり、コンクリートプレキャスト版、コンクリートブロック、アスファルトマット、アスファルトマスティック等はもとより、水中コンクリート、固化処理土、地盤改良土などを用いることができる。
本発明の海面廃棄物処分場において、上記遮水構造物を設置する場所は、護岸の構造および海底地盤の性状によって異なり、護岸および海底地盤が透水性を有している場合は内水域の側面と内水域の底面との双方に、海底地盤が不透水性で護岸が透水性を有している場合は内水域の側面だけに、護岸が不透水性で海底地盤が透水性を有している場合は内水域の底面だけにそれぞれ遮水構造物を設置してもよい。一方、前記二重シート構造物と複合構造物とは、必要に応じて内水域の側面と内水域の底面との何れか一方に分けて設置しても、内水域の側面と内水域底面との双方に共通に設置してもよい。
本発明の海面廃棄物処分場は、上記遮水構造物の上に、さらに被覆層を造成してもよいものである。この場合は、上記した遮水構造物に作用する静水圧および波力による水圧が著しく低減されることから、該被覆層の厚さを薄くすることができる。
【0008】
上記海面廃棄物処分場の管理方法としては、遮水構造物の裏面側の土中の水圧を検出し、該検出結果に基づいて揚水手段を作動させるのが望ましい。このように水圧に応じて水中ポンプを作動させることで、満潮時や波浪の大きい時間帯だけ揚水手段を作動させて、その運転コストの低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基いて説明する。
図1は,本発明の実施の形態としての海面廃棄物処分場を示したものである。本海面廃棄物処分場は、ケーソン式護岸2で締切った内水域Bを廃棄物の埋立処分域とするもので、その全体的な構造は、前記図3に示したものと同じあるので、ここでは、図3に示した部分と同一部分には同一符号を付し、重複する説明を省略することとする。
【0010】
本実施の形態においては、ケーソン5の背面側の裏込層6の背後に造成した腹付層7の法尻付近に水中ポンプ12と水圧センサ13とを設置している。水中ポンプ12には、前記腹付層7内を延ばした揚水管14および信号線15の一端が接続されており、これら揚水管14および信号線15は護岸2の上面へ引出されている。護岸2の上面側において、前記揚水管14の他端は外水域Aに臨む位置まで延長されると共に、前記信号線15の他端は図示を略す制御装置に接続されている。一方、水圧センサ13には、同じく前記腹付層7内を延ばした信号線16の一端が接続され、この信号線16の他端は、前記制御装置に接続されている。前記水中ポンプ12と揚水管14とは、外水域Aから捨石マウンド4および裏込層6を透過した浸透水を海上へ強制的に排出する揚水手段を構成しており、その水中ポンプ12の運転は、前記制御装置により制御されるようになっている。なお、水中ポンプ12および水圧センサ13は、護岸2の長手方向へ所定のピッチで複数配設されている。
【0011】
本海面廃棄物処分場の構築工法の基本は従来と同様であり、先ず海底地盤3上の計画線に沿って捨石マウンド4を造成し、次に、この捨石マウンド4上にケーソン5を据付け、その後、ケーソン5の背後に裏込石を投入して裏込層6を造成し、さらにこの裏込層6の背後に埋立土を投入して腹付層7を造成し、前記した施工を適宜繰返して護岸2を次第に延ばす。
【0012】
上記した護岸2の構築に際しては、その裏込層6の造成を終えた時点で、腹付層7の法尻付近となる海底地盤3の表層部に上記水中ポンプ12および水圧センサ13を設置し、これら水中ポンプ12および水圧センサ13から必要な揚水管14および信号線15、16を水面上へ引出しておく。そして、前記裏込層6上に腹付層7用の埋立土を投入し、この埋立土が所定高さだけ堆積した時点でその法面に前記揚水管14、信号線15、16を添わせ、この上にさらに埋立土を投入堆積させて腹付層7を完成させ、これにより揚水管14、信号線15、16が腹付層7内に埋設された完成断面となる。
【0013】
本海面廃棄物処分場の構築に際しては、上記護岸2の構築と平行して、該護岸2を構成する腹付層7の法面すなわち内水域Bの側面に前記した遮水シートを二重に配した二重シート構造物8を、護岸2により仕切られた内水域Bの底面に前記不透水層9と遮水シート8´とを重ねてなる複合構造物10をそれぞれ設置する。このようにして護岸2の構築、二重シート構造物8の設置および複合構造物10の設置を順次進め、護岸2による最終締切りを行い、さらに二重シート構造物8の設置並びに複合構造の複合構造物10の最終設置を終える。その後は、遮水構造物としての二重シート構造物8および複合構造物10の上に埋立土または石材などの被覆材を投入して被覆層11、11´を薄く造成し、これにて海面廃棄物処分場は完成する。
【0014】
このように完成した海面廃棄物処分場は、その内水域B内の水位L1が外水域Aの平均潮位L0と同等かそれよりもわずか低くなるように管理されると共に、水圧センサ13による水圧監視が継続される。この水圧監視下において、いま満潮時等で外水域Aの水位が上昇し、あるいは外水域Aに大きな波浪が発生すると、護岸2の法尻付近の水圧が上昇し、この水圧上昇が水圧センサ13により検出される。この水圧センサ13の信号は信号線16を経由して制御装置へ送出されており、制御装置は、この水圧センサ13により検出された水圧が予め設定した設定圧以上になると、水中ポンプ12へ信号線15を通じて起動信号を出力し、これにより水中ポンプ12が作動して護岸2の法尻付近に浸透する海水が揚水管14を通じて外水域Aへ排出される。この結果、内水域Bの側面の二重シート構造物8並びに内水域Bの底面上の複合構造物10に作用する水位差による静水圧PB並びに波浪による水圧FB(図3)が著しく低減され、これにより二重シート構造物8並びに複合構造物10の浮上がりが防止される。
すなわち、二重シート構造物8並びに複合構造物10の破損が未然に防止され、したがって、本海面廃棄物処分場は、廃棄物の埋立処分が終了するまで安定的に維持される。換言すれば、従来必要としていた遮水構造物8、10を安定化するための法面被覆層11、底面被覆層11´の厚さを従来(図3)よりも薄くすることができることに加え、複合構造物10を構成する不透水層9の厚さを薄くすることができ、その分、埋立処分域1の埋立処分効率が向上し、また、施工期間の短縮並びに施工コストの低減を達成できる。
【0015】
因みに、捨石マウンド4、裏込層6、腹付層7、海底地盤3の透水係数をそれぞれ1.0E+0cm/s、1.0E+0cm/s、1.0E−3cm/s、1.0E−1〜−2cm/sとし、内外水位差の最大値を1.8mとして遮水構造物8、10にかかる圧力水頭を浸透流解析法により試算すると、10〜100リットル/分/mの揚水量で、揚水なしの場合に比べて70〜100%低下することが明らかとなった。前記揚水量の水準は、汎用の水中ポンプの利用で十分に達成可能な範囲であり、本発明はきわめて実用的である、といえる。
【0016】
なお、上記実施の形態においては、内水域Bの側面に二重シート構造物8を、内水域Bの底面に複合構造物10をそれぞれ設置するようにしたが、両者は、逆の配置、すなわち内水域Bの側面に複合構造物10を、内水域Bの底面に二重シート構造物8をそれぞれ設置してもよいことはもちろんである。また、二重シート構造物8および複合構造物10とは、内水域Bの側面と底面とに使い分けることなく、その双方に共通に設置してもよいものである。
また、上記腹付層7は、必ずしも必要としないもので、この腹付層7を省略する場合は、裏込層6の法面上に遮水構造物としての二重シート構造物8または複合構造物10が設置されることになる。また、当然のこととしてこの場合は、裏込層6の法尻付近に水中ポンプ12および圧力センサ13が設置されることになる。
【0017】
図2は、本発明の参考例としての海面廃棄物処分場を示したものである。本参考例の特徴とするところは、内壁21と外壁22とを適当な間隔で配置した二重壁構造体23内に充填材24を充填してなる遮水壁20をケーソン式護岸2の背後に一体的に設け、この遮水壁20を内水域Bの側面として用いた点にある。前記内壁21と外壁22とは、ここでは鋼矢板または鋼管矢板を水密継手を介して連続に打設することにより構築されており、遮水壁20の全体は、十分なる遮水性を有するものとなっている。すなわち、護岸2は、その背面に遮水壁20を備えることにより、全体として遮水性護岸として機能しており、したがって、本参考例においては、上記第1の実施の形態において必要とした内水域Bの側面上の二重シート構造物8(図1)は不要となっている。
【0018】
ここで、上記二重壁構造体23の内壁21と外壁22として用いられる矢板は、海底地盤3中に根入れされているが、海底地盤3が透水性の高い砂礫土層である場合は、外水域Aの海水がこの矢板の下側を透過して内水域Bの底面の複合構造物10の裏面側へ到達する。そこで、本参考例においては、内壁21の背後であってその根入れ先端付近の海底地盤3中に、上記実施の形態で用いた水中ポンプ12と水圧センサ13とを設置すると共に、それらに必要な揚水管14および信号線15、16を前記内壁21に添って護岸2上へ引出すようにしている。。
【0019】
本参考例において、ケーソン式護岸2の構築手順は上記第1の実施の形態の場合と実質同じあり、捨石マウンド4上に据付けたケーソン5の背後に裏込層6を造成するが、ここでは、その腹付層7の造成に先行して遮水壁20の構築を行い、この遮水壁20の構築中または構築後に腹付層7の造成を行っている。
遮水壁20の構築に際しては、上記護岸2の裏込層6から所定距離だけ内水域B側へ離して海底地盤3中に鋼矢板または鋼管矢板を打設して、内壁21と外壁22とを有する二重壁構造体23を構築し、続いて、この二重壁構造体23内に充填材24を充填する。充填材24としては、固化処理土、粘性土等の不透水性材料を用いるか、あるいは前記腹付層7の造成に用いる埋立土(山土、山砂、スラグ等)をそのまま用いることができる。充填材24として前記不透水性材料を用いる場合は、遮水壁20の構築完了後またはその構築の進行に応じて、該遮水壁20と裏込層6との間に前記埋立土を投入し、腹付層7を造成する。一方、充填材24として前記埋立土を用いる場合は、二重壁構造体23内に対する充填材24の投入と平行して、外壁22と前記裏込層6との間にもこの埋立土を投入してもよい。
【0020】
このようにして遮水壁20とケーソン式護岸23とが一体となった遮水性護岸が完成するが、この完成後は、内壁21の背後であってその根入れ先端付近の海底地盤3中に、水中ポンプ12と水圧センサ13とを埋設し、さらにそれらに必要な揚水管14および信号線15、16を前記内壁21に添って設置する。その後は、護岸2により仕切られた内水域Bの底面に、遮水壁20と接続する状態で前記した不透水層9と遮水シート8´とを重ねてなる複合構造物(遮水構造物)10を設置し、さらにこの上に、前記同様の底面被覆層11´を薄く造成し、これにて海面廃棄物処分場は完成する。
【0021】
海面廃棄物処分場の完成後は、実施の形態の場合と同様に、内水域B内の水位L1が外水域Aの平均潮位L0と同等かそれよりもわずか低くなるように管理し、これと同時に水圧センサ13による水圧監視をスタートさせる。このような水圧監視下において、いま、満潮時等で外水域Aの水位が上昇し、あるいは外水域Aに大きな波浪が発生すると、二重壁構造体23の根入れ先端付近の水圧が上昇し、この水圧上昇が水圧センサ13により検出され、実施の形態と同様に制御装置の指令で水中ポンプ12が作動し、これにより二重壁構造体23の根入れ先端付近に浸透する海水が揚水管14を通じて外水域Aへ排出される。この結果、内水域Bの底面上の複合構造物10に作用する水位差による静水圧PB並びに波浪による水圧FB(図3)が著しく低減され、複合構造物10の浮上がりが防止され、これにより実施の形態と同様の効果が得られるようになる。
【0022】
なお、本発明は、揚水手段を構成する水中ポンプ12の設置場所は任意であり、上記した護岸2の法尻付近に加えてあるいは代えて、他の場所に設置してもよい。
また、水中ポンプ12および水圧センサ13は、腹付層7内に予め設けた比較的口径の大きい管路を通して据付けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、水中ポンプ12の近傍に設置した水圧センサ13により検出した水圧データを水中ポンプ12の運転管理に用いたが、本発明は、この運転管理に用いるデータを限定するものではなく、例えば、外水域Aの潮位を検出する潮位センサを設けて、この潮位センサにより検出した潮位データを水中ポンプ12の運転管理に用いてもよい。
さらに、上記揚水手段を構成する水中ポンプ12は、吸水機能を有する他のポンプに代えてもよいことはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明に係る海面廃棄物処理場によれば、遮水構造物の裏面側から強制的に揚水して、遮水構造物に作用する内外水位差による静水圧並びに波浪による水圧の影響を低く抑えることができるので、遮水構造物は余分に載荷重を増やしたりそれ自体を大型に形成しなくても十分に安定し、埋立処分効率の向上、施工性の向上、施工期間の短縮、施工コストの低減等を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態としての海面廃棄物処理場を模式的に示す断面図である。
【図2】 本発明の参考例としての海面廃棄物処理場を模式的に示す断面図である。
【図3】 従来の海面廃棄物処理場を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 埋立処分域
2 ケーソン式護岸(透水護岸)
3 海底地盤
4 捨石マウンド
5 ケーソン
6 裏込層
7 腹付層
8 二重シート構造物(遮水構造物)
8´ 遮水シート
9 不透水層(遮水構造物)
10 複合構造物(遮水構造物)
11 法面被覆層
11´ 底面被覆層
12 水中ポンプ(揚水手段)
13 水圧センサ
14 揚水管(揚水手段)
20 遮水壁
23 二重壁構造体
A 外水域
B 内水域[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention, industrial waste relates to waste general waste sea level waste disposal site for final disposal at sea level.
[0002]
[Prior art]
In recent years, the amount of waste, especially industrial waste, has become enormous, and various studies have been conducted to find the final disposal site on the sea surface.
Fig. 3 shows one form of this type of sea surface waste disposal site. Waste landfill disposal area 1 is set in inner water area B cut off from outer water area (outer sea) A by
In the sea surface waste disposal site constructed in this way, the water level L 1 in the inner water area B is managed so as to be equal to or slightly lower than the water level (average tide level) L 0 in the outer water area A. Even if the
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, according to the above-mentioned conventional sea surface waste disposal site, the
That is, in the
[0004]
For example, in JP-A-7-42130 and JP-A-2001-232322, a double wall structure composed of a water-impervious inner wall and an outer wall is filled with a filler to form a cutoff part. A sea surface waste disposal site has been described that controls the water level in the deadline to prevent leakage of contaminated water in the landfill disposal area to the outside. Since the body itself functions as an impermeable revetment, it is not necessary to install the
[0005]
The present invention has been made in view of the above-described conventional technical background, and the problem is that the hydrostatic pressure due to the difference in water level between the inside and outside of the water-impervious structure and the influence of the water pressure due to waves can be kept low. Therefore, it is to provide a sea surface waste disposal site that greatly contributes to improving landfill disposal efficiency, improving workability, shortening the construction period, and reducing construction costs.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a sea surface waste disposal site according to the present invention is a sea surface waste disposal site in which an inland water area cut off at a revetment is a landfill disposal area of waste, and the side surface of the inland water area and / or Alternatively, in a sea surface waste disposal site where a water-impervious structure including a water-impervious sheet is installed on the bottom surface, seepage water from the outside water area in the soil on the back side of the water-impervious structure and near the bottom of the revetment A pump for forcibly pumping water is buried, and a pumping pipe and a signal line, one end of which is connected to the pump, are drawn out to the revetment upper surface through the inside of the revetment . In the sea surface waste disposal site configured in this way, seawater that penetrates the revetment, seabed ground, etc. and tries to reach the back side of the impermeable structure is forcibly discharged to the outside by the pump. Hydrostatic pressure acting on the water structure and water pressure due to wave forces are significantly reduced.
In particular, in the sea surface waste disposal site of the present invention, since the pump is embedded in the vicinity of the shore of the revetment, seawater penetrating into the side surface of the inner water area and the bottom surface side of the inner water area can be pumped efficiently.
[0007]
In the sea surface waste disposal site according to the present invention, the water-impervious structure is a composite structure in which a water-impervious sheet and an impermeable layer are stacked, even if the water-impervious sheet is a double sheet structure. There may be. In this case, the double sheet structure may have a two-layer structure in which two water-impervious sheets are stacked in close contact with each other, but the two water-impervious sheets are nonwoven fabric, solidified soil, slag, etc. It is good also as a sandwich structure piled up through the intermediate layer. In addition, the material of the impermeable layer constituting the composite structure is arbitrary, and not only concrete precast plates, concrete blocks, asphalt mats, asphalt mastics, but also underwater concrete, solidified soil, ground improvement soil, etc. Can do.
In the sea surface waste disposal site of the present invention, the place where the water-impervious structure is installed varies depending on the structure of the revetment and the properties of the seabed ground. When the seabed is impervious and the revetment is permeable to both the inner water area and the bottom of the inner water area, the revetment is impermeable and the submarine ground is permeable only to the side of the inner water area. If there is, a water-impervious structure may be installed only on the bottom surface of the inner water area. On the other hand, even if the double sheet structure and the composite structure are installed separately on either the side surface of the inner water area or the bottom surface of the inner water area as necessary, the side surface of the inner water area and the bottom surface of the inner water area You may install in both .
In the sea surface waste disposal site of the present invention, a coating layer may be further formed on the water shielding structure. In this case, since the hydrostatic pressure and the water pressure due to the wave force acting on the above-described water-impervious structure are significantly reduced, the thickness of the coating layer can be reduced.
[0008]
As a management method of the sea surface waste disposal site, it is desirable to detect the water pressure in the soil on the back side of the water-impervious structure and to operate the pumping means based on the detection result. Thus, by operating the submersible pump according to the water pressure, it is possible to operate the pumping means only at the time of high tide or during a time period when the waves are large, and the operation cost can be reduced.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 shows a sea surface waste disposal site as an embodiment of the present invention. In this sea surface waste disposal site, the inland water area B cut off by the caisson-
[0010]
In the present embodiment , a
[0011]
The basic construction method for this sea surface waste disposal site is the same as before. First, the
[0012]
When constructing the
[0013]
In constructing this sea surface waste disposal site, the above-mentioned water-impervious sheet is doubled on the slope of the
[0014]
The sea surface waste disposal site completed in this way is managed so that the water level L 1 in the inner water area B is equal to or slightly lower than the average tide level L 0 in the outer water area A, and by the
That is, the
[0015]
By the way, the hydraulic conductivity of the
[0016]
In the above embodiment, the
The
[0017]
FIG. 2 shows a sea surface waste disposal site as a reference example of the present invention. The feature of the present reference example is that a
[0018]
Here, the sheet pile used as the
[0019]
In this reference example , the construction procedure of the
In constructing the
[0020]
In this way, a water-impervious revetment in which the
[0021]
After completion of sea waste disposal sites, as in the case of the embodiment, and manages as the water level L 1 of the inner waters in B is slightly lower than or equal to the mean tide level L 0 of the outer body of water A, At the same time, the water pressure monitoring by the
[0022]
In the present invention, the installation place of the
Further, the
Moreover, in the said embodiment, although the water pressure data detected by the
Furthermore, it goes without saying that the
[0023]
【The invention's effect】
As described above, according to the sea surface waste treatment plant according to the present invention, hydrostatic pressure and waves due to a difference in water level between the inside and outside acting on the water shielding structure are forcibly pumped from the back side of the water shielding structure. The water-impervious structure is sufficiently stable without increasing the loading load or forming itself large, improving landfill disposal efficiency, improving workability, Shortening the construction period and reducing construction costs can be achieved .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view schematically showing a sea surface waste disposal site as an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view schematically showing a sea surface waste disposal site as a reference example of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view schematically showing a conventional sea surface waste disposal site.
[Explanation of symbols]
1
3
8 '
10 Composite structure (water-proof structure)
11 Slope coating layer 11 '
13
20
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