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JP4128372B2 - ディスク挿排装置及びディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク挿排装置及びディスク記録再生装置 Download PDF

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JP4128372B2 JP2002044195A JP2002044195A JP4128372B2 JP 4128372 B2 JP4128372 B2 JP 4128372B2 JP 2002044195 A JP2002044195 A JP 2002044195A JP 2002044195 A JP2002044195 A JP 2002044195A JP 4128372 B2 JP4128372 B2 JP 4128372B2
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賢治 漆原
雄司 山口
義彦 前田
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクの種類を識別するディスク識別装置、ディスクを挿排するディスク挿排装置、及び、ディスクに対して記録又は再生を行うディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ディスクの種類を識別するディスク識別装置を備えた車載用のオーディオ機器などのディスク記録再生装置では、ディスクや、アダプタとの接触によって駆動されるレバーを使用し、そのレバーで光検出手段への光を遮ることで、ローディング開始及びローディング完了の制御や、アダプタのスリットによる誤検出の防止を行っていた。
【0003】
従来のディスク識別装置の例として、以下に述べるように、特開2000−163840号公報に開示されたディスク識別装置が知られている。
【0004】
図26及び図27において、図示していないディスクチェンジャ装置の筐体には下基板911が固定されており、この下基板911には上基板912が回動可能に支持されている。なお、上基板912と下基板911との間がディスク挿入口910となる。
【0005】
ここで、下基板911には、ディスク挿入口910の幅方向の図27における左端部側に配置された受光素子913Aと、ディスク挿入口910の幅方向のほぼ中央に配置された受光素子913Bとが取り付けられており、上基板912には、小孔914A及び小孔914Bが形成されるとともに、ディスク挿入口910とは反対側に振動板(レバー)915がディスク挿入口910の幅方向に摺動自在に保持されている。
【0006】
また、摺動板915には、小孔916Aと、大孔916Bとが形成されているとともに、上基板912にも係止されているバネ917が係止されており、更に、上基板912の切欠部を介してディスク挿入口910内に突出するピン918が植設されている。なお、摺動板915はバネ917の弾性力により矢印915aの示す方向に付勢されている。
【0007】
また、ディスクチェンジャ装置の筐体には、受光素子913Aに対向する位置に発光素子919Aが取り付けられており、受光素子913Bに対向する位置に発光素子919Bが取り付けられている。
【0008】
以上に述べた構成によって、光検出手段としての受光素子913Aや受光素子913Bから構成されるディスク識別装置は、受光素子913Aや受光素子913Bからの出力によってディスクの種類を識別することができる。
【0009】
例えば、ディスク挿入口910に外径が12cmであるディスク(以下、通常12cmディスクという。)920(図26及び図28参照)や、外径が12cmであり、中心部に外径が8cmのディスク(以下、8cmディスクという。)を保持することができ、スリット924(図29参照)を有するアダプタ921(図29参照)、又は、アダプタ921に保持された8cmディスクが挿入された際や、ディスク挿入口910の幅方向の左側から8cmディスクが挿入された際には、挿入されたディスクやアダプタによってピン918が駆動されて摺動板915は図26に示す位置から図28に示す位置まで矢印915bの示す方向に摺動する。したがって、上基板912に形成された小孔914Aが図28に示すように摺動板915によって塞がれるので、受光素子913Aは発光素子919Aからの光を受けることができない。また、上基板912に形成された小孔914Bは、摺動板915に形成された大孔916Bの働きにより摺動板915によって塞がれることがないので、受光素子913Bはディスクやアダプタによって塞がれない限り発光素子919Bからの光を受けることができる。
【0010】
一方、ディスク挿入口910の幅方向の中央や右側から8cmディスクが挿入された際には、挿入されたディスクによってピン918が駆動されることがないので、上基板912に形成された小孔914Aや小孔914Bは摺動板915によって塞がれることがなく、受光素子913Aは常に発光素子919Aからの光を受けることできる。また、受光素子913Bは、ディスクやアダプタによって塞がれない限り発光素子919Bからの光を受けることができる。
【0011】
したがって、図26及び図28に示すようなディスク識別装置を備えたオーディオ機器は、受光素子913A及び受光素子913Bからの出力によってディスクの種類を識別することができ、12cmディスク920及びアダプタ921に保持された8cmディスクが挿入された場合には、ローディングを継続して図示していないディスク収納部まで搬送するのに対し、8cmディスクや、8cmディスクが保持されていないアダプタ921が挿入された場合には排出していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のディスク識別装置においては、中心部に通常のデータエリアを有する12cmディスク(以下、通常12cmディスクという。)より小さい8cmのみのデータエリアを有する12cmディスク(以下、小データエリア12cmディスクという。)は、ディスク挿入口910の幅方向の中央から挿入された8cmディスクと同様に取り扱われる可能性もあるという問題があった。
【0013】
そこで、本発明は、小データエリア12cmディスクを通常12cmディスクと同様に識別するディスク識別装置と、このディスク識別装置を備えたディスク挿排装置及びディスク記録再生装置とを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のディスク識別装置は、遮光性を有する第1のディスク、前記第1のディスクより外径が小さく遮光性を有する第2のディスク、前記第1のディスクと外径が略同一であり、中心部に前記第2のディスクと半径が略同一であり遮光性を有するデータエリアを有し、前記データエリア以外の部分で透光性を有する小データエリアディスク、及び、前記第1のディスクと外径が略同一であり、中心部に前記第2のディスクと半径が略同一である中空穴が形成され、遮光性を有する中空ディスクを含むディスクを挿排するディスク挿排部と、前記ディスクの接触によって前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記ディスクを検出する端部通過時接触検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する光検出手段としての接触検出時光検出手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する識別手段とを備え、前記接触検出時光検出手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記小データエリアディスクを検出するときに前記小データエリアディスクを検出し、前記端部通過時接触検出手段が前記中空ディスクを検出するときに前記中空ディスクを検出しない位置に配置される構成を有している。
【0015】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のディスク、小データエリアディスク、中空ディスク及び透明ディスクの何れかである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のディスク又は小データエリアディスクであるか、或いは、中空ディスク又は透明ディスクであるかを識別することができる。換言すると、本発明のディスク識別装置は、小データエリアディスクを第1のディスクと同様に識別することができる。
【0016】
また、本発明のディスク識別装置は、前記接触検出時光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記端部通過時接触検出手段に検出されるときに、前記第2のディスクを検出しない位置に配置される構成を有している。
【0017】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のディスク、小データエリアディスク、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク及び透明ディスクの何れかである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のディスク又は小データエリアディスクであるか、或いは、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク又は透明ディスクであるかを識別することができる。
【0018】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としての通過ディスク光検出手段を備え、前記接触検出時光検出手段及び前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディスク光検出手段に検出されるときに前記接触検出時光検出手段に検出され、前記小データエリアディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディスク光検出手段に検出されるときに前記接触検出時光検出手段に検出され、或いは、前記通過ディスク光検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディスク光検出手段に検出されるときに前記接触検出時光検出手段に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0019】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0020】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としての通過ディスク光検出手段とを備え、前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、前記ディスク通過時光検出手段及び前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出され、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出され、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0021】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0022】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段を備え、前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、前記ディスク通過時光検出手段及び前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出され、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出され、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記通過ディスク光検出手段に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0023】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0024】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出され、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出され、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0025】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0026】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の双方に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0027】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0028】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の双方に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0029】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0030】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光検出手段を備え、前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一方に検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方に検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方に検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の双方に検出されない位置に配置され、前記識別手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前の前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0031】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクであることを識別することができる。
【0032】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出されず、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出される位置に配置され、前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果とに基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0033】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディスクであることを識別することができる。
【0034】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段を備え、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出されず、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出される位置に配置され、前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果とに基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0035】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディスクであることを識別することができる。
【0036】
また、本発明のディスク識別装置は、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出されず、或いは、前記ディスク通過時光検出手段に検出されず、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記ディスク通過時光検出手段に検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段に検出される位置に配置され、前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときの前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果とに基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0037】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが中空ディスクであることを識別することができる。
【0038】
また、本発明のディスク識別装置は、前記光検出手段は、前記端部通過時接触検出手段に検出されるときの前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクを検出する位置に配置され、前記識別手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記光検出手段の検出結果に基づいて、前記ディスクの種類を識別する構成を有している。
【0039】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、ディスク挿排部に挿入されたディスクが透明ディスクである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが透明ディスクであることを識別することができる。
【0040】
また、本発明のディスク識別装置は、前記第1のディスクの直径が12cmであり、前記第2のディスクの直径が8cmである構成を有している。
【0041】
この構成により、本発明のディスク識別装置は、第1のディスクが通常12cmディスクであり、小データエリアディスクが小データエリア12cmディスクであり、第2のディスクが、通常のデータエリアを有する8cmディスク(以下、通常8cmディスクという。)であり、中空ディスクが、12cmの外径であり、中心部に8cmディスクを保持することができる直径8cmの中空穴が形成されるアダプタ(以下、12cmアダプタという。)であり、透明ディスクが、全体が透明な12cmディスク(以下、透明12cmディスクという。)である構成に対応することができ、小データエリア12cmディスクを通常12cmディスクと同様に識別することができる。
【0042】
なお、本発明のディスク識別装置は、中心部に8cmディスクを保持した12cmアダプタを通常12cmディスクと同様に取り扱う。
【0043】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0044】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部に挿入された小データエリアディスクを第1のディスクと同様に挿入することができる。
【0045】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出する場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0046】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部に挿入された小データエリアディスクを第1のディスクと同様に内部に挿入することができる。
【0047】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0048】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部に挿入された、中空ディスク又は透明ディスク、或いは、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク又は透明ディスクを外部に排出することができる。
【0049】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0050】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクを外部に排出することができる。
【0051】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記通過ディスク光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0052】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクを外部に排出することができる。
【0053】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0054】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクを外部に排出することができる。
【0055】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前に、前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双方が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0056】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクを外部に排出することができる。
【0057】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検出し、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0058】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部に挿入された中空ディスクを外部に排出することができる。
【0059】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときに前記光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0060】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部に挿入された透明ディスクを外部に排出することができる。
【0061】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0062】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクを内部に挿入することができる。
【0063】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記通過ディスク光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0064】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクを内部に挿入することができる。
【0065】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクを最初に検出するときに前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0066】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクを内部に挿入することができる。
【0067】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクを検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方が検出しなくなる以前に、前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双方が前記ディスクを検出しない場合、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0068】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクを内部に挿入することができる。
【0069】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記接触検出時光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0070】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、接触検出時光検出手段に検出されるディスクが搬送手段に接触しながら搬送手段より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0071】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記接触検出時光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第2のディスクを検出する位置に配置される構成を有している。
【0072】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動して、第2のディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬送手段に接触した時点から、第2のディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0073】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記非検出ディスク光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記非検出ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0074】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、非検出ディスク光検出手段に検出されるディスクが搬送手段に接触しながら搬送手段より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0075】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入された前記第1のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第1のディスクを検出する位置に配置される構成を有している。
【0076】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部に挿入された第1のディスク、又は、第1のディスクと外径が略同一である中空ディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動して、第1のディスク又は中空ディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬送手段に接触した時点から、第1のディスク又は中空ディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0077】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第2のディスクを検出する位置に配置される構成を有している。
【0078】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動して、第2のディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬送手段に接触した時点から、第2のディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0079】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第2のディスクを検出する位置に配置される構成を有している。
【0080】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクが搬送手段に接触する前に搬送手段を駆動して、第2のディスクが搬送手段まで手動で挿入されて搬送手段に接触した時点から、第2のディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0081】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスク通過時接触検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0082】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスク通過時接触検出手段に検出されるディスクが搬送手段に接触しながら搬送手段より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクを搬送手段によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0083】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記端部通過時接触検出手段及び前記接触検出時光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいた前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段を備える構成を有している。
【0084】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスクが搬送手段より挿入方向下流側に半分以上挿入される前に、ディスクを内部に挿入するか、或いは、外部に排出するかを判断して、搬送手段によって挿入或いは排出し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0085】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを挿排し、挿入中の前記ディスクとの接触が外れる前に前記識別手段による前記ディスクの識別が終了する位置に配置される搬送手段と、前記識別手段による識別結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備える構成を有している。
【0086】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、ディスクが搬送手段と接触している間に、ディスクを内部に挿入するか、或いは、外部に排出するかを判断して、搬送手段によって挿入或いは排出することができ、排出すべきディスクを誤って挿入することを防止することができる。
【0087】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第1のディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第1のディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有している。
【0088】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、外部に排出中の第1のディスク、又は、第1のディスクと外径が略同一である中空ディスクが搬送手段に接触している間に、搬送手段による第1のディスク又は中空ディスクの排出を停止することができ、外部に排出する第1のディスク又は中空ディスクが装置から落下することを防止することができる。
【0089】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段は、前記小データエリアディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記小データエリアディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記小データエリアディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有している。
【0090】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、外部に排出中の小データエリアディスクが搬送手段に接触している間に、搬送手段による小データエリアディスクの排出を停止することができ、外部に排出する小データエリアディスクが装置から落下することを防止することができる。
【0091】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有している。
【0092】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、外部に排出中のディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する第2のディスクが搬送手段に接触している間に、搬送手段による第2のディスクの排出を停止することができ、外部に排出する第2のディスクが装置から落下することを防止することができる。
【0093】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記通過ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制御手段とを備え、前記通過ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有している。
【0094】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、外部に排出中のディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクが搬送手段に接触している間に、搬送手段による第2のディスクの排出を停止することができ、外部に排出する第2のディスクが装置から落下することを防止することができる。
【0095】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制御手段とを備え、前記ディスク通過時光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有している。
【0096】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、外部に排出中のディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクが搬送手段に接触している間に、搬送手段による第2のディスクの排出を停止することができ、外部に排出する第2のディスクが装置から落下することを防止することができる。
【0097】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの排出動作を制御する制御手段とを備え、前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスクと外径が略同一であり、全体が透明な透明ディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記透明ディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記透明ディスクを検出しなくなる位置に配置される構成を有している。
【0098】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、外部に排出中の透明ディスクが搬送手段に接触している間に、搬送手段による透明ディスクの排出を停止することができ、外部に排出する透明ディスクが装置から落下することを防止することができる。
【0099】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させているとき、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを複数回検出する場合、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を停止させる構成を有している。
【0100】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入された場合、ディスクの搬送を停止するので、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0101】
また、本発明のディスク挿排装置は、ディスク識別装置と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記識別手段の識別結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させているとき、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを複数回検出する場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させる構成を有している。
【0102】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入された場合、ディスクを外部に排出するので、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0103】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記ディスクと接触することによって、複数枚以上が重なった前記ディスクの通過を規制する規制部を前記ディスク挿排部の内部に備える構成を有している。
【0104】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0105】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記搬送手段と接触することによって、前記搬送手段が前記ディスク挿排部を通過する前記ディスクの厚み方向に移動することを制限する制限手段を備える構成を有している。
【0106】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0107】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記制御手段は、前記搬送手段による前記ディスクの挿入開始から一定時間が経過した後、前記搬送手段に前記ディスクを排出させる構成を有している。
【0108】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入された場合、ディスクを外部に排出することができる。
【0109】
また、本発明のディスク挿排装置は、前記第1のディスクの直径が12cmであり、前記第2のディスクの直径が8cmである構成を有している。
【0110】
この構成により、本発明のディスク挿排装置は、第1のディスクが通常12cmディスクであり、小データエリアディスクが小データエリア12cmディスクであり、第2のディスクが通常8cmディスクであり、中空ディスクが12cmアダプタであり、透明ディスクが透明12cmディスクである構成に対応することができ、小データエリア12cmディスクを通常12cmディスクと同様に挿入することができる。
【0111】
なお、本発明のディスク挿排装置は、中心部に8cmディスクを保持した12cmアダプタを通常12cmディスクと同様に取り扱う。
【0112】
また、本発明のディスク記録再生装置は、ディスク挿排装置を備える構成を有している。
【0113】
この構成により、本発明のディスク記録再生装置は、小データエリアディスク(例えば、小データエリア12cmディスク)を第1のディスク(例えば、通常12cmディスク)と同様に挿入し、記録再生することができる。
【0114】
また、本発明のディスク記録再生装置は、前記ディスクを回転する回転手段と、前記識別手段によって識別された前記ディスクの外径に基づいて、前記回転手段の回転力を制御する回転力制御手段とを備える構成を有している。
【0115】
この構成により、本発明のディスク記録再生装置は、第2のディスク(例えば、通常8cmディスク)と、小データエリアディスク(例えば、小データエリア12cmディスク)とを識別することができ、第2のディスクと、小データエリアディスクとにディスクの重量に応じて異なる回転力を与えて、第2のディスクと、小データエリアディスクとを等しい回転数で回転させることができる。
【0116】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0117】
まず、本実施の形態に係るディスク記録再生装置の構成について説明する。
【0118】
図1及び図2において、本実施の形態に係るディスク記録再生装置は、基台101を備えており、基台101には、挿入された通常12cmディスク107などのディスクの通過方向(即ち、ローディング方向及びイジェクト方向)に略直交する幅方向(矢印201の示す方向)の移動を規制し、挿入経路を形成するディスクガイド部材102や、挿入されたディスクに接触し、動力を伝達することによって、ディスクを搬送し、ディスクの挿入(ローディング)及び排出(イジェクト)を行う搬送手段としてのローラ部材103や、挿入されたディスクに対して下方向(矢印202の示す方向)にローラ部材103を付勢する弾性部材(図示していない。)や、ローラ部材103に設けられたギヤ103aと係合し、ローラ部材103を回転させる動力源(図示していない。)が設けられている。
【0119】
ここで、ディスクガイド部材102と、ローラ部材103とは、ディスク記録再生装置の内部に挿入されたディスクを挟み、ローディング方向又はイジェクト方向に搬送するようになっており、ディスクを挿排するディスク挿排部100を形成している。なお、ディスク挿排部100は、遮光性のあるデータエリアを有する通常12cmディスク(第1のディスク)や、通常12cmディスクより外径が小さく、遮光性のあるデータエリアを有する通常8cmディスク(第2のディスク)などのディスクを通過させることができるように、幅が通常12cmディスクの外径と略同一の長さ(約12cm)となっている。
【0120】
また、ディスク挿排部100の内部には、ディスクガイド部材102に、挿入されるディスクと接触することによって、挿入されるディスクの厚み方向を規制し、複数枚が重なったディスクの通過を規制する規制部としての突起102a、102bが設けられており、ディスク記録再生装置の内部への複数枚のディスクの同時挿入を防止するようになっている。より詳細に説明すると、ディスク記録再生装置の内部に1枚のディスクが挿入された場合には、挿入されたディスクはディスクガイド部材102の本体102cと突起102a、102bとの間を通過できるが、複数枚のディスクが挿入された場合には、挿入されたディスクはディスクガイド部材102の本体102cと突起102a、102bとの間を通過できないようになっている。
【0121】
また、基台101には、ローラ部材103の中央に設けられた軸部材103bと接触することによって、ローラ部材103がディスク挿排部100を通過するディスクの厚み方向(矢印203の示す方向)に移動することを制限する制限手段としての突起101aと、突起102bの上方向(矢印203の示す方向)への変位を規制する突起101bとが設けられており、ディスク記録再生装置の内部への複数枚のディスクの同時挿入を防止するようになっている。より詳細に説明すると、ディスク記録再生装置の内部に1枚のディスクが挿入された場合には、挿入されたディスクはディスクガイド部材102とローラ部材103との間を通過できるが、複数枚のディスクが挿入された場合には、基台101の突起101aとローラ部材103の軸部材103bとが接触することによって、挿入されたディスクはディスクガイド部材102とローラ部材103との間を通過できないようになっている。
【0122】
また、ディスク記録再生装置は、筐体(図示していない。)を備えており、筐体には、ディスクガイド部材102に対してローラ部材103側に、ディスクがディスク記録再生装置の内部に挿入された際にディスクの外周と接触する軸部104aを有するレバー部材104や、複数の受光素子105a、105b、105c、105dと、レバー部材104に設けられた突起104bに接触することで、レバー部材104の変位を検出するプッシュスイッチ106a、106bとを備えた上基板(図示していない。)や、レバー部材104を矢印201の示す方向で図1に示す位置に付勢する弾性部材(図示していない。)が設けられている。
【0123】
なお、受光素子105a、105b、105c、105dや、プッシュスイッチ106a、106bは、ディスクを検出している状態のときにHiを出力し、ディスクを検出していない状態のときにLoを出力するようになっている。
【0124】
また、基台101とディスクガイド部材102との間には受光素子105a、105b、105c、105dと対をなす複数の発光素子(図示していない。)を備えた下基板(図示していない。)が設けられている。
【0125】
ここで、レバー部材104の軸部104aは、ローラ部材103よりディスクの挿入(ローディング)方向上流側に配置されており、プッシュスイッチ106aは、挿入されたディスクの外周とレバー部材104の軸部104aが接触することでレバー部材104が左方向(矢印204の示す方向)への移動を開始した直後からレバー部材104の変位を検出する位置に設けられている。
【0126】
また、プッシュスイッチ106bは、挿入された通常12cmディスク107の外周とレバー部材104の軸部104aが接触したときのレバー部材104の矢印204の示す方向の最大変位を検出する位置に設けられており、レバー部材104及びプッシュスイッチ106bは、ディスクとの接触によってディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過するディスクを検出する端部通過時接触検出手段を構成している。
【0127】
即ち、プッシュスイッチ106bは、図3に示すようにディスク挿排部100を通過する通常12cmディスク107や、図4に示すようにディスク挿排部100を通過する小データエリアディスクとしての小データエリア12cmディスク108や、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109や、図6に示すようにディスク挿排部100を通過する中空ディスクとしての12cmアダプタ110や、図7に示すようにディスク挿排部100を通過する透明ディスクとしての透明12cmディスク111を検出するようになっている。なお、図3から図6までにおいて、ディスクのうち、斜線を付している部分は、データエリアなどの遮光性を有する部分を表している。
【0128】
また、受光素子105bは、ディスクに光が遮断されることによって通過するディスクを検出し、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置され、光検出手段としての接触検出時光検出手段を構成している。
【0129】
なお、通常12cmディスク107(図3参照)は、小データエリア12cmディスク108(図4参照)のデータエリア108a(図4参照)より広いデータエリアを有しているので、受光素子105bは、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出する位置に配置される場合、図3に示すように通常12cmディスク107がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常12cmディスク107を検出するようになっている。
【0130】
また、図7に示す透明12cmディスク111は全体が透明であるので、受光素子105bは、図3に示すように通常12cmディスク107がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常12cmディスク107を検出する位置に配置される場合、図7に示すように透明12cmディスク111がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、透明12cmディスク111を検出しないようになっている。
【0131】
また、プッシュスイッチ106bは、挿入された通常12cmディスク107(図3参照)の外周とレバー部材104の軸部104aが接触したときのレバー部材104の矢印204(図1参照)の示す方向の最大変位を検出する位置に設けられている場合、図8に示すようにディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109や、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を検出しないようになっている。
【0132】
また、受光素子105cは、ディスクに光が遮断されることによって通過するディスクを検出する光検出手段としての通過ディスク光検出手段を構成しており、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されている。
【0133】
なお、図8に示すディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109は、図11に示すディスク挿排部100を通過する小データエリア12cmディスク108のデータエリア108bと軌跡が略同一であるので、図8に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109も、小データエリア12cmディスク108(図11参照)と同様に、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されるようになっている。
【0134】
また、透明12cmディスク111は、透明であるので、受光素子105cに検出されることがないようになっている。
【0135】
また、受光素子105dは、ディスクに光が遮断されることによって通過するディスクを検出する光検出手段としてのディスク通過時光検出手段を構成しており、受光素子105d及び受光素子105cは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されている。
【0136】
なお、透明12cmディスク111は、透明であるので、受光素子105dに検出されることがないようになっている。
【0137】
また、レバー部材104及びプッシュスイッチ106aは、ディスクとの接触によって通過するディスクを検出するディスク通過時接触検出手段を構成しており、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されている。
【0138】
なお、透明12cmディスク111は、透明であるので、上述したように受光素子105dに検出されることがないようになっている。
【0139】
また、受光素子105aは、ディスクに光が遮断されることによって通過するディスクを検出し、ディスク挿排部100を通過する通常8cmディスク109のうち図5に示すように受光素子105bによって検出されない通常8cmディスク109を少なくとも検出する位置に配置される光検出手段としての非検出ディスク光検出手段を構成しており、レバー部材104の軸部104a、受光素子105a、受光素子105b、及び、受光素子105dは、図3、図4、図5、図6及び図9に示すように、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、12cmアダプタ110、及び、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、受光素子105a及び受光素子105bの少なくとも一方に検出されて、受光素子105a及び受光素子105bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子105d及びプッシュスイッチ106aの少なくとも一方に検出され、図8に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、受光素子105a及び受光素子105bの少なくとも一方に検出されて、受光素子105a及び受光素子105bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子105d及びプッシュスイッチ106aの双方に検出されない位置に配置されている。
【0140】
なお、透明12cmディスク111は、透明であるので、受光素子105a及び受光素子105bに検出されることがないようになっている。
【0141】
また、光検出手段、即ち、受光素子105a、105b、105c、105dは、図3から図6までに示すように、プッシュスイッチ106bに検出されるときの通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、通常8cmディスク109、及び、12cmアダプタ110を、受光素子105a、105b、105c、105dの何れかが検出する位置に配置されている。
【0142】
また、受光素子105aは、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入された通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)がローラ部材103に接触する前に、通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)を検出する位置に配置されている。
【0143】
なお、12cmアダプタ110(図6参照)は、通常12cmディスク107(図3参照)と外径が略同一であるので、受光素子105aは、図3に示すように、ディスク挿排部100に挿入された通常12cmディスク107がローラ部材103に接触する前に、通常12cmディスク107を検出する位置に配置されている場合、図6に示すように、ディスク挿排部100に挿入された12cmアダプタ110がローラ部材103に接触する前に、12cmアダプタ110を検出するようになっている。
【0144】
また、受光素子105bは、図9に示すように、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がローラ部材103に接触する前に、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されている。
【0145】
また、図8、図10、図11及び図13に示すように、受光素子105cは、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100から排出されるとき、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109を検出した後、ローラ部材103に接触中のディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109を検出しなくなる位置に配置されている。
【0146】
なお、12cmアダプタ110(図12参照)は、通常12cmディスク107(図10参照)と外径が略同一であるので、受光素子105cは、図10に示すように、通常12cmディスク107がディスク挿排部100から排出されるとき、通常12cmディスク107を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常12cmディスク107を検出しなくなる位置に配置されている場合、図12に示すように、12cmアダプタ110がディスク挿排部100から排出されるとき、12cmアダプタ110を検出した後、ローラ部材103に接触中の12cmアダプタ110を検出しなくなるようになっている。
【0147】
また、図9に示すように、受光素子105dは、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100から排出されるとき、通常8cmディスク109を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常8cmディスク109を検出しなくなる位置に配置されている。
【0148】
また、図16に示すように、レバー部材104の軸部104aは、透明12cmディスク111がディスク挿排部100から排出されるとき、プッシュスイッチ106aが透明12cmディスク111を検出した後、ローラ部材103に接触中の透明12cmディスク111を検出しなくなる位置に配置されている。
【0149】
なお、ディスクガイド部材102と、ローラ部材103と、複数の受光素子105a、105b、105c、105dと、受光素子105a、105b、105c、105dと対をなす複数の発光素子と、レバー部材104と、プッシュスイッチ106a、106bと、図示していない制御装置とは、ディスク識別装置や、ディスク挿排装置を構成している。ここで、制御装置は、受光素子105a、105b、105c、105dや、プッシュスイッチ106a、106bからの出力に基づいて、ディスク挿排部100を通過するディスクの種類を識別する識別手段や、識別手段の識別結果に基づいて、ローラ部材103によるディスクの挿排動作を制御する制御手段を構成している。
【0150】
そして、ローラ部材103は、挿入中のディスクとの接触が外れる前に制御装置によるディスクの識別が終了する位置に配置されている。
【0151】
次に、本実施の形態に係るディスク記録再生装置の動作について説明する。なお、以下においては、ディスク記録再生装置が、通常12cmディスク107と、小データエリア12cmディスク108と、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110とをローディング完了の位置まで搬送し、12cmアダプタ110と、8cmディスク109と、透明12cmディスク111とを強制的に排出する場合の動作について説明する。
(1)通常12cmディスク107に対する動作
【0152】
まず、通常12cmディスク107に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。なお、本実施の形態に係るディスク記録再生装置は、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110を通常12cmディスク107と同様に取り扱うので、中心部に8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110に対するディスク記録再生装置の動作については、説明を省略する。
【0153】
通常12cmディスク107が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内部に挿入されると、上述したように受光素子105aは、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入された通常12cmディスク107がローラ部材103に接触する前に、通常12cmディスク107を検出する位置に配置されているので、図17に示すように受光素子105aの出力がHiになる。
【0154】
ディスク記録再生装置は、通常12cmディスク107が利用者によってディスク挿排部100の内部に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0155】
通常12cmディスク107が利用者によって更に挿入されると、通常12cmディスク107とローラ部材103が接触することによって、通常12cmディスク107のオートローディングが開始されて、通常12cmディスク107は図10に示す位置まで搬送されるとともに、図17に示すように受光素子105b、105cの出力が順にHiになる。
【0156】
ここで、上述したように、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されている。
【0157】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がHiであるので、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109、及び、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常12cmディスク107のオートローディングを継続させる。
【0158】
通常12cmディスク107がローラ部材103によって更に挿入されると、図17に示すように、プッシュスイッチ106a、受光素子105dの出力は、通常12cmディスク107が図14に示す位置まで搬送される間に、順にHiになる。
【0159】
ここで、上述したように、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されている。
【0160】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がHiになった時にプッシュスイッチ106aの出力がHiであるので、通常12cmディスク107か、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常12cmディスク107のオートローディングを継続させる。
【0161】
また、上述したように、受光素子105d及び受光素子105cは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されている。
【0162】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がHiになった時に受光素子105cの出力がHiであるということから、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109以外のディスクがディスク挿排部100の内部に挿入されたということを判断することもできる。
【0163】
通常12cmディスク107がローラ部材103によって更に挿入されると、図17に示すように、プッシュスイッチ106bの出力は、通常12cmディスク107が図3に示す位置まで搬送される間にHiになる。
【0164】
ここで、上述したように、受光素子105bは、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置されている。
【0165】
したがって、制御装置は、プッシュスイッチ106bの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がHiであるので、通常12cmディスク107か、小データエリア12cmディスク108の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常12cmディスク107のオートローディングを継続させて通常12cmディスク107をローディング完了の位置まで搬送する。
【0166】
なお、通常12cmディスク107のローディング完了の検出は、図示していない検出手段によって行う。
【0167】
また、ディスク記録再生装置は、通常12cmディスク107を内部から排出する場合、通常12cmディスク107がローラ部材103に接触する前に、図示していない検出手段によって、通常12cmディスク107がディスク収納部(図示していない。)、又は、ディスク記録再生部(図示していない。)から排出されたことを検出する。
【0168】
ディスク記録再生装置は、通常12cmディスク107がディスク収納部(図示していない。)、又は、ディスク記録再生部(図示していない。)から排出されたことを検出すると、動力源の動作を開始することによってローラ部材103の回転を開始する。
【0169】
通常12cmディスク107が図示していない機構によって更に排出されると、通常12cmディスク107とローラ部材103とが接触することによって、通常12cmディスク107のオートイジェクトが開始されて、通常12cmディスク107は図10に示す位置まで搬送される。
【0170】
通常12cmディスク107が図10に示す位置まで搬送されると、上述したように受光素子105cは、通常12cmディスク107がディスク挿排部100から排出されるとき、通常12cmディスク107を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常12cmディスク107を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子105cの出力はLoになる。
【0171】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、通常12cmディスク107のオートイジェクトを完了する。
【0172】
図10に示すように、通常12cmディスク107は、受光素子105cの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止されるとともに、利用者の操作によって再度オートローディングを開始することも可能である。
(2)小データエリア12cmディスク108に対する動作
【0173】
次に、小データエリア12cmディスク108に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0174】
小データエリア12cmディスク108は、上述したように、8cmのみのデータエリア108a(図4参照)を有し、データエリア108aより外周部分は透明であるので、小データエリア12cmディスク108が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内部に挿入されると、小データエリア12cmディスク108のデータエリア108aより外周部分では発光素子から受光素子への光が通過するため、小データエリア12cmディスク108とローラ部材103とが接触する前の各受光素子の出力はLoである。
【0175】
小データエリア12cmディスク108とローラ部材103とが接触しても、データエリア108aが上述したようにローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されている受光素子105aの位置を通過するまでは、動力源の動作は開始されず、オートローディングは開始されない。
【0176】
ディスク記録再生装置は、小データエリア12cmディスク108が利用者によってディスク挿排部100の内部に挿入されて、図18に示すように、受光素子105aの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0177】
ローラ部材103の回転が開始されると、小データエリア12cmディスク108とローラ部材103とは既に接触しているので、小データエリア12cmディスク108のオートローディングが開始されるとともに、プッシュスイッチ106a、受光素子105b、105cの順で出力がHiになる。
【0178】
ここで、上述したように、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されている。
【0179】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がHiであるので、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109、及び、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に小データエリア12cmディスク108のオートローディングを継続させる。
【0180】
小データエリア12cmディスク108がローラ部材103によって更に挿入されて、図4に示す位置まで搬送されると、図18に示すように、プッシュスイッチ106bの出力はHiになる。
【0181】
ここで、上述したように、受光素子105bは、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置されている。
【0182】
したがって、制御装置は、プッシュスイッチ106bの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がHiであるので、通常12cmディスク107か、小データエリア12cmディスク108の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に小データエリア12cmディスク108のオートローディングを継続させて小データエリア12cmディスク108をローディング完了の位置まで搬送する。
【0183】
なお、小データエリア12cmディスク108のローディング完了の検出は、上述した通常12cmディスク107の場合と同様に図示していない検出手段によって行う。
【0184】
また、ディスク記録再生装置は、小データエリア12cmディスク108を内部から排出する場合、小データエリア12cmディスク108がローラ部材103に接触する前に、図示していない検出手段によって、小データエリア12cmディスク108がディスク収納部(図示していない。)、又は、ディスク記録再生部(図示していない。)から排出されたことを検出する。
【0185】
ディスク記録再生装置は、小データエリア12cmディスク108がディスク収納部(図示していない。)、又は、ディスク記録再生部(図示していない。)から排出されたことを検出すると、動力源の動作を開始することによってローラ部材103の回転を開始する。
【0186】
小データエリア12cmディスク108が図示していない機構によって更に排出されると、小データエリア12cmディスク108とローラ部材103とが接触することによって、小データエリア12cmディスク108のオートイジェクトが開始されて、小データエリア12cmディスク108は図11に示す位置まで搬送される。
【0187】
小データエリア12cmディスク108が図11に示す位置まで搬送されると、上述したように受光素子105cは、小データエリア12cmディスク108がディスク挿排部100から排出されるとき、小データエリア12cmディスク108を検出した後、ローラ部材103に接触中の小データエリア12cmディスク108を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子105cの出力はLoになる。
【0188】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、小データエリア12cmディスク108のオートイジェクトを完了する。
【0189】
図11に示すように、小データエリア12cmディスク108は、受光素子105cの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止されるとともに、利用者の操作によって再度オートローディングを開始することも可能である。
(3)ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109に対する動作
【0190】
次に、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0191】
通常8cmディスク109が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の幅方向の一端部100aからディスク挿排部100の内部に挿入されると、上述したように受光素子105aは、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がローラ部材103に接触する前に、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されているので、図19に示すように受光素子105aの出力がHiになる。
【0192】
ディスク記録再生装置は、通常8cmディスク109が利用者によってディスク挿排部100の幅方向の一端部100aからディスク挿排部100の内部に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0193】
通常8cmディスク109が利用者によって更に挿入されると、通常8cmディスク109とローラ部材103とが接触することによって、通常8cmディスク109のオートローディングが開始されて、通常8cmディスク109は図13に示す位置まで搬送されるとともに、図19に示すようにプッシュスイッチ106a、受光素子105cの出力が順にHiになる。
【0194】
ここで、上述したように、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されている。
【0195】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がLoであるので、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常8cmディスク109のオートローディングを停止させるとともに駆動源の回転方向を逆転することで通常8cmディスク109のオートイジェクトを開始させる。
【0196】
通常8cmディスク109のオートイジェクトが開始されて、通常8cmディスク109が搬送されると、上述したように受光素子105cは、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100から排出されるとき、通常8cmディスク109を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常8cmディスク109を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子105cの出力がLoになる。
【0197】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、通常8cmディスク109のオートイジェクトを完了する。
【0198】
図13に示すように、通常8cmディスク109は、受光素子105cの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止される。
(4)ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109に対する動作
【0199】
次に、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0200】
通常8cmディスク109が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の幅方向の中央部100bからディスク挿排部100の内部に挿入されると、上述したように受光素子105aは、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109がローラ部材103に接触する前に、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されているので、図20に示すように受光素子105aの出力がHiになる。
【0201】
ディスク記録再生装置は、通常8cmディスク109が利用者によってディスク挿排部100の幅方向の中央部100bからディスク挿排部100の内部に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0202】
通常8cmディスク109が利用者によって更に挿入されると、通常8cmディスク109とローラ部材103とが接触することによって、通常8cmディスク109のオートローディングが開始されて、通常8cmディスク109は図8に示す位置まで搬送されるとともに、図20に示すように受光素子105b、105cの出力が順にHiになる。
【0203】
ここで、上述したように、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されている。
【0204】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がHiであるので、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109以外のディスクがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常8cmディスク109のオートローディングを継続させる。
【0205】
通常8cmディスク109がローラ部材103によって更に挿入されると、通常8cmディスク109の中心穴を介して発光素子から受光素子105aへの光が通過するため、図20に示すように、受光素子105aの出力がHiからLoとなり、Loから再びHiとなった後、受光素子105b、105aの出力が順にLoになる。
【0206】
ここで、レバー部材104の軸部104a、受光素子105a、受光素子105b、及び、受光素子105dは、図3、図4、図5、図6及び図9に示すように、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、12cmアダプタ110、及び、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、受光素子105a及び受光素子105bの少なくとも一方に検出されて、受光素子105a及び受光素子105bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子105d及びプッシュスイッチ106aの少なくとも一方に検出され、図8に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、受光素子105a及び受光素子105bの少なくとも一方に検出されて、受光素子105a及び受光素子105bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子105d及びプッシュスイッチ106aの双方に検出されない位置に配置されている。
【0207】
したがって、制御装置は、図20に示すようにディスク挿排部100に挿入されて、受光素子105a及び受光素子105bの少なくとも一方に検出されて、受光素子105a及び受光素子105bの双方に検出されなくなる以前に、受光素子105d及びプッシュスイッチ106aの双方に検出されないので、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常8cmディスク109のオートローディングを停止させるとともに駆動源の回転方向を逆転することで通常8cmディスク109のオートイジェクトを開始させる。
【0208】
通常8cmディスク109のオートイジェクトが開始されて、通常8cmディスク109が図8に示す位置まで搬送されると、上述したように受光素子105cは、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100から排出されるとき、通常8cmディスク109を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常8cmディスク109を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子105cの出力がLoになる。
【0209】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、通常8cmディスク109のオートイジェクトを完了する。
【0210】
図8に示すように、通常8cmディスク109は、受光素子105cの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止される。
(5)ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109に対する動作
【0211】
次に、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0212】
通常8cmディスク109が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の幅方向の他端部100cからディスク挿排部100の内部に挿入されると、上述したように受光素子105bは、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がローラ部材103に接触する前に、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されているので、図21に示すように受光素子105bの出力がHiになる。
【0213】
ディスク記録再生装置は、通常8cmディスク109が利用者によってディスク挿排部100の幅方向の他端部100cからディスク挿排部100の内部に挿入されて、受光素子105bの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0214】
通常8cmディスク109が利用者によって更に挿入されると、通常8cmディスク109とローラ部材103とが接触することによって、通常8cmディスク109のオートローディングが開始されて、通常8cmディスク109は図9に示す位置まで搬送されるとともに、図21に示すように受光素子105a、105dの出力が順にHiになる。
【0215】
ここで、上述したように、受光素子105d及び受光素子105cは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105dに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されている。
【0216】
また、上述したように、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初にプッシュスイッチ106aに検出されるときに受光素子105dに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されている。
【0217】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がHiになった時に受光素子105c及びプッシュスイッチ106aの出力がLoであるので、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に通常8cmディスク109のオートローディングを停止させるとともに駆動源の回転方向を逆転することで通常8cmディスク109のオートイジェクトを開始させる。
【0218】
通常8cmディスク109のオートイジェクトが開始されて、通常8cmディスク109が搬送されると、上述したように受光素子105dは、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がディスク挿排部100から排出されるとき、通常8cmディスク109を検出した後、ローラ部材103に接触中の通常8cmディスク109を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子105dの出力がLoになる。
【0219】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、通常8cmディスク109のオートイジェクトを完了する。
【0220】
図9に示すように、通常8cmディスク109は、受光素子105dの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止される。
(6)12cmアダプタ110に対する動作
【0221】
次に、12cmアダプタ110に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0222】
12cmアダプタ110が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内部に挿入されると、上述したように受光素子105aは、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入された12cmアダプタ110がローラ部材103に接触する前に、12cmアダプタ110を検出する位置に配置されているので、図22に示すように受光素子105aの出力がHiになる。
【0223】
ディスク記録再生装置は、12cmアダプタ110が利用者によってディスク挿排部100の内部に挿入されて、受光素子105aの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0224】
12cmアダプタ110が利用者によって更に挿入されると、12cmアダプタ110とローラ部材103が接触することによって、12cmアダプタ110のオートローディングが開始されて、12cmアダプタ110は図12に示す位置まで搬送されるとともに、図22に示すように受光素子105b、105cの出力が順にHiになる。
【0225】
ここで、上述したように、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されている。
【0226】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がHiであるので、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109、及び、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に12cmアダプタ110のオートローディングを継続させる。
【0227】
12cmアダプタ110がローラ部材103によって更に挿入されると、図22に示すように、プッシュスイッチ106a、受光素子105dの出力は、12cmアダプタ110が図15に示す位置まで搬送される間に、順にHiになる。
【0228】
ここで、上述したように、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されている。
【0229】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がHiになった時にプッシュスイッチ106aの出力がHiであるので、通常12cmディスク107か、12cmアダプタ110の何れかがディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に12cmアダプタ110のオートローディングを継続させる。
【0230】
また、上述したように、受光素子105d及び受光素子105cは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されている。
【0231】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がHiになった時に受光素子105cの出力がHiであるということから、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109以外のディスクがディスク挿排部100の内部に挿入されたということを判断することもできる。
【0232】
12cmアダプタ110がローラ部材103によって更に挿入されると、図22に示すように、プッシュスイッチ106bの出力は、12cmアダプタ110が図6に示す位置まで搬送される間にHiになる。
【0233】
そして、プッシュスイッチ106bの出力がHiになった時には12cmアダプタ110の中心部に形成された中空穴110aを介して発光素子から受光素子105bへの光が通過するため、受光素子105bの出力はLoとなる。
【0234】
ここで、上述したように、受光素子105bは、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置されている。
【0235】
したがって、制御装置は、受光素子105dの出力がHiになった時にプッシュスイッチ106aの出力がHiであって、プッシュスイッチ106bの出力がHiになった時に受光素子105bの出力がLoであるので、12cmアダプタ110がディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に12cmアダプタ110のオートローディングを停止させるとともに駆動源の回転方向を逆転することで12cmアダプタ110のオートイジェクトを開始させる。
【0236】
12cmアダプタ110のオートイジェクトが開始されて、12cmアダプタ110が図12に示す位置まで搬送されると、上述したように受光素子105cは、12cmアダプタ110がディスク挿排部100から排出されるとき、12cmアダプタ110を検出した後、ローラ部材103に接触中の12cmアダプタ110を検出しなくなる位置に配置されているので、受光素子105cの出力がLoになる。
【0237】
したがって、制御装置は、受光素子105cの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、12cmアダプタ110のオートイジェクトを完了する。
【0238】
図16に示すように、12cmアダプタ110は、受光素子105cの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止される。
(7)透明12cmディスク111に対する動作
【0239】
次に、透明12cmディスク111に対するディスク記録再生装置の動作について説明する。
【0240】
透明12cmディスク111が利用者によってディスク記録再生装置のディスク挿排部100の内部に挿入されると、発光素子から受光素子への光は透明12cmディスク111を通過するため、透明12cmディスク111とローラ部材103とが接触する前の各受光素子の出力はLoである。
【0241】
透明12cmディスク111とローラ部材103とが接触しても、透明12cmディスク111の外周と軸部104aが接触することでレバー部材104が矢印204(図1参照)の示す方向への変位を開始するまでは、動力源の動作は開始されず、オートローディングは開始されない。
【0242】
ディスク記録再生装置は、透明12cmディスク111が利用者によってディスク挿排部100の内部に挿入されて、図16に示すように、透明12cmディスク111の外周とローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されているレバー部材104の軸部104aとが接触することでレバー部材104が矢印204(図1参照)の示す方向への変位を開始し、図23に示すようにプッシュスイッチ106aの出力がHiになると、動力源の動作を開始させて、ローラ部材103の回転を開始する。
【0243】
ローラ部材103の回転が開始されると、透明12cmディスク111とローラ部材103とは既に接触しているので、透明12cmディスク111のオートローディングが開始されて、透明12cmディスク111は図7に示す位置まで搬送され、図23に示すようにプッシュスイッチ106bの出力はHiになる。
【0244】
ここで、上述したように、受光素子105a、105b、105c、105dは、図3から図6までに示すように、プッシュスイッチ106bに検出されるときの通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、通常8cmディスク109、及び、12cmアダプタ110を、受光素子105a、105b、105c、105dの何れかが検出する位置に配置されている。
【0245】
したがって、制御装置は、プッシュスイッチ106aの出力がHiになった時に全ての受光素子の出力がLoであるので、透明12cmディスク111がディスク挿排部100の内部に挿入されたと識別し、ローラ部材103に透明12cmディスク111のオートローディングを停止させるとともに駆動源の回転方向を逆転することで透明12cmディスク111のオートイジェクトを開始させる。
【0246】
透明12cmディスク111のオートイジェクトが開始されて、透明12cmディスク111が図16に示す位置まで搬送されると、上述したようにレバー部材104の軸部104aは、透明12cmディスク111がディスク挿排部100から排出されるとき、プッシュスイッチ106aが透明12cmディスク111を検出した後、ローラ部材103に接触中の透明12cmディスク111を検出しなくなる位置に配置されているので、プッシュスイッチ106aの出力がLoになる。
【0247】
したがって、制御装置は、プッシュスイッチ106aの出力がLoになったことを受けて、動力源の動作を停止し、透明12cmディスク111のオートイジェクトを完了する。
【0248】
図16に示すように、透明12cmディスク111は、プッシュスイッチ106aの出力がLoになったとき、ローラ部材103との接触が外れていないので、ディスク記録再生装置から落下することが防止される。
【0249】
なお、図1及び図2を使用して上述したように、ディスク記録再生装置は、ディスク挿排部100の内部に突起102a、102bが設けられており、基台101に突起101aが設けられているので、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0250】
ここで、ディスク記録再生装置は、制御装置が、ローラ部材103によるディスクの挿入開始から一定時間が経過した後、ローラ部材103にディスクを排出させる構成であれば、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入された場合、ディスクを外部に排出することもできる。
【0251】
また、制御装置は、ローラ部材103にディスクを挿入させているとき、プッシュスイッチ106bがディスクを複数回検出する場合、ローラ部材103によるディスクの挿入動作を停止させる。
【0252】
より詳細に説明すると、ディスク記録再生装置が、図24に示すように、通常12cmディスク107や、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110や、小データエリア12cmディスク108や、12cmアダプタ110や、透明12cmディスク111などの外径が12cmのディスク112、113をローラ部材103によって内部に挿入すると、プッシュスイッチ106bの出力は、図25(a)に示すように、プッシュスイッチ106aの出力がHiである間に、ディスク112によってLoからHiに変化し、HiからLoに変化した後、再び、ディスク113によってLoからHiに変化し、HiからLoに変化する。
【0253】
一方、ディスク記録再生装置が、外径が12cmのディスクを1枚だけローラ部材103によって内部に挿入する場合、図24に示すような状態になることがないので、プッシュスイッチ106bの出力は、図25(b)に示すように、プッシュスイッチ106aの出力がHiである間に、一度だけLoからHiに変化し、HiからLoに変化する。
【0254】
したがって、ディスク記録再生装置は、プッシュスイッチ106bの出力が、図25(a)に示すように、プッシュスイッチ106aの出力がHiである間に、LoからHiに変化し、HiからLoに変化することを繰り返す場合、内部に複数のディスクが挿入されたと判断することができる。
【0255】
そして、ディスク記録再生装置は、一回の挿入動作で内部に複数のディスクが挿入された場合、ディスクの搬送を停止することによって、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0256】
なお、本発明によれば、ディスク記録再生装置は、制御装置が、ローラ部材103にディスクを挿入させているとき、プッシュスイッチ106bがディスクを複数回検出する場合、ローラ部材103にディスクを排出させる構成であっても良く、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入された場合、ディスクを外部に排出するので、一回の挿入動作で内部に複数枚のディスクが挿入されることを防止することができ、故障することを防止することができる。
【0257】
以上説明したように、本実施の形態に係るディスク記録再生装置は、小データエリア12cmディスク108を通常12cmディスク107と同様に識別し、挿入し、記録再生することができる。
【0258】
なお、以上の説明において、ディスク記録再生装置は、通常12cmディスク107と、小データエリア12cmディスク108と、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110とをローディング完了の位置まで搬送し、12cmアダプタ110と、8cmディスク109と、透明12cmディスク111とを強制的に排出する構成であったが、本発明によれば、通常12cmディスク107と、小データエリア12cmディスク108と、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110と、8cmディスク109とをローディング完了の位置まで搬送し、12cmアダプタ110と、透明12cmディスク111とを強制的に排出する構成についても同様に実施可能である。
【0259】
また、通常12cmディスク107と、小データエリア12cmディスク108と、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110と、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a、中央部100b及び他端部100cを通過する通常8cmディスク109のうち少なくとも1つとをローディング完了の位置まで搬送し、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100a、中央部100b及び他端部100cを通過する通常8cmディスク109のうち残りと、12cmアダプタ110と、透明12cmディスク111とを強制的に排出する構成であっても良い。
【0260】
また、本実施の形態に係るディスク記録再生装置においては、プッシュスイッチ106bがディスクを検出するときに受光素子105bがディスクを検出する場合、ディスク挿排部100の内部に挿入されたディスクが、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110の何れかであるので、ディスクをローディング完了の位置まで搬送しており、本発明によれば、レバー部材104及びプッシュスイッチ106bがディスクを検出するときに受光素子105bがディスクを検出しない場合、ディスクをオートイジェクトする構成であっても良い。
【0261】
なお、ディスク記録再生装置は、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105bが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されていたので、ディスクがローラ部材103より挿入方向下流側に半分以上挿入される前に、ディスクを内部に挿入するか、或いは、外部に排出するかを判断して、ローラ部材103によって挿入或いは排出し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0262】
また、本実施の形態において、受光素子105bは、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出しない位置に配置されていたが、本発明によれば、例えばディスク記録再生装置がディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109をローディング完了の位置まで搬送する場合、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されていても良い。
【0263】
受光素子105bが、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されている場合、ディスク記録再生装置は、プッシュスイッチ106bがディスクを検出するときに受光素子105bがディスクを検出するということによって、通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、中心部に通常8cmディスク109を保持した12cmアダプタ110を識別し、ローディング完了の位置まで挿入することができる。
【0264】
また、本実施の形態において、受光素子105b及び受光素子105cは、図10から図12までに示すように通常12cmディスク107、小データエリア12cmディスク108、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、図13に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されていたので、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109を識別することができた。
【0265】
しかしながら、本発明によれば、図示を省略するが、受光素子105b及び受光素子105cは、通常12cmディスク107、及び、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出され、小データエリア12cmディスク108が、受光素子105cに検出されず、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105cに検出されるときに受光素子105bに検出されない位置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109を識別することができる。
【0266】
また、本実施の形態において、受光素子105d及び受光素子105cは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すようにディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されていたので、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別することができた。
【0267】
しかしながら、本発明によれば、図示を省略するが、受光素子105d及び受光素子105cは、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109のうち少なくとも1つが、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、残りが受光素子105dに検出されず、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別することができる。
【0268】
また、本発明によれば、図示を省略するが、受光素子105d及び受光素子105cは、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出され、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときに受光素子105cに検出されない位置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別することができる。
【0269】
また、本実施の形態において、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図14及び図15に示すように、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、図4、図5及び図8に示すように、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、受光素子105dに検出されず、図9に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されていたので、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別することができた。
【0270】
しかしながら、本発明によれば、図示を省略するが、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109のうち少なくとも1つが、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、残りが受光素子105dに検出されず、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別することができる。
【0271】
また、本発明によれば、図示を省略するが、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、通常12cmディスク107及び12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、小データエリア12cmディスク108、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されていても、制御装置はディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別することができる。
【0272】
また、本実施の形態において、受光素子105bは、ディスクに光が遮断されることによって通過するディスクを検出し、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置されおり、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図15に示すように、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、図5に示すように、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が受光素子105dに検出されない位置に配置されていたので、制御装置は12cmアダプタ110を識別することができた。
【0273】
しかしながら、本発明によれば、受光素子105bは、ディスクに光が遮断されることによって通過するディスクを検出し、図4に示すように小データエリア12cmディスク108がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、小データエリア12cmディスク108を検出し、図5に示すようにディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、通常8cmディスク109を検出せず、図6に示すように12cmアダプタ110がプッシュスイッチ106bに検出されるときに、12cmアダプタ110を検出しない位置に配置されおり、レバー部材104の軸部104a及び受光素子105dは、図示を省略するが、12cmアダプタ110が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出され、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109が、ディスク挿排部100に挿入されて、最初に受光素子105dに検出されるときにプッシュスイッチ106aに検出されない位置に配置されていても、制御装置は12cmアダプタ110を識別することができる。
【0274】
また、本実施の形態において、制御装置は、図9に示すように、受光素子105dがディスク挿排部100に挿入されるディスクを最初に検出するときの受光素子105cの検出結果と、受光素子105dがディスク挿排部100に挿入されるディスクを最初に検出するときのレバー部材104及びプッシュスイッチ106aの検出結果との両方に基づいて、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別し、挿排を制御していたが、本発明によれば、何れか一方のみに基づいて、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109を識別し、挿排を制御するようにしても良い。
【0275】
また、本実施の形態において、ディスク記録再生装置は、受光素子105aが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入された通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)がローラ部材103に接触する前に、通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、及び、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)を検出する位置に配置されていたので、通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、通常12cmディスク107と外径が略同一である12cmアダプタ110(図6参照)、又は、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)がローラ部材103に接触する前にローラ部材103を駆動して、通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、12cmアダプタ110(図6参照)、又は、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)がローラ部材103まで手動で挿入されてローラ部材103に接触した時点から、通常12cmディスク107(図3参照)、ディスク挿排部100の幅方向の一端部100aを通過する通常8cmディスク109(図5参照)、12cmアダプタ110(図6参照)、又は、ディスク挿排部100の幅方向の中央部100bを通過する通常8cmディスク109(図8参照)をローラ部材103によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0276】
しかしながら、本発明によれば、ディスク記録再生装置は、受光素子105aが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されているだけでも、受光素子105aに検出されるディスクがローラ部材103に接触しながらローラ部材103より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクをローラ部材103によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0277】
また、本実施の形態において、ディスク記録再生装置は、受光素子105bが、図9に示すように、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側であり、ディスク挿排部100に挿入され、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がローラ部材103に接触する前に、通常8cmディスク109を検出する位置に配置されていたので、ディスク挿排部100の幅方向の他端部100cを通過する通常8cmディスク109がローラ部材103に接触する前にローラ部材103を駆動して、通常8cmディスク109がローラ部材103まで手動で挿入されてローラ部材103に接触した時点から、通常8cmディスク109をローラ部材103によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0278】
しかしながら、本発明によれば、受光素子105bが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されているだけでも、受光素子105bに検出されるディスクがローラ部材103に接触しながらローラ部材103より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクをローラ部材103によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0279】
また、本実施の形態において、ディスク記録再生装置は、レバー部材104の軸部104aが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されており、プッシュスイッチ106aに検出されるディスクがローラ部材103に接触しながらローラ部材103より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクをローラ部材103によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0280】
また、本実施の形態において、ディスク記録再生装置は、レバー部材104の軸部104aが、ローラ部材103よりディスクの挿入方向上流側に配置されていたので、レバー部材104及びプッシュスイッチ106aに検出されるディスクがローラ部材103に接触しながらローラ部材103より挿入方向下流側に半分以上手動で挿入される前に、ディスクをローラ部材103によって挿入し始めることができ、操作フィーリングを向上することができる。
【0281】
また、ディスク記録再生装置は、ローラ部材103が、挿入中のディスクとの接触が外れる前に制御装置によるディスクの識別が終了する位置に配置されているので、ディスクがローラ部材103と接触している間に、ディスクを内部に挿入するか、或いは、外部に排出するかを判断して、ローラ部材103によって挿入或いは排出することができ、排出すべきディスクを誤って挿入することを防止することができる。
【0282】
また、ディスク記録再生装置が通常8cmディスク109をローディング完了の位置まで搬送する場合、制御装置は、ディスクの記録再生時に、識別したディスクの外径に基づいて、ディスクを回転する回転手段としてのターンテーブル(図示していない。)の回転力を制御する回転力制御手段を構成するようにすれば良い。
【0283】
ディスク記録再生装置が通常8cmディスク109をローディング完了の位置まで搬送し、制御装置が回転力制御手段を構成している場合、制御装置は、直径8cmのデータエリアを有し、外径が8cmである通常8cmディスク109と、同様に直径8cmのデータエリアを有するが、外径が12cmである小データエリア12cmディスク108とを識別することができるので、通常8cmディスク109と、小データエリア12cmディスク108とにディスクの重量に応じて異なる回転力を与えて、通常8cmディスク109と、小データエリア12cmディスク108とを等しい所定の回転数で回転させることができる。
【0284】
なお、本実施の形態においては、第1のディスク及び第2のディスクをそれぞれ通常12cmディスク及び通常8cmディスクとしていたが、本発明によれば、第1のディスク及び第2のディスクの外径は12cmや8cm以外であっても良い。
【0285】
また、本実施の形態においては、ディスク通過時接触検出手段及び端部通過時接触検出手段を、レバー部材104及びプッシュスイッチ106a、106bで構成した例で説明したが、本発明によれば、接触によってディスク挿排部100を通過するディスクを検出することができる構成であれば、ディスク通過時接触検出手段及び端部通過時接触検出手段は、レバー部材104を介さずに直接プッシュスイッチで検出するものや、フォトインタラプタを利用したものや、フォトLED及びフォトトランジスタを利用したものなど、レバー部材104及びプッシュスイッチ106a、106b以外を利用した構成であっても良い。
【0286】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のディスク、小データエリアディスク、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク及び透明ディスクの何れかである場合、ディスク挿排部に挿入されたディスクが第1のディスク又は小データエリアディスクであるか、或いは、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスク、中空ディスク又は透明ディスクであるかを識別することができ、ディスク挿排部に挿入された、中空ディスク又は透明ディスク、或いは、ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する第2のディスクを外部に排出することができるディスク挿排装置及びディスク記録再生装置とを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るディスク記録再生装置の要部の上面図
【図2】(a)図1に示すディスク記録再生装置の要部の正面図
(b)図2(a)とは異なる状態での図1に示すディスク記録再生装置の要部の正面図
【図3】通常12cmディスクがディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図4】小データエリア12cmディスクがディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図5】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向の一端部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図6】12cmアダプタがディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図7】透明12cmディスクがディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図8】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向の中央部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図9】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向の他端部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図10】通常12cmディスクが図3に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図11】小データエリア12cmディスクが図4に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図12】12cmアダプタが図6に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図13】通常8cmディスクが図5に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部の幅方向の一端部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図14】通常12cmディスクが図3及び図10に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図15】12cmアダプタが図6及び図12に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図16】透明12cmディスクが図7に示す状態とは異なる状態でディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図17】通常12cmディスクがディスク挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図18】小データエリア12cmディスクがディスク挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図19】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向の一端部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図20】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向の中央部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図21】通常8cmディスクがディスク挿排部の幅方向の他端部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図22】12cmアダプタがディスク挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図23】透明12cmディスクがディスク挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図24】2枚の12cmディスクがディスク挿排部を通過しているときの図1に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図25】(a)2枚の12cmディスクがディスク挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
(b)1枚の12cmディスクがディスク挿排部を通過するときの図1に示すディスク記録再生装置の各検出手段の出力のタイミングチャート
【図26】12cmディスクが挿入される前の従来のディスク記録再生装置の要部の上面図
【図27】図26に示すディスク記録再生装置の要部の正面図
【図28】12cmディスクがディスク挿入口を通過しているときの図26に示すディスク記録再生装置の要部の上面図
【図29】12cmアダプタの上面図
【符号の説明】
100 ディスク挿排部
100a 一端部
100b 中央部
100c 他端部
101a 突起(制限手段)
102a、102b 突起(規制部)
103 ローラ部材(搬送手段)
104 レバー部材(ディスク通過時接触検出手段、端部通過時接触検出手段)
105a 受光素子(非検出ディスク光検出手段、光検出手段)
105b 受光素子(接触検出時光検出手段、光検出手段)
105c 受光素子(通過ディスク光検出手段、光検出手段)
105d 受光素子(ディスク通過時光検出手段、光検出手段)
106a プッシュスイッチ(ディスク通過時接触検出手段)
106b プッシュスイッチ(端部通過時接触検出手段)
107 通常12cmディスク(第1のディスク、ディスク)
108 小データエリア12cmディスク(小データエリアディスク、ディスク)
108a データエリア
109 通常8cmディスク(第2のディスク、ディスク)
110 12cmアダプタ(中空ディスク、ディスク)
110a 中空穴
111 透明12cmディスク(透明ディスク、ディスク)
112、113 12cmディスク(ディスク)

Claims (36)

  1. 遮光性を有する第1のディスク、前記第1のディスクより外径が小さく遮光性を有する第2のディスク、前記第1のディスクと外径が略同一であり、中心部に前記第2のディスクと半径が略同一であり遮光性を有するデータエリアを有し前記データエリア以外の部分で透光性を有する小データエリアディスク、及び、前記第1のディスクと外径が略同一であり、中心部に前記第2のディスクと半径が略同一である中空穴が形成され、遮光性を有する中空ディスクを含むディスクを挿排するディスク挿排部と、前記ディスク接触することによって前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を前記ディスクが通過することを検出する端部通過時接触検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって前記ディスクが通過することを検出する光検出手段としての接触検出時光検出手段と、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備え、前記接触検出時光検出手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記小データエリアディスクの通過を検出するときに前記小データエリアディスクの通過を検出し、前記端部通過時接触検出手段が前記中空ディスクの通過を検出するときに前記中空ディスクの通過を検出しない位置であり、かつ、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクの通過が前記端部通過時接触検出手段に検出されるときに、前記第2のディスクの通過を検出しない位置に配置され、前記制御手段は、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクを検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させることを特徴とするディスク挿排装置。
  2. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としての通過ディスク光検出手段を備え、
    前記接触検出時光検出手段及び前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスクと前記小データエリアディスクと前記中空ディスクとが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディスク光検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記接触検出時光検出手段にディスクの通過を検出され、かつ、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、最初に前記通過ディスク光検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記接触検出時光検出手段にディスクの通過を検出されない位置に配置され、前記制御手段は、前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項1記載のディスク挿排装置。
  3. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としての通過ディスク光検出手段とを備え、
    前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、
    前記ディスク通過時光検出手段及び前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて最初に前記通過ディスク光検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記ディスク通過時光検出手段にディスクの通過を検出され、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて最初に前記通過ディスク光検出手段にディスクの通過を検出されるときにディスク通過時光検出手段にディスクの通過を検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する第2のディスクが、ディスク挿排部に挿入されて最初にディスク通過時光検出手段にディスクの通過を検出されるときに通過ディスク光検出手段にディスクの通過を検出されない位置に配置され、前記制御手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記通過ディスク光検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のディスク挿排装置。
  4. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、
    前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、
    前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク及び前記中空ディスクが前記ディスク挿排部に挿入されて最初にディスク通過時接触検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記ディスク通過時光検出手段にディスクの通過を検出され、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部に挿入されて最初にディスク通過時接触検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記ディスク通過時光検出手段にディスクの通過を検出されず、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて最初に前記ディスク通過時光検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記ディスク通過時接触検出手段にディスクの通過を検出されない位置に配置され、前記制御手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項1記載のディスク挿排装置。
  5. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光検出手段と、前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、
    前記ディスク挿排部の幅は前記第1のディスクの外径と長さが略同一であり、
    前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方にディスクの通過を検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方にディスクの通過を検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の双方にディスクの通過を検出されない位置に配置され、前記制御手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクの通過を検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方がディスクの通過を検出しなくなる以前に、前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双方が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項3記載のディスク挿排装置。
  6. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光検出手段と、前記ディスクの接触によって通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、
    記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方にディスクの通過を検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方にディスクの通過を検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の双方にディスクの通過を検出されない位置に配置され、前記制御手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクの通過を検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方がディスクの通過を検出しなくなる以前に、前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双方が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項3に記載のディスク挿排装置。
  7. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出し、前記ディスク挿排部を通過する前記第2のディスクのうち前記接触検出時光検出手段によって検出されない第2のディスクを少なくとも検出する位置に配置される前記光検出手段としての非検出ディスク光検出手段を備え、
    前記接触検出時光検出手段、前記非検出ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスク、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスク、及び、前記中空ディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方にディスクの通過を検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが、前記ディスク挿排部に挿入されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方にディスクの通過を検出されて、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方にディスクの通過を検出されなくなる以前に、前記ディスク通過時光検出手段及び前記ディスク通過時接触検出手段の双方にディスクの通過を検出されない位置に配置され、前記制御手段は、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクの通過を検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方がディスクの通過を検出しなくなる以前に、前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双方が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項4に記載のディスク挿排装置。
  8. 前記ディスクに光が遮断されることによって通過する前記ディスクを検出する前記光検出手段としてのディスク通過時光検出手段と、前記ディスクの接触によ って通過する前記ディスクを検出するディスク通過時接触検出手段とを備え、
    前記接触検出時光検出手段は、前記小データエリアディスクが前記端部通過時接触検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記小データエリアディスクの通過を検出し、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記端部通過時接触検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記第2のディスクを検出せず、前記中空ディスクが前記端部通過時接触検出手段にディスクの通過を検出されるときに前記中空ディスクの通過を検出しない位置に配置され、前記制御手段は、前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を検出し、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御することを特徴とする請求項1記載のディスク挿排装置。
  9. 前記受光素子非検出ディスク光検出手段、前記接触検出時光検出手段、前記通過ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段は、前記端部通過時接触検出手段にディスクの通過が検出されるときの、前記第1のディスク、前記小データエリアディスク、前記第2のディスク、前記中空ディスクを、前記受光素子非検出ディスク光検出手段、前記接触検出時光検出手段、前記通過ディスク光検出手段、前記ディスク通過時光検出手段の何れかがディスクの通過を検出する位置に配置され、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を検出するときに前記光検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れかに記載のディスク挿排装置。
  10. 前記通過ディスク光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記接触検出時光検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載のディスク挿排装置。
  11. 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記通過ディスク光検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載のディスク挿排装置。
  12. 前記ディスク通過時光検出手段が前記ディスク挿排部に挿入される前記ディスクの通過を最初に検出するときに前記ディスク通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項4に記載のディスク挿排装置。
  13. 前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の少なくとも一方が前記ディスクの通過を検出して、前記接触検出時光検出手段及び前記非検出ディスク光検出手段の双方がディスクの通過を検出しなくなる以前に、前記ディスク通過時接触検出手段及び前記ディスク通過時光検出手段の双方が前記ディスクの通過を検出しない場合、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させるように、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項6ないし請求項8の何れかに記載のディスク挿排装置。
  14. 前記接触検出時光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、
    前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載のディスク挿排装置。
  15. 前記接触検出時光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第2のディスクの通過を検出する位置に配置されることを特徴とする請求項14に記載のディスク挿排装置。
  16. 前記非検出ディスク光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、
    前記非検出ディスク光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のディスク挿排装置。
  17. 前記非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入された前記第1のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第1のディスクの通過を検出する位置に配置されることを特徴とする請求項16に記載のディスク挿排装置。
  18. 前記非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第2のディスクの通過を検出する位置に配置されることを特徴とする請求項16または請求項17に記載のディスク挿排装置。
  19. 前記非検出ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部に挿入され、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記搬送手段に接触する前に、前記第2のディスクの通過を検出する位置に配置されることを特徴とする請求項16ないし請求項18の何れかに記載のディスク挿排装置。
  20. 前記ディスク通過時接触検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、
    前記ディスク通過時接触検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項4ないし請求項8の何れかに記載のディスク挿排装置。
  21. 前記端部通過時接触検出手段及び前記接触検出時光検出手段より前記ディスクの挿入方向下流側に配置され、前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、
    前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を検出するときの前記接触検出時光検出手段の検出結果に基づいて、前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載のディスク挿排装置。
  22. 前記ディスクを挿排し、挿入中の前記ディスクとの接触が外れる前に前記ディスクの識別が終了する位置に配置される搬送手段と、
    前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載のディスク挿排装置。
  23. 前記通過ディスク光検出手段は、前記第1のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第1のディスクを検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第1のディスクの通過を検出しなくなる位置に配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のディスク挿排装置。
  24. 前記通過ディスク光検出手段は、前記小データエリアディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記小データエリアディスクの通過を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記小データエリアディスクの通過を検出しなくなる位置に配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のディスク挿排装置。
  25. 前記通過ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の中央部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスクの通過を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のディスク挿排装置。
  26. 前記通過ディスク光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の一端部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2 のディスクの通過を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のディスク挿排装置。
  27. 前記ディスク通過時光検出手段は、前記ディスク挿排部の幅方向の他端部を通過する前記第2のディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記第2のディスクの通過を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記第2のディスクを検出しなくなる位置に配置されることを特徴とする請求項3ないし請求項8の何れかに記載のディスク挿排装置。
  28. 前記ディスク通過時接触検出手段は、前記第1のディスクと外径が略同一であり、全体が透明な透明ディスクが前記ディスク挿排部から排出されるとき、前記透明ディスクの通過を検出した後、前記搬送手段に接触中の前記透明ディスクの通過を検出しなくなる位置に配置されることを特徴とする請求項5ないし請求項8の何れかに記載のディスク挿排装置。
  29. 前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させているとき、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクを複数回検出する場合、前記搬送手段による前記ディスクの挿入動作を停止させることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載のディスク挿排装置。
  30. 請求項1ないし請求項9の何れかに記載のディスク識別装置と、
    前記ディスクを搬送して挿排する搬送手段と、
    前記搬送手段による前記ディスクの挿排動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記搬送手段に前記ディスクを挿入させているとき、前記端部通過時接触検出手段が前記ディスクの通過を複数回検出する場合、前記搬送手段に前記ディスクを排出させることを特徴とするディスク挿排装置。
  31. 前記ディスクと接触することによって、複数枚以上が重なった前記ディスクの通過を規制する規制部を前記ディスク挿排部の内部に備えることを特徴とする請求項10ないし請求項30の何れかに記載のディスク挿排装置。
  32. 前記搬送手段と接触することによって、前記搬送手段が前記ディスク挿排部を通過する前記ディスクの厚み方向に移動することを制限する制限手段を備えることを特徴とする請求項10ないし請求項31までの何れかに記載のディスク挿排装置。
  33. 前記制御手段は、前記搬送手段による前記ディスクの挿入開始から一定時間が経過した後、前記搬送手段に前記ディスクを排出させることを特徴とする請求項31または請求項32に記載のディスク挿排装置。
  34. 前記第1のディスクの直径が12cmであり、前記第2のディスクの直径が8cmであることを特徴とする請求項1ないし請求項33の何れかに記載のディスク挿排装置。
  35. 請求項10ないし請求項34の何れかに記載のディスク挿排装置を備えることを特徴とするディスク記録再生装置。
  36. 前記ディスクを回転する回転手段と、
    識別された前記ディスクの外径に基づいて、前記回転手段の回転力を制御する回転力制御手段とを備えることを特徴とする請求項35に記載のディスク記録再生装置。
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