JP4128022B2 - Groove butt welding method using insert member and insert member used therefor - Google Patents
Groove butt welding method using insert member and insert member used therefor Download PDFInfo
- Publication number
- JP4128022B2 JP4128022B2 JP2002111005A JP2002111005A JP4128022B2 JP 4128022 B2 JP4128022 B2 JP 4128022B2 JP 2002111005 A JP2002111005 A JP 2002111005A JP 2002111005 A JP2002111005 A JP 2002111005A JP 4128022 B2 JP4128022 B2 JP 4128022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert member
- joint portion
- base material
- groove
- shaped groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims description 140
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 32
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 94
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 17
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 8
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 8
- 229910000851 Alloy steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 claims description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 28
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 23
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 23
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 3
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000004021 metal welding Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属配管材、金属板材等の開先突き合わせ溶接に係り、特にインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法およびそれに用いるインサート部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金属配管材や金属板材等をTIG溶接等により突き合わせ溶接する場合における継手断面形式としては、均一で健全な裏波ビード形状を得やすいことから一般にV型開先継手形式が用いられている。これは、図12に示すように母材101の継手部102における断面形状をV型開先形状に加工し、その開先部分(V溝内)に溶接材(フィラーワイヤー:溶加棒)103を溶着、盛り付けして接合強度を得るものである。
【0003】
継手部102は予め所定の間隙tを有するように仮固定され、溶接時には溶融した溶接材103が間隙tから継手部102の裏面側にはみ出て凸形状の裏波ビード104が形成される。この裏波ビード104が溶接長手方向に均一かつ滑らかに形成されることにより接合強度の高い信頼性のある溶接がなされる。よって、裏波ビード104の形成には最も注力を要するといっても過言ではない。
【0004】
従来、裏波ビードの形成をより確実なものにして溶接の信頼性を高めるのに効果のある溶接方法として、図13に示すように継手部102の間にインサート部材105を介在させて溶接を行う突き合わせ溶接が行われている。インサート部材105は溶接時に溶接材と共に良好に継手部102に溶け込み、均一で滑らかな裏波ビードが形成される。なお、金属配管材等を上記のように溶接する場合にはインサート部材105がリング状に形成されてインサートリングと呼ばれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接を行うには、継手部102の断面形状を既存のV型開先形状からU型開先形状となるように追加工し、インサート部材105に接触する薄肉かつ肉厚一定のリップ部106を形成しなければならず、その加工精度が高く要求される事から加工コストが嵩む上に、溶接前に継手部102の間にインサート部材105を予め介装して突き合わせ固定する作業(仮付け作業)に多大な手間が掛かるという難点があった。
【0006】
このため、インサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、高品質な溶接方法であるにもかかわらず、主に原子力プラントの重要部等のみにしか採用されていないのが現状である。また、TIG溶接より2〜3倍程度高速で高能率化が可能なMAG溶接の施行を考える場合においても、継手部の加工コストが高いことと仮付け作業が困難な事がネックとなっており、インサート部材を用いた開先突き合わせ溶接が原子力プラント分野を除く火力プラントおよび一般産業分野に普及しにくい大きな要因となっている。
【0007】
なお、継手部の断面形状をU型開先形状ではなくV型開先形状としてインサート部材を用いて溶接した場合、初層溶接時に溶接熱がインサート部材と継手部とに均一に伝播されずに双方の溶け込みが不足する等して所望の溶接強度が得られないという問題が生じる。
【0008】
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、高品質な連続溶接を可能にしつつ、継手部の断面形状としてV型開先形状を適用可能にし、継手部の加工コストを低減させるとともに仮付け作業を容易にし、これによりインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接を幅広い産業分野に普及させ得るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法およびそれに用いるインサート部材を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、請求項1に記載したように、母材のV型開先継手部に接触する接触面の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aであるインサート部材を形成するインサート部材形成ステップと、このインサート部材を上記母材のV型開先継手部に仮付けする仮付けステップと、上記仮付けステップ後に母材のV型開先継手部と上記インサート部材とを連続溶接する連続溶接ステップとを有すると共に、上記インサート部材は前記母材のV型開先継手部の開先表面側を向く面形状が凹状、開先裏面側を向く面形状が凸状であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、請求項2に記載したように、母材のV型開先継手部に接触する接触面の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aであるインサート部材を形成するインサート部材形成ステップと、このインサート部材を上記母材のV型開先継手部に仮付けする仮付けステップと、上記仮付けステップ後に母材のV型開先継手部と上記インサート部材とを連続溶接する連続溶接ステップとを有すると共に、上記インサート部材は前記母材のV型開先継手部の開先表面側を向く面形状が凸状、開先裏面側を向く面形状が凹状であることを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、請求項3に記載したように、母材のV型開先継手部に接触する接触面の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aであるインサート部材を形成するインサート部材形成ステップと、このインサート部材を上記母材のV型開先継手部に仮付けする仮付けステップと、上記仮付けステップ後に母材のV型開先継手部と上記インサート部材とを連続溶接する連続溶接ステップとを有すると共に、上記インサート部材は前記母材のV型開先継手部の開先表面側を向く面形状と開先裏面側を向く面形状とが共に凹状であることを特徴とする。
【0012】
これらの溶接方法によれば、溶接熱源から入力された熱エネルギーが効率良くV型開先継手部とインサート部材とに伝達されて双方が良好に融合でき、これにより初層溶接時に均等かつ滑らかな凸形状の裏波ビードが得られる。したがって、高品質かつ高効率な連続溶接が可能になるとともに、継手部の断面形状としてV型開先形状が適用可能になり、継手部の加工コスト低減と仮付け作業の容易化に繋がる。
【0013】
また、上記の各態様でインサート部材を形成すれば、凸状、凹状の曲面によりインサート部材の表面積が増加し、これにより溶接熱源から入力された熱エネルギーがより効率良くインサート部材に伝達されるため、その分インサート部材の開先継手部間隔方向の厚みBを小さく設定することが可能になり、V型開先継手部の開先断面積、即ち溶融プールの断面積を小さくし、より高効率な溶接が可能になる。
【0014】
さらに、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、請求項4に記載したように、前記母材の材質を、炭素鋼、低合金鋼、ステンレス鋼の少なくとも1種類以上の材料を用いることを特徴とする。これにより、高い溶接強度が得られる。
【0015】
また、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、請求項5に記載したように、前記インサート部材を前記母材のV型開先継手部に仮付けする仮付けステップにおいて、インサート部材の一側を母材の一方のV型開先継手部に仮付けした後、インサート部材の他側を母材の他方のV型開先継手部に仮付けすることを特徴とする。こうすれば、仮付け作業を容易にすることができる。
【0016】
そして、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法は、請求項6に記載したように前記母材と同等な溶接材料で製作されたフィラーワイヤー(溶加棒)を別途適量供給しながらTIG溶接を行う、または請求項7に記載したように前記母材と同等な溶接材料で製作されたフィラーワイヤー(溶加棒)を消耗電極として使用し、このフィラーワイヤーを別途適量供給しながらMAG溶接を行うことを特徴とする。これらにより、高い溶接強度の確保と連続した裏波ビードの形成が可能になるとともに、溶着効率の向上を図ることができる。
【0017】
また、本発明に係るインサート部材は、請求項8に記載したように、母材のV型開先継手部に接触する接触面の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aであると共に、前記母材のV型開先継手部の開先表面側を向く面形状が凹状、開先裏面側を向く面形状が凸状であることを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係るインサート部材は、請求項9に記載したように、母材のV型開先継手部に接触する接触面の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aであると共に、前記母材のV型開先継手部の開先表面側を向く面形状が凸状、開先裏面側を向く面形状が凹状であることを特徴とする。
さらに、本発明に係るインサート部材は、請求項10に記載したように、母材のV型開先継手部に接触する接触面の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aであると共に、前記母材のV型開先継手部の開先表面側を向く面形状と開先裏面側を向く面形状とが共に凹状であることを特徴とする。
これらのインサート部材によれば、溶接熱源から入力された熱エネルギーが効率良くV型開先継手部とインサート部材とに伝達されて双方が良好に融合でき、これにより初層溶接時に均等かつ滑らかな凸形状の裏波ビードが得られる。したがって、高品質かつ高効率な連続溶接が可能になるとともに、継手部の断面形状としてV型開先形状が適用可能になり、継手部の加工コスト低減と仮付け作業の容易化に繋がる。
また、上記の各態様でインサート部材を形成すれば、凸状、凹状の曲面によりインサート部材の表面積が増加し、これにより溶接熱源から入力された熱エネルギーがより効率良くインサート部材に伝達されるため、その分インサート部材の開先継手部間隔方向の厚みBを小さく設定することが可能になり、V型開先継手部の開先断面積、即ち溶融プールの断面積を小さくし、より高効率な溶接が可能になる。
さらにまた、本発明に係るインサート部材は、請求項11に記載したように、前記接触面の厚みAを前記母材の開先継手部間の食い違い公差寸法よりも少なくとも0.5mm大きくしたことを特徴とする。これにより、開先継手部の食い違いが最大量であったとしても、少なくとも0.5mm以上の接合面が得られて溶接が可能になる。
また、本発明に係るインサート部材は、請求項12に記載したように、前記接触面の厚みAが1.0mm〜3.0mmの範囲内であることを特徴とする。このようにインサート部材の厚みAを設定することにより、インサート部材とV型開先継手部との間における溶け残りや、V型開先継手部のV溝内における溶融プールの溶け落ち等が起きにくくなり、より健全な裏波ビードを形成して高品質な連続溶接が可能になる。請求項13に記載したように接触面の厚みAを2.0mmに設定すればより好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る溶接方法を金属配管材に適用した例を示す側面図である。溶接の母材となる金属配管材1,1の継手部(接合部)2はV型開先形状に加工され、その間にリング状に形成されたインサート部材(インサートリング)3が介装される。
【0020】
図2(a)は、図1に示す金属配管材1,1の継手部2とインサート部材3とを密着させた部分を示す拡大断面図であり、図2(b)はインサート部材3単体の断面図である。継手部2は例えばJIS規格に基づくV型開先形状に加工され、その開先面4,4の傾斜角度は例えば30°に設定され、先端となるルート面5,5にインサート部材3の接触面6,6が突き当てられて溶接される。
【0021】
インサート部材は、接触面6,6の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係が、A<B<3Aとなるように寸法設定される。一例として、A=2mmとした場合、Bは2mmを超え、かつ6mm未満に設定される。
【0022】
また、上記A寸法は、母材である金属配管材1,1の継手部2の食い違い公差寸法よりも少なくとも0.5mm大きく設定される。上記寸法とすることにより、継手部2の食い違いが最大量であったとしても、少なくとも0.5mm以上の接合面が得られて溶接が可能になり、信頼性が高まる。
【0023】
上記A寸法は、1.0mm〜3.0mmの範囲内に設定するのが良く、その中間値の2.0mmに設定するのが最も好ましい。
【0024】
さらに、インサート部材3の、継手部2の開先表面側(金属配管材1,1の外面側)を向く外面8の面形状が凹状、開先裏面側(金属配管材1,1の内面側)を向く内面9の面形状が凸状に形成されている。これらの凹凸形状は例えば滑らかな湾曲面状に形成される。
【0025】
また、図3(a),(b)に示すインサート部材3aのように外面8の面形状を凸状、内面9の面形状を凹状に形成したり、図4(a),(b)に示すインサート部材3bのように外面8の面形状と内面9の面形状を共に凹状に形成してもよい。いずれのインサート部材3,3a,3bの場合も、A寸法とB寸法の関係が、A<B<3Aとなるように設定し、A寸法を1.0mm〜3.0mmの範囲内、好ましくは2.0mmに設定する。
【0026】
本発明に係る開先突き合わせ溶接方法は、上記仕様のインサート部材3(3a,3b)を形成するインサート部材形成ステップと、このインサート部材3を金属配管材1,1の継手部2に仮付けする仮付けステップと、上記仮付けステップ後に継手部2とインサート部材3とを連続溶接する連続溶接ステップとを有してなる。
【0027】
前記仮付けステップの手順を図5(a),(b),(c)に示す。まず、(a)に示すようにインサート部材3の片側の接触面6を継手部2の一方のルート面5に当接させ、次に(b)に示すようにインサート部材3と一方のルート面5との間を一定ピッチの点溶接11等により仮付けし、最後に(c)に示すようにインサート部材3の他側の接触面6を継手部2の他方のルート面5に当接させて同じく点溶接11等により仮付けする。仮付けされた部分の断面は図6に示すようなものとなる。
【0028】
このような手順でインサート部材3と継手部2との間を仮付けすることにより、継手部2の間を治具等で固定する必要がなくなり、仮付け作業を容易にすることができる。
【0029】
次に、前記連続溶接ステップについて説明する。これは本溶接とも呼ばれるステップであり、下記のTIG溶接またはMAG溶接によって良好に成し遂げることができる。この連続溶接ステップは自動あるいは手動溶接により行われる。
【0030】
TIG溶接では、図7に示すように溶接トーチ13先端のタングステン等で形成された非消耗電極14からのアーク放電により、継手部2とインサート部材3とが加熱、溶融される。同時に、母材(金属配管材1,1)と同等な溶接材料で製作されたフィラーワイヤー(溶加棒)15が別途適量供給され、このフィラーワイヤー15が継手部2の開先面4,4とインサート部材3とがなすV溝内において溶融し、溶融プール16を形成する。溶融プール16は開先面4,4とインサート部材3とに融合し、同時にルート面5,5とインサート部材3との間も融合する。そして、図8に示すように溶接ビード17が形成されて継手部2が溶接される。なお、溶接トーチ13からは溶接部に向ってシールドガス(不活性ガス)18が噴き付けられる。
【0031】
一方、MAG溶接では、図9に示すように溶接トーチ21に設けられた電極22が母材(金属配管材1,1)と同等な溶接材料で製作されており、この電極22がアーク放電を行いつつ、フィラーワイヤー(溶加棒)として適量供給される消耗電極として機能する。電極22は継手部2の開先面4,4とインサート部材3とがなすV溝内において溶融プール23を形成し、TIG溶接の場合と同様に溶接ビード17(図8参照)が形成される。MAG溶接の場合も溶接トーチ21から溶接部に向ってシールドガス(活性ガス)24が噴き付けられる。
【0032】
TIG溶接、MAG溶接、いずれの溶接方法においても、溶接ビード17(図8)は継手部2の表裏両側に若干はみ出す凸形断面をなし、特に継手部2の裏側にはみ出した部分17aが裏波ビードと呼ばれ、この裏波ビード17aが溶接長手方向に均一かつ滑らかに形成されることにより溶接の接合強度が高められる。インサート部材3の介装は裏波ビード17aの形成をより確実なものにする。このように、インサート部材3を用いてTIG溶接またはMAG溶接によって連続溶接(本溶接)を行うことにより、高い溶接強度の確保と連続した裏波ビード17aの形成を可能にするとともに、溶着効率の向上を図ることができる。
【0033】
溶接ビード17(溶融プール16,23)の形成は、母材(金属配管材1,1)の厚みに応じて複数回に分けて実行され、例えば図8の溶接ビード17は1層目17bと2層目17cからなる2層構造となっている。裏波ビード17aは1層目17bの形成時に同時形成される。
【0034】
母材(金属配管材1,1)の材質は、炭素鋼、低合金鋼、ステンレス鋼の少なくとも1種類以上の材料を用いれば、高い溶接強度を得ることができる。
【0035】
本発明では、インサート部材3の接触面6の厚みAと、開先継手部間隔方向の厚みBとの関係をA<B<3Aとなるように定めたことにより、溶接トーチ13,21等の溶接熱源から入力された熱エネルギーを効率良く継手部2とインサート部材3とに伝達させて双方を良好に融合させ、これにより初層(1層目17b)の溶接時に均等かつ滑らかな凸形状の裏波ビード17aを得ることができる。
【0036】
したがって、高品質かつ高効率な連続溶接が可能になるとともに、継手部2の断面形状として既存のV型開先形状が適用可能になるため、従来の加工困難なU型開先形状等にする必要がなく、継手部2の加工コスト低減と仮付け作業の容易化を達成することができる。
【0037】
ところで、図10に示すように、V型開先形状を適用した状態で、インサート部材3のA,B寸法の関係をA>Bとした場合には、図2〜図4に示す本発明のA<Bの状態と比較して開先継手のV溝断面積が著しく減少することにより、初層溶接時に溶融プール26が開先面4,4と接触する面積が増加する。この事が溶接熱源からの熱エネルギーの伝導範囲27を拡張させ、熱エネルギーを母材1,1側に過大に分散させてしまう。その結果、熱エネルギー効率が非常に悪くなり、ルート面5とインサート部材3との間に融合不良等に起因する溶接欠陥が生じやすくなることが実験により確認されている。
【0038】
逆に、図11に示すように、インサート部材3のB寸法がA寸法に対し過大(実験では3倍を大きく超えた場合)になると、溶接時における溶融プール26の深度が不足して熱エネルギーの伝導範囲27が著しく縮小され、熱エネルギーがインサート部材3にのみ集中し、表面張力によりバランスしている溶融プール26を維持できずに溶け落ち現象が発生する。しかも、開先継手のV溝断面積が大きくなることにより、フィラーワイヤー(溶加棒)の必要量が増加するとともに溶接作業時間が長くなるといった弊害があり、溶接作業効率とコスト面で極めて不利である。
【0039】
したがって、継手部2の断面形状としてV型開先形状を適用可能にしつつ、熱エネルギーを効率良くルート面5,5とインサート部材3に伝達してインサート部材3を過不足なく良好に融合させるためには、本発明のようにインサート部材3のA寸法とB寸法の関係が、A<B<3Aであることが望ましい。
【0040】
インサート部材3のB寸法が小さくなる程、V字開先継手のV溝断面積、即ち溶融プールの断面積が小さくなって溶接作業効率とコスト面においては有利になる。しかしその反面、前述の如く熱エネルギー効率が悪くなることにより、ルート面5,5とインサート部材3との間に融合不良等に起因する溶接欠陥が生じやすくもなる。
【0041】
そこで、本発明のようにインサート部材3の外面8および内面9の面形状を凹状、または凸状とすれば、インサート部材3の表面積が増加し、これにより熱エネルギーが効率良くインサート部材3に伝達されるため、その分インサート部材3のB寸法を小さく設定することが可能になり、より高効率な溶接が可能になる。
【0042】
一方、実験によれば、インサート部材3のA寸法を2.0mmに設定すると、初層溶接時に均等で滑らかな凸形状の裏波ビードが容易に得られることが判明している。
【0043】
しかし、A寸法を0.5mmと薄く設定した場合には、初層溶接時に溶融プールの溶け落ち現象が頻繁に発生し、この条件下で適正な裏波ビード形状を得るためには必然的に溶接電流を低く設定せざるを得ず、これにより接効率が低下して溶接施工条件の許容範囲が狭くなるため非実用的である。
【0044】
逆に、A寸法を3.5mmと厚く設定した場合には、インサート部材3の厚みが増加したことで加熱の必要なエリアが増大し、インサート部材3とルート面5,5とが充分に融合出来なくなって溶接欠陥が発生しやすい。
【0045】
これらの実験結果から、インサート部材のA寸法を1.0mm〜3.0mmに設定すれば、安定した良好な裏波ビードを得ることができる。その中でも中央値の2.0mmが最適な寸法であると判断できる。
【0046】
また、図13に示す従来のU型開先形状の継手部102にインサート部材105を介装して溶接した場合に形成された溶接ビードと、図2に示す本発明に係る溶接方法およびインサート部材3により形成された溶接ビードとを冶金学的に比較した場合、従来の溶接ビードは母材と溶接金属(フィラーワイヤーおよびインサート部材)とが約50%の割合で混合した溶着金属となるのに対し、本発明における溶接ビードは約90%が溶接金属となり、母材との希釈率が小さくて溶接部の機械的性質や耐食性等も従来に比べて優れていることが判明した。したがって、この点でも本発明による溶接方法およびインサート部材は従来のものよりも優れていると言える。
【0047】
なお、上記実施形態では溶接母材が金属配管材である場合の例についてのみ説明したが、本発明に係る溶接方法およびインサート部材は金属配管材に限らず、金属板や、他の多くの形状の構造材等の突き合わせ溶接にも幅広く適用することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るインサート部材を用いた開先突き合わせ溶接方法およびそれに用いるインサート部材よれば、高品質で信頼性の高い連続溶接を可能にしつつ、継手部の断面形状として既存のV型開先形状を追加工なしで適用可能にし、継手部の加工コストを低減させるとともに仮付け作業を容易にし、これによりインサート部材を用いた高品質な開先突き合わせ溶接を幅広い産業分野にローコストで普及させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る溶接方法を金属配管材に適用した例を示す側面図。
【図2】本発明の第1実施形態を示すもので、(a)は継手部とインサート部材とを密着させた部分を示す拡大断面図、(b)はインサート部材単体の断面図。
【図3】本発明の第2実施形態を示すもので、(a)は継手部とインサート部材とを密着させた部分拡大断面図、(b)はインサート部材単体の断面図。
【図4】本発明の第3実施形態を示すもので、(a)は継手部とインサート部材とを密着させた部分拡大断面図、(b)はインサート部材単体の断面図。
【図5】仮付けステップの手順を示すもので、(a)はインサート部材を一方の継手部に当接させた状態を示す図、(b)はインサート部材と一方の継手部とを仮付けした状態を示す図、(c)はインサートを他方cの継手部に当接させて仮付けした状態を示す図。
【図6】図5(c)のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】TIG溶接の概略説明図。
【図8】溶接ビードの断面図。
【図9】MAG溶接の概略説明図。
【図10】V型開先形状を適用した状態でインサート部材のA,B寸法の関係をA>Bとした場合を示す断面図。
【図11】インサート部材のB寸法がA寸法に対し過大な場合を示す断面図。
【図12】従来の技術を示すインサート部材を用いないV型開先溶接部の断面図。
【図13】従来の技術を示すインサート部材を用いたU型開先溶接部の断面図。
【符号の説明】
1 母材となる金属配管材
2 継手部
3 インサート部材
4 開先面
5 ルート面
6 接触面
8 V型開先継手部の開先表面側を向く面
9 V型開先継手部の開先裏面側を向く面
15 TIG溶接時におけるフィラーワイヤー(溶加棒)
22 MAG溶接時におけるフィラーワイヤー(溶加棒)となる電極[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to groove butt welding of metal piping materials, metal plate materials, and the like, and particularly to a groove butt welding method using an insert member and an insert member used therefor.
[0002]
[Prior art]
In general, a V-shaped groove joint format is used as a joint cross-section format when a metal pipe material, a metal plate material, or the like is butt-welded by TIG welding or the like, because a uniform and sound back bead shape is easily obtained. As shown in FIG. 12, the cross-sectional shape of the
[0003]
The
[0004]
Conventionally, as an effective welding method for improving the reliability of welding by ensuring the formation of a back bead, welding is performed by inserting an
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in order to perform groove butt welding using the insert member as described above, the cross-sectional shape of the
[0006]
For this reason, the groove butt welding method using an insert member is currently employed only for important parts of a nuclear power plant, although it is a high-quality welding method. In addition, when considering the implementation of MAG welding, which can achieve high efficiency at a speed about 2 to 3 times faster than TIG welding, the high processing cost of the joints and the difficulty of tacking work are the bottleneck. Groove butt welding using an insert member is a major factor that is difficult to spread in thermal power plants and general industrial fields except for the nuclear power plant field.
[0007]
In addition, when the cross-sectional shape of the joint portion is welded using an insert member instead of a U-shaped groove shape instead of a U-shaped groove shape, the welding heat is not uniformly transmitted to the insert member and the joint portion during the first layer welding. There arises a problem that a desired welding strength cannot be obtained due to insufficient penetration of both.
[0008]
The present invention has been made in view of the above-described problems, and enables a V-shaped groove shape to be applied as a cross-sectional shape of a joint portion while enabling high-quality continuous welding, thereby reducing the processing cost of the joint portion. It is another object of the present invention to provide a groove butt welding method using an insert member and an insert member used for the same, which facilitates a tacking operation and thereby can spread groove butt welding using the insert member in a wide range of industrial fields. .
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the groove butt welding method using the insert member according to the present invention includes, as described in
[0010]
Further, according to the groove butt welding method using the insert member according to the present invention, as described in
[0011]
Further, according to the groove butt welding method using the insert member according to the present invention, as described in
[0012]
According to these welding methods, the heat energy input from the welding heat source is efficiently transmitted to the V-shaped groove joint portion and the insert member, so that both can be fused well, and thereby uniform and smooth during the first layer welding. A convex backside bead is obtained. Accordingly, high-quality and high-efficiency continuous welding is possible, and a V-shaped groove shape can be applied as the cross-sectional shape of the joint portion, which leads to a reduction in processing cost of the joint portion and facilitation of a tacking operation.
[0013]
In addition, if the insert member is formed in each of the above aspects, the surface area of the insert member increases due to the convex and concave curved surfaces, so that the heat energy input from the welding heat source is more efficiently transmitted to the insert member. Accordingly, the thickness B of the insert member in the gap joint portion interval direction can be set small, and the groove cross-sectional area of the V-shaped groove joint portion, that is, the cross-sectional area of the molten pool is reduced, so that the efficiency is increased. Welding is possible.
[0014]
Furthermore, in the groove butt welding method using the insert member according to the present invention, as described in
[0015]
Moreover, in the groove butt welding method using the insert member according to the present invention, as described in
[0016]
The groove butt welding method using the insert member according to the present invention separately supplies an appropriate amount of filler wire (melting rod) made of a welding material equivalent to the base material as described in
[0017]
The insert member according to the present invention has a relationship between the thickness A of the contact surface contacting the V-shaped groove joint portion of the base material and the thickness B in the gap joint portion interval direction, as described in
[0018]
Moreover, the insert member which concerns on this invention is the relationship between the thickness A of the contact surface which contacts the V-shaped groove joint part of a preform | base_material, and the thickness B of a groove joint part space | interval direction, as described in
Furthermore, as described in claim 10, the insert member according to the present invention has a relationship between the thickness A of the contact surface contacting the V-shaped groove joint portion of the base material and the thickness B in the gap joint portion interval direction. However, A <B <3A, and the surface shape facing the groove surface side and the surface shape facing the groove back surface side of the V-shaped groove joint portion of the base material are both concave. .
According to these insert members, the heat energy input from the welding heat source is efficiently transmitted to the V-shaped groove joint portion and the insert member, so that both can be fused well, and thereby uniform and smooth during the first layer welding. A convex backside bead is obtained. Accordingly, high-quality and high-efficiency continuous welding is possible, and a V-shaped groove shape can be applied as the cross-sectional shape of the joint portion, which leads to a reduction in processing cost of the joint portion and facilitation of a tacking operation.
In addition, if the insert member is formed in each of the above aspects, the surface area of the insert member increases due to the convex and concave curved surfaces, so that the heat energy input from the welding heat source is more efficiently transmitted to the insert member. Accordingly, the thickness B of the insert member in the gap joint portion interval direction can be set small, and the groove cross-sectional area of the V-shaped groove joint portion, that is, the cross-sectional area of the molten pool is reduced, so that the efficiency is increased. Welding is possible.
Furthermore, in the insert member according to the present invention, as described in
Moreover, the insert member according to the present invention is characterized in that, as described in claim 12, the thickness A of the contact surface is in the range of 1.0 mm to 3.0 mm. By setting the thickness A of the insert member in this way, unmelted residue between the insert member and the V-shaped groove joint portion, melting of the molten pool in the V-groove of the V-shaped groove joint portion, or the like occurs. It becomes difficult to form a sounder backside bead and enables high-quality continuous welding. More preferably, the thickness A of the contact surface is set to 2.0 mm.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a side view showing an example in which the welding method according to the present invention is applied to a metal piping material. The joint part (joint part) 2 of the
[0020]
2A is an enlarged cross-sectional view showing a portion where the
[0021]
The insert member is dimensioned so that the relationship between the thickness A of the contact surfaces 6 and 6 and the thickness B in the groove joint interval direction is A <B <3A. As an example, when A = 2 mm, B is set to exceed 2 mm and less than 6 mm.
[0022]
Further, the dimension A is set to be at least 0.5 mm larger than the gap tolerance dimension of the
[0023]
The dimension A is preferably set within a range of 1.0 mm to 3.0 mm, and most preferably set to an intermediate value of 2.0 mm.
[0024]
Furthermore, the shape of the
[0025]
Also, like the
[0026]
In the groove butt welding method according to the present invention, an insert member forming step for forming the insert member 3 (3a, 3b) having the above specifications and the
[0027]
The procedure of the tacking step is shown in FIGS. 5 (a), (b) and (c). First, as shown in (a), the
[0028]
By temporarily attaching between the
[0029]
Next, the continuous welding step will be described. This is a step called main welding, and can be satisfactorily achieved by the following TIG welding or MAG welding. This continuous welding step is performed by automatic or manual welding.
[0030]
In TIG welding, the
[0031]
On the other hand, in MAG welding, as shown in FIG. 9, the
[0032]
In any of the TIG welding and MAG welding methods, the weld bead 17 (FIG. 8) has a convex cross section that slightly protrudes on both the front and back sides of the
[0033]
The formation of the weld bead 17 (
[0034]
If the base material (
[0035]
In the present invention, the relationship between the thickness A of the
[0036]
Accordingly, high-quality and high-efficiency continuous welding becomes possible, and the existing V-shaped groove shape can be applied as the cross-sectional shape of the
[0037]
By the way, as shown in FIG. 10, when the relationship between the dimensions A and B of the
[0038]
On the contrary, as shown in FIG. 11, when the B dimension of the
[0039]
Therefore, in order to fuse the
[0040]
The smaller the B dimension of the
[0041]
Therefore, if the surface shape of the
[0042]
On the other hand, according to experiments, it has been found that if the dimension A of the
[0043]
However, when the dimension A is set to be as thin as 0.5 mm, the melt pool melts frequently during the first layer welding, and it is inevitably necessary to obtain an appropriate back bead shape under these conditions. This is impractical because the welding current has to be set low, which lowers the contact efficiency and narrows the allowable range of welding conditions.
[0044]
Conversely, when the A dimension is set to be as thick as 3.5 mm, the area required for heating increases due to the increase in the thickness of the
[0045]
From these experimental results, if the dimension A of the insert member is set to 1.0 mm to 3.0 mm, a stable and good back bead can be obtained. Among these, the median value of 2.0 mm can be judged as the optimum dimension.
[0046]
Further, a welding bead formed when the
[0047]
In addition, although the said embodiment demonstrated only the example in case a welding base material is a metal piping material, the welding method and insert member which concern on this invention are not restricted to a metal piping material, a metal plate and many other shapes. It can also be widely applied to butt welding of structural materials.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the groove butt welding method using the insert member according to the present invention and the insert member used therefor, it is possible to perform continuous welding with high quality and high reliability, while the existing cross-sectional shape of the joint portion. The V-shaped groove shape can be applied without additional machining, reducing the processing cost of the joint and facilitating the tacking work, thereby enabling high-quality groove butt welding using insert members in a wide range of industrial fields at low cost. Can be popularized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing an example in which a welding method according to the present invention is applied to a metal piping material.
FIGS. 2A and 2B show a first embodiment of the present invention, in which FIG. 2A is an enlarged cross-sectional view showing a portion where a joint portion and an insert member are brought into close contact with each other, and FIG.
FIGS. 3A and 3B show a second embodiment of the present invention, in which FIG. 3A is a partially enlarged sectional view in which a joint portion and an insert member are brought into close contact with each other, and FIG. 3B is a sectional view of an insert member alone;
4A and 4B show a third embodiment of the present invention, in which FIG. 4A is a partially enlarged cross-sectional view in which a joint portion and an insert member are brought into close contact with each other, and FIG. 4B is a cross-sectional view of a single insert member.
5A and 5B show a procedure of a temporary attachment step, in which FIG. 5A is a diagram showing a state in which an insert member is brought into contact with one joint portion, and FIG. 5B is a temporary attachment of the insert member and one joint portion. The figure which shows the state which carried out, (c) is a figure which shows the state which made the insert contact | abut to the joint part of the other c, and was temporarily attached.
6 is a cross-sectional view taken along the line VI-VI in FIG.
FIG. 7 is a schematic explanatory view of TIG welding.
FIG. 8 is a cross-sectional view of a weld bead.
FIG. 9 is a schematic explanatory diagram of MAG welding.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a case where the relationship between the A and B dimensions of the insert member satisfies A> B in a state where the V-shaped groove shape is applied.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a case where the B dimension of the insert member is excessive with respect to the A dimension.
FIG. 12 is a cross-sectional view of a V-shaped groove weld portion that does not use an insert member according to a conventional technique.
FIG. 13 is a cross-sectional view of a U-shaped groove welded part using an insert member showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
22 Electrode which becomes filler wire (melting rod) during MAG welding
Claims (13)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002111005A JP4128022B2 (en) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | Groove butt welding method using insert member and insert member used therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002111005A JP4128022B2 (en) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | Groove butt welding method using insert member and insert member used therefor |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003305568A JP2003305568A (en) | 2003-10-28 |
JP4128022B2 true JP4128022B2 (en) | 2008-07-30 |
Family
ID=29393973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002111005A Expired - Fee Related JP4128022B2 (en) | 2002-04-12 | 2002-04-12 | Groove butt welding method using insert member and insert member used therefor |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4128022B2 (en) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104816076B (en) * | 2015-03-27 | 2018-10-23 | 西安石油大学 | A kind of pipe pipe butt weld technologies for steel method of continuous pipe |
CN108941949B (en) * | 2018-08-23 | 2020-09-29 | 哈尔滨工业大学 | Welding method for reducing field welding stress deformation of thick-wall steel structure |
CN115008049A (en) * | 2022-04-28 | 2022-09-06 | 广船国际有限公司 | Welding method of large-gap ultra-thick plate and container |
-
2002
- 2002-04-12 JP JP2002111005A patent/JP4128022B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003305568A (en) | 2003-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4546230A (en) | Welding process using laser beam | |
JP2004306084A (en) | Combined welding method of laser welding and arc welding | |
KR100811920B1 (en) | Welding method of one side of welding butt joint | |
JPH08243754A (en) | Internal welding method for clad steel pipe | |
JP4978121B2 (en) | Butt joining method of metal plates | |
JP4128022B2 (en) | Groove butt welding method using insert member and insert member used therefor | |
JP2023092555A (en) | Copper and stainless steel joined body and copper and stainless steel welding method | |
JPH06114587A (en) | Butt welding method for thick plates | |
KR100895348B1 (en) | Gas tungsten arc welding method using activated flux | |
KR20120135966A (en) | A spot welding electrode | |
JPH0871755A (en) | Butt one side welding method of aluminum alloy member | |
JP2833279B2 (en) | Steel pipe welding method | |
JPH08276273A (en) | Butt welding method for clad steel | |
US7371994B2 (en) | Buried arc welding of integrally backed square butt joints | |
KR100666788B1 (en) | One side welding method of butt joint of ship welding | |
JP2704452B2 (en) | Butt joining method of coated composite material, method of manufacturing long composite pipe by the joining method, and pipe for transporting metal scouring substance | |
JP4305888B2 (en) | Welding method for cylindrical members | |
JPH0615110B2 (en) | One-sided welding method | |
JP5483553B2 (en) | Laser-arc combined welding method | |
KR20250026652A (en) | High energy keyhole welding method and pipe assembly therefrom | |
CN114406471A (en) | Laser-arc hybrid welding method for exhaust pipe cylinder and flange | |
JP5017576B2 (en) | Butt TIG welding method | |
JPS6092077A (en) | Welding method of butted part of pipe | |
JPS5927784A (en) | All-position TIG Uranami welding method using an electrode with a special tip shape | |
CN119426803A (en) | Economical welding method for stainless steel composite plate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080507 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080513 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |